JPH0574429B2 - - Google Patents

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JPH0574429B2
JPH0574429B2 JP60158356A JP15835685A JPH0574429B2 JP H0574429 B2 JPH0574429 B2 JP H0574429B2 JP 60158356 A JP60158356 A JP 60158356A JP 15835685 A JP15835685 A JP 15835685A JP H0574429 B2 JPH0574429 B2 JP H0574429B2
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JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
cylinder
pressure
discharge
viscous material
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60158356A
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English (en)
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JPS6219280A (ja
Inventor
Kunihiko Watanabe
Yoshiki Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP15835685A priority Critical patent/JPS6219280A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は粘着剤、シーリング材等の粘性材料を
吐出ガンから被塗物に吐出する際に、吐出ガンか
ら任意の量の前記粘性材料を吐出し得るようにし
た粘性材料の吐出装置に関する。
(従来の技術) 粘性材料であるシーリング材は、自動車ボデイ
のパネルの合せ目に盛り付けて車体の気密と水密
の保持及び防錆を図るようにしたものである。こ
のような粘性材料をパネルの合せ目に盛り付ける
には、従来第2図に示すような粘性材料吐出装置
によつて行なつている。
粘性材料であるシーリング材Wは容器1内に収
容されており、容器1内のシーリング材Wはプラ
ンジヤ形ポンプをなす材料シリンダ2に注入管3
により注入されるようになつている。この注入管
3からの材料シリンダ2へのシーリング材Wの注
入は、注入管3に設けられたポンプ4によりなさ
れる。材料シリンダ2は材料圧送配管5により吐
出ガン6に接続されており、この吐出ガン6から
の粘性材料Wの吐出の開始及び停止は、吐出ガン
6に接続された制御流体供給管7からの空気によ
り、この制御流体供給管7に設けられた切換弁8
を作動することによつてなされる。注入管3は接
続点9において材料圧送配管5に接続されてお
り、この材料圧送配管5のうち接続点9の前後に
は、注入管3へのシーリング材Wの逆流を防止す
るために、逆止材10,11が取付けられてい
る。
材料シリンダ2内に往復動可能に設けられたプ
ランジヤ12は、空気圧シリンダ13内に往復動
自在に設けられた空圧ピストン14に連結されて
おり、この空気圧シリンダ13内に形成された圧
力室15内に圧縮空気を供給することにより、こ
の空気圧シリンダ13内に注入されたシーリング
材Wは、材料圧送配管5を介して吐出ガン6から
吐出される。この圧力室15内への圧縮空気の供
給は、空気圧源16に接続された空圧配管17に
よりなされる。この空圧配管17には減圧弁18
と開閉弁19設けられている。
(考案が解決しようとする問題点) このような従来の粘性材料の供給装置にあつて
は、ポンプ4を駆動して1つの被塗物に吐出され
るべきシーリング材Wの量に見合う量のシーリン
グ材Wを、材料シリンダ2内に注入した後、切換
弁8を作動させて吐出ガン6からシーリング材W
を吐出させる。この吐出量は空圧配管17から圧
力室15内に供給される空気の圧力により制御さ
れる。吐出ガン6からのシーリング材Wの塗布
は、通常産業用ロボツトのアームに吐出ガンを取
付けて、そのロボツトにより行なわれる。
しかしながら、このような従来の粘性材料の供
給装置にあつては、温度等の条件の変化に伴つて
シーリング材の粘度が変化し、材料圧送配管5と
してのホースや吐出ガン6の流体抵抗が変化する
ため、空気圧シリンダ13の圧力室15内へ供給
する空気の圧力を一定に制御して材料シリンダ2
からの吐出圧力を一定にしても、抵抗の変化によ
り吐出ガン6からのシーリング材Wの吐出量が一
定とならない場合があつた。このため、ロボツト
等によりシーリング材Wを自動的に制御する場合
には、ロボツト等により吐出ガンを一定の速度で
被塗物に沿つて移動させても、吐出流量が一定で
ないと、被塗物に塗布されたシーリング材料Wの
仕上り一定とならない。また、被塗物に対する塗
布位置に対応させて、吐出ガンの移動速度を変化
させる必要がある場合には、その移動速度に追随
させて、瞬時に塗布仕上りの形状を変化させるこ
とはほとんど不可能であるという問題点があつ
た。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであり、材料シリンダ内のプランジ
ヤの操作速度を一定とすることにより、吐出ガン
から粘性材料を一定に吐出し得るようにすること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明は、粘性材料
を吐出する吐出ガンと前記粘性材料が注入される
材料シリンダとを材料圧送配管により接続し、前
記材料シリンダ内に往復動自在に設けられたプラ
ンジヤを油圧シリンダ内の油圧ピストンに連結
し、前記材料シリンダとこの材料シリンダに前記
粘性材料を供給するポンプ接続する注入管に逆止
弁を設け、前記油圧シリンダの第2圧力室と前記
油圧ポンプが設けられる油圧源側とを接続する流
出側配管に、前記油圧シリンダ内に供給される作
動油の量を制御する流量制御弁を設けてなる粘性
材料の吐出装置である。
(作用) 非圧縮性流体である作動油の油圧により油圧ピ
ストンと、これに連結されたプランジヤとを作動
するようにしたことから、プランジヤの材料シリ
ンダ内での移動速度が一定となり、粘性材料の粘
度が変化しても一定の吐出量で吐出ガンから粘性
材料を吐出させることができる。
(実施例) 以下、本発明を第1図に示す一実施例に基づい
て説明する。尚、第1図において第2図に示した
従来技術と共通する部位には同一の符号を付して
ある。
容器1内に収容された粘性材料であるシーリン
グ材Wが注入される材料シリンダ2と、リーシン
グ材Wを吐出する吐出ガン6はホース等からなる
材料圧送配管5により接続されている。材料シリ
ンダ2内に容器1内のシーリング材Wを注入する
ために、ポンプ4を有する注入管3が接続点9に
おいて材料圧送配管5の一部を介して材料シリン
ダ12に接続されている。吐出ガン6からの一度
の塗布作業に要するシーリング材Wの量は、材料
シリンダ2内の往復動自在に設けられたプランジ
ヤ12が後退限となつた場合における材料シリン
ダ2内の容積で定められる。吐出ガン6からシー
リング材Wを吐出させるに際して、プランジヤ1
2を材料シリンダ2内で前進させるときに、シー
リング材Wの容器1内への逆流を防止するため
に、注入管3と材料圧送配管5には、それぞれ逆
止弁10,11が取付けられている。したがつ
て、材料シリンダ2内の粘性材料を吐出ガン6か
ら吐出する際、ポンプ4の圧力が粘性材料に伝達
されることがない。すなわち、ポンプ4の圧力が
変動しても粘性材料の吐出量が変化することがな
い。吐出ガン6からのシーリング材Wの吐出の開
始及び停止は、切換弁8を有する制御流体供給管
7からの空気圧によつて行なわれる。
材料シリンダ2内のプランジヤ12を駆動する
ために、複動形の油圧シリンダ20内に往復動自
在に設けられたピストン21と、前記材料シリン
ダ2内のプランジヤ12とが連結されている。油
圧シリンダ20内にピストン21を前進させるた
めに形成された第1圧力室22と油タンク23と
が流入側配管24で結ばれ、油圧シリンダ20内
にピストン21を後退させるために形成された第
2圧力室25と油タンク23とが流出側配管26
で結ばれており、これらの配管24,26が油圧
供給配管27を構成している。
流入側配管24には油圧ポンプ28が設けら
れ、この部分と油タンク23の部分を含めて油圧
ユニツト29を形成している。この油圧ユニツト
29が油圧シリンダ20への油圧源となる。油圧
供給配管27には、油圧シリンダ20の第1圧力
室22と第2圧力室25とへの作動油の供給及び
供給停止を行なうために、3位置切換弁30が設
けられている。
油圧供給管27の流出側配管26には、油圧シ
リンダ20内に供給される作動油の量を制御する
流量制御弁31が取付けられている。この流量制
御弁31は、油圧シリンダ20内に第2圧力室2
5から油圧ユニツト29に戻る作動油の量を制御
することにより、油圧ピストン21の速度を制御
するためのものであり、流出側配管26を流れる
作動油の流量を計測するオリイフイス32と、こ
れによつて計測された作動油の流量に応じた差圧
を受けてばね33とのバランスによつて弁体34
を作動させるダイヤフラム35とを有する。この
ように流出側配管26に油量制御弁31を設ける
と、油圧ピストン21は、油圧源29の圧力と、
この圧力の反作用として油量制御弁31に生じる
反力とをその両面で受けることになる。この場
合、受ける圧力は油圧ピストン21と油量制御弁
31とでほとんど差がなく、また油圧ピストン2
1と油量制御弁31とで受ける圧力に対する圧力
損失の比率は、いずれも小さく、しかもその比率
はほぼ一致する。したがつて、油量制御弁31の
開度をある量だけ制御量すると、圧力差や圧力値
にかかわらず、常に一定量だけ油圧ピストン21
の作動速度を制御することができる。つまり、こ
の構造は、油圧ポンプの圧力変動に起因して生じ
る吐出圧力の変動をより容易にしかもより正確に
制御し得る構造である。
次に、作用について説明する。図示しない被塗
物に対して吐出ガン6からシーリング材Wを塗布
するには、切換弁8を作動させて吐出ガン6をオ
ンさせる共に、切換弁30を第1図に示す位置に
作動させて油圧シリンダ20内の第1圧力室22
に流入側配管24から作動油を供給し、油圧ピス
トン21を前進させる。このとき、流出側配管2
6から油タンク23に戻る作動油の流量を、流量
制御弁31によつて制御することにより、油圧ピ
ストン21の前進速度、つまりプランジヤ12の
前進速度が定まり、その前進速度に応じた流量の
シーリング材Wが吐出ガン6から吐出される。こ
の吐出ガン6から吐出されるシーリング材Wの流
量が設定された流量よりも少ない場合には、オリ
フイス32に計測された差圧が少なくなつてダイ
ヤフラム35の作動により弁体34がより開くこ
ととなる。これにより、設定された流量のシーリ
ング材Wを吐出ガン6から吐出させることができ
る。同様にして吐出流量が設定流量よりも多い場
合にも、設定流量のシーリング材Wを吐出させる
ことができる。
更に、シーリング材Wの粘度が大となると、材
料圧送配管5を構成するホースや吐出ガン6の抵
抗が増加して油圧プランジヤ12の速度が減少す
る傾向となるが、その場合には弁体34が開くよ
うに作動させ、所定の速度で油圧ピストン21及
びプランジヤ12を作動させることができる。し
たがつて、吐出ガン6を被塗物に沿つて移動させ
る速度を変化させる場合には、その変化した速度
に応じて吐出ガン6からのシーリング材Wの吐出
量を変化させる必要があるが、その場合にも、応
答性良く吐出流量の制御を行なうことができる。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、粘性材料を吐
出する吐出ガンと前記粘性材料が注入される材料
シリンダとを材料圧送配管により接続し、前記材
料シリンダ内に往復動自在に設けられたプランジ
ヤを油圧シリンダ内のピストンに連結し、前記材
料シリンダとこの材料シリンダに前記粘性材料を
供給するポンプとを接続する注入管に逆止弁を設
け、前記油圧シリンダの第2圧力室と前記油圧ポ
ンプが設けられる油圧源側とを接続する流出側配
管に、前記油圧シリンダ内に供給される作動油の
量を制御する流量制御弁を設けたので、プランジ
ヤの速度を一定に制御することができることか
ら、シーリング材等の粘性材料の粘度が変化した
としても、吐出ガンからは一定の流量の粘性材料
を吐出させることが可能となる。これにより、粘
性材料の塗布仕上りが一定となる。また、吐出ガ
ンからの吐出流量を変化させる場合にも瞬時に応
答性良く、吐出流量を制御することが可能とな
る。また、ポンプからの粘性材料を材料シリンダ
に供給する注入管に逆止弁を設けているので、プ
ランジヤにより材料シリンダ内の粘性材料を吐出
ガンに供給する際、粘性材料にポンプの圧力の影
響が及ぶことはない。したがつてポンプの圧送圧
力を変動しても、粘性材料の吐出量が変化するこ
とはない。さらに、本発明では、油圧ピストンと
油量制御弁とで受ける圧力にほとんど差がなく、
そして油圧ピストンと油量制御弁とで受ける圧力
に対する圧力損失の比率は、いずれも小さく、し
かもその比率はほぼ一致する。したがつて、油量
制御弁の開度をある量だけ制御量すると、圧力差
や圧力値にかかわらず、常に一定量だけ油圧ピス
トンの作動速度を制御することができる。つま
り、油圧ポンプの圧力変動に起因して生じる吐出
圧力の変動を容易にしかも正確に制御することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る粘性材料の吐
出装置を示す構成図、第2図は従来の粘性材料の
吐出装置を示す構成図である。 2……材料シリンダ、5……材料圧送配管、6
……吐出ガン、12……プランジヤ、20……油
圧シリンダ、21……油圧ピストン、27……油
圧供給配管、28……油圧ユニツト(油圧源)、
31……流量制御弁、W……粘性材料。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 粘性材料を吐出する吐出ガンと前記粘性材料
    が注入される材料シリンダとを材料圧送配管によ
    り接続し、前記材料シリンダ内に往復動自在に設
    けられたプランジヤを油圧シリンダ内の油圧ピス
    トンに連結し、前記材料シリンダとこの材料シリ
    ンダに前記粘性材料を供給するポンプとを接続す
    る注入管に逆止弁を設け、前記油圧シリンダの第
    2圧力室と前記油圧ポンプが設けられる油圧源側
    とを接続する流出側配管に、前記油圧シリンダ内
    に供給される作動油の量を制御する流量制御弁を
    設けてなる粘性材料の吐出装置。
JP15835685A 1985-07-19 1985-07-19 粘性材料の吐出装置 Granted JPS6219280A (ja)

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JP15835685A JPS6219280A (ja) 1985-07-19 1985-07-19 粘性材料の吐出装置

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JP15835685A JPS6219280A (ja) 1985-07-19 1985-07-19 粘性材料の吐出装置

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JPS6219280A JPS6219280A (ja) 1987-01-28
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3238102B2 (ja) * 1997-07-04 2001-12-10 川崎重工業株式会社 粘性流体の供給制御装置および方法
KR101083264B1 (ko) 2009-05-25 2011-11-14 황원진 유압식 도료분사시스템

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58207963A (ja) * 1982-05-27 1983-12-03 Mazda Motor Corp 高粘度流体の吐出制御装置

Patent Citations (1)

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JPS58207963A (ja) * 1982-05-27 1983-12-03 Mazda Motor Corp 高粘度流体の吐出制御装置

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