JPH09116543A - ルート管理装置 - Google Patents
ルート管理装置Info
- Publication number
- JPH09116543A JPH09116543A JP26850195A JP26850195A JPH09116543A JP H09116543 A JPH09116543 A JP H09116543A JP 26850195 A JP26850195 A JP 26850195A JP 26850195 A JP26850195 A JP 26850195A JP H09116543 A JPH09116543 A JP H09116543A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- route
- response time
- terminals
- routes
- emulators
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 各アプリケーションに最適のルート決定がで
きるルート管理装置を提供する。 【解決手段】 複数の端末A〜DはそれぞれATM−L
ANエミュレータ11,12,13,14およびATM
−LANエミュレータ11,12,13,14の間に設
けられたスイッチ群15を介して複数の経路で接続され
る。ATM−LANエミュレータ11,12,13,1
4は、それぞれに接続されたデータ端末A〜Dの間の全
ルートに対し、定期的にエコーフレームを送信し、過去
一定時間前からの平均応答時間Atと、最大応答時間M
tを保持する。ATM−LANエミュレータ11,1
2,13,14は、さらにデータ端末間で交信されるア
プリケーションの種類を検知し、アプリケーションの種
類ごとに平均応答時間Atを重視するか最大応答時間M
tを重視するかを判別し、交信ルートを決定する。
きるルート管理装置を提供する。 【解決手段】 複数の端末A〜DはそれぞれATM−L
ANエミュレータ11,12,13,14およびATM
−LANエミュレータ11,12,13,14の間に設
けられたスイッチ群15を介して複数の経路で接続され
る。ATM−LANエミュレータ11,12,13,1
4は、それぞれに接続されたデータ端末A〜Dの間の全
ルートに対し、定期的にエコーフレームを送信し、過去
一定時間前からの平均応答時間Atと、最大応答時間M
tを保持する。ATM−LANエミュレータ11,1
2,13,14は、さらにデータ端末間で交信されるア
プリケーションの種類を検知し、アプリケーションの種
類ごとに平均応答時間Atを重視するか最大応答時間M
tを重視するかを判別し、交信ルートを決定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は複数の端末間の接
続ルートを管理するルート管理装置に関し、特にデータ
の種類に応じたルート設定のできるルート管理装置に関
する。
続ルートを管理するルート管理装置に関し、特にデータ
の種類に応じたルート設定のできるルート管理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来複数のデータ端末間においてデータ
伝送を行なうのにATM(Asynchronous Transfer Mod
e,非同期転送モード)が用いられている。
伝送を行なうのにATM(Asynchronous Transfer Mod
e,非同期転送モード)が用いられている。
【0003】図4はそのようなATMを用いたLANシ
ステムの概略構成を示す図である。図4を参照して、複
数のデータ端末A〜Dが相互にスイッチ群15を介して
接続されている。たとえば今データ端末Aとデータ端末
Bの間で通信が行なわれる場合について説明する。デー
タ端末Aはデータ端末Bに至るルート(経由するスイッ
チ)を一般に複数持つ。一方は図中太線で示した1次ル
ートであり、他方は点線で示した2次ルートである。
ステムの概略構成を示す図である。図4を参照して、複
数のデータ端末A〜Dが相互にスイッチ群15を介して
接続されている。たとえば今データ端末Aとデータ端末
Bの間で通信が行なわれる場合について説明する。デー
タ端末Aはデータ端末Bに至るルート(経由するスイッ
チ)を一般に複数持つ。一方は図中太線で示した1次ル
ートであり、他方は点線で示した2次ルートである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のATMを用いた
LANシステムにおいては、各データ端末間に1次ルー
トと2次ルートが設定される。従来のATM−LANに
おいては、1次ルートが主ルートとして定められ、2次
ルートが予備ルートとして設定されるため、基本的には
1次ルートのみが使用され、2次ルートは1次ルートが
何らかの理由で使用できないときのみに用いられてい
た。そのため、データ端末間で交信されるアプリケーシ
ョンの種類によっては、本来1次ルートよりも2次ルー
トが好ましい場合であっても1次ルートのみでデータの
転送が行なわれ、アプリケーションに応じたデータ転送
ルートが設定できないという問題点があった。
LANシステムにおいては、各データ端末間に1次ルー
トと2次ルートが設定される。従来のATM−LANに
おいては、1次ルートが主ルートとして定められ、2次
ルートが予備ルートとして設定されるため、基本的には
1次ルートのみが使用され、2次ルートは1次ルートが
何らかの理由で使用できないときのみに用いられてい
た。そのため、データ端末間で交信されるアプリケーシ
ョンの種類によっては、本来1次ルートよりも2次ルー
トが好ましい場合であっても1次ルートのみでデータの
転送が行なわれ、アプリケーションに応じたデータ転送
ルートが設定できないという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、データ端末間で更新されるアプ
