JPH0911842A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JPH0911842A
JPH0911842A JP7164856A JP16485695A JPH0911842A JP H0911842 A JPH0911842 A JP H0911842A JP 7164856 A JP7164856 A JP 7164856A JP 16485695 A JP16485695 A JP 16485695A JP H0911842 A JPH0911842 A JP H0911842A
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JP
Japan
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inflator
airbag
gas
air bag
rectifying member
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JP7164856A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Harada
博充 原田
Mineo Akamatsu
峰雄 赤松
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Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エアバッグの膨張初期段階から積極的にガスの
噴出方向を規定し、エアバッグカバーの開裂を容易にす
ると共に、エアバッグが膨張後期においても乗員を効果
的に保護するように展開できるエアバッグ装置を提供す
る。 【構成】一端部側から周縁にガスを噴出する長円筒状の
インフレータ(5) を備えたエアバッグ装置(1) にあっ
て、前記インフレータ(5) のガス噴出口の周辺に密接し
て嵌着する筒体からなり、同筒体の一部を軸線に沿って
直線状に膨出させた膨出部(6c)が形成され、同膨出部に
はガス噴出開口(6d)を有し、同開口付近にはガス流に対
峙して案内壁(6f)が形成された、インフレータ(5) から
エアバッグ(4) 内へのガスの流入を規定するための整流
部材(6) を装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両が衝突した際など
の衝撃から乗員を保護するためのエアバッグ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、ドライバー用のエアバッグ装
置はステアリングホイールのセンタパッドに内蔵され、
車両が衝突した時などにその衝撃を検出してエアバッグ
が起動し、エアバッグがセンタパッドからドライバーに
向けて外部に飛び出し、ドライバーを保護するようにな
っている。
【0003】エアバッグを膨張させるためのガスを発生
させるインフレータとしては、金属製の容器の中央部に
少量の点火薬剤を入れ、その周囲に点火薬剤との化学反
応により、瞬時に大量の窒素ガスなどを発生させる錠剤
を配し、長さに比べて径が大きい、いわゆる偏平の円盤
状の形をなすインフレータが知られている。
【0004】このような従来の化学薬品の燃焼によりガ
スを発生させるインフレータでは、エアバッグ展開時に
高温、高圧のガスがインフレータの噴出口から放射状に
噴射される。このため、エアバッグの理想的な展開を実
現するには、これを考慮してエアバッグカバーの取付部
付近には特に熱的特性を配慮した材料を用いてエアバッ
グカバーを成形しなければならず、コストの増加につな
がる。
【0005】さらにまた、エアバッグは円盤状のインフ
レータの周縁及び表面部に効率的に折り畳んで、ベース
プレートとエアバッグカバーとで形成される空間に格納
されるが、エアバッグは嵩張るため、この格納作業は手
間がかかり生産効率を著しく低下させる上、エアバッグ
装置が大型になり、計器の視認性を悪化させるとともに
外観が好ましくなく、また製造工程の自動化も困難とな
る。
【0006】このような従来の課題を解決する手段とし
て、例えば米国特許第5,340,147号明細書に
