JPH09118239A - 自動車用ステアリングホイール - Google Patents

自動車用ステアリングホイール

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JPH09118239A
JPH09118239A JP8311792A JP31179296A JPH09118239A JP H09118239 A JPH09118239 A JP H09118239A JP 8311792 A JP8311792 A JP 8311792A JP 31179296 A JP31179296 A JP 31179296A JP H09118239 A JPH09118239 A JP H09118239A
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JP
Japan
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film
pad
switch
airbag
shaped switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP8311792A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Nakaho
純一 仲保
Shigeru Kato
茂 加藤
Keizo Suzuki
恵三 鈴木
Toshio Ito
利夫 伊藤
Hiroaki Shindo
宏明 神藤
Sumio Sakaguchi
純雄 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Filing date
Publication date
Priority to JP1990070534U priority Critical patent/JPH0428170U/ja
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP8311792A priority patent/JPH09118239A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Steering Controls (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッド内へ設けるスイッチの組込みを容易に
なし得ると共に、エアバッグの組込みも容易になし得、
さらにはスイッチの作動を一層安定化し得るようにす
る。 【解決手段】 可撓性を有するパッド5の内面に、押圧
力に応じて開閉するフイルム状スイッチ11を配置し、
これとエアバッグ9との間に受板22を設ける。フイル
ム状スイッチ11はパッド5の内面に配置することで、
その組込みが容易にでき、しかもパッド5の内方にエア
バッグ収納用の収納部8を容易に確保できるから、エア
バッグ9も容易に組込むことができる。フイルム状スイ
ッチ11とエアバッグ9との間に受板22を設けること
により、エアバッグ9からフイルム状スイッチ11に不
均一な荷重が作用しないようにできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パッドの内方にス
イッチ及びエアバッグを備えた自動車用ステアリングホ
イールに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】自動車のステアリング
ホイールにあって、ホイール本体のボス部を覆うパッド
の内方にホーン用のスイッチを設けたものでは、一般的
には、パッドがボス部にばねにより弾性的に支持されて
いて、そのパッドを押圧して該パッド全体をボス部側へ
変位させることにより上記スイッチが操作されるように
なっている。
【0003】上記した従来構成のものでは、パッド自体
が比較的大きな質量をもっており、大きな振動等があっ
た場合に当該パッドの振動によりスイッチの作動が影響
されることが考えられ、これを防止するために設計上の
難しさがあった。また、パッド内に、乗員(運転者)を
保護するためのエアバッグを設ける構成とした場合、パ
ッドの質量が一層大きくなるために、設計が一層難しく
なるという問題点がある。
【0004】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、パッド内へ設けるスイッチとし
てフイルム状スイッチを用いることにより、そのスイッ
チの組込みを容易になし得ると共に、エアバッグの組込
みも容易になし得、さらにはスイッチの作動を一層安定
化し得る自動車用ステアリングホイールを提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホイール本体
のボス部にこれを覆うように取付けられた可撓性を有す
るパッドと、このパッドに設けられ、パッドの内方側か
らの圧力を受けたときに破れる薄肉部と、この薄肉部を
避けた状態で前記パッドの内面に配置され、押圧力に応
じて開閉するフイルム状スイッチと、前記パッドの内方
に設けられたエアバッグと、前記フイルム状スイッチと
エアバッグとの間にそのフイルム状スイッチと当接する
