JPH09114351A - 開閉カバーおよびシート搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

開閉カバーおよびシート搬送装置および画像形成装置

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JPH09114351A
JPH09114351A JP7272367A JP27236795A JPH09114351A JP H09114351 A JPH09114351 A JP H09114351A JP 7272367 A JP7272367 A JP 7272367A JP 27236795 A JP27236795 A JP 27236795A JP H09114351 A JPH09114351 A JP H09114351A
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JP
Japan
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opening
closing cover
sheet conveying
protrusion
main body
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JP7272367A
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Naoki Asano
直樹 浅野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、簡単な構成で装置本体に対して開
閉カバーの着脱操作が容易に出来る開閉カバーおよびこ
れを備えたシート搬送装置およびこれを備えた画像形成
装置を提供することを可能にすることを目的としてい
る。 【解決手段】 開閉カバー1の下部に円柱形状の突起1
aとD形状の突起1bを同一軸上に互いに対向して設
け、装置本体16の開閉カバー支持部材16aに円柱形状の
突起1aに対応する円形穴2とD形状の突起1bに対応
する円形穴3を設け、円形穴3の上部にはD形状の突起
1bの平面部1b1 に対して垂直な方向の該D形状の突起
1bの幅に対応する溝3aを形成して円形穴3を開口し
て構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機,レーザビ
ームプリンタ,LEDプリンタ等の画像形成装置に具備
され、装置本体に対して回動して開閉し得る開閉カバー
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種画像形成装置には、装置本体を開放
して装置内部で作業したりするために、装置本体に対し
て回動して開閉する開閉カバーが設けられている。
【0003】例えば、電子写真プロセスによって画像を
記録する複写機、レーザビームプリンタ等の画像形成装
置では、図13に示すように、シートSをシートカセット
102から給送してから電子写真プロセスによってトナー
画像を形成し、該トナー画像を定着して装置外へ排出す
るまでの搬送経路上でシートSにジャムが発生した場
合、開閉カバー103 ,104 を開放してジャム処理を行う
ようになっている。
【0004】従来、このような開閉カバー103 ,104
は、開閉カバー103 ,104 に突出した円柱形状のピン10
3a,104aを二箇所以上設け、開閉カバー103 ,104 を支
持する装置本体100 側の支持部材には、ピン103a,104a
に対応する円形状の穴を設けて該円形状の穴にピン103
a,104aを嵌合させ、このピン103a,104aを回転中心と
して開閉カバー103 ,104 を装置本体100 に対して回動
可能に支持するか、或いは逆に開閉カバー103 ,104 側
に円形状の穴を設けると共に、開閉カバー103 ,104 を
支持する装置本体100 側の支持部材に円柱形状のピン10
3a,104aを設けて該ピン103a,104aを円形状の穴に嵌合
させ、このピン103a,104aを回転中心として開閉カバー
103 ,104 を装置本体100 に対して回動可能に支持して
いた。
【0005】上記のように構成した開閉カバー103 ,10
4 の装置本体100 への着脱操作は、開閉カバー103 ,10
4 或いは開閉カバー103 ,104 を支持する装置本体100
側の支持部材を撓ませてピン103a,104aと円形状の穴と
を嵌合/離脱させるか、開閉カバー103 ,104 と、該開
閉カバー103 ,104 を保持する装置本体100 側の支持部
材との間にピン103a,104aのスラスト方向に予め自由
度、即ちガタを持たせて構成し、開閉カバー103 ,104
をスラスト方向に移動させてピン103a,104aと円形状の
穴とを嵌合/離脱させ、開閉カバー103 ,104 を装置本
体100 に装着した場合には、後からガタを除く別部材を
ピン103a,104aと円形状の穴との嵌合部に装着してい
た。
【0006】また、他の構成として、ピン103a,104aを
別部材とし、開閉カバー103 ,104および該開閉カバー1
03 ,104 を支持する装置本体100 側の支持部材に設け
た円形状の穴に対してピン103a,104aを挿入/脱離する
ことで、開閉カバー103 ,104 を装置本体100 に対して
着脱するように構成したものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、装置本体100 に対する開閉カバー103 ,104
