JPH09116663A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH09116663A JPH09116663A JP7272358A JP27235895A JPH09116663A JP H09116663 A JPH09116663 A JP H09116663A JP 7272358 A JP7272358 A JP 7272358A JP 27235895 A JP27235895 A JP 27235895A JP H09116663 A JPH09116663 A JP H09116663A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シート状の原稿と、ブック状の原稿とを読取
ることが可能な、一台で二通りの使い方が可能な小型で
かつ携帯性に優れたファクシミリ装置を得る。 【解決手段】 原稿を読み取るイメージセンサー2と、
原稿を搬送する一つあるいは複数の紙送りローラ11、
12と、紙送りローラを回転駆動するパルスモータ6と
を少なくとも有するファクシミリ装置本体を構成する第
一の筺体1に対し、前記原稿を紙送りローラに押圧する
押圧手段21、22を有する第二の筐体20を着脱可能
に取り付けたことを特徴とするファクシミリ装置。
ることが可能な、一台で二通りの使い方が可能な小型で
かつ携帯性に優れたファクシミリ装置を得る。 【解決手段】 原稿を読み取るイメージセンサー2と、
原稿を搬送する一つあるいは複数の紙送りローラ11、
12と、紙送りローラを回転駆動するパルスモータ6と
を少なくとも有するファクシミリ装置本体を構成する第
一の筺体1に対し、前記原稿を紙送りローラに押圧する
押圧手段21、22を有する第二の筐体20を着脱可能
に取り付けたことを特徴とするファクシミリ装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小型・携帯型のファ
クシミリ装置に係り、特に紙などのシート状の原稿と本
などのブック状の原稿の双方を読み取ることができるフ
ァクシミリ装置に関するものである。
クシミリ装置に係り、特に紙などのシート状の原稿と本
などのブック状の原稿の双方を読み取ることができるフ
ァクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の小型・携帯型のファクシミリの駆
動装置では、シート状の原稿のみ読取り可能な構成であ
り、また、普及機においては読取り部をファクシミリ装
置本体から取外す構成として、ブック状の原稿を読取る
ことを可能としたハンドスキャナー装置を持つファクシ
ミリ装置も開発されている。
動装置では、シート状の原稿のみ読取り可能な構成であ
り、また、普及機においては読取り部をファクシミリ装
置本体から取外す構成として、ブック状の原稿を読取る
ことを可能としたハンドスキャナー装置を持つファクシ
ミリ装置も開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ハンドスキャナー装置を持つファクシミリ装置において
は、ハンドスキャナーで読取った画像データをコードあ
るいは無線等でファクシミリ装置本体に転送する手段が
必要であった。また、ファクシミリ装置本体には原稿を
搬送するパルスモータを、またハンドスキャナー装置に
はハンドスキャナーの移動量を検出するエンコーダが必
要であり、小型化・低価格化を妨げるものであった。
ハンドスキャナー装置を持つファクシミリ装置において
は、ハンドスキャナーで読取った画像データをコードあ
るいは無線等でファクシミリ装置本体に転送する手段が
必要であった。また、ファクシミリ装置本体には原稿を
搬送するパルスモータを、またハンドスキャナー装置に
はハンドスキャナーの移動量を検出するエンコーダが必
要であり、小型化・低価格化を妨げるものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
問題点を解決するために、ファクシミリ装置本体に対し
原稿を紙送りローラに押圧する押圧手段を有する第二の
筐体を着脱可能に取り付けるものである。また、紙送り
を行うパルスモータは、前記ファクシミリ本体に第二の
筐体を取り付けた状態ではシート状の原稿を一定の変位
量づつ搬送し、第二の筐体を取外した状態ではファクシ
ミリ装置本体を一定の変位量づつ移動するよう構成する
とともに、第二の筐体を取外した状態ではファクシミリ
