JP4513773B2 - 移動体制御システム及び移動体の可動部の絶対位置算出方法 - Google Patents
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Description
このような移動体では、可動部に所望の運動をさせるために、可動部の絶対位置が算出される。可動部の絶対位置の算出は、本体位置算出部が算出する本体の絶対位置と、駆動量検出部が検出する駆動量を用いて行われる。すなわち、アクチュエータの駆動量から本体に対する可動部の相対位置を算出し、算出した可動部の相対位置と本体の絶対位置から、可動部の絶対位置が算出される。
なお、上述した信号を利用して本体の絶対位置を検出する移動体については、特許文献1に開示されている。
例えば、本体に関節を介して接続された可動部によって脚部が構成され、脚部を駆動することによって目標位置まで移動する移動体では、脚部の位置を基準として制御することがある。しかし、上述したように、本体の絶対位置の算出に時差が生じると、脚部の絶対位置が正確に算出されない。したがって、実際には脚部が目標位置に到達しているにもかかわらず、脚部が目標位置に到達していないと判定されるために、さらに脚部が駆動される。従って、移動体を目標位置で停止させることができない。
この移動体制御システムでは、駆動量検出部で検出されるアクチュエータの駆動量は検出時刻と共に順に記憶部に記憶される。また、本体位置算出部は、信号受信部が受信した各アンテナからの複数の信号に基づいて信号受信部の絶対位置を算出するとともに、信号の受信時刻情報を出力する。すると、駆動量特定部が、受信時刻情報をキーとして、記憶部に記憶されている駆動量の中からその受信時刻情報に最も近い時刻に検出されたアクチュエータの駆動量を特定する。これによって、信号の受信時刻と同じ時点におけるアクチュエータの駆動量が特定される。可動部位置算出部は、本体位置算出部が算出した絶対位置と、駆動量特定部で特定した駆動量から、可動部の位置を特定する。従って、信号を受信した時点における可動部の絶対位置を精度良く算出することができる。
すなわち、補正部は、予め設定された動作パターンで本体に動作を行わせながら所定の時間間隔で本体位置算出部により信号受信部の絶対位置を算出し、本体に行わせた動作と本体位置算出部で算出した信号受信部の絶対位置軌道とのずれから、タイマで計時される時刻と本体位置算出部で出力される受信時刻情報とのズレを補正する。この方法によると、簡易な方法で両者のズレを補正することができる。
なお、現在の絶対位置を予測する方法としては、可動部位置算出部で算出された絶対位置と、その時点から現在までの本体及び可動部への移動指令値とに基づいて算出することができる。
この方法によると、可動部の絶対位置を精度良く算出することができる。
(形態1)ロボット制御システムは、ロボットと、GPS信号出力装置と、複数のGPSアンテナによって構成されている。
(形態2)GPS信号出力装置は、時刻をカウントする時刻カウント部を備えており、GPS信号出力装置が時刻カウント部でカウントされた送信時刻情報を含んだ信号を各GPSアンテナに出力することによって、各GPSアンテナから同時に、送信時刻情報を含んだGPS電波が送信される。
(形態3)ロボットは、頭部と、頭部に取り付けられている第1可動部と、第1可動部に取り付けられている第2可動部と、・・、第n−1可動部に取り付けられている第n可動部を有している。頭部と第1可動部は関節によって接続されており、各可動部間も関節によって接続されている。各関節を駆動することによって、その関節によって接続されている各可動部が相対的に移動する。
(形態4)可動部群の一部によって脚部が構成されており、脚部の関節を駆動することによってロボットは歩行する。
(形態5)頭部には、GPSセンサ(GPS受信装置)が設置されている。
(形態6)GPSセンサは、GPS電波を受信し、受信したGPS電波を分析することでGPSセンサ自体の絶対位置を検出する。GPS電波によって伝送されるデータには、そのGPS電波を発信した時刻データが含まれている。GPSセンサは、検出された絶対位置と時刻データを出力する。
(形態7)各関節はモータを備えている。モータによって関節を駆動すると、その関節によって接続されている可動部が運動する。
