JPH09118225A - 車両用制御装置 - Google Patents

車両用制御装置

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JPH09118225A
JPH09118225A JP28011595A JP28011595A JPH09118225A JP H09118225 A JPH09118225 A JP H09118225A JP 28011595 A JP28011595 A JP 28011595A JP 28011595 A JP28011595 A JP 28011595A JP H09118225 A JPH09118225 A JP H09118225A
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JP
Japan
Prior art keywords
chamber
cooling
control device
closed chamber
control box
Prior art date
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Pending
Application number
JP28011595A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Takahashi
徹 高橋
Heikichi Kuwabara
平吉 桑原
Atsushi Suzuki
敦 鈴木
Takashi Tsuboi
孝 坪井
Hiroshi Itahana
博 板鼻
Hisashi Kondo
久 近藤
Hideji Saito
秀治 斉藤
Nobuaki Mizuguchi
信章 水口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Plant Technologies Ltd
Hitachi Mito Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Techno Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Mito Engineering Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09118225A publication Critical patent/JPH09118225A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、密閉室内の冷却効果を向上して、小
形化が行い得る車両用制御装置を提供することにある。 【解決手段】本発明は、制御用電気機器を夫々収納した
密閉室11,11A,11Bと開放室12とを有する制
御箱10を、車体床下に支持してなる車両用制御装置に
おいて、前記密閉室表面の頂部及びこの頂部に連なる両
側部を、連続して冷却する冷却媒体流路を形成したので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用制御装置に係
り、特に、車体床下に支持される車両用制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用制御装置は、例えば特開平
5−162639 号公報に記載のように、下方から上方に向か
って冷却風を流通させて発熱する制御用電気機器の冷却
を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成は、制御用電
気機器を収納した密閉室内の冷却については何等配慮さ
れておらず、密閉室内の冷却が不十分になり、車両用制
御装置の小形化を妨げていた。
【0004】本発明の第1の目的とするところは、密閉
室内の冷却効果を向上できる車両用制御装置を提供する
ことにある。
【0005】本発明の第2の目的は、小形化が行い得る
車両用制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、車
体床下に支持され密閉室を有する制御箱と、前記密閉室
内に収納された制御用電気機器とを備えた車両用制御装
置において、前記密閉室表面の頂部及びこの頂部に連な
る両側部に面して連続する冷却媒体流路を構成したこと
によって達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図1〜図
4について説明する。
【0008】電気車を駆動するための主回路は、図4に
示すように、力行時、パンタグラフ等の集電装置1を介
して集電された単相交流は主変圧器3にて降圧され、第
1群コンバータ41及び第2群コンバータ42に導かれ
る。ここでコンバータ41,42側の自己消弧型素子、
例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Tra
nsistor)41a,41b,42a,42bを適切なタ
イミングでスイッチング動作させることにより、前記単
相交流は一定の直流に変換され、平滑用のフィルタコン
デンサ51,52,61,62を充電する。
【0009】さらに、第1群インバータ71及び第2群
