JPH09113103A - 低温ショーケース - Google Patents

低温ショーケース

Info

Publication number
JPH09113103A
JPH09113103A JP7289246A JP28924695A JPH09113103A JP H09113103 A JPH09113103 A JP H09113103A JP 7289246 A JP7289246 A JP 7289246A JP 28924695 A JP28924695 A JP 28924695A JP H09113103 A JPH09113103 A JP H09113103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooler
duct
drain pan
low temperature
refrigerant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7289246A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3177428B2 (ja
Inventor
Hirokuni Tamai
浩邦 玉井
Tetsukazu Ogushi
哲一 大串
Toshio Sagara
寿夫 相良
Yasunari Ishihara
保成 石原
Atsushi Todoroki
篤 轟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP28924695A priority Critical patent/JP3177428B2/ja
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to KR1019960044743A priority patent/KR100186665B1/ko
Priority to EP96116179A priority patent/EP0768053B1/en
Priority to ES96116179T priority patent/ES2171586T3/es
Priority to DK96116179T priority patent/DK0768053T3/da
Priority to DE69619050T priority patent/DE69619050T2/de
Priority to US08/731,347 priority patent/US5761922A/en
Publication of JPH09113103A publication Critical patent/JPH09113103A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3177428B2 publication Critical patent/JP3177428B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D21/00Defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47FSPECIAL FURNITURE, FITTINGS, OR ACCESSORIES FOR SHOPS, STOREHOUSES, BARS, RESTAURANTS OR THE LIKE; PAYING COUNTERS
    • A47F3/00Show cases or show cabinets
    • A47F3/04Show cases or show cabinets air-conditioned, refrigerated
    • A47F3/0439Cases or cabinets of the open type
    • A47F3/0443Cases or cabinets of the open type with forced air circulation
    • A47F3/0447Cases or cabinets of the open type with forced air circulation with air curtains
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B47/00Arrangements for preventing or removing deposits or corrosion, not provided for in another subclass
