JPH09114203A - コロナ放電器の放電ワイヤ清掃装置 - Google Patents

コロナ放電器の放電ワイヤ清掃装置

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JPH09114203A
JPH09114203A JP29491895A JP29491895A JPH09114203A JP H09114203 A JPH09114203 A JP H09114203A JP 29491895 A JP29491895 A JP 29491895A JP 29491895 A JP29491895 A JP 29491895A JP H09114203 A JPH09114203 A JP H09114203A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの清掃部材でしごいて放電ワイヤを清掃
する放電ワイヤ清掃装置において、清掃部材の食い込み
量のバラツキを小さくし、放電ワイヤのワイヤ切れを防
止する。 【解決手段】 清掃手段50は、支持部材51と、その
凸部51a下面に貼り付けた第1清掃部材53と、凸部
51aと間隔をあけた可動部52と、可動部52の内端
部に貼り付けた第2清掃部材54とからなる。そして、
それら第1清掃部材53と第2清掃部材54で放電ワイ
ヤ45を挟み、可動部52の外端部を放電器の器ケース
の逃げ部41d内に入れて清掃手段50を取り付ける。
そして、帯電器26を移動したとき、器ケースのカム面
で可動部52を撓ませて第2清掃部材54を退避位置か
ら摺擦位置へと移動してそれで放電ワイヤ45を第1清
掃部材53に押し当てて後、さらに第1清掃部材53の
厚さ方向に第2清掃部材54を食い込ませる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばレ−ザ
を用いた、プリンタ・複写機・ファクシミリなど、帯電
・露光・現像・転写・クリーニングなどの電子写真方式
を用いて用紙に記録を行う電子写真装置に適用しうる。
詳しくは、そのような電子写真装置において、帯電器や
転写器など、器ケース内に張架した放電ワイヤに高電圧
を印加するコロナ放電器に適用しうる。さらに詳しく
は、そのようなコロナ放電器において、放電ワイヤを清
掃する放電ワイヤ清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コロナ放電器は、放電ワイヤに
埃などが付着しやすく、汚れが甚だしくなると放電ムラ
を生じるから、経時、放電ワイヤを清掃する必要があ
る。
【0003】そこで、従来、そのようなコロナ放電器の
放電ワイヤ清掃装置の中には、たとえば図12に示す清
掃手段1を備えるものがある。この清掃手段1を用いて
放電ワイヤ2を清掃するときは、清掃手段1または図示
しないコロナ放電器を放電ワイヤ2の張架方向に移動す
る。すると、すぐにコロナ放電器の器ケースのカム面で
清掃手段1の可動部3を図中矢印方向へ押して撓ませ、
清掃部材4を放電ワイヤ2に押し当てる。よって、清掃
手段1または図示しないコロナ放電器をそのまま放電ワ
イヤ2の張架方向に移動すると、清掃手段1で擦って放
電ワイヤ2を清掃することができた。
【0004】また、図13に示す清掃手段6を備えるも
のもある。この清掃手段6を用いて放電ワイヤ2を清掃
するときは、清掃手段6または図示しないコロナ放電器
を放電ワイヤ2の張架方向に移動する。すると、すぐに
コロナ放電器の器ケースのカム面で清掃手段6の可動部
7・8を図中矢印方向へ押して撓ませ、清掃部材9・1
0で放電ワイヤ2を挾む。よって、清掃手段6または図
示しないコロナ放電器をそのまま放電ワイヤ2の張架方
向に移動すると、清掃手段6で擦って放電ワイヤ2を清
掃することができた。
【0005】しかしながら、図12や図13に示す放電
ワイヤ清掃装置では、放電ワイヤ2の清掃効果が十分に
得られなかった。
【0006】そこで、従来の放電ワイヤ清掃装置の中に
は、放電ワイヤ2の清掃効果を十分に得るべく、図14
に示す清掃手段12を備えるものがある。この清掃手段
12を用いて放電ワイヤ2を清掃するときは、清掃手段
12または図示しないコロナ放電器を放電ワイヤ2の張
架方向に移動する。すると、すぐにコロナ放電器の器ケ