のインバータ72のIGBT71a〜71c,72a〜72cをス
イッチング動作させることにより、可変電圧可変周波数
の三相交流に変換され、この三相交流で夫々三相誘導電
動機81,82を駆動することにより、鉄道車両を走行
させている。尚、図中2は接地装置である。
【0010】ところで、回生ブレーキ時には、逆に、三
相誘導電動機81,82に発生した三相交流電力をイン
バータ71,72にて直流に変換し、さらにコンバータ
41,42にて単相交流に変換して前記集電装置1を介
して架線(図示せず)に回生することにより、ブレーキ
力を得ている。
【0011】上記主回路を構成する制御用電気機器であ
るIGBT,フィルタコンデンサ等は通電により発熱す
るために、冷却する必要があるが、外気による冷却は、
外気に混じる水分や塵埃等の有害物質が絶縁を低下させ
るので、前記制御用電気機器は制御箱の密閉室内に収納
された状態で冷却しなければならない。
【0012】その冷却構造を図1〜図3について説明す
る。車体9の床下に支持される制御箱10は、密閉室1
1と開放室12の2つの収納室を有する。これら密閉室
11と開放室12とは、密閉室11が車体9の側面側に
位置するようにしている。前記密閉室11は、例えばア
ルミニウム材で形成された冷却板13とその片側面を覆
う密閉カバー14とによって構成され、内部には、IGBT
15,付属電気部品16,フィルタコンデンサ5が収納さ
れている。このように構成された密閉室11を制御箱1
0内の仕切壁17に支持させることにより、前記開放室
12が形成される。尚、仕切壁17の上部には空気が流
通できるように開口17Hが形成されている。
【0013】前記制御箱10の密閉室11側の側壁10
aは、前記密閉カバー14との間に隙間を持っており、
下側に開口10Mを有する。また、前記制御箱10の底
壁10bの前記開放室12と対向する位置には下向きの
開口10Nが設けられ、金網等の透孔体10Kを施して
線路19上の砂利等の侵入を防いでいる。さらに、前記
開放室12内には前記冷却板13から放熱フィン18が
突出しており、また、冷却ファン20が設置されてい
る。前記側壁10aは、ヒンジを介して鎖線で示すよう
に開閉できるように構成されている。
【0014】ところで、前記冷却板13は、車両進行方
向に沿って4枚位置し、夫々はコンバータ41,42及
びインバータ71,72に対応している。
【0015】以上のように構成したので、冷却ファン2
0を駆動することにより、空気の流れは図1の矢印で示
すように流れる。即ち、制御箱10の側壁10aの下方
に設けた開口10Mから導入された外気は、密閉カバー
14の表面に沿って上昇して頂面に達し、そこから開口
17Hを通過して開放室12内に至り、冷却板13に沿
って下方に流れ、開口10Nから制御箱10外に放出さ
れる。
【0016】したがって、密閉室11の頂部とその両側
には冷却風の通路が形成されたことになり、内部で発生
した熱を効率よく、冷却することができる。さらに、密
閉室11の頂部を冷却することによって、熱が頂部にこ
もるのを抑えることができ、密閉室11内の温度をほぼ
均一化することができる。
【0017】この他、IGBT15,付属電気部品16,フィ
ルタコンデンサ5等の保守点検に際しては、前記側壁1
0aを鎖線で示すように開け、密閉カバー14を取外す
ことにより、実施できる。
【0018】ところで、フィルタコンデンサ5は、小形
のアルミ電解コンデンサを用いているが、発熱量が大き
いので、図3に示すように構成されている。即ち、エレ
メント5aはフィラ5cによりケース5b内に接着され
て収納されており、蓋5dで密封されている。蓋5dに
は端子5eが固定されリード線5fでエレメント5aに
接続されている。
【0019】上記構成のフィルタコンデンサ5におい
て、発熱するのは、エレメント5a全体であるが、エレ
メント5aをケース5bの底部側半分のみに接着してい
るので、発生した熱は蓋5d側は空気層によって断熱さ
れるので、主にフィラ5cを介してケース5bの底部側
半分に伝達される。そこで、表面温度が高くなる、ケー
ス5bの底部側半分を前記空気の流路内に突出するよう
に、密閉カバー14を突出させ、この突出させた部分に
ケース5bの底部側半分を収納して積極的に冷却するよ
うにしたのである。
【0020】ただ、密閉カバー14を介してケース5b
を冷却しているので、冷却効率は良好とは云えない。こ
の場合、充填剤を充填したりして密閉カバー14とケー
ス5b間の隙間をなくすことによって熱伝導を向上させ
て冷却効率を向上させるようにしてもよい。
【0021】また、さらに冷却効率を向上させるため
に、図5に示すように構成してもよい。フィルタコンデ
ンサ5のケース5bそのものも防塵防水機能を有するの
で、ケース5bの底部側半分を密閉カバー14から貫通
させて直接冷却空気の流路内に臨ませるのである。
【0022】以上の実施例は、車体9の床下に支持され
る制御箱10に車両幅方向の一方に密閉室11を、他方
に開放室12を形成したものであるが、図6,図7に示
すように、構成してもよい。即ち、開放室12を中心
に、車両幅方向の両側に、密閉室11A,11Bを形成
し、これら密閉室11A,11Bを形成する冷却板13A