の着脱操作において、開閉カバー103 ,104 を強制的に
変形させる場合、ピン103a,104aと円形状の穴との嵌合
量が大きいと、開閉カバー103 ,104 の変形量を大きく
しなければならず、装置本体100 に対する開閉カバー10
3 ,104 の着脱時の操作性が低下するという問題があ
る。また、開閉カバー103 ,104 を変形させるために、
該開閉カバー103 ,104 の材質や形状が制限され、開閉
カバー103 ,104 を無理に変形させた場合、該開閉カバ
ー103 ,104 が損傷するといった問題がある。
【0008】また、開閉カバー103 ,104 と、該開閉カ
バー103 ,104 を保持する装置本体100 側の支持部材と
の間にピン103a,104aのスラスト方向に予めガタを持た
せて構成した場合には、該ガタを除く部材が別途に必要
になり、部品点数が増加してコストアップとなるという
問題がある。
【0009】また、ピン103a,104aを別部材とした場合
には、装置本体100 から開閉カバー103 ,104 を脱離し
た時、ピン103a,104aを別途に保管しておく必要があ
り、該ピン103a,104aを紛失したような場合には、開閉
カバー103 ,104 を装置本体100 に装着できないという
問題がある。
【0010】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、簡単な構成で装置本体に対し
て開閉カバーの着脱操作が容易に出来る開閉カバーおよ
びこれを備えたシート搬送装置およびこれを備えた画像
形成装置を提供せんとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、装置本体に対して開閉
可能で且つ着脱可能に構成される開閉カバーにおいて、
前記開閉カバーまたは装置本体のいずれか一方に、円柱
形状の第1の突起と、円柱形状の外周面に該円柱形状の
軸方向に平行な少なくとも一つの平面を形成した第2の
突起と、を設け、前記開閉カバーまたは装置本体の他方
に、前記第1の突起に嵌合し得る第1の穴または第1の
凹部と、前記第2の突起と嵌合し得る第2の穴または第
2の凹部と、を設け、前記第2の突起に形成した平面に
対して垂直な方向の該第2の突起の幅に対応する幅を有
する溝を前記第2の穴または第2の凹部の一部に形成し
て開口を設けたことを特徴とする開閉カバーである。
【0012】本発明は、上述の如く構成したので、開閉
カバーを装置本体に対して装着する際には、先ず、第1
の突起と、第1の穴または第1の凹部とを嵌合させた
後、第2の突起を第2の穴または第2の凹部の一部に形
成した溝を介して該第2の穴または第2の凹部に嵌合さ
せて開閉カバーを装置本体に装着することが出来る。
【0013】また、開閉カバーを装置本体に対して脱離
する際には、先ず、第2の突起を第2の穴または第2の
凹部の一部に形成した溝を介して該第2の穴または第2
の凹部から脱離した後、開閉カバーを装置本体に対して
スラストさせて第1の突起を第1の穴または第1の凹部
から脱離して装置本体から開閉カバーを脱離することが
出来、装置本体に対する開閉カバーの着脱操作が容易で
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る開閉カバー
およびこれを備えたシート搬送装置およびこれを備えた
画像形成装置の一実施形態を具体的に説明する。図1は
本発明に係る開閉カバーの第1実施形態を示す斜視図、
図2は第1実施形態の開閉カバーの回動中心部となるD
形状の突起を示す断面説明図、図3(a)は第1実施形
態の開閉カバーを支持する開閉カバー支持部材におい
て、開閉カバーに設けた円柱形状の突起が嵌合する円形
穴を示す斜視図、図3(b)は第1実施形態の開閉カバ
ーを支持する開閉カバー支持部材において、開閉カバー
に設けたD形状の突起が嵌合する円形穴を示す斜視図、
図4は第1実施形態の開閉カバーの回動時のD形状の突
起の動きを示す断面説明図、図5は第1実施形態の開閉
カバーを着脱する時の該開閉カバーの位置を示す側面説
明図である。
【0015】図1において、1は画像形成装置本体16に
対して回動して開閉可能で且つ着脱可能に設けられる開
閉カバーであり、1aは開閉カバー1の回動時の回動中
心となる円柱形状の突起、1bは同じく開閉カバー1の
回動時の回動中心となる断面形状がD形状の突起(以
下、単に「D形状の突起」という)である。
【0016】図1に示すように、円柱形状の突起1aと
D形状の突起1bとは、開閉カバー1の下部に互いに対
向して同軸上に配置されており、D形状の突起1bは、
図2に示すように、円柱形状の外周面に該円柱形状の軸
方向に平行な一つの平面部1b1 を切削等により形成して
構成したものである。
【0017】ここで、D形状の突起1bの曲面部の外周
径はφaであり、平面部1b1 に対して垂直な方向の幅は
b、開閉カバー1の表面1cと平面部1b1 とのなす角は
c°で構成される。尚、以下の説明では開閉カバー1の
表面1cと平面部1b1 とのなす角c°を45°に設定し
た場合について説明する。
【0018】一方、画像形成装置本体16に設けられ、開
閉カバー1を支持する開閉カバー支持部材16において、
開閉カバー1の円柱形状の突起1aが対応する位置に
は、図3(a)に示すように、円柱形状の突起1aの外
周径に対応する径を有する円形穴2が形成されており、
D形状の突起1bが対応する位置には、図3(b)に示