ースのカム面で清掃手段12の可動部14・15を図
(A)中矢印方向へ押して撓ませる。そうして、清掃部
材16・17をそれぞれ放電ワイヤ2に押し当てて後、
さらに清掃部材16・17の互いの厚さ方向に食い込ま
せ、図(C)に示す状態とする。よって、清掃手段12
または図示しないコロナ放電器をそのまま放電ワイヤ2
の張架方向に移動すると、清掃部材16・17でしごい
て放電ワイヤ2を清掃することができた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
に示す従来の放電ワイヤ清掃装置では、放電ワイヤ2を
清掃するとき、清掃部材16・17でしごくので、十分
な清掃効果が得られるが、各清掃部材16・17を移動
して互いの厚さ方向に食い込ませるので、食い込み量の
バラツキが大きく、食い込み量が大き過ぎて最悪の場合
に放電ワイヤのワイヤ切れを生ずる問題があった。
【0008】そこで、この発明の目的は、上述したよう
に2つの清掃部材でしごいて放電ワイヤを清掃する放電
ワイヤ清掃装置において、清掃部材の食い込み量のバラ
ツキを小さくし、放電ワイヤのワイヤ切れを生ずること
を防止することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、たとえば以下の図示実施の形態のように、
たとえば帯電器26のようなコロナ放電器とその清掃手
段50を前記コロナ放電器の放電ワイヤ45の張架方向
に互いに相対移動し、その放電ワイヤ45を前記清掃手
段50で摺擦して清掃するコロナ放電器の放電ワイヤ清
掃装置において、前記清掃手段50を、支持部材51と
それに固定した第1清掃部材53と前記支持部材51に
可動部52を介して退避位置と摺擦位置とに移動自在に
取り付ける第2清掃部材54とで形成するとともに、そ
のうち第1清掃部材53と第2清掃部材54を前記放電
ワイヤ45の張架方向に間隔をあけてかつ該放電ワイヤ
45をはさんで互い違いに設け、清掃するとき、前記可
動部52を撓ませて前記第2清掃部材54を退避位置か
ら摺擦位置へと移動し、該第2清掃部材54で前記放電
ワイヤ45を前記第1清掃部材53に押し当てて後、さ
らにその第1清掃部材53の厚さ方向に食い込ませてな
る、ことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、たとえば以下の
図示実施の形態のように、請求項1に記載のコロナ放電
器の放電ワイヤ清掃装置において、前記コロナ放電器の
器ケース40にカム面49を形成し、前記コロナ放電器
と前記清掃手段50を互いに相対移動したとき、前記カ
ム面49で前記第2清掃部材54の可動部52を撓ま
せ、その第2清掃部材54を前記退避位置から前記摺擦
位置へと移動してなる、ことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、たとえば以下の
図示実施の形態のように、請求項1に記載のコロナ放電
器の放電ワイヤ清掃装置において、前記第1清掃部材5
3および前記第2清掃部材54の内部にそれぞれ研磨粒
子を分散配置してなる、ことを特徴とする。
【0012】そして、請求項3に記載の発明では、第1
清掃部材53および第2清掃部材54が切れて内部に放
電ワイヤ45が入り込んだとき、その放電ワイヤ45を
研磨粒子で擦る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態について説明する。図1は、レーザ複写
機の感光体回りの概略構成を示す。
【0014】図中符号21は、ベルト状の感光体で、駆
動ロ−ラ22と従動ロ−ラ23・24とテンションロ−
ラ25間に掛け渡してなる。その感光体21のまわりに
は、図中矢印Aで示す駆動方向に、コロナ放電器である
帯電器26、現像器27、転写器28、クリーニング器
29を配置する。
【0015】そして、記録時、図示しない給紙カセット
内から用紙Pを送り出し、レジストローラ対でタイミン
グをとって前記感光体21の下側へと搬送する。
【0016】その感光体21は、矢印Aで示す時計方向
に回転駆動し、その際、帯電器26によって表面を一様
に帯電し、その表面に光書込み器からのレーザ光を照射
して感光体21上に静電潜像を形成する。
【0017】続いて、現像器27位置を通るときトナー
によって感光体21上の静電潜像を可視像化する。
