JPH09113655A - 時刻補正機能付き位置検出装置及びこれを使用した自動車、気象観測装置、公害環境測定装置 - Google Patents
時刻補正機能付き位置検出装置及びこれを使用した自動車、気象観測装置、公害環境測定装置Info
- Publication number
- JPH09113655A JPH09113655A JP26866195A JP26866195A JPH09113655A JP H09113655 A JPH09113655 A JP H09113655A JP 26866195 A JP26866195 A JP 26866195A JP 26866195 A JP26866195 A JP 26866195A JP H09113655 A JPH09113655 A JP H09113655A
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- JP
- Japan
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- data
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- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 時計合わせに要する人手と労力とを解消し、
かつ測定データに位置データを含むようにできる時刻補
正機能付き位置検出装置を提供する。 【解決手段】 時刻補正機能付き位置検出装置１は、Ｇ
ＰＳ電波を受信するＧＰＳアンテナ２を備えており、Ｇ
ＰＳアンテナ２で受信されたＧＰＳ電波は、インタフェ
ース部３で、ＧＰＳ電波に含まれている時刻データおよ
び位置データが抽出され出力される。インタフェース部
３からの時刻データおよび位置データは測定機４に入力
される。測定機４は、予め定める各種データの測定を行
い、タイマ５と、時計合わせ部６と、メモリ７とを備え
ている。
かつ測定データに位置データを含むようにできる時刻補
正機能付き位置検出装置を提供する。 【解決手段】 時刻補正機能付き位置検出装置１は、Ｇ
ＰＳ電波を受信するＧＰＳアンテナ２を備えており、Ｇ
ＰＳアンテナ２で受信されたＧＰＳ電波は、インタフェ
ース部３で、ＧＰＳ電波に含まれている時刻データおよ
び位置データが抽出され出力される。インタフェース部
３からの時刻データおよび位置データは測定機４に入力
される。測定機４は、予め定める各種データの測定を行
い、タイマ５と、時計合わせ部６と、メモリ７とを備え
ている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、時刻補正機能付き
位置検出装置に関し、特に、ＧＰＳ電波を受信する機能
を有する時刻補正機能付き位置検出装置、自動車、気象
観測装置及び公害環境測定装置に関する。
位置検出装置に関し、特に、ＧＰＳ電波を受信する機能
を有する時刻補正機能付き位置検出装置、自動車、気象
観測装置及び公害環境測定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＧＰＳ電波を受信する機能を有する装置
は、最近、移動体通信装置に用いられ、車両の移動状態
などのデータを測定する車両用測定装置や、広範な地域
に亘って設置された気象観測装置及び公害環境測定装置
などのデータ測定装置を複数用いて、データの測定と取
り込みとを行うシステムに用いられることが多い。
は、最近、移動体通信装置に用いられ、車両の移動状態
などのデータを測定する車両用測定装置や、広範な地域
に亘って設置された気象観測装置及び公害環境測定装置
などのデータ測定装置を複数用いて、データの測定と取
り込みとを行うシステムに用いられることが多い。
【０００３】これらの測定装置にはタイマが内蔵されて
おり、各測定装置はタイマの計時動作によってタイマか
ら出力される時刻信号に基づいて測定動作を行う。
おり、各測定装置はタイマの計時動作によってタイマか
ら出力される時刻信号に基づいて測定動作を行う。
【０００４】ここで、各測定装置に内蔵されたタイマは
相互に若干の誤差を有している。そのため、測定結果に
ばらつきを生じたり、各測定装置による測定結果を比較
したりする際に適正な比較が困難になる場合がある。
相互に若干の誤差を有している。そのため、測定結果に
ばらつきを生じたり、各測定装置による測定結果を比較
したりする際に適正な比較が困難になる場合がある。
【０００５】このような不具合を解消しようとすると、
各測定装置の内蔵タイマに対して頻繁に時計合わせを行
