JPH09118249A - 走行作業機における操向制御装置 - Google Patents
走行作業機における操向制御装置Info
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- JPH09118249A JPH09118249A JP26448396A JP26448396A JPH09118249A JP H09118249 A JPH09118249 A JP H09118249A JP 26448396 A JP26448396 A JP 26448396A JP 26448396 A JP26448396 A JP 26448396A JP H09118249 A JPH09118249 A JP H09118249A
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Landscapes
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンバイン等の左右一対の走行クローラを備
えた走行作業機における旋回操作に伴うオペレータの危
険性を無くする。 【解決手段】 走行作業機における左右一対の走行クロ
ーラを、油圧ポンプおよび油圧モータから成る左右別別
の油圧式駆動手段にて駆動し、左右の油圧モータの回転
数を制御するための制御手段は、旋回時における旋回外
側の油圧モータの回転数の単位時間当たりの減速比率よ
りも、旋回内側の油圧モータの回転数の単位時間当たり
の減速比率を大きくなる演算を実行し(R1〜R8)、
左右両走行クローラに対する各油圧モータの回転数を直
進時よりも減速するように制御する(R9〜R12)。
えた走行作業機における旋回操作に伴うオペレータの危
険性を無くする。 【解決手段】 走行作業機における左右一対の走行クロ
ーラを、油圧ポンプおよび油圧モータから成る左右別別
の油圧式駆動手段にて駆動し、左右の油圧モータの回転
数を制御するための制御手段は、旋回時における旋回外
側の油圧モータの回転数の単位時間当たりの減速比率よ
りも、旋回内側の油圧モータの回転数の単位時間当たり
の減速比率を大きくなる演算を実行し(R1〜R8)、
左右両走行クローラに対する各油圧モータの回転数を直
進時よりも減速するように制御する(R9〜R12)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインや農作
業用または土木用のトラクタ等の左右一対の走行クロー
ラを備えた走行作業機における操向制御装置に関するも
のである。
業用または土木用のトラクタ等の左右一対の走行クロー
ラを備えた走行作業機における操向制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】コンバインやトラクタ等の走行作業機に
おける走行部を左右一対の走行クローラにて構成し、各
走行クローラを、一つの油圧ポンプと油圧モータとの組
により駆動させる、換言すれば、左右の走行クローラを
左右独立の油圧駆動系統(2ポンプ、2モータ形式)に
て駆動させて前進、旋回の操作を実行することが、例え
ば、特公昭54−34972号公報に開示されている。
おける走行部を左右一対の走行クローラにて構成し、各
走行クローラを、一つの油圧ポンプと油圧モータとの組
により駆動させる、換言すれば、左右の走行クローラを
左右独立の油圧駆動系統(2ポンプ、2モータ形式)に
て駆動させて前進、旋回の操作を実行することが、例え
ば、特公昭54−34972号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この先行技術によれ
ば、作物列の検出センサーと、左右の油圧モータの回転
数を制御するための各流量制御弁と、電気的制御回路と
を備え、前記検出センサーからの信号がないときには、
前記流量制御弁に直進指令信号を与えて機体を直進させ
るように制御するのであって、旋回制御時には、直進時
の基準信号をV1、検出センサーの旋回指令信号(V1
0)とし、左側の出力信号V2=V1−V10なる減算回
路を、右側の出力信号V3=V1+V10なる加算回路を
設け、この両回路の演算結果から旋回指令の信号を流量
制御弁に与えて、左右の走行クローラに対する各油圧モ
ータの回転数を各々変化させるように制御するものであ
る。
ば、作物列の検出センサーと、左右の油圧モータの回転
数を制御するための各流量制御弁と、電気的制御回路と
を備え、前記検出センサーからの信号がないときには、
前記流量制御弁に直進指令信号を与えて機体を直進させ
るように制御するのであって、旋回制御時には、直進時
の基準信号をV1、検出センサーの旋回指令信号(V1
0)とし、左側の出力信号V2=V1−V10なる減算回
路を、右側の出力信号V3=V1+V10なる加算回路を
設け、この両回路の演算結果から旋回指令の信号を流量
制御弁に与えて、左右の走行クローラに対する各油圧モ
ータの回転数を各々変化させるように制御するものであ
る。
【0004】例えば左旋回時には、左側(旋回内側)の
走行クローラが減速されるようにする一方、右側(旋回
外側)の走行クローラが速くなる(増速される)ように
流量制御弁に対して各々入力信号を与える。従って、こ
の先行技術においては、直進状態から旋回制御に移ると
き、旋回外側の走行クローラの速度が直進時の速度より
も大きくなり、旋回内側の走行クローラの速度は直進時
のそれより減速されるので、走行作業機に搭乗している
オペレータには急激に旋回外側に振り出されるような遠
心力が掛り易く、またその遠心力も大きくなり易いので
安全な走行作業が困難になるという問題がある。
走行クローラが減速されるようにする一方、右側(旋回
外側)の走行クローラが速くなる(増速される)ように
流量制御弁に対して各々入力信号を与える。従って、こ
の先行技術においては、直進状態から旋回制御に移ると
き、旋回外側の走行クローラの速度が直進時の速度より
も大きくなり、旋回内側の走行クローラの速度は直進時
のそれより減速されるので、走行作業機に搭乗している
オペレータには急激に旋回外側に振り出されるような遠
心力が掛り易く、またその遠心力も大きくなり易いので
安全な走行作業が困難になるという問題がある。
【0005】さらに、旋回外側の走行クローラの速度は
直進時の速度よりも増速され、且つ旋回内側の走行クロ
ーラの速度は直進時のそれより減速されるから、走行作
業機の旋回半径は必要以上に小さくなる方向に急激に変
化し易いので、作物列に追従したり、方向転換する操向
制御としては敏感過ぎるという問題もある。本発明で
は、これらの課題を解決すべくなされたものであって、
旋回作業の移行するとき、特に芯地旋回操作に移行する
ときも走行作業機に搭乗するオペレータに危険を及ぼさ
ないようにした走行作業機における操向制御装置を提供
することを目的とするものである。
直進時の速度よりも増速され、且つ旋回内側の走行クロ
ーラの速度は直進時のそれより減速されるから、走行作
業機の旋回半径は必要以上に小さくなる方向に急激に変
化し易いので、作物列に追従したり、方向転換する操向
制御としては敏感過ぎるという問題もある。本発明で
は、これらの課題を解決すべくなされたものであって、
旋回作業の移行するとき、特に芯地旋回操作に移行する
ときも走行作業機に搭乗するオペレータに危険を及ぼさ
ないようにした走行作業機における操向制御装置を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、走行作業機における左右一対の走行ク
ローラに、油圧ポンプおよび油圧モータから成る左右別
別の油圧式駆動手段にて各々動力伝達するように構成
し、前記左右の油圧モータの回転数を制御するための制
御手段を備えて成る走行作業機において、前記制御手段
は、前記左右両走行クローラに対する各油圧モータの回
転数を直進時よりも減速するように制御し、且つ旋回時
における旋回外側の油圧モータの回転数の単位時間当た
りの減速比率よりも、旋回内側の油圧モータの回転数の
単位時間当たりの減速比率を大きくなるよう制御すると
共に、芯地旋回操作時には、前記左右両走行クローラに
対する各油圧モータの回転数をさらに減速するように制
御するように構成したものである。
め、本発明では、走行作業機における左右一対の走行ク
ローラに、油圧ポンプおよび油圧モータから成る左右別
別の油圧式駆動手段にて各々動力伝達するように構成
し、前記左右の油圧モータの回転数を制御するための制
御手段を備えて成る走行作業機において、前記制御手段
は、前記左右両走行クローラに対する各油圧モータの回
転数を直進時よりも減速するように制御し、且つ旋回時
における旋回外側の油圧モータの回転数の単位時間当た
りの減速比率よりも、旋回内側の油圧モータの回転数の
単位時間当たりの減速比率を大きくなるよう制御すると
共に、芯地旋回操作時には、前記左右両走行クローラに
対する各油圧モータの回転数をさらに減速するように制
御するように構成したものである。
【0007】
【発明の効果】このように本発明では、直進状態から旋
回制御に移るとき、旋回内側の油圧モータも旋回外側の
