JPH11118855A - 電波強度計測装置 - Google Patents

電波強度計測装置

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JPH11118855A
JPH11118855A JP9342312A JP34231297A JPH11118855A JP H11118855 A JPH11118855 A JP H11118855A JP 9342312 A JP9342312 A JP 9342312A JP 34231297 A JP34231297 A JP 34231297A JP H11118855 A JPH11118855 A JP H11118855A
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data
measurement
mobile station
base station
electric field
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JP9342312A
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Inventor
Takuo Ishiwaka
卓夫 石若
Naoki Honda
直記 本多
Sunao Suzuki
直 鈴木
Toru Takagi
徹 高木
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動電話、放送等の電波の強度を簡易かつ迅
速に計測、集約する。 【解決手段】 多数の移動局3において、携帯電話4が
電波の強度を計測し、ナビゲーション装置5が位置を計
測し、その計測データを1組のデータとして記憶する。
移動局3と基地局2との通信不能エリア内を移動してい
る場合でも計測を継続し、記憶したデータを通信不能エ
リアから離れた時に基地局2へ送信する。これにより、
計測したい全てのエリアの電波の強度を効率良く集約で
き、計測期間や計測費用を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動電話、放送等
のサービスエリアを明らかにするための電波強度計測装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動電話、放送等のサービスエリ
アを求めるに当っては、電界強度等を計測する計測機を
搭載した車両が、計測を行ないたい全ての場所を移動し
て電界強度や位置を計測し、その計測データを通信回線
で基地局に送信していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、移動電話、放
送等のサービスエリアはサービス拡大のため高い頻度で
変化しているので、電界強度等の最新計測データで更新
する必要がある。また、従来使用されていたこのような
計測機は、専用機なので、高価であり、したがって計測
機を搭載した計測車両も高価となり、多数準備すること
は困難であった。よって、専用機を搭載した数少ない車
両で電界強度等を計測していたので、長期間の計測にな
るうえに計測に要する費用も膨大であった。
【0004】さらに、車両が計測データを記憶せずに計
測した時点で基地局へ送信しているので、通信可能な場
所を走行している場合はその場所の計測データを問題な
く基地局へ送信できるが、トンネル等の電波の遮断され
る通信不能エリアでは移動局からの送信を基地局は受信
できないから、基地局では、移動局が計測中であるのか
否か、どこを走行中であるのか判断ができないととも
に、結果的に、通信不能エリア内で移動局が計測した計
測データは失われていた。このため、基地局は、車両が
計測した全ての場所の計測データを効率的に集約するこ
とができなかった。
【0005】また、電界強度等は、通信事業者によって
おのずと異なるうえに、さらに計測機の機種によっても
受信感度が異なるから、計測車両搭載の専用の計測機に
よる計測データだけでは、個々のサービスエリアを精度
良く確定することができない。したがって、この発明は
このような従来の問題点に着目し、電界強度計測等の費
用を低減させ、迅速に計測でき、詳細な計測データを集
約できる計測装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】移動局で電波強度を計測
し、その計測データを基地局に集める電波強度計測装置