は、高圧縮された気体を充填したコンパクトな容器と、
同気体容器を局部的に破壊する起動装置とを内蔵した、
長円筒状のインフレータを使用したエアバッグ装置が開
示されている。このエアバッグ装置のインフレータは、
車両の衝突などの衝撃を関知して、起動装置により気体
容器を破壊し、高圧縮された気体をエアバッグ内に噴出
させることにより、エアバッグを膨張させる。
【0007】このエアバッグ装置においては、エアバッ
グに少なくともインフレータの長さと同一の長さの開口
部が設けられ、同開口部にインフレータを収納してか
ら、その端円を重ね合わせる。こうしてエアバッグをイ
ンフレータに装着した状態で、ボルト等の固着手段によ
りインフレータをベースプレートの上方に横臥状態にセ
ットして固定している。インフレータを長円筒状とする
ことにより、エアバッグはインフレータの下方に形成さ
れる空間に簡単に折り畳んで格納することができ、エア
バッグ装置も小型化できる。
【0008】また、単に高圧縮の気体を噴出してエアバ
ッグを膨張させるため、従来の化学反応により気体を発
生させる場合に発生する高温の心配がなく、エアバッグ
やエアバッグカバーの材質に対する熱的特性を特に配慮
する必要がない。
【0009】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ごとき長円筒状のインフレータにあっては、気体容器の
破壊が起動装置の物理的作用、すなわち気体容器を破壊
する部材を同気体容器に向けて強く衝突させることによ
り行われるため、気体容器と起動装置とは直線上に配置
しなければならない。従って、気体容器の破壊位置は長
円筒状インフレータの端部に限られ、更に前記気体容器
及び起動装置を鋼鉄などからなる長円筒状外殻構造体に
内蔵してインフレータを構成するため、インフレータの
ガス噴出口は端部に形成される。このインフレータをエ
アバッグカバー内の上方に横臥状態で収容するため、ガ
スの噴出口はエアバッグ装置の中心からは偏位した位置
にあり、エアバッグの展開バランスが悪くなる。
【0010】このガス噴出位置の偏位による上述の課題
を解決する対策として、上述の米国公報においては、通
気性を有する編地製の袋状物をインフレータとエアバッ
グとの間に介装している。この方法によれば、エアバッ
グの膨張後期の展開バランスは良好になるが、ガスの噴
出直後には上述の袋状物もインフレータに密着した状態
にあり、積極的にガスを拡散させる効果は期待できず、
エアバッグはまずガス噴出口近傍から膨張を開始し、エ
アバッグカバーの右又は左半分のエアバッグカバーの周
壁に近い部位に初期の開裂圧力が集中することになる。
このエアバッグカバーの周壁に近い部位は、中心部に比
べて開裂に要する圧力が高く、更にエアバッグカバーの
開裂後も、エアバッグの初期展開が左右どちらかに偏る
のでエアバッグの展開バランスを悪くする。従って、エ
アバッグが膨張の初期段階において乗員の腹部及び胸部
の中心を保護することは不十分となり、エアバッグ装置
の効果的な作動が期待できない。
【0011】本発明は上述の問題点を解決するためにな
されたもので、ガス噴出口を端部に有する長円筒状のイ
ンフレータを採用したエアバッグ装置において、エアバ
ッグの膨張初期段階から積極的にガスの噴出方向を規定
し、エアバッグカバーの中心部の開裂の容易な箇所に向
けてエアバッグを膨張させると共に、乗員を効果的に保
護するようにエアバッグを展開させるエアバッグ装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、ガスを噴出する長円筒状のインフレータと、同イン
フレータから噴出されるガスにより膨張するエアバッグ
と、インフレータ及びエアバッグを収納するケース体と
をベースプレートに固設してなるエアバッグ装置であっ
て、 前記インフレータのガス噴出口は長手方向の一端
部に偏って設けられ、そのガス噴出口を含んでインフレ
ータの全長の少なくとも1/2を覆うとともに、前記イ
ンフレータの略中央部に該当する位置に開口を有し、前
記エアバッグ内へのガス流入方向を規制するための整流
部材を備えてなることを特徴とするエアバッグ装置が提
供される。
【0013】そして、前記整流部材は、前記インフレー
タの軸線に沿って一部を膨出させた膨出部が形成されて