油圧モータも同時に直進時の速度よりも減速側に制御さ
れる。そして、旋回外側の油圧モータの回転数の(単位
時間当たりの)減速比率よりも、旋回内側の油圧モータ
の回転数の(単位時間当たりの)減速比率を大きくなる
ように設定するので、その減速比率の差に応じて旋回内
側が外側より一層減速されて円滑な旋回作業を実行でき
るのである。
回制御に移るとき、旋回内側の油圧モータも旋回外側の
油圧モータも同時に直進時の速度よりも減速側に制御さ
れる。そして、旋回外側の油圧モータの回転数の(単位
時間当たりの)減速比率よりも、旋回内側の油圧モータ
の回転数の(単位時間当たりの)減速比率を大きくなる
ように設定するので、その減速比率の差に応じて旋回内
側が外側より一層減速されて円滑な旋回作業を実行でき
るのである。
【0008】このように、本発明では、旋回内側も旋回
外側も減速しつつ旋回するので、旋回外側を直進時より
増速側に制御し、旋回内側を減速側にする従来の制御の
場合のように、旋回内外での速度変化率に急激な変化を
生じさせないので、搭乗するオペレータに急激な遠心力
を与えることがない。さらに、本発明では、芯地旋回操
作時には、前記左右両走行クローラに対する各油圧モー
タの回転数をさらに減速するように制御するように構成
したものであるから、芯地動作における遠心力を大きく
しないことになり、格段に安全な操向作業や旋回作業を
簡単に行うことができるという顕著な効果を有するので
ある。
外側も減速しつつ旋回するので、旋回外側を直進時より
増速側に制御し、旋回内側を減速側にする従来の制御の
場合のように、旋回内外での速度変化率に急激な変化を
生じさせないので、搭乗するオペレータに急激な遠心力
を与えることがない。さらに、本発明では、芯地旋回操
作時には、前記左右両走行クローラに対する各油圧モー
タの回転数をさらに減速するように制御するように構成
したものであるから、芯地動作における遠心力を大きく
しないことになり、格段に安全な操向作業や旋回作業を
簡単に行うことができるという顕著な効果を有するので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1及び図2に示すように、符号
1は左右一対の走行クローラ2a,2bを有する汎用コ
ンバインの走行機体で、該走行機体1上には脱穀装置3
を搭載し、該脱穀装置3における扱室内の扱胴を、その
軸線が走行機体1の進行方向に沿うように配設し、その
下方には受け網とシーブ等による揺動選別装置と唐箕フ
アンの風による風選別装置とを備える。
態について説明する。図1及び図2に示すように、符号
1は左右一対の走行クローラ2a,2bを有する汎用コ
ンバインの走行機体で、該走行機体1上には脱穀装置3
を搭載し、該脱穀装置3における扱室内の扱胴を、その
軸線が走行機体1の進行方向に沿うように配設し、その
下方には受け網とシーブ等による揺動選別装置と唐箕フ
アンの風による風選別装置とを備える。
【0010】刈取前処理装置4は、前記脱穀装置3の前
部に開口し、油圧シリンダ6にて昇降自在な角筒状のフ
イーダハウス5と、該フイーダハウス5の前端に連設し
た横長のバケット状のプラットホーム7と、該プラット
ホーム7内に横設した掻き込みオーガ8と、その前方位
置のタインバー付きリール9と、プラットホーム7下面
側に左右長手に配設したバリカン状の刈刃10とから成
る。
部に開口し、油圧シリンダ6にて昇降自在な角筒状のフ
イーダハウス5と、該フイーダハウス5の前端に連設し
た横長のバケット状のプラットホーム7と、該プラット
ホーム7内に横設した掻き込みオーガ8と、その前方位
置のタインバー付きリール9と、プラットホーム7下面
側に左右長手に配設したバリカン状の刈刃10とから成
る。
【0011】図3に示すように、前記左走行クローラ2
aと右走行クローラ2bとは、各々別系統の油圧式駆動
手段である1油圧ポンプ・1油圧モータにて別々に駆動
する。即ち、走行機体1に搭載の一つのエンジン11か
ら左右の油圧ポンプ12a,12bに動力伝達してこれ
らを各々独立的に駆動する一方、左油圧ポンプ12aか
らの油圧にて左油圧モータ13aを駆動し、この左油圧
モータ13aにて左走行クローラ2aを別々に駆動す
る。
aと右走行クローラ2bとは、各々別系統の油圧式駆動
手段である1油圧ポンプ・1油圧モータにて別々に駆動
する。即ち、走行機体1に搭載の一つのエンジン11か
ら左右の油圧ポンプ12a,12bに動力伝達してこれ
らを各々独立的に駆動する一方、左油圧ポンプ12aか
らの油圧にて左油圧モータ13aを駆動し、この左油圧
モータ13aにて左走行クローラ2aを別々に駆動す
る。
【0012】他方、右油圧ポンプ12bにて右油圧モー
タ13bを駆動し、この右油圧モータ13bにて右走行
クローラ2bを駆動する。また、符号14a,14bは
前記各油圧モータ13a,13bに対する制御弁で、各
油圧モータにおける斜板角度を調節するための油圧流量
等を制御することにより、各油圧モータ13a,13b
の回転数及びその回転方向を正逆変更可能に構成するも
のとする。
タ13bを駆動し、この右油圧モータ13bにて右走行
クローラ2bを駆動する。また、符号14a,14bは
前記各油圧モータ13a,13bに対する制御弁で、各
油圧モータにおける斜板角度を調節するための油圧流量
等を制御することにより、各油圧モータ13a,13b
の回転数及びその回転方向を正逆変更可能に構成するも
のとする。
【0013】符号15a,15bは前記左右各油圧モー
タ13a,13bの出力軸または走行軸16の回転数を
検出する車速センサーで、各車速センサーは軸と一体的
に回転する歯面に電磁ピックアップを近接させてその磁
界の周期的変動から回転数を検出する等のセンサーを用
いることができる。符号17は走行機体1上の操縦部に
設けた一本の操作レバーで、該操作レバー17は走行機
体1の前後方向(A−B方向)と、左右方向(C−D方
向)とに回動可能に構成されている。
タ13a,13bの出力軸または走行軸16の回転数を
検出する車速センサーで、各車速センサーは軸と一体的
に回転する歯面に電磁ピックアップを近接させてその磁
界の周期的変動から回転数を検出する等のセンサーを用
いることができる。符号17は走行機体1上の操縦部に
設けた一本の操作レバーで、該操作レバー17は走行機
体1の前後方向(A−B方向)と、左右方向(C−D方
向)とに回動可能に構成されている。
【0014】その一つの実施例は、図4に示すように、
前後フレーム18,19間に横設した前後軸20に対し
てその軸線廻りにのみ回動自在に上面開放状の函体21
を装着し、該函体21の左右両側板21a,21aに回
動自在に装架した横軸22には、当該横軸22と一体的
に回動する操作レバー17を取付けし、操作レバー17
の下端には横軸22の軸線を回転中心とする車速ポテン
ショメータ23の円弧状の抵抗体23aの表面に摺動接
触する摺動子24を設け、前記函体21の前後側板の内
一方の側板21b外面に突出させた摺動子25が摺動接
触する円弧状の抵抗体26aを備えた旋回ポテンショメ
ータ26は、前記前後軸20を回転中心とするように後
フレーム19等に固定するものである。
前後フレーム18,19間に横設した前後軸20に対し
てその軸線廻りにのみ回動自在に上面開放状の函体21
を装着し、該函体21の左右両側板21a,21aに回
動自在に装架した横軸22には、当該横軸22と一体的
に回動する操作レバー17を取付けし、操作レバー17
の下端には横軸22の軸線を回転中心とする車速ポテン
ショメータ23の円弧状の抵抗体23aの表面に摺動接
触する摺動子24を設け、前記函体21の前後側板の内
一方の側板21b外面に突出させた摺動子25が摺動接
触する円弧状の抵抗体26aを備えた旋回ポテンショメ
ータ26は、前記前後軸20を回転中心とするように後
フレーム19等に固定するものである。
【0015】この構成によれば、操作レバー17は、前
後方向(A−B方向)に適宜角度(θ1)回動(傾斜)
した状態で、左右方向(C−D方向)に適宜角度(θ
2)回動(傾斜)させることができるものであり、前記
前後方向の傾斜θ1角度に応じて摺動子24と抵抗体2
3aにおける端子28との間の抵抗値R1が変化して、
これに応じた電圧の信号を出し、左右方向の傾斜θ2角
度に応じて摺動子25と抵抗体26aにおける端子29
との間の抵抗値R2が変化して、これに応じた電圧の信
号を出すものである。
後方向(A−B方向)に適宜角度(θ1)回動(傾斜)
した状態で、左右方向(C−D方向)に適宜角度(θ
2)回動(傾斜)させることができるものであり、前記
前後方向の傾斜θ1角度に応じて摺動子24と抵抗体2
3aにおける端子28との間の抵抗値R1が変化して、
これに応じた電圧の信号を出し、左右方向の傾斜θ2角
度に応じて摺動子25と抵抗体26aにおける端子29
との間の抵抗値R2が変化して、これに応じた電圧の信
号を出すものである。
【0016】なお、別の実施例としては、適宜構造の車
速ポテンショメータを函体21の一側板21aの内面ま
たは外面に固着し、前記操作レバー17の前後方向(A
−B方向)の回動に応じて回動する横軸22と前記車速