装置本体を一定の変位量づつ移動するために、モータを
駆動する駆動パルスでもって装置本体の移動量の検出を
行う構成にしたものである。上記構成によって、ファク
シミリ装置本体に第二の筐体を取付けた状態ではシート
状の原稿を、また取外した状態ではブック状の原稿をフ
ァクシミリ装置本体をハンドスキャナーとして読取るこ
とが可能となり、小型・携帯型で低価格なハンドスキャ
ナー装置を有するファクシミリ装置を提供できる。
問題点を解決するために、ファクシミリ装置本体に対し
原稿を紙送りローラに押圧する押圧手段を有する第二の
筐体を着脱可能に取り付けるものである。また、紙送り
を行うパルスモータは、前記ファクシミリ本体に第二の
筐体を取り付けた状態ではシート状の原稿を一定の変位
量づつ搬送し、第二の筐体を取外した状態ではファクシ
ミリ装置本体を一定の変位量づつ移動するよう構成する
とともに、第二の筐体を取外した状態ではファクシミリ
装置本体を一定の変位量づつ移動するために、モータを
駆動する駆動パルスでもって装置本体の移動量の検出を
行う構成にしたものである。上記構成によって、ファク
シミリ装置本体に第二の筐体を取付けた状態ではシート
状の原稿を、また取外した状態ではブック状の原稿をフ
ァクシミリ装置本体をハンドスキャナーとして読取るこ
とが可能となり、小型・携帯型で低価格なハンドスキャ
ナー装置を有するファクシミリ装置を提供できる。
【0005】また、本発明は上記従来技術の問題点を解
決するために、ファクシミリ装置において、大型のLC
D表示部(液晶表示部)をファクシミリ装置本体の筐体
上面に具備するとともに、前記装置本体の筐体下面に原
稿を紙送りローラに押圧する押圧手段を有する第二の筐
体を収納する凹部を設け、さらに前記装置本体を安定に
据置するための支持部材を回動可能に具備するものであ
る。上記構成によって、紙などのシート状の原稿と本な
どのブック状の原稿の双方を読み取ることができるとと
もに、読取った画像データをその場で大型のLCD表示
部で視認できる小型、携帯性に優れたファクシミリ装置
を得ることができる。また、ブック状の原稿を読取る第
二の状態では、ファクシミリ装置本体の第一の筐体の凹
部に押圧手段を有する第二の筐体を収納することで、第
二の筐体の不注意による紛失を防ぐことができる。さら
に、ファクシミリ装置本体を安定に据置するための支持
部材を回動可能に具備することで、シート状の原稿を読
取る第一の状態とブック状の原稿を読取る第二の状態
と、それぞれに適した状態にてファクシミリ装置本体を
安定に据置することができる。
決するために、ファクシミリ装置において、大型のLC
D表示部(液晶表示部)をファクシミリ装置本体の筐体
上面に具備するとともに、前記装置本体の筐体下面に原
稿を紙送りローラに押圧する押圧手段を有する第二の筐
体を収納する凹部を設け、さらに前記装置本体を安定に
据置するための支持部材を回動可能に具備するものであ
る。上記構成によって、紙などのシート状の原稿と本な
どのブック状の原稿の双方を読み取ることができるとと
もに、読取った画像データをその場で大型のLCD表示
部で視認できる小型、携帯性に優れたファクシミリ装置
を得ることができる。また、ブック状の原稿を読取る第
二の状態では、ファクシミリ装置本体の第一の筐体の凹
部に押圧手段を有する第二の筐体を収納することで、第
二の筐体の不注意による紛失を防ぐことができる。さら
に、ファクシミリ装置本体を安定に据置するための支持
部材を回動可能に具備することで、シート状の原稿を読
取る第一の状態とブック状の原稿を読取る第二の状態
と、それぞれに適した状態にてファクシミリ装置本体を
安定に据置することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明のファク
シミリ装置の第一の実施の形態を示す斜視図である。図
1において、筐体1はファクシミリ装置本体の外筐を形
成しており、ファクシミリとして機能上必要な操作ボタ
ン等はこれに取付けられている(図示せず)。筐体1の
内部には、原稿の文字や図形を光電変換して画像データ
に変換するイメージセンサー2と、装置全体の一連の動
作を制御する回路基板3、回路基板4、電源を供給する
バッテリー5、及び駆動ブロックが具備されている。駆
動ブロックは、イメージセンサー2の主走査方向の読取
り速度と同期したパルス信号で回転制御されるパルスモ
ータ6の回転動力を、出力軸に固接したモータギア7、
ギアアセンブリー8、ローラ軸11a、12aに固設し
