JPH09118173A - 車載排水タンク - Google Patents
車載排水タンクInfo
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- JPH09118173A JPH09118173A JP29903195A JP29903195A JPH09118173A JP H09118173 A JPH09118173 A JP H09118173A JP 29903195 A JP29903195 A JP 29903195A JP 29903195 A JP29903195 A JP 29903195A JP H09118173 A JPH09118173 A JP H09118173A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spare tire
- drainage tank
- water tank
- tank
- waste water
- Prior art date
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- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車体後部に搭載される排水タンクにより後部
室を狭くすることがなく、簡単に着脱ができ貯溜した排
水の廃棄が容易な車載排水タンクを供する。 【解決手段】 車体のリヤフロアの凹部にスペアタイヤ
50を水平に収容する自動車において、上下幅を狭くした
略偏平箱状をなし下壁中央が下方へ膨出して凸部53dを
形成した排水タンク53であり、前記スペアタイヤ50の中
央凹部に該排水タンク53の下壁凸部53dが嵌合されて着
脱自在に支持される車載排水タンク。
室を狭くすることがなく、簡単に着脱ができ貯溜した排
水の廃棄が容易な車載排水タンクを供する。 【解決手段】 車体のリヤフロアの凹部にスペアタイヤ
50を水平に収容する自動車において、上下幅を狭くした
略偏平箱状をなし下壁中央が下方へ膨出して凸部53dを
形成した排水タンク53であり、前記スペアタイヤ50の中
央凹部に該排水タンク53の下壁凸部53dが嵌合されて着
脱自在に支持される車載排水タンク。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャンピングカー
等の排水を貯溜する排水タンクを備える自動車における
車載排水タンクに関する。
等の排水を貯溜する排水タンクを備える自動車における
車載排水タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】車体後部に調理装置を備え、上水タンク
と排水タンクを搭載した自動車の例は、実開平4−10
0932号,実開平6−46541号公報,実開平7−
17658号公報,実開昭57−130768号公報等
に記載されたものがある。
と排水タンクを搭載した自動車の例は、実開平4−10
0932号,実開平6−46541号公報,実開平7−
17658号公報,実開昭57−130768号公報等
に記載されたものがある。
【0003】そのうち実開平4−100932号,実開
平6−46541号公報記載のものは、ガスコンロ,流
し槽,その下方に開閉扉を備えたキャビネットを一体に
備えた調理キャビネットを車体後部に搭載するもので、
キャビネット内に上水タンクと排水タンクとを収納して
おり、両タンクとも通常のポリタンクの如く縦長のもの
を用いている。
平6−46541号公報記載のものは、ガスコンロ,流
し槽,その下方に開閉扉を備えたキャビネットを一体に
備えた調理キャビネットを車体後部に搭載するもので、
キャビネット内に上水タンクと排水タンクとを収納して
おり、両タンクとも通常のポリタンクの如く縦長のもの
を用いている。
【0004】実開平7−17658号公報に記載された
排水タンクは、その車体への取付状態は不明ではある
が、タンク自体はやはり縦長のものを用いている。また
実開昭57−130768号公報に記載された排水タン
クは、偏平な形状をして車体後部に備えつけられている
が、主に大型車両に設けられ、排水タンクには貯溜され
た排水を浄化して排出する装置が設けられている。
排水タンクは、その車体への取付状態は不明ではある
が、タンク自体はやはり縦長のものを用いている。また
実開昭57−130768号公報に記載された排水タン
クは、偏平な形状をして車体後部に備えつけられている
が、主に大型車両に設けられ、排水タンクには貯溜され
た排水を浄化して排出する装置が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記調理キャビネット
を備えるのは、それだけで大型であり地上からの高さが
高くなり、調理キャビネットを車体後方に引き出して
も、足踏み台等に乗らなければ、調理したり洗顔したり
することができない。
を備えるのは、それだけで大型であり地上からの高さが
高くなり、調理キャビネットを車体後方に引き出して
も、足踏み台等に乗らなければ、調理したり洗顔したり
することができない。
【0006】またワンボックスタイプの自動車ならば、
かかる大型の調理キャビネットを車内に収容しても、室
内にまだ余裕を持たせることもできるが、ワゴンタイプ
の自動車では、このような調理キャビネットを入れると
室内に全く余裕がなくなり、室内にベットを形成するこ
となど不可能である。
かかる大型の調理キャビネットを車内に収容しても、室
内にまだ余裕を持たせることもできるが、ワゴンタイプ
の自動車では、このような調理キャビネットを入れると
室内に全く余裕がなくなり、室内にベットを形成するこ
となど不可能である。
【0007】このように排水タンクを縦長の形状のもの
を用いると、排水タンクより上方に位置する流し槽との
組み合わせでどうしても全体の高さが高くなり、上記の
ような不具合を生じる。
を用いると、排水タンクより上方に位置する流し槽との
組み合わせでどうしても全体の高さが高くなり、上記の
ような不具合を生じる。
【0008】また実開昭57−130768号公報に記
載されたように、偏平形状の排水タンクもあるが、かな
り大型のもので、配管がすでになされ固定されたままで
貯溜された排水の排出ができるようになっており、簡単
に着脱することはできない。したがって排水タンクを取
