JPH09113205A - レゾルバ励磁装置 - Google Patents
レゾルバ励磁装置Info
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- JPH09113205A JPH09113205A JP7271475A JP27147595A JPH09113205A JP H09113205 A JPH09113205 A JP H09113205A JP 7271475 A JP7271475 A JP 7271475A JP 27147595 A JP27147595 A JP 27147595A JP H09113205 A JPH09113205 A JP H09113205A
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- 230000005284 excitation Effects 0.000 title claims description 27
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 8
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 24
- 230000010356 wave oscillation Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M3/00—Conversion of dc power input into dc power output
- H02M3/22—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
- H02M3/24—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters
- H02M3/28—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac
- H02M3/325—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal
- H02M3/335—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
- H02M3/33507—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of the output voltage or current, e.g. flyback converters
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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- H02M7/00—Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
- H02M7/42—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
- H02M7/44—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
- H02M7/48—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
- H02M7/53—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
- H02M7/537—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L1/00—Stabilisation of generator output against variations of physical values, e.g. power supply
-
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- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L5/00—Automatic control of voltage, current, or power
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03B—GENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
- H03B11/00—Generation of oscillations using a shock-excited tuned circuit
- H03B11/04—Generation of oscillations using a shock-excited tuned circuit excited by interrupter