    • F25B47/02Defrosting cycles
    • F25B47/022Defrosting cycles hot gas defrosting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D21/00Defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water
    • F25D21/06Removing frost
    • F25D21/08Removing frost by electric heating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Defrosting Systems (AREA)
  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却器の除霜時間の短縮を図りつつ、霜残り
の発生を有効に解消することができる低温ショーケース
を提供する。 【解決手段】 低温ショーケース1は、前面に開口する
貯蔵室9の背方及び下側に連続したダクト12を形成
し、背方のダクト12内に冷却器13を縦設すると共
に、この冷却器13と熱交換した冷気を、送風機14に
より貯蔵室9の開口上縁より吐出して成るものであっ
て、下側のダクト12底面に構成され、排水口17に向
けて低く傾斜したドレンパン18と、冷却器13の下方
より前方に位置した下側のダクト12内に設けられた除
霜ヒーター22とを備えており、冷却器13に高温冷媒
を流し、且つ、除霜ヒーター22を発熱させて冷却器1
3の除霜を行うと共に、この冷却器13の下方に対応す
るドレンパン18上には、排水口17方向に低く、且
つ、ドレンパン18よりも傾斜の急峻な傾斜部材38を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前面に開口する貯
蔵室の後側及び下側に連続したダクトを形成し、後側の
ダクト内に縦設した冷却器と熱交換した冷気を、送風機
により貯蔵室の開口上縁より吐出して成る低温ショーケ
ースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種低温ショーケースは、例
えば特公平3−45307号公報(F25D23/0
8)に示される如く、断面略コ字状の断熱壁の内側に背
面の区画板と底面のデックパンとによって貯蔵室とダク
トを区画形成すると共に、このダクト内に冷却器と送風
機を設置することにより、ダクトより貯蔵室に冷気を循
環させている。
【0003】次に、図8を参照して係る従来の低温ショ
ーケース100の構造を説明する。低温ショーケース1
00は、断面略コ字状の断熱壁102から成り、断熱壁
102の内側には間隔を存して断面略コ字状の断熱区画
壁103が取り付けられている。また、断熱区画壁10
3の背面及び上面内側には間隔を存して仕切板104が
取り付けられると共に、仕切板104の両側部(及び中
央部)には棚支柱106が設けられている。
【0004】これら棚支柱106及び仕切板104の下
端は、断熱壁102の両側フレーム(図示せず)に両端
が固定された棚支柱固定金具107に直接若しくは他の
部材を介して固定され、支持されると共に、仕切板10
4の下端前方には断熱区画壁103の底壁103Aの上
方に間隔を存してデックパン108が取り付けられ、こ
れら仕切板104とデックパン108によって囲繞され
た内側に、前面に開口する貯蔵室109が構成されてい
る。そして、断熱壁102と断熱区画壁103間に外層
ダクト111が構成され、断熱区画壁103と仕切板1
04及びデックパン108間には、前記貯蔵室109の
上側、背方及び下側に連続した内層ダクト112が構成
されている。
【0005】そして、背方の内層ダクト112内には冷
却装置に含まれる冷却器113が縦設され、その管板
(図示せず)の前部下端は棚支柱固定金具107に固定
されている。また、デックパン108下側の内層ダクト
112内前部には、吸込型の送風機114(内層用)が
設置されると共に、その下方の外層ダクト111内にも
吸込型の送風機116(外層用)が設置されている。
【0006】前記断熱区画壁103の底壁103A上面
は送風機114下側の排水口117に向けて徐々に低く