ポテンショメータとの相対角度位置に応じた電圧信号を
出すように構成する一方、前後軸20に固着した旋回ポ
テンショメータと、前記前後軸20の軸線廻りに回動自
在な函体21との相対的回動角度に応じた大きさの電圧
出力を出すように構成しても良いのである。
速ポテンショメータを函体21の一側板21aの内面ま
たは外面に固着し、前記操作レバー17の前後方向(A
−B方向)の回動に応じて回動する横軸22と前記車速
ポテンショメータとの相対角度位置に応じた電圧信号を
出すように構成する一方、前後軸20に固着した旋回ポ
テンショメータと、前記前後軸20の軸線廻りに回動自
在な函体21との相対的回動角度に応じた大きさの電圧
出力を出すように構成しても良いのである。
【0017】また、前記操作レバー17の手元把持部に
は、押しボタン式の芯地旋回スイッチ30を備え、該芯
地旋回スイッチ30は、親指にて押圧でき、初め押しボ
タンを押し込むとロック状態となり、さらに押すとロッ
クが解除されて復帰し、押し状態(ON)とロック解除
状態(OFF)とが交互の押圧作用により選択保持でき
る構成を備えている。
は、押しボタン式の芯地旋回スイッチ30を備え、該芯
地旋回スイッチ30は、親指にて押圧でき、初め押しボ
タンを押し込むとロック状態となり、さらに押すとロッ
クが解除されて復帰し、押し状態(ON)とロック解除
状態(OFF)とが交互の押圧作用により選択保持でき
る構成を備えている。
【0018】図5は、制御手段としての中央制御装置3
1に対する入力部・出力部を示す図で、入力インタフェ
ース部には、芯地旋回スイッチ30、前記旋回ポテンシ
ョメータ26、車速ポテンショメータ23、スイッチの
ONまたはOFFへの切換えで車速を一定比率で減速ま
たは増速するための副変速スイッチ32、後述のフロー
チャートに従って左右の油圧モータの回転数を制御し、
車速を所定の値になるように制御を実行するときにON
させておく自動車速スイッチ33、左右の車速センサー
15a,15b、植立穀稈の列に沿うようにコンバイン
を自動操舵することを選択するときONにする自動操向
スイッチ34、該自動操向作業時の条刈り、横刈りを選
択する刈取り選択スイッチ35、この自動操向作業時に
左右両側の分草体から各々植立する穀稈までの距離等を
検出する右穀稈センサー37、左内側穀稈センサー36
R、左外側穀稈センサー36L、エンジン11の回転数
を検出するエンジン回転数センサー38とを各々接続す
る。
1に対する入力部・出力部を示す図で、入力インタフェ
ース部には、芯地旋回スイッチ30、前記旋回ポテンシ
ョメータ26、車速ポテンショメータ23、スイッチの
ONまたはOFFへの切換えで車速を一定比率で減速ま
たは増速するための副変速スイッチ32、後述のフロー
チャートに従って左右の油圧モータの回転数を制御し、
車速を所定の値になるように制御を実行するときにON
させておく自動車速スイッチ33、左右の車速センサー
15a,15b、植立穀稈の列に沿うようにコンバイン
を自動操舵することを選択するときONにする自動操向
スイッチ34、該自動操向作業時の条刈り、横刈りを選
択する刈取り選択スイッチ35、この自動操向作業時に
左右両側の分草体から各々植立する穀稈までの距離等を
検出する右穀稈センサー37、左内側穀稈センサー36
R、左外側穀稈センサー36L、エンジン11の回転数
を検出するエンジン回転数センサー38とを各々接続す
る。
【0019】右穀稈センサー37は右分草体の内側に設
けてその箇所から左側の植立穀稈の列までの距離の大小
を4つのゾーンに区分して検出するセンサーで、該右穀
稈センサー37に対して最も近い位置をゾーン0とし、
順次遠くになるに従ってゾーン1、ゾーン2、ゾーン3
とする。左分草体にはその左右両側に左内側穀稈センサ
ー36Rと左外側穀稈センサー36Lとを設け、該左分
草体の内側(右側)に接近して位置する穀稈を左内側穀
稈センサー36Rにて検出し、左分草体の外側(左側)
に接近して位置する穀稈を左外側穀稈センサー36Lに
て検出するのである。
けてその箇所から左側の植立穀稈の列までの距離の大小
を4つのゾーンに区分して検出するセンサーで、該右穀
稈センサー37に対して最も近い位置をゾーン0とし、
順次遠くになるに従ってゾーン1、ゾーン2、ゾーン3
とする。左分草体にはその左右両側に左内側穀稈センサ
ー36Rと左外側穀稈センサー36Lとを設け、該左分
草体の内側(右側)に接近して位置する穀稈を左内側穀
稈センサー36Rにて検出し、左分草体の外側(左側)
に接近して位置する穀稈を左外側穀稈センサー36Lに
て検出するのである。
【0020】中央制御装置31からの制御信号は、出力
インタフェース部を介して前記左右両側の制御弁14
a,14bのためのソレノイド40,41に出力するも
のであり、また、自動操向スイッチ34がONとなって
自動操向制御を実行しているとき点灯する自動操向ラン
プ42や自動車速スイッチ33のONにて自動車速制御
を実行しているときに点灯する自動車速ランプ43や後
退時に鳴る後退ブザー44を各々接続する。
インタフェース部を介して前記左右両側の制御弁14
a,14bのためのソレノイド40,41に出力するも
のであり、また、自動操向スイッチ34がONとなって
自動操向制御を実行しているとき点灯する自動操向ラン
プ42や自動車速スイッチ33のONにて自動車速制御
を実行しているときに点灯する自動車速ランプ43や後
退時に鳴る後退ブザー44を各々接続する。
【0021】次に、図8〜図12で示すフローチャート
に従って、車速制御の態様を説明する。図8はメインフ
ローチャートで、スタートに続き、ステップS1にて前
記自動車速スイッチ33がONか否を判別し、no(自
動車速スイッチ33がOFF)のときにはステップS2
にて手動車速制御サブルーチンに入る。この手動車速制
御サブルーチンは、機体の直進走行速度の変更を、前記
操作レバー17の回動操作にて作業者が任意に実行でき
るものであり、後述の自動車速制御時や、自動操向制御
時に割り込んで実行できる優先操作でもある。
に従って、車速制御の態様を説明する。図8はメインフ
ローチャートで、スタートに続き、ステップS1にて前
記自動車速スイッチ33がONか否を判別し、no(自
動車速スイッチ33がOFF)のときにはステップS2
にて手動車速制御サブルーチンに入る。この手動車速制
御サブルーチンは、機体の直進走行速度の変更を、前記
操作レバー17の回動操作にて作業者が任意に実行でき
るものであり、後述の自動車速制御時や、自動操向制御
時に割り込んで実行できる優先操作でもある。
【0022】この手動車速制御サブルーチンでは、作業
者が前記一本の操作レバー17の前方向または後方向に
回動傾斜させることにより、その角度に応じた車速ポテ
ンショメータ23の出力信号にて車速の目標値がセット
され、この目標値になるように、左右の油圧モータ13
a,13bの両方の斜板角度を同じ所定の値にセット
し、コンバインを所定の目標値の速度で直進走行させる
ものである。現在の車速が目標値になっているか否かは
車速センサー15,15bにて検出し、フイードバック
制御される。
者が前記一本の操作レバー17の前方向または後方向に
回動傾斜させることにより、その角度に応じた車速ポテ
ンショメータ23の出力信号にて車速の目標値がセット
され、この目標値になるように、左右の油圧モータ13
a,13bの両方の斜板角度を同じ所定の値にセット
し、コンバインを所定の目標値の速度で直進走行させる
ものである。現在の車速が目標値になっているか否かは
車速センサー15,15bにて検出し、フイードバック
制御される。
【0023】これらの場合、操作レバー17を直立状態
では左右両油圧モータの回転速度とも零(中立位置)で
あり、左右両側に傾斜させずに前傾斜すれば、走行機体
1前進であり、且つその傾斜角度θ1が大きくなる程前
進速度が大きくなる。同様に操作レバー17を左右両側
に傾斜させずに後傾すると走行機体1は後退し、操作レ
バーの後傾角度が大きくなるとそれに比例して後退速度
も大きくなる。
では左右両油圧モータの回転速度とも零(中立位置)で
あり、左右両側に傾斜させずに前傾斜すれば、走行機体
1前進であり、且つその傾斜角度θ1が大きくなる程前
進速度が大きくなる。同様に操作レバー17を左右両側
に傾斜させずに後傾すると走行機体1は後退し、操作レ
バーの後傾角度が大きくなるとそれに比例して後退速度
も大きくなる。
【0024】なお、操作レバー17を前傾(車速ポテン
ショメータの前進ゾーン)から後傾(車速ポテンショメ
ータの後退ゾーン)へ、その反対の前傾から後傾へ回動
するとき、前記中立位置(略垂直状態)の位置を通過す
れば、適宜時間(実施例では略1秒間)走行速度零の状
態を保持(ニュートラルの出力値を一定時間保持)して
から前進から後退、又は後退から前進するように切り換
え、機械的機構の損傷防止、走行操作時の衝撃を無くす
るようにしている。
ショメータの前進ゾーン)から後傾(車速ポテンショメ
ータの後退ゾーン)へ、その反対の前傾から後傾へ回動
するとき、前記中立位置(略垂直状態)の位置を通過す
れば、適宜時間(実施例では略1秒間)走行速度零の状