【0018】そして、この可視像を、感光体21の下側
に搬送した用紙Pの上面に転写器28で転写する。その
転写後、除電して感光体21から用紙Pを分離する。
【0019】その分離後、用紙Pを図示しない定着器へ
搬送し、そこで転写画像を定着してから装置本体の外部
へ排出する。
【0020】他方、画像転写後、感光体21は、残留ト
ナーをクリーニング器29のクリーニングブレード30
で除去して後、除電して静電的に初期化し、次の使用に
備える。
【0021】ところで、図示レーザ複写機は、上述した
感光体21や帯電器26やクリーニング器29を一まと
めにしてプロセスカートリッジKを形成してなる。
【0022】そのプロセスカートリッジKのカートリッ
ジケース32は、現像器27や転写器28等と対向する
側にそれぞれ窓穴33・34を備え、内部に前記感光体
21や駆動ロ−ラ22や従動ロ−ラ23・24やテンシ
ョンロ−ラ25を回転自在に設けてなる。
【0023】さて、上述したプロセスカートリッジK
は、図2に示すように、カートリッジケース32に前記
帯電器26のガイド36を設けてなる。
【0024】そのガイド36は、レール状をなし、カー
トリッジケース32の前側板37と図示しない後側板間
に感光体21表面に沿って平行に掛け渡して設ける。
【0025】その前側板37には、帯電器26の挿入口
38を設けるとともに、該挿入口38の口縁から外向き
に突出して上向き開放の案内口部39を設けてなる。
【0026】一方、前記帯電器26は、図2および図3
に示すように、器ケース40を感光体21の幅方向に横
長の箱形状をなし、上側および下側を開放し、対向側板
41・42の上下縁をそれぞれ外向きに折り曲げて鍔部
41a・41b・42aを設ける。そして、図2に示す
器ケース40の奥側の一端に、エンドブロック43を取
り付けてなる。そのエンドブロック43には、両側面か
らそれぞれ外向きに突出して凸部43a・43bを上下
に設ける。また、図3に示す器ケース40の手前側の一
端に、エンドブロック44を取り付けてなる。そのエン
ドブロック44には、指掛け部44aを設ける。そうし
て、それらエンドブロック43・44間に放電ワイヤ4
5を張り渡して器ケース40内に設ける。
【0027】しかして、上述のように構成した帯電器2
6を図2中矢印B方向から案内口部39内に入れ、それ
で案内して挿入口38を通すとともに、エンドブロック
43の凸部43aや対向側板41・42の鍔部41a・
42aをガイド36上に載せて押し込んでカートリッジ
ケース32に取り付けてなる。
【0028】そして、レーザ複写機の装置本体に対しプ
ロセスカートリッジKごと抜き差し自在に設けるととも
に、そのプロセスカートリッジKの抜き差し方向に該プ
ロセスカートリッジKに対し帯電器26を抜き差し自在
に設ける。
【0029】さて、図示レーザ複写機では、コロナ放電
器である帯電器26に用いる請求項1に記載の発明であ
る放電ワイヤ清掃装置を備える。以下、これについて詳
しく説明する。
【0030】図3中符号26で示す帯電器は、器ケース
40の一方の対向側板41に逃げ部41dを備える。そ
の逃げ部41dは、図4にも示すように、他方の対向側
板42と向き合う対向側板41の内面41cを器ケース
40の長さ方向に横長に凹ませて形成し、緩やかな傾斜
面41e・41fを経て内面41cに続く。そして、帯
電器26の器ケース40に、対向側板41の内面41c
と逃げ部41dとでカム面49を形成してなる。
【0031】一方、図2に示すように、プロセスカート
リッジKには、清掃手段50を設ける。その清掃手段5
0は、図5および図6にも示すように、支持部材51を
備える。
【0032】その支持部材51は、樹脂材料でやや小さ
な矩形の板状に成形するとともに、下面から下向きに凸
部51aと可動部52を図6に示す間隔eをあけて一体
に形成してなる。
【0033】その可動部52は、支持部材51から下向
きにやや長く伸びる肉薄板状部55とその下端に接続し
て内外方向へ斜めに伸びる肉厚板状部56とからなる。
【0034】そして、凸部51aの下面に第1清掃部材
53を貼り付け、肉厚板状部56の内端部に上向きに第
2清掃部材54を貼り付けて設ける。それら第1清掃部
材53と第2清掃部材54は、発泡ポリウレタンを用い
て小さなブロック状に発泡成形し、その発泡成形後、シ
