JPH09116939A - ディジタル構内交換機およびそのライントランクインタフェースユニット - Google Patents

ディジタル構内交換機およびそのライントランクインタフェースユニット

Info

Publication number
JPH09116939A
JPH09116939A JP7267012A JP26701295A JPH09116939A JP H09116939 A JPH09116939 A JP H09116939A JP 7267012 A JP7267012 A JP 7267012A JP 26701295 A JP26701295 A JP 26701295A JP H09116939 A JPH09116939 A JP H09116939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
circuit
line trunk
digital
trunk interface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7267012A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Sakamoto
賢司 坂本
Naoto Shibata
直人 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7267012A priority Critical patent/JPH09116939A/ja
Publication of JPH09116939A publication Critical patent/JPH09116939A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Interface Circuits In Exchanges (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 時分割スイッチの負担を増加させることなく
サブレート信号を用いた信号伝送を行なうことが可能な
ディジタル構内交換機を提供する。 【解決手段】 ライントランク部インターフェイス72
は、回路基板を装着して時分割スイッチ80と接続する
スロットと、主にサブレート用の回路基板を装着するサ
ブレート用スロットとをそれぞれ複数有している。この
サブレート用スロットは、音声圧縮伸長回路531〜5
34、多重分離回路520およびDTC511を装着し
ている。そして、ライントランク部インターフェイス7
2上で、DTC511が各々対応する多重分離回路52
0とが接続され、多重分離回路520が各々対応する複
数の音声圧縮伸長回路531〜534とが接続されるよ
うな接続路を各サブレート用スロット間に設けるように
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばオフィス
や事業所などに設置されるディジタル構内交換機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のディジタル構内交換シス
テムの構成を示す回路ブロック図である。この図に示す
ディジタル構内交換機100は、複数の内線電話機11
〜1nと、主装置EX0とで構成されている。
【0003】主装置EX0は、各々内線21〜2nを介
して上記内線電話機11〜1nが接続される内線回路3
1〜3nと、ディジタル通信網のディジタル通信回線4
1〜4mに各々接続されるディジタルトランクインター
フェイス回路(DTC)51〜5mと、ライントランク
部インターフェイス60および70、時分割スイッチ
(SW)80とをそれぞれ有し、これらは制御回路(C
C)90によって制御される。
【0004】内線回路31〜3nは、それぞれ対応する
内線電話機11〜1nより送出されるアナログ音声信号
を64kbpsのPCM音声信号VP に変換してライン
トランク部インターフェイス60に入力するとともに、
このインターフェイス60より送出されるPCM音声信
号VP をアナログ音声信号に変換して対応する内線電話
機11〜1nに出力する。また、対応する内線21〜2
nに対し発信検出や着信信号の送出などの種々内線イン
タフェース動作を行なう。
【0005】DTC51〜5mは、それぞれディジタル
通信回線41〜4mとインターフェイス70との間で、
64kbpsのPCM音声信号VP のやりとりを行なう
ものである。また、ディジタル通信回線41〜4mとの
間で回線の捕捉や着信信号の検出などの種々回線インタ
フェース動作を行なう。
【0006】ライントランク部インターフェイス60
は、回路基板を装着してSW80と続するスロットを複
数有しており、このスロットに上記内線回路31〜3n
を装着している。同様に、ライントランク部インターフ