たローラギア9、10を介して紙送りローラ11、12
に伝達する。また、本例では1パルス信号当り原稿を1
/7.7mm搬送するように設計されている。挿入口1a
から挿入された原稿は原稿センサー13で検知される。
一方、第二の筐体20には、紙送りローラ11、12と
当接する加圧ローラ21を具備し、筐体1に脱着可能に
取付けられている。加圧ローラ21は軸21aに回転可
能に取付けられ、加圧バネ22により常時紙送りローラ
11、12の方向に付勢されている。当然、必要以上に
付勢移動しないよう筐体20によって位置規制されてい
る。
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明のファク
シミリ装置の第一の実施の形態を示す斜視図である。図
1において、筐体1はファクシミリ装置本体の外筐を形
成しており、ファクシミリとして機能上必要な操作ボタ
ン等はこれに取付けられている(図示せず)。筐体1の
内部には、原稿の文字や図形を光電変換して画像データ
に変換するイメージセンサー2と、装置全体の一連の動
作を制御する回路基板3、回路基板4、電源を供給する
バッテリー5、及び駆動ブロックが具備されている。駆
動ブロックは、イメージセンサー2の主走査方向の読取
り速度と同期したパルス信号で回転制御されるパルスモ
ータ6の回転動力を、出力軸に固接したモータギア7、
ギアアセンブリー8、ローラ軸11a、12aに固設し
たローラギア9、10を介して紙送りローラ11、12
に伝達する。また、本例では1パルス信号当り原稿を1
/7.7mm搬送するように設計されている。挿入口1a
から挿入された原稿は原稿センサー13で検知される。
一方、第二の筐体20には、紙送りローラ11、12と
当接する加圧ローラ21を具備し、筐体1に脱着可能に
取付けられている。加圧ローラ21は軸21aに回転可
能に取付けられ、加圧バネ22により常時紙送りローラ
11、12の方向に付勢されている。当然、必要以上に
付勢移動しないよう筐体20によって位置規制されてい
る。
【0007】以上のように構成された本例において、以
下、その動作につき説明する。図2はファクシミリ装置
本体を構成する筐体1に第二の筐体20を取付けた状態
を示す。原稿センサー13が挿入口1aから挿入された
シート状の原稿25を検知すると、内蔵されているバッ
テリー5が必要な電源を回路基板3あるいは回路基板4
を介して、イメージセンサー2及びパルスモータ6に供
給する。パルスモータ6がパルス信号により回転する
と、紙送りローラ11、12は矢印A方向に回転する。
シート状の原稿25は紙送りローラ11、12と加圧ロ
ーラー21との間に挟みこまれて矢印B方向に搬送さ
れ、イメージセンサー2で原稿上の文字や図形を順次読
取り、得られた画像データを送信する。読取りが完了し
た原稿は排出口1bから排出される。
下、その動作につき説明する。図2はファクシミリ装置
本体を構成する筐体1に第二の筐体20を取付けた状態
を示す。原稿センサー13が挿入口1aから挿入された
シート状の原稿25を検知すると、内蔵されているバッ
テリー5が必要な電源を回路基板3あるいは回路基板4
を介して、イメージセンサー2及びパルスモータ6に供
給する。パルスモータ6がパルス信号により回転する
と、紙送りローラ11、12は矢印A方向に回転する。
シート状の原稿25は紙送りローラ11、12と加圧ロ
ーラー21との間に挟みこまれて矢印B方向に搬送さ
れ、イメージセンサー2で原稿上の文字や図形を順次読
取り、得られた画像データを送信する。読取りが完了し
た原稿は排出口1bから排出される。
【0008】図3はファクシミリ装置本体を構成する筐
体1から第二の筐体20を取外した状態を示す。この状
態ではいわゆるスキャナー装置と同様に使用でき、ブッ
ク状の原稿も読取り可能となる。ファクシミリ装置本体
をブック状の原稿26の上に載置し、読取り開始の信号
を筐体1に取付けられている図示しない操作ボタン等で
与えてやると、前述したように内蔵されているバッテリ
ー5が必要な電源を回路基板3あるいは回路基板4を介
して、イメージセンサー2及びパルスモータ6に供給
し、パルスモータ6がパルス信号により回転すると、紙
送りローラ11、12は矢印A方向に回転する。ファク
シミリ装置本体が矢印C方向に移動し、イメージセンサ
ー2でブック状の原稿26上の文字や図形を順次読取
り、得られた画像データを送信する。ファクシミリ装置
本体の移動量はパルスモータ6の回転を制御するパルス