傾斜(例えば、約4度の傾斜)しており、そこをドレン
パン118とされると共に、排水口117周辺のドレン
パン118には、ドレンパンヒーター119(電気ヒー
ター)が配設されている。また、前記排水口117は外
層ダクト111に連通しており、ドレンパン118の後
部上方の内層ダクト112内には取付板121によって
除霜ヒーター122(電気ヒーター)が配設されてい
る。
【0007】ここで、除霜ヒーター122に冷却器11
3からの除霜水が接触すると発熱量が著しく低下すると
共に、水蒸気が発生する問題があるため、この除霜ヒー
ター122は、冷却器113から滴下した除霜水が直接
降りかかることがないよう、冷却器113の下方よりも
前方に配置され、前記棚支柱固定金具107の下方に位
置している。
【0008】他方、前記内外層ダクト112、111の
上端は、貯蔵室109の開口上縁に形成された内層吐出
口124、外層吐出口126に連通しており、内層吐出
口124は外層吐出口126の後側に形成されている。
また、貯蔵室109の開口下縁には後側と前側に内層吸
込口127、外層吸込口128がそれぞれ形成されてお
り、内層吸込口127は内層ダクト112に、また、外
層吸込口128は外層ダクト111にそれぞれ連通して
いる。
【0009】そして、前記貯蔵室109内には複数段の
棚129が前記棚支柱106に支持されて架設されてお
り、この棚129上にアイスクリームなどの冷凍食品が
陳列される。係る構成で、前記冷却装置が運転され、各
送風機114、116が運転されると、送風機114に
吸い込まれた空気は冷却器113に向けて吹き出され
る。この冷却器113と熱交換して冷却された冷気は、
更に内層ダクト112内を上昇し、貯蔵室109の前面
開口上縁に形成した内層吐出口124から開口に向けて
吐出される。これによって、貯蔵室109の前面開口に
は冷気エアーカーテンが形成されると共に、その一部が
貯蔵室109内に循環してそこを所定の冷凍温度に冷却
する。
【0010】また、送風機116に吸い込まれた空気は
そのまま外層ダクト111内を上昇し、貯蔵室109の
前面開口上縁に形成した外層吐出口126から開口に向
けて吐出される。これによって、前記冷気エアーカーテ
ンの外側に保護用のエアーカーテンが形成される。
【0011】係る冷却運転によって冷却器113及びそ
の周辺の内層ダクト112内には着霜が成長する。その
ため、各送風機114、116は運転させた状態で、例
えば定期的に除霜ヒーター122に通電し、送風機11
4により暖気を冷却器113に送り込んで加熱すると共
に、冷却器113の配管には冷却装置の圧縮機(図示せ
ず)から吐出された高温ガス冷媒を流通させて内部から
も加熱し、冷却器113の除霜を行う。
【0012】係る除霜によって冷却器113から滴下し
た除霜水はドレンパン118にて受容され、ドレンパン
118の傾斜によって排水口117に向かい、外部に排
出されるが、係る除霜中はドレンパンヒーター119に
も通電されるので、冷却器113からドレンパン118
上に落下した除霜水の再凍結が防止されると共に、内層
ダクト112内の着霜や氷塊も融解されるものであっ
た。
【0013】このような冷却器113の除霜は、当該冷
却器113の温度が所定の除霜終了温度(例えば、+1
0℃など)まで上昇した時点で終了されるが、上述の如
く高温ガス冷媒の流通と除霜ヒーター122からの暖気
によって冷却器113及びその周辺の除霜は促進される
ので、除霜ヒーター122のみでは25分程かかってい
たものが15分程に短縮される。
【0014】即ち、除霜時間が短縮されるので、貯蔵室
109内に陳列したアイスクリームなどの商品の融解を
防止でき、品質の劣化を抑制することができるものであ
った。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに除霜時間を短縮すると、高温ガス冷媒や除霜ヒータ
ー122からの熱伝導が悪い位置に霜残りが発生するよ
うになる。例えば、冷却器113の下方に対応する位置
のドレンパン118には低温の除霜水や氷塊が落下する
と共に、ドレンパンヒーター119や除霜ヒーター12
2からも遠いため、温度は高くても0℃までしか上がら
ない。
【0016】しかも、ドレンパン118の傾斜は4度程
で少なく、水はけが悪くなって淀み易くなるため、冷却
器113の下方のドレンパン118上に固い霜が生じて
内層ダクト112内の冷気流通を阻害するようになる。
【0017】また、冷却器113に接触している棚支柱