すように、D形状の突起1bの曲面部の外周径φaに対
応する径を有する円形穴3が形成されており、該円形穴
3の上部は溝3aにより開口されている。
【0019】前記溝3aの互いに対向する壁面3bの離
隔幅は、D形状の突起1bの平面部1b1 に対して垂直な
方向の幅bに対応しており、該幅bよりも所定寸法だけ
大きく形成されている。
【0020】D形状の突起1bは、開閉カバー1の回動
により、図4に示すP1 の位置からP2 の位置まで回動
する。P1 の位置からP2 の位置までの間には、D形状
の突起1bの平面部1b1 の方向と、円形穴3上部の溝3
aの壁面3bの方向とが一致する位置P3 があり、この
位置P3 において、D形状の突起1bを溝3aを介して
円形穴3から上方に容易に外すことが出来るようになっ
ている。
【0021】上記の構成により、開閉カバー1を画像形
成装置本体16に装着する時は、先ず、装置本体16の開閉
カバー支持部材16aに設けられた円形穴2に円柱形状の
突起1aを嵌合させた後、図5に示すように、開閉カバ
ー1を装置本体16に対して約45°開放方向に傾けた位
置(この時、D形状の突起1bは位置P3 となる)でD
形状の突起1bの平面部1b1 を溝3aの壁面3bに沿わ
せて該D形状の突起1bを円形穴3に落とし込み、D形
状の突起1bの曲面部を円形穴3に嵌合させる。
【0022】反対に、装置本体16の開閉カバー支持部材
16aから開閉カバー1を外す時は、図5に示すように、
開閉カバー1を装置本体16に対して約45°開放方向に
傾けた位置でD形状の突起1bの平面部1b1 を溝3aの
壁面3bに沿わせて該D形状の突起1bを円形穴3から
外した後、開閉カバー1を装置本体16に対してスラスト
させて円柱形状の突起1aを円形穴2から外す。
【0023】上述のように構成したことにより、開閉カ
バー1を装置本体16に対して着脱する際に、従来のよう
に、開閉カバー1や装置本体16を変形させる必要がな
く、また、ピンを別部材で構成したり、ガタを除くため
の別部材を追加して設ける必要がない。
【0024】また、本実施形態では円形穴3の上部に溝
3aによる開口を形成したので、開閉カバー1の自重に
よりD形状の突起1bの曲面部が円形穴3の下方周面に
作用して係合するので、開閉カバー1の開閉操作中に該
開閉カバー1が装置本体16の開閉カバー支持部材16aか
ら脱落することがない。
【0025】また、本実施形態のように構成したこと
で、例えば、装置本体16に対する開閉カバー1の開放角
度が比較的大きく構成され、該装置本体16を床面に直に
設置して使用される場合に、開閉カバー1を開放した
時、開閉カバー1の先端部1dが床面近傍まで接近した
り、それ以上に開放して開閉カバー1が床面に接触する
ような場合に特に有利であり、開閉カバー1を装置本体
16から脱離して種々の作業が容易に出来るスペースを確
保することが可能となる。
【0026】尚、前記実施形態では、D形状の突起1b
の平面部1b1 の開閉カバー1の表面1cに対する傾斜角
度c°を45°に設定した場合について説明したが、開
閉カバー1を装置本体16に対して着脱する時の開閉カバ
ー1の角度の都合に合わせて前記角度c°を所望する他
の角度で設定することで、開閉カバー1を装置本体16に
対して着脱する角度を適宜変更することが出来る。
【0027】また、前記実施形態では、開閉カバー1の
通常の開閉角度内で該開閉カバー1の着脱が出来るよう
に構成したが、他の構成として、D形状の突起1bの平
面部1b1 の開閉カバー1の表面1cに対する傾斜角度c
°および円形穴3に形成した溝3aの開口方向を適当に
設定して開閉カバー1の通常の開閉角度外で該開閉カバ
ー1の着脱が出来るように構成しても良い。
【0028】上述のように、D形状の突起1bの平面部
1b1 の開閉カバー1の表面1cに対する傾斜角度c°お
よび円形穴3に形成した溝3aの開口方向を適当に設定
することで、例えば、装置本体16の設置後に必要に応じ
て開閉カバー1を着脱不可能にする場合や、開閉カバー
1の開放位置で該開閉カバー1の先端部1dと床面にま
だ距離がある場合に、予め設定された開閉カバー1の開
放位置より更に開いた位置で開閉カバー1が装置本体16
に対して着脱できるように構成することが出来る。
【0029】また、前記実施形態では、開閉カバー1の
回動中心となる突起の一方を断面がD形状に形成した場
合について説明したが、他の構成として、円柱形状の外
周面に該円柱形状の軸方向に平行で、且つ互いに平行な
異なる二つの平面を形成して構成した突起を用いても、
前述と略同様な効果を得ることが出来、更には、円柱形
状の外周面に該円柱形状の軸方向に平行な他の複数の平
面を形成しても良く、円柱形状の突起に該円柱形状の突
起の曲面部の外周径よりも小さい幅の部分を形成して構
成したものであれば、他の各種の形状が適用可能であ
る。
【0030】また、前記実施形態では、装置本体16の開
閉カバー支持部材16aに円形穴2,3を設けたが、この
円形穴の代わりに円形の凹部を開閉カバー支持部材16a
に形成し、この円形の凹部に開閉カバー1に設けた円柱
形状の突起1aとD形状の突起1bが夫々嵌合するよう
に構成しても良い。
【0031】また、前記実施形態では、開閉カバー1側
に円柱形状の突起1aとD形状の突起1bを設けると共
に、装置本体16の開閉カバー支持部材16a側に前記各突
起1a,1bに対応する穴を形成したが、他の構成とし
て、装置本体16の開閉カバー支持部材16a側に円柱形状
の突起1aとD形状の突起1bを設けると共に、開閉カ