態を保持(ニュートラルの出力値を一定時間保持)して
から前進から後退、又は後退から前進するように切り換
え、機械的機構の損傷防止、走行操作時の衝撃を無くす
るようにしている。
【0025】また、操作レバー17は左右方向にも回動
(傾斜)可能であるが、左右傾斜角度(θ2)が所定の
僅少範囲内にある(旋回ポテンショメータ26の出力が
直進ゾーン内にある)ときには、後述のいわゆる左右旋
回を実行しない不感帯としている。図9は手動車速制御
サブルーチンを示し、ステップQ1にて、芯地旋回スイ
ッチ30がONされているか否かを判別し、yes(芯
地旋回スイッチ30がON)のときには、後述の芯地旋
回車速制御(ステップQ5)を実行し、no(芯地旋
回スイッチ30がOFF)のときには、次のステップQ
2にて旋回ポテンショメータ26が直進ゾーン内(操作
レバー17の左右回動(傾斜)角度(θ2)が所定の僅
少範囲内)にあるか否かを判別し、yes(直進ゾーン
内)のときには、後述の直進車速制御(ステップQ
3)を実行し、no(直進ゾーン範囲外)のときには、
後述の旋回車速制御(ステップQ4)を実行するので
ある。
(傾斜)可能であるが、左右傾斜角度(θ2)が所定の
僅少範囲内にある(旋回ポテンショメータ26の出力が
直進ゾーン内にある)ときには、後述のいわゆる左右旋
回を実行しない不感帯としている。図9は手動車速制御
サブルーチンを示し、ステップQ1にて、芯地旋回スイ
ッチ30がONされているか否かを判別し、yes(芯
地旋回スイッチ30がON)のときには、後述の芯地旋
回車速制御(ステップQ5)を実行し、no(芯地旋
回スイッチ30がOFF)のときには、次のステップQ
2にて旋回ポテンショメータ26が直進ゾーン内(操作
レバー17の左右回動(傾斜)角度(θ2)が所定の僅
少範囲内)にあるか否かを判別し、yes(直進ゾーン
内)のときには、後述の直進車速制御(ステップQ
3)を実行し、no(直進ゾーン範囲外)のときには、
後述の旋回車速制御(ステップQ4)を実行するので
ある。
【0026】〔直進車速制御(ステップQ3)〕この
状態では、芯地旋回スイッチ30はOFFであり、作業
者が操作レバー17から手を離した現状の車速を維持す
る。つまり、左右両走行クローラ2a,2bが同方向に
駆動し、且つ両者の走行速度が一致するように左右両油
圧モータ13a,13bを同方向に駆動し且つ回転数を
一致させるべく、中央制御装置31から制御弁14a,
14bのソレノイド40,41に各々所定の目標値を有
する出力信号を送るのである。例えば操作レバー17の
傾斜角度に対応する車速ポテンショメータ23の出力値
(SP)に対して、該出力SPに比例する比例関数f1
(SP)を、予め中央制御装置31内の記憶部に設定した
マップ若しくは関数表にて選択し、この比例関数によ
り、右制御弁14bに送る出力信号の右目標値R1 =f1
(SP)と、左制御弁14aに送る出力信号の左目標値L
1 =R1 とを、中央制御装置31にて演算・出力するの
である。
状態では、芯地旋回スイッチ30はOFFであり、作業
者が操作レバー17から手を離した現状の車速を維持す
る。つまり、左右両走行クローラ2a,2bが同方向に
駆動し、且つ両者の走行速度が一致するように左右両油
圧モータ13a,13bを同方向に駆動し且つ回転数を
一致させるべく、中央制御装置31から制御弁14a,
14bのソレノイド40,41に各々所定の目標値を有
する出力信号を送るのである。例えば操作レバー17の
傾斜角度に対応する車速ポテンショメータ23の出力値
(SP)に対して、該出力SPに比例する比例関数f1
(SP)を、予め中央制御装置31内の記憶部に設定した
マップ若しくは関数表にて選択し、この比例関数によ
り、右制御弁14bに送る出力信号の右目標値R1 =f1
(SP)と、左制御弁14aに送る出力信号の左目標値L
1 =R1 とを、中央制御装置31にて演算・出力するの
である。
【0027】このように、直進車速制御では、作業者
が手動操作で動かした操作レバー17の前傾(後傾)角
度に対応する目標車速を維持して直進的に前進または後
退するのである。
が手動操作で動かした操作レバー17の前傾(後傾)角
度に対応する目標車速を維持して直進的に前進または後
退するのである。
【0028】〔旋回車速制御(ステップQ4)〕この
制御では、作業者が操作レバー17を前傾または後傾さ
せた状態で右に傾斜させると右旋回し、左に傾斜せさる
と左旋回する。そして、左右両走行クローラ2a,2b
を同方向に駆動し、且つ、旋回内側の走行クローラに対
する油圧モータの回転数の単位時間当たりの減速比率
を、旋回外側の走行クローラに対する油圧モータの回転
数の単位時間当たりの減速比率よりも大きくするように
制御する。その第1実施例として図6に示すように、旋
回直前の直進時の油圧モータの回転数V1とすると、旋
回外側の走行クローラに対応する油圧モータの回転数を
適宜時間(T1)かけてV2まで連続的に減速する一
方、旋回内側の走行クローラに対応する油圧モータの回
転数を、適宜時間(T2)かけてV3(V3<V2<V
1)まで連続的に減速するのである。
制御では、作業者が操作レバー17を前傾または後傾さ
せた状態で右に傾斜させると右旋回し、左に傾斜せさる
と左旋回する。そして、左右両走行クローラ2a,2b
を同方向に駆動し、且つ、旋回内側の走行クローラに対
する油圧モータの回転数の単位時間当たりの減速比率
を、旋回外側の走行クローラに対する油圧モータの回転
数の単位時間当たりの減速比率よりも大きくするように
制御する。その第1実施例として図6に示すように、旋
回直前の直進時の油圧モータの回転数V1とすると、旋
回外側の走行クローラに対応する油圧モータの回転数を
適宜時間(T1)かけてV2まで連続的に減速する一
方、旋回内側の走行クローラに対応する油圧モータの回
転数を、適宜時間(T2)かけてV3(V3<V2<V
1)まで連続的に減速するのである。
【0029】この場合の前記旋回車速制御のサブルー
チンを図10に示す。例えば、このサブルーチンのスタ
ートに続き、ステップR1では、左旋回すべく作業者が
操作レバー17を左側に向かって適宜角度倒すとき、旋
回直前の直進車速における操作レバー17の前傾斜角度
に対応する車速ポテンショメータ23の直進時出力値
(SP)を読み込む。
チンを図10に示す。例えば、このサブルーチンのスタ
ートに続き、ステップR1では、左旋回すべく作業者が
操作レバー17を左側に向かって適宜角度倒すとき、旋
回直前の直進車速における操作レバー17の前傾斜角度
に対応する車速ポテンショメータ23の直進時出力値
(SP)を読み込む。
【0030】つぎにステップR2で旋回外側に対応する
右制御弁14bに送る出力信号の右目標値MRを演算
し、ステップR3では旋回内側に対応する左制御弁14
aに送る出力信号の左目標値MLを演算する。この場
合、前記直進時出力値SPに比例する比例関数f1(SP)
を演算する一方、操作レバー17の左右方向の傾斜角度
に対応する旋回ポテンショメータ26の出力値(TP)
とするとき、この出力値TPに比例する比例関数f2(T
P)及びf5(TP)を演算して求め、これらの比例関数に
より、旋回外側に対応する右制御弁14bに送る出力信
号の右目標値MR=f2(TP)×f1(SP)と、旋回内側に
対応する左制御弁14aに送る出力信号の左目標値ML
=MR×f5(TP)とを、中央制御装置31にて演算する
のである。
右制御弁14bに送る出力信号の右目標値MRを演算
し、ステップR3では旋回内側に対応する左制御弁14
aに送る出力信号の左目標値MLを演算する。この場
合、前記直進時出力値SPに比例する比例関数f1(SP)
を演算する一方、操作レバー17の左右方向の傾斜角度
に対応する旋回ポテンショメータ26の出力値(TP)
とするとき、この出力値TPに比例する比例関数f2(T
P)及びf5(TP)を演算して求め、これらの比例関数に
より、旋回外側に対応する右制御弁14bに送る出力信
号の右目標値MR=f2(TP)×f1(SP)と、旋回内側に
対応する左制御弁14aに送る出力信号の左目標値ML
=MR×f5(TP)とを、中央制御装置31にて演算する
のである。
【0031】次いで、ステップR4では、左右油圧モー
タの回転数を各々目標値まで減速するのに要する時間
(目標到達時間)を演算する。ここでT1は右目標到達
時間、T2は左目標到達時間である。この目標到達時間
は、旋回直前の直進時の出力値SPと旋回時の右または
左の目標値MR,MLとの差が大きい時には長くし、差
が小さいときには短くするように、所定の比例関数を用
いて目標到達時間を演算するのである。
タの回転数を各々目標値まで減速するのに要する時間
(目標到達時間)を演算する。ここでT1は右目標到達
時間、T2は左目標到達時間である。この目標到達時間
は、旋回直前の直進時の出力値SPと旋回時の右または
左の目標値MR,MLとの差が大きい時には長くし、差
が小さいときには短くするように、所定の比例関数を用
いて目標到達時間を演算するのである。
【0032】ステップR5では、右油圧モータの回転数