において、移動局は、第一の通信手段と、電波強度計測
手段と、当該移動局の位置を計測する位置計測手段と、
第一の記憶手段と、電波強度計測手段で計測した電波強
度データと、位置計測手段で計測した位置データとを含
む計測データを1組のデータとして記憶手段に記憶させ
る第一の制御手段とを有し、基地局は、第二の通信手段
と、第一及び第二の通信手段を介して移動局から送信さ
れる計測データを第二の記憶手段に記憶させる第二の制
御手段とを有するものとした。
【0007】第一及び第二の通信手段のうち少なくとも
第一の通信手段が、携帯電話であることが好ましい。第
一の通信手段及び電波強度計測手段が、携帯電話である
ことが望ましい。移動局は、日時計測手段を備え、基地
局へ送信される計測データに日時データを含むことが好
ましい。基地局へ送信される計測データに通信事業者名
データを含むことが望ましい。基地局へ送信される計測
データに携帯電話の機種名データを含むことが好まし
い。第二の記憶手段が、一時記憶装置とデータベースか
らなり、第二の制御手段は移動局から送信された計測デ
ータを一時記憶装置に記憶させ、一時記憶装置に記憶さ
れたデータを用いてデータベースの記憶内容を計測位置
別に更新することができる。
【0008】
【作用】移動局が電波強度と位置を計測し、計測データ
を1組のデータとして記憶するため、移動局と基地局と
の通信不能エリア内を移動している場合でも計測を継続
し、通信不能エリアから離れた時に基地局へ送信するか
ら、電波強度及び位置データを全て基地局へ集めること
ができる。よって、移動局は計測したい全てのエリアの
電波強度を計測できる。移動局から出力された計測デー
タを基地局が収集することで、電波強度計測装置は計測
したい全てのエリアの電波強度を集約できる。
【0009】なお、移動局の通信手段及び電波強度計測
手段として携帯電話を用いた場合、電波強度計測機のコ
ストを低減できると共に、気軽に持ち運べるから電波強
度計測機を多数準備できる。また、移動局は、日時計測
機能を有することにより、日時データを作成できる。
【0010】計測を行なう通信事業者名のデータを、計
測データと同じ1組のデータとして記憶させることで、
個々の通信事業者毎のサービスエリアを良い精度で確定
することができる。計測した携帯電話の機種名のデータ
を、計測データと同じ1組のデータとして記憶させるこ
とで、個々の携帯電話の機種毎のサービスエリアを優れ
た精度で確定することができる。移動局の記憶手段の計
測データを一時記憶装置に収集すれば、第二の制御装置
はデータベースの計測内容を効率良く位置別に更新、集
約できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を実施例
により説明する。この実施例では、図1に示すように、
一つの基地局2に対して複数の移動局3を配し、各移動
局、例えば車両に積む計測機として携帯電話4を使用す
る。図2は、移動局3の構成を示すブロック図である。
携帯電話4はセルラゲートウエイ13を介して制御装置
6に接続され、制御装置6にはナビゲーション装置5
と、ハードディスクあるいはフラッシュメモリなどから
構成される記憶装置7とが接続されている。電波を受信
している携帯電話4には、外部インタフェースコネクタ
(芯線数10本または16本)が付属し、この外部イン
タフェースコネクタからは、受信レベルを示す情報を出
力されるようになっている。例えば、下りシリアル信号
が600bps調歩同期方式で出力されている。本実施
例では電波の強度を電界強度データとして説明を行なっ
ているが、ビットエラーレート等の通信品質を表わすデ
ータをもとに計測を行なっても効果は全く同様である。
【0012】セルラゲートウエイ13は、携帯電話4か
らの下りシリアル信号を制御装置6に対応した信号へ変
換をする。制御装置6は、セルラゲートウエイ13を介
して得た信号から電界強度データを抽出することで、受
信しているエリアの電界強度データを得られる。下りシ
リアル信号には、計測した通信事業者名のデータと携帯
電話4の機種名のデータを含んでいる。なお、電界強度
データは、1以下、2〜3、28〜29、30以上(単
位はdbμ)で区分けし、0000〜1111の16段
階で、例えば、500ms程度の時間毎に適宜出力され
ている。
【0013】ナビゲーション装置5は、車両の走行して
いる位置をGPS、ジャイロ、車速パルス等を用いて緯
度と経度を計測し、モニタに表示した地図に重ねて位置