バー1側に前記各突起1a,1bに対応する穴を形成し
て構成することでも良い。
【0032】次に、本発明に係る開閉カバーの第2実施
形態について図6〜図8を用いて説明する。図6は第2
実施形態の開閉カバーを開放した状態を示す断面説明
図、図7は第2実施形態の開閉カバーを支持する支持部
材を示す斜視図、図8は支持部材の一端を支持する支点
部材を示す断面説明図である。尚、前記第1実施形態と
同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0033】本実施形態では、装置本体16に対する開閉
カバー1の着脱方法は前記第1実施形態と同様に構成
し、更に装置本体16に対して開閉カバー1を開放した位
置で該開閉カバー1を保持し得る支持部材4を装置本体
16と開閉カバー1との間に設けて構成している。
【0034】図6において、開閉カバー1の側端部に
は、丸穴1eが形成されており、丸穴1eには支持部材
4の一端が回動可能に取り付けられている。また、装置
本体16の開閉カバー支持部材16aよりも上部所定位置に
は、支点部材5が設けてあり、該支点部材5には支持部
材4の他端が着脱可能で、且つ回動可能に係合し得るよ
うになっている。支持部材4は、開閉カバー1を装置本
体16に対して図6に示す開放位置で保持し得るようにな
っている。
【0035】図7に示すように、支持部材4は、その一
端に該支持部材4の長手方向に対して直交する方向に立
設され、開閉カバー1の丸穴1eに嵌合して回動可能に
係合する円柱部4bが形成されたシリンダ部4aと、該
シリンダ部4aの内部に形成された穴に挿入され、シリ
ンダ部4aの長手方向に移動可能に係合されるピストン
部4cとを有している。また、ピストン部4cの他端に
は該ピストン部4cの長手方向に直交する方向で相反す
る方向で両側に立設された円柱部4dが形成されてい
る。
【0036】シリンダ部4aとピストン部4cとは互い
に長手方向に摺動可能であり、両者の間には図示しない
バネが設けてある。このバネの作用によりシリンダ部4
aとピストン部4cとが互いに引き合う方向に常時付勢
されており、装置本体16に対して開閉カバー1が開く時
の衝撃を吸収するようになっている。
【0037】装置本体16側にはフレーム等の比較的強度
のある部材に支点部材5が固定されており、支点部材5
には、図8に示すように溝5aと支点部5bとが形成さ
れている。支持部材4のピストン部4cの端部に形成さ
れた円柱部4dは、支点部材5の斜め下方から溝5aを
介して支点部5bに係合し得るようになっている。
【0038】前記溝5aの溝方向Qは、開閉カバー1の
閉鎖状態に対応する支持部材4の位置に対して支点部5
bを中心にして図8の時計回り方向に90°以上の角度
を有し、且つ、開閉カバー1の最大開放状態に対応する
支持部材4の位置に対して支点部5bを中心にして図8
の反時計回り方向に90°以上の角度を有して構成され
ている。
【0039】即ち、図8に示すように、開閉カバー1の
閉鎖時の支持部材4の位置がP4 、開閉カバー1の最大
開放時の支持部材4の位置がP5 であり、位置P4 から
位置P5 までの角度yが開閉カバー1の開放動作に対応
する支持部材4の可動範囲である。
【0040】そして、開閉カバー1を閉鎖した時の支持
部材4の位置P4 の方向と溝5aの方向Qとのなす角度
dと、開閉カバー1を最大開放した時の支持部材4の位
置P 5 の方向と溝5aの方向Qとのなす角度eとは共
に、90°以上になるように設定されている。
【0041】上記構成により、支持部材4のシリンダ部
4aの一端は開閉カバー1に軸支されており、支持部材
4のピストン部4cとシリンダ部4aとは図示しないバ
ネにより引っ張られて図8の矢印P方向に付勢されてい
るので、支持部材4が支点部材5から脱落することはな
い。
【0042】また、支持部材4を装置本体16から外す時
は、ピストン部4cとシリンダ部4aとを引き寄せるバ
ネの引っ張り力に抗してピストン部4cの端部に設けた
円柱部4dを溝5aを介して支点部5bから外すことが
出来、逆に、装置本体16に支持部材4を取り付ける時
は、同じくピストン部4cとシリンダ部4aとを引き寄
せるバネの引っ張り力に抗してピストン部4cの端部に
設けた円柱部4dを溝5aを介して支点部5bに係合さ
せることが出来る。
【0043】従って、前記第1実施形態で前述した開閉
カバー1の着脱操作に対応して支持部材4の着脱操作を
行うことで、開閉カバー1を装置本体16に対して容易に
着脱することが出来る。他の構成は、前記第1実施形態
と同様であり、同様な効果を得ることが出来る。
【0044】次に、本発明に係る開閉カバーの第3実施
形態およびこれを備えたシート搬送装置について図9、
図10を用いて説明する。図9(a)は第3実施形態の開
閉カバーを装置本体に対して閉鎖した状態における開閉
カバー周辺の断面説明図、図9(b)は第3実施形態の
開閉カバーの断面説明図、図10(a)は第3実施形態の
開閉カバーを支持する開閉カバー支持部材において、開
閉カバーに設けた円柱形状の突起が嵌合する丸長穴を示
す斜視図、図10(b)は第3実施形態の開閉カバーを支
持する開閉カバー支持部材において、開閉カバーに設け
たD形状の突起が嵌合する丸長穴を示す斜視図である。
尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符
号を付して説明を省略する。
【0045】前述のように、本発明に係る開閉カバー
は、従来のように変形させる必要がないため、比較的強
度の高い部材で構成することが出来ると共に、開閉カバ
ーに他の種々の機能を持たせて構成することが出来る点
で特に有利である。その一例として、本実施形態では、
開閉カバー1にシートSを搬送するシート搬送手段を設
けて構成した場合について説明する。
【0046】図9(a)において、6は、詳しくは後述
するが、紙や合成樹脂等で構成されるシートS上に形成
されたトナー画像を定着させるための熱定着器であり、
定着を行うローラ対7および定着されたシートSを受け
て搬送する搬送路R1 およびシート搬送回転体としての
ローラ対8等が設けられている。
【0047】9は、シートSを画像形成装置本体16の上
部で外装カバーと一体的に構成される排出トレイ15に排
出するための反転搬送部であり、シートSを搬送するシ
ート搬送回転体としてのローラ対10、搬送路R2 および
機外へシートSを排出するための排出ローラ対11等が設
けられている。
【0048】開閉カバー1には、熱定着器6と反転搬送
部9との間を接続してシートSを搬送するシート搬送手
段としての搬送路R3 を形成した搬送部12が設けられて
いる。また、図9(b)に示すように、搬送部12の搬送
路R3 の両端部に対応する位置には、U溝部12a,12b
が設けてあり、開閉カバー1の閉鎖時に、U溝部12aは
熱定着器6のローラ対8の一方のローラの軸受13に嵌合
し、U溝部12bは、反転搬送部9のローラ対10の一方の
ローラの軸受14に嵌合するようになっている。
【0049】また、開閉カバー1の搬送部12の所定位置
には、装置本体16に係合して該開閉カバー1を係止し得
る図示しないフックが設けられており、開閉カバー1の
閉鎖時に該フックを装置本体16に係止して、開閉カバー
1を装置本体16に閉鎖した状態で保持するようになって
いる。
【0050】前記フックにより開閉カバー1を装置本体
16に対して閉鎖した時、開閉カバー1の搬送部12に設け
たU溝部12aが熱定着器6のローラ対8の一方のローラ
の軸受13に嵌合し、U溝部12bが反転搬送部9のローラ
対10の一方のローラの軸受14に嵌合することで、開閉カ
バー1の搬送部12の位置決めが精度良く確実にされ、開
閉カバー1の搬送部12に設けた搬送路R3 が装置本体16
に設けた搬送路R1 ,R2 に夫々精度良く接続されてシ
ートSの搬送性能を確保することが出来る。
【0051】ここで、本実施形態では、装置本体16の開
閉カバー支持部材16aに設け、開閉カバー1に設けた円
柱形状の突起1aおよびD形状の突起1bに夫々嵌合す
る丸長穴2′,3′は、図10に示すように、共に上下方
向に所定の距離だけ伸ばして形成した長穴形状で構成さ
れており、D形状の突起1bが嵌合する丸長穴3′に
は、前記第1実施形態と同様に上部に溝3a′が設けら
れている。
【0052】このように、装置本体16の開閉カバー支持
部材16aに設け、開閉カバー1に設けた円柱形状の突起
1aおよびD形状の突起1bに夫々嵌合する穴を丸長穴
2′,3′により形成したことで、部品公差や組立公差
が累積して前記位置決め用のローラ対8,10の軸受13,
14の位置が多少ずれても、丸長穴2′,3′がローラ対
8,10の軸受13,14の位置ズレを吸収して開閉カバー1
の搬送部12の位置決めが精度良く確実に出来る。また、
円柱形状の突起1aおよびD形状の突起1bに無理な力
がかかることを防止することが出来る。他の構成は、前
記第1実施形態と同様であり、同様な効果を得ることが
出来る。
【0053】尚、前記実施形態では、開閉カバー1の位
置決め用として熱定着器6および反転搬送部9の夫々の
ローラ軸受を用いて構成しているが、本発明は、これ等
に限定されるものではなく、他の各種の部材で位置精度
が出ているものであれば、それ等の部材に係合して開閉
カバー1の位置決めを行うように構成することも出来
る。
【0054】また、他の構成としてシート搬送回転体を
開閉カバー1側に配置し、装置本体16側に前記シート搬
送回転体の軸受に係合し得る溝を有する部材を設けて構
成しても良い。
【0055】次に、本発明に係る開閉カバーの第4実施
形態およびこれを備えたシートS搬送装置およびこれを
備えた画像形成装置について図11、図12を用いて説明す
る。図11、図12は第4実施形態の開閉カバーを装備した
画像形成装置を示す断面説明図である。尚、前記第1、
第3実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0056】本実施形態では、開閉カバー1にシートの
搬送路を切り換える切り換え部材12cを設け、更に、画
像形成装置本体16には、オプションで装着される両面装
置17を有して構成したものである。
【0057】図11において、開閉カバー1の搬送部12に
は、前記第3実施形態と同様に、熱定着器6から受けた
シートSを反転搬送部9に送る搬送路R3 が設けられて
おり、更に、該搬送路R3 の下方には、搬送部12よりも
下部に配置されたオプション装置である両面装置17にシ
ートSを搬送する搬送路R4 が搬送路R3 から分岐して
設けられている。
【0058】搬送部12において、搬送路R3 ,R4 の分
岐部には、シートSの搬送路を切り換える切り換え部材
12cが搬送部12に対して回動可能に設けられており、シ
ートSを反転搬送部9へ導く図11に示す位置P6 と、シ
ートSを両面装置17へ導く図12に示す位置P7 とに適宜
切り換えられるようになっている。
【0059】切り換え部材12cは、シートSを搬送する
フラッパ部12dと、レバー部12eとが搬送部12に対して
