JPH09117709A - 流体材料吐出方法 - Google Patents

流体材料吐出方法

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JPH09117709A
JPH09117709A JP8262059A JP26205996A JPH09117709A JP H09117709 A JPH09117709 A JP H09117709A JP 8262059 A JP8262059 A JP 8262059A JP 26205996 A JP26205996 A JP 26205996A JP H09117709 A JPH09117709 A JP H09117709A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルから被加工物へ吐出される流体の粘性
の変化を補正する方法を提供する。 【解決手段】 制御信号に応答する計量弁と連通するノ
ズルから被加工物へ吐出される流体の粘性の変化を補正
する方法において、圧力下で流体を計量弁へ供給するス
テップと、ノズルと被加工物との間の可変相対速度を表
す工具速度信号をつくるステップと、流体の粘性変化の
関数として工具速度信号を調整し、駆動信号を発生する
ステップと、流体の低流量と相関関係のある流体圧力を
表すフィードバック信号を発生するステップと、フィー
ドバック信号及び駆動信号の関数として制御信号を発生
し、計量弁に流体の所望の流れを吐出させるステップ
と、を含む方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は流体吐出システムに係わり、特
に潤滑材やシール材や接着剤のような粘性流体材料を被
加工物に吐出する際に、吐出機と被加工物との相対速度
の変化を補償するように流体材料の流量を制御すること
のできる吐出装置及び方法に関する。
【0002】
【発明の背景】或る種の潤滑材や接着剤やシール材など
の粘性流体を吐出する場合、被加工物の表面に材料をビ
ード状に塗布するに際して、このビードの単位長さ当り
の材料の量を所望値に定めることが必要となることが多
い。高生産工程の場合又は材料ビードを高精度に位置決
めする必要がある場合には、ロボット腕によって吐出ノ
ズルを被加工物表面上をプログラムされたパターンに従
って迅速に案内して、材料を塗布することが多い。吐出
流体は、用途に応じて、ノズルから高速度で或る距離だ
け放出されるか、それとも被加工物に接近配置されたノ
ズルから低速度で押出される。いずれの場合にも、ビー
ドにおける単位直線距離当りの塗布材料量は、吐出ノズ
ルから放出された材料の流量と、被加工物に対するノズ
ルの速度との両方に従って変化する。
【0003】例えば、自動車工業では、自動車のドアの
内面の周囲にシール材の均一ビードを塗布する必要があ
り、この塗布は内パネルをドアに接合する前に行われ
る。ロボットは、パターンの長い直線部分についてはノ
ズルを迅速に移動させることができるが、しかしながら
ビードパターンが例えば、ドアパネルのコーナー付近な
どで急激に方向を変える場合には、ロボット腕はビード
の所望の位置精度を維持する為に速度を減速しなければ
ならない。もし吐出流体材料の流量が一定値である場合
には、塗布ビードの材料量は、方向変化の為のロボット
腕減速時には増加し、ロボット腕の加速時には減少する
ことになる。
【0004】この問題を解決する従来の試みの一つとし
て、ロボットコントロールからの工具速度信号を電圧制
御式直流モータ駆動系に印加して、流体の充満したショ
ットポンプ(Shot pump)のプランジャ駆動用
のボールネジ機構の速度を制御することが知られてい
る。このショットポンプは、ロボット腕に取付けられた
吐出ノズルに可撓性ホースによって接続されている。直
流駆動系に印加される工具速度信号は被加工物に対する
ノズルの相対速度に応じて変化する。ショットポンププ
ランジャの走行速度が変化すれば、ノズルからの流量も
同様に変化する。従って、ノズルの速度に応じた流体の
吐出流量の制御は、開ループ制御である。
【0005】ところが、このようなシステムは、種々の
問題が存在する。即ち、その第1の問題は応答性が本質
的に遅いことであり、この為、ビードの大きさ制御は制
限されてしまう。プランジャ駆動用の直流駆動系と機械
システムの応答性の遅延に加えて、ショットポンプとロ
ボット腕に保持されたノズルとの間に接続された可撓性
ホースもシステムの応答性がかなり低下させる。ホース
の長さがたった10フィートの場合でも、吐出される流
体の特性と供給圧力とに応じて、ノズルの流量がショッ
トポンプの圧力変化に応じて変化するのに一秒以上かか
ることがある。こうして、特にロボット腕速度が急激に
変化する場合には、ビードの大きさを高精度に制御する
ことは、困難である。上述のシステムは、これらの性能
上の制限に加えて、別の実際上の不都合が存在する。即
ち、ショットポンプは少なくとも被加工物全体を塗布す
るのに必要な量の塗布材料を収容できなければならな
い。この為に、ポンプやその関連機械駆動系は非常に大
形化かつ高重量化してしまい、吐出ノズルと一緒にロボ
ット腕に取付けることが不可能になる。即ち、機械部品
や直流駆動制御器は重量が合計で数百ポンドにも達する
こともある。更にこのようなシステムは保守に費用がか
かり、かつまた生産ラインの床面積も多く必要である。
【0006】公知の別のシステムは、もっと小型の吐出
機を使用するもので、この吐出機はモータ駆動式の計量
弁を具備し、この計量弁には可撓性ホースを介して材料
が連続的に供給される。吐出機はロボット腕に取付けら
れると共にサーボモータ又はステッピングモータを具備
し、このサーボモータ又はステッピングモータは、計量
弁を制御してロボットからの工具速度信号の示す吐出ノ
ズル速度に従って流量を調整する。吐出ノズルから離れ
たシステムの或る地点において流量の閉ループ制御が材
料流れを表すフィードバック信号によって行われる。こ