の単位時間当たりの減速比率に対応する右出力比率ΔV
Rを演算し、ステップR6では、左油圧モータの回転数
の単位時間当たりの減速比率に対応する左出力比率ΔV
Lを演算する。これら単位時間当たりの減速比率(出力
比率)は、時間の経過に拘わらず一定の、所謂直線的な
減速状態を実現するものであっても良いし、時間の経過
に伴って旋回始め側で減速比率(出力比率)が大きく、
目標値に近付くに従って減速比率(出力比率)を小さく
するように設定しても良いが、いずれにしても、旋回内
側の走行クローラに対する油圧モータの回転数の単位時
間当たりの減速比率を、旋回外側の走行クローラに対す
る油圧モータの回転数の単位時間当たりの減速比率より
も大きくするように設定するものである。
の単位時間当たりの減速比率に対応する右出力比率ΔV
Rを演算し、ステップR6では、左油圧モータの回転数
の単位時間当たりの減速比率に対応する左出力比率ΔV
Lを演算する。これら単位時間当たりの減速比率(出力
比率)は、時間の経過に拘わらず一定の、所謂直線的な
減速状態を実現するものであっても良いし、時間の経過
に伴って旋回始め側で減速比率(出力比率)が大きく、
目標値に近付くに従って減速比率(出力比率)を小さく
するように設定しても良いが、いずれにしても、旋回内
側の走行クローラに対する油圧モータの回転数の単位時
間当たりの減速比率を、旋回外側の走行クローラに対す
る油圧モータの回転数の単位時間当たりの減速比率より
も大きくするように設定するものである。
【0033】次に、ステップR7で旋回途中の現時点に
おける右油圧モータの回転数に対応する出力値(右現行
出力値=GR)を読み込み、ステップR8で左油圧モー
タの回転数に対応する左現行出力値=GLを読み込む。
ステップR9では右現行出力値(GR)が右目標値(M
R)より大きいか否かを判別し、GR>MRのとき(y
es)には、ステップR10で前記右出力比率ΔVRに
従って、右減速制御を実行し、noのときには、右側の
油圧モータの回転数は目標値まで減速しているのでそれ
以上の減速を行わないで(現状維持とし)、ステップR
11で左現行出力値(GL)が左目標値(ML)より大
きいか否かを判別し、GL>MLのとき(yes)に
は、ステップR12で前記左出力比率ΔVLに従って、
左減速制御を実行する。noのときには、左側の油圧モ
ータの回転数も所定の目標値まで減速しているので、現
状維持とする。ステップR12を実行したのちは、ステ
ップR7の前に戻して以後ステップR7から後の制御を
繰り返す。
おける右油圧モータの回転数に対応する出力値(右現行
出力値=GR)を読み込み、ステップR8で左油圧モー
タの回転数に対応する左現行出力値=GLを読み込む。
ステップR9では右現行出力値(GR)が右目標値(M
R)より大きいか否かを判別し、GR>MRのとき(y
es)には、ステップR10で前記右出力比率ΔVRに
従って、右減速制御を実行し、noのときには、右側の
油圧モータの回転数は目標値まで減速しているのでそれ
以上の減速を行わないで(現状維持とし)、ステップR
11で左現行出力値(GL)が左目標値(ML)より大
きいか否かを判別し、GL>MLのとき(yes)に
は、ステップR12で前記左出力比率ΔVLに従って、
左減速制御を実行する。noのときには、左側の油圧モ
ータの回転数も所定の目標値まで減速しているので、現
状維持とする。ステップR12を実行したのちは、ステ
ップR7の前に戻して以後ステップR7から後の制御を
繰り返す。
【0034】また、これらの関数関係から理解できるよ
うに、旋回半径が小さい場合、つまり操作レバー17の
右または左への傾斜角度θ2が大きいほど、左右両側の
走行クローラ速度がより減速されるようにすることで、
小回りするときの走行安定性を損なわないようにしてい
る。旋回方向が前記と逆の場合には、前記出力信号の右
及び左の目標値の関係を逆にする。
うに、旋回半径が小さい場合、つまり操作レバー17の
右または左への傾斜角度θ2が大きいほど、左右両側の
走行クローラ速度がより減速されるようにすることで、
小回りするときの走行安定性を損なわないようにしてい
る。旋回方向が前記と逆の場合には、前記出力信号の右
及び左の目標値の関係を逆にする。
【0035】なお、操作レバー17を、左から右または
右から左というように、旋回方向を切換えると、いきな
り反対方向の旋回制御を実行しないで、適宜時間(実施
例では0、5秒)一旦直進車速制御の出力値を出すよう
にし、操縦の安全を図っている。図7は第2実施例〔旋
回車速制御′〕を示し、図示のように、旋回直前の直
進時の油圧モータの回転数V1′とするとき、旋回外側
の走行クローラに対応する油圧モータの回転数を適宜時
間(T1′)かけてV2′+ΔαVまで連続的に減速す
る一方、旋回内側の走行クローラに対応する油圧モータ
の回転数を、適宜時間(T2′)かけてV3′+ΔβV
(V3′+ΔβV<V2′+ΔαV)まで連続的に減速
したのち、旋回外側ではΔT1′(T1′>ΔT1′)
かけてV2′まで段階的(パルス的)に減速する一方、
旋回内側でも同様にΔT2′(T2′>ΔT2′)かけ
てV3′まで段階的(パルス的)に減速するのである。
右から左というように、旋回方向を切換えると、いきな
り反対方向の旋回制御を実行しないで、適宜時間(実施
例では0、5秒)一旦直進車速制御の出力値を出すよう
にし、操縦の安全を図っている。図7は第2実施例〔旋
回車速制御′〕を示し、図示のように、旋回直前の直
進時の油圧モータの回転数V1′とするとき、旋回外側
の走行クローラに対応する油圧モータの回転数を適宜時
間(T1′)かけてV2′+ΔαVまで連続的に減速す
る一方、旋回内側の走行クローラに対応する油圧モータ
の回転数を、適宜時間(T2′)かけてV3′+ΔβV
(V3′+ΔβV<V2′+ΔαV)まで連続的に減速
したのち、旋回外側ではΔT1′(T1′>ΔT1′)
かけてV2′まで段階的(パルス的)に減速する一方、
旋回内側でも同様にΔT2′(T2′>ΔT2′)かけ
てV3′まで段階的(パルス的)に減速するのである。
【0036】この場合の前記旋回車速制御′のサブル
ーチンは前記のものと略同様である。この場合、左右油
圧モータの回転数を各々目標値まで減速するのに要する
時間(目標到達時間=T1′及びΔT1′T2′、ΔT
2′)は、旋回直前の直進時の出力値SPと旋回時の右
または左の目標値MR,MLとの差が大きい時には長く
し、差が小さいときには短くするように、所定の比例関
数を用いて目標到達時間を演算するのである。
ーチンは前記のものと略同様である。この場合、左右油
圧モータの回転数を各々目標値まで減速するのに要する
時間(目標到達時間=T1′及びΔT1′T2′、ΔT
2′)は、旋回直前の直進時の出力値SPと旋回時の右
または左の目標値MR,MLとの差が大きい時には長く
し、差が小さいときには短くするように、所定の比例関
数を用いて目標到達時間を演算するのである。
【0037】また、連続的に減速する区間の減速比率及
び段階的に減速する区間の各段の単位時間当たりの下降
割合も、時間の経過に拘わらず一定の、所謂直線的な減
速状態を実現するものであっても良いし、時間の経過に
伴って旋回始め側で減速比率が大きく、目標値に近付く
に従って減速比率を小さくするように設定しても良い
が、いずれにしても、旋回内側の走行クローラに対する
油圧モータの回転数の単位時間当たりの減速比率を、旋
回外側の走行クローラに対する油圧モータの回転数の単
位時間当たりの減速比率よりも大きくするように設定す
るものである。
び段階的に減速する区間の各段の単位時間当たりの下降
割合も、時間の経過に拘わらず一定の、所謂直線的な減
速状態を実現するものであっても良いし、時間の経過に
伴って旋回始め側で減速比率が大きく、目標値に近付く
に従って減速比率を小さくするように設定しても良い
が、いずれにしても、旋回内側の走行クローラに対する
油圧モータの回転数の単位時間当たりの減速比率を、旋
回外側の走行クローラに対する油圧モータの回転数の単
位時間当たりの減速比率よりも大きくするように設定す
るものである。
【0038】なお、旋回車速制御、′から直進車速
制御に戻るときにには、旋回内側と外側の両車速の和
の1/2の車速を適宜時間保持したのち、所定の直進車
速にする。
制御に戻るときにには、旋回内側と外側の両車速の和
の1/2の車速を適宜時間保持したのち、所定の直進車
速にする。
【0039】〔芯地旋回制御(ステップQ5)〕この
制御では、前記芯地旋回スイッチ30をONにしながら
操作レバー17を右または左に傾動すれば、いわゆる芯
地旋回を実行するものであり、この場合、操作レバー1
7が前傾状態では前進時における芯地旋回となり、操作
レバー17が後傾しておれば、後退時の芯地旋回を実行
することになる。例えば、操作レバー17を適宜前傾状
態にて右傾斜させると、旋回内径側である右側走行クロ
ーラ2を後退動し、旋回外側の左走行クローラ2を前進
動させるように左右の油圧モータは互いに正逆回転す
る。反対に適宜前傾状態にて左傾斜させると、旋回内径
側である左側走行クローラ2を後退動し、旋回外側の右
走行クローラ2を前進動させるように左右の油圧モータ