固定金具107も冷却器113からの冷却作用を強く受
けるために着霜が成長すると共に、また、冷却器113
上部から滴下して来る除霜水が溜まり易い。しかしなが
ら、この棚支柱固定金具107は冷却器113の配管や
除霜ヒーター122からも離間しているため、上述の如
く除霜時間が短縮されると、この棚支柱固定金具107
部分に霜残りが発生し、この霜が成長して冷却器113
の配管が破損される問題が生じていた。
【0018】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、冷却器の除霜時間の短縮
を図りつつ、霜残りの発生を有効に解消することができ
る低温ショーケースを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の低温ショ
ーケースは、前面に開口する貯蔵室の背方及び下側に連
続したダクトを形成し、背方のダクト内に冷却器を縦設
すると共に、この冷却器と熱交換した冷気を、送風機に
より貯蔵室の開口上縁より吐出して成るものであって、
下側のダクト底面に構成され、排水口に向けて低く傾斜
したドレンパンと、冷却器の下方より前方に位置した下
側のダクト内に設けられた除霜ヒーターとを備えてお
り、冷却器に高温冷媒を流し、且つ、除霜ヒーターを発
熱させて冷却器の除霜を行うと共に、この冷却器の下方
に対応するドレンパン上には、排水口方向に低く、且
つ、ドレンパンよりも傾斜の急峻な傾斜部材を設けたも
のである。
【0020】請求項2の発明の低温ショーケースは、上
記において傾斜部材には高温冷媒が流通される配管を取
り付けたものである。
【0021】請求項3の発明の低温ショーケースは、請
求項1において除霜ヒーターの一部を、霜残りの生じ易
い位置に近接して設けたものである。
【0022】請求項4の発明の低温ショーケースは、請
求項1において冷却器の管板を熱良導性金属にて構成し
たものである。
【0023】請求項5の発明の低温ショーケースは、請
求項3において冷却器の管板前部下端に固定される棚支
柱固定金具を熱良導性金属にて構成したものである。
【0024】請求項6の発明の低温ショーケースは、請
求項3又は請求項5において除霜ヒーターの一部を、棚
支柱固定金具に近接して設けたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の低温ショーケース1の
斜視図、図2は低温ショーケース1の縦断側面図、図3
は冷却器13の斜視図、図4は低温ショーケース1を冷
却するための冷却装置Rの冷媒回路図である。
【0026】本発明の低温ショーケース1は、例えばス
ーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの店舗内
に設置され、アイスクリームなどの冷菓を陳列販売する
ための冷凍オープンショーケースであり、断面略コ字状
の断熱壁2と、断熱壁2の両側に取り付けられた側板
5、5とから成り、断熱壁2の内側には間隔を存して断
面略コ字状の断熱区画壁3が取り付けられている。ま
た、断熱区画壁3の背面及び上面内側には間隔を存して
仕切板4が取り付けられると共に、仕切板4の両側部
(及び中央部)には棚支柱6が設けられている。
【0027】これら棚支柱6及び仕切板4の下端は、断
熱壁2の両側フレーム(図示せず)に両端が固定された
棚支柱固定金具7に直接若しくは他の部材を介して固定
され、支持されると共に、仕切板4の下端前方には断熱
区画壁3の底壁3Aの上方に間隔を存してデックパン8
が取り付けられ、これら仕切板4とデックパン8によっ
て囲繞された内側に、前面に開口する貯蔵室9が構成さ
れている。そして、断熱壁2と断熱区画壁3間に外層ダ
クト11が構成され、断熱区画壁3と仕切板4及びデッ
クパン8間には、前記貯蔵室9の上側、背方及び下側に
連続した内層ダクト12が構成されている。
【0028】そして、背方の内層ダクト12内には冷却
装置Rに含まれる冷却器13が縦設される。この冷却器
13は図3に示される如く、複数枚のアルミニウム製熱
交換フィン31・・・と、この熱交換フィン31・・・
の中央及び左右端に配設された管板32、33、34
と、これら熱交換フィン31・・及び管板32、33、
34を貫通する蛇行状の冷媒配管36とから構成されて
おり、この冷媒配管36は左端の管板32側が冷媒入口
36A、冷媒出口36Bとされている。
【0029】また、上記管板の内、冷媒入口36Aから
遠い位置の中央の管板33及び右端の管板34は熱良導