一体的に回動するように軸支されている。また、切り換
え部材12cの下方には該切り換え部材12cのレバー部12
eに上端が当接/退避し得る切り換えピン12fが上下方
向に移動可能に配設されている。開閉カバー1の搬送部
12に設けられた切り換えピン12fは、その下端が両面装
置17の近傍まで突出している。
【0060】開閉カバー1の搬送部12の下方には、シー
トSの両面に画像を記録するために該シートSのシート
面を反転して搬送する両面装置17が設けられている。両
面装置17は、開閉カバー1の搬送部12に形成された搬送
路R4 から送られたシートSを受ける搬送路R5 、シー
トSをスイッチバックさせて搬送するローラ対17a、ス
イッチバックされたシートSが搬送される搬送路R6
シートSの第2面に記録を行うためにシートSを再び画
像形成装置本体16の画像形成部へ送り込むローラ対17b
等が一体的にユニット化して設けられており、ユーザの
必要に応じてオプション装置として画像形成装置本体16
に追加的に装着できるようになっている。
【0061】また、両面装置17には、切り換え部材12c
を駆動する駆動部として、駆動部材17cと、該駆動部材
17cに接続され、駆動部材17cの駆動動作に連動して前
記切り換えピン12fの下端に係合し得る切り換えレバー
17dが内蔵されている。
【0062】駆動部材17cが駆動しない時は、切り換え
レバー17dは図11に示すように、両面装置17の外装表面
から突出しないように構成されており、この時、切り換
えピン12fは下降した位置に設定されており、搬送部12
に設けたレバー部12eはフラッパ部12dと一体的に図11
のP6 の位置に設定され、熱定着器6から排出されたシ
ートSはフラッパ部12dにより搬送路R3 に導かれ反転
搬送部9の搬送路R2を介して排出トレイ15上に排出,
載置される。
【0063】また、駆動部材17cが駆動すると、切り換
えレバー17dは図12に示すように、両面装置17の外装表
面から突出して切り換えピン12fの下端に当接して該切
り換えピン12fを上昇させ、切り換えピン12fの上端が
搬送部12に設けたレバー部12eを押し上げてフラッパ部
12dがレバー部12eと一体的に図12の反時計方向に回動
し、切り換え部材12cは図示しない突き当て部に突き当
たって図12に示すP7の位置で保持され、熱定着器6か
ら排出されたシートSはフラッパ部12dにより搬送路R
4 に導かれて両面装置17の搬送路R5 へ搬送される。
【0064】両面装置17に設けられた切り換えレバー17
dは、駆動部材17cが動作しない場合には、該両面装置
17の外装表面から突出しないように構成されるので、両
面装置17を凸部の少ない小型の装置で構成出来、両面装
置17のハンドリング(持ち運び等の取り扱い性能)が良
くなる。
【0065】上記のように構成した開閉カバー1および
これを備えたシート搬送装置およびこれを備えた画像形
成装置について図11、図12を用いて簡単に説明する。図
11、図12に示すように、画像形成装置本体16の下部に
は、シートSを収容するシートカセット18が設けられて
おり、シートカセット18内に設けられた中板19上に載置
されたシートSが給送ローラ20により繰り出され、Uタ
ーンガイド21等を経てレジストローラ対22に搬送され、
画像形成手段となるプロセスカートリッジ23が配置され
た画像形成部まで搬送される。
【0066】プロセスカートリッジ23には、電子写真感
光体ドラム24が配置されており、帯電器により一様に帯
電された感光体ドラム24の表面にレーザビームユニット
25から射出された画像情報に応じたレーザ光が走査され
て潜像を形成し、この潜像に現像器26によりトナー画像
が形成され、レジストローラ対22により感光体ドラム24
の回転に同期して搬送されたシートSの第1面に感光体
ドラム24の表面に形成されたトナー画像が転写ローラ25
により転写される。
【0067】トナー画像が転写されたシートSは、熱定
着器6により加熱,加圧されてトナー画像が定着され、
前述のように、切り換え部材12cの切り換え動作によ
り、搬送路R3 ,R2 を経て排出トレイ15に排出される
か、若しくは、搬送路R4 を経て両面装置17に進入して
シート面が反転し、搬送ローラ対27により再度画像形成
部に搬送されて、シートSの第2面に画像が形成され、
熱定着器6を経た後、搬送路R3 ,R2 を経て排出トレ
イ15に排出される。
【0068】尚、前記実施形態では、開閉カバー1を画
像読取装置本体16のシート排出部に配置した場合につい
て説明したが、他の構成として画像読取装置本体16のシ
ート給送部に配置される開閉カバー28に対しても同様に
構成することが出来、他に例えば排出トレイ15を画像読
取装置本体16に対して回動可能、且つ着脱可能に構成す
る場合には該排出トレイ15に対しても同様に構成するこ
とが出来、他の部材にも広く適用できる。
【0069】また、前記実施形態では、画像形成手段と
して電子写真画像形成手段を用いた場合について説明し
たが、他の画像形成手段として、インクジェット記録ヘ
ッドやサーマルヘッドを備えた画像形成装置に適用する
ことも可能である。
【0070】また、前記各実施形態の開閉カバー1は、
搬送手段により搬送されるシート状原稿の画像情報を読
み取る画像読取手段を有する画像読取装置等にも適用す
ることが可能である。
【0071】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、開閉カバーを装置本体に対して装着する際に