状態で設けられ、エアバッグからフイルム状スイッチに
不均一な荷重が作用しないようにする平板状をなす受板
とを具備する構成としたところに特徴を有する。
【0006】上記したものでは、可撓性を有するパッド
が押圧されることにより、フイルム状スイッチがそのパ
ッドの弾性変形による押圧力を受けて作動するものであ
り、そのフイルム状スイッチの作動は振動により影響さ
れるようなことはない。そして、フイルム状スイッチは
パッドの内面に配置することができるから、その組込み
が容易にでき、しかもパッドの内方にエアバッグ収納用
の収納部を容易に確保できるから、エアバッグも容易に
組込むことができる。
【0007】また、フイルム状スイッチとエアバッグと
の間にフイルム状スイッチと当接する受板を設けること
により、エアバッグからフイルム状スイッチに不均一な
荷重が作用しないようにできる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例につき図面
を参照して説明する。まず全体の正面を示す図2におい
て、1はステアリングホイールのホイール本体で、これ
は外側のリング部2及び中央部のボス部3並びにこれら
を結合するスポーク部4から構成されている。5はパッ
ドで、可撓性を有する材料、例えば発泡ポリウレタンか
らなり、上記ボス部3にこれを覆うように取付固定され
ている。このパッド5の内面の中央部及び左,右両側部
には夫々薄肉部を構成する溝部6a,6b,6cが形成
されており(図1の中央部の溝部6a参照)、パッド5
はこれら溝部6a,6b,6cの部分で薄肉となってい
る。
【0009】そして図1において、パッド5の下部には
ベースプレート7が固定され、このベースプレート7と
パッド5との間にエアバッグ収納用の収納部8が形成さ
れており、この収納部8内にエアバッグ9が折り畳まれ
た状態で収納されている。10はベースプレート7に固
定されたインフレータで、これは、図示しない衝撃セン
サの検出した衝撃が所定の大きさ以上のときに上記エア
バッグ9内にガスを封入するものである。
【0010】11は例えばホーン用のフイルム状スイッ
チで、これはパッド5に固定された状態で該パッド5の
内面に沿って配置されており、この場合、中央部の上記
溝部6aを境にし、かつ各溝部6a〜6cを避けた状態
で上下に設けられている。このフイルム状スイッチ11
は、詳細には次のように構成されている。
【0011】即ち、図3及び図4において、12はポリ
イミド樹脂またはポリエステル樹脂製の第1のフイルム
基板で、上面に夫々固定接点を構成する第1及び第2の
電極パターン13,14が所定の間隔部15を存した状
態で互いに入り込むように形成されている。16はポリ
イミド樹脂またはポリエステル樹脂製のフイルム状をな
すスペーサで、第1のフイルム基板12上に接着により
装着されており、これには上記間隔部15に対応する部
分に円形状の孔17が多数個形成されている。18はこ
れもポリイミド樹脂またはポリエステル樹脂製の第2の
フイルム基板で、スペーサ16上に接着により装着され
ており、これの下面には上記孔17よりも径小な円形状
の導通電極パターン19が各孔17内に位置するように
多数個形成されている。その導通電極パターン19が可
動接点を構成している。20はゴムまたは樹脂フイルム
製の押圧フイルムで、第2のフイルム基板18上に配設
されており、これの下面には導通電極パターン19より
も径大で且つ孔17よりも径小な円形状の凸部21が各
導通電極パターン19に対応して多数個形成されてい
る。
【0012】而して、このように構成されたフイルム状
スイッチ11は押圧フイルム20を上側とした状態でパ
ッド5の内面に沿って配置されている。尚、図1に示す
ようにフイルム状スイッチ11の端部11aはパッド5
の下方へ導出されており、これが図示しないホーンとの
接続回路に接続されている。
【0013】22は比較的剛性の高い平板状をなす受板
で、各フイルム状スイッチ11とエアバッグ9の上面と
の間にそれらと当接した状態で配置されており、この場
合、各受板22はフイルム状スイッチ11の上部下面に
接着されている。
【0014】次に上記構成の作用を説明する。パッド5
の上面が図1に矢印Aで示す方向に押圧されると、この
パッド5の弾性変形に伴いフイルム状スイッチ11に押
圧力が作用する。すると、フイルム状スイッチ11にお
ける押圧フイルム20がその押圧力を受けて同矢印A方
向へ変位し、これの凸部21が第2のフイルム基板18
を押圧することにより、導通電極パターン19が孔17
を介し第1及び第2の電極パターン13,14に接触し
てオン状態(閉成状態)となり、以てホーンが鳴らされ
る。この場合、フイルム状スイッチ11は導通電極パタ
ーン19と第1及び第2の電極パターン13,14とが
接触し得る箇所がパッド5の上面全体にわたるように存
しているので、パッド5の上面のどの部分を押圧しても
オンし得る構成となっている。
【0015】一方、所定値以上の衝撃が図示しない衝撃
センサにより検出された場合、その検出に基づきインフ
レータ10が作動して該インフレータ10からエアバッ
グ9内にガスが瞬時に封入される。すると、エアバッグ
9が膨らみ、パッド5がこのエアバッグ9の圧力を受け
て薄肉な溝部6a,6b,6c部分から破れて開き、エ