を表示し、また、RS232C等の汎用インターフェイ
スを備えて制御装置6に接続されている。
【0014】制御装置6は電界強度のデータを取得した
時点で、ナビゲーション装置5から位置データを出力さ
せる。制御装置6は、日時計測機能を持ち、位置データ
を取得した時点で、日時データを作成し、その日時デー
タと共に電界強度及び位置データを記憶装置7へ1組の
データとして記録させる。
【0015】図3は、基地局2の構成を示すブロック図
である。基地携帯電話8は、携帯電話4と同様に外部イ
ンタフェースコネクタを備え、セルラゲートウエイ14
を介して基地制御装置12に接続され、基地制御装置1
2にはハードディスク等からなる一時記憶装置9と、基
地制御装置12へ指令及び情報入力できるキーボード、
タッチパネル等の入力装置10と、データベース11と
が接続されている。入力装置10の操作により、移動局
3の記憶装置7の電界強度及び位置データを携帯電話4
から基地携帯電話8へ送信させる。一時記憶装置9は、
基地制御装置12が電界強度及び位置データを受信した
順で収集する。さらに、基地制御装置12は、一時記憶
装置9に記憶した電界強度及び位置データについて演算
処理や統計処理を行い、最新の電界強度及び位置データ
で更新してからデータベース11に集約する。
【0016】図4は、移動局3の記憶装置7に記憶する
電界強度及び位置データの構成を示す。データ1は電界
強度を計測した日時であり、年、月、日、時、分の順に
記憶されている。データ2、3は、電界強度の計測を行
なった位置の緯度及び経度であり、度を単位として少数
点第6位まで記憶している。データ4は計測した電界強
度であり、dbμを単位として記憶する。なお、偶数値
で記憶している。
【0017】図5は、一時記憶装置9に記憶している電
界強度及び位置データの構成を示す。データ1は、一時
記憶装置9に記憶されたデータの通し番号であり、記憶
した順に割り振られている。データ2は、電界強度を計
測した日時であり、年、月、日、時、分の順に記憶され
ている。データ3、4は、電界強度の計測を行なった位
置の緯度及び経度であり、度を単位として少数点第6位
まで記憶している。データ5は計測した電界強度データ
であり、dbμを単位として記憶している。
【0018】図6は、データベース11に記憶している
電界強度及び位置データの構成を示す。データ1、2
は、電界強度を計測した位置の緯度及び経度であり、少
数点以下第3位までの値を持つものとする。データ4〜
13は、過去10回分の電界強度データを履歴として記
憶し、基地制御装置12が演算処理を行なう前のデータ
である。データ3は更新された電界強度データであり、
0以外の数値を持つデータ4〜13の10個の電界強度
データを基地制御装置12が演算処理で平均したもので
ある。
【0019】図7は、移動局3の制御装置6が記憶装置
7へ電界強度及び位置データを記憶させる流れを示す。
制御装置6はステップ101で携帯電話4からの信号を
受け電界強度データを受けると所定の最低値を満たして
いるか判断する。満たす場合、ステップ104に進み、
満たしていない時、ステップ102へ進む。ステップ1
02では、携帯電話4からの電界強度データの抽出を開
始してから、2秒経過したかどうか判断する。2秒以上
経って最低値を満たせない場合、ステップ103に進
み、2秒未満の場合、ステップ101へ戻る。
【0020】ステップ103では、電界強度データを0
とする。ステップ104では、制御装置6からの出力要
求でナビゲーション装置5が応答し、制御装置6に位置
データを入力する。ステップ105では、制御装置6が
日時データを作成する。ステップ106では、制御装置
6は取得した電界強度及び位置データを日時データと共
に1組のデータとして記憶装置7に記憶させている。
【0021】図8は、基地局2の基地制御装置12によ
り一時記憶装置9に電界強度及び位置データを記憶する
流れを示す。ステップ201では、入力装置10の操作
に基き基地局2から特定の移動局3を呼び出し、携帯電
話4、基地携帯電話8による通信回線が確立すると、ス
テップ202に進む。ステップ202では、移動局3の
記憶装置7の電界強度及び位置データを基地局2に送信
させるための電界強度及び位置データ送信要求信号を、
基地局2から移動局3に送信する。ステップ203で
は、移動局3が電界強度及び位置データ送信要求信号を
受信した時、制御装置6による割り込み処理で受け付