信号をカウントする。尚、本例において、第二の筐体2
0を取付けているか取外しているかの検出は、図示しな
いマイクロスイッチで電気的に行っており、第二の筐体
20を取外した状態では原稿センサー13は機能しない
ようにしている。もちろん、原稿センサー13が機能す
るようにして、読取り対象である原稿に載置するだけで
読取りを開始するようにすることも可能である。また、
ファクシミリを受信する手段として、ファクシミリ装置
のいっそうの小型化と省電力化をを実現する為にIC等
によるメモリ受信としているが、図4に示すように記録
ヘッド14及び記録紙を搬送するローラ15を配設する
ことで、印字機能を付加することも可能である。
体1から第二の筐体20を取外した状態を示す。この状
態ではいわゆるスキャナー装置と同様に使用でき、ブッ
ク状の原稿も読取り可能となる。ファクシミリ装置本体
をブック状の原稿26の上に載置し、読取り開始の信号
を筐体1に取付けられている図示しない操作ボタン等で
与えてやると、前述したように内蔵されているバッテリ
ー5が必要な電源を回路基板3あるいは回路基板4を介
して、イメージセンサー2及びパルスモータ6に供給
し、パルスモータ6がパルス信号により回転すると、紙
送りローラ11、12は矢印A方向に回転する。ファク
シミリ装置本体が矢印C方向に移動し、イメージセンサ
ー2でブック状の原稿26上の文字や図形を順次読取
り、得られた画像データを送信する。ファクシミリ装置
本体の移動量はパルスモータ6の回転を制御するパルス
信号をカウントする。尚、本例において、第二の筐体2
0を取付けているか取外しているかの検出は、図示しな
いマイクロスイッチで電気的に行っており、第二の筐体
20を取外した状態では原稿センサー13は機能しない
ようにしている。もちろん、原稿センサー13が機能す
るようにして、読取り対象である原稿に載置するだけで
読取りを開始するようにすることも可能である。また、
ファクシミリを受信する手段として、ファクシミリ装置
のいっそうの小型化と省電力化をを実現する為にIC等
によるメモリ受信としているが、図4に示すように記録
ヘッド14及び記録紙を搬送するローラ15を配設する
ことで、印字機能を付加することも可能である。
【0009】図5〜図7は本発明の第二の実施の形態を
示したものである。次にこの実施の形態について説明す
る。図5は本発明ファクシミリ装置の他の実施の形態を
示す斜視図、図6および図7は同要部断面図である。な
お、図1〜図4に示した前記第一の実施の形態と同一部
分は同一符号を付して説明する。図において、筐体1は
ファクシミリ装置本体の外筐を形成しており、ファクシ
ミリとして機能上必要な操作ボタン等はこれに取付けら
れている(図示せず)。筐体1は、中央部に後述する第
2の筐体を収納する凹部31と、後方に電源を供給する
バッテリー5を収納するバッテリー収納部32と、上面
にLCDモニター34を視認する為の窓33とで概略形
成されている。筐体1の内部には、装置全体の一連の動
作を制御する回路基板3、筐体1の窓33から視認でき
るように上面に固設された大型のLCDモニター34、
及び筐体1の前方には原稿の文字や図形を光電変換して
画像データに変換するイメージセンサー2と駆動ブロッ
クが具備されている。駆動ブロックは、イメージセンサ
ー2の主走査方向の読取り速度と同期したパルス信号で
回転制御されるパルスモータ6の回転動力を、出力軸に
固接したモータギア7、ギアアセンブリー8、ローラ軸
11a、12aに固設したローラギア9、10を介して
紙送りローラ11、12に伝達する。挿入口1aから挿
入された原稿は原稿センサー13で検知される。また、
筐体1の内部後方の左右両側には、回転可能に補助ロー
ラ35を具備したホルダー36が、筐体1に対し支点3
7を中心に回動可能に取付けられている。ホルダー36
には支点37と同心上にV字状の切り欠き36a、36
bが設けられ、筐体1に固設したロックバネ38の付勢
力により回動規制される。
示したものである。次にこの実施の形態について説明す
る。図5は本発明ファクシミリ装置の他の実施の形態を
示す斜視図、図6および図7は同要部断面図である。な
お、図1〜図4に示した前記第一の実施の形態と同一部
分は同一符号を付して説明する。図において、筐体1は
ファクシミリ装置本体の外筐を形成しており、ファクシ
ミリとして機能上必要な操作ボタン等はこれに取付けら
れている(図示せず)。筐体1は、中央部に後述する第
