JPH09113503A - 流体の製品固有の定性パラメータを測定するための方法及び装置 - Google Patents

流体の製品固有の定性パラメータを測定するための方法及び装置

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JPH09113503A
JPH09113503A JP8224336A JP22433696A JPH09113503A JP H09113503 A JPH09113503 A JP H09113503A JP 8224336 A JP8224336 A JP 8224336A JP 22433696 A JP22433696 A JP 22433696A JP H09113503 A JPH09113503 A JP H09113503A
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fluid
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sensors
temperature
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JP8224336A
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Stephan Dittrich
ステファン・デイートリッヒ
Hubert Koukol
フーベルト・コウコル
Robert Koukol
ロベルト・コウコル
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Centec Ges fur Lab & Prozessmesstechnik GmbH
Sentetsuku G fur Lab & Purots
Sentetsuku G fur Lab & Purotsuesumeesutehiniiku Mbh
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Centec Ges fur Lab & Prozessmesstechnik GmbH
Sentetsuku G fur Lab & Purots
Sentetsuku G fur Lab & Purotsuesumeesutehiniiku Mbh
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    • G01N33/14Beverages
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 びんや缶などに納められたビールなどのアル
コールを含有する流体中のアルコール,砂糖,炭酸ガ
ス,酸素ガス等の製品固有の定性パラメータを、煩雑な
下準備を要することなく、簡単かつ正確に測定する方法
及び装置を提供すること。 【解決手段】 びんや缶などの容器(12)内に納めら
れた、特にアルコールを含有する流体(14)の定性パ
ラメータを測定する。この測定のために各パラメータの
検出に対応したセンサ(22,24,26,28)が設
けられる。この測定を極めて簡単に、かつ煩雑な下準備
をすることなく、又、クロス感度を回避して行なうため
に、当該流体の定性パラメータは容器内に占める条件の
下で測定され、まず流体は容器内に占める圧力の下で温
度調節ユニット(32)へ運ばれてセンサの温度に対応
する温度に設定され、次いで、センサへ向けて運ばれ、
ここで正確な測定が行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にアルコールを
含有するとともに、びんや缶などの容器に納められた流
体の製品固有の定性パラメータを測定するための方法に
関し、ここにおいて、定性パラメータはセンサによって
検出されるものである。又、本発明は特にアルコールを
含有するとともに、びんや缶などの容器に納めされた流
体の製品固有の定性パラメータを、密度/音速センサ、
酸素ガスセンサ、炭酸ガスセンサないしは色センサなど
のセンサによって検出して測定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】例えば、
測定すべき流体としてビールの製品固有の定性パラメー
タを測定する従来の方法においては、炭酸ガスの除去や
濾過処理あるいは温度調節などの煩わしい測定のための
下準備が必要であり、これによってクロス感度(cross-
sensitivity)が回避される。このような下準備は、し
かしながら、しばしば誤操作の原因となる。例えば、炭
酸ガスの除去の際にアルコール分を失ってしまうなどの
誤操作を招く。そして、この下準備工程を自動化するこ
とも可能であるが、工程が煩雑になることと費用がかか
る点においては改善し得ない。
【0003】従って、本発明は上記諸事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は流体の製品固有の定性パラ
メータをクロス感度を回避しつつ煩雑な下準備なしに、
簡単にかつ、極めて正確に測定し、再現可能な測定方法
及び装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる測定方法においては、流体の定性パ
ラメータが容器内に占める条件の下で決定され、流体は
容器内に占める圧力の下で、まず、測度調節ユニットに
運ばれて、1個又は複数個のセンサの温度に対応する温
度に設定され、次いで、該センサに向けて運ばれるよう
になっている。
【0005】本発明によれば、流体の製品固有の定性パ
ラメータを予め下準備なしに容器内に占める条件の下で
測定することができ、測定検査流体を容器から直接引出
すことができる。
【0006】ここにおいて、容器には流体搬送のため
に、不活性ガス圧を付与することができ、これによっ
て、容器内にある流体が所定の圧力状態を維持する。流
体はまずこの正圧によって連続加熱器などの温度調節ユ
ニットに運ばれ、ここで、測定検査流体が周囲温度、す
なわち、センサが有する温度に設定される。従って、個
々のセンサの温度調節が不要となるとともに温度の違い
によるドリフトを回避することができる。
【0007】測定すべき流体をセンサに向けて運ぶため
に容器内に正圧を発生させるガスとしては、窒素などの
不活性ガス又は酸素や炭酸ガスの値を測定する場合に
は、それらを含まないガスが用いられる。不活性ガス
は、好ましくは3〜4バールの圧力で容器内に付与され
る。
【0008】流体は、測定すべき定性パラメータに応じ
て一連に接続されたセンサに連続的あるいはバッチの態
様で供給される。流体は酸素ガス、炭酸ガスの測定及び
色測定に関しては、連続供給が行われ、他方、密度やア
ルコールの測定の場合には、流体が静まった状態で各パ
ラメータの測定が行われる。
【0009】センサを煩わしい校正(カリブレーショ
ン)の前処理なしにセットするために、定性パラメータ
の測定前にセンサを温度調節された流体で十分にすすぐ
とともに洗浄する処理が施される。
【0010】特筆すべきことは、流体のアルコール含有
量の測定に際しては、その測定に影響する含有物質を前
以て除去することなしにその測定を行い得ることであ
る。ここでは、影響を及ぼす物質の濃度を測定し、これ
で補正すればよい。これによって、本発明では、クロス
感度(cross-sensitivity)によるアルコール測定にお
ける不正確性が生じない利点がある。
【0011】本発明に係る測定装置においては、容器が
正圧供給源に接続され、その容器からこれに挿入可能な
流体案内配管が延出するとともに温度調節ユニットのと
ころで連通し、この温度調節ユニットから当該配管がセ
ンサへ導かれ、当該配管がその端部において圧力保持弁
を備えた構成を提案するものである。
【0012】特に、この正圧供給源は不活性ガスの供給
源であり、容器に挿入可能な2重孔針を介して該容器と
接続可能であり、この2重孔針から流体案内配管が延出
する構成が提案される。
【0013】各センサは配管に列をなして接続される。
又、温度調節ユニットにあっては、連続流加熱器などの
加熱器が望ましい。
【0014】更なる本発明の利点、特徴は以下に添付図
面を参照して説明される発明の形態より理解されるであ
ろう。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明においては、図1に示すよ
うに、例えば、びん12などの容器内に納められたビー
ルなどの流体の製品固有の定性パラメータを、温度及び
圧力などの容器12内の条件の下で、予め測定の下準備
をすることなく測定することができる。この測定のため
に、容器12には2重孔針16を備えた直接閉成機構が
差込まれており、容器12内の流体14は所定の圧力状
態に維持される。この2重孔針16を介して不活性ガス
からなる正圧供給源18から容器12内に、例えば3〜
4バールの正圧が付与され、これによって流体14は2
重孔針16から延出した流体案内配管20を介して後置
された種々のセンサへと運ばれる。そして、これらセン
サによって流体14の製品固有の定性パラメータ、例え
ばアルコール、砂糖、炭酸ガス、酸素ガスや色、吸光
値、ペーハー値が測定される。
【0016】配管20には複数のセンサが列をなして配
置されている。すなわち、この実施の形態では、密度/
音速センサ22,酸素ガスセンサ24,炭酸ガスセンサ
26ならびに色センサ28が設けられている。更に、密
度/音速センサ22には温度センサ30が取付けられて
いる。
【0017】個々のセンサの温度調節を行い、温度差に
起因するドリフトを回避するために、配管20内を流れ
る流体14は、これらのセンサ22,24,26,28
に達する前にこれらのセンサがさらされていると同じ周
囲温度に設定される。このため、流体14は、まず、温
度調節ユニットを構成する連続流加熱器32へと流され
る。この加熱器32は配管20に接続されている。連続
流加熱器32は、この内部に加熱すべき流体を連続的に
流した状態で該流体を加熱する。
【0018】配管20の終端部には針形弁34が設けら
れており、この弁34を介して配管20内の圧力が所要
範囲に保持されている。この弁34以降では流体が自由
に排出される。
【0019】測定の最初に、まず、流体の一部が温度調
節ユニットを構成する加熱器32によって暖められて流
され、この流体の流れによって各センサ22,24,2
6,28がすすがれるとともに洗浄される。センサ2
2,24,26,28が前以て温度調節されるのと同時
に、これらのセンサによって得られた測定値が順次チェ
ックされ、これが一定値に達した後に流体の第2の部分
がセンサ22,24,26,28へと供給され、ここで
実際の製品固有の定性パラメータを測定することができ
る。
【0020】容器12内にビールがある場合、以下の一
連に接続されたセンサが用いられる。
【0021】密度/音速センサ22によって、基本の風
味、アルコール及びエキスなどの含有量を示す密度及び
音速が測定される。センサ24及び26によって炭酸含
有量を示す炭酸ガスと酸素含有量を示す酸素ガスが測定
される。測光器で構成された色センサ28によって吸光
値及び色の測定が行われる。これに続いて、ペーハー測
定器も設けられる。
【0022】炭酸ガス、酸素ガス、吸光値ならびに色の
測定のために利用されるセンサ24,26,28には流
体の測定流が連続して流される。これに対して、密度/
音速センサ22においては、流れが止った静かな状態で
密度及び音速の測定が行われる。
【0023】本発明の装置によれば、アルコール、砂
糖、炭酸ガス、酸素ガス、吸光値、色などの製品固有の
定性パラメータを、容器12内に流体14がある状態で
前以て下準備することなく測定することができる。ここ
において、流体14の測定される流れは連続流加熱器3
2によって連続して加熱されて、センサ22,24,2
6,28の温度に設定される。この場合、この温度はセ
ンサの周囲温度が望ましい。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、びんや
缶などに納められたビールなどのアルコールを含有する
流体の製品固有の定性パラメータ、すなわちアルコー
ル,砂糖,炭酸ガス,酸素ガス等の測定を、煩雑な下準
備なしに、簡単かつ正確に行なうことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の概要図で、測定すべ
き流体としてのビール内の各種定性パラメータを測定す
る態様を示す。
【符号の説明】
12 容器(びん) 14 流体(ビール) 16 2重孔針 18 正圧供給源 20 流体案内配管 22 密度/音速センサ 24 酸素ガスセンサ 26 炭酸ガスセンサ 28 色センサ 30 温度センサ 32 連続流加熱器(温度調節ユニット) 34 針形弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロベルト・コウコル ドイツ連邦共和国、63452 ハナウ、リュ ッカーシュトラーセ 14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特にアルコールを含有し、びん又は缶など
    の容器に納められた流体の製品固有の定性パラメータを
    測定し、当該定性パラメータがセンサによって検出され
    る方法であって、当該流体の定性パラメータが当該容器
    内に占める条件の下で測定され、当該流体は当該容器内
    に占める圧力の下で、まず温度調節ユニットへ運ばれ
    て、当該センサの温度に対応する温度に設定され、次い
    で、当該センサへ運ばれてなることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】流体搬送のために当該容器には不活性ガス
    圧が付与されることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】窒素などの不活性ガス又は酸素ないしは炭
    酸ガスのないガスを3〜4バールの圧力で当該容器内へ
    供給してなることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】当該流体を、測定すべき定性パラメータに
    応じて、一連に接続されたセンサに対して、連続して又
    はバッチの態様で供給してなることを特徴とする請求項
    1に記載の方法。
  5. 【請求項5】定性パラメータの測定の前に、当該センサ
    を温度調節された流体で濯ぐとともに洗浄してなること
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】当該流体のアルコール含有量を測定するに
    際し、当該測定に影響する含有物質を除去することなし
    に、当該含有物質の濃度を測定するとともに補正してな
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】特に、アルコール分を含有し、びん又は缶
    などの容器(12)に納めされた流体(14)の製品含
    有の定性パラメータを、密度/音速センサ、酸素ガスセ
    ンサ、炭酸ガスセンサないしは色センサ等のセンサ(2
    2,24,26,28)により検出して測定してなる装
    置であって、前記容器(12)が正圧供給源(18)に
    接続され、当該容器へ挿入可能な流体案内配管(20)
    が当該容器から延出するとともに温度調節ユニット(3
    2)のところで連通し、当該ユニットから当該配管がセ
    ンサ(22,24,26,28)へ導かれ、当該配管の
    一端部に圧力保持弁(34)が設けられてなることを特
    徴とする装置。
  8. 【請求項8】前記正圧供給源は不活性ガス圧供給源であ
    るとともに当該容器(12)に挿入可能な2重孔針(1
    6)を介して当該容器(12)と接続可能であり、当該
    2重孔針(16)から流体案内配管(20)が延出して
    なることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】前記センサ(22,24,26,28)は
    当該配管(20)に列をなして接続されてなることを特
    徴とする請求項7に記載の装置。
  10. 【請求項10】前記温度調節ユニットは、連続流加熱器
    などの加熱器であることを特徴とする請求項7に記載の
    装置。
JP8224336A 1995-08-07 1996-08-07 流体の製品固有の定性パラメータを測定するための方法及び装置 Withdrawn JPH09113503A (ja)

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DE19528950A DE19528950A1 (de) 1995-08-07 1995-08-07 Verfahren und Vorrichtung zur Bestimmung produktspezifischer Qualitätsparameter einer Flüssigkeit
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EP (1) EP0758086B1 (ja)
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