なる前記整流部材の前記膨出部内において、前記開口付
近にガス流を案内する案内壁が形成されることが好まし
く、更には同案内壁はインフレータに一体的に設けられ
ることが好ましい。
【0014】
【作用】エアバッグ装置を組み立てるには、先ず長円筒
状のインフレータに整流部材を装着する。この状態でイ
ンフレータ及び整流部材をエアバッグのベントホールか
らエアバッグの内部に挿入する。エアバッグの内部に挿
入されたインフレータのリード線及びコネクタをエアバ
ッグのリード線挿通孔から引き出し、インフレータの固
着ボルトを同エアバッグのボルト挿通孔から突出させて
からインフレータの円筒本体及び整流部材をエアバッグ
で内包する。その後インフレータのフランジ部をリード
線挿通孔と重ね合わせて、エアバッグを挟持するように
リテーナをフランジ部に嵌合させる。こうしてエアバッ
グの内部にインフレータ及び整流部材を装着してから、
整流部材の膨出部を上方に向けてベースプレートに固着
する。その後、エアバッグをベースプレートのエアバッ
グ支持面上に予め決められた順序で折り畳み、エアバッ
グカバーの内部に押し込み、同カバーの周縁部をベース
プレートの周縁取付部に取付固定する。
【0015】本発明によるエアバッグ装置は、車両に衝
撃が加わりそれを関知してインフレータの起動装置によ
りガス容器が破壊されガスが噴出すると、インフレータ
の端部から噴出したガスは、整流部材の膨出部を通っ
て、エアバッグカバーの中心に向けて、エアバッグ内に
噴出される。エアバッグは膨張を開始し、この膨張圧に
よりエアバッグカバーを開裂し、乗員の腹部及び胸部に
向けて更にバランスよく膨張する。このため、乗員を効
果的に保護することができる。
【0016】更には、インフレータの端部においてエア
バッグをリテーナで堅固に挟持するときは、インフレー
タとエアバッグを強固に支持固定することができ、エア
バッグにインフレータを取り付けるために設けられた孔
部の周囲においてエアバッグを破損させたりガス抜けを
確実に防止する。また、長円筒状のインフレータの略全
長にわたる周面の大半でエアバッグを支持するので、同
支持領域の全域でエアバッグ膨張展開時の負荷を支える
ことができ、エアバッグを効果的に膨張させる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図示実施例により具体的に説
明する。図1は、本発明による代表的なエアバッグ装置
を装着したステアリングホイールの正面図であり、図2
は図1におけるI−I線の矢視断面図である。
【0018】ステアリングホイール10はそのホイール
リング10aの中心から下方に偏位した位置に複数のス
ポーク10bを介してボスプレート11に連結されて構
成される。ボスプレート11の裏面側にはボス12が突
出しており、このボス12はステアリングホイールシャ
フト13の上端に固着されている。前記ボスプレート1
1の左右端部にはブラケットが突設されており、このブ
ラケットには、エアバッグモジュール1のベースプレー
ト2の取付片2eが図示せぬキャップボルトなどで締結
されている。
【0019】エアバッグモジュール1はベースプレート
2、エアバッグカバー3、エアバッグ4、インフレータ
5、整流部材6及びリテーナ7を備えており、図示例に
おいて前記エアバッグカバー3は従来と同様に軟質の各
種エラストマー樹脂から形成され、取付枠部3aと同取
付枠部3aの一面側に周囲を越えて延びる庇部を有する
平板状の開裂部3bとからなり、前記開裂部3bには略
H字状に肉薄線部からなるテアライン3cが形成され、
取付枠部3aにはベースプレート2への固着孔3dが形
成されており、従来と実質的に変わるところがない。
【0020】エアバッグ4、インフレータ5及び整流部
材6はベースプレート2とエアバッグカバー3との間に
形成される空間に収納されており、本実施例におけるイ
ンフレータ5及び整流部材6は前記収納空間内の上方に
横臥して配され、その前方及び下方の空間部にエアバッ
グ4が折り畳まれている。
【0021】以下、前記エアバッグモジュール1につい
て、インフレータ5及び整流部材6を中心に、各部材の
構成を詳説する。図3は本発明のエアバッグモジュール
の代表的な第1実施例の構造を一部省略して示した分解