2の筐体を収納する凹部31と、後方に電源を供給する
バッテリー5を収納するバッテリー収納部32と、上面
にLCDモニター34を視認する為の窓33とで概略形
成されている。筐体1の内部には、装置全体の一連の動
作を制御する回路基板3、筐体1の窓33から視認でき
るように上面に固設された大型のLCDモニター34、
及び筐体1の前方には原稿の文字や図形を光電変換して
画像データに変換するイメージセンサー2と駆動ブロッ
クが具備されている。駆動ブロックは、イメージセンサ
ー2の主走査方向の読取り速度と同期したパルス信号で
回転制御されるパルスモータ6の回転動力を、出力軸に
固接したモータギア7、ギアアセンブリー8、ローラ軸
11a、12aに固設したローラギア9、10を介して
紙送りローラ11、12に伝達する。挿入口1aから挿
入された原稿は原稿センサー13で検知される。また、
筐体1の内部後方の左右両側には、回転可能に補助ロー
ラ35を具備したホルダー36が、筐体1に対し支点3
7を中心に回動可能に取付けられている。ホルダー36
には支点37と同心上にV字状の切り欠き36a、36
bが設けられ、筐体1に固設したロックバネ38の付勢
力により回動規制される。
【0010】一方、第二の筐体20には、紙送りローラ
11、12と当接する加圧ローラ21を具備し、筐体1
に脱着可能に取付けられている。加圧ローラ21は軸2
1aに回転可能に取付けられ、加圧バネ22により紙送
りローラ11、12の方向に付勢されている。当然、必
要以上に付勢移動しないよう筐体20によって位置規制
されている。
11、12と当接する加圧ローラ21を具備し、筐体1
に脱着可能に取付けられている。加圧ローラ21は軸2
1aに回転可能に取付けられ、加圧バネ22により紙送
りローラ11、12の方向に付勢されている。当然、必
要以上に付勢移動しないよう筐体20によって位置規制
されている。
【0011】以上のように構成された本例において、以
下、その動作につき説明する。図6はシート状の原稿を
読取る第一の状態を示した要部断面図である。ファクシ
ミリ装置本体を構成する筐体1には、イメージセンサー
2の直下に第二の筐体20が図示しないロック機構によ
り固設されており、加圧ローラ21が加圧バネ22によ
り紙送りローラ11、12に圧接されている。補助ロー
ラ35とホルダー36とからなる支持部材は、切り欠き
36aでロックバネ38と係合し、ホルダー36を第一
の位置として保持する。この時、筐体2の底部20aと
ホルダー36の底部36cは同一平面上にあり、机上等
に据置された時ファクシミリ装置本体を水平に保つ様支
持する構造となっている。原稿センサー13が挿入口1
aから挿入されたシート状の原稿25を検知すると、内
蔵されているバッテリー5が必要な電源を回路基板3を
介して、イメージセンサー2及びパルスモータ6に供給
する。パルスモータ6がパルス信号により回転すると、
紙送りローラ11、12は矢印A方向に回転する。シー
ト状の原稿25は紙送りローラ11、12と加圧ローラ
ー21との間に挟みこまれて矢印B方向に搬送され、イ
メージセンサー2で原稿上の文字や図形を順次読取り、
得られた画像データをLCDモニター34に表示し、フ
ァクシミリ送信する場合は画像データを送信する。読取
りが完了した原稿は排出口1bからファクシミリ装置後
方へと排出される。
下、その動作につき説明する。図6はシート状の原稿を
読取る第一の状態を示した要部断面図である。ファクシ
ミリ装置本体を構成する筐体1には、イメージセンサー
2の直下に第二の筐体20が図示しないロック機構によ
り固設されており、加圧ローラ21が加圧バネ22によ
り紙送りローラ11、12に圧接されている。補助ロー
ラ35とホルダー36とからなる支持部材は、切り欠き
36aでロックバネ38と係合し、ホルダー36を第一
の位置として保持する。この時、筐体2の底部20aと
ホルダー36の底部36cは同一平面上にあり、机上等
に据置された時ファクシミリ装置本体を水平に保つ様支
持する構造となっている。原稿センサー13が挿入口1
aから挿入されたシート状の原稿25を検知すると、内
蔵されているバッテリー5が必要な電源を回路基板3を
介して、イメージセンサー2及びパルスモータ6に供給
する。パルスモータ6がパルス信号により回転すると、
紙送りローラ11、12は矢印A方向に回転する。シー
ト状の原稿25は紙送りローラ11、12と加圧ローラ
ー21との間に挟みこまれて矢印B方向に搬送され、イ
メージセンサー2で原稿上の文字や図形を順次読取り、
