JPH09117344A - 折り畳み椅子 - Google Patents

折り畳み椅子

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JPH09117344A
JPH09117344A JP28025695A JP28025695A JPH09117344A JP H09117344 A JPH09117344 A JP H09117344A JP 28025695 A JP28025695 A JP 28025695A JP 28025695 A JP28025695 A JP 28025695A JP H09117344 A JPH09117344 A JP H09117344A
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JP
Japan
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leg
front leg
seat frame
rear leg
pin
Prior art date
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Pending
Application number
JP28025695A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Miwa
三輪  修
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamada Industry Co Ltd
Original Assignee
Yamada Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamada Industry Co Ltd filed Critical Yamada Industry Co Ltd
Priority to JP28025695A priority Critical patent/JPH09117344A/ja
Publication of JPH09117344A publication Critical patent/JPH09117344A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 後脚が前脚に対して折り畳まれる折り畳み椅
子において、後脚の上端部と前脚間で操作者の指が挟ま
れないようにする。 【解決手段】 前脚1に座枠2を回転可能に備え、座枠
2の後部側面に後脚4を回転可能に備える。後脚4の上
端部4aを前脚1の後面に接近させた状態で上下動させ
る案内手段8を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り畳み椅子に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、畳み椅子として図8に示すよう
に、門型の前脚101に座枠102をピン103により
回転可能に備え、後脚104を座枠102の後部にピン
105により回転可能に連結するとともに前脚101に
連結杆106を介してピン107,108により回動可
能に連結し、折り畳み時には座枠102の前部を上動し
てピン103を中心として図の反時計方向に回転し、後
脚104を前脚101の後面に沿って折り畳み、使用時
には、座枠102の前部を下動してピン103を中心と
して図の時計方向に回転し、連結杆106の回動作用に
よって後部104を起立し、その後脚104の上端面1
09を前脚101の後面110に当接してその起立状態
を保持するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造の折り畳
み椅子においては、その折り畳み状態では後脚104の
上端面109と前脚101の後面110とが図に示すよ
うに大きく離間して空隙Dが生じ、この折り畳み形態か
ら使用形態にするために後脚104を起立させる場合に
は、後脚104の上端面109が徐々に前脚101の後
面110に近づいて当接する。
【0004】そのため、使用者が使用形態に起立操作す
る場合、その者が誤って空隙D部における前脚101を
握っていると、その指が挟まれる問題がある。そこで本
発明は、このような問題を解決する折り畳み椅子を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の第1の発明は、前脚(1)に座枠
(2)を回転可能に備え、座枠(2)の後部側面に後脚
(4)を回転可能に備えたものにおいて、後脚(4)の
上端部(4a)を前脚(1)の後面(1a)に近接させ
た状態で上下移動させる案内手段を設けたことを特徴と
するものである。
【0006】本発明においては、椅子の折り畳み及び起
立操作時に、案内手段によって後脚(4)の上端部(4
a)が前脚(1)の後面(1a)に近接した状態で上下
動する。したがって、後脚(4)の上端部(4a)が前
脚(1)の後面(1a)に対して広く離れたり、またこ