け、所定のプロセスを起動して、電界強度及び位置デー
タ送信開始信号及び記憶装置7に蓄えたデータ総数Mの
情報を基地局2はこれらを受信する。
【0022】ステップ204では、一時記憶装置9内の
データ総数Xカウンタをクリアする。それから、一時記
憶装置9に記憶されたデータの末尾の番号を調べるとと
もにその番号をデータ番号Yカウンタに書き込む。ステ
ップ205では、データ総数Xカウンタ及びデータ番号
Yカウンタをインクリメントする。
【0023】ステップ206では、基地局2は、移動局
3から送信されるX番目の電界強度及び位置データを受
信する。ステップ207では、受信したX番目の電界強
度及び位置データが、記憶した順で通し番号を割り振ら
れ一時記憶装置9に格納される。そして、この追加の電
界強度及び位置データは順次最後のデータの後に追加さ
れるものとする。ステップ208では、データ総数カウ
ンタXが、データ総数Mを超えているか判断し、超えて
いない場合にはステップ205に戻り、順次電界強度及
び位置データの受信を繰り返す。超えている場合にはス
テップ209に進む。ステップ209では、移動局3の
記憶装置7内にある送信済みの電界強度及び位置データ
に対し、削除信号を基地局2から移動局3へ送信する。
【0024】図9は、基地制御装置により電界強度及び
位置データを基地局2のデータベース11へ集約する流
れを示す。ステップ301では、データ番号Nに初期値
1を書き込む。ステップ302では、一時記憶装置9か
らデータ番号Nのデータを基地制御装置12へ読み込
む。ステップ303では、移動局3のナビゲーション装
置5の誤差を考慮し、一時記憶装置9に記憶された位置
データの緯度及び経度の少数点第4位以下を、演算処理
でそれぞれ四捨五入する。
【0025】ステップ304では、演算処理された緯度
及び経度に対応する電界強度データがデータベース11
にあるか判断する。ある場合にはステップ306へ進
み、存在しない場合にはステップ305へと進む。ステ
ップ305では、緯度及び経度のデータ列に対応する電
界強度データを新規に作成する。すなわち、データ番号
1及び2には緯度及び経度の値が書き込まれ、データ4
にはデータ番号Nの電界強度データが書き込まれる。デ
ータ5〜13はまだ電界強度を計測されていないから全
て0のデータ列となる。その処理後、ステップ313へ
と進む。
【0026】ステップ306では、データベース11に
記憶されているデータ4〜13の10個のデータを読み
込む。ステップ307では、ステップ306において読
み込んだ10個の電界強度データ全てが、実際計測され
て0以外の値をもっているかどうか判断する。全て計測
されている場合は、ステップ308に進み、一つでも計
測されていない場合であればステップ309へと進む。
ステップ308では、データ番号Nの電界強度データ
が、データベース11にある既存の同じ位置における最
新10位までの順位の電界強度データに入るかどうか
を、基地制御装置12が計測データに含まれている日時
データで判断する。データ番号Nの電界強度データの方
が最新の電界強度データである場合にはステップ310
へ進み、最新の電界強度データがない場合、ステップ3
14に進む。
【0027】ステップ309では、基地制御装置12に
読み込んだデータ4〜13の中の電界強度データが0と
なっているところに、データ番号Nの電界強度データで
上書きする。ステップ310では、データ4〜13の中
で最古の電界強度データを、データ番号Nの電界強度デ
ータで上書きする。ステップ311では、データ4〜1
3の電界強度データの平均値を演算する。
【0028】ステップ312では、既存のデータ3をス
テップ311で演算した電界強度の平均値のデータで上
書きする。ステップ313では、データベース11を基
地制御装置12で処理した新しいデータ1〜13の値で
上書きする。ステップ314では、データ番号Nの値を
インクリメントする。ステップ315では、一時記憶装
置9に記憶された電界強度及び位置データを全て同様に
処理したかどうかを判断する。終了してなければステッ
プ302へとすすみ、順次処理を繰り返す。終了してい
る場合にはステップ316へと進む。ステップ316で
は、一時記憶装置9の内容を全てクリアする。
【0029】なお、上述の説明では、データ構成に通信
事業者名及び機種名のデータを省いたが、図4、図5、
図6に示したデータ構成にそれぞれこれらのデータ項目
を追加することにより、位置データ(緯度、経度)と同
様に通信事業者別、機種別に集約することができる。本
実施例における携帯電話4は、発明の第一の通信手段を
構成している。基地携帯電話8は、第二の通信手段を構
成している。携帯電話4は、電波強度計測手段を構成し
ている。ナビゲーション装置5は位置計測手段を構成し
ている。記憶装置7は、第一の記憶手段を構成してい
る。そして、一時記憶装置9とデータベース11とで第
二の記憶手段を構成している。
【0030】実施例は以上のように構成され、移動局3
が安価であると共に気軽に持ち運びできる多数の携帯電
話4を用いて電界強度を計測し、位置データ及び日時デ
ータと共に記憶装置7に記憶しておいてから基地局2へ
送信するので、移動局3と基地局2との通信不能エリア
内を移動している場合でも計測を継続し、通信不能エリ
アから離れた時に基地局2へ送信することにより、電界
強度及び位置データを全て基地局2へ集めることができ
る。よって、移動局3は計測したい全てのエリアの電界
強度を迅速に計測できる。基地局2が受信した順で一時
記憶装置9に記憶し、さらに、演算及び統計処理が行な
われた後、データベース11に収集される。よって、電
界強度計測装置1は計測したい全てのエリアの最新の電
界強度を効率良く集約できる。さらに、計測期間や計測
費用を低減できる。
【0031】計測を行なう通信事業者名のデータを、計
測データと同じ1組のデータとして記憶することで、個
々の通信事業者毎のサービスエリアを良い精度で確定で
きる。計測した携帯電話の機種名のデータを、計測デー
タと同じ1組のデータとして記憶することで、個々の携
帯電話の機種毎のサービスエリアを優れた精度で確定で
きる。
【0032】なお、通信事業者名及び機種名のデータ
は、携帯電話4からの出力に含ませていたが、入力手段
で各通信業者名を制御装置6に入力してもよい。さら
に、ナビゲーション装置5のリモコン等から制御装置6
へ入力してもよい。基地制御装置12の命令による遠隔
操作以外に、移動局3が運転者の視覚やナビゲーション
装置5等による自らの判断で通信可能エリアだと確認で
きれば、通信可能エリアを走行している間だけ基地携帯
電話8へ電界強度及び位置データを送信してもよい。記
憶装置7の電界強度及び位置データを一定間隔で制御装
置6が通信可能エリアを走行している間だけ基地携帯電
話8へ送信してもよい。
【0033】1秒間隔などの一定時間間隔でナビゲーシ
ョン装置5が位置データを制御装置6へ入力しても良
い。この場合には位置データを一時的にバッファに保存
する。ナビゲーション装置5がGPS信号を受信できる
場合には、ナビゲーション装置5から日時データを取得
してもよい。電界強度及び位置データをデータベース1
1に集約する場合、基地制御装置12に対し入力装置1
0からプロセス実行のコマンドが入力された場合でもよ
いし、基地制御装置12が一定時間間隔で起動してもよ
いし、一時記憶装置9に新規の電界強度データが書き込
まれる度に起動しても良い。なお、上記実施例では、車
両に対し携帯電話を設けたものを示したが、携帯電話は
気軽に持ち運びできるから車両に限定されることなく、
船、航空機または歩行者でもよい。
【0034】
【発明の効果】移動局が電波強度と位置を計測し、計測
データを1組のデータとして記憶するため、移動局と基
地局との通信不能エリア内を移動している場合でも計測
を継続し、通信不能エリアから離れた時に基地局へ送信
するから、電波強度及び位置データを全て基地局へ集め
ることができる。よって、移動局は計測したい全てのエ
リアの電波強度を計測できる。移動局から出力された計
測データを基地局が収集することで、電波強度計測装置
は計測したい全てのエリアの電波強度を集約できる。よ
って、計測期間や計測費用を低減できる。
【0035】なお、移動局の通信手段及び電波強度計測
手段として携帯電話を用いた場合、電波強度計測機のコ
ストを低減できると共に、気軽に持ち運べるので簡単に
移動局を多数準備できるから、移動電話、放送等のサー
ビスエリアを迅速に計測できる。また、移動局は、日時
計測機能を有することにより、日時データが作成でき
る。
【0036】計測を行なう通信事業者名のデータを、計
測データと同じ1組のデータとして記憶させることで、
個々の通信事業者毎のサービスエリアを良い精度で確定
できる。計測した携帯電話の機種名のデータを、計測デ
ータと同じ1組のデータとして記憶させることで、個々
の携帯電話の機種毎のサービスエリアを優れた精度で確
定できるので、詳細な計測データになる。移動局の記憶