斜視図であり、図4は同実施例を組み立てたときの断面
図である。インフレータ5の形状は従来のような偏平な
円盤状ではなく、両端が閉塞された細長い、例えば厚肉
の金属製円筒体からなる。この本体は大径本体5a及び
小径本体5bとから構成され、大径本体5aは小径本体
5bより、後述する整流部材6の壁の厚み分だけ大き
い。これら本体5a,5bの内部には大量の不活性ガ
ス、例えば窒素ガス等を圧縮収納した図示せぬ高圧ガス
容器と、エアバッグ装置が作動する時に前記高圧ガス容
器の壁面を局部破壊する図示せぬ起動部とを内蔵してい
る。
【0022】大径本体5a側の端面にはフランジ5cを
有し、端面の中央部は円形の凹部5dが形成されてい
る。同凹部5dの略中央からは、図示せぬインフレータ
内部の起動装置に接続された二本のリード線50,50
が引き出されている。このリード線50,50の先端に
は、リード線50,50をステアリングホイールとイン
ストルメントパネル側に設けたコントローラユニットな
どに接続するケーブルリールデバイス30などに接続す
るためのコネクタ51が設けられている。これらは、車
両に衝撃を受けた際にコントローラユニットなどから出
力される起動信号を、図示せぬインフレータ内部の起動
装置に接続する。また、端面の凹部5dの外周には複数
のねじ孔5eが設けられている。
【0023】小径本体5b側の端部近傍にはリング状に
凹部5fが形成されており、その周面にはガス噴出口5
gが複数形成されている。また端面からは偏心した位置
に取付ボルト5hが突設されている。
【0024】本発明の最も重要な部材である整流部材6
はその内径がインフレータ5の小径本体5bの外径と略
一致しており、一端が閉塞し他端が開放した有底の筒体
で、この整流部材6は鋼板などをプレス成形および接合
などして形成される。閉塞端6aにはインフレータ5の
取付ボルト5hが挿通可能なように取付ボルト挿通孔6
bが穿設されている。更に同筒体の一部を軸線に沿って
直線状に膨出させて膨出部6cが形成されており、同膨
出部6cの開放端近傍には開口6dが設けられ、この膨
出部6c内部は、閉塞端から開口6dに連通する略直方
形の空間を形成している。この開口6dは膨出部6cの
上面を開放端側の辺を残してコ字状に切り込み、この切
り込み片を膨出部6cの内部に向けて折り曲げて形成さ
れ、切り込み片6eは膨出部6cの開放端を閉鎖し、ガ
ス流を開口6dに案内する案内壁6fとなる。
【0025】リテーナ7は前記インフレータ5の大径本
体5aの端面に嵌合する、リング状の部材である。即
ち、平板のリング体7aの内周縁及び外周縁にそれぞれ
同一方向に低い周壁部7b,7cが立設されており、内
周壁部7bの径は大径本体5aの凹部5dの径と略同一
で、外周壁部7cの径は大径本体5aのフランジの径と
略同一である。また平板リング体7aには複数のネジ孔
7dが形成されている。
【0026】本実施例に適用されるエアバッグ4は材質
的に従来のものと変わるところはなく、円形の例えばナ
イロン繊維の織布を二枚合わせて外周を縫合した完全な
袋状をなしており、図3に示すように、膨張時のエアバ
ッグ4に外圧が働いたとき所定の速度で抜気するための
ベントホール4aが形成されている。このベントホール
4aはインフレータ5の最大径よりも僅かに大きく形成
されており、エアバッグ装置の組み立て時にインフレー
タ5をエアバッグ4の内部に収納する際、同ベントホー
ル4aからインフレータ5を容易に挿入できる。更にエ
アバッグ4には、インフレータ5から延びるリード線を
引き出すためのリード線挿通孔4b及びインフレータ5
の取付ボルト5hを挿通するための取付ボルト挿通孔4
cが設けられ、リード線挿通孔4bの周囲には複数のネ
ジ挿通孔4dが形成されている。
【0027】ベースプレート2はインフレータ支持面2
a、エアバッグ支持面2b及びこれら両面の間にある斜
面2cを上面とし、その周縁から垂直に下方に延びる周
壁部2dを有する矩形の箱形状をなし、周壁部2dには
ボスプレート取付片2eが突設されていると共に複数の
固着孔2fも形成されている。前記インフレータ支持面
2aにはインフレータ5を固着支持するための固着部材
2gがリベット止め、熔接などによりベースプレート2
に一体に取り付けられている。固着部材2gはインフレ