ェイス70についても同様の上記スロットを複数有して
おり、これらのスロットにそれぞれ対応するDTC51
〜5mを装着している。
【0007】SW80は、CC90の指示に従って、時
分割により上記内線回路31〜3n相互間、内線回路3
1〜3nとDTC51〜5mの間を交換接続する。CC
90は、例えばマイクロコンピュータなどの主制御部
と、制御プログラムおよび種々の制御データを記憶した
半導体メモリやハードディスクなどからなる記憶部とを
備えたもので、その制御機能として発着信制御および交
換制御などの制御手段を備えている。
【0008】以上のようにして構成されるディジタル構
内交換機100は、ディジタル通信網を介してディジタ
ル構内交換機100と同様の構成からなるディジタル構
内交換機に接続される。
【0009】上記構成のディジタル構内交換機100に
おいて、例えば、内線電話機11からのアナログ音声信
号は、内線21を介して内線回路31にてPCM音声信
号VP に変換されたのち、ライントランク部インターフ
ェイス60を介してSW80に入力される。そして、S
W80により、例えばDTC51に上記PCM音声信号
VP が送出され、ディジタル通信回線41よりディジタ
ル通信網に送出される。また、ディジタル通信回線41
に到来するPCM音声信号VP は、上記と逆の順序をお
って内線回路31に送出され、ここでアナログ音声信号
に変換されたのち内線電話機11に送出される。
【0010】すなわち、このディジタル構内交換システ
ムでは、アナログ音声信号の部分を除き常に64kbp
sのPCM音声信号によって通信が行なわれているた
め、高い品質の音声データを伝送できる。しかし、近
時、デジタル通信回線のランニングコストを節約し、回
線を有効利用しようという要請に応え、64kbpsの
速度から音声圧縮技術により16kbpsもしくは8k
bps等の低速度(サブレート)信号へ変換して伝送を
行なうという方式が発明者らによって考えられている。
【0011】以下、このようなサブレート信号による伝
送を行なうディジタル構内交換システムについて説明す
る。図4は、その構成を示す回路ブロック図である。但
し、図4において、前述のディジタル構内交換システム
と同一部分には同一符号を付して示し、ここでは異なる
部分を中心に述べる。
【0012】この図に示すディジタル構内交換機101
は、複数の内線電話機11〜1nと、主装置EX1とで
構成されている。この主装置EX1は、各々内線21〜
2nを介して上記内線電話機11〜1nが接続される内
線回路31〜3nと、ディジタル通信網のディジタル通
信回線401に接続されるディジタルトランクインター
フェイス回路(DTC)511、多重分離回路520、
音声圧縮伸長回路531〜534、ライントランク部イ
ンターフェイス60、ライントランク部インターフェイ
ス71、時分割スイッチ(SW)80とをそれぞれ有
し、これらは中央制御装置(CC)91によって制御さ
れる。
【0013】CC91は、例えばマイクロコンピュータ
などの主制御部と、制御プログラムおよび種々の制御デ
ータを記憶した半導体メモリやハードディスクなどから
なる記憶部とを備えたもので、その制御機能として発着
信制御および交換制御などの制御手段と、サブレート信
号生成に関わる制御手段を備えている。
【0014】ライントランク部インターフェイス71
は、ライントランク部インターフェイス70と同様のス
ロットを複数有している。そして、これらのスロットに
は、PCM音声信号の圧縮/伸長を行なう音声圧縮伸長
回路531〜534と、PCM音声信号の多重/分離を
行なう多重分離回路520と、DTC511とを装着し
ている。
【0015】このDTC511は、前述のDTC51〜
5mと同様の機能を備え、さらに制御情報信号CM をデ
ィジタル通信回線401との間で送受信するものであ
る。なお、上記制御情報信号CM は、音声圧縮伸長回路
531〜534による音声圧縮処理や多重分離回路52
0による信号多重化処理に係わり、後述の多重化音声信
号VM がどのようなサブレート音声信号VS1〜VS4によ
って構成されているかを示すもので、CC91より出力
される。
【0016】音声圧縮伸長回路531〜534は、図5
(a)に示すような内線回路31〜3nにより生成され
た64kbpsのPCM音声信号VP がそれぞれSW8
0を介して入力され、この信号をそれぞれ図5(b)に
示すように16kbpsのサブレート音声信号VS1〜V
S4に圧縮する。
【0017】多重分離回路520は、音声圧縮伸長回路
531〜534によって圧縮された16kbpsのサブ
レート音声信号VS1〜VS4が入力され、図5(c)に示
すように64kbpsの多重化音声信号VM を多重化し
て生成する。
【0018】この多重化音声信号VM と、上記圧縮処理
および多重化処理に係わる制御情報信号CM とは、DT
C511よりディジタル通信網を介して対向するディジ
タル構内交換機に伝送される。一方、この対向するディ
ジタル構内交換機においても同様にして、多重化音声信
号VM と制御情報信号CM とが、ディジタル通信網を介
してディジタル構内交換機101に伝送される。
【0019】これに対し、ディジタル構内交換機101
では、送信時とは逆の順序にしたがって信号処理が行な
われる。まず、DTC511にて受信した制御情報信号
CMに基づいて、多重化音声信号VM が多重分離回路5
20により4つのサブレート音声信号VS1〜VS4に分離
される。そして、これらのサブレート音声信号VS1〜V
S4は、それぞれ対応する音声圧縮伸長回路531〜53
4によってPCM音声信号VP に伸長され、SW80を
介してそれぞれ対応する内線電話機11〜1nに入力さ
れる。
【0020】以上のように、サブレート信号による伝送
を行なうディジタル構内交換システムでは、PCM音声
信号の音声圧縮処理および多重化処理を行なって、高密
度のデータ伝送を行なうことによりデジタル通信回線の
ランニングコストを節約することができる。また、ライ
ントランク部インターフェイス71のスロットに、音声
圧縮伸長回路531〜534、多重分離回路520およ
びDTC511を装着し、SW80によって上記各回路
の接続を行なうようにしている。
【0021】このため、上記スロットに装着されるいず
れかの回路に故障などのトラブルが発生した場合におい
ても、故障した回路を上記スロットより引き抜いて正常
な回路と交換すればよいため、復旧に要する時間が短時
間で済む。
【0022】しかしながら、上述したようにサブレート
信号を生成し多重化した多重化信号を用いた信号伝送を
行なうディジタル交換システムでは、ライントランク部
インターフェイス71のスロットに装着される回路をS
W80によって接続するようにしている。このため、サ
ブレート信号を用いない場合に比べSW80のタイムス
ロットを多く占有することになり、SW80への負担が
大きいという問題があった。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】従来のディジタル構内
交換機では、サブレート信号を生成するために時分割ス
イッチ(交換回路)のタイムスロットを使用しているた
め、時分割スイッチに対する負担が大きいという問題が
あった。
【0024】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、時分割によって交換接続する交換回路に対す
る負担を増加させることなくサブレート信号を生成する
ことが可能で、なおかつ短時間で故障状態から復帰する
ことが可能なディジタル構内交換機およびそのライント
ランクインタフェースユニットを提供することを目的と
する。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係るディジタル構内交換機は、所定の
伝送速度を有するディジタル通信回線に接続される少な
くとも一つの回線トランク回路および各々内線に接続さ
れる複数のライン回路がそれぞれ機械的および電気的に
接続されるライントランクインタフェース部を備え、上
記回線トランク回路と各ライン回路との間および各ライ
ン回路相互間を上記ライントランクインタフェース部を
介して交換回路により選択的に接続するディジタル構内
交換機において、ライントランクインタフェース部に機
械的および電気的に接続され、交換回路を介して複数の
内線から送られたディジタル信号をそれぞれ圧縮処理し
てディジタル通信回線の伝送速度よりも低速のサブレー
ト信号に変換するための複数の圧縮手段と、ライントラ
ンクインタフェース部に機械的および電気的に接続さ
れ、複数の圧縮手段により変換された複数のサブレート
信号を時分割多重してディジタル通信回線の伝送速度に
対応する多重化信号を生成するための多重化手段と、ラ
イントランクインタフェース部に機械的および電気的に
接続され、ディジタル通信回線を介して伝送された多重
化信号を複数のサブレート信号に分離するための分離手
段と、ライントランクインタフェース部に機械的および
電気的に接続され、分離手段により得られた複数のサブ
レート信号をそれぞれ伸長処理して内線の伝送速度に対
応する速度のディジタル信号に変換するための複数の伸
長手段と、ライントランクインタフェース部に機械的お
よび電気的に接続され、多重手段により生成された多重
化信号をディジタル通信回線へ送出するとともに、当該
ディジタル通信回線を介して伝送された多重化信号を受
信して分離手段に供給するための回線トランク回路とを
備え、かつライントランクインタフェース部上に、圧縮
手段と多重化手段との間、分離手段と伸長手段との間、
および回線トランク回路と多重化手段および分離手段と
の間をそれぞれ直接接続するための接続回路を設けて構
成するようにした。
【0026】上記構成のディジタル交換機では、ライン
トランクインタフェース部上に設けられた接続回路によ
って、圧縮手段と多重化手段との間、分離手段と伸長手
段との間、および回線トランク回路と多重化手段および
分離手段との間をそれぞれ直接接続するようにしてい
る。このように、交換回路によって上記手段を接続しな
いため交換回路に対する負担を増加させることなくサブ
レート信号を生成することが可能で、なおかつ短時間で
故障状態から復帰することが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の実
施の一形態に係わるディジタル構内交換システムの構成
を示すものである。但し、図1において、従来のディジ
タル構内交換機の構成を示す図4と同一部分には同一符
号を付して示し、ここでは異なる部分を中心に述べる。
【0028】この図に示すディジタル構内交換機102
は、複数の内線電話機11〜1nと、主装置EX2とで
構成されている。この主装置EX2は、各々内線21〜
2nを介して上記内線電話機11〜1nが接続される内
線回路31〜3nと、ディジタル通信網のディジタル通
信回線401に各々接続されるディジタルトランクイン
ターフェイス回路(DTC)511、多重分離回路52
0、音声圧縮伸長回路531〜534、ライントランク
部インターフェイス60、ライントランク部インターフ
ェイス72、時分割スイッチ(SW)80とをそれぞれ
有し、これらは中央制御装置(CC)91によって制御
される。
【0029】ライントランク部インターフェイス72
は、主にフルレート(64kbps)信号生成に係わる
回路基板を装着してSW80と接続する複数のフルレー
ト用スロットと、主にサブレート信号生成に関わる回路
基板を装着する複数のサブレート用スロットとをそれぞ
れ複数有している。このサブレート用スロットは、音声
圧縮伸長回路531〜534、多重分離回路520およ
びDTC511を装着している。そして、ライントラン
ク部インターフェイス72上には、DTC511と多重
分離回路520とが接続され、多重分離回路520が音
声圧縮伸長回路531〜534と接続されるように、各
サブレート用スロット間に接続路を設けている。なお、
音声圧縮伸長回路531〜534を装着するサブレート
用スロットの一端は、SW80に接続されている。
【0030】以上のようにして構成されるディジタル構
内交換機102は、ディジタル通信網を介してディジタ
ル構内交換機102と同様の構成からなるディジタル構
内交換機に接続される。
【0031】上記構成におけるディジタル交換システム
の動作を以下に説明する。例えば、内線電話機11より
入力される話者の音声は、アナログ音声信号に変換され
内線21を介して内線回路31に入力される。そして、
上記アナログ音声信号は、内線回路31にてPCM音声
信号VP に変換されたのち、ライントランク部インター
フェイス60を介してSW80に入力される。
【0032】そして、上記PCM音声信号VP は、SW
80により例えば音声圧縮伸長回路531に送出され、
ここで16kbpsのサブレート音声信号VS1に圧縮さ
れたのち、ライントランク部インターフェイス72の上
記接続路を介して多重分離回路520に入力される。
【0033】上記サブレート音声信号VS1は、他の音声
圧縮伸長回路532〜534より送出されるサブレート
音声信号VS2〜VS4とともに多重分離回路520にて多
重化された64kbpsの多重化音声信号VM となる。
そして、この多重化音声信号VM は、ライントランク部
インターフェイス72の上記接続路を介してDTC51
1に入力される。
【0034】上記多重化音声信号VM は、CC91より
出力され上記圧縮および多重化に係わる制御情報信号C
M とともに、DTC511よりディジタル通信回線40
1を介して対向するディジタル構内交換機に伝送され
る。一方、この対向するディジタル構内交換機において
も同様にして、多重化音声信号VM と制御情報信号CM
とが生成され、ディジタル通信網を介してディジタル構
内交換機102に伝送される。
【0035】これに対し、ディジタル構内交換機102
では、送信時とは逆の順序にしたがって、DTC511
にて受信した制御情報信号CM に基づいて、多重化音声
信号VM が多重分離回路520により4つのサブレート
音声信号VS1〜VS4に分離される。そして、この4つの
サブレート音声信号VS1〜VS4は、ライントランク部イ
ンターフェイス72の上記接続路を介してそれぞれ対応
する音声圧縮伸長回路531〜534に入力されPCM
音声信号VP に伸長され、SW80を介してそれぞれ対
応する内線電話機11〜1nに入力される。
【0036】以上のように、この実施の形態では、サブ
レート信号に関わる種々の回路間の接続をライントラン
ク部インターフェイス72上に設けた接続路によって接