手段の計測データを一時記憶装置に収集してからデータ
ベースに記憶させることにより、データベースの計測内
容を効率良く位置別に更新、集約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す図である。
【図2】移動局の構成を示すブロック図である。
【図3】基地局の構成を示すブロック図である。
【図4】移動局の記憶装置に記憶される電界強度及び位
置データの構成を示す図である。
【図5】基地局の一時記憶装置に記憶される電界強度及
び位置データの構成を示す図である。
【図6】基地局のデータベースに記憶される電界強度及
び位置データの構成を示す図である。
【図7】移動局の記憶装置へ電界強度及び位置データを
記憶させる流れを示すフローチャートである。
【図8】基地局の一時記憶装置に電界強度及び位置デー
タを記憶する流れを示すフローチャートである。
【図9】電界強度及び位置データを基地局のデータベー
スへ集約する流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電界強度計測装置 2 基地局 3 移動局 4 携帯電話 5 ナビゲーション装置 6 制御装置 7 記憶装置 8 基地携帯電話 9 一時記憶装置 10 入力装置 11 データベース 12 基地制御装置 13 セルラゲートウエイ 14 セルラゲートウエイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 徹 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局で電波の強度を計測し、その計測
    データを基地局に集める電波強度計測装置において、前
    記移動局は、第一の通信手段と、電波強度計測手段と、
    当該移動局の位置を計測する位置計測手段と、第一の記
    憶手段と、電波強度計測手段で計測した電波強度データ
    と位置計測手段で計測した位置データとを含む計測デー
    タを1組のデータとして記憶手段に記憶させる第一の制
    御手段とを有し、基地局は、第二の通信手段と、第一及
    び第二の通信手段を介して前記移動局から送信される計
    測データを第二の記憶手段に記憶させる第二の制御手段
    とを有することを特徴とする電波強度計測装置。
  2. 【請求項2】 前記第一及び第二の通信手段のうち少な
    くとも第一の通信手段が、携帯電話であることを特徴と
    する請求項1記載の電波強度計測装置。
  3. 【請求項3】 前記第一の通信手段及び前記電波強度計
    測手段が、前記携帯電話であることを特徴とする請求項
    1記載の電波強度計測装置。
  4. 【請求項4】 前記移動局は、日時計測手段を備え、前
    記基地局へ送信される前記計測データに日時データを含
    むことを特徴とする請求項1、2または3記載の電波強
    度計測装置。
  5. 【請求項5】 前記基地局へ送信される前記計測データ
    に通信事業者名データを含むことを特徴とする請求項
    1、2、3または4記載の電波強度計測装置。
  6. 【請求項6】 前記基地局へ送信される前記計測データ
    に前記携帯電話の機種名データを含むことを特徴とする
    請求項1、2、3、4または5記載の電波強度計測装
    置。
  7. 【請求項7】 第二の記憶手段が、一時記憶装置とデー
    タベースからなり、前記第二の制御手段は前記移動局か
    ら送信された計測データを前記一時記憶装置に記憶さ
    せ、前記一時記憶装置に記憶されたデータを用いて前記
    データベースの記憶内容を計測位置別に更新することを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の電
    波強度計測装置。
JP9342312A 1997-10-20 1997-10-20 電波強度計測装置 Pending JPH11118855A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001320320A (ja) * 2000-05-10 2001-11-16 Scoreboard Inc 無線システムにおける受信信号レベルデータの収集処理方法と装置
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