ータ5の両端を固着支持するための一対のブラケット2
h,2iを有し、両ブラケット2h,2i間の距離はイ
ンフレータ5の長さにエアバッグ4の織布2枚分の厚み
を加えた長さと同一である。一方のブラケット2hには
中央にインフレータ5のリード線50を引き出すための
リード線挿通孔2jが形成され、その周囲には複数のネ
ジ孔2kが形成されている。他方のブラケット2iには
楔状の切り欠き2mが形成され、同楔状切り欠き2mの
閉鎖端にはインフレータ5の取付ボルトが嵌合される。
【0028】これらの構成部材を組み立ててエアバッグ
モジュール1とするには、まず長円筒状のインフレータ
5の小径本体5bを整流部材6に収容し、取付ボルト5
hを整流部材6の取付ボルト挿通孔6bから突出させ
る。この状態でインフレータ5及び整流部材6をエアバ
ッグ4内にベントホール4aから挿入する。エアバッグ
4の取付ボルト挿通孔4cから取付ボルト5hを外部に
突出させると共に、リード線挿通孔4bからリード線5
0およびコネクタ51を引き出し、エアバッグ4のネジ
挿通孔4dとインフレータ5のネジ孔5eとを一致させ
て、同リード線挿通孔4bと大径本体5aの端面とを重
ね合わせる。次にリテーナ7を大径本体5aの端面にエ
アバッグ4を重ねた状態で、リテーナ7のネジ孔7dと
エアバッグ4のネジ挿通孔4d及びインフレータ5のネ
ジ孔5eとを一致させて、エアバッグの上から大径本体
5aの端面に嵌合させる。従って、エアバッグ4のリー
ド線挿通孔4bの周囲はリテーナ7の内周壁部7b及び
外周壁部7cとインフレータ5のフランジ5c及び凹部
5dとで屈曲されて挟持される。
【0029】こうしてエアバッグ4内にインフレータ5
及び整流部材6を装着固定した状態で、整流部材6の膨
出部6cを上方に向けてベースプレート2に固着する。
このとき、エアバッグ4の取付ボルト挿通孔4cから突
出している取付ボルト5hをベースプレート2のブラケ
ット2iの楔状切り欠き2mに嵌合させ、ブラケット2
iの外側から、取付ボルト5hをワッシャ20を介して
ナット21により固着する。このナット21としては取
付ボルト5hに螺合可能であって、たとえばナイロン樹
脂などを埋没して取付ボルト5hのねじ山などに弾性的
に係合ロックするロックナットなどを使用することがで
きる。他端のブラケット2hはそのネジ孔2kとリテー
ナ7のネジ孔7dとを一致させ、複数のネジ22で固着
する。その後、エアバッグ4をベースプレートプレート
2のエアバッグ支持面2b上に折り畳み、上方からエア
バッグカバー3をかぶせてエアバッグカバー3の取付枠
部3aをベースプレート2の周壁部2dの外側に嵌合
し、それぞれの固着孔2f,3dを一致させてからリベ
ット23を挿入し加締め固着する。
【0030】このインフレータ5とベースプレート2と
の固着状態にあっては、取付ボルト5hはインフレータ
5の中心から偏心した位置に形成されており、更にはブ
ラケット2hの側からは、同ブラケット2hとリテーナ
7及びインフレータ5とがネジ22で固着されているた
め、インフレータ5がベースプレート2の固着部材2g
に対して回動することがない。
【0031】本発明のエアバッグモジュール1は車体に
所定の衝撃力を受けると、衝撃センサ、速度センサ、加
速度センサなどからの信号の波形を、それらのセンサが
接続されるコントロールユニットによって解析して、車
両の衝突発生の有無とエアバッグ4の展開の要否を瞬時
に判断し、エアバッグ4の展開が必要と判断した場合に
はケーブルリールデバイス30を介してステアリングホ
イール10に取付けたエアバッグモジュール1内のイン
フレータ5に起動のための電気エネルギーを供給する。
これにより起動装置が作動し、インフレータ5内部の高
圧ガス容器の所定の側壁のシールを破り、ガス噴出口5
gから大量のガスが噴出する。このガスは整流部材6の
膨出部6c内部を通って開口6dからエアバッグ4内部
に急速に流入される。このとき膨出部6cの開放端部
は、切り込み片により形成された案内壁6fがガスの進
行方向に対して略垂直に立設されているので、ガスの進
路をエアバッグカバー6に向けて案内することができ
る。
【0032】そのため、エアバッグの展開に際しては、
上方に横臥状態で設置されるインフレータ5の端部に偏
在するガス噴出口5gから瞬時にかつ大量に吐出される