リカのような研磨粒子を入れた液中に漬けて乾燥し、内
部に研磨粒子を分散配置する構成としてなる。
【0035】そうして、上述のごとく構成した清掃手段
50を取り付けるときは、図2中において帯電器26を
取り付けて後、その器ケース40内に矢印F方向から入
れ、図7に示すように、放電ワイヤ45をはさんで上側
に第1清掃部材53を、下側に第2清掃部材54をそれ
ぞれ近接して設けるとともに、肉厚板状部56の外端5
6aを逃げ部41d内に入れる。そして、挿入口38の
上の前側板37の裏面に支持部材51の一辺側を貼り付
けて固定し、放電ワイヤ45の張架方向に間隔をあけて
第1清掃部材53および第2清掃部材54を配置する。
【0036】しかして、メンテナンス時、たとえばプロ
セスカートリッジKを交換するときは、図8に示すよう
に、装置本体58の前カバー59を開き、プロセスカー
トリッジKごとレーザ複写機の装置本体58から矢示す
る方向に抜き出す。なお、図示するように、現像器27
も同様に装置本体58から矢示する方向に抜き出す。
【0037】一方、放電ワイヤ45が汚れ、特に帯電器
26だけが早めに清掃の必要を生じたときは、装置本体
58にプロセスカートリッジKを取り付けた状態のま
ま、図9に示すように、装置本体58に対しプロセスカ
ートリッジKを抜き差しする矢印E方向に、プロセスカ
ートリッジKから帯電器26だけを抜き出す。
【0038】すると、その抜き出しの初期段階で、肉厚
板状部56の外端56aに逃げ部41dの傾斜面41e
が接触し、その傾斜面41eで肉厚板状部56を徐々に
押し込んで肉薄板状部55を内側へ撓ませ、第2清掃部
材54を放電ワイヤ45に押し当てるとともに、該第2
清掃部材54で放電ワイヤ45を押して第1清掃部材5
3に押し当てる。その後、肉厚板状部56の外端56a
が対向側板41の内面41cに接触し、そのとき、さら
に第2清掃部材54を第1清掃部材53の厚さ方向に食
い込ませる。その結果、第2清掃部材54の食い込み量
が所定量となり、図10および図11に示す状態にな
る。
【0039】そして、そのまま帯電器26を抜き出すと
き、第1清掃部材53および第2清掃部材54でしごい
て帯電ワイヤ45を清掃する。
【0040】その後、抜き出した帯電器26を押し込む
とき、上述したと同様に再び第1清掃部材53および第
2清掃部材54でしごいて帯電ワイヤ45を清掃する。
そして、やがて、肉厚板状部56の外端56aが再び逃
げ部41dに入ると、可動部52が復帰して放電ワイヤ
45から第1清掃部材53および第2清掃部材54が離
れ、図7に示す状態に戻る。
【0041】なお、図示実施の形態では、プロセスカー
トリッジKは、感光体21と帯電器26とクリーニング
器29とを一まとめにして形成した例を示した。しか
し、これに限るものでなく、図示省略するが、たとえば
プロセスカートリッジKは、帯電器26を含む他の組み
合わせによる構成としてもよい。
【0042】また、図示実施の形態では、請求項1に記
載の発明である放電ワイヤ清掃装置をコロナ放電器であ
る帯電器26に用いた例を示した。しかし、これに限る
ものでなく、たとえばコロナ放電器である転写器28な
どにも同様に用いることができる。
【0043】さらに、図示実施の形態では、放電ワイヤ
45を清掃するとき、帯電器26を移動した。しかし、
図示省略するが、放電ワイヤ45を清掃するとき、清掃
手段50等を移動する構成としてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上のことから、請求項1に記載の発明
によれば、放電ワイヤを清掃するとき、固定の第1清掃
部材の厚さ方向に第2清掃部材だけを移動して食い込ま
せるので、食い込み量のバラツキを小さくすることがで
き、食い込み量が大き過ぎて放電ワイヤのワイヤ切れが
生ずることを防止することができる。
【0045】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、コロナ放電器と清掃手段
を互いに相対移動すると、それに連動して第2清掃部材
を移動するので、清掃手段の操作を簡便にすることがで
きる。
【0046】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、径時、放電ワイヤで擦れ