の離れた状態から接触することがない。
【0007】請求項2記載の第2の発明は、上記請求項
1記載の案内手段が、中空管の前脚(1)の後面(1
a)に、その管の内径より細幅の案内穴(12)を前脚
(1)の軸方向に形成し、後脚(4)の上端部(4a)
に、上記案内穴(12)に挿通する部分(8b)と案内
穴(12)より大径でかつ前脚(1)の管内に摺動可能
に嵌合する係合部(8a)とからなる案内部材(8)を
設けて構成されていることを特徴とするものである。
【0008】本第2発明においては、椅子の折り畳み及
び起立操作時に、案内手段である係合部(8a)が前脚
(1)の管内を上下に摺動し、後脚(4)の上端部(4
a)が前脚(1)の後面(1a)に近接した状態で上下
動し、上記第1の発明と同様の作用をなす。
【0009】請求項3記載の第3の発明は、上記請求項
1記載の案内手段が、前脚(1)の後面(1a)に、そ
の前脚(1)の軸方向の案内穴(15)を形成した案内
板(14)を固設し、後脚(4)の上端部(4a)に、
上記案内穴(15)の摺動可能に嵌合するピン(13)
を備えて構成したことを特徴とするものである。
【0010】本第3発明においては、椅子の折り畳み及
び起立操作時に、案内手段であるピン(13)が案内穴
(15)により上下に移動し、後脚(4)の上端部(4
a)が前脚(1)の後面(1a)に近接した状態で上下
動し、上記第1の発明と同様の作用をなす。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図4に示す本発明の第1
実施例について説明する。1は金属製中空管で形成され
た左右の前脚で、金属製中空管を前方(図1の右側)か
ら見てロの字形に形成してその左右管で形成されてい
る。2は座枠で、上記左右の前脚1間に介在され、その
左右(図1において紙面の表裏方向)端面においてピン
3により左右の前脚1に回転可能に連結されている。
【0012】4は金属製中空管で形成された左右の後脚
で、金属製中空管を後方から見て逆門形状に形成してそ
の左右管で形成されている。そしてこの後脚4は、その
後脚4に固設した板5を介してピン6により座枠2の後
部左右側面に回転可能に連結されている。7は上記板5
を後脚に固着する固定ピンを示す。
【0013】後脚4の上端部4aは、図1の起立状態に
おいて前脚1の後面1aに接するように延長形成されて
いる。また、上端部4aには図2及び図4に示すよう
に、前脚1の円形中空部1bにほぼ一杯に嵌合し、かつ
管軸方向に摺動可能な円形の係合部8aと、該係合部8
aよりも細幅の板部8bとからなる案内部材8が、ピン
9により上下方向に回転可能に備えられている。尚、上
記案内部材8は、後脚4の上端に樹脂製の部材10をピ
ン11で固着してこの部材10に備えられている。
【0014】前脚1の後面1aには図3に示すような案
内穴12が上下方向に長く形成されている。該案内穴1
2の穴幅L1 は、上記の案内部材8における板部8bの
板厚より若干大きく、かつ後脚1の内径及び係合部8a
の直径よりも小さい寸法に形成されている。そして、図
2及び図4に示すように、案内部材8の係合部8aを前
脚1の中空部1bに嵌合し、板部8bを案内穴12に通
して前脚1に取付けられており、後脚4の上端部4aが
前脚1の後面1aに近接した状態を保持して上下動する
ようになっている。尚、上記の案内穴12の上下長は、
図2に示すように、後脚4の起立状態(使用状態)であ
る実線位置と、後脚4の折り畳み状態(不使用状態)で
ある鎖線位置との間を案内部材8が移動できるよう設定
されている。12aはその上端、12bはその下端を示
す。
【0015】上記案内部材8と案内穴12により案内手
段を構成している。上記第1実施例の作用を説明する。
図1の使用状態から座枠2の前部を上動すると、その座
枠2がピン3を中心として図1の反時計方向に回転し
て、図1の鎖線のように折り畳まれる。また、この折り
畳みによりピン6によって後脚4が押し下げられつつ前
脚1の方向へ移動される。このとき、後脚4の上端部4
aは、係合部8aが前脚1内を摺動することによって、
前脚1の後面1aから離間することなく近接状態を保持
して下動する。そして、後脚4は、その下動とともにピ
ン9を中心として回動し、図1の鎖線のように折り畳ま
れる。
【0016】次に、上記の折り畳み状態から、座枠2を
図1の実線状態へ起すと、後脚4は上記と逆の動きによ
り実線のように起立し、使用状態になる。この後脚4の
起立動作中においても、その後脚4の上端部4aは前脚
1の後面1aより離間することなく近接した状態で上動
する。
【0017】したがって、椅子の折り畳み及び起立の両
操作において、後脚4の上端部4aと前脚1間に、前記
従来のような空隙Dは発生しない。次に図5乃至図7に
示す本発明の第2実施例について説明する。
【0018】本実施例は、上記第1実施例における後脚
の案内手段の変形例であり、後脚4の上端部4aにピン
13を設け、該ピン13を前脚1に固設した案内板14
の案内穴15に嵌合した点が相違する。その他の構造は