のフィードバック信号は、供給ポンプのクロスヘッドに
接続されたポテンショメータ又はLVDTを使用して供
給ポンプの行程容積(displacement)を検
知することによって、作られるか又は、吐出機供給用の
可撓性ホースに直列に接続された容積式流量計を使用す
ることによって作られる。このようなシステムは、欧州
特許出願第85−104、127.7.号に開示された
ように上述の主制御ループに加えて、吐出機のノズルの
所に圧力センサを設置することによって特定条件下で動
作停止を行うことができる。この文献には以下のことが
開示されている。即ち、吐出ノズルの壁に一個以上の圧
力センサを配置して一対の信号、即ち泡の存在を示す信
号と液体の流れを示す信号とを夫々作り出す。この後者
の信号は、例えば一対の接点とこれに接続された圧力伝
達弾性素子とから作られる。即ち、この圧力伝達弾性素
子は、ノズルでの圧力が或る値を越えている時に上記接
点を閉成させる。流通チャンネルに詰りが生じた場合に
は、流れ信号によって、このシステムの停止又はその旨
の表示を行うことができる。ノズルに泡が生じたことを
検出した場合にも、同様のことが行われる。
【0007】しかしながら、この種のシステムにも性能
的にいくつかの制限が存在する。吐出材料が、上述のシ
ョットポンプシステムの如き遠く離れた計量装置によっ
てではなく、ロボット腕に取付けられた吐出機によって
計量される場合でもこのシステムは応答時間が依然とし
て遅い。この結果、このシステムはビードの大きさ制御
が不充分であり、このような不充分な制御は特に吐出機
ノズルと被加工物との相対速度が急激に変化するときに
起こる。
【0008】
【発明の要約】本発明の目的は、吐出すべき粘性流体材
料の流れを迅速にかつ正確に制御できるように応答速度
を改善した粘性液体材料吐出システムを提供することで
ある。
【0009】本発明の別の目的は、所望のパターン状に
材料ビードを被加工物に塗布するようにプログラムされ
たロボットと共に使用するのに適する小型・軽量化され
た上述の吐出システムを提供することである。
【0010】本発明の別の目的は、ロボットと被加工物
との相対速度が急激に変化した場合にもビードパターン
の単位直線距離当りの被加工物への塗布材料量を正確に
制御することができる吐出システムを提供することであ
る。
【0011】本発明の更に別の目的は、吐出時の流体の
動的流れ特性を考慮してシステムの流れ応答性を線形化
することのできる流体吐出システムを提供することであ
る。
【0012】本発明の更に別の目的は、吐出流体の固有
粘度の変化を周期的に補正して、一ロット内の各被加工
物に所望量の材料を吐出することのできる流体吐出シス
テムを提供することである。
【0013】本発明の更に別の目的は、吐出機を任意に
移動させても流体材料供給ホースがその移動の妨げとな
らないようにこのホースの取付角度位置を選定すること
ができる流体吐出装置を提供することである。
【0014】これらの目的を達成する為に、本発明の好
適実施例は、サーボ アクチュエータを有する粘性流体
用吐出機を具備し、このサーボ アクチュエータは複動
式ピストンアクチュエータを作動する電気・空気式サー
ボ弁を有している。このサーボ アクチュエータは可変
式流体計量弁を駆動する。吐出機は、流体計量弁の下流
側であってその極く近傍に設置された吐出ノズルを具備
する。ノズルにはニードル弁の下流側に圧力センサが配
置され、この圧力センサは吐出流体の時々刻々の流量に
関連した圧力信号を発生する。
【0015】所望の流れを表す駆動信号と圧力信号との
差に応じた制御電流が電気空気式サーボ弁を駆動するよ
うな閉ループ制御系に吐出機を組込むことにより、流れ
を連続的かつ高精度に制御することができる。ロボット
使用の場合には、駆動信号は、吐出機を保持するロボッ
トからの工具速度信号に関連していることが好ましく、
これによって、上記制御電流は、吐出機と材料が塗布さ
れる被加工物との相対速度の比較的急激な変化の際にも
ビードを一様に維持できるように、変化する。
【0016】このようなシステムは、「圧力オーバーレ
ンジ」信号を発生する手段を具備することが望ましい。
この「圧力オーバーレンジ」信号は、例えば、ノズルが
詰まってしまった時のようにノズル内圧力が所定値を越
えた時に、発生する。また、弁が充分に開弁されそれ以
上開くことができなくなった時に「弁オーバーレンジ」
信号を発生する手段を設けることが望ましい。このよう
な信号は吐出されている材料の量が不充分かどうかを決
定するのに使用することができる。
【0017】本発明の別の好適実施例は、情報処理機能
付コントローラを含み、このコントローラは吐出された
材料の量をモニターしてこの量を所望の目標値と比較す
る。もし両者に差があることが検出されたときには目標
値信号の大きさをこの差が零になるように周期的に再調
整し、これによって、流体の固有粘度の変化を補償す
る。尚、本明細書で使用する用語「固有」は、せん断効
果以外の現象によって起こる粘度変化を意味している。
例えば、固有粘度変化は、温度変化に起因する変動を含
んでいる。情報処理機能付コントローラはロボットから
の工具速度信号に対して吐出機の流れ応答性を線形化す
るように、プログラムされていることが好ましく、これ
によって、吐出流体の非ニュートン粘性(non−ne
wtonian viscosity)特性に起因する
圧力と流れとの非線形性を補償する。
【0018】好適な吐出機アッセンブリはロボット工具
取付面に固着可能なフレームを具備する。このフレーム
の一側部にはサーボアクチュエータが支持され、他方の
側部には圧力センサを有する計量弁アッセンブリが支持
されている。本発明によると、この計量弁アッセンブリ
は回転調整可能にフレームに固着され、この回転調整に
より材料供給用ホースが、吐出機の動きを何ら妨げない
ようにすることができる。
【0019】上述の利点及びそれ以外の利点は、以下に
述べる本発明の好適実施例の詳細に説明及び添附図面か