リケーションに最適のルートの設定ができるルート管理
装置を提供することを目的とする。
ためになされたもので、データ端末間で更新されるアプ
リケーションに最適のルートの設定ができるルート管理
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る、複数の
端末を接続して複数のルートを介して相互にデータ通信
を行なう通信システムのルート管理装置は、複数の接続
ルートについて各端末相互間の平均応答時間と最大応答
時間とを検出する手段と、端末間で交信されるアプリケ
ーションの種類を検出する手段と、アプリケーションの
種類、平均応答時間および最大応答時間に基づいて複数
のルートの中から接続ルートを決定する手段とを含む。
端末を接続して複数のルートを介して相互にデータ通信
を行なう通信システムのルート管理装置は、複数の接続
ルートについて各端末相互間の平均応答時間と最大応答
時間とを検出する手段と、端末間で交信されるアプリケ
ーションの種類を検出する手段と、アプリケーションの
種類、平均応答時間および最大応答時間に基づいて複数
のルートの中から接続ルートを決定する手段とを含む。
【0007】複数の端末間でデータ交信が行なわれる場
合に、アプリケーションの種類、両端末間の平均応答時
間および最大応答時間を考慮して接続ルートが決定され
る。
合に、アプリケーションの種類、両端末間の平均応答時
間および最大応答時間を考慮して接続ルートが決定され
る。
【0008】その結果、交信されるアプリケーションに
応じたルートの設定ができる、通信システムのルート管
理装置が提供できる。
応じたルートの設定ができる、通信システムのルート管
理装置が提供できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1はこの発明に係るルート管理
装置の全体構成を示すブロック図である。図1を参照し
て、複数のデータ端末A〜DがそれぞれATM−LAN
エミュレータ11,12,13,14を介してATM−
LANを構成するスイッチ群15に接続されている。デ
ータ端末A〜Dが相互に交信するときはそれぞれATM
−LANエミュレータ11,12,13,14およびス
イッチ群15を介して交信を行なう。
を参照して説明する。図1はこの発明に係るルート管理
装置の全体構成を示すブロック図である。図1を参照し
て、複数のデータ端末A〜DがそれぞれATM−LAN
エミュレータ11,12,13,14を介してATM−
LANを構成するスイッチ群15に接続されている。デ
ータ端末A〜Dが相互に交信するときはそれぞれATM
−LANエミュレータ11,12,13,14およびス
イッチ群15を介して交信を行なう。
【0010】ATM−LANエミュレータ11,12,
13,14は、交信するデータ端末間における複数のル
ートについて、過去一定時間前からの平均応答時間At
と、最大応答時間Mtを各ルートごとに保持する。な
お、ここで、平均応答時間Atはエコーフレームが帰っ
てくるまでの間Etをもとに計算される。たとえばEt
/2を記録してAtを求める。エコーフレームが返らな
かった場合は応答時間をタイムアウト値×2とする。こ
こでタイムアウト値は任意の時間に設定される。
13,14は、交信するデータ端末間における複数のル
ートについて、過去一定時間前からの平均応答時間At
と、最大応答時間Mtを各ルートごとに保持する。な
お、ここで、平均応答時間Atはエコーフレームが帰っ
てくるまでの間Etをもとに計算される。たとえばEt
/2を記録してAtを求める。エコーフレームが返らな
かった場合は応答時間をタイムアウト値×2とする。こ
こでタイムアウト値は任意の時間に設定される。
【0011】一般的には、平均応答時間Atが短い方が
良いが、音声等を送る場合には、500ms程度が許容
最大値であることから、最大応答時間Mtが短い方が好
ましい。このデータを基に、各データ端末A〜Dはアプ
リケーションごとに平均応答時間Atを重視するか、最
大応答時間Mtを重視するかによってルートを決定し、
または定期的に変更する。
良いが、音声等を送る場合には、500ms程度が許容
最大値であることから、最大応答時間Mtが短い方が好
ましい。このデータを基に、各データ端末A〜Dはアプ
リケーションごとに平均応答時間Atを重視するか、最
大応答時間Mtを重視するかによってルートを決定し、
または定期的に変更する。
【0012】次にATM−LANエミュレータの構成に
ついて説明する。図2はATM−LANエミュレータ1
1の構成を示すブロック図である。図2を参照して、A
TM−LANエミュレータ11は、エミュレータ全体を
制御するCPU21と、アプリケーションに応じて第1
および第2のルート管理を行なうプログラム22と、交
信端末間の各ルートの平均応答時間Atおよび最大応答
時間Mtを記憶するメモリ23とを含む。なお、データ
端末が別のデータ端末と通信を行なう時に、「ルート使
用要求」をスイッチに対して行なうが、この時必要とす
るサービスの種類が情報としてスイッチに渡る。これに
よって、CPU21が交信されるアプリケーションの種
類を知る。
ついて説明する。図2はATM−LANエミュレータ1
1の構成を示すブロック図である。図2を参照して、A
TM−LANエミュレータ11は、エミュレータ全体を
制御するCPU21と、アプリケーションに応じて第1
および第2のルート管理を行なうプログラム22と、交
信端末間の各ルートの平均応答時間Atおよび最大応答
時間Mtを記憶するメモリ23とを含む。なお、データ
端末が別のデータ端末と通信を行なう時に、「ルート使
用要求」をスイッチに対して行なうが、この時必要とす
るサービスの種類が情報としてスイッチに渡る。これに
よって、CPU21が交信されるアプリケーションの種
類を知る。
【0013】CPU21はまた検出したアプリケーショ
ンおよびメモリに記憶された平均応答時間At,最大応
答時間Mtを基に、上記したルートの決定またはルート