上記第1実施例と同様であるため、同一部材に上記と同
一符号を付してその説明は省略する。
【0019】本第2実施例において、後脚4の上端部4
aは前脚1の後面1aに近接している。前脚1の後面1
aには案内板14が前脚1の軸方向(上下方向)に固着
されており、この案内板14に前脚1の軸方向(上下方
向)の案内穴15が形成されている。そして、後脚4の
上端部4aに設けたピン13が上記案内穴15に摺動可
能に嵌合している。また上記案内穴15の上下長は、図
5に示すように、後脚4の起立状態である実線位置と、
後脚の折り畳み状態である鎖線位置との間をピン13が
移動できるように設定されている。
【0020】本第2実施例において、座枠2を図1の鎖
線のように折り畳んだり、実線のように起立することに
より、後脚4が鎖線のように折り畳まれたり実線のよう
に起立されることは、上記第1実施例と同様である。
【0021】そして、後脚4が折り畳まれたり起立され
るときには、その上端部のピン13が案内穴15に沿っ
て移動するため、後脚4の上端部4aは、前脚1の後面
1aより離間することなく近接して上下動する。したが
って、本第2実施例においても、上記第1実施例と同様
に従来構造にみられた空隙Dは発生しない。
【0022】
【発明の効果】以上のようであるから本発明によれば、
椅子の折り畳み及び起立操作時に、後脚の上端部が前脚
の後面から大きく離間することなく近接して上下動す
る。したがって、前記従来構造のように後脚の上端部が
前脚から大きく離間することによってその空隙で操作者
の指が挟まれることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す側面図。
【図2】 同要部の拡大側面図。
【図3】 同前脚の案内穴を示す図。
【図4】 図2におけるA−A線断面図。
【図5】 本発明の第2実施例を示す側面図。
【図6】 同要部の拡大側面図。
【図7】 図6におけるB−B線断面図。
【図8】 従来構造を示す側面図。
【符号の説明】
1…前脚 1a…後面 2…座枠 4…後脚 4a…上端部 8…案内手段
である案内部材 12…案内手段である案内穴 15…案内手
段である案内板 16…案内手段である案内穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前脚(1)に座枠(2)を回転可能に備
    え、座枠(2)の後部側面に後脚(4)を回転可能に備
    えたものにおいて、後脚(4)の上端部(4a)を前脚
    (1)の後面(1a)に近接させた状態で上下移動させ
    る案内手段を設けたことを特徴とする折り畳み椅子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の案内手段が、中空管の前
    脚(1)の後面(1a)に、その管の内径より細幅の案
    内穴(12)を前脚(1)の軸方向に形成し、後脚
    (4)の上端部(4a)に、上記案内穴(12)に挿通
    する部分(8b)と案内穴(12)より大径でかつ前脚
    (1)の管内に摺動可能に嵌合する係合部(8a)とか
    らなる案内部材(8)を設けて構成されていることを特
    徴とする折り畳み椅子。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の案内手段が、前脚(1)
    の後面(1a)に、その前脚(1)の軸方向の案内穴
    (15)を形成した案内板(14)を固設し、後脚
    (4)の上端部(4a)に、上記案内穴(15)の摺動
    可能に嵌合するピン(13)を備えて構成したことを特
    徴とする折り畳み椅子。
JP28025695A 1995-10-27 1995-10-27 折り畳み椅子 Pending JPH09117344A (ja)

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JP28025695A JPH09117344A (ja) 1995-10-27 1995-10-27 折り畳み椅子

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JP28025695A Pending JPH09117344A (ja) 1995-10-27 1995-10-27 折り畳み椅子

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0716336U (ja) * 1993-08-31 1995-03-17 株式会社フジソク トリガスイッチ装置
JPH0716337U (ja) * 1993-08-20 1995-03-17 住友電装株式会社 押し釦スイッチ
JPH0719263U (ja) * 1993-09-13 1995-04-07 ハマダ印刷機械株式会社 段ボールケースの積み重ね搬送装置

Patent Citations (3)

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