ら更に明らかになるであろう。尚、図面において、類似
の参照数字は類似の部材を示している。
【0020】
【詳細な説明】図1は本発明による吐出ガン10の好適
実施例を示したもので、ガン10はC字形状フレーム1
1を有し、このフレーム11は取付板12を具備する。
この取付板12は一個以上の押さえねじ14と位置決め
ピン15とによってロボット腕の工具取付面13に固着
されている。フレーム11は、アルミニウム合金のよう
な剛性の高い軽量材料から作ることが好ましく、更に、
取付板12から外方に夫々延在した上部分16と、これ
に対向した下部分17とを有している。フレーム11の
上部分16はサーボ・アクチュエータ20を保持してい
る。このサーボ・アクチュエータ20は、種々のタイプ
の、応答性の良好な小型軽量リニアアクチュエータのう
ちの任意のものを使用することができるが、しかし好ま
しくは、ピストンロッド23を有する複動式空気シリン
ダ22から構成するとよい。このピストンロッド23の
移動量は、空気シリンダ22の上に配置された電気作動
式空気サーボ弁24によって制御される。フレーム11
の下部分17は計量弁アッセンブリ26を保持し、この
計量弁アッセンブリ26は、流体入口28と吐出ノズル
29との間にニードル弁27を有する。吐出弁ノズル2
9はノズル端30を有し、このノズル端30には出口3
1が形成されている。制御を良好にする為には、ニード
ル弁27は、実際上ノズル29に接近配置され、端部3
3がほぼ円錐形となった弁棒32と弁座34とから構成
されている。弁棒32は、ピストンロッド23に接続さ
れているので、弁座34に対する円錐形端部33の位
置、従ってノズル29から放出される流体の流量は電気
・空気式サーボ弁24の電気入力に応じて制御される。
ニードル弁27の直ぐ下流に配置された変換器36は、
ノズル29から放出された流体の流量に関連した電気信
号37を発生する。後に詳述するように、この信号37
をフィードバック信号として使用して、所望の駆動信号
に応じてノズル29から吐出された流体の流量を制御す
ることが好ましい。ロボット使用の場合には、駆動信号
は、ノズル29と被加工物39との間の相対速度に従っ
て変化し、被加工物39の表面に塗布されるビード内の
単位長さ当りの流量を正確に制御することができる。
【0021】リニア・アクチュエータ20は、任意の高
応答性の電気作動式サーボ弁、例えばジェット−パイプ
型、ノズル・フラッパ型又はスプール型等を組込むこと
ができる。アクチュエータ20の詳細構造は当業者にと
って公知であり、請求の範囲に記載された発明を構成す
るものではない。図1に示した好適実施例では、アクチ
ュエータ20はジェット−パイプ電気空気式サーボ弁2
4から構成され、このサーボ弁24は複動式空気シリン
ダ22を作動する。サーボ弁24はハウジング42を有
し、このハウジング42は、ネジ44によってハウジン
グ42に固着されたネジ付き電気コネクタ43を支持し
ている。このコネクタ43には導線45によって直列接
続の一対のコイル46が接続され、これらのコイル46
は、アーマチャ50の両端49を取囲んでいる。このア
ーマチャ50はピボット点51のまわりに回動するよう
に取付けられている。中空の逆U字形ジェットパイプ5
2は一方の脚部が空気シリンダ22内のネジ付入口53
とろ過器54とを介して約100PSIの公称圧力の調
圧空気供給源に接続可能である。ジェットパイプ52の
反対側脚部は、その中央付近でアーマチャ50に固着さ
れているので、アーマチャ50がコイル46の或る極性
での励磁によって時計方向に回動すると、ジェットパイ
プ52からの流れは第1ポート60の方に向きを変え
る。同様に、コイル46が逆極性に励磁されると、アー
マチャ50は反時計方向に回動しジェットパイプ52か
らの流れを空気シリンダ22の第2ポート61の方へ向
ける。いずれの極性の場合にも、ジェットパイプ52の
振れの程度、即ちポート60及び61での圧力は、コイ
ル46に流れる電流の大きさに比例する。アーマチャ5
0はバネ力により中央に位置しかつ磁気的に付勢される
ように構成されているので、コイル46が消磁状態にな
るとジェットパイプ52は図示のように中央に位置し中
立状態になり、これによってポート60及び61の圧力
は等しくなる。磁気付勢は一組の永久磁石63によって
与えられ、各永久磁石63は空気間隙65を横切る磁束
によってアーマチャ磁界と関係している。この磁束は、
図示のように配置された4個の透磁性部材66を介して
間隙65に伝導される。
【0023】複動式空気シリンダ22はアルミ合金製シ
リンダ本体70を有し、このシリンダ本体70の端部は
フレーム11の上部分16の孔71内に入込んでいる。
空気シリンダ22の本体70は、そのフランジ72にお
いてフレーム11の上部分16に押えねじ73によって
固着されている。シリンダ本体70には、シリンダ孔7
5のほかに第1および第2ポート60、61と、ネジ付
空気供給入口53と、ろ過器54とを具備している。こ
の孔75内にはピストン76が収容され、このピストン
76には、孔から軸方向に延在したピストンロッド23
のほかに一対のシール78が形成されている。孔75
は、ピストン76よりも上方に位置する部分が第1ポー
ト60に連通し、ピストン76より下の部分が第2ポー
ト61に接続されている。ピストン76がニードル弁2
7を駆動する駆動力は、ポート60と61の間の差圧に
依存し、この差圧は上述のようにコイル46に流れる電
流に起因するジェットパイプ50の振れによって決定さ
れる。ピストンは蓋80によってシリンダ孔75内に保
持され、ピストンロッド23は蓋80を貫通している。
空気の漏洩を防止する為に、蓋80は、ピストンロッド
23の領域にシール81を、また蓋80の外周とシリン
ダ孔75の表面との間に外側O−リングシール82を夫
々具備している。蓋80自体はスナップリング83によ
ってシリンダ孔75の端部に保持されている。
【0023】計量弁アッセンブリ26は、図1に示した
ような構造の高剛性の非可撓性弁本体85を有し、この