は互いに正逆回転する。
制御では、前記芯地旋回スイッチ30をONにしながら
操作レバー17を右または左に傾動すれば、いわゆる芯
地旋回を実行するものであり、この場合、操作レバー1
7が前傾状態では前進時における芯地旋回となり、操作
レバー17が後傾しておれば、後退時の芯地旋回を実行
することになる。例えば、操作レバー17を適宜前傾状
態にて右傾斜させると、旋回内径側である右側走行クロ
ーラ2を後退動し、旋回外側の左走行クローラ2を前進
動させるように左右の油圧モータは互いに正逆回転す
る。反対に適宜前傾状態にて左傾斜させると、旋回内径
側である左側走行クローラ2を後退動し、旋回外側の右
走行クローラ2を前進動させるように左右の油圧モータ
は互いに正逆回転する。
【0040】これの場合、左右両走行クローラ2a,2
bを互いに反対方向に駆動し、且つ両走行クローラの走
行速度を、直進時の速度の略1/4程度まで減速するよ
うに、左右両油圧モータ13a,13bの回転方向及び
回転数を各々減少させるべく、中央制御装置31から制
御弁14a,14bのソレノイド40,41に各々所定
の出力信号を送るのである。
bを互いに反対方向に駆動し、且つ両走行クローラの走
行速度を、直進時の速度の略1/4程度まで減速するよ
うに、左右両油圧モータ13a,13bの回転方向及び
回転数を各々減少させるべく、中央制御装置31から制
御弁14a,14bのソレノイド40,41に各々所定
の出力信号を送るのである。
【0041】例えば、左方向へ芯地旋回すべく、作業者
が芯地旋回スイッチ30を押して操作レバー17を左側
に向かって適宜角度倒すとき、前記直進車速における操
作レバー17の傾斜角度に対応する車速ポテンショメー
タ23の出力値(SP)に対して、該出力SPに比例す
る比例関数f1(SP)を演算する一方、操作レバー17の
左右方向の傾斜角度に対応する旋回ポテンショメータ2
6の出力値(TP)とするとき、この出力TPに比例す
る比例関数f4(TP)を演算して求め、これらの比例関数
により、旋回外側に対応する右制御弁14bに送る出力
信号の右目標値MR=f4(TP)×f1(SP)と、旋回内側
に対応する左制御弁14aに送る出力信号の左目標値M
L=−MRとを、中央制御装置31にて演算・出力する
のである。
が芯地旋回スイッチ30を押して操作レバー17を左側
に向かって適宜角度倒すとき、前記直進車速における操
作レバー17の傾斜角度に対応する車速ポテンショメー
タ23の出力値(SP)に対して、該出力SPに比例す
る比例関数f1(SP)を演算する一方、操作レバー17の
左右方向の傾斜角度に対応する旋回ポテンショメータ2
6の出力値(TP)とするとき、この出力TPに比例す
る比例関数f4(TP)を演算して求め、これらの比例関数
により、旋回外側に対応する右制御弁14bに送る出力
信号の右目標値MR=f4(TP)×f1(SP)と、旋回内側
に対応する左制御弁14aに送る出力信号の左目標値M
L=−MRとを、中央制御装置31にて演算・出力する
のである。
【0042】操作レバー17の左右への傾斜角度が大き
くなれば、前記減速程度を大きくするように設定する。
なお、この芯地旋回スイッチ30がONからOFFに変
更されたときには、芯地旋回スイッチ30がONの時の
車速にOFF時の車速を加えて2で割った中間的速度
を、適宜時間(実施例では6/10秒程度)持続して
後、OFF時の車速になるように制御する。
くなれば、前記減速程度を大きくするように設定する。
なお、この芯地旋回スイッチ30がONからOFFに変
更されたときには、芯地旋回スイッチ30がONの時の
車速にOFF時の車速を加えて2で割った中間的速度
を、適宜時間(実施例では6/10秒程度)持続して
後、OFF時の車速になるように制御する。
【0043】また、芯地旋回スイッチ30をONにした
状態であって、操作レバー17を左右に傾斜させていな
いときには、左右両走行クローラ2,2の速度を現在直
進時の略1/4程度まで大きく減速させて直進するもの
である。前記各手動車速制御において副変速スイッチ3
2のONにて、例えばOFFの場合の速度の略1/2ま
で減速することができる。
状態であって、操作レバー17を左右に傾斜させていな
いときには、左右両走行クローラ2,2の速度を現在直
進時の略1/4程度まで大きく減速させて直進するもの
である。前記各手動車速制御において副変速スイッチ3
2のONにて、例えばOFFの場合の速度の略1/2ま
で減速することができる。
【0044】前記図8のステップS1にてyes(自動
車速スイッチ33がON)と判断するときには、自動車
速制御サブルーチンに入る(ステップS3)。図11
は、自動車速制御サブルーチンを示し、ステップP1に
て車速ポテンショメータ23の出力値が変化した(換言
すると作業者の操作により操作レバー17の前後方向回
動(傾斜)角度が変化した)か否かを判別する。
車速スイッチ33がON)と判断するときには、自動車
速制御サブルーチンに入る(ステップS3)。図11
は、自動車速制御サブルーチンを示し、ステップP1に
て車速ポテンショメータ23の出力値が変化した(換言
すると作業者の操作により操作レバー17の前後方向回
動(傾斜)角度が変化した)か否かを判別する。
【0045】ステップP1にてyesと判別するとき
は、前記操作レバー17の回動操作(手動)の結果を優
先するため、前記手動車速サブルーチンを実行する(ス
テップP2)。前記ステップP1にてno(操作レバー
17の前後方向回動(傾斜)角度に変化なし)のときに
は、ステップP3にて芯地旋回スイッチ30がONされ
ているか否かを判別し、yes(芯地旋回スイッチ30
がON)のときには、後述の芯地旋回車速制御(ステ
ップP4)を実行し、no(芯地旋回スイッチ30がO
FF)のときには、次のステップP5にて旋回ポテンシ
ョメータ26が直進ゾーン内(操作レバー17の左右回
動(傾斜)角度(θ2)が所定の僅少範囲内)にあるか
否かを判別し、yes(直進ゾーン内)のときには、後
述の直進車速制御(ステップP6)を実行し、no
(直進ゾーン範囲外)のときには、後述の旋回車速制御
(ステップP7)を実行するのである。
は、前記操作レバー17の回動操作(手動)の結果を優
先するため、前記手動車速サブルーチンを実行する(ス
テップP2)。前記ステップP1にてno(操作レバー
17の前後方向回動(傾斜)角度に変化なし)のときに
は、ステップP3にて芯地旋回スイッチ30がONされ
ているか否かを判別し、yes(芯地旋回スイッチ30
がON)のときには、後述の芯地旋回車速制御(ステ
ップP4)を実行し、no(芯地旋回スイッチ30がO
FF)のときには、次のステップP5にて旋回ポテンシ
ョメータ26が直進ゾーン内(操作レバー17の左右回
動(傾斜)角度(θ2)が所定の僅少範囲内)にあるか
否かを判別し、yes(直進ゾーン内)のときには、後
述の直進車速制御(ステップP6)を実行し、no
(直進ゾーン範囲外)のときには、後述の旋回車速制御
(ステップP7)を実行するのである。
【0046】〔直進車速制御(ステップP6)〕この
状態では、芯地旋回スイッチ30はOFFであり、作業
者が操作レバー17から手を離した現状の車速を維持す
る。自動車速制御では、エンジン11の出力(負荷)を
電子ガバナー(図示せず)にて検出し、負荷に余力があ
る場合には、燃料供給量(噴射量)を増加させて所定の
出力(例えば定格出力)になるようにエンジン回転数も
増加させる。これにより、左右油圧ポンプの回転数、ひ
いては各油圧モータの回転数も増大させる。反対にエン
ジンに大きな負荷が掛かっているときには所定の負荷
(出力)までエンジン回転数を減少させ、前記各油圧モ
ータの回転数を減少させるという自動車速制御を実行す
る。
状態では、芯地旋回スイッチ30はOFFであり、作業
者が操作レバー17から手を離した現状の車速を維持す
る。自動車速制御では、エンジン11の出力(負荷)を
電子ガバナー(図示せず)にて検出し、負荷に余力があ
る場合には、燃料供給量(噴射量)を増加させて所定の
出力(例えば定格出力)になるようにエンジン回転数も
増加させる。これにより、左右油圧ポンプの回転数、ひ
いては各油圧モータの回転数も増大させる。反対にエン
ジンに大きな負荷が掛かっているときには所定の負荷
(出力)までエンジン回転数を減少させ、前記各油圧モ
ータの回転数を減少させるという自動車速制御を実行す
る。
【0047】この場合、直進制御であるから、左右両走
行クローラ2a,2bが同方向に駆動し、且つ両者の走
行速度が一致するように左右両油圧モータ13a,13
bを同方向に駆動し且つ回転数を一致させるべく、中央
制御装置31から制御弁14a,14bのソレノイド4
0,41に各々所定の目標値を有する出力信号を送るの
である。
行クローラ2a,2bが同方向に駆動し、且つ両者の走
行速度が一致するように左右両油圧モータ13a,13
bを同方向に駆動し且つ回転数を一致させるべく、中央
制御装置31から制御弁14a,14bのソレノイド4
0,41に各々所定の目標値を有する出力信号を送るの
である。
【0048】そして、この目標値は、現在のエンジン負