アバッグ9がそのパッド5から飛び出してさらに膨ら
む。この膨らんだエアバッグ9により乗員(運転者)が
保護される。このとき、フイルム状スイッチ11はパッ
ド5に固定されていると共に、各受板22はそのフイル
ム状スイッチ11に固定されているので、パッド5が破
れて開くときにはそれらフイルム状スイッチ11及び受
板22はパッド5に重なった状態で開く。
【0016】上記した実施例によれば、可撓性を有する
パッド5が押圧されることにより、フイルム状スイッチ
11がそのパッド5の弾性変形による押圧力を受けて作
動するものであり、そのフイルム状スイッチ11は振動
で影響されるようなことはない。そして、フイルム状ス
イッチ11はパッド5の内面に沿って設けることができ
るから、その組込みが容易にでき、しかもパッド5の内
方にエアバッグ収納用の収納部8を容易に確保できるか
ら、エアバッグ9も容易に組込むことができる。従っ
て、パッド5内にそれらフイルム状スイッチ11及びエ
アバッグ9を設ける構成の設計も容易にできるものであ
る。
【0017】また、フイルム状スイッチ11とエアバッ
グ9との間にフイルム状スイッチ11と当接する受板2
2を設けているので、エアバッグ9の上面が均一でない
ような場合でも、そのエアバッグ9からフイルム状スイ
ッチ11に不均一な荷重が作用しないようにでき、これ
によりフイルム状スイッチ11の作動をより安定したも
のとすることができる。
【0018】尚、本発明は上記し且つ図面に示した実施
例にのみ限定されるものではなく、例えばフイルム状ス
イッチ11としては上記したもの以外の構成のフイルム
状スイッチでも良い等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変形して実施し得る。
【0019】
【発明の効果】以上の記述にて明らかなように、本発明
によれば次のような効果を得ることができる。請求項1
によれば、パッド内にスイッチ及びエアバッグを設ける
ようにしたものにおいて、スイッチとしてフイルム状ス
イッチを用いることにより、スイッチの組込みを容易に
なし得ると共に、エアバッグの組込みも容易になし得
る。
【0020】また、フイルム状スイッチとエアバッグと
の間にフイルム状スイッチと当接する受板を設けたこと
により、フイルム状スイッチの作動を一層安定化し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、図2中I−I
線に沿って表した要部の縦断面図
【図2】全体の正面図
【図3】フイルム状スイッチの拡大縦断面図
【図4】部分的に破断して表した同スイッチの平面図
【符号の説明】
図面中、1はホイール本体、3はボス部、5はパッド、
6a,6b,6cは夫々溝部(薄肉部)、9はエアバッ
グ、10はインフレータ、11はフイルム状スイッチ、
22は受板を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 利夫 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 神藤 宏明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 坂口 純雄 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホイール本体のボス部にこれを覆うよう
    に取付けられた可撓性を有するパッドと、 このパッドに設けられ、パッドの内方側からの圧力を受
    けたときに破れる薄肉部と、 この薄肉部を避けた状態で前記パッドの内面に配置さ
    れ、押圧力に応じて開閉するフイルム状スイッチと、 前記パッドの内方に設けられたエアバッグと、 前記フイルム状スイッチとエアバッグとの間にそのフイ
    ルム状スイッチと当接する状態で設けられ、エアバッグ
    からフイルム状スイッチに不均一な荷重が作用しないよ
    うにする平板状をなす受板とを具備してなる自動車用ス
    テアリングホイール。
JP8311792A 1990-07-02 1996-11-22 自動車用ステアリングホイール Pending JPH09118239A (ja)

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JP1990070534U JPH0428170U (ja) 1990-07-02 1990-07-02
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5594772B2 (ja) * 2010-09-29 2014-09-24 富士重工業株式会社 車両用表示装置

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JP3102691B2 (ja) * 1989-10-30 2000-10-23 豊田合成株式会社 エアバッグ装置を備えたステアリングホイール

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JPH0428170U (ja) 1992-03-05

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