は、先ず、第1の突起と、第1の穴または第1の凹部と
を嵌合させた後、第2の突起を第2の穴または第2の凹
部の一部に形成した溝を介して該第2の穴または第2の
凹部に嵌合させて開閉カバーを装置本体に装着すること
が出来る。
【0072】また、開閉カバーを装置本体に対して脱離
する際には、先ず、第2の突起を第2の穴または第2の
凹部の一部に形成した溝を介して該第2の穴または第2
の凹部から脱離した後、開閉カバーを装置本体に対して
スラストさせて第1の突起を第1の穴または第1の凹部
から脱離して装置本体から開閉カバーを脱離することが
出来、装置本体に対する開閉カバーの着脱操作が容易で
ある。
【0073】従って、従来のように装置本体に対する開
閉カバーの着脱操作において、開閉カバーや該開閉カバ
ーを支持する装置本体に設けられた支持部材を変形させ
る必要がなく、装置本体に対する開閉カバーの着脱時の
操作性が向上する。
【0074】また、開閉カバーを変形させないので、該
開閉カバーが損傷することがなく、更には、該開閉カバ
ーの材質や形状の自由度が増大し、開閉カバーにシート
搬送手段等の他の機能を付加することが出来、有利であ
る。
【0075】また、開閉カバーと、該開閉カバーを支持
する装置本体側の支持部材との間に予めガタを持たせて
構成した従来例のように、ガタを除く別部材を設ける必
要がなく、部品点数を削減してコストダウンを図ること
が出来る。
【0076】また、第1、第2の突起を開閉カバーまた
は装置本体のいずれかに固定して設けたので、従来例の
ように、装置本体から開閉カバーを脱離した時、ピンを
別途に保管しておく必要がなく、該ピンを紛失するおそ
れもない。
【0077】また、開閉カバーを装置本体に対して開放
状態で保持する支持部材を装置本体から着脱可能に構成
したので、開閉カバーを装置本体に対して着脱する際に
支持部材も同時に着脱すれば、開閉カバーを装置本体に
対して着脱する操作が容易に出来る。
【0078】また、開閉カバーにシート搬送手段を設け
た場合、装置本体に対して開閉カバーを閉鎖した時の位
置決めを、開閉カバーに設けたシート搬送手段の部材と
装置本体の部材とを係合させることにより行うことで、
開閉カバーの位置決めが精度良く出来、シートの搬送性
能を良好に維持することが出来る。
【0079】また、開閉カバーにシートの搬送路を切り
換える切り換え部材を設け、装置本体にオプションとし
て設けられるオプション装置に前記切り換え部材を駆動
する駆動部を設け、切り換え部材と駆動部とを連結する
制御部材を開閉カバーに設け、オプション装置に設けら
れる駆動部が作動しない時、該駆動部がオプション装置
の外装表面から突出しないように構成することで、オプ
ション装置を凸部の少ない小型の装置に構成できオプシ
ョン装置のハンドリングを向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る開閉カバーの第1実施形態を示す
斜視図である。
【図2】第1実施形態の開閉カバーの回動中心部となる
D形状の突起を示す断面説明図である。
【図3】(a)は第1実施形態の開閉カバーを支持する
開閉カバー支持部材において、開閉カバーに設けた円柱
形状の突起が嵌合する円形穴を示す斜視図、(b)は第
1実施形態の開閉カバーを支持する開閉カバー支持部材
において、開閉カバーに設けたD形状の突起が嵌合する
円形穴を示す斜視図である。
【図4】第1実施形態の開閉カバーの回動時のD形状の
突起の動きを示す断面説明図である。
【図5】第1実施形態の開閉カバーを着脱する時の該開
閉カバーの位置を示す側面説明図である。
【図6】第2実施形態の開閉カバーを開放した状態を示
す断面説明図である。
【図7】第2実施形態の開閉カバーを支持する支持部材
を示す斜視図である。
【図8】支持部材の一端を支持する支点部材を示す断面
説明図である。
【図9】(a)は第3実施形態の開閉カバーを装置本体
に対して閉鎖した状態における開閉カバー周辺の断面説
明図、(b)は第3実施形態の開閉カバーの断面説明図
である。
【図10】(a)は第3実施形態の開閉カバーを支持する
開閉カバー支持部材において、開閉カバーに設けた円柱
形状の突起が嵌合する丸長穴を示す斜視図、(b)は第
3実施形態の開閉カバーを支持する開閉カバー支持部材
において、開閉カバーに設けたD形状の突起が嵌合する
丸長穴を示す斜視図である。
【図11】第4実施形態の開閉カバーを装備した画像形成
装置を示す断面説明図である。
【図12】第4実施形態の開閉カバーを装備した画像形成
装置を示す断面説明図である。
【図13】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1…開閉カバー、1a…円柱形状の突起、1b…D形状
の突起、1b1 …平面部、1c…表面、1d…先端部、1
e…丸穴、2,3…円形穴、2′,3′…丸長穴、3
a,3a′…溝、3b…壁面、4…支持部材、4a…シ
リンダ部、4b,4d…円柱部、4c…ピストン部、5
…支点部材、5a…溝、5b…支点部、6…熱定着器、
7,8,10,17a,17b…ローラ対、9…反転搬送路、
11…排出ローラ対、12…搬送部、12a,12b…U溝部、
12c…切り換え部材、12d…フラッパ部、12e…レバー
部、12f…切り換えピン、13,14…軸受、15…排出トレ
イ、16…画像形成装置本体、16a…支持部材、17…両面
装置、17c…駆動部材、17d…切り換えレバー、18…シ
ートカセット、19…中板、20…給送ローラ、21…Uター