荷の状態から決定され、該エンジン負荷に関連させた関
数f6(エンジン負荷)を、予め中央制御装置31内の記
憶部に設定したマップ若しくは関数表にて選択し、右制
御弁14bに送る出力信号の右目標値MR=f6(現在の
エンジン負荷)と、左制御弁14aに送る出力信号の左
目標値ML=MRとを、中央制御装置31にて演算・出
力するのである。
荷の状態から決定され、該エンジン負荷に関連させた関
数f6(エンジン負荷)を、予め中央制御装置31内の記
憶部に設定したマップ若しくは関数表にて選択し、右制
御弁14bに送る出力信号の右目標値MR=f6(現在の
エンジン負荷)と、左制御弁14aに送る出力信号の左
目標値ML=MRとを、中央制御装置31にて演算・出
力するのである。
【0049】〔旋回車速制御(ステップP7)〕この
制御では、作業者が操作レバー17を右に傾斜させると
右旋回し、左に傾斜せさると左旋回する。そして、その
旋回時の速度は、現在の車速(エンジン負荷を最適にす
るような車速)前進速度V3 の略1/2程度等に減速す
るようにセットするものである。つまり、左右両走行ク
ローラ2a,2bが同方向に駆動し、且つ旋回外側の走
行クローラの走行速度は、直進時の速度の略1/2程度
まで減速させると同時に旋回内側の走行クローラの速度
は前記旋回外側の速度よりさらに減速するように、左右
両油圧モータ13a,13bの回転数を各々減少させる
べく、中央制御装置31から制御弁14a,14bのソ
レノイド40,41に各々所定の目標値を有する出力信
号を送るのである。
制御では、作業者が操作レバー17を右に傾斜させると
右旋回し、左に傾斜せさると左旋回する。そして、その
旋回時の速度は、現在の車速(エンジン負荷を最適にす
るような車速)前進速度V3 の略1/2程度等に減速す
るようにセットするものである。つまり、左右両走行ク
ローラ2a,2bが同方向に駆動し、且つ旋回外側の走
行クローラの走行速度は、直進時の速度の略1/2程度
まで減速させると同時に旋回内側の走行クローラの速度
は前記旋回外側の速度よりさらに減速するように、左右
両油圧モータ13a,13bの回転数を各々減少させる
べく、中央制御装置31から制御弁14a,14bのソ
レノイド40,41に各々所定の目標値を有する出力信
号を送るのである。
【0050】この場合、現在のエンジン負荷に関連する
関数f6(現在のエンジン負荷)を演算する一方、操作レ
バー17の左右方向の傾斜角度に対応する旋回ポテンシ
ョメータ26の出力値(TP)とするとき、この出力T
Pに比例する比例関数f7(TP)及びf8(TP)を演算して
求め、これらの比例関数により、旋回外側に対応する右
制御弁14bに送る出力信号の右目標値MR=f7(TP)
×f6と、旋回内側に対応する左制御弁14aに送る出力
信号の左目標値ML=MR×f8(TP)とを、中央制御装
置31にて演算・出力するのである。
関数f6(現在のエンジン負荷)を演算する一方、操作レ
バー17の左右方向の傾斜角度に対応する旋回ポテンシ
ョメータ26の出力値(TP)とするとき、この出力T
Pに比例する比例関数f7(TP)及びf8(TP)を演算して
求め、これらの比例関数により、旋回外側に対応する右
制御弁14bに送る出力信号の右目標値MR=f7(TP)
×f6と、旋回内側に対応する左制御弁14aに送る出力
信号の左目標値ML=MR×f8(TP)とを、中央制御装
置31にて演算・出力するのである。
【0051】前記比例関数f8(TP)は旋回外側の速度よ
り旋回内側の速度を一層減速するために設定するもので
ある。なお、操作レバー17を、左から右または右から
左というように、旋回方向を切換えると、いきなり反対
方向の旋回制御を実行しないで、適宜時間(実施例では
0、5秒)一旦直進車速制御の出力値を出すようにし、
操縦の安全を図っている。
り旋回内側の速度を一層減速するために設定するもので
ある。なお、操作レバー17を、左から右または右から
左というように、旋回方向を切換えると、いきなり反対
方向の旋回制御を実行しないで、適宜時間(実施例では
0、5秒)一旦直進車速制御の出力値を出すようにし、
操縦の安全を図っている。
【0052】〔芯地旋回制御(ステップP4)〕この
制御では、前記芯地旋回スイッチ30をONにしながら
操作レバー17を右または左に傾動すれば、いわゆる芯
地旋回を実行するものである。例えば、左方向へ芯地旋
回すべく、作業者が芯地旋回スイッチ30を押して操作
レバー17を左側に向かって適宜角度倒すとき、現在直
進状態におけるエンジン負荷に関連した関数f6を演算す
る一方、操作レバー17の左右方向の傾斜角度に対応す
る旋回ポテンショメータ26の出力値(TP)とすると
き、この出力TPに比例する比例関数f9(TP)を演算し
て求め、これらの関数により、旋回外側に対応する右制
御弁14bに送る出力信号の右目標値MR=f6×f9(T
P)と、旋回内側に対応する左制御弁14aに送る出力
信号の左目標値ML=−MRとを、中央制御装置31に
て演算・出力するのである。
制御では、前記芯地旋回スイッチ30をONにしながら
操作レバー17を右または左に傾動すれば、いわゆる芯
地旋回を実行するものである。例えば、左方向へ芯地旋
回すべく、作業者が芯地旋回スイッチ30を押して操作
レバー17を左側に向かって適宜角度倒すとき、現在直
進状態におけるエンジン負荷に関連した関数f6を演算す
る一方、操作レバー17の左右方向の傾斜角度に対応す
る旋回ポテンショメータ26の出力値(TP)とすると
き、この出力TPに比例する比例関数f9(TP)を演算し
て求め、これらの関数により、旋回外側に対応する右制
御弁14bに送る出力信号の右目標値MR=f6×f9(T
P)と、旋回内側に対応する左制御弁14aに送る出力
信号の左目標値ML=−MRとを、中央制御装置31に
て演算・出力するのである。
【0053】この結果、中央制御装置31から制御弁1
4a,14bのソレノイド40,41に各々所定の出力
信号を送り、旋回内径側である右側走行クローラ2を後
退動し、旋回外側の左走行クローラ2を前進動させるよ
うに左右の油圧モータは互いに正逆回転し、且つ両走行
クローラの走行速度を、現在直進時の速度の略1/4程
度まで減速するように、左右両油圧モータ13a,13
bの回転方向及び回転数を各々減少させる。
4a,14bのソレノイド40,41に各々所定の出力
信号を送り、旋回内径側である右側走行クローラ2を後
退動し、旋回外側の左走行クローラ2を前進動させるよ
うに左右の油圧モータは互いに正逆回転し、且つ両走行
クローラの走行速度を、現在直進時の速度の略1/4程
度まで減速するように、左右両油圧モータ13a,13
bの回転方向及び回転数を各々減少させる。
【0054】操作レバー17の左右への傾斜角度が大き
くなれば、前記減速程度を大きくするように前記関数を
設定することが好ましい。この芯地旋回スイッチ30が
ONからOFFに変更されたときには、芯地旋回スイッ
チ30がONの時の車速にOFF時の車速を加えて2で
割った中間的速度を、適宜時間(実施例では6/10秒
程度)持続して後、OFF時の車速になるように制御す
る。
くなれば、前記減速程度を大きくするように前記関数を
設定することが好ましい。この芯地旋回スイッチ30が
ONからOFFに変更されたときには、芯地旋回スイッ
チ30がONの時の車速にOFF時の車速を加えて2で
割った中間的速度を、適宜時間(実施例では6/10秒
程度)持続して後、OFF時の車速になるように制御す
る。
【0055】前記各制御において副変速スイッチ32の
ONにて、例えばOFFの場合の速度の略1/2まで減
速することができる。なお、自動操向スイッチ34をO
Nにすれば、コンバイン1の刈取前処理装置4前端左右
両側の分草体に設けた左側の穀稈センサー36R,36
Lと右穀稈センサー37とで圃場面の植立した穀稈列ま
での遠近距離を検出しつつ、この穀稈列に沿うように操
向しながら刈取り脱穀作業を実行する。この自動操向の
フローチャートは図12に示す。
ONにて、例えばOFFの場合の速度の略1/2まで減
速することができる。なお、自動操向スイッチ34をO
Nにすれば、コンバイン1の刈取前処理装置4前端左右
両側の分草体に設けた左側の穀稈センサー36R,36
Lと右穀稈センサー37とで圃場面の植立した穀稈列ま
での遠近距離を検出しつつ、この穀稈列に沿うように操
向しながら刈取り脱穀作業を実行する。この自動操向の
フローチャートは図12に示す。
【0056】この場合の操向も中央制御装置31から制
御弁14a,14bのソレノイド40,41に各々所定
の目標値を有する出力信号を送り、左右両油圧モータ1
3a,13bの回転数を各々変更し、前記左右両走行ク
ローラ2a,2bの速度を変えることにより実行してい
る。この場合、前記操作レバー17を後傾(後退ゾー
ン)にするとき、操作レバーを左右に傾動して旋回させ
るとき(旋回ゾーン)や、芯地旋回スイッチ30がON
のときには、操向制御は解除される。
御弁14a,14bのソレノイド40,41に各々所定
の目標値を有する出力信号を送り、左右両油圧モータ1
3a,13bの回転数を各々変更し、前記左右両走行ク