(形態8)各モータはエンコーダを有しており、エンコーダはモータの回転角度を検出する。
(形態9)ロボットは制御装置を有している。制御装置は、GPSセンサと各エンコーダと各モータに電気的に接続されている。
(形態10)制御装置は、足部の絶対位置を算出する座標算出部を有している。座標算出部は、GPSセンサから出力されたGPSセンサの絶対位置及び時刻データと、各エンコーダの検出値から、足部の先端の絶対位置を算出する。
(形態11)制御装置は、各エンコーダの検出値と、座標算出部が算出した足部の先端の絶対位置に基づいて、モータに制御指令値を出力し、ロボットを歩行させる。
(形態12)座標算出部は、時刻をカウントするタイマと、GPSセンサから出力される本体の絶対位置と時刻データを読取る第1読取部と、各エンコーダの検出値を読取ると共にその検出時刻をタイマで計測する第2読取部と、第2読取部で読取った検出値をその検出時刻と関連付けて記憶する記憶部と、第1読取部で読取った時刻データをキーとして記憶部が記憶している検出値の中から、その時刻データと最も近い時刻データと関連付けられた検出値を特定する特定部と、第1読取部で読取った絶対位置と特定部で特定された検出値に基づいて可動部の絶対位置を算出する算出部を備えている。
図1に示すように、ロボット10は、頭部12と、胴体部14と、腿部16、18と、脛部20、22と、足部24、26によって構成されている。頭部12と胴体部14は、関節30によって接続されている。胴体部14と腿部16は、関節32、34によって接続されている。腿部16と脛部20は、関節36によって接続されている。脛部20と足部24は、関節38によって接続されている。胴体部14と腿部18は、関節40、42によって接続されている。腿部18と脛部22は、関節44によって接続されている。脛部22と足部26は、関節46によって接続されている。腿部16、脛部20、足部24、及び関節32、34、36、38によって、右脚部50が形成されている。腿部18、脛部22、足部26、及び関節40、42、44、46によって、左脚部52が形成されている。
また、各関節には図示しないモータが配されている。モータを駆動することによって、各関節が駆動され、各関節の角度が変更される。各モータはエンコーダを有しており、エンコーダはモータの回転量を検出することによって、関節の角度φ1〜φ9を検出する。各モータ及び各エンコーダは、図3に示すように、後述する制御装置60に接続されている。
なお、GPSセンサ58が、受信したGPS信号に基づいて絶対位置Aを検出(算出)するには、各GPSアンテナ104a〜104dから送信されたGPS電波を分析して絶対位置Aを演算する必要がある。従って、GPS信号を受信してから絶対位置Aが検出されるまでには、ある程度の時間を要する。受信したGPS信号から絶対位置Aを演算する手順については、従来公知であるため、ここでは、その詳細な説明については省略する。
なお、エンコーダから各関節30〜46の関節角φ1〜φ9を読み取る周期は、GPSセンサ58でGPS信号を受信してから絶対位置を出力するまでの周期と比較して短く設定されている。関節角φ1〜φ9を読み取る周期とGPSセンサ58で絶対位置を出力する周期との関係を図6に模式的に示している。図6に示すように、GPSセンサ58から絶対位置を1回出力する間に、エンコーダの関節角φ1〜φ9が複数回読み取られ、記憶部76に記憶されている。
すなわち、データ特定部78には、GPSセンサ58から時刻データtiと時刻tiにおける頂点12aの絶対位置データAtiが所定周期で入力される。データ特定部78は、時刻データtiを入力されると、記憶部76が記憶している時刻データsを検索し、入力された時刻データtiと最も近い時刻データsnを特定する。そして、特定した時刻データsnと関連付けられている角度データφ1〜φ9を読取る。また、データ特定部78は、記憶部76から角度データφ1〜φ9を読取ると、その読取った角度データφ1〜φ9より前に記憶された角度データφ1〜φ9及び時刻データsを消去する。そして、読取った角度データφ1〜φ9と、GPSセンサ58から入力された絶対位置データAtiを算出部80に入力する。
すなわち、算出部80には、データ特定部78から、絶対位置データAtiと、角度データφ1〜φ9が所定周期で入力される。算出部80は、データ特定部78からデータが入力される毎に、入力された各データから時刻tiにおける先端部24a、26aの絶対位置AMti、APti算出する。
まず、角度データφ1〜φ9から先端部24a、26aの相対位置を算出する方法について説明する。まず、ロボット内座標軸について説明し、その後に、相対位置を算出する手順について説明する。
ロボット10の基本姿勢は、図4に示す関節を伸ばした姿勢に設定されている。また、ロボット10の正面方向をx′軸、垂直方向をz′軸、x′軸及びz′軸と直行する方向をy′軸とするx′y′z′座標系(ロボット10の座標系)が設定されている。
また、各点(関節30〜46、頂点12a、先端部24a、26a)の位置は、相対位置ベクトルl1〜l11によって規定されている。ベクトルl1〜l11は、各点と隣接する下流側(頂点12a側を上流とする)の点の相対位置を示している。l1〜l11は、ロボット10の各部の寸法によって定まる定数である。例えば、基本姿勢における点26aの点46に対する相対位置は、ベクトルl11=(0,0,l11)によって規定する。また、各関節30〜46の角度φ1〜φ9は、基本姿勢に対する角度によって規定する。
以上のような設定の下で、点24a、26aの時刻tiにおける相対位置(相対位置データMti、Pti)の算出が行われる。
図2における点24aの点38に対する相対位置M6は、ベクトルl6方向をz6軸、関節38の回転軸方向をy6軸、z6軸及びy6軸と直行する方向をx6軸としたx6y6z6座標系(足部24の座標系)によって規定する。従って、点24aの点38に対する相対位置M6は、(0,0,l6)となる。次に、x6y6z6座標系で示されている点24aの相対位置M6を、ベクトルl5方向をz5軸、関節38の回転軸方向をy5軸、z5軸及びy5軸と直行する方向をx5軸としたx5y5z5座標系(脛部20の座標系)における相対位置M5(xm5,ym5,zm5)に座標変換する。相対位置M5は、ベクトルM6を回転軸y5周りに角度φ5回転させることで得られる。すなわち、
次に、算出した相対位置M5を、同じx5y5z5座標系における点36に対する相対位置M5′(xm5′,ym5′,zm5′)に座標変換する。相対位置M5′は、相対位置M5をベクトルl5分スライドさせた座標であるので、
次に、算出部80は、軸足判定部84から、現在の軸足を読取る。そして、その軸足の各関節と関節30の角度から頭部12の姿勢角度を算出する。
すなわち、軸足側の足部(接地足)は、床面と平行となっている。従って、頭部12の姿勢角度は、軸足側の足部から頭部12までの関節角によって求めることができる。図5に示すように、頭部12の姿勢角度は、ベクトルl1とz′軸とのx′軸周りでの傾斜角度φ0x及びy′軸周りでの傾斜角度φ0yによって示される。例えば、図2に示すように、脚部52が軸足である場合には、次の式で算出される。
次に、ベクトルM1′、ベクトルP1′と、角度φ0x及び角度φ0yから、x′y′z′座標系(ロボット10の座標系)における点24aの点12aに対する相対位置M0(xm0,ym0,zm0)及びx′y′z′座標系における点26aの点12aに対する相対位置P0(xp0,yp0,zp0)を算出する。相対位置M0、P0の算出は、相対位置M1′、P1′を、角度φ0x及び角度φ0yによって座標変換することで求められる。すなわち、
算出部80は、まず、入力された絶対位置データAti及び前回の処理周期で入力された絶対位置データAti−1から、ロボット10の進行方向を算出する。ロボット10の進行方向は、x軸との角度θによって表すことができる。
角度θを算出すると、算出部80は、x′y′z′座標系の相対位置データMti,Ptiをxyz座標系における先端部24a、26aの絶対位置データAMti、APtiに座標変換する。絶対位置データAMti、APtiは、相対位置データMti,Ptiをz軸周りに角度θだけ回転し、絶対位置データAtiだけスライドすることで得られる。すなわち、
すなわち、予測位置算出部82には、絶対位置データAMti、APtiが所定周期で入力される。予測位置算出部82は、先端部24a,26aが絶対位置データAMti、APtiにあった時点から現在までに各モータに出力した移動指令値を制御部62から読取る。そして、読取った移動指令値から予測される先端部24a,26aの相対移動値と、入力された絶対位置データAMti、APtiから現在の先端部24a,26aの絶対位置AM0、AP0を予測する。