性金属であるアルミニウム合金にて構成されており、冷
媒配管36の左端の管板32は、従来同様の亜鉛鋼板又
はステンレス鋼板にて構成されている。これは冷媒入口
36A、36Bではベンド配管がろう付けされるため、
アルミニウムでは融けてしまうからである。
【0030】係る冷却器13の管板32、33、34の
前部下端は棚支柱固定金具7に固定されている。尚、こ
の棚支柱固定金具7も熱良導性金属であるアルミニウム
合金にて構成されており、複数の透孔が穿設されてい
る。また、デックパン8下側の内層ダクト12内前部に
は、吸込型の送風機14(内層用)が設置されると共
に、その下方の外層ダクト11内にも吸込型の送風機1
6(外層用)が設置されている。
【0031】前記断熱区画壁3の底壁3A上面は送風機
14下側の排水口17に向けて徐々に低く傾斜(例え
ば、約4度の傾斜)しており、そこをドレンパン18と
されると共に、このドレンパン18にはドレンパンヒー
ター19(電気ヒーター)が配設されている。また、前
記排水口17は外層ダクト11に連通しており、ドレン
パン18の後部上方の内層ダクト12内には取付板21
によって除霜ヒーター22(電気ヒーター)が配設され
ている。
【0032】ここで、除霜ヒーター22に冷却器13か
らの除霜水が接触すると発熱量が著しく低下すると共
に、水蒸気が発生する問題があるため、この除霜ヒータ
ー22は、冷却器13から滴下した除霜水が直接降りか
かることがないよう、冷却器13の下方よりも前方に配
置され、前記棚支柱固定金具7の下方に位置している。
また、除霜ヒーター22の一部22Aは棚支柱固定金具
7に近接して配置されている。
【0033】そして、冷却器13の下方に対応する位置
のドレンパン18上には、傾斜部材38が設けられてい
る。この傾斜部材38はステンレス鋼板から成り、その
表面は排水口17に向けて低く傾斜すると共に、その傾
斜はドレンパン18よりも急峻とされている。また、傾
斜部材38はドレンパン18上の左右に渡って配設され
ると共に、係る構成により傾斜部材38の表面は除霜ヒ
ーター22に接近する。
【0034】更に、傾斜部材38の内部(断熱区画壁3
側)には発泡スチロールから成る断熱材39が充填され
ると共に、前記ドレンパンヒーター19の一部19A
は、この傾斜部材38の近傍に配設されている。
【0035】他方、前記内外層ダクト12、11の上端
は、貯蔵室9の開口上縁に形成された内層吐出口24、
外層吐出口26に連通しており、内層吐出口24は外層
吐出口26の後側に形成されている。また、貯蔵室9の
開口下縁には後側と前側に内層吸込口27、外層吸込口
28がそれぞれ形成されており、内層吸込口27は内層
ダクト12に、また、外層吸込口28は外層ダクト11
にそれぞれ連通している。
【0036】また、内層ダクト12内の上部(内層吐出
口24の風上側)には、前記除霜ヒーター22用の除霜
復帰温度センサー40が設けられている。そして、前記
貯蔵室9内には複数段の棚29・・が前記棚支柱6に支
持されて架設されており、この棚29上にアイスクリー
ムなどの冷凍食品が陳列される。
【0037】次に、図4の冷媒回路において冷却装置R
はコンデンシングユニット41と、低温ショーケース1
側の回路と、ホットガス(高温冷媒)除霜用回路(以
下、デフコンと称する)42と、アキュムレータ52及
び吐出圧力調整弁56などから構成されている。
【0038】上記コンデンシングユニット41は圧縮機
43、凝縮器44、凝縮器用送風機46及び液溜47か
ら構成され、ショーケース1側の回路は前記冷却器13
と膨張弁53、電磁弁SV1、SV3、デフコン42用
の除霜復帰温度センサー54などから構成されている。
【0039】前記デフコン42は、蓄熱槽38、吸入圧
力調整弁49、三方弁SV2、電磁弁SV5、SV6、
SV4、逆止弁50、51などから構成されている。そ
して、圧縮機43の吐出側は蓄熱槽48内を通過した
後、三方弁SV2の入口(A)に接続される。三方弁S
V2の出口(C)は凝縮器44に接続されると共に、凝
縮器44は液溜47に接続される。
【0040】液溜47は逆止弁51、高圧冷媒配管60
を介して電磁弁SV1に接続され、電磁弁SV1は膨張
弁53を介して冷却器13の前記冷媒入口36Aに接続
される。尚、膨張弁53の感温部は冷却器13の前記冷
媒出口36Bに添設されると共に、電磁弁SV3は膨張
弁53を短絡するように並列接続される。また、除霜復
帰温度センサー54は上記冷却器13の冷媒配管36の
冷媒出口36Bに取り付けられている。
【0041】そして、冷却器13の冷媒出口36Bは電
磁弁SV6を介して吸入圧力調整弁49に接続され、吸
入圧力調整弁49を出た配管は蓄熱槽48内を通過した
後、アキュムレータ52に接続され、アキュムレータ5
2は圧縮機43の吸入側に接続されている。
【0042】尚、電磁弁SV5は電磁弁SV6、吸入圧
力調整弁49及び蓄熱槽48を短絡する。また、三方弁
SV2の出口(B)は逆止弁50を介して逆止弁51の
出口側の高圧冷媒配管60に接続される。更に、三方弁
SV2の出口(C)と電磁弁SV6の入口側は電磁弁S
V4を介して連通される。更にまた、吐出圧力調整弁5
6は圧縮機43の吐出側と三方弁SV2の出口(C)間
に接続される。
【0043】以上の構成で、次に図5のタイミングチャ
ートを参照しながら低温ショーケース1を含む冷却装置
Rの運転を説明する。冷却運転時、図示しない制御装置
は前記三方弁SV2の流路をAからCとしており、電磁
弁SV4、SV6及びSV3は閉じている。また、電磁
弁SV5は開いており、低温ショーケース1の貯蔵室9
内の温度(或いは吐出冷気温度)が高い場合には、電磁
弁SV1は開いている。
【0044】この状態で前記圧縮機43は起動され、各
送風機14、16、46が運転されると、圧縮機43か
ら吐出された高温高圧のガス冷媒は図4に白抜き通路で
示す如く、蓄熱槽48内を通過した後、三方弁SV2を
経て凝縮器44に流入する。冷媒はそこで送風機46に
より空冷されて放熱し、凝縮液化する。凝縮器44にて
凝縮した冷媒は液溜47にて未凝縮ガス冷媒と分離さ
れ、液冷媒のみが逆止弁51、高圧冷媒配管60、電磁
弁SV1を経て膨張弁53に至る。
【0045】膨張弁53に至った液冷媒はそこで減圧さ
れた後、冷媒入口36Aから冷却器13の冷媒配管36
内に流入し、そこで蒸発して冷却作用を発揮する。一
方、送風機14に吸い込まれた空気は冷却器13に向け
て吹き出される。この冷却器13と熱交換して冷却され
た冷気は、更に内層ダクト12内を上昇し、貯蔵室9の
前面開口上縁に形成した内層吐出口24から開口に向け
て吐出される。これによって、貯蔵室9の前面開口には
冷気エアーカーテンが形成されると共に、その一部が貯
蔵室9内に循環してそこを冷却する。
【0046】また、送風機16に吸い込まれた空気はそ
のまま外層ダクト11内を上昇し、貯蔵室9の前面開口
上縁に形成した外層吐出口26から開口に向けて吐出さ
れる。これによって、前記冷気エアーカーテンの外側に
保護用のエアーカーテンが形成される。
【0047】冷却器13の冷媒出口35Bから出た冷媒
は、電磁弁SV5を経てアキュムレータ52に流入し、
そこで未蒸発の液冷媒が分離された後、ガス冷媒のみが
圧縮機43に吸入される循環を行う。
【0048】このような冷却によって貯蔵室9内の温度
が例えば−21℃まで降下したら、前記制御装置は図示
しない温度センサーの出力に基づいて前記電磁弁SV1
を閉じる。これによって、冷却器13への冷媒流入は阻
止されるので、冷却器13による冷却作用が中断される
と共に、圧縮機43の吸入圧力も低下するので、図示し
ない低圧スイッチにて圧縮機43は停止される。
【0049】その後、貯蔵室9内の温度が例えば−19
℃に上昇すると、前記制御装置が電磁弁SV1を開くの
で、圧縮機43の吸入圧力も上昇する。これによって、
圧縮機43は再起動されて冷却が開始される。以上を繰
り返して貯蔵室9内は平均−20℃の冷凍温度に冷却維
持されることになる。
【0050】係る冷却運転によって冷却器13及びその
周辺の内層ダクト12内には着霜が成長する。そこで、
前記制御装置は各送風機14、16を運転させた状態
で、例えば定期的に除霜ヒーター22とドレンパンヒー
ター19Aに通電し、送風機14により暖気を冷却器1
3に送り込んで加熱すると共に、ドレンパン18を加熱
する。また、電磁弁SV1、SV4、SV6、SV3を
連続開放し、且つ、電磁弁SV5を閉じて除霜運転に入
る。
【0051】電磁弁SV4の開放によって冷却器13内
の圧力が低い間は凝縮器44内の高温冷媒が冷却器13
に流入する。そして、除霜運転開始から30秒遅延して
制御装置は三方弁SV2の流路をAからB方向に切り換
える。
【0052】これによって、圧縮機43から吐出された
高温高圧のガス冷媒は図4に黒ずみ通路で示す如く、蓄
熱槽48内を通過した後、三方弁SV2を経て逆止弁5
1、高圧冷媒配管60、電磁弁SV1を通過した後、電