ローラ2a,2bの速度を変えることにより実行してい
る。この場合、前記操作レバー17を後傾(後退ゾー
ン)にするとき、操作レバーを左右に傾動して旋回させ
るとき(旋回ゾーン)や、芯地旋回スイッチ30がON
のときには、操向制御は解除される。
【0057】また、表1は、操向制御における縦刈り、
横刈りの各作業中の右穀稈センサー37、左内側穀稈セ
ンサー36R、左外側穀稈センサー36Lの検出による
走行機体の操向作動を示す。
横刈りの各作業中の右穀稈センサー37、左内側穀稈セ
ンサー36R、左外側穀稈センサー36Lの検出による
走行機体の操向作動を示す。
【0058】
【表1】
【0059】この表1において、ゾーン経歴とは、右穀
稈センサー37によるゾーン検出を適宜時間間隔ごとに
実行するとき、最新の検出結果より一つ手前の検出結果
を称する。縦刈り状態におけるゾーン経歴が(─)印の
箇所は、ゾーン経歴の結果を無視して作動を決定する意
味であり、左穀稈センサー検出結果の(*)印の箇所は
ON、OFFいずれであっても良い、という意味であ
る。
稈センサー37によるゾーン検出を適宜時間間隔ごとに
実行するとき、最新の検出結果より一つ手前の検出結果
を称する。縦刈り状態におけるゾーン経歴が(─)印の
箇所は、ゾーン経歴の結果を無視して作動を決定する意
味であり、左穀稈センサー検出結果の(*)印の箇所は
ON、OFFいずれであっても良い、という意味であ
る。
【0060】また、左内側穀穀稈ンサー36R及び左外
側穀稈センサー36L共にONのときには、左分草体が
植立穀穀稈割るように進行しているときであるので、あ
えて左右いずれにも旋回しない。横刈り状態において、
ゾーン経歴が0,1,2,3 のいずれかであって、最新の右穀
稈センサー37の検出結果が「3」であるとき、つまり
ゾーンが0,1,2,3 から3へとなるときには、右分草体よ
り右側に大きく離れて植立穀稈が位置する一方、ゾーン
経歴から考えても走行機体が右端の植立穀稈から離れる
よう進行しているので、走行機体を右旋回させて刈取前
処理装置4による穀稈の取込みを多くするのであり、ゾ
ーン経歴が0,1 のいずれかであって、最新の右穀稈セン
サー37の検出結果が「1」であるとき、つまりゾーン
が0,1 から1になるときには、右分草体の右側に接近し
て植立穀稈が位置する一方、ゾーン経歴から考えても走
行機体が右端の植立穀稈に接近するよう進行しているの
で、走行機体を左旋回させて刈り残しのないようにする
のである。
側穀稈センサー36L共にONのときには、左分草体が
植立穀穀稈割るように進行しているときであるので、あ
えて左右いずれにも旋回しない。横刈り状態において、
ゾーン経歴が0,1,2,3 のいずれかであって、最新の右穀
稈センサー37の検出結果が「3」であるとき、つまり
ゾーンが0,1,2,3 から3へとなるときには、右分草体よ
り右側に大きく離れて植立穀稈が位置する一方、ゾーン
経歴から考えても走行機体が右端の植立穀稈から離れる
よう進行しているので、走行機体を右旋回させて刈取前
処理装置4による穀稈の取込みを多くするのであり、ゾ
ーン経歴が0,1 のいずれかであって、最新の右穀稈セン
サー37の検出結果が「1」であるとき、つまりゾーン
が0,1 から1になるときには、右分草体の右側に接近し
て植立穀稈が位置する一方、ゾーン経歴から考えても走
行機体が右端の植立穀稈に接近するよう進行しているの
で、走行機体を左旋回させて刈り残しのないようにする
のである。
【0061】また、ゾーン経歴が0,1,2 から2へとなる
とき、0から0へとなるときは各々直進として無闇に旋回
させない。その他のゾーン経歴のときには、直前の作動
状態を継続するのである。
とき、0から0へとなるときは各々直進として無闇に旋回
させない。その他のゾーン経歴のときには、直前の作動
状態を継続するのである。
【図1】コンバインの平面図である。
【図2】コンバインの側面図である。
【図3】走行クローラの駆動伝動系統の概略図である。
【図4】操作レバーの斜視図である。
【図5】制御回路のブロック図である。
【図6】旋回車速制御の第1実施例の油圧モータ回転
数変化を示す図である。
数変化を示す図である。
【図7】旋回車速制御′の油圧モータ回転数変化を示
す図である。
す図である。
【図8】メインフローチャートである。
【図9】手動車速制御サブルーチンフローチャートであ
る。
る。
【図10】旋回車速制御サブルーチンフローチャートで
ある。
ある。
【図11】自動車速制御サブルーチンフローチャートで
ある。
ある。
【図12】自動操向制御サブルーチンフローチャートで
ある。
ある。
1 走行機体 2a,2b走行クローラ 3 脱穀装置 4 刈取前処理装置 11 エンジン 12a,12b 油圧ポンプ 13a,13b 油圧モータ 14a,14b 制御弁 17 操作レバー 23 車速ポテンショメータ 26 旋回ポテンショメータ 30 芯地旋回スイッチ 31 中央制御装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 走行作業機における左右一対の走行クロ
ーラに、油圧ポンプおよび油圧モータから成る左右別別
の油圧式駆動手段にて各々動力伝達するように構成し、
前記左右の油圧モータの回転数を制御するための制御手
段を備えて成る走行作業機において、前記制御手段は、
前記左右両走行クローラに対する各油圧モータの回転数
を直進時よりも減速するように制御し、且つ旋回時にお
ける旋回外側の油圧モータの回転数の単位時間当たりの
減速比率よりも、旋回内側の油圧モータの回転数の単位
時間当たりの減速比率を大きくなるよう制御すると共
に、芯地旋回操作時には、前記左右両走行クローラに対
する各油圧モータの回転数をさらに減速するように制御
することを特徴とする走行作業機における操向制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8264483A JP2905452B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 走行作業機における操向制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8264483A JP2905452B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 走行作業機における操向制御装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29163889A Division JP2784065B2 (ja) | 1989-11-09 | 1989-11-09 | 走行作業機における操向制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09118249A true JPH09118249A (ja) | 1997-05-06 |
JP2905452B2 JP2905452B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=17403873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8264483A Expired - Fee Related JP2905452B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 走行作業機における操向制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2905452B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014181511A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd | 建設機械の油圧回路及びその制御方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5070417U (ja) * | 1973-11-01 | 1975-06-21 |
-
1996
- 1996-10-04 JP JP8264483A patent/JP2905452B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5070417U (ja) * | 1973-11-01 | 1975-06-21 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014181511A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd | 建設機械の油圧回路及びその制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2905452B2 (ja) | 1999-06-14 |
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