弁本体85は金属製とすることが好ましい。弁本体85
の下端には通路84が形成され、この通路84の下端は
ネジが刻設され、放出出口31を有する所望形状の流れ
制限ノズル29が螺合されている。通路84には、一個
以上の半径方向ネジ付孔が交差しており、その一つの孔
には変換器36が収容され、他の孔は栓90によって封
止されている。弁本体85には、通路84の直ぐ上流位
置であってそれに実際上隣接した位置にニードル弁27
が収容されている。弁棒32も弁座34も共に長寿命化
を図る為には、焼結タングステンカーバイドのような硬
質材料で作ることが好ましい。流体供給入口28はニー
ドル弁27の上流側において弁本体85に穿孔されてい
る。またこの入口28は、ホースが取付けられるように
ネジが刻設されており、吐出される加圧状態の流体材料
がこのホースから供給される。
【0024】弁本体85は、ボンネット97の下端部に
螺合し、このボンネット97に対してOリングシール9
8によってシールされている。ボンネット97は内部パ
ッキン押え99を有し、このパッキン押え99は複数の
環状PTFEパッキンシール100を保持している。こ
れらのシール100は任意の調整可能パッキン押えナッ
ト101によって弁棒32のまわりに、互いに結合する
ことなくシールの為に圧縮状態で保持されている。計量
弁アッセンブリ26のフレーム11への取付けは、ボン
ネット97をフレーム11の下部分17に螺合挿通し、
これを止めナット102によって所望の角度位置に固定
することによって行われる。計量弁アッセンブリ26は
継手105によってアクチュエータ20に連結される。
この継手105は、弁棒32の上端に固着されると共
に、ピストンロッド23の下端に螺合されて第2の止ナ
ット106によって所定位置に保持される。
【0025】変換器36は、ノズル30から吐出される
流体の流量を表す信号37を発生可能な変換器ならば任
意のものを適宜使用することができるが、歪ゲージ型の
圧力変換器が好ましい。この歪ゲージ型の圧力変換器
は、ニードル弁27の直ぐ下流の通路84の内側位置に
おける瞬時の流体圧力を検出できるように配置される。
この目的に適した圧力変換器としては、オハイオ(Oh
io)州のコロンバス(Columbus)のセンソー
テック(Sensotec)社製のモデルA205が存
在する。低レイノルズ数の粘性ニュートン流体の流れ
は、流通路に配置されたノズル又は管状絞りでの圧力降
下にほぼ線形に比例する。従って上述のように配置され
た圧力変換器36はノズル29での圧力降下を検出する
ことができる。なぜならば、ノズル29の出口31は大
気圧でありかつ通路84での圧力降下はノズル30での
圧力降下に比べて非常に小さいからである。こうして、
変換器36は出口31から流出する時々刻々の流量を表
す圧力信号37を発生する。前述したように、ニードル
弁27の近傍であるため、上記流れはニードル弁27を
流れる流れに非常に関連している。流量はノズル29の
極く近傍にある圧力変換器36によって検出され、かつ
同時にノズル29の極く近傍にあるニードル弁27によ
って制御される。従って、ガン10によって被加工物3
9に塗布される単位長さ当りの流体量は、高応答性の閉
ループサーボ制御システムを構成するように吐出ガン1
0を接続することによって正確に制御される。尚、この
閉ループサーボ制御システムは図2を特に参照して説明
される。
【0026】吐出ガン10はロボットの工具取付面13
に支持され、このロボットのコントローラ(不図示)
は、被加工物の表面上をノズル29を案内して被加工物
表面に流体のビードを所望のパターンに吐出するように
プログラムされている。ガン10の計量弁アッセンブリ
26の流体入口28は、加圧流体を連続的に供給する供
給部に連通している。変換器36は、ノズル29での圧
力降下を連続的に検知して、ノズル端30の出口31か
ら吐出される流体の流量に関連した圧力信号37を発生
する。信号37は前置増幅器110に送られそこで増幅
される。この前置増幅器110の出力信号111は、加
算接続部113のマイナス入力112と比較器115の
第1入力114とに夫々送られる。この比較器115の
第2入力116には選定可能な一定の参照電圧VREF
1が入力され、比較器115の出力117は「圧力オー
バーレンジ(限界超過)」デジタル信号118を発生し
これをロボットのコントローラに送出する。出力信号1
11の大きさがVREF1を越えた場合には、「圧力オ
ーバーレンジ」デジタル信号は論理値1となる。このよ
うな事態は、例えばニードル弁27を過度に開弁した場
合に生ずることがある。このような場合には、ロボット
コントローラは、過誤表示を行うか、システムを停止さ
せるか、又はその他の適当動作を行うように、プログラ
ムを組むことができる。加算接続部113は駆動信号1
22が入力されるプラス入力119を有する。図2の実
施例では、駆動信号122はロボットからの工具速度信
号128に従い増幅器127によって発生される。この
工具速度信号128はロボットコントローラから発生さ
れるアナログ電圧信号であり、これは被加工物39に対
するガン10の走行速度に応じて変化する。ロボットコ
ントローラにおいて、信号128のゲインは、流量が走
行速度の関数となるように選定された工具速度乗算器に
よって調整することができる。増幅器127は演算増幅
器であり、この増幅器のゲインは、駆動電圧122が他
の回路と適応する範囲内に入るように、工具速度信号1
28を適当に按分する。増幅器127は高精度リミッタ
ーとして使用されることが好ましく、これにより増幅器
127への入力が零ボルトと調整可能なスレッシュホー
ルド電圧との間の電圧であるとき、駆動信号の電圧がニ
ードル弁27を閉弁する方向のステップを実行する。典
型的には、スレッシュホールド電圧は、工具速度信号1
28が約50mV以下である時にニードル弁27が閉弁
駆動されるように、調整される。このような調整によっ
て、サーボ弁24に負のバイアス電流を与えることによ