う必要がある。即ち、外部から適正な時刻データを導入
し、所定のタイミングでタイマの計時動作をこの正規の
時刻データに一致させる処理を頻繁に行う必要がある。
各測定装置の内蔵タイマに対して頻繁に時計合わせを行
う必要がある。即ち、外部から適正な時刻データを導入
し、所定のタイミングでタイマの計時動作をこの正規の
時刻データに一致させる処理を頻繁に行う必要がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来では、上述したよ
うに、各測定装置に対して頻繁に時計合わせ処理を行う
必要があり、多大な人手と労力とを要するという問題が
ある。
うに、各測定装置に対して頻繁に時計合わせ処理を行う
必要があり、多大な人手と労力とを要するという問題が
ある。
【０００７】また、測定地点が多岐に亘るとき、従来で
は測定されて測定装置のメモリに記憶された測定データ
に位置データが含まれていないので各測定データ毎に測
定位置を特定することができず、位置的な差を加味した
データになりにくいという問題がある。
は測定されて測定装置のメモリに記憶された測定データ
に位置データが含まれていないので各測定データ毎に測
定位置を特定することができず、位置的な差を加味した
データになりにくいという問題がある。
【０００８】本発明は、上述の技術的課題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、時計合わせに要
する人手と労力とを解消し、かつ測定データに位置デー
タを含むようにできる時刻補正機能付き位置検出装置及
びこれを使用した自動車、気象観測装置及び公害環境測
定装置を提供することである。
めになされたものであり、その目的は、時計合わせに要
する人手と労力とを解消し、かつ測定データに位置デー
タを含むようにできる時刻補正機能付き位置検出装置及
びこれを使用した自動車、気象観測装置及び公害環境測
定装置を提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明の時刻補
正機能付き位置検出装置は、位置データと時刻データと
を含むＧＰＳ（Global Positioning System ）電波を受
信するＧＰＳ受信手段と、前記ＧＰＳ受信手段で受信さ
れた前記ＧＰＳ電波から前記位置データと時刻データと
を抽出して出力するデータ抽出手段と、時刻の計時動作
を行うタイマ手段と、前記タイマ手段の計時動作を、前
記データ抽出手段が抽出した時刻データに対応する時刻
に修正する時刻合わせ手段と、前記データ抽出手段が抽
出した前記位置データと、前記タイマ手段からの時刻信
号を出力する出力手段とを有するものである。
正機能付き位置検出装置は、位置データと時刻データと
を含むＧＰＳ（Global Positioning System ）電波を受
信するＧＰＳ受信手段と、前記ＧＰＳ受信手段で受信さ
れた前記ＧＰＳ電波から前記位置データと時刻データと
を抽出して出力するデータ抽出手段と、時刻の計時動作
を行うタイマ手段と、前記タイマ手段の計時動作を、前
記データ抽出手段が抽出した時刻データに対応する時刻
に修正する時刻合わせ手段と、前記データ抽出手段が抽
出した前記位置データと、前記タイマ手段からの時刻信
号を出力する出力手段とを有するものである。
【００１０】請求項２の発明の自動車は、時計及びカー
ナビゲーションを有する自動車であって、前記請求項１
記載の時刻補正機能付き位置検出装置の出力手段から出
力された時刻データによって前記時計を動作させ、前記
出力手段から出力された位置データまたは時刻データに
よって前記カーナビゲーションを動作させるものであ
る。
ナビゲーションを有する自動車であって、前記請求項１
記載の時刻補正機能付き位置検出装置の出力手段から出
力された時刻データによって前記時計を動作させ、前記
出力手段から出力された位置データまたは時刻データに
よって前記カーナビゲーションを動作させるものであ
る。
【００１１】請求項３の発明の自動車は、時計及び自動
車の運行管理装置を有する自動車であって、前記請求項
１記載の時刻補正機能付き位置検出装置の出力手段から
出力された時刻データによって前記時計を動作させ、前
記出力手段から出力された位置データまたは時刻データ
によって前記運行管装置を動作させるものである。
車の運行管理装置を有する自動車であって、前記請求項
１記載の時刻補正機能付き位置検出装置の出力手段から
出力された時刻データによって前記時計を動作させ、前
記出力手段から出力された位置データまたは時刻データ
によって前記運行管装置を動作させるものである。