予測位置算出部82が予測した絶対位置データAM0、AP0は制御部62に入力される。
なお、制御部62が各モータへ出力するトルク指令値を算出する手順については、従来公知の方法を用いることができるため、ここでは、その詳細な説明については省略する。
図7に示すように制御装置60は、まず、GPSセンサ58から絶対位置データAtiと時刻データtiが入力されたか否かを判定する(ステップS2)。GPSセンサ58からのデータ入力がない場合(ステップS2でNO)は、制御装置60は処理をそのまま終了する。GPSセンサ58からのデータ入力がある場合(ステップS2でYES)は、ステップS4に進む。
角度データφ1〜φ9を読み出すと、制御装置60は、入力された時刻データtiより前の時点の記憶部76に記憶されている角度データφ1〜φ9を消去する(ステップS6)。これによって、記憶部76から不要なデータが消去される。
図8に示すように、時刻データ同期処理が開始されると、制御装置60は、まず、ロボット10を直立させて(ステップS36)、ロボット10の頭部12の初期位置Ap(xp,yp)取得する(ステップS38)。すなわち、制御装置60は、GPSセンサ58から頭部12の絶対位置データが出力されるまで待機し、GPSセンサ58から絶対位置データが出力されると、その出力された絶対位置データを初期位置Apとして記憶する。
次に、制御装置60は、ステップS42で順次取得した絶対位置データAtiのy座標ytiと、時刻データtiをグラフにプロットする(図10参照、ステップS46)。また、制御装置60は、ステップS44で順次取得した関節角φ1とステップS38で取得した頭部12の初期位置から、時刻snのときの頭部12のy座標ysnを次の式より算出する。なお、次式のθは、上述したロボット10の向きとx軸との角度である。算出された頭部12のy座標ysnと時刻データsnはグラフにプロットされる(ステップS48)。
また、本実施例のロボット制御システム100では、ロボット10の脚部50、52を床面に対して移動させない状態で、関節30を駆動してロボット10の頭部12に首振り運動を行わせる。そして、首振り運動を行いながら所定周期でGPSセンサ58から出力される絶対位置を検出し、また、関節30の角度φ1を読み取って頭部12のy座標ysnを算出する。そして、GPSセンサ58に基づく頭部12のy座標ysnと、エンコーダの検出値に基づく頭部12のy座標ytiを比較して、時刻データtと時刻データsのズレ時間Δtを算出する。これによって、絶対位置を精度よく算出することができる。
また、本実施例のロボット制御システム100では、制御装置60で算出された先端部24a,26aの絶対位置から現在の先端部24a,26aの絶対位置を予測し、その予測した絶対位置に基づいて軌道データを修正する。このため、ロボット10は、目標軌道を正確に歩行し、目標位置で正確に停止することができる。
また、上述した実施例では、記憶部76に角度データφ1〜φ9を記憶したが、本発明はこのような形態に限られない。例えば、制御装置60は、検出した関節角φ1〜φ9から相対位置データMti、Ptiを算出し、その算出した相対位置データMti、Ptiを記憶部に記憶するようにしてもよい。
また、上述した実施例では、時刻データの同期処理において、ysnとytiを算出し、比較したが、本発明はこのような形態に限られない。例えば、関節角φ1と、y座標ytiをそれぞれグラフにプロットすることによっても、それらの軌道の位相ずれからズレ時間Δtを求めることができる。すなわち、頂点12aの位置変化を示す他の形式のデータをGPSセンサの検出値及び関節角φ1から算出し、それらを比較することによって時刻データを同期させることができる。
また、上述の実施例ではロボット10を直立させた状態で関節30だけを駆動させて時刻データの同期処理を行ったが、足部24、26を移動させない状態で、他のさまざまな動作を行うことによっても時刻データの同期処理を行うことができる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
12:頭部
12a:頂点
14:胴体部
16、18:腿部
20、22:脛部
24、26:足部