続するようにしている。したがって、上記構成のディジ
タル交換機によれば、時分割スイッチに対する負担を増
加させることなく、サブレート信号を生成したのち多重
化し、この多重化信号による情報伝送を行なうことがで
きる。
【0037】また、信号処理に係わる回路をライントラ
ンク部インターフェイス72のスロットに装着して接続
するようにしているため、故障した回路を交換すること
により短時間で故障状態から復帰することが可能であ
る。
【0038】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、図2に示すディジタル構内交
換システムのようにしてもよい。ディジタル構内交換機
103は、内線電話機11〜1nと、主装置EX3とか
らなる。この主装置EX3では、多重分離回路520を
トランク部インターフェイス73上に作り込むようにし
ている。
【0039】このような構成によっても、時分割スイッ
チに対する負担を増加させることなくサブレート信号を
生成することが可能で、なおかつ音声圧縮伸長回路53
1〜534あるいはDTC511に故障が発生しても、
容易に故障した回路を交換することが可能である。
【0040】また、上記実施の形態では、圧縮伸長回路
531〜534によって64kbps−16kbps間
の圧縮/伸長信号処理を行ない、多重分離回路520に
よって4つのサブレート音声信号VS1〜VS4−多重化音
声信号VM 間の多重/分離信号処理を行なっている。し
かし、これに限定されるものではなく、圧縮伸長回路5
31〜534によって64kbps−8kbps間の圧
縮/伸長信号処理を行ない、多重分離回路520によっ
て8つのサブレート音声信号−多重化音声信号間の多重
/分離信号処理を行なうようにしても同様の効果を得ら
れる。
【0041】さらに、上記実施の形態では、1つの多重
化信号による情報伝送について説明したが、上述したよ
うな多重化信号生成に係わる回路を増設することにより
複数の多重化信号による情報伝送を行なうことができる
のはいうまでもない。
【0042】さらに、トランク部インターフェイス72
(あるいは73)のフルレート用スロットに、フルレー
トの伝送信号生成に関わる回路基板を装着して64kb
psの伝送信号を生成し、サブレートの伝送信号と並行
してデータ伝送を行なうようにしてもよい。
【0043】その他、ディジタル構内交換機の回路構成
や、ライントランク部インターフェイスのサブレート用
スロット間を結ぶ接続路などについても、この発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施
可能であることはいうまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、ライ
ントランクインタフェース部上に設けられた接続回路に
よって、圧縮手段と多重化手段との間、分離手段と伸長
手段との間、および回線トランク回路と多重化手段およ
び分離手段との間をそれぞれ直接接続するようにした。
【0045】したがって、交換回路に対する負担を増加
させることなくサブレート信号を生成することが可能
で、なおかつ短時間で故障状態から復帰することが可能
なディジタル構内交換機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るディジタル構内交換システムの
実施の一形態の構成を示す回路ブロック図。
【図2】この発明に係るディジタル構内交換システムの
他の実施の形態の構成を示す回路ブロック図。
【図3】従来のディジタル構内交換システムの構成を示
す回路ブロック図。
【図4】サブレート信号を用いて信号伝送を行なう従来
のディジタル構内交換システムの構成を示す回路ブロッ
ク図。
【図5】サブレート信号を用いて信号伝送を行なうディ
ジタル構内交換システムの各部における音声データの形
式を説明するための図。
【符号の説明】
100〜103…ディジタル構内交換機 EX0〜3…主装置 11〜1n…内線電話機 21〜2n…内線 31〜3n…内線回路 41〜4m,401…ディジタル通信回線 51〜5m,511…ディジタルトランクインターフェ
イス回路(DTC) 520…多重分離回路 531〜534…音声圧縮伸長回路 60,70〜72…ライントランク部インターフェイス 80…時分割スイッチ(SW) 90,91…中央制御装置(CC)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の伝送速度を有するディジタル通信
    回線に接続される少なくとも一つの回線トランク回路お
    よび各々内線に接続される複数のライン回路がそれぞれ
    機械的および電気的に接続されるライントランクインタ
    フェース部を備え、上記回線トランク回路と各ライン回