- H03B11/10—Generation of oscillations using a shock-excited tuned circuit excited by interrupter interrupter being semiconductor device
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置構成の簡素化を図り、大幅なコスト低減
を実現する。 【解決手段】 コンデンサ2、コイル素子4、及び変圧
器3の一次側コイル31により共振回路を構成する。ス
イッチングトランジスタ5により共振回路と車載バッテ
リ1との接続を所定のデューティで断続して共振回路を
励振する。そして、変圧器3の二次側コイル32の出力
をレゾルバの励磁巻線に供給する。
を実現する。 【解決手段】 コンデンサ2、コイル素子4、及び変圧
器3の一次側コイル31により共振回路を構成する。ス
イッチングトランジスタ5により共振回路と車載バッテ
リ1との接続を所定のデューティで断続して共振回路を
励振する。そして、変圧器3の二次側コイル32の出力
をレゾルバの励磁巻線に供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレゾルバの励磁巻線
に交流電源を供給するレゾルバ励磁装置に関する。
に交流電源を供給するレゾルバ励磁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レゾルバは励磁巻線を固定側に有し、回
転する出力巻線にその回転角に応じた出力電圧を誘起す
るもので、種々の制御機器において、回転角検出に使用
されている。このようなレゾルバを作動させるために
は、通常、20〜30Vで7KHz程度の交流信号を上
記励磁巻線に与える必要がある。従来、このようなレゾ
ルバ励磁装置は、オペアンプ等を使用した正弦波発振回
路と、得られた正弦波発振信号を電流増幅して上記励磁
巻線へ供給するラインドライバ回路とで構成している。
転する出力巻線にその回転角に応じた出力電圧を誘起す
るもので、種々の制御機器において、回転角検出に使用
されている。このようなレゾルバを作動させるために
は、通常、20〜30Vで7KHz程度の交流信号を上
記励磁巻線に与える必要がある。従来、このようなレゾ
ルバ励磁装置は、オペアンプ等を使用した正弦波発振回
路と、得られた正弦波発振信号を電流増幅して上記励磁
巻線へ供給するラインドライバ回路とで構成している。
【0003】さらに、レゾルバ励磁装置を車両に搭載す
る場合には、車載バッテリの定格電圧(12V程度)か
ら必要電圧までの昇圧を行うDC/DCコンバータを設
ける必要がある。なお、特開平5−52587号公報に
は、図3に示すように、正弦波発振用のIC71を使用
し、このIC71の発振信号を低域通過フィルタ72で
フィルタリングした後、プッシュプル型のラインドライ
バ回路73で電流増幅してレゾルバ励磁巻線へ供給する
ものが示されている。
る場合には、車載バッテリの定格電圧(12V程度)か
ら必要電圧までの昇圧を行うDC/DCコンバータを設
ける必要がある。なお、特開平5−52587号公報に
は、図3に示すように、正弦波発振用のIC71を使用
し、このIC71の発振信号を低域通過フィルタ72で
フィルタリングした後、プッシュプル型のラインドライ
バ回路73で電流増幅してレゾルバ励磁巻線へ供給する
ものが示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のレ
ゾルバ励磁装置では、比較的複雑な構成の正弦波発振回
路とラインドライバ回路を必要とするため、コストアッ
プが避けられないという問題がある。上記公報に記載の
装置では、正弦波発振回路にICを使用することにより
設置スペースの増大が抑えられ、回路製作上の手間も軽
減されるが、ラインドライバ回路とこれを作動させる正
負の電源を必要とすることから、コスト低減は未だ十分
ではない。
ゾルバ励磁装置では、比較的複雑な構成の正弦波発振回
路とラインドライバ回路を必要とするため、コストアッ
プが避けられないという問題がある。上記公報に記載の
装置では、正弦波発振回路にICを使用することにより
設置スペースの増大が抑えられ、回路製作上の手間も軽
減されるが、ラインドライバ回路とこれを作動させる正
負の電源を必要とすることから、コスト低減は未だ十分
ではない。
【0005】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るもので、装置構成の簡素化と、さらには電源回路の簡
易化により、大幅なコスト低減を実現したレゾルバ励磁
装置を提供することを目的とする。
るもので、装置構成の簡素化と、さらには電源回路の簡
易化により、大幅なコスト低減を実現したレゾルバ励磁
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、コンデンサ(2)とコイル(31、4)により共振
回路を構成し、この共振回路にスイッチング手段(5、
61、62、63)にって所定のデューティで直流電源
(1)を通電して励振する。そして、この共振回路の出
力をレゾルバの励磁巻線に供給する。
は、コンデンサ(2)とコイル(31、4)により共振
回路を構成し、この共振回路にスイッチング手段(5、