得られた画像データをLCDモニター34に表示し、フ
ァクシミリ送信する場合は画像データを送信する。読取
りが完了した原稿は排出口1bからファクシミリ装置後
方へと排出される。
【0012】図7はブック状の原稿を読取る第二の状態
を示した要部断面図である。第二の筐体20はファクシ
ミリ装置本体の外筐を形成する筐体1の第二の筐体を収
納する凹部31に、図示しないロック機構にて脱落しな
い様収納されている。補助ローラ35とホルダー36と
からなる支持部材は、切り欠き36bでロックバネ38
と係合し、ホルダー36を第二の位置として保持する。
この時、紙送りローラ11、12の外周円と補助ローラ
35の外周円は同一平面上にて接触し、ファクシミリ装
置本体を原稿に対しある程度のクリアランスを保ち、水
平に保つ様支持する構造となっている。この状態では、
いわゆるスキャナー装置と同様に使用でき、ブック状の
原稿も読取り可能となる。ファクシミリ装置本体をブッ
ク状の原稿26の上に載置し、読取り開始の信号を筐体
1に取付けられている図示しない操作ボタンで等で与え
てやると、前述したように内蔵されているバッテリー5
が必要な電源を回路基板3を介して、イメージセンサー
2及びパルスモータ6に供給し、パルスモータ6がパル
ス信号により回転すると、紙送りローラ11、12は矢
印A方向に回転する。ファクシミリ装置本体が矢印C方
向に移動し、イメージセンサー2でブック状の原稿26
上の文字や図形を順次読取り、得られた画像データをL
CDモニター24に表示し、ファクシミリ送信する場合
は画像データを送信する。ファクシミリ装置本体の移動
量はパルスモータ6の回転を制御するパルス信号をカウ
ントする。
を示した要部断面図である。第二の筐体20はファクシ
ミリ装置本体の外筐を形成する筐体1の第二の筐体を収
納する凹部31に、図示しないロック機構にて脱落しな
い様収納されている。補助ローラ35とホルダー36と
からなる支持部材は、切り欠き36bでロックバネ38
と係合し、ホルダー36を第二の位置として保持する。
この時、紙送りローラ11、12の外周円と補助ローラ
35の外周円は同一平面上にて接触し、ファクシミリ装
置本体を原稿に対しある程度のクリアランスを保ち、水
平に保つ様支持する構造となっている。この状態では、
いわゆるスキャナー装置と同様に使用でき、ブック状の
原稿も読取り可能となる。ファクシミリ装置本体をブッ
ク状の原稿26の上に載置し、読取り開始の信号を筐体
1に取付けられている図示しない操作ボタンで等で与え
てやると、前述したように内蔵されているバッテリー5
が必要な電源を回路基板3を介して、イメージセンサー
2及びパルスモータ6に供給し、パルスモータ6がパル
ス信号により回転すると、紙送りローラ11、12は矢
印A方向に回転する。ファクシミリ装置本体が矢印C方
向に移動し、イメージセンサー2でブック状の原稿26
上の文字や図形を順次読取り、得られた画像データをL
CDモニター24に表示し、ファクシミリ送信する場合
は画像データを送信する。ファクシミリ装置本体の移動
量はパルスモータ6の回転を制御するパルス信号をカウ
ントする。
【0013】尚、本例において、ファクシミリ装置が第
一の状態か第二の状態かの検出は,第二の筐体20が筐
体1の凹部31に収納されているか否かを、図示しない
マイクロスイッチで電気的に行っており、第二の状態で
は原稿センサー13は機能しないようにしている。もち
ろん、原稿センサー13が機能するようにして、読取り
対象である原稿に載置するだけで読取りを開始するよう
にすることも可能である。また、ファクシミリを受信す
る手段として、ファクシミリ装置のいっそうの小型化と
省電力化をを実現する為にIC等によるメモリ受信と
し、受信した画像データはLCDモニター24に表示す
る構成としているが、記録ヘッド及び記録紙を搬送する
ローラを配設することで、印字機能を付加することも可
能である。
一の状態か第二の状態かの検出は,第二の筐体20が筐
体1の凹部31に収納されているか否かを、図示しない
マイクロスイッチで電気的に行っており、第二の状態で
は原稿センサー13は機能しないようにしている。もち
ろん、原稿センサー13が機能するようにして、読取り
対象である原稿に載置するだけで読取りを開始するよう
にすることも可能である。また、ファクシミリを受信す
る手段として、ファクシミリ装置のいっそうの小型化と
省電力化をを実現する為にIC等によるメモリ受信と