りニードル弁27の漏洩が防止され、これは工具速度信
号128が存在しない又は非常に小さい時にニードル弁
27を閉弁駆動するのに有効である。加算接続部113
はアナログの誤差信号130を発生する。この誤差信号
130は、大きさと極性が前置増幅器110の出力信号
111と駆動信号122との間の代数差に等しく、増幅
器131に送られる。この増幅器131のゲインはシス
テムのスティフネスを最適化する為に調整されている。
増幅器131の出力信号132は進み/遅れ(lead
/lag)補正回路網134に送られる。この補正回路
網134は、行き過ぎ量をできるだけ小さくした状態で
応答速度を最大にし、かつ閉ループシステムの応答性を
安定化するように、通常の制御手法に従って構成かつ調
整されている。第2の加算接続部135は進み/遅れ回
路網134の出力信号138にディザー発生器137か
らのディザー信号136を加算する。ディザー信号13
6は好ましくは信号138のフルスケール値の数%の大
きさを有する交流信号であり、静摩擦の影響を除くこと
によってシステムの分解能を改善する。この目的の為
に、ディザー信号136は、この分野で通常行われてい
るようにシステムの運転中に空気シリンダ22を非常に
わずか振動させるものである。加算接続部135は、信
号138とディザー信号136との代数和によって決ま
る大きさと極性とを持つアナログ電圧信号139を発生
する。この信号139は電流駆動器140と比較器14
2の第1入力141とに送られる。この比較器142
は、第2入力143に選定可能な一定の参照電圧VRE
F2が入力され、出力144にデジタルの「弁オーバー
レンジ信号」145を発生する。信号139の大きさが
VREF2を越えた場合には、デジタルの「弁オーバー
レンジ」信号は論理1となる。このような状態は、例え
ば吐出ガン10への流体供給が遮断された場合、又は供
給圧力が駆動信号122の要求を充足していない場合に
起り得る。類似の「圧力オーバーレンジ」信号118、
「弁オーバーレンジ」信号145はロボットコントロー
ラに送られ、このロボットコントローラは、このとき故
障表示を行うか、システムを停止するか又は矯正動作を
開始させるようにプログラムすることができる。
【0027】電流駆動器140はアナログ制御電流信号
146を発生し、この信号146はサーボ弁24のコイ
ル46に印加される。これによりジェットパイプ52
は、制御電流信号146の大きさと方向に応じて、第1
ポート60又は第2ポート61の方へ向きを変えられ、
この結果空気シリンダ22のピストン76は下方又は上
方のいずれかに移動される。このピストン76の下降移
動は計量弁アッセンブリ26のニードル弁27を閉弁方
向に駆動しこれにより流体流を減少させる。他方、ピス
トン76の上昇移動はニードル弁27を開弁方向に駆動
し、これにより流体流が増大する。
【0028】次に作用を説明する。本システムは、圧力
変換器36によって検出されるノズル29での圧力降下
に応答する閉ループ・サーボシステムとして機能してい
る。最初ニードル弁27が閉止している状態では、流れ
は無く、ノズル29での圧力降下は零である。工具速度
信号128が増幅器127のスレッシュホールド電圧よ
り小さい場合には、増幅器127は、ジェットパイプ5
2を第1ポート60に向けるような制御電流146を発
生させるのに充分な大きさと適性極性の駆動信号122
を発生する。これにより、ピストン76は下降状態のま
まであり、ニードル弁27は強制的に閉弁状態に保持さ
れ、漏洩が防止される。このような状態は、工具速度信
号128が流れの開始を支持する増幅器127のスレッ
シュホールド電圧よりも大きくなるまで、維持される。
これが起こると、駆動信号の極性が反転する。初期状態
では流れは無かったので、圧力信号37の値は零であ
る。従って、誤差信号130は、その大きさが圧力信号
37と駆動信号122との差によって決定されるので、
制御電流146はジェットパイプ52の方向を第2ポー
ト61の方へ向ける極性でもってコイル46に印加され
る。これに応じてピストン76は上昇移動してニードル
弁27の弁棒32の円錐端を弁座34から持上げて、ニ
ードル弁27を開弁する。圧力変換器36の発生する圧
力信号37が増大するにつれて、誤差信号130と制御
電流146の両方が減少しジェットパイプ52が零位置
の方へ移動される。ノズル29での圧力降下が所望の流
量に対応する値に近づくにつれて、ジェットパイプ52
によってニードル弁27は、ノズル29での圧力降下を
上記値に保ち得る開度に維持される。
【0029】使用分野によっては、吐出ガン10に供給
される流体の流れ特性が時間とともに変化することがあ
る。例えば、流体が円筒容器からガン10に供給される
場合、この円筒容器は冷温の倉庫から温かい工場内に移
動されるので、流体の粘度はこの温度変化に伴い変化す
ることがある。また、円筒容器を変えると粘度が変わる
ことがあるし又は円筒容器の上部と底部とでも粘度が変
化することがある。このような粘度変化を補償する手段
を設けないと、被加工物39に吐出される材料の量が変
動してしまい問題となる。また、非ニュートン流体を吐
出する場合には、流体全体の時々刻々の粘度がずり(せ
ん断)速度と伴に非線形に変化する。こうして、補償の
不実施又はノズル29の幾何学形状によるせん断の為
に、圧力信号37に対する流量の流れ特性が非線形とな
ってしまう。これにより、工具速度信号128に対する
流量の応答性が非線形になる。これらの問題は、本発明
によると図3及び図4を参照して以下に説明する方法に
よって駆動信号122を作り出すことによって解決され
る。
【0030】図3は、本発明の第2の好適実施例を示し
たもので、この実施例は駆動信号122の発生方法を除
くと前述の実施例と類似している。図3に示したよう
に、容積式流量計150が吐出ガン10の入口28に接
続された流体供給ラインに付設されている点で図2のシ
ステムと異なっている。流量計150は、ガン10にで