て第1清掃部材および第2清掃部材が切れ、それらの内
部に放電ワイヤが入り込んだとき、その放電ワイヤを研
磨粒子で擦るので、放電ワイヤの清掃効果をそのまま維
持することができる。よって、耐久使用を図ることがで
き、従来のように表面に研磨剤を塗布した清掃部材が切
れて放電ワイヤが内部に入り込むと研磨効果が得られな
くなることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザ複写機のプロセスカートリッジ周辺部の
概略構成図である。
【図2】そのプロセスカートリッジに帯電器および清掃
手段を取り付ける状態を示す斜視図である。
【図3】その帯電器の手前側の一部の斜視図である。
【図4】その手前側のカム面の横断面図である。
【図5】前記清掃手段の正面図である。
【図6】その清掃手段の図5中矢印c方向からみた側面
図である。
【図7】その清掃手段を取付後の状態を示す説明図であ
る。
【図8】メンテナンス時、装置本体からプロセスカート
リッジや現像器を抜き出す状態を示す斜視図である。
【図9】そのプロセスカートリッジに対し帯電器だけを
抜き出した状態を示す斜視図である。
【図10】その帯電器だけを抜き出したときの清掃状態
を示す説明図である。
【図11】図10中矢印d方向から見て示す清掃手段の
清掃状態の説明図である。
【図12】従来のコロナ放電器の放電ワイヤ清掃装置の
概略構成図である。
【図13】従来の他の放電ワイヤ清掃装置の概略構成図
である。
【図14】従来のさらに他の放電ワイヤ清掃装置で、
(A)は概略正面図、(B)は(A)中矢印a方向から
みた概略側面図、(C)は(A)中矢印b方向からみた
清掃時の状態図である。
【符号の説明】
26 帯電器(コロナ放電器) 40 器ケース 45 放電ワイヤ 49 カム面 50 清掃手段 51 支持部材 52 可動部 53 第1清掃部材 54 第2清掃部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コロナ放電器とその清掃手段を前記コロ
    ナ放電器の放電ワイヤの張架方向に互いに相対移動し、
    その放電ワイヤを前記清掃手段で摺擦して清掃するコロ
    ナ放電器の放電ワイヤ清掃装置において、前記清掃手段
    を、支持部材とそれに固定した第1清掃部材と前記支持
    部材に可動部を介して退避位置と摺擦位置とに移動自在
    に取り付ける第2清掃部材とで形成するとともに、その
    うち第1清掃部材と第2清掃部材を前記放電ワイヤの張
    架方向に間隔をあけてかつ該放電ワイヤをはさんで互い
    違いに設け、清掃するとき、前記可動部を撓ませて前記
    第2清掃部材を退避位置から摺擦位置へと移動し、該第
    2清掃部材で前記放電ワイヤを前記第1清掃部材に押し
    当てて後、さらにその第1清掃部材の厚さ方向に食い込
    ませてなる、コロナ放電器の放電ワイヤ清掃装置。
  2. 【請求項2】 前記コロナ放電器の器ケースにカム面を
    形成し、前記コロナ放電器と前記清掃手段を互いに相対
    移動したとき、前記カム面で前記第2清掃部材の可動部
    を撓ませ、その第2清掃部材を前記退避位置から前記摺
    擦位置へと移動してなる、請求項1に記載のコロナ放電
    器の放電ワイヤ清掃装置。
  3. 【請求項3】 前記第1清掃部材および前記第2清掃部
    材の内部にそれぞれ研磨粒子を分散配置してなる、請求
    項1に記載のコロナ放電器の放電ワイヤ清掃装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001209283A (ja) * 2000-01-25 2001-08-03 Ricoh Co Ltd 電子写真式画像形成装置
US8090289B2 (en) 2009-07-02 2012-01-03 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Charging device and an image forming apparatus provided with the charging device

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