    路との間および各ライン回路相互間を上記ライントラン
    クインタフェース部を介して交換回路により選択的に接
    続するディジタル構内交換機において、 前記ライントランクインタフェース部に機械的および電
    気的に接続され、前記交換回路を介して前記複数の内線
    から送られたディジタル信号をそれぞれ圧縮処理して前
    記ディジタル通信回線の伝送速度よりも低速のサブレー
    ト信号に変換するための複数の圧縮手段と、 前記ライントランクインタフェース部に機械的および電
    気的に接続され、前記複数の圧縮手段により変換された
    複数のサブレート信号を時分割多重して前記ディジタル
    通信回線の伝送速度に対応する多重化信号を生成するた
    めの多重化手段と、 前記ライントランクインタフェース部に機械的および電
    気的に接続され、前記ディジタル通信回線を介して伝送
    された多重化信号を複数のサブレート信号に分離するた
    めの分離手段と、 前記ライントランクインタフェース部に機械的および電
    気的に接続され、前記分離手段により得られた複数のサ
    ブレート信号をそれぞれ伸長処理して前記内線の伝送速
    度に対応する速度のディジタル信号に変換するための複
    数の伸長手段と、 前記ライントランクインタフェース部に機械的および電
    気的に接続され、前記多重手段により生成された多重化
    信号を前記ディジタル通信回線へ送出するとともに、当
    該ディジタル通信回線を介して伝送された多重化信号を
    受信して前記分離手段に供給するための回線トランク回
    路とを備え、 かつ前記ライントランクインタフェース部上に、前記圧
    縮手段と多重化手段との間、前記分離手段と伸長手段と
    の間、および前記回線トランク回路と前記多重化手段お
    よび分離手段との間をそれぞれ直接接続するための接続
    回路を設けたことを特徴とするディジタル構内交換機。
  2. 【請求項2】 多重化手段と分離手段、および圧縮手段
    と伸長手段をそれぞれ共通のカード型回路ユニット上に
    形成し、これらのカード型回路ユニットをライントラン
    クインタフェース部に対しコネクタ機構により着脱自在
    に装着したことを特徴とする請求項1記載のディジタル
    構内交換機。
  3. 【請求項3】 多重化手段および分離手段を、ライント
    ランクインタフェース部上に固定的に設置し、この多重
    化手段および分離手段と圧縮手段および伸長手段との
    間、および多重化手段および分離手段と回線トランク回
    路との間を前記接続回路によりそれぞれ接続したことを
    特徴とする請求項1記載のディジタル構内交換機。
  4. 【請求項4】 前記回線トランク回路は、前記ディジタ
    ル通信回線との間で、少なくとも前記多重化信号と、こ
    の多重化信号の生成に係わる情報とをやりとりすること
    を特徴とする請求項1記載のディジタル構内交換機。
  5. 【請求項5】 交換回路を介して複数の内線から送られ
    たディジタル信号をそれぞれ圧縮処理してディジタル通
    信回線の伝送速度よりも低速のサブレート信号に変換す
    るための複数の圧縮手段と、この複数の圧縮手段により
    変換された複数のサブレート信号を時分割多重して前記
    ディジタル通信回線の伝送速度に対応する多重化信号を
    生成するための多重化手段と、前記ディジタル通信回線
    を介して伝送された多重化信号を複数のサブレート信号
    に分離するための分離手段と、この分離手段により得ら
    れた複数のサブレート信号をそれぞれ伸長処理して前記
    内線の伝送速度に対応する速度のディジタル信号に変換
    するための複数の伸長手段と、前記多重手段により生成
    された多重化信号を前記ディジタル通信回線へ送出する
    とともに、当該ディジタル通信回線を介して伝送された
    多重化信号を受信して前記分離手段に供給するための回
    線トランク回路とを備えたディジタル構内交換機で使用
    されるライントランクインタフェースユニットにおい
    て、 少なくとも回線トランク回路およびライン回路と交換回
    路との間を接続するための第1の接続回路パターンが形
    成されたライントランクインタフェースユニット本体
    と、 このライントランクインタフェースユニット本体に対
    し、前記圧縮手段、多重化手段、分離手段、伸長手段お
    よび回線トランク回路を着脱可能に装着するためのコネ
    クタ機構と、 前記ライントランクインタフェースユニット本体上に形
    成され、前記圧縮手段と多重化手段との間、前記分離手
    段と伸長手段との間、および前記回線トランク回路と前
    記多重化手段および分離手段との間をそれぞれ直接接続