不活性ガスを整流部材6によって、エアバッグカバー3
の略H字状をなすテアライン3cの水平横断部中央C2
に向けて案内させているため、エアバッグカバー3の円
滑な展開を達成すると共に、主なエアバッグ装置の下方
に格納されるエアバッグ4を展開初期に乗員の腹部およ
び胸部に向けて膨出させ、乗員保護に効果的にエアバッ
グ4を展開させることができる。
【0033】また、インフレータ5は長円筒形状をなし
ているため、エアバッグ4の展開時のバッグ4の負荷を
インフレータ5の略全長にわたり支持し、エアバッグ4
の引っ張り応力の局部的な集中を低減することができ、
特にエアバッグ4の取付部でもある、種々の孔部を従来
のように厳重に補強する必要がなくなり、装置がコンパ
クトにできると共に低コスト化を達成する。
【0034】また、インフレータ5を長円筒形状とし、
同インフレータ5をその両端においてベースプレート2
に固着する構造を採用したことにより、エアバッグ4の
リード線挿通孔4bの周囲を、インフレータ5の大径本
体5aの端面とリテーナ7の平板リング体7aとによっ
て挟持し、更にリテーナ7の内周壁部7b及び外周壁部
7cとインフレータ5のフランジ5c及び凹部5dとで
エアバッグ4を屈曲して挟持することができるため、エ
アバッグ4の固着部におけるガス抜けが防止される。ま
たエアバッグ4とインフレータ5とがずれることがない
ため、これらを挟持して固着しているベースプレート2
への固着のネジや取付ボルトの締め付けが緩むこともな
く、ベースプレート2への取り付けが強固になる。
【0035】更には、インフレータ5の重心C1 は操舵
中立状態におけるステアリングシャフトの回転軸C0
りもステアリングホイールの上方に位置すると共に、イ
ンフレータ5に接する箇所から下方に亘って、エアバッ
グ4を折り畳み収納できるため、従来の偏平な円盤状の
インフレータをかわすように折り畳んだ構成に比べて作
業性が良好であると共に、複数のスポーク10bが下方
に偏在する標準的なステアリングホイールにあっても、
重量バランスが大幅に改善され、操作性が向上する。
【0036】本発明は、上述したように整流部材6によ
り噴出ガスをインフレータ5の中心部、即ちエアバッグ
モジュール1の中心に向けて誘導することにあり、この
整流部材6の膨出部6cの開口6d付近において、ガス
流と対峙する方向に案内壁6fを設け、ガス流を案内す
ることが重要である。以下、図5乃至図10に案内壁6
fの変形例を示す。
【0037】図5は、整流部材6の膨出部6cにおい
て、開放端側の両側壁部から突設片6gを突設し、これ
ら突設片6g,6gを突き合わせて点熔接して案内壁6
fを形成している。また、更に他の変形例として、整流
部材6の膨出部6cにおいて、開放端側の一方の側壁部
から突設片を突設し、この突設片を他方の側壁部に点熔
接し、案内壁6fを形成することもできる。勿論これら
の案内壁6fによっても、上述の実施例と同一の効果を
得ることができる。
【0038】さらに図6には、膨出部6cの上面の切り
込み片6eを膨出部6cの内部に向けて斜めに傾斜させ
て折り込み、膨出部6cの開放端を閉鎖すると共にガス
流を案内する、傾斜案内壁6hを形成する。この傾斜案
内壁6hは図示した直線状のほかにインフレータ5の外
表面近傍から整流部材6の開口6dにかけて切り込み片
6eを長さ方向に傾斜の勾配を連続的に変化させた二次
元曲面や、さらに切り込み片6eを幅方向にも湾曲させ
た三次元曲面とすることもできる。このように案内壁を
傾斜させることで、高速なガスの流出においてもガスの
流れ抵抗を低減でき、円滑にガスをエアバッグ4内に案
内できるので、エアバッグ4が一層の円滑に展開する。
【0039】図7は、インフレータ5の小径本体5bの
大径本体5aとの接続部に、整流部材6の膨出部6cと
略同一の高さで案内壁部材31を熔接やリベット止めな
どで強固に固着している。この案内壁部材31はインフ
レータ5を整流部材6に装着した際に整流部材6の膨出
部6cの開放端部を閉鎖し、インフレータ5の全長方向
に平行して進むガスの流れをエアバッグカバー3の方向
に案内する。この変形例においては、案内壁部材31は
ベースプレート2に強固に取り付けられているインフレ
ータ5に固着されているため、ガスの噴出圧に対しても