61、62、63)にって所定のデューティで直流電源
(1)を通電して励振する。そして、この共振回路の出
力をレゾルバの励磁巻線に供給する。
【0007】このような構成によれば、励振された共振
回路には正弦波出力が現れ、これをレゾルバ励磁巻線へ
供給することにより、複雑な構成の正弦波発振回路は不
要となる。また、共振回路は電力供給能力の大きいもの
が容易に実現できるから、その出力インピーダンスが小
さくなるように設計すれば、従来のラインドライバ回路
も不要である。
回路には正弦波出力が現れ、これをレゾルバ励磁巻線へ
供給することにより、複雑な構成の正弦波発振回路は不
要となる。また、共振回路は電力供給能力の大きいもの
が容易に実現できるから、その出力インピーダンスが小
さくなるように設計すれば、従来のラインドライバ回路
も不要である。
【0008】したがって、回路構成が格段に簡易なもの
となるとともに、正負の特別な電源を準備する必要がな
いから電源回路も簡素化され、大幅なコスト低減が実現
される。請求項2に記載の発明では、共振回路のコイル
として変圧器(3)の一次側コイル(31)を使用し、
二次側コイル(32)の出力をレゾルバの励磁巻線に供
給する。
となるとともに、正負の特別な電源を準備する必要がな
いから電源回路も簡素化され、大幅なコスト低減が実現
される。請求項2に記載の発明では、共振回路のコイル
として変圧器(3)の一次側コイル(31)を使用し、
二次側コイル(32)の出力をレゾルバの励磁巻線に供
給する。
【0009】このような構成によれば、共振回路の出力
を変圧器によって昇圧することができる。したがって、
電源電圧がレゾルバ励磁巻線への供給用としては低い場
合にも、DC/DCコンバータを設けることなく十分な
電圧出力を励磁巻線へ供給することができる。これによ
り、更なる回路構成の簡易化とコスト低減が実現され
る。
を変圧器によって昇圧することができる。したがって、
電源電圧がレゾルバ励磁巻線への供給用としては低い場
合にも、DC/DCコンバータを設けることなく十分な
電圧出力を励磁巻線へ供給することができる。これによ
り、更なる回路構成の簡易化とコスト低減が実現され
る。
【0010】請求項3に記載の発明では、変圧器(3)
の二次側コイルを二つ(32、33)設けて、その一つ
(33)の出力をスイッチング手段(5、61、62、
63、64、65、66、67)にフィードバックして
いる。この構成によれば、レゾルバ励磁巻線へ供給され
る出力が常にモニタされてスイッチング手段の作動に反
映されるから、外乱に無関係に励磁巻線への出力を一定
に維持することができる。
の二次側コイルを二つ(32、33)設けて、その一つ
(33)の出力をスイッチング手段(5、61、62、
63、64、65、66、67)にフィードバックして
いる。この構成によれば、レゾルバ励磁巻線へ供給され
る出力が常にモニタされてスイッチング手段の作動に反
映されるから、外乱に無関係に励磁巻線への出力を一定
に維持することができる。
【0011】
(第1実施形態)図1にはレゾルバ励磁装置の回路構成
を示す。図において、所定の定格電圧(例えば12V)
の車載バッテリ1には直列に、コンデンサ2、コイル素
子4、およびMOS型のスイッチングトランジスタ(以
下、単にトランジスタという)5が接続されている。
を示す。図において、所定の定格電圧(例えば12V)
の車載バッテリ1には直列に、コンデンサ2、コイル素
子4、およびMOS型のスイッチングトランジスタ(以
下、単にトランジスタという)5が接続されている。
【0012】変圧器3が設けられ、その一次側コイル3
1は上記コンテンサ2に並列に接続されるとともに、そ
の二次側コイル32は図略のレゾルバの励磁巻線へ至っ
ている。このようなコンデンサ2と、コイル素子4およ
び一次側コイル31により、所定の共振周波数(7KH
z程度)を有する共振回路が構成されている。トランジ
スタ5のゲートにはオペアンプ61の出力端子が接続さ
れており、当該オペアンプ61の非反転入力端子には基
準電圧発生回路63が接続されている。コンパレータ6
1の反転入力端子には三角波発生回路62の出力信号6
2aが入力されており、この三角波信号62aの周波数
は上記共振周波数と一致している。なお、基準電圧発生
回路63の電圧Vcは三角波信号62aの電圧範囲を横
切るように設定されている。
1は上記コンテンサ2に並列に接続されるとともに、そ
の二次側コイル32は図略のレゾルバの励磁巻線へ至っ
ている。このようなコンデンサ2と、コイル素子4およ
び一次側コイル31により、所定の共振周波数(7KH
z程度)を有する共振回路が構成されている。トランジ
スタ5のゲートにはオペアンプ61の出力端子が接続さ
れており、当該オペアンプ61の非反転入力端子には基
準電圧発生回路63が接続されている。コンパレータ6
1の反転入力端子には三角波発生回路62の出力信号6
2aが入力されており、この三角波信号62aの周波数
は上記共振周波数と一致している。なお、基準電圧発生
回路63の電圧Vcは三角波信号62aの電圧範囲を横
切るように設定されている。
【0013】このような構成において、三角波信号62