【００１２】請求項４の発明の気象観測装置は、雨量、
気圧、温度又は潮流の状態等を観測する気象観測装置で
あって、前記請求項１記載の時刻補正機能付き位置検出
装置の出力手段から出力された時刻データによって観測
時刻の基準となる時計を動作させ、前記出力手段から出
力された位置データによって観測地点を設定するもので
ある。
気圧、温度又は潮流の状態等を観測する気象観測装置で
あって、前記請求項１記載の時刻補正機能付き位置検出
装置の出力手段から出力された時刻データによって観測
時刻の基準となる時計を動作させ、前記出力手段から出
力された位置データによって観測地点を設定するもので
ある。
【００１３】請求項５の発明の公害環境測定装置は、窒
素酸化物、騒音、振動等を測定する公害環境測定装置で
あって、前記請求項１記載の時刻補正機能付き位置検出
装置の出力手段から出力された時刻データによって測定
時刻の基準となる時計を動作させ、前記出力手段から出
力された位置データによって測定地点を設定するもので
ある。
素酸化物、騒音、振動等を測定する公害環境測定装置で
あって、前記請求項１記載の時刻補正機能付き位置検出
装置の出力手段から出力された時刻データによって測定
時刻の基準となる時計を動作させ、前記出力手段から出
力された位置データによって測定地点を設定するもので
ある。
【００１４】このように、本発明では、時刻補正機能付
き位置検出装置が複数用いられても、各測定装置に内蔵
されているタイマは、ＧＰＳ電波に基づく時刻データと
いう共通の時刻に時刻合わせされるので、各測定装置毎
にタイマの計時動作に誤差が生じる事態が解消される。
従って、各測定装置のタイマを個別に時計合わせする必
要が解消される。これにより、従来の時計合わせ処理に
要していた多大な人手と労力とが不必要になる。
き位置検出装置が複数用いられても、各測定装置に内蔵
されているタイマは、ＧＰＳ電波に基づく時刻データと
いう共通の時刻に時刻合わせされるので、各測定装置毎
にタイマの計時動作に誤差が生じる事態が解消される。
従って、各測定装置のタイマを個別に時計合わせする必
要が解消される。これにより、従来の時計合わせ処理に
要していた多大な人手と労力とが不必要になる。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明を実施例について以下に説
明する。
明する。
【００１６】図１〜図２に本発明の一実施例を示す。図
１は、本実施例の時刻補正機能付き位置検出装置１のブ
ロック図であり、図２は本実施例の動作を説明するフロ
ーチャートである。
１は、本実施例の時刻補正機能付き位置検出装置１のブ
ロック図であり、図２は本実施例の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【００１７】本実施例の時刻補正機能付き位置検出装置
１は、ＧＰＳ電波を受信するＧＰＳ受信部であるＧＰＳ
アンテナ２を備えており、ＧＰＳアンテナ２で受信され
たＧＰＳ電波は、データ抽出部であるインタフェース部
３で、ＧＰＳ電波に含まれている時刻データおよび位置
データが抽出され出力される。
１は、ＧＰＳ電波を受信するＧＰＳ受信部であるＧＰＳ
アンテナ２を備えており、ＧＰＳアンテナ２で受信され
たＧＰＳ電波は、データ抽出部であるインタフェース部
３で、ＧＰＳ電波に含まれている時刻データおよび位置
データが抽出され出力される。
【００１８】インタフェース部３からの時刻データおよ
び位置データは測定機４に入力される。測定機４は、予
め定める各種データの測定を行い、タイマ５と、時計合
わせ部６と、メモリ７とを備えている。この時計合わせ
部６は、実際にはメモリ７に記憶された時計合わせ処理
を行う時計合わせプログラムであってもよい。タイマ５
は、例として１秒毎に加算される現在時刻を表す時刻信
号を出力する。
び位置データは測定機４に入力される。測定機４は、予
め定める各種データの測定を行い、タイマ５と、時計合
わせ部６と、メモリ７とを備えている。この時計合わせ
部６は、実際にはメモリ７に記憶された時計合わせ処理
を行う時計合わせプログラムであってもよい。タイマ５
は、例として１秒毎に加算される現在時刻を表す時刻信
号を出力する。
【００１９】以下、図２を併せて参照して、本実施例の
動作について説明する。本実施例では、測定機４は、例
として周期的に或いは所定の条件が成立したときなどに
データの測定を行う。以下の説明では、周期的に測定が
行われる場合を想定して説明する。前記時刻合わせ部６
は、恒常的にタイマ５の出力する時刻信号を監視してお
り、ステップａ１では、時刻信号の示す時刻が予め定め