24a、26a:先端部
30〜46:関節
50:右脚部
52:左脚部
58:GPSセンサ
60:制御装置
62:制御部
70:座標算出部
72:時刻カウント部
76:記憶部
78:データ特定部
80:算出部
82:予測位置算出部
84:軸足判定部
86:時刻データ同期部
100:ロボット制御システム
102:GPS信号出力装置
104a〜104d:GPSアンテナ
106:時刻カウント部
Claims (5)
- 空間内を移動する移動体と、前記空間内に対して信号を送信する信号送信装置とを備えた移動体制御システムであって、
信号送信装置は、
信号の出力時刻情報を含む信号を繰り返し出力する信号出力装置と、
信号出力装置と接続されており、信号出力装置が出力した信号を前記空間内に送信する複数のアンテナ、
を備えており、
移動体は、
本体と、
その本体に関節を介して結合された可動部と、
関節を駆動するアクチュエータと、
本体に取付けられ、信号送信装置の各アンテナが空間に送信する信号を受信する信号受信部と、
信号受信部が受信した各アンテナからの複数の信号から信号受信部の絶対位置を算出するとともに、信号の受信時刻情報を出力する本体位置算出部と、
アクチュエータの駆動量を検出する駆動量検出部と、
本体位置算出部で算出した絶対位置と駆動量検出部で検出されたアクチュエータの駆動量から可動部の絶対位置を算出する絶対位置算出部と、を備えており、
その絶対位置算出部は、
駆動量検出部でアクチュエータの駆動量を検出した時刻を計時するタイマと
所定の時間間隔で駆動量検出部により検出されるアクチュエータの駆動量をタイマで計時された検出時刻と共に順に記憶する記憶部と、
本体位置算出部から出力された受信時刻情報に最も近い時刻に検出されたアクチュエータの駆動量を、記憶部に記憶されている駆動量の中から特定する駆動量特定部と、
本体位置算出部で算出した絶対位置と、駆動量特定部で特定した駆動量から、可動部の絶対位置を算出する可動部位置算出部を備えていることを特徴とする移動体制御システム。 - 絶対位置算出部は、タイマで計時される時刻と本体位置算出部で出力される受信時刻情報とのズレを補正する補正部をさらに有していることを特徴とする請求項1の移動体制御システム。
- 補正部は、予め設定された動作パターンで本体に動作を行わせながら所定の時間間隔で本体位置算出部によって信号受信部の絶対位置を算出し、本体に行わせた動作と本体位置算出部で算出した信号受信部の絶対位置軌道とのズレから、タイマで計時される時刻と本体位置算出部で出力される受信時刻情報とのズレを補正することを特徴とする請求項2の移動体制御システム。
- 絶対位置算出部は、可動部位置算出部によって算出された可動部の絶対位置に基づいて、現在の可動部の絶対位置を予測する予測位置算出部をさらに有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかの移動体制御システム。
- 本体と、その本体に関節を介して結合された可動部と、関節を駆動するアクチュエータと、信号を受信する信号受信部と、アクチュエータの駆動量を検出する駆動量検出部と、時刻を計時するタイマと、データを記憶する記憶部を備えた空間内を自由に移動する移動体と、
信号の出力時刻情報を含む信号を出力する信号出力装置と、信号出力装置と接続されており、信号出力装置が出力した信号を前記空間内に送信する複数のアンテナを備えた信号送信装置、
を備えた移動体制御システムにおいて、移動体の可動部の絶対位置を算出する方法であって、
駆動量検出部で検出されたアクチュエータの駆動量をその検出時刻と共に所定の時間間隔で順に記憶部に記憶するステップと、
信号送信装置の各アンテナから出力時刻情報を含む信号を送信するステップと、
信号送信装置の各アンテナから送信された信号を信号受信部で受信し、受信した各アンテナからの複数の信号から信号受信部の絶対位置を算出するとともに、信号の受信時刻情報を出力するステップと、
受信時刻情報に最も近い時刻に検出されたアクチュエータの駆動量を、記憶部に記憶されている駆動量の中から特定するステップと、
算出した信号受信部の絶対位置と、特定した駆動量から、可動部の絶対位置を算出するステップを有することを特徴とする算出方法。
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