磁弁SV3を通過し、膨張弁53をバイパスして冷媒入
口36Aから冷却器13に流入する。
【0053】係る高温冷媒の流入によって冷却器13は
内側から加熱されると共に、除霜ヒーター22からの暖
気によって着霜が融解され、冷却器13は除霜されて行
く。冷却器13を加熱して冷却器13の冷媒出口35B
から出た冷媒は、電磁弁SV6を経て吸入圧力調整弁4
9にて圧力調整された後、蓄熱槽48内にて蒸発した
後、アキュムレータ52に流入する。そして、同様にそ
こで未蒸発の液冷媒が分離された後、ガス冷媒のみが圧
縮機43に吸入される循環を行う。
【0054】係る除霜運転中冷却器13から滴下する除
霜水や氷塊は傾斜部材38表面に滴下するが、傾斜部材
38の傾斜は急峻であるので、これら除霜水などは円滑
にドレンパン18の排水口17方向に流下して行き、排
水口17から外部に排出される。また、傾斜部材38の
表面は除霜ヒーター22に接近しているので、その表面
は0℃以上に上昇すると共に、ドレンパンヒーター19
の一部19Aも傾斜部材38の近傍に配設されているの
で、冷却器13下方の内層ダクト12内における除霜水
の再凍結が阻止され、霜残りの発生が防止される。
【0055】ここで、棚支柱固定金具7は冷却器13の
管板32、33、34に固定されているので、冷却器1
3からの冷却作用を強く受けるために着霜が成長すると
共に、また、その上面には冷却器13上部から滴下して
来る除霜水が溜まり易い。
【0056】しかしながら、本発明では冷却器13の管
板33、34が熱伝導性のアルミニウム合金であるの
で、冷媒配管36からの熱が円滑に棚支柱固定金具7に
伝達されると共に、棚支柱固定金具7自体も熱伝導性の
アルミニウム合金であり、且つ、除霜ヒーター22の一
部22Aも棚固定金具7に近接して設けられているの
で、棚支柱固定金具7は強力に加熱される。
【0057】従って、霜残りが生じ易い棚支柱固定金具
7の着霜は迅速に融解されると共に、そこには複数の透
孔が穿設されているので、除霜水も円滑に滴下して行
く。従って、棚支柱固定金具7部分の霜残りも解消さ
れ、冷媒配管36の破損なども未然に回避されるように
なる。尚、冷媒入口36A側の管板32はアルミニウム
合金では無いが、その部分から高温冷媒が流入するので
熱源が豊富であり、霜残りの危惧は無い。
【0058】更に、上述の如く除霜中はドレンパンヒー
ター19にも通電されるので、ドレンパン18上に流下
した除霜水の再凍結も防止されると共に、内層ダクト1
2内の他の部分の着霜や氷塊も融解される。
【0059】このような除霜運転によって前述の如く6
乃至8分程が経過すると、冷却器13の除霜が終了し、
出口配管36Bの温度が例えば+10℃程に上昇する。
除霜復帰温度センサー54はそれを感知するので、前記
制御装置は除霜運転を終了し、6分間の水切り運転に入
って三方弁SV2の流路をAからCに切り換え、電磁弁
SV4、SV5、SV3及びSV1を閉じて、冷却器1
3内の冷媒を回収するポンプダウンを開始する。
【0060】尚、冷却器13の出口配管36Bの温度が
+10℃に上昇した時点では内層ダクト12内の空気温
度は+10℃まで上昇しない。前記制御装置は除霜復帰
温度センサー40に基づき、内層ダクト12内の空気温
度が例えば+10℃に上昇するまで除霜ヒーター22を
通電し続けるので、除霜運転が終了した後も除霜ヒータ
ー22は発熱し続ける。
【0061】一方、前記ポンプダウン運転の開始によっ
て冷却器13の温度は低下するため、内層ダクト12内
の空気温度も一時低下する。このとき、除霜ヒーター2
2が発熱を停止していると、冷却器13付近の温度上昇
が悪化するため、霜残りの原因となるが、上述の如く除
霜ヒーター22は依然発熱しているので、ポンプダウン
の開始によって一時的に低下した内層ダクト12内の空
気温度も再び上昇して行く。従って、落ち切れずに冷却
器13付近に付着している除霜水が再凍結して残存する
不都合も解消される。
【0062】その後、圧縮機43の吸入圧力が低下して
前述同様に図示しない低圧スイッチにて圧縮機43が停
止されるとポンプダウン運転は終了する。また、除霜ヒ
ーター22の発熱によって内層ダクト12内の空気温度
が上昇し、前述の+10℃まで上昇すると、制御装置は
除霜復帰温度センサー40の出力に基づいて除霜ヒータ
ー22への通電を停止する。
【0063】一方、この水切り時間中ドレンパンヒータ
ー19は発熱されるので、ドレンパン18上における除
霜水の再凍結は防止される。そして、前記6分間の水切
り時間が経