し、受信した画像データはLCDモニター24に表示す
る構成としているが、記録ヘッド及び記録紙を搬送する
ローラを配設することで、印字機能を付加することも可
能である。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ファクシ
ミリ装置本体に第二の筐体を取付けた状態ではシート状
の原稿を、また取外した状態ではブック状の原稿をファ
クシミリ装置本体をハンドスキャナーとして読取ること
が可能となり、一台で二通りの使い方が可能な、小型で
かつ携帯性に優れたファクシミリ装置を得ることができ
る。また、大型のLCD表示部を具備しているので、読
取った画像データあるいは受信した画像データをこのL
CD表示部によりその場で視認でき、またブック状の原
稿を読取る第二の状態では、ファクシミリ装置本体の第
一の筐体の凹部に押圧手段を有する第二の筐体を収納す
ることにより、第二の筐体の不注意による紛失を防ぐこ
とができるなど、利便性に優れたファクシミリ装置を得
ることができる。さらに、ファクシミリ装置本体を安定
に据置するための支持部材を回動可能に具備すること
で、シート状の原稿を読取る第一の状態とブック状の原
稿を読取る第二の状態と、それぞれに適した状態にてフ
ァクシミリ装置本体を安定に据置することができる。
ミリ装置本体に第二の筐体を取付けた状態ではシート状
の原稿を、また取外した状態ではブック状の原稿をファ
クシミリ装置本体をハンドスキャナーとして読取ること
が可能となり、一台で二通りの使い方が可能な、小型で
かつ携帯性に優れたファクシミリ装置を得ることができ
る。また、大型のLCD表示部を具備しているので、読
取った画像データあるいは受信した画像データをこのL
CD表示部によりその場で視認でき、またブック状の原
稿を読取る第二の状態では、ファクシミリ装置本体の第
一の筐体の凹部に押圧手段を有する第二の筐体を収納す
ることにより、第二の筐体の不注意による紛失を防ぐこ
とができるなど、利便性に優れたファクシミリ装置を得
ることができる。さらに、ファクシミリ装置本体を安定
に据置するための支持部材を回動可能に具備すること
で、シート状の原稿を読取る第一の状態とブック状の原
稿を読取る第二の状態と、それぞれに適した状態にてフ
ァクシミリ装置本体を安定に据置することができる。
【図1】本発明のファクシミリ装置の第一の実施の形態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】同ファクシミリ装置のシート状原稿を読取る状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
【図3】同ファクシミリ装置のブック状原稿を読取る状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
【図4】同ファクシミリ装置に印字機能を付加した例を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図5】本発明のファクシミリ装置の第二の実施の形態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図6】同ファクシミリ装置のシート状原稿を読取る状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図7】同ファクシミリ装置のブック状原稿を読取る状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
1 筺体(ファクシミリ装置本体の外筺) 2 イメージセンサー 3 回路基板 4 回路基板 5 バッテリー 6 パルスモータ 7 モータギア 8 ギアアセンブリー 9、10 ローラギア 11、12 紙送りローラ 13 原稿センサー 14 記録ヘッド 15 ローラ 20 第二の筺体 21 加圧ローラ 22 加圧バネ 25 シート状の原稿 26 ブック状の原稿 31 凹部 32 バッテリー収納部 33 窓 34 LCDモニター 35 補助ローラ 36 ホルダー 37 支点 38 ロックバネ
Claims (6)
- 【請求項1】 原稿を読み取るイメージセンサーと、原
稿を搬送する一つあるいは複数の紙送りローラと、紙送
りローラを回転駆動するパルスモータとを少なくとも有
するファクシミリ装置本体を構成する第一の筺体に対
し、前記原稿を紙送りローラに押圧する押圧手段を有す
る第二の筐体を着脱可能に取り付けたことを特徴とする