〜13Jの夫々1枚ごとに前記IGBT41a,41b,42
a,42b,71a〜71c,72a〜72cを取付けた
のであり、それ以外の構成及び配置は上記実施例と同じ
である。
【0023】上記構成において、冷却空気は、左右両側
の下方から導入されて密閉室11A,11Bの側面に沿
って上昇し、密閉室11A,11Bの頂部を冷却した
後、密閉室11A,11Bの側面に沿って下降し、開放
室12の冷却ファン20によって制御箱10の真下に放
出される点で、上記実施例と同じ作用効果を奏するもの
である。
【0024】尚、上記各実施例において、密閉室11,
11A,11Bを夫々複数設けたが、これを共通の密閉
室にしてもよい。即ち、図2において、4つの密閉室1
1を1つの密閉室とし、図7において、夫々5つの密閉
室11A,11Bを1つの密閉室とするのである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、密
閉室内の冷却効果を向上して、小形化が行い得る車両用
制御装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用制御装置の一実施例を示す
縦断概略正面図。
【図2】図1のII−II線に沿う横断概略平面図。
【図3】図1のフィルタコンデンサを示す拡大断面図。
【図4】本発明による車両用制御装置の主回路構成図。
【図5】フィルタコンデンサの別な構成を示す拡大断面
図。
【図6】本発明による車両用制御装置の他の実施例を示
す縦断概略正面図。
【図7】図6のVII−VII線に沿う横断概略平面図。
【符号の説明】
5,51,52,61,62…フィルタコンデンサ、1
0…制御箱、11,11A,11B…密閉室、12…開
放室、41a,41b,42a,42b,71a〜71
c,72a〜72c…IGBT(制御用電気機器)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 平吉 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 鈴木 敦 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 坪井 孝 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 板鼻 博 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日 立システムプラザ勝田 日立水戸エンジニ アリング株式会社内 (72)発明者 近藤 久 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 斉藤 秀治 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 水口 信章 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御用電気機器を夫々収納した密閉室と開
    放室とを有する制御箱を、車体床下に支持してなる車両
    用制御装置において、前記密閉室表面の頂部及びこの頂
    部に連なる両側部を、連続して冷却する冷却媒体流路を
    形成したことを特徴とする車両用制御装置。
  2. 【請求項2】車体床下に支持され密閉室を有する制御箱
    と、前記密閉室内に収納された制御用電気機器とを備え
    た車両用制御装置において、前記密閉室表面の頂部及び
    この頂部に連なる両側部に面して連続する冷却媒体流路
    を構成したことを特徴とする車両用制御装置。
  3. 【請求項3】前記密閉室内に収納された制御用電気機器
    は、冷却板に支持されており、この冷却板によって前記
    密閉室の一部は構成され、かつ前記冷却板によって前記
    冷却媒体流路の一部は構成されていることを特徴とする
    請求項1または2記載の車両用制御装置。
  4. 【請求項4】前記密閉室は、前記冷却媒体流路内に冷却
    フィンを突出させていることを特徴とする請求項1また
    は2記載の車両用制御装置。
  5. 【請求項5】前記密閉室は、前記冷却媒体流路内に向か
    って制御用電気機器収納部を突出させていることを特徴
    とする請求項1または2記載の車両用制御装置。
  6. 【請求項6】開放室を中心に両側に密閉室を夫々形成し
    た制御箱と、これら密閉室と開放室に夫々収納される制
    御用電気機器とを有し、前記密閉室が車体の幅方向両側
    に位置するように前記制御箱を車体床下に支持してなる
    車両用制御装置において、前記各密閉室表面の頂部及び
    この頂部に連なる外側部を連続して冷却し前記開放室に
    連なる冷却風流路を形成し、かつ前記開放室内に前記冷
    却風流路内に冷却風を流通させる送風機を設けたことを
    特徴とする車両用制御装置。
JP28011595A 1995-10-27 1995-10-27 車両用制御装置 Pending JPH09118225A (ja)

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