る測定開始時刻になるのを待機する。ステップａ１で測
定開始時刻になったことが判断されると、ステップａ２
でＧＰＳ電波からの時刻データおよび位置データなどの
ＧＰＳデータが取り込まれる。ステップａ３では、時刻
合わせ部６によって、ＧＰＳデータに含まれる時刻デー
タに基づいて、タイマ５の時刻合わせ処理を行う。即
ち、タイマ５の示す時刻をＧＰＳデータに含まれる時刻
データが示す時刻に一致させる。
動作について説明する。本実施例では、測定機４は、例
として周期的に或いは所定の条件が成立したときなどに
データの測定を行う。以下の説明では、周期的に測定が
行われる場合を想定して説明する。前記時刻合わせ部６
は、恒常的にタイマ５の出力する時刻信号を監視してお
り、ステップａ１では、時刻信号の示す時刻が予め定め
る測定開始時刻になるのを待機する。ステップａ１で測
定開始時刻になったことが判断されると、ステップａ２
でＧＰＳ電波からの時刻データおよび位置データなどの
ＧＰＳデータが取り込まれる。ステップａ３では、時刻
合わせ部６によって、ＧＰＳデータに含まれる時刻デー
タに基づいて、タイマ５の時刻合わせ処理を行う。即
ち、タイマ５の示す時刻をＧＰＳデータに含まれる時刻
データが示す時刻に一致させる。
【００２０】ステップａ４では、測定機４によってデー
タの測定が行われる。ステップａ５では、測定されて得
られた測定データ、前記位置データ、および時刻合わせ
されたタイマ５からの時刻信号がメモリ７に記憶され
る。この後、処理はステップａ１に戻り、次の測定開始
時刻になるのを待機する。
タの測定が行われる。ステップａ５では、測定されて得
られた測定データ、前記位置データ、および時刻合わせ
されたタイマ５からの時刻信号がメモリ７に記憶され
る。この後、処理はステップａ１に戻り、次の測定開始
時刻になるのを待機する。
【００２１】このように、本実施例では、タイマ５の時
刻合わせ処理が、測定機１に内蔵された時刻合わせ部６
によって、測定開始時刻になる度に自動的に行われるよ
うにしている。従って、時刻補正機能付き位置検出装置
１が複数用いられても、各時刻補正機能付き位置検出装
置１に内蔵されているタイマ５は、ＧＰＳ電波に基づく
時刻データという共通の時刻に時刻合わせされるので、
各時刻補正機能付き位置検出装置１毎にタイマ５の計時
動作に誤差が生じる事態が解消される。従って、各時刻
補正機能付き位置検出装置１のタイマ５を個別に時計合
わせする必要が解消される。これにより、従来の時計合
わせ処理に要していた多大な人手と労力とが不必要にな
る。
刻合わせ処理が、測定機１に内蔵された時刻合わせ部６
によって、測定開始時刻になる度に自動的に行われるよ
うにしている。従って、時刻補正機能付き位置検出装置
１が複数用いられても、各時刻補正機能付き位置検出装
置１に内蔵されているタイマ５は、ＧＰＳ電波に基づく
時刻データという共通の時刻に時刻合わせされるので、
各時刻補正機能付き位置検出装置１毎にタイマ５の計時
動作に誤差が生じる事態が解消される。従って、各時刻
補正機能付き位置検出装置１のタイマ５を個別に時計合
わせする必要が解消される。これにより、従来の時計合
わせ処理に要していた多大な人手と労力とが不必要にな
る。
【００２２】また本実施例の時刻補正機能付き位置検出
装置１で測定されて得られた測定データは、位置データ
および時刻信号と共にメモリ７に記憶されるので、測定
地点が多岐に亘る場合でも、各測定データ毎に測定位置
を特定することができるので、測定地点の位置的な差を
加味したデータを容易に構成することができる。
装置１で測定されて得られた測定データは、位置データ
および時刻信号と共にメモリ７に記憶されるので、測定
地点が多岐に亘る場合でも、各測定データ毎に測定位置
を特定することができるので、測定地点の位置的な差を
加味したデータを容易に構成することができる。
【００２３】具体的には、時刻補正機能付き位置検出装
置１の使用方法としては、下記のものがある。
置１の使用方法としては、下記のものがある。
【００２４】 時計及びカーナビゲーションを有する
自動車において、時刻補正機能付き位置検出装置から出
力された時刻データによって前記時計を動作させ、同じ
く出力された位置データまたは時刻データによって前記
カーナビゲーションを動作させる。
自動車において、時刻補正機能付き位置検出装置から出
力された時刻データによって前記時計を動作させ、同じ
く出力された位置データまたは時刻データによって前記
カーナビゲーションを動作させる。
【００２５】 時計及び自動車の運行管理装置を有す
る自動車において、時刻補正機能付き位置検出装置から