変形せず、ガスの開口6dからの流出を着実に案内でき
ると共に、整流部材6のインフレータ5に対する回転方
向の位置決めもできる。
【0040】また、図8に示す変形例においては、イン
フレータ5′は上述した実施例のように本体を2つの異
径体に分割せず、1つの一定径の本体5a′からなる。
この場合も整流部材6の内径はインフレータ5′の本体
5a′の外径と同一とし、インフレータ5′のガス噴出
孔5gを有する側に密接して嵌着される。
【0041】更には図9に示すように、整流部材6の開
口6dを複数設けることも可能である。図9では、開口
6d,6d′を形成するため、膨出部6cの上面のコ字
状の切り込み片6eの手前に更に小さい切り込み片6
e′を設け、これら切り込み片6e,6e′を膨出部6
cの内部に向けて斜めに傾斜させて折り込んでいる。更
に切り込み片6eは膨出部6cの開放端を閉鎖すると共
にガス流を案内する傾斜案内壁6hを形成し、切り込み
片6e′は膨出部6cの中央部でガス流を案内する案内
壁6h′を形成する。このように二つの開口6d,6
d′を設けることにより、これら開口6d,6d′から
高速で噴出される二つのガス流の間に相対的且つ局部的
な低圧部が形成される。これらの二つのガス流は互いに
引き合い、ガス流の拡散を抑制するため、エアバッグカ
バー3の所望の位置にガス流を集中させることができ、
エアバッグカバー3の開裂をより容易にし、エアバッグ
4を効果的に膨張させることができる。
【0042】また、図10に示すように膨出部6cの上
面のコ字状の切り込み片6eにすぐ隣接して逆コ字状の
切り込み片6iを設け、切り込み片6eを膨出部6cの
内部に向けて斜めに傾斜させて折り込むと共に、切り込
み片6iを膨出部6cの外部に向けて斜めに傾斜させて
折る。切り込み片6eは膨出部6cの開放端を閉鎖しガ
ス流を案内する傾斜案内壁6hを形成し、切り込み片6
iは整流部材から流出したガスを案内する外部案内壁6
jを形成する。これによりインフレータ5から噴出され
たガスは先ず傾斜案内壁6hにより整流部材6の開口6
dから円滑に外部に噴出され、その後も外部案内壁6j
によりその流出方向をエアバッグカバー3の開裂部に向
けて積極的に規定され、エアバッグ4を効果的に膨張さ
せる。
【0043】なお、上述の実施例はステアリングホイー
ルに取り付けられるエアバッグモジュールについて説明
したが、本発明に係るエアバッグ装置は例えばインスト
ルメントパネル等の内部に装備される助手席用エアバッ
グ装置、或いはシートバックに取り付けられる後席搭乗
者用エアバッグ装置等にも当然に適用が可能である。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のエアバッグ
装置によれば、長円筒状のインフレータ本体のおよそ半
分長を整流部材により覆い、ガスのエアバッグ内への噴
出方向をエアバッグの中央に向けて規定するため、エア
バッグの初期膨張がその中央部において行われ、エアバ
ッグカバーの開裂をより容易にさせる。更に、エアバッ
グの展開後期においてもガス流が規定され続けるため展
開バランスが良く、効果的に乗員を保護することができ
る。
【0045】また、整流部材のガス噴出口(開口)付近
に案内壁を設けることにより、ガスの慣性流動によるガ
ス噴出口通過流を防止して、ガスの流れをエアバッグ方
向に案内できる。これにより単純に流路の壁面に通孔を
設けた場合生じる流路端末に達したガスの反転流をなく
すことができ、一定の方向にガスを流出させることがで
きる。従って、ガス流抵抗が減少し、ガスを円滑にエア
バッグ内に流入させることができる。
【0046】更には、整流部材は構造が簡易で小型であ
るため、エアバッグ装置の軽量化とコストダウンが図れ
ると共に、特に整流部材の開口付近の案内壁は種々の変
形が可能であり、この変形においてエアバッグの展開形
態を制御でき、各種の車体に適合したエアバッグ装置の
製造が容易となる。
【0047】またインフレータの端面形状に適合した形
状のリテーナにより、インフレータと共にエアバッグを
挟持することで、エアバッグとインフレータとの固着を
確実にしガス抜けが防止されると共に、エアバッグの膨
張時における取り付け位置でのエアバッグの欠損がな