り出して所定の場所に排水を廃棄することはできず、そ
のため常に容積に余裕をもたせなければならず大型のも
のが要求されキャンピングカーなどには適さない。
載されたように、偏平形状の排水タンクもあるが、かな
り大型のもので、配管がすでになされ固定されたままで
貯溜された排水の排出ができるようになっており、簡単
に着脱することはできない。したがって排水タンクを取
り出して所定の場所に排水を廃棄することはできず、そ
のため常に容積に余裕をもたせなければならず大型のも
のが要求されキャンピングカーなどには適さない。
【0009】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、車体後部に搭載される排水タ
ンクにより後部室を狭くすることがなく、簡単に着脱が
でき貯溜した排水の廃棄が容易な車載排水タンクを供す
る点にある。
で、その目的とする処は、車体後部に搭載される排水タ
ンクにより後部室を狭くすることがなく、簡単に着脱が
でき貯溜した排水の廃棄が容易な車載排水タンクを供す
る点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、車体のリヤフロアの凹部にスペアタイヤ
を水平に収容する自動車において、上下幅を狭くした略
偏平箱状をなし下壁中央が下方へ膨出して凸部を形成し
た排水タンクであり、前記スペアタイヤの中央凹部に該
排水タンクの下壁凸部が嵌合されて着脱自在に支持され
る車載排水タンクとした。
に、本発明は、車体のリヤフロアの凹部にスペアタイヤ
を水平に収容する自動車において、上下幅を狭くした略
偏平箱状をなし下壁中央が下方へ膨出して凸部を形成し
た排水タンクであり、前記スペアタイヤの中央凹部に該
排水タンクの下壁凸部が嵌合されて着脱自在に支持され
る車載排水タンクとした。
【0011】車体のリヤフロアの凹部に水平に収容され
たスペアタイヤの上に、略偏平箱状をなす排水タンクが
下壁中央の凸部を同スペアタイヤの中央凹部に嵌合させ
て支持されるので、排水タンクの上面の高さは低く抑え
られ、よって後部室の空間を広く確保することができ
る。また排水タンクはスペアタイヤの上に嵌合載置され
るので、着脱が容易にでき、排水タンクに貯溜した排水
の廃棄が適当な場所を選んで簡単にできる。
たスペアタイヤの上に、略偏平箱状をなす排水タンクが
下壁中央の凸部を同スペアタイヤの中央凹部に嵌合させ
て支持されるので、排水タンクの上面の高さは低く抑え
られ、よって後部室の空間を広く確保することができ
る。また排水タンクはスペアタイヤの上に嵌合載置され
るので、着脱が容易にでき、排水タンクに貯溜した排水
の廃棄が適当な場所を選んで簡単にできる。
【0012】板状をなし前記スペアタイヤの中央凹部と
前記排水タンクの下壁凸部に対応して下方へ膨出した凹
みを形成したセパレータを、前記スペアタイヤと前記排
水タンクとの間に着脱自在に介在させた請求項1記載の
車載排水タンクとする。セパレータは板状で薄いので、
排水タンクの上面の高さは低い状態を維持でき、かつセ
パレータによりより安定して排水タンクが支持される。
また排水タンクを取り外した後もセパレータによりスペ
アタイヤが隠され、見栄えもよい。
前記排水タンクの下壁凸部に対応して下方へ膨出した凹
みを形成したセパレータを、前記スペアタイヤと前記排
水タンクとの間に着脱自在に介在させた請求項1記載の
車載排水タンクとする。セパレータは板状で薄いので、
排水タンクの上面の高さは低い状態を維持でき、かつセ
パレータによりより安定して排水タンクが支持される。
また排水タンクを取り外した後もセパレータによりスペ
アタイヤが隠され、見栄えもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図16に図示され
た本発明の一実施形態について説明する。乗用自動車1
は、4ドア乗用車の車体後部に上方へ開閉される後部ド
ア2を備えた5ドアハッチバック型であってステーショ
ンワゴンとも称せられており、該後部ドア2を上方へ開
放した場合には、車室内空間がその開口でもって広く車
室外へ開放されるようになっている。
た本発明の一実施形態について説明する。乗用自動車1
は、4ドア乗用車の車体後部に上方へ開閉される後部ド
ア2を備えた5ドアハッチバック型であってステーショ
ンワゴンとも称せられており、該後部ドア2を上方へ開
放した場合には、車室内空間がその開口でもって広く車
室外へ開放されるようになっている。
【0014】また乗用自動車1のフロア3における左右
後車輪4のホィールハウジング5より後方部分上に、前
後に細長く櫓状に組上げられたベッドフレーム支持枠体
6が据付けられ、該ベッドフレーム支持枠体6の上面に
固定ブラケット7が一体に固着されており、該ベッドフ
レーム支持枠体6の前後両面および上面ならびに内側面
は、合成樹脂製のサイドカバー8で密閉され、同ベッド
フレーム支持枠体6は後記調理ユニットケース35の支持
体を兼ねている。
後車輪4のホィールハウジング5より後方部分上に、前
後に細長く櫓状に組上げられたベッドフレーム支持枠体
6が据付けられ、該ベッドフレーム支持枠体6の上面に
固定ブラケット7が一体に固着されており、該ベッドフ
レーム支持枠体6の前後両面および上面ならびに内側面
は、合成樹脂製のサイドカバー8で密閉され、同ベッド
フレーム支持枠体6は後記調理ユニットケース35の支持
体を兼ねている。
【0015】さらに左右1対のベッドフレーム9は、3
対に分割された棒状ベッドフレーム部片10と、該ベッド
フレーム部片10の端部を折畳自在に連絡するように該ベ
ッドフレーム部片10にそれぞれ枢軸11を介して枢着され
た接手部材たる内外側2枚の接手金具12と、前記ベッド
フレーム部片10におけるベッドフレーム支持枠体6上方
の基端ベッドフレーム部片10a, 10bの外側面に一体に
装着されたブラケット13と前記ベッドフレーム部片10の
両端部上面に突設された小さな円柱状突栓14とよりなっ
ており、基端ベッドフレーム部片10a,10bは、そのブラ
ケット13、サイドカバー8を貫通してベッドフレーム支
持枠体6の固定ブラケット7に着脱自在に螺着される3
対の取付け螺子15によってベッドフレーム支持枠体6に
着脱可能に取付けられるようになっている。
対に分割された棒状ベッドフレーム部片10と、該ベッド
フレーム部片10の端部を折畳自在に連絡するように該ベ