出力された時刻データによって前記時計を動作させ、同
じく出力された位置データまたは時刻データによって前
記運行管装置を動作させる。
る自動車において、時刻補正機能付き位置検出装置から
出力された時刻データによって前記時計を動作させ、同
じく出力された位置データまたは時刻データによって前
記運行管装置を動作させる。
【００２６】 雨量、気圧、温度又は潮流の状態等を
観測する気象観測装置において、時刻補正機能付き位置
検出装置から出力された時刻データによって観測時刻の
基準となる時計を動作させ、同じくから出力された位置
データによって観測地点を設定する。
観測する気象観測装置において、時刻補正機能付き位置
検出装置から出力された時刻データによって観測時刻の
基準となる時計を動作させ、同じくから出力された位置
データによって観測地点を設定する。
【００２７】 窒素酸化物、騒音、振動等を測定する
公害環境測定装置において、時刻補正機能付き位置検出
装置から出力された時刻データによって測定時刻の基準
となる時計を動作させ、同じく出力された位置データに
よって測定地点を設定する。
公害環境測定装置において、時刻補正機能付き位置検出
装置から出力された時刻データによって測定時刻の基準
となる時計を動作させ、同じく出力された位置データに
よって測定地点を設定する。
【００２８】上記実施例で説明された構成は、本発明の
一実施例を示すものであり、本発明の範囲を限定するも
のではない。本発明は、本発明の精神を逸脱しない範囲
の広範囲の変形例を含むものである。
一実施例を示すものであり、本発明の範囲を限定するも
のではない。本発明は、本発明の精神を逸脱しない範囲
の広範囲の変形例を含むものである。
【００２９】
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、時刻合わ
せ手段は、ＧＰＳ電波から得られた時刻データに基づい
て、この時刻データに対応する時刻にタイマ手段を修正
する時刻合わせ処理を行うようにした。
せ手段は、ＧＰＳ電波から得られた時刻データに基づい
て、この時刻データに対応する時刻にタイマ手段を修正
する時刻合わせ処理を行うようにした。
【００３０】これにより、本発明では、時刻補正機能付
き位置検出装置が複数用いられても、各時刻補正機能付
き位置検出装置に内蔵されているタイマ手段は、ＧＰＳ
電波に基づく時刻データという共通の時刻に時刻合わせ
されるので、各装置毎にタイマ手段の計時動作に誤差が
生じる事態が解消される。従って、各装置のタイマ手段
を個別に時計合わせする必要が解消され、従来の時計合
わせ処理に要していた多大な人手と労力とが不必要にな
る。
き位置検出装置が複数用いられても、各時刻補正機能付
き位置検出装置に内蔵されているタイマ手段は、ＧＰＳ
電波に基づく時刻データという共通の時刻に時刻合わせ
されるので、各装置毎にタイマ手段の計時動作に誤差が
生じる事態が解消される。従って、各装置のタイマ手段
を個別に時計合わせする必要が解消され、従来の時計合
わせ処理に要していた多大な人手と労力とが不必要にな
る。
【００３１】また本発明の時刻補正機能付き位置検出装
置で測定されて得られた測定データは、位置データおよ
び時刻信号と共に記憶手段に記憶されるので、測定地点
が多岐に亘る場合でも、各測定データ毎に測定位置を特
定することができるので、測定地点の位置的な差を加味
したデータを容易に構成することができる。
置で測定されて得られた測定データは、位置データおよ
び時刻信号と共に記憶手段に記憶されるので、測定地点
が多岐に亘る場合でも、各測定データ毎に測定位置を特
定することができるので、測定地点の位置的な差を加味
したデータを容易に構成することができる。
【図１】本実施例の時刻補正機能付き位置検出装置１の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】本実施例の動作を説明するフローチャートであ
る。
る。
１ 時刻補正機能付き位置検出装置 ２ ＧＰＳアンテナ ３ インタフェース部 ４ 測定機 ５ タイマ ６ 時計合わせ部 ７ メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０４Ｇ 5/00 Ｇ０４Ｇ 5/00 Ｊ // Ｇ０１Ｃ 21/00 Ｇ０１Ｃ 21/00 Ａ
Claims (5)
- 【請求項１】位置データと時刻データとを含むＧＰＳ
（Global Positioning System ）電波を受信するＧＰＳ
受信手段と、 前記ＧＰＳ受信手段で受信された前記ＧＰＳ電波から前
記位置データと時刻データとを抽出して出力するデータ