きるだけ接近して配置することが望ましいが、ガン10
と共にロボット腕に取付ける必要はない。流量計150
はインクリメンタル型エンコーダ152を含み、このエ
ンコーダ152は一連のパルス155から成る電気的出
力信号153を発生する。各パルス155は所定量の流
体量を表している。信号153はパルスカウンタ156
に送られ、このカウンタ156はパルス155を計数す
ると共にリセット信号158によって零にリセット可能
である。尚、このリセット信号158は、マイクロプロ
セッサを主構成とするコントローラ160から発生され
る。このコントローラ160は、ロボットコントローラ
(不図示)の一部とすることもできるが、しかしなが
ら、システム周波数応答性を最大にする為には、コント
ローラ160は高速で作動すべきであり、かつ主に以下
の作用を実行するように専用構成とすることが好まし
い。コントローラ160は、マイクロプロセッサと関連
のハードウェアの他に、必要な全プログラムとデータメ
モリとアナログ・デジタルコンバータ(A/D)163
とを含む。このコンバータ163にはロボットコントロ
ーラから工具速度信号128が入力される。パルスカウ
ンタ156はパルス計数値165をコントローラ160
に出力する。またコントローラ160にはロボットコン
トローラ(不図示)からデジタル・サイクル・状態信号
168とデジタル仕事状態信号170とが入力される。
このサイクル状態信号は、吐出ガン10の運転中は、必
ず論理値1である。仕事状態信号170は生産作業が終
了した時に論理値1となる。コントローラ160はイン
ターフェース172を介してキーボード端末装置の如き
入力/出力装置175に接続されている。この入力/出
力装置175から制御コマンドと目標値データが入力さ
れる。コントローラ160はアナログ信号178を発生
するデジタルアナログD/Aコンバータ177にも出力
176を介して接続されている。この信号178は、図
2を参照して説明した増幅器127に送出される。増幅
器127は駆動信号122を発生し、この駆動信号12
2は前述のように加算接続部113のプラス入力119
に印加され、この加算接続部113は誤差信号130を
発生する。駆動信号122の発生方法は、必要なデータ
をD/Aコンバータ177に出力するコントローラ16
0に格納されたソフトウェアプログラムを示している図
4を参照することによって一層明らかになるであろう。
【0031】このプログラムは、すべてのデータメモリ
をクリアし、かつ単一の被加工物39に塗布すべき流体
の所望の全量を表す目標値を含むすべての変数を初期化
することによって開始される。また、この時に、予めプ
ログラムされた流れ線形化の諸因子(FLFs)も初期
化される。これらのFLF′sは、システム流応答性を
線形化する為に工具速度信号128に乗算すべき因子を
表す定数であり、この線形化によって、工具速度信号1
28についてそのフルスケール値の任意の割合分が加算
接続部113に印加されたときに、計量弁アッセンブリ
26のニードル弁27の位置は、流体についてそのフル
スケール量の同一割合分がノズル出口31から放出され
るように制御される。FLF′sは、加算接続部113
の入力119に印加される電圧に対するノズル30の出
口31からの実際の流れの測定曲線から経験的に決定さ
れる。実際の流れ曲線は、吐出される流体の種類による
流れ特性や供給圧力のほかに、ノズル端30を含むノズ
ル29とニードル弁27の幾何学形状によっても変化す
ることがあるので、プログラムはこれらの条件を表すF
LF′sをロードする。
【0032】プログラムは、また流れ補償因子(FC
F)を任意に選定した初期値にセットする。FCFは、
前述した温度やその他の因子の変化に起因する固有粘度
の変化のような、時間と共に変わる流れ特性変化を補償
する変数である。FCFは各仕事サイクル毎に一度、即
ち一個の被加工物39についての吐出作業毎に一度の割
合いで、再計算、即ち計算をし直される。FCFは、線
形化された工具速度信号に乗算される因子であり、これ
により被加工物39に塗布される流体の全量が選定され
た目標値に実質的に等しくなる。最初の仕事サイクルの
開始時には、目標値からのずれ量は、比較すべき基礎が
存在しないので決定することができない。従って、FC
Fは単位値1に初期化することが好ましい。このFCF
の再計算方法を以下に説明する。
【0033】初期化の間に、プログラムは、コントロー
ラ160からの適宜のリセット信号158をパルスカウ
ンタ156に出力することによってこのカウンタ156
を零にリセットする。次に、コントローラ160はプロ
グラムに基づき全計数値165を読み込む。この計数値
165は前回の仕事サイクル間に吐出された全流体量を
表している。もし、このパルス計数値が最初の仕事サイ
クルの前以外の場合のように零でない場合には、プログ
ラムは、この全パルス計数値165を除数とし目標値を
被除数とする商として流れ補償因子FCFを再計算す
る。FCFの再計算後に、カウンタ156は上述と同様
に再びリセットされる。もし最初の仕事サイクルの開始
時に起こる場合のようにパルス計数値165が零に等し
い場合には、FCFはその初期値のままに保持される。
【0034】次いで、プログラムは、仕事サイクルが進
行中であることを示すロボットコントローラ信号を持つ
ループに入る。この待機ループにおいて、プログラムは
連続的にサイクル状態信号168を読み込み、それが論
理値1であるかどうかを調べる。もし論理値1でない場
合にはプログラムは待機ループに留まる。ロボットコン
トローラは、状態信号168を論理値零から論理値1に
変えることによって吐出が開始されるべきことを示す。
この時点でコントローラ160は、プログラムに従い、
工具速度信号128の大きさを表すデジタル値180を
A/Dコンバータ163の出力から読み込む。プログラ
ムは、上記デジタル値の大きさに基づきルックアップテ
ーブルから、初期化中にロードされた一組のFLF値の
うちの対応する流れ線形化因子FLFを選択する。その