ッドフレーム部片10にそれぞれ枢軸11を介して枢着され
た接手部材たる内外側2枚の接手金具12と、前記ベッド
フレーム部片10におけるベッドフレーム支持枠体6上方
の基端ベッドフレーム部片10a, 10bの外側面に一体に
装着されたブラケット13と前記ベッドフレーム部片10の
両端部上面に突設された小さな円柱状突栓14とよりなっ
ており、基端ベッドフレーム部片10a,10bは、そのブラ
ケット13、サイドカバー8を貫通してベッドフレーム支
持枠体6の固定ブラケット7に着脱自在に螺着される3
対の取付け螺子15によってベッドフレーム支持枠体6に
着脱可能に取付けられるようになっている。
【0016】さらにまた基端ベッドフレーム部片10a、
10bを相互に連結する基部接手金具12aは、小判状に形
成され、ベッドフレーム支持枠体6より前部が前方へ突
出した基端ベッドフレーム部片10bと先端ベッドフレー
ム部片10cとを相互に連絡する先端部接手金具12bの下
部中央には、横フレーム16aの上部を上方から抱持しう
るように切欠き部が形成されている。そして前記先端ベ
ッドフレーム部片10cの先端に装着された横フレーム挟
持金具17も先端部接手金具12bと同様に形成されてい
る。
10bを相互に連結する基部接手金具12aは、小判状に形
成され、ベッドフレーム支持枠体6より前部が前方へ突
出した基端ベッドフレーム部片10bと先端ベッドフレー
ム部片10cとを相互に連絡する先端部接手金具12bの下
部中央には、横フレーム16aの上部を上方から抱持しう
るように切欠き部が形成されている。そして前記先端ベ
ッドフレーム部片10cの先端に装着された横フレーム挟
持金具17も先端部接手金具12bと同様に形成されてい
る。
【0017】しかも先端部接手金具12bおよび横フレー
ム挟持金具17の上方の車体上部内側壁18には、図11およ
び図12に図示されるように、ルーフライニング19を挟ん
でグラブレールブラケット20が当てがわれ、グラブレー
ル21の両端部およびグラブレールブラケット20を貫通し
て車体上部内側壁18に螺着されるカバー付取付螺子22に
よって、グラブレール21およびグラブレールブラケット
20は車体上部内側壁18に一体に共締めされるようになっ
ている。なおグラブレールブラケット20の前後いずれか
一端にベルト係止突片23が一体に突設されている。
ム挟持金具17の上方の車体上部内側壁18には、図11およ
び図12に図示されるように、ルーフライニング19を挟ん
でグラブレールブラケット20が当てがわれ、グラブレー
ル21の両端部およびグラブレールブラケット20を貫通し
て車体上部内側壁18に螺着されるカバー付取付螺子22に
よって、グラブレール21およびグラブレールブラケット
20は車体上部内側壁18に一体に共締めされるようになっ
ている。なおグラブレールブラケット20の前後いずれか
一端にベルト係止突片23が一体に突設されている。
【0018】また前記先端部接手金具12bおよび横フレ
ーム挟持金具17に下方から上方に向って嵌合される横フ
レーム16bと車体上部内側壁18のベルト係止突片23とを
着脱自在に連結する可撓性部材たるベッド支持ベルト24
の両端部24a 、24b はループ状に形成され、該ベッド支
持ベルト24の一端ループ状部24aは後方グラブレール21
aのベルト係止突片23aに係合され、該ベッド支持ベル
ト24は後方横フレーム16aの端部および前方グラブレー
ル21bのベルト係止突片23bに順次係止された後、ベッ
ド支持ベルト24他端ループ状部24bは前方横フレーム16
bの端部に係合されるようになっている。
ーム挟持金具17に下方から上方に向って嵌合される横フ
レーム16bと車体上部内側壁18のベルト係止突片23とを
着脱自在に連結する可撓性部材たるベッド支持ベルト24
の両端部24a 、24b はループ状に形成され、該ベッド支
持ベルト24の一端ループ状部24aは後方グラブレール21
aのベルト係止突片23aに係合され、該ベッド支持ベル
ト24は後方横フレーム16aの端部および前方グラブレー
ル21bのベルト係止突片23bに順次係止された後、ベッ
ド支持ベルト24他端ループ状部24bは前方横フレーム16
bの端部に係合されるようになっている。
【0019】さらにベッドフレーム9の前後長さの1/3
の長さに3分割された床板25は、左右1対のベッドフレ
ーム9の巾よりも広く形成され、前記横フレーム16はこ
の床板25の巾よりも長く設定され、該床板25の下面に
は、ベッドフレーム9の上方に突設された突栓14に嵌合
しうる係止孔(図示されず)が形成されている。
の長さに3分割された床板25は、左右1対のベッドフレ
ーム9の巾よりも広く形成され、前記横フレーム16はこ
の床板25の巾よりも長く設定され、該床板25の下面に
は、ベッドフレーム9の上方に突設された突栓14に嵌合
しうる係止孔(図示されず)が形成されている。
【0020】さらにまたベッドフレーム支持枠体6およ
びサイドカバー8よりも前方に位置して後部座席27が配
設されており、背凭28が前方へ座29上に折畳れた際に
は、基端ベッドフレーム部片10bおよび先端ベッドフレ
ーム部片10cを、何等の障害もなく基端ベッドフレーム
部片10aより前方へ延長することができるようになって
いる。
びサイドカバー8よりも前方に位置して後部座席27が配
設されており、背凭28が前方へ座29上に折畳れた際に
は、基端ベッドフレーム部片10bおよび先端ベッドフレ
ーム部片10cを、何等の障害もなく基端ベッドフレーム
部片10aより前方へ延長することができるようになって
いる。
【0021】また左方ベッドフレーム支持枠体6aより
も左方外側に位置して車体に上水タンク30が一体に据付
けられ、該上水タンク30は左方ベッドフレーム支持枠台
6a内にも突出して、該支持枠台6a内の空間が有効に
利用され、該上水タンク30の上面には、口の広い注入口
とこれよりも狭いポンプ取付口が形成され、該注入口お
よびポンプ取付口にそれぞれ注水蓋31および給水蓋32が
着脱自在にかつ水密可能に嵌合されるようになってい
る。
も左方外側に位置して車体に上水タンク30が一体に据付
けられ、該上水タンク30は左方ベッドフレーム支持枠台
6a内にも突出して、該支持枠台6a内の空間が有効に
利用され、該上水タンク30の上面には、口の広い注入口
とこれよりも狭いポンプ取付口が形成され、該注入口お
よびポンプ取付口にそれぞれ注水蓋31および給水蓋32が
着脱自在にかつ水密可能に嵌合されるようになってい
る。
【0022】さらに給水蓋32の下方には、図示されない
モータにより駆動される給水ポンプ33が一体に取付けら
れ、該給水ポンプ33の吐出口に一端が接続された可撓性
給水管34は給水蓋32を貫通し、上水タンク30の溝56に沿
ってから、サイドカバー8および後記調理ユニットケー
ス35の頂部を貫通してその他端が管接手37を介してシャ
ワー式蛇口38に接続されている。そして、調理ユニット
ケース35の左側に洗水槽36が配置されるとともに調理ユ
ニットケース35の右側にガスレンジ40が配設されてい
る。
モータにより駆動される給水ポンプ33が一体に取付けら
れ、該給水ポンプ33の吐出口に一端が接続された可撓性
給水管34は給水蓋32を貫通し、上水タンク30の溝56に沿
ってから、サイドカバー8および後記調理ユニットケー
ス35の頂部を貫通してその他端が管接手37を介してシャ
ワー式蛇口38に接続されている。そして、調理ユニット
ケース35の左側に洗水槽36が配置されるとともに調理ユ
ニットケース35の右側にガスレンジ40が配設されてい
る。
【0023】さらにまた図14に図示されるように、ベッ
ドフレーム支持枠体6の室内側にブラケット41がボルト
ナット42によって一体に装着され、該ブラケット42にネ
ジ43でもってアウタレール44が前後水平方向に指向して
一体に取付けられるとともに、調理ユニットケース35の
両外側面にインナレール45が前後水平方向へ指向して一
体に取付けられ、通常の引出と同様に、アウタレール44
の基端下方とインナレール45の先端上方とにローラ64、
65が枢着されており、調理ユニットケース35を後方また
は前方へ押すと、インナレール45の先端ローラ65がアウ
タレール44の上方フランジ44aの下面に接しながら転動
するとともにインナレール45はアウタレール44の基端ロ
ーラ64上を前後に移動し、調理ユニットケース35は軽快
に引出しまたは退入されるようになっている。なおイン
ナレール45の先端には、アウタレール44の基端ローラ64
と係合しうるストッパー65が設けられている。
ドフレーム支持枠体6の室内側にブラケット41がボルト
ナット42によって一体に装着され、該ブラケット42にネ
ジ43でもってアウタレール44が前後水平方向に指向して
一体に取付けられるとともに、調理ユニットケース35の
両外側面にインナレール45が前後水平方向へ指向して一
体に取付けられ、通常の引出と同様に、アウタレール44
の基端下方とインナレール45の先端上方とにローラ64、
65が枢着されており、調理ユニットケース35を後方また
は前方へ押すと、インナレール45の先端ローラ65がアウ
タレール44の上方フランジ44aの下面に接しながら転動
するとともにインナレール45はアウタレール44の基端ロ
ーラ64上を前後に移動し、調理ユニットケース35は軽快
に引出しまたは退入されるようになっている。なおイン
ナレール45の先端には、アウタレール44の基端ローラ64
と係合しうるストッパー65が設けられている。
【0024】しかも図6に示すように調理ユニットケー
ス35にはロック操作部材46が枢着され、調理ユニットケ
ース35両側面から出没自在に突出しうる係止ピン47がリ
ンク48を介してロック操作部材46に連絡されており、ロ
ック操作部材46を一方向または逆方向に旋回操作する
と、係止ピン47が突出してサイドカバー8およびベッド
フレーム支持枠体6の係止孔49に係止し、または該係止
孔49より係止ピン47が外れるようになっている。
ス35にはロック操作部材46が枢着され、調理ユニットケ
ース35両側面から出没自在に突出しうる係止ピン47がリ
ンク48を介してロック操作部材46に連絡されており、ロ
ック操作部材46を一方向または逆方向に旋回操作する
と、係止ピン47が突出してサイドカバー8およびベッド
フレーム支持枠体6の係止孔49に係止し、または該係止
孔49より係止ピン47が外れるようになっている。
【0025】また左側のサイドカバー8には、上水タン
ク30の注水蓋31および給水蓋32が露出しうるように、着
脱自在に上水タンク蓋55が設けられ、上水タンク30の車
体内側寄りの表面には、可撓性給水管34が遊嵌しうる溝
56が形成されるとともに、上水タンク30の底部にドレン
弁57が設けられており、ドレン弁57を開放することによ
り、上水タンク30内清掃の際における上水タンク30内の
残水を排出することができるようになっている。
ク30の注水蓋31および給水蓋32が露出しうるように、着
脱自在に上水タンク蓋55が設けられ、上水タンク30の車
体内側寄りの表面には、可撓性給水管34が遊嵌しうる溝
56が形成されるとともに、上水タンク30の底部にドレン
弁57が設けられており、ドレン弁57を開放することによ
り、上水タンク30内清掃の際における上水タンク30内の
残水を排出することができるようになっている。
【0026】しかもシャワー式蛇口38の収納個所の近く
に注水スイッチ58が設けられており、注水スイッチ58を
オンさせると、図示されないモータにより給水ポンプ33
が回転駆動され、上水タンク30内の上水がシャワー式蛇
口38より吐出されるようになっている。
に注水スイッチ58が設けられており、注水スイッチ58を
オンさせると、図示されないモータにより給水ポンプ33
が回転駆動され、上水タンク30内の上水がシャワー式蛇
口38より吐出されるようになっている。
【0027】また右側のサイドカバー8には、給水蓋32
を駆動するモータや、キャンプ等に必要な電源用バッテ
リ(図示されず)を収納するためのバッテリ蓋59が着脱
自在に設けられている。
を駆動するモータや、キャンプ等に必要な電源用バッテ
リ(図示されず)を収納するためのバッテリ蓋59が着脱
自在に設けられている。
【0028】そして車内に収納された調理ユニットケー
ス35の下方には、リヤフロア3にスペアタイヤ50を収納
しうるスペアタイヤ収納凹部51が形成され(図6参
照)、同スペアタイヤ収納凹部51に水平姿勢のスペアタ
イヤ50が収納され、同スペアタイヤ収納凹部51の開口を
フロアボード52が覆っている。
ス35の下方には、リヤフロア3にスペアタイヤ50を収納
しうるスペアタイヤ収納凹部51が形成され(図6参
照)、同スペアタイヤ収納凹部51に水平姿勢のスペアタ