    するための第2の接続回路パターンとを具備したことを
    特徴とするライントランクインタフェースユニット。
JP7267012A 1995-10-16 1995-10-16 ディジタル構内交換機およびそのライントランクインタフェースユニット Pending JPH09116939A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7267012A JPH09116939A (ja) 1995-10-16 1995-10-16 ディジタル構内交換機およびそのライントランクインタフェースユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7267012A JPH09116939A (ja) 1995-10-16 1995-10-16 ディジタル構内交換機およびそのライントランクインタフェースユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09116939A true JPH09116939A (ja) 1997-05-02

Family

ID=17438840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7267012A Pending JPH09116939A (ja) 1995-10-16 1995-10-16 ディジタル構内交換機およびそのライントランクインタフェースユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09116939A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999013680A1 (en) * 1997-09-10 1999-03-18 Excel Switching Corporation Sub-rate switching telecommunications switch

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999013680A1 (en) * 1997-09-10 1999-03-18 Excel Switching Corporation Sub-rate switching telecommunications switch
US6226288B1 (en) 1997-09-10 2001-05-01 Excel Switching Corporation Sub-rate switching telecommunications switch

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH077935B2 (ja) 時分割多重分離装置
JPS588799B2 (ja) 交換ネットワ−ク
US5732085A (en) Fixed length packet switching apparatus using multiplexers and demultiplexers
JPH05114892A (ja) 光インタフエース方式
JPH0758808A (ja) クロスコネクト用インタフェースおよび装置
US6226288B1 (en) Sub-rate switching telecommunications switch
JPH09116939A (ja) ディジタル構内交換機およびそのライントランクインタフェースユニット
US5539726A (en) Back-up system for partially backing up information signals
JPH089058A (ja) 伝送路バックアップ機能付の多重化装置
JPH0683175B2 (ja) フレキシブルマルチプレクサ
JP2001057527A (ja) 通信方法および通信装置
JP4232924B2 (ja) 呼びをスイッチングする装置
JP3276087B2 (ja) Atmセル化制御方式
JPS61239736A (ja) ビツトスチ−ル方式
JPS62286351A (ja) 電子交換機へのlan収容方式
JP2543940B2 (ja) 音声交換方式
JP3001683B2 (ja) 多地点間通信制御装置
JP2671811B2 (ja) 多重化方式
JP2518159B2 (ja) 多重化回路
JPH10276163A (ja) 圧縮多重伝送方式
JP2888286B2 (ja) 回線設定装置
JPH0834461B2 (ja) フレ−ムアライナ回路
KR0157769B1 (ko) 전전자 교환기의 t-s-t형 시간 스위치 장치
JP2661148B2 (ja) 光伝送システム
JP2590684B2 (ja) 加入者線多重化装置および方式