後に、選択したFLF値をデジタル値180に乗算して
線形化された工具速度値181を作る。次に、仕事サイ
クルの間に吐出される実際の流体量が粘度変化のような
流体の流れ特性の変化にもかかわらず目標値に一致する
ように駆動信号122を調整する為に、プログラムは、
線形化済工具速度値181に流れ補償因子FCFを乗算
して補正済デジタル値182を作る。この補正済デジタ
ル値182はD/Aコンバータ177に出力され、この
D/Aコンバータ177の出力178は増幅器127に
送出され駆動信号122を発生する。
【0035】次いで、プログラムは再度サイクル状態信
号168を読み込んで、吐出を続行すべきかどうかを決
定する。もし続行すべきでない場合には、仕事状態信号
168は論理値1にはならず、これはこのサイクルが終
了したことを示す。この場合、コントローラ160はプ
ログラムに従い、ロボットコントローラからの仕事状態
信号170を読み込む。仕事状態信号170が論理値1
でない場合には、これは或る生産ロットの最後の被加工
物39についての作業が終了したことを表しているので
プログラムはストップする。生産が終了していない場合
には仕事状態信号170が論理値1のままであるので、
プログラムはパルス計数値165を読み込むステップに
戻る。上述のプログラムは仕事サイクル毎に1回流れ補
償因子を再計算したが、このような周期的な調整の頻度
は、吐出流体の流れ特性に生ずる変化の早さに応じて、
もっと多くしてもよいし、もっと少なくしてもよい。
【0036】本発明の利点は多数あるが、最大の利点
は、本吐出システムが流体の流量を迅速かつ正確に制御
できることである。このようなシステムは、3dB周波
数応答性の遮断点が10Hzを越えることが分ってい
る。
【0037】吐出ガン10は、手動を含む任意の手段に
よって向きを変えることができるが、本発明は、ロボッ
トと共に使用するのに特に適するものである。吐出ガン
10は軽量かつ小型で保守が容易である。更に、本発明
の吐出システムは、ロボット腕に取付けられた吐出ガン
10と被加工物との間の相対速度に応じて流量を自動的
に調整することができる。
【0038】こうして、本発明は、吐出流体のビードの
単位長さ当りの流体量を厳密に制御することができ、こ
の制御は、ロボット腕が移動方向を変化する時に通常起
こる急速な加減速の際にも行われる。また、本発明は、
吐出流体の流れ特性の変動を周期的に補償する手段を提
供し、この手段によって、吐出流体の量は常に所望の目
標値に正確に適合する。
【0039】上述の説明は本発明の装置及び方法の好適
実施例に関するものであるが、本発明は上記好適実施例
に限定されるものではなく、当業者であれば本発明の上
記開示から種々の代替実施例を推考できるであろう。従
って、以下に記載した請求の範囲に特に指摘され、かつ
明確に権利請求された本発明の全法的範囲から逸脱する
ことなく、上述の実施例に種々の変化を加えることは可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づき構成された吐出装置の好適実施
例を示した概略断面図である。
【図2】本発明による流体材料吐出システムの好適実施
例を示したブロック図である。
【図3】本発明による流体材料吐出システムの第2の好
適実施例の一部を示したブロック図である。
【図4】図3の実施例の動作を示したフローチャート図
である。
【符号の説明】
26 計量弁アッセンブリ 29 ノズル 37 圧力信号 39 被加工物 122 駆動信号 128 工具速度信号 146 制御電流
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項9
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の分野】本発明は流体材料吐出方法に係わり、特
に潤滑材やシール材や接着剤のような粘性流体材料を被
加工物に吐出する際に、吐出機と被加工物との相対速度
の変化を補償するように流体材料の流量を制御すること
のできる吐出方法に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【発明の要約】本発明の目的は、吐出すべき粘性流体材
料の流れを迅速にかつ正確に制御できるように応答速度
を改善した粘性液体材料吐出システムにおける流体材料
吐出方法を提供することである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】本発明の別の目的は、所望のパターン状に
材料ビードを被加工物に塗布するようにプログラムされ
たロボットと共に使用するのに適する小型・軽量化され
た上述の吐出システムにおける流体材料吐出方法を提供
することである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明の別の目的は、ロボットと被加工物
との相対速度が急激に変化した場合にもビードパターン
の単位直線距離当りの被加工物への塗布材料量を正確に
制御することができる吐出システムにおける流体材料吐
出方法を提供することである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】本発明の更に別の目的は、吐出時の流体の
動的流れ特性を考慮してシステムの流れ応答性を線形化
することのできる流体吐出システムにおける流体材料吐
出方法を提供することである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】本発明の更に別の目的は、吐出流体の固有
粘度の変化を周期的に補正して、一ロット内の各被加工
物に所望量の材料を吐出することのできる流体吐出シス
テムにおける流体材料吐出方法を提供することである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本発明の更に別の目的は、吐出機を任意に
移動させても流体材料供給ホースがその移動の妨げとな