イヤ50が収納され、同スペアタイヤ収納凹部51の開口を
フロアボード52が覆っている。
【0029】このフロアボード52は、前記ベッドフレー
ム支持枠体6の下端と同じ高さにあって上方に近接して
調理ユニットケース35が位置し、下方はスペアタイヤ収
納凹部51に収納されたスペアタイヤ50との間に偏平な空
間を有し、同空間に排水タンク53が配設される。
ム支持枠体6の下端と同じ高さにあって上方に近接して
調理ユニットケース35が位置し、下方はスペアタイヤ収
納凹部51に収納されたスペアタイヤ50との間に偏平な空
間を有し、同空間に排水タンク53が配設される。
【0030】排水タンク53は、図15および図16に図示す
るように、上下幅の狭い偏平な矩形箱状をなし、その左
右後端が後方へ膨出して左右対をなす膨出部53a,53b
を形成し、両膨出部53a,53b間を連結するように把手
53cが形成されている。そして下壁中央が下方へ円錐台
状に膨出した凸部53dが形成されている。
るように、上下幅の狭い偏平な矩形箱状をなし、その左
右後端が後方へ膨出して左右対をなす膨出部53a,53b
を形成し、両膨出部53a,53b間を連結するように把手
53cが形成されている。そして下壁中央が下方へ円錐台
状に膨出した凸部53dが形成されている。
【0031】なお同凸部53dは偏平で、下端面の径はス
ペアタイヤ50のビード部の内径に略等しい。この排水タ
ンク53の容量は、前記上水タンク30の容量より大きく、
汚水が排水タンクから溢れ出るような事態は回避されて
いる。
ペアタイヤ50のビード部の内径に略等しい。この排水タ
ンク53の容量は、前記上水タンク30の容量より大きく、
汚水が排水タンクから溢れ出るような事態は回避されて
いる。
【0032】前記左側膨出部53aの上壁に排水受け口53
e、右側膨出部53bの上壁に空気抜き口53fがそれぞれ
突出形成されており、排水受け口53e,空気抜き口53f
のそれぞれに蓋54a,54bが着脱自在に螺合装着され
る。排水受け口53dに装着される開閉蓋54aには、中央
に円孔54cとその隣りに小円孔54dが形成されていてい
る。
e、右側膨出部53bの上壁に空気抜き口53fがそれぞれ
突出形成されており、排水受け口53e,空気抜き口53f
のそれぞれに蓋54a,54bが着脱自在に螺合装着され
る。排水受け口53dに装着される開閉蓋54aには、中央
に円孔54cとその隣りに小円孔54dが形成されていてい
る。
【0033】かかる排水タンク53とスペアタイヤ50との
間にはセパレータ26が介装されるようになっており、同
セパレータ26は略矩形板状をなし、下側のスペアタイヤ
50の中央凹部50aと上側の排水タンク53の凸部53dに対
応する箇所が下方へ膨出して凸部53dと同形状の円錐台
状の凹み26aが形成されている。
間にはセパレータ26が介装されるようになっており、同
セパレータ26は略矩形板状をなし、下側のスペアタイヤ
50の中央凹部50aと上側の排水タンク53の凸部53dに対
応する箇所が下方へ膨出して凸部53dと同形状の円錐台
状の凹み26aが形成されている。
【0034】したがってスペアタイヤ収納凹部51に収納
されたスペアタイヤ50の上に、セパレータ26を、その凹
み26aをスペアタイヤ50の凹部50aに嵌合させて被せる
ように載置すると、スペアタイヤ50は隠されてセパレー
タ26を床面とする見栄えの良い空間が形成される。
されたスペアタイヤ50の上に、セパレータ26を、その凹
み26aをスペアタイヤ50の凹部50aに嵌合させて被せる
ように載置すると、スペアタイヤ50は隠されてセパレー
タ26を床面とする見栄えの良い空間が形成される。
【0035】そのセパレータ26の上に排水タンク53が載
置される。排水タンク53は、その下壁の凸部53dがセパ
レータ26の凹み26aに嵌合して支持される。
置される。排水タンク53は、その下壁の凸部53dがセパ
レータ26の凹み26aに嵌合して支持される。
【0036】こうして載置された排水タンク53の上にフ
ロアボード52が覆われると、このフロアボード52の高さ
が通常の後部室の床面の高さとそれ程差がなく、後部室
の空間を大きく確保しており、排水タンクのために後部
室の空間がそれ程犠牲にされることはない。
ロアボード52が覆われると、このフロアボード52の高さ
が通常の後部室の床面の高さとそれ程差がなく、後部室
の空間を大きく確保しており、排水タンクのために後部
室の空間がそれ程犠牲にされることはない。
【0037】本乗用自動車1では、フロアボード52の上
には調理ユニットケース35が配設され、調理ユニットケ
ース35自体が、従来の調理キャビネットより低い位置に
設置されていて、調理や洗顔がし易く、またさらにその
調理キャビネットの上の車体ルーフまでの空間が広く残
されており、前記したようにベッドを形成するに十分な
余裕がある。
には調理ユニットケース35が配設され、調理ユニットケ
ース35自体が、従来の調理キャビネットより低い位置に
設置されていて、調理や洗顔がし易く、またさらにその
調理キャビネットの上の車体ルーフまでの空間が広く残
されており、前記したようにベッドを形成するに十分な
余裕がある。
【0038】このように偏平形状の排水タンク53はスペ
アタイヤ50の上にセパレータ26を介して配置されるの
で、安定して支持され、かつ排水タンク53の上面の高さ
は低く抑えられ、乗用自動車1のフロア3より上方へは
みださない状態であって後部室の空間を大きく確保する
ことができる。
アタイヤ50の上にセパレータ26を介して配置されるの
で、安定して支持され、かつ排水タンク53の上面の高さ
は低く抑えられ、乗用自動車1のフロア3より上方へは
みださない状態であって後部室の空間を大きく確保する
ことができる。
【0039】なお排水タンク53の下壁中央が膨出して凸
部53dを形成して容量を大きく確保して上水タンク30の
容量より大きいにもかかわらず、該凸部53dはセパレー
タ26の凹み26aに嵌合して排水タンク53の上面を低く抑
えることを可能とするとともに、排水タンク53をガタな
く確実に支持することができる。
部53dを形成して容量を大きく確保して上水タンク30の
容量より大きいにもかかわらず、該凸部53dはセパレー
タ26の凹み26aに嵌合して排水タンク53の上面を低く抑
えることを可能とするとともに、排水タンク53をガタな