ンガイド、22…レジストローラ対、23…プロセスカート
リッジ、24…感光体ドラム、25…レーザビームユニッ
ト、26…現像器、27…搬送ローラ対、R1 〜R6…搬送
路、S…シート

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に対して開閉可能で且つ着脱可
    能に構成される開閉カバーにおいて、 前記開閉カバーまたは装置本体のいずれか一方に、円柱
    形状の第1の突起と、 円柱形状の外周面に該円柱形状の軸方向に平行な少なく
    とも一つの平面を形成した第2の突起と、 を設け、 前記開閉カバーまたは装置本体の他方に、前記第1の突
    起に嵌合し得る第1の穴または第1の凹部と、 前記第2の突起と嵌合し得る第2の穴または第2の凹部
    と、 を設け、 前記第2の突起に形成した平面に対して垂直な方向の該
    第2の突起の幅に対応する幅を有する溝を前記第2の穴
    または第2の凹部の一部に形成して開口を設けたことを
    特徴とする開閉カバー。
  2. 【請求項2】 前記第2の突起は、断面形状がD形状の
    突起であることを特徴とする請求項1に記載の開閉カバ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記第2の突起は、円柱形状の外周面に
    該円柱形状の軸方向に平行で、且つ互いに平行な異なる
    二つの平面を形成して構成したことを特徴とする請求項
    1に記載の開閉カバー。
  4. 【請求項4】 前記装置本体に対する前記開閉カバーの
    開閉角度範囲内の位置において、前記開閉カバーを前記
    装置本体に対して着脱し得るように前記第2の突起の平
    面の方向と、前記第2の穴または第2の凹部の一部に形
    成した溝の方向とを設定したことを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1項に記載の開閉カバー。
  5. 【請求項5】 前記装置本体に対する前記開閉カバーの
    開閉角度範囲外の位置において、前記開閉カバーを前記
    装置本体に対して着脱し得るように前記第2の突起の平
    面の方向と、前記第2の穴または第2の凹部の一部に形
    成した溝の方向とを設定したことを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1項に記載の開閉カバー。
  6. 【請求項6】 前記装置本体に対して前記開閉カバーを
    開放した位置で該開閉カバーを保持し得る支持部材の一
    端を前記開閉カバーに対して回動可能に設けると共に、
    該支持部材の他端を前記装置本体に設けた支点部材に対
    して回動可能に設け、 前記支点部材には、前記支持部材の回動中心を中心にし
    て、該支持部材の全回動範囲に対して90°以上異なる
    方向に溝を形成し、 前記溝を介して前記支持部材を前記支点部材に対して着
    脱可能に構成したことを特徴とする請求項1〜5のいず
    れか1項に記載の開閉カバー。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の開
    閉カバーを備え、該開閉カバーにシートを搬送するシー
    ト搬送手段を設けて構成したことを特徴とするシート搬
    送装置。
  8. 【請求項8】 前記装置本体に対して前記開閉カバーを
    閉鎖した時の位置決めを、前記開閉カバーに設けたシー
    ト搬送手段の部材と装置本体の部材とを係合させること
    により行うことを特徴とする請求項7に記載のシート搬
    送装置。
  9. 【請求項9】 前記装置本体の部材は、シート搬送回転
    体の軸受であり、前記開閉カバーに設けたシート搬送手
    段の部材は、前記シート搬送回転体の軸受に係合し得る
    溝であることを特徴とする請求項8に記載のシート搬送
    装置。
  10. 【請求項10】 前記開閉カバーに設けたシート搬送手
    段の部材は、該開閉カバーに設けたシート搬送回転体の
    軸受であり、前記装置本体の部材は、前記シート搬送回
    転体の軸受に係合し得る溝であることを特徴とする請求
    項8に記載のシート搬送装置。
  11. 【請求項11】 前記開閉カバーにシートの搬送路を切
    り換える切り換え部材を設けたことを特徴とする請求項
    7に記載のシート搬送装置。
  12. 【請求項12】 前記開閉カバーに設けたシート搬送手
    段を介してシートが送られるオプション装置と、 前記オプション装置に設けられ、前記切り換え部材を駆
    動する駆動部と、 前記開閉カバーに設け、前記切り換え部材に一端が係合
    し得ると共に、前記駆動部に他端が係合し得る制御部材
    と、 を有し、 前記駆動部が動作しない時は、該駆動部が前記オプショ
    ン装置外装表面から突出しないように構成したことを特
    徴とする請求項11に記載のシート搬送装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のシート搬送装置を
    備え、該シート搬送装置により搬送されたシートに画像
    情報に応じて画像を記録する画像形成手段を有し、 前記オプション装置はシートの両面に記録を行うための
    両面装置であることを特徴とする画像形成装置。
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