aの電圧が基準電圧Vcよりも低くなるとコンパレータ
61の出力は「H」レベルとなり、トランジスタ5が導
通する。反対に、三角波信号62aの電圧が基準電圧V
cよりも高くなるとコンパレータ61の出力が「L」レ
ベルになって、トランジスタ5は非導通となる。これに
より、トランジスタ5は三角波信号62aと同一の周波
数で、上記基準電圧Vcで決まる所定のONデューティ
で導通作動する。この場合、基準電圧Vcが高く設定さ
れるとONデューティは大きくなり、基準電圧Vcが低
く設定されるとONデューティは小さくなる。
aの電圧が基準電圧Vcよりも低くなるとコンパレータ
61の出力は「H」レベルとなり、トランジスタ5が導
通する。反対に、三角波信号62aの電圧が基準電圧V
cよりも高くなるとコンパレータ61の出力が「L」レ
ベルになって、トランジスタ5は非導通となる。これに
より、トランジスタ5は三角波信号62aと同一の周波
数で、上記基準電圧Vcで決まる所定のONデューティ
で導通作動する。この場合、基準電圧Vcが高く設定さ
れるとONデューティは大きくなり、基準電圧Vcが低
く設定されるとONデューティは小さくなる。
【0014】このように所定のデューティでスイッチン
グ作動するトランジスタ5により、共振回路には正弦波
発振が生じる。この正弦波発振信号は変圧器3で昇圧さ
れ(例えば20V程度)、二次側コイル32からレゾル
バの励磁巻線へ供給される。なお、昇圧後の正弦波発振
信号の電圧振幅は上記基準電圧Vcを変更して、トラン
ジスタ5のONデューティを変えることにより調整する
ことができる。
グ作動するトランジスタ5により、共振回路には正弦波
発振が生じる。この正弦波発振信号は変圧器3で昇圧さ
れ(例えば20V程度)、二次側コイル32からレゾル
バの励磁巻線へ供給される。なお、昇圧後の正弦波発振
信号の電圧振幅は上記基準電圧Vcを変更して、トラン
ジスタ5のONデューティを変えることにより調整する
ことができる。
【0015】このように、本実施形態によれば、コンデ
ンサ2とコイル31、4による共振回路により、直流信
号から簡易な構成で正弦波信号を得ることができる。ま
た、当該共振回路の一部をなす変圧器3により正弦波信
号の昇圧が可能であるから、従来のDC/DCコンバー
タのような昇圧回路が不要である。さらには、変圧器3
の二次側コイル32のコイル径等を調整して、その出力
インピーダンスを十分小さくすることにより、レゾルバ
励磁巻線へ十分な電流を供給することが可能であり、ラ
インドライバ回路も不要である。
ンサ2とコイル31、4による共振回路により、直流信
号から簡易な構成で正弦波信号を得ることができる。ま
た、当該共振回路の一部をなす変圧器3により正弦波信
号の昇圧が可能であるから、従来のDC/DCコンバー
タのような昇圧回路が不要である。さらには、変圧器3
の二次側コイル32のコイル径等を調整して、その出力
インピーダンスを十分小さくすることにより、レゾルバ
励磁巻線へ十分な電流を供給することが可能であり、ラ
インドライバ回路も不要である。
【0016】したがって、従来のようなラインドライバ
用の正負の特別な電源を準備する必要もなく、総じて、
回路構成が大幅に簡易となって、低コスト化が実現され
る。また、電力変換効率も従来に比して全体に向上す
る。なお、本実施形態において、所望の共振インピーダ
ンスが実現できる場合には、コンデンサ2に直列接続さ
れる単独のコイル素子4は不要である。また、このコイ
ル素子4の位置に、変圧器3の一次側コイル31を置く
ことも可能である。
用の正負の特別な電源を準備する必要もなく、総じて、
回路構成が大幅に簡易となって、低コスト化が実現され
る。また、電力変換効率も従来に比して全体に向上す
る。なお、本実施形態において、所望の共振インピーダ
ンスが実現できる場合には、コンデンサ2に直列接続さ
れる単独のコイル素子4は不要である。また、このコイ
ル素子4の位置に、変圧器3の一次側コイル31を置く
ことも可能である。
【0017】また、レゾルバ励磁巻線への出力インピー
ダンスを十分低くでき、またバッテリ電圧も十分高い
(例えば24V)場合には、変圧器を特に設けず、発振
回路とレゾルバの励磁巻線を直接結ぶようにしても良
い。 (第2実施形態)既に説明したように、基準電圧発生回
路63の基準電圧Vcにより変圧器3で昇圧後の正弦波
発振信号の電圧(すなわちレゾルバ励磁巻線への印加電
圧)を調整することができるが、この電圧調整を更に確
実に行う構成を図2に示す。
ダンスを十分低くでき、またバッテリ電圧も十分高い
(例えば24V)場合には、変圧器を特に設けず、発振
回路とレゾルバの励磁巻線を直接結ぶようにしても良
い。 (第2実施形態)既に説明したように、基準電圧発生回
路63の基準電圧Vcにより変圧器3で昇圧後の正弦波
発振信号の電圧(すなわちレゾルバ励磁巻線への印加電
圧)を調整することができるが、この電圧調整を更に確
実に行う構成を図2に示す。
【0018】図において、変圧器3の二次側コイルは二
つ設けられ、一方32がレゾルバに接続されるととも
に、他方33が全波整流回路64に入力している。全波
整流後の直流電圧Vdは差動増幅器65へ入力され、こ
こで基準電圧Vcとの偏差が算出される。偏差信号は比