ファクシミリ装置。 - 【請求項2】 前記パルスモータは、前記ファクシミリ
本体に第二の筐体を取り付けた状態ではシート状の原稿
を一定の変位量づつ搬送し、第二の筐体を取外した状態
ではファクシミリ装置本体を一定の変位量づつ移動する
よう構成されていることを特徴とする請求項1のファク
シミリ装置。 - 【請求項3】前記パルスモータを駆動する駆動パルスで
もって、ファクシミリ装置本体の移動量を検出すること
を特徴とする請求項2記載のファクシミリ装置。 - 【請求項4】 ファクシミリ装置本体を構成する第一の
筐体と、これに着脱可能あるいはスライド移動可能に具
備された、原稿を紙送りローラに押圧する押圧手段を有
する第二の筐体とで構成されており、シート状の原稿を
読取る第一の状態と、ブック状の原稿を読取る第二の状
態とを有するファクシミリ装置において、大型のLCD
表示部を前記装置本体の筐体上面に具備すると共に、前
記装置本体筐体下面に原稿を紙送りローラに押圧する押
圧手段を有する第二の筐体を収納する凹部と、前記装置
本体を安定に据置するための支持部材を回動可能に具備
したことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項5】 前記ファクシミリ装置本体内部は、前方
にメカニズム、後方にバッテリーを具備しており、双方
の間に前記第二の筐体を収納する凹部を配設したことを
特徴とする請求項4記載のファクシミリ装置。 - 【請求項6】 前記ファクシミリ装置本体を安定に据置
するための支持部材は、補助ローラとこれを回転可能に
支持するホルダーから成り、前記ファクシミリ装置本体
が第一の状態においては支持部材が第一の位置にてファ
クシミリ装置本体をホルダーで支持し、第二の状態にお
いては支持部材が第二の位置にてファクシミリ装置本体
を補助ローラで支持するよう構成されたことを特徴とす
る請求項4記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7272358A JPH09116663A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7272358A JPH09116663A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09116663A true JPH09116663A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17512774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7272358A Pending JPH09116663A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09116663A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998018252A1 (fr) * | 1996-10-23 | 1998-04-30 | Citizen Watch Co., Ltd. | Lecteur de donnees image/document |
JP2010068104A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Pfu Ltd | 画像読取装置 |
-
1995
- 1995-10-20 JP JP7272358A patent/JPH09116663A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998018252A1 (fr) * | 1996-10-23 | 1998-04-30 | Citizen Watch Co., Ltd. | Lecteur de donnees image/document |
US6108106A (en) * | 1996-10-23 | 2000-08-22 | Citizen Watch Co., Ltd. | Document/image data reader |
JP2010068104A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Pfu Ltd | 画像読取装置 |
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