く確実に支持することができる。
【0040】また排水タンク53は、セパレータ26の上に
載置されているだけなので、着脱が簡単にできる。その
際排水タンク53の後端に形成された把手53cを持つこと
で、容易に着脱ができ便利である。
載置されているだけなので、着脱が簡単にできる。その
際排水タンク53の後端に形成された把手53cを持つこと
で、容易に着脱ができ便利である。
【0041】こうして配置された排水タンク53の上方に
は、フロアボード52を介して調理ユニットケース35が配
設され、同調理ユニットケース35の前記洗水槽36に上端
を接続された可撓性排水管39が、調理ユニットケース35
およびフロアボード52を貫通して、その下端が排水タン
ク53の前記蓋54aの中央円孔54cに差し込まれて接続さ
れる。
は、フロアボード52を介して調理ユニットケース35が配
設され、同調理ユニットケース35の前記洗水槽36に上端
を接続された可撓性排水管39が、調理ユニットケース35
およびフロアボード52を貫通して、その下端が排水タン
ク53の前記蓋54aの中央円孔54cに差し込まれて接続さ
れる。
【0042】また前記シャワー式蛇口38に一端を支持さ
れ可撓性給水管34に沿って延びた空気抜きチューブ70
が、やはり調理ユニットケース35およびフロアボード52
を貫通して、その下端を蓋54aのもう一つの小円孔54d
に差し込まれる。
れ可撓性給水管34に沿って延びた空気抜きチューブ70
が、やはり調理ユニットケース35およびフロアボード52
を貫通して、その下端を蓋54aのもう一つの小円孔54d
に差し込まれる。
【0043】かかる構成により排水タンク53は、蓋54
a、54bが閉められた状態であっても空気抜きチューブ
70により常時内部が外気と連通していて、洗水槽36から
の排水が可撓性排水管39を通じて排水タンク53内に円滑
に入るようにしている。
a、54bが閉められた状態であっても空気抜きチューブ
70により常時内部が外気と連通していて、洗水槽36から
の排水が可撓性排水管39を通じて排水タンク53内に円滑
に入るようにしている。
【0044】図1ないし図16に図示された本発明の一実
施の形態は、前記したように構成されているので、ベッ
ドを利用しようとする場合には、調理ユニットケース35
を車体奥側に押込み、係止ピン47でもって該調理ユニッ
トケース35をロックした状態において、後部座席27の背
凭28を前方へ押倒し、ベッドフレーム9の基端ベッドフ
レーム部片10a,10bをサイドカバー8上に置き、その
外側のブラケット13、サイドカバー8を貫通した取付け
螺子15をベッドフレーム支持枠体6の固定ブラケット7
に螺着することによって、ベッドフレーム9をベッドフ
レーム支持枠体6に取付ける。
施の形態は、前記したように構成されているので、ベッ
ドを利用しようとする場合には、調理ユニットケース35
を車体奥側に押込み、係止ピン47でもって該調理ユニッ
トケース35をロックした状態において、後部座席27の背
凭28を前方へ押倒し、ベッドフレーム9の基端ベッドフ
レーム部片10a,10bをサイドカバー8上に置き、その
外側のブラケット13、サイドカバー8を貫通した取付け
螺子15をベッドフレーム支持枠体6の固定ブラケット7
に螺着することによって、ベッドフレーム9をベッドフ
レーム支持枠体6に取付ける。
【0045】次に後方グラブレール21aのベルト係止突
片23aに一端ループ状部24aが係合されたベッド支持ベ
ルト24を、先端部接手金具12bの下部中央の切欠きに下
方から当てがわれた後方横フレーム16aの両端部と、前
方グラブレール21bのベルト係止突片23bに順次係止し
た後、ベッド支持ベルト24の他端ループ状部24bを前方
横フレーム16bの端部に係合し、ベッドフレーム部片10
の突栓14に床板25の係止孔が嵌合するように、3枚の床
板をベッドフレーム9上に順次載置すれば、ベッドを組
立てることができる。また前記作業と逆の順序の作業を
行えば、ベッドを分解することができる。
片23aに一端ループ状部24aが係合されたベッド支持ベ
ルト24を、先端部接手金具12bの下部中央の切欠きに下
方から当てがわれた後方横フレーム16aの両端部と、前
方グラブレール21bのベルト係止突片23bに順次係止し
た後、ベッド支持ベルト24の他端ループ状部24bを前方
横フレーム16bの端部に係合し、ベッドフレーム部片10
の突栓14に床板25の係止孔が嵌合するように、3枚の床
板をベッドフレーム9上に順次載置すれば、ベッドを組
立てることができる。また前記作業と逆の順序の作業を
行えば、ベッドを分解することができる。
【0046】ベッドの不使用時では、ベッドフレーム9
の基端ベッドフレーム部片10a,10bはベッドフレーム
支持枠体6より外されて、ベッドフレーム9は折畳ま
れ、床板25は3枚重ねて調理ユニットケース35の上方に
左右のベッドフレーム支持枠体6に架設されて収納され
るが、調理ユニットケース35自体が低い位置に配置され
ているので、重ねられた床板25の上方に空間を有し、後
方の視界が容易に得やすい。
の基端ベッドフレーム部片10a,10bはベッドフレーム
支持枠体6より外されて、ベッドフレーム9は折畳ま
れ、床板25は3枚重ねて調理ユニットケース35の上方に
左右のベッドフレーム支持枠体6に架設されて収納され
るが、調理ユニットケース35自体が低い位置に配置され
ているので、重ねられた床板25の上方に空間を有し、後
方の視界が容易に得やすい。
【0047】また駐車しかつ後部ドア2を上方へ開放し
た状態において、ロック操作部材46をアンロックに操作
すると、係止ピン47が係止孔49より外れ、調理ユニット
ケース35を後方へ引出すことができ、後方へ引出した状
態では、洗水槽36やシャワー式蛇口38やガスレンジ40
が、左右のベッドフレーム支持枠体6に架設された床板
25より、後方へ露出するので、調理ユニットケース35を
利用して洗顔や、調理を行うことができる。
た状態において、ロック操作部材46をアンロックに操作
すると、係止ピン47が係止孔49より外れ、調理ユニット
ケース35を後方へ引出すことができ、後方へ引出した状
態では、洗水槽36やシャワー式蛇口38やガスレンジ40
が、左右のベッドフレーム支持枠体6に架設された床板
25より、後方へ露出するので、調理ユニットケース35を