例積分回路66を経てリミッタ67へ入力され、このリ
ミッタ67の出力信号がコンパレータ61にて三角波信
号62aと比較される。
つ設けられ、一方32がレゾルバに接続されるととも
に、他方33が全波整流回路64に入力している。全波
整流後の直流電圧Vdは差動増幅器65へ入力され、こ
こで基準電圧Vcとの偏差が算出される。偏差信号は比
例積分回路66を経てリミッタ67へ入力され、このリ
ミッタ67の出力信号がコンパレータ61にて三角波信
号62aと比較される。
【0019】なお、リミッタ67は、電源投入時に比例
積分回路66の出力電圧が三角波信号62aの電圧より
も高くなってコンパレータ出力が「H」レベルに振り切
ってしまうのを防止するためのものである。本実施形態
によれば、レゾルバへの実際の正弦波信号電圧に比例し
た変圧器二次側の電圧が全波整流回路64を経てフィー
ドバックされ、このフィードバック電圧Vdが正確に基
準電圧Vcと一致するようにトランジスタ5の導通デュ
ーティが制御される。したがって、外乱等があってもレ
ゾルバへの正弦波信号電圧が常に適正に維持される。
積分回路66の出力電圧が三角波信号62aの電圧より
も高くなってコンパレータ出力が「H」レベルに振り切
ってしまうのを防止するためのものである。本実施形態
によれば、レゾルバへの実際の正弦波信号電圧に比例し
た変圧器二次側の電圧が全波整流回路64を経てフィー
ドバックされ、このフィードバック電圧Vdが正確に基
準電圧Vcと一致するようにトランジスタ5の導通デュ
ーティが制御される。したがって、外乱等があってもレ
ゾルバへの正弦波信号電圧が常に適正に維持される。
【図1】本発明の第1実施形態における、レゾルバ励磁
装置の回路図である。
装置の回路図である。
【図2】本発明の第2実施形態における、レゾルバ励磁
装置の回路図である。
装置の回路図である。
【図3】従来のレゾルバ励磁装置の回路図である。
1…車載バッテリ、2…コンデンサ、3…変圧器、31
…一次側コイル、32、33…二次側コイル、4…コイ
ル素子、5…スイッチングトランジスタ、61…コンパ
レータ、62…三角波発生回路、63…基準電圧発生回
路、64…全波整流回路、65…差分増幅器、66…比
例積分回路、67…リミッタ。
…一次側コイル、32、33…二次側コイル、4…コイ
ル素子、5…スイッチングトランジスタ、61…コンパ
レータ、62…三角波発生回路、63…基準電圧発生回
路、64…全波整流回路、65…差分増幅器、66…比
例積分回路、67…リミッタ。
Claims (3)
- 【請求項1】 交流電圧で励磁される励磁巻線と、回転
角に応じた交流出力電圧を誘起する出力巻線とを有する
レゾルバの励磁装置であって、 直流電源(1)と、 コンデンサ(2)とコイル(31、4)により構成され
る共振回路と、 当該共振回路と前記直流電源(1)との接続を所定のデ
ューティで断続して、前記共振回路を励振するスイッチ
ング手段(5、61〜63)とを備え、 前記共振回路の出力をレゾルバの前記励磁巻線に供給す
ることを特徴とするレゾルバ励磁装置。 - 【請求項2】 前記コイルとして変圧器(3)の一次側
コイル(31)を使用し、二次側コイル(32)の出力
を前記レゾルバの励磁巻線に供給することを特徴とする
請求項1に記載のレゾルバ励磁装置。 - 【請求項3】 前記変圧器(3)の二次側コイル(3
1、32)を二つ設け、一方のコイル(31)の出力を
前記レゾルバの励磁巻線に供給するとともに、他方のコ
イル(32)の出力を前記スイッチング手段(5、61
〜67)へフィードバックして、当該スイッチング手段
(5、61〜67)における前記断続デューティを変更
するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のレゾ
ルバ励磁装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7271475A JPH09113205A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | レゾルバ励磁装置 |
US08/733,739 US5861768A (en) | 1995-10-19 | 1996-10-18 | Resolver exciter having a simple power source unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7271475A JPH09113205A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | レゾルバ励磁装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09113205A true JPH09113205A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17500562
Family Applications (1)
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