く、理想的な膨張形態を容易に実現できる。また、長円
筒状のインフレータの略全長にわたってエアバッグを支
持するので、同支持領域の全域でエアバッグ膨張展開時
の負荷を支えることができ、エアバッグを効果的に膨張
させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による代表的なエアバッグ装置を装着し
たステアリングホイールの正面図である。
【図2】図1におけるI−I線の矢視断面図である。
【図3】本発明の代表的な実施例のエアバッグモジュー
ルの構造を一部省略して示した分解斜視図である。
【図4】本発明の代表的な実施例を組み立てたときの断
面図である。
【図5】本発明の主要部である整流部材の変形例を示す
斜視図である。
【図6】本発明の主要部である整流部材の他の変形例を
インフレータに装着したときの一部断面図である。
【図7】本発明の主要部である整流部材の更に他の変形
例をインフレータに装着したときの一部断面図である。
【図8】本発明のインフレータの変形例に整流部材を装
着したときの一部断面図である。
【図9】本発明のインフレータの変形例に整流部材の更
に他の変形例を装着したときの一部断面図である。
【図10】本発明のインフレータの変形例に整流部材の
更に他の変形例を装着したときの一部断面図である。
【符号の説明】
1,1′ エアバッグモジュール 2 ベースプレート 2a インフレータ支持面 2b エアバッグ支持面 2c 斜面 2d 周壁部 2e ボスプレート取付片 2f 固着孔 2g 固着部材 2h,2i ブラケット 2j リード線挿通孔 2k ネジ孔 2m 楔状切り欠き 3 エアバッグカバー 3a 取付枠部 3b 開裂部 3c テアライン 3d 固着孔 4 エアバッグ 4a ベントホール 4b リード線挿通孔 4c 取付ボルト挿通孔 4d ネジ挿通孔 5,5′ インフレータ 5a 大径本体 5a′ 本体 5b 小径本体 5c フランジ 5d 凹部 5e ねじ孔 5f 凹部 5g ガス噴出口 5h 取付ボルト 6 整流部材 6a 閉塞端 6b 取付ボルト挿通孔 6c 膨出部 6d,6d′開口 6e,6e′切り込み片 6f 案内壁 6g 突設片 6h 傾斜案内壁 6h′ 案内壁 6i 切り込み片 6j 外部案内壁 7 リテーナ 7a 平板リング体 7b 周壁部 7c 外周壁部 7d ネジ孔 10 ステアリングホイール 10a ホイールリング 10b スポーク 11 ボスプレート 12 ボス 13 ステアリングホイールシャフト 20 ワッシャ 21 ナット 22 ネジ 23 リベット 30 ケーブルリールデバイス 31 案内壁部材 50 リード線 51 コネクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスを噴出する長円筒状のインフレータ
    と、同インフレータから噴出されるガスにより膨張する
    エアバッグと、インフレータ及びエアバッグを収納する
    ケース体とをベースプレートに固設してなるエアバッグ
    装置であって、 前記インフレータのガス噴出口は長手方向の一端部に偏
    って設けられ、そのガス噴出口を含んでインフレータの
    全長の少なくとも1/2を覆うとともに、前記インフレ
    ータの略中央部に該当する位置に開口を有して前記エア
    バッグ内へのガス流入方向を規制するための整流部材を
    備えてなることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 前記整流部材は、前記インフレータの軸
    線に沿って一部を膨出させた膨出部が形成されてなる請
    求項1記載のエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 前記整流部材の前記膨出部内において、
    前記開口付近にガス流を案内する案内壁が形成されてな
    る請求項1記載のエアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 前記案内壁がインフレータに一体的に設
    けられてなる請求項3記載のエアバッグ装置。
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