利用して洗顔や、調理を行うことができる。
【0048】その際調理ユニットケース35は、高過ぎて
踏み台等を必要とされることはなく適当な高さにあって
洗顔や調理をし易い。洗水槽36内の排水は、排水タンク
53の左方の蓋54aを貫通した可撓性排水管39を介して排
水タンク53内に、やはり蓋54aに差し込まれた空気抜き
チューブ70の空気抜きにより円滑に排出される。
踏み台等を必要とされることはなく適当な高さにあって
洗顔や調理をし易い。洗水槽36内の排水は、排水タンク
53の左方の蓋54aを貫通した可撓性排水管39を介して排
水タンク53内に、やはり蓋54aに差し込まれた空気抜き
チューブ70の空気抜きにより円滑に排出される。
【0049】さらに管接手37を外して可撓性給水管34と
シャワー式蛇口38を接続する管接手34を外し、可撓性排
水管39と空気抜きチューブ70とを排水タンク53の左方の
蓋54aから抜取った後、調理ユニットケース35を後方へ
引出し、調理ユニットケース35の後端を上方へ持上げた
状態で調理ユニットケース35を後方へ引くと、インナレ
ール45の先端のストッパー66がアウタレール44の基端の
ローラ64を乗越えて、インナレール45のストッパー66と
アウタレール44の基端ローラと64の係止が外れるので、
調理ユニットケース35をアウタレール44から外して、車
外に搬出することができる。
シャワー式蛇口38を接続する管接手34を外し、可撓性排
水管39と空気抜きチューブ70とを排水タンク53の左方の
蓋54aから抜取った後、調理ユニットケース35を後方へ
引出し、調理ユニットケース35の後端を上方へ持上げた
状態で調理ユニットケース35を後方へ引くと、インナレ
ール45の先端のストッパー66がアウタレール44の基端の
ローラ64を乗越えて、インナレール45のストッパー66と
アウタレール44の基端ローラと64の係止が外れるので、
調理ユニットケース35をアウタレール44から外して、車
外に搬出することができる。
【0050】そしてフロアボード52を外すと、排水タン
ク53が現れるので、手前の把手53cを持って排水タンク
53を外に取り出すことが簡単にでき、適当な廃棄場所に
貯溜した排水を廃棄することが可能で環境に対する悪影
響を避けることができる。排水の廃棄の際には左側の蓋
54aを外し、右側の蓋54bを緩めるなり外すなりするこ
とで空気抜き口53eを開放し、排水受け口53fから貯溜
排水を円滑に排出することができる。
ク53が現れるので、手前の把手53cを持って排水タンク
53を外に取り出すことが簡単にでき、適当な廃棄場所に
貯溜した排水を廃棄することが可能で環境に対する悪影
響を避けることができる。排水の廃棄の際には左側の蓋
54aを外し、右側の蓋54bを緩めるなり外すなりするこ
とで空気抜き口53eを開放し、排水受け口53fから貯溜
排水を円滑に排出することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明は、車体後部室のリヤフロアの収
納凹部に水平に収容されたスペアタイヤの上に、略偏平
箱状をなす排水タンクが下壁中央の凸部を同スペアタイ
ヤの中央凹部に嵌合させて支持されるので、排水タンク
の上面の高さは低く抑えられ、よって後部室の空間を広
く確保することができる。また排水タンクはスペアタイ
ヤの上に嵌合載置されるので、着脱が容易にでき、排水
タンクに貯溜した排水の廃棄が適当な場所を選んで簡単
にできる。
納凹部に水平に収容されたスペアタイヤの上に、略偏平
箱状をなす排水タンクが下壁中央の凸部を同スペアタイ
ヤの中央凹部に嵌合させて支持されるので、排水タンク
の上面の高さは低く抑えられ、よって後部室の空間を広
く確保することができる。また排水タンクはスペアタイ
ヤの上に嵌合載置されるので、着脱が容易にでき、排水
タンクに貯溜した排水の廃棄が適当な場所を選んで簡単
にできる。
【0052】スペアタイヤと排水タンクとの間に着脱自
在にセパレータを介在させることで、セパレータは板状
で薄く排水タンクの上面の高さは低い状態を維持でき、
かつセパレータによりより安定して排水タンクが支持さ
れるとともに、排水タンクを取り外した後もセパレータ
によりスペアタイヤが隠され見栄えを良くすることがで
きる。
在にセパレータを介在させることで、セパレータは板状
で薄く排水タンクの上面の高さは低い状態を維持でき、
かつセパレータによりより安定して排水タンクが支持さ
れるとともに、排水タンクを取り外した後もセパレータ
によりスペアタイヤが隠され見栄えを良くすることがで
きる。
【図1】本発明に係る組立式車載ベッドを構成した乗用
自動車の斜視図である。
自動車の斜視図である。
【図2】ベッドを分解した状態の図1の車内左側面図で
ある。
ある。
【図3】ベッドを組立てた状態の図2の車内左側面図で
ある。
ある。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3において調理ユニットケースを後方へ引出
した状態の平面図である。
した状態の平面図である。
【図6】図3の背面図である。
【図7】図6の要部拡大背面図である。
【図8】図3の要部拡大背面図である。
【図9】図4の要部拡大平面図である。
【図10】グラブレールおよびベルト係止突片の側面図
である。
である。
【図11】図10の分解縦断平面図である。
【図12】図10の一部横断平面図である。
【図13】調理ユニットケースの前後摺動支持機構を図
示した側面図である。
示した側面図である。
【図14】図13のXIV −XIV 線に沿って截断した要部拡
大横断面図である。
大横断面図である。
【図15】排水タンクおよびその下方のセパレータ,ス
ペアタイヤの分解斜視図である。
ペアタイヤの分解斜視図である。
【図16】排水タンクの下面を示す斜視図である。
1…乗用自動車、2…後部ドア、3…フロア、4…後車
輪、5…ホィールハウジング、6…ベッドフレーム支持
枠体、7…固定ブラケット、8…サイドカバー、9…ベ
ッドフレーム、10…ベッドフレーム部片、11…枢軸、12
…接手金具、13…ブラケット、14…突栓、15…取付け螺
子、16…横フレーム、17…横フレーム挟持金具、18…車
体上部内側壁、19…ルーフライニング、20…グラブレー
ルブラケット、21…グラブレール、22…カバー付取付螺
子、23…ベルト係止突片、24…ベッド支持ベルト、25…
床板、26…セパレータ、27…後部座席、28…背凭、29…
座、30…上水タンク、31…注水蓋、32…給水蓋、33…給
水ポンプ、34…可撓性給水管、35…調理ユニットケー
ス、36…洗水槽、37…管接手、38…シャワー式蛇口、39
…可撓性排水管、40…ガスレンジ、41…ブラケット、42
…ボルトナット、43…ネジ、44…アウタレール、45…イ
ンナレール、46…ロック操作部片、47…係止ピン、48…
リンク、49…係止孔、50…スペアタイヤ、51…スペアタ
イヤ収納凹部、52…フロアボード、53…排水タンク、54
a,54b…蓋、55…上水タンク蓋、56…溝、57…ドレン
弁、58…注水スイッチ、59…バッテリ蓋、60…ベッドフ
レーム、61…ベッドフレーム部片、62…挿入片、63…横
フレーム挟持金具、64,65 …ローラ、66…ストッパー、
70…空気抜きチューブ。
輪、5…ホィールハウジング、6…ベッドフレーム支持
枠体、7…固定ブラケット、8…サイドカバー、9…ベ
ッドフレーム、10…ベッドフレーム部片、11…枢軸、12
…接手金具、13…ブラケット、14…突栓、15…取付け螺
子、16…横フレーム、17…横フレーム挟持金具、18…車
体上部内側壁、19…ルーフライニング、20…グラブレー
ルブラケット、21…グラブレール、22…カバー付取付螺
子、23…ベルト係止突片、24…ベッド支持ベルト、25…
床板、26…セパレータ、27…後部座席、28…背凭、29…
座、30…上水タンク、31…注水蓋、32…給水蓋、33…給
水ポンプ、34…可撓性給水管、35…調理ユニットケー
ス、36…洗水槽、37…管接手、38…シャワー式蛇口、39
…可撓性排水管、40…ガスレンジ、41…ブラケット、42
…ボルトナット、43…ネジ、44…アウタレール、45…イ
ンナレール、46…ロック操作部片、47…係止ピン、48…
リンク、49…係止孔、50…スペアタイヤ、51…スペアタ
イヤ収納凹部、52…フロアボード、53…排水タンク、54
a,54b…蓋、55…上水タンク蓋、56…溝、57…ドレン
弁、58…注水スイッチ、59…バッテリ蓋、60…ベッドフ
レーム、61…ベッドフレーム部片、62…挿入片、63…横
フレーム挟持金具、64,65 …ローラ、66…ストッパー、
70…空気抜きチューブ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】車体のリヤフロアの凹部に水平に収容され
たスペアタイヤの上に、略偏平箱状をなす排水タンクが
下壁中央の凸部を同スペアタイヤの中央凹部に嵌合させ
て支持されるので、排水タンクの上面の高さは低く抑え
られ、よって後部室の空間を広く確保することができ
る。また排水タンクはスペアタイヤの上に嵌合載置され
るので、着脱が容易にでき、排水タンクに貯溜した排水
の廃棄が所定の場所を選んで簡単にできる。
たスペアタイヤの上に、略偏平箱状をなす排水タンクが
下壁中央の凸部を同スペアタイヤの中央凹部に嵌合させ
て支持されるので、排水タンクの上面の高さは低く抑え
られ、よって後部室の空間を広く確保することができ
る。また排水タンクはスペアタイヤの上に嵌合載置され
るので、着脱が容易にでき、排水タンクに貯溜した排水
の廃棄が所定の場所を選んで簡単にできる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】さらにベッドフレーム9の前後長さに亘り
3分割された床板25は、左右1対のベッドフレーム9
の巾よりも広く形成され、前記横フレーム16はこの床
板25の巾よりも長く設定され、該床板25の下面に
は、ベッドフレーム9の上方に突設された突栓14に嵌
合しうる係止孔(図示されず)が形成されている。
3分割された床板25は、左右1対のベッドフレーム9
の巾よりも広く形成され、前記横フレーム16はこの床
板25の巾よりも長く設定され、該床板25の下面に
は、ベッドフレーム9の上方に突設された突栓14に嵌
合しうる係止孔(図示されず)が形成されている。
Claims (2)
- 【請求項1】 車体のリヤフロアの凹部にスペアタイヤ
を水平に収容する自動車において、 上下幅を狭くした略偏平箱状をなし下壁中央が下方へ膨
出して凸部を形成した排水タンクであり、前記スペアタ
イヤの中央凹部に該排水タンクの下壁凸部が嵌合されて
着脱自在に支持されることを特徴とする車載排水タン
ク。 - 【請求項2】 板状をなし前記スペアタイヤの中央凹部
と前記排水タンクの下壁凸部に対応して下方へ膨出した
凹みを形成したセパレータを、前記スペアタイヤと前記
排水タンクとの間に着脱自在に介在させたことを特徴と
する請求項1記載の車載排水タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29903195A JPH09118173A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 車載排水タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29903195A JPH09118173A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 車載排水タンク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09118173A true JPH09118173A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17867324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29903195A Pending JPH09118173A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 車載排水タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09118173A (ja) |
-
1995
- 1995-10-24 JP JP29903195A patent/JPH09118173A/ja active Pending
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