抽出手段と、 時刻の計時動作を行うタイマ手段と、 前記タイマ手段の計時動作を、前記データ抽出手段が抽
出した時刻データに対応する時刻に修正する時刻合わせ
手段と、 前記データ抽出手段が抽出した前記位置データと、前記
タイマ手段からの時刻信号を出力する出力手段とを有す
ることを特徴とする時刻補正機能付き位置検出装置。 - 【請求項２】時計及びカーナビゲーションを有する自動
車において、 前記請求項１記載の時刻補正機能付き位置検出装置の出
力手段から出力された時刻データによって前記時計を動
作させ、 前記出力手段から出力された位置データまたは時刻デー
タによって前記カーナビゲーションを動作させることを
特徴とする自動車。 - 【請求項３】時計及び自動車の運行管理装置を有する自
動車において、 前記請求項１記載の時刻補正機能付き位置検出装置の出
力手段から出力された時刻データによって前記時計を動
作させ、 前記出力手段から出力された位置データまたは時刻デー
タによって前記運行管装置を動作させることを特徴とす
る自動車。 - 【請求項４】雨量、気圧、温度又は潮流の状態等を観測
する気象観測装置において、 前記請求項１記載の時刻補正機能付き位置検出装置の出
力手段から出力された時刻データによって観測時刻の基
準となる時計を動作させ、 前記出力手段から出力された位置データによって観測地
点を設定することを特徴とする気象観測装置。 - 【請求項５】窒素酸化物、騒音、振動等を測定する公害
環境測定装置において、 前記請求項１記載の時刻補正機能付き位置検出装置の出
力手段から出力された時刻データによって測定時刻の基
準となる時計を動作させ、 前記出力手段から出力された位置データによって測定地
点を設定することを特徴とする公害環境測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26866195A JPH09113655A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 時刻補正機能付き位置検出装置及びこれを使用した自動車、気象観測装置、公害環境測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26866195A JPH09113655A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 時刻補正機能付き位置検出装置及びこれを使用した自動車、気象観測装置、公害環境測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09113655A true JPH09113655A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17461655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26866195A Pending JPH09113655A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 時刻補正機能付き位置検出装置及びこれを使用した自動車、気象観測装置、公害環境測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09113655A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007245244A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Toyota Motor Corp | 移動体制御システム及び移動体の可動部の絶対位置算出方法 |
-
1995
- 1995-10-17 JP JP26866195A patent/JPH09113655A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007245244A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Toyota Motor Corp | 移動体制御システム及び移動体の可動部の絶対位置算出方法 |
| JP4513773B2 (ja) * | 2006-03-13 | 2010-07-28 | トヨタ自動車株式会社 | 移動体制御システム及び移動体の可動部の絶対位置算出方法 |
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