らないようにこのホースの取付角度位置を選定すること
ができる流体吐出装置における流体材料吐出方法を提供
することである。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】上述の利点及びそれ以外の利点は、以下に
述べる本発明の好適実施例の詳細説明及び添附図面か
ら更に明らかになるであろう。尚、図面において、類似
の参照数字は類似の部材を示している。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】吐出ガン10は、手動を含む任意の手段に
よって向きを変えることができるが、本発明は、ロボッ
トと共に使用するのに特に適するものである。吐出ガン
10は軽量かつ小型で保守が容易である。更に、本吐出
システムは、ロボット腕に取付けられた吐出ガン10と
被加工物との間の相対速度に応じて流量を自動的に調整
することができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】上述の説明は本発明の方法の好適実施例に
関するものであるが、本発明は上記好適実施例に限定さ
れるものではなく、当業者であれば本発明の上記開示か
ら種々の代替実施例を推考できるであろう。従って、以
下に記載した請求の範囲に特に指摘され、かつ明確に権
利請求された本発明の全法的範囲から逸脱することな
く、上述の実施例に種々の変化を加えることは可能であ
る。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号に応答する計量弁と連通するノ
    ズルから被加工物へ吐出される流体の粘度の変化を補正
    する方法において、 圧力下で流体を前記計量弁へ供給するステップと、 前記ノズルと前記被加工物との間の可変相対速度を表す
    工具速度信号をつくるステップと、 流体の粘度変化の関数として前記工具速度信号を調製
    し、駆動信号を発生するステップと、 流体の低流量と相関関係のある流体圧力を表すフィード
    バック信号を発生するステップと、 前記フィードバック信号及び前記駆動信号の関数として
    前記制御信号を発生し、前記計量弁に流体の所望の流れ
    を吐出させるステップと、を含むことを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】 前記工具速度信号を調整するステップ
    は、 所定の時間の間に前記計量弁へ送出される流体の第一容
    積を計測するステップと、 流体の前記第一容積と基準値との差の関数として流れ補
    償因子を計算するステップと、 前記流れ補償因子の関係として前記工具速度信号を調整
    するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 前記工具速度信号を調整するステップ
    は、前記工具速度信号に前記流れ補償因子を乗算するス
    テップを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記工具速度信号を調整するステップ
    は、 流体の圧力流れ非線形性の効果の関数としての流れ因子
    を決定するステップと、 前記流れ因子の関数として前記工具速度信号を調整し、
    駆動信号を発生するステップと、を含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記制御信号を発生するステップは、 所定の一組の条件のための前記制御信号の関数としてノ
    ズルからの非ニュートン流体の公知の流れに基づいて流
    れ線形化因子を決定するステップと、 第一流れ線形化因子を選択するステップと、 前記第一流れ線形化因子の関数として前記制御信号を変
    えるステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 前記流れ線形化因子を決定するステップ
    は、 所定の複数組の条件のための前記制御信号の関数として
    ノズルからの非ニュートン流体の公知の流れに基づいて
    一組の流れ線形化因子を決定するステップを含むことを
    特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記制御信号を発生するステップは、 前記ノズルと前記被加工物との間の相対移動と相関関係
    のある工具速度信号をつくるステップと、 前記工具速度信号の関数として前記第一流れ線形化因子
    を選択するステップと、 前記工具速度信号に前記第一流れ線形化因子を乗算し
    て、線形化された工具速度値を発生するステップと、を
    含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記制御信号を発生するステップは、 非ニュートン流体の流量と相関関係のある流体圧力を表
    すフィードバック信号を発生するステップと、 前記フィードバック信号及び前記線形化された工具速度
    値の関数として前記制御信号を発生し、それによって前
    記非ニュートン流体に起因する流れの非線形性の関数と
    して前記制御信号を補正し、計量弁に前記非ニュートン
    流体の所望の流れを吐出させるステップと、を含むこと
    を特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記粘度変化の関数として前記工具速度
    信号を調整するステップは、非ニュートン粘性特性に起
    因する圧力流れ非線形性を表す動的流れ特性と、 剪断効果以外の現象により生ずる固有粘度変化と、のう
    ちの少なくとも一つを補正するステップを含むことを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
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