の変更を行なう。
ンおよびメモリに記憶された平均応答時間At,最大応
答時間Mtを基に、上記したルートの決定またはルート
の変更を行なう。
【0014】図3はスイッチ群13の具体的な構成例を
示す図である。ATM−LANエミュレータ11,12
に接続されたスイッチ群15は、複数のスイッチ15a
〜15gを含み、たとえばデータ端末Aに接続されたA
TM−LANエミュレータ11とデータ端末Bに接続さ
れたATM−LANエミュレータ12との間において平
均応答時間Atを重視する第1ルート16と、最大応答
時間Mtを重視する第2ルート17とを設定する。そし
て、ワープロ文章のようなテキストデータを送るときは
処理時間が最小となるよう平均応答時間Atが短くなる
第1ルート16を選択し、たとえば通話のような音声を
送る場合には、通話が不自然にならない最大応答時間M
tを考慮した第2ルート17を介して交信が行なわれ
る。
示す図である。ATM−LANエミュレータ11,12
に接続されたスイッチ群15は、複数のスイッチ15a
〜15gを含み、たとえばデータ端末Aに接続されたA
TM−LANエミュレータ11とデータ端末Bに接続さ
れたATM−LANエミュレータ12との間において平
均応答時間Atを重視する第1ルート16と、最大応答
時間Mtを重視する第2ルート17とを設定する。そし
て、ワープロ文章のようなテキストデータを送るときは
処理時間が最小となるよう平均応答時間Atが短くなる
第1ルート16を選択し、たとえば通話のような音声を
送る場合には、通話が不自然にならない最大応答時間M
tを考慮した第2ルート17を介して交信が行なわれ
る。
【0015】上記発明の実施の形態においては、データ
端末が4つの場合について説明したが、この数が増えて
も同様に適用されるのは言うまでもない。
端末が4つの場合について説明したが、この数が増えて
も同様に適用されるのは言うまでもない。
【0016】また、上記発明の実施の形態においては、
平均応答時間Atと最大応答時間Mtを考慮してルート
の決定を行なったが、これ以外にATMスイッチ間を流
れる情報のかたまりであるセルのロスの回数(つまり、
エコーフレームが返らなかった回数)を考慮してルート
決定を行なってもよい。
平均応答時間Atと最大応答時間Mtを考慮してルート
の決定を行なったが、これ以外にATMスイッチ間を流
れる情報のかたまりであるセルのロスの回数(つまり、
エコーフレームが返らなかった回数)を考慮してルート
決定を行なってもよい。
【図1】この発明に係るルート管理装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】ATM−LANエミュレータの構成を示す図で
ある。
ある。
【図3】スイッチ群の具体例を示す図である。
【図4】従来のルート設定状態を示す図である。
11,12,13,14 ATM−LANエミュレータ 15 スイッチ群 21 CPU 22 プログラム 23 メモリ
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の端末を接続して複数のルートを介
して相互にデータ通信を行なうデータ通信システムのル
ート管理装置であって、 前記複数の接続ルートについて、各端末相互間の平均応
答時間と最大応答時間とを検出する手段と、 前記端末間で通信されるアプリケーションの種類を検出
する手段と、 前記検出されたアプリケーションの種類、平均応答時間
および最大応答時間に基づいて前記複数のルートの中か
ら端末間の接続ルートを決定する手段とを含む、ルート
管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26850195A JPH09116543A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | ルート管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26850195A JPH09116543A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | ルート管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09116543A true JPH09116543A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17459384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26850195A Withdrawn JPH09116543A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | ルート管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09116543A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1013434A (ja) * | 1996-06-25 | 1998-01-16 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | パケット中継装置 |
-
1995
- 1995-10-17 JP JP26850195A patent/JPH09116543A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1013434A (ja) * | 1996-06-25 | 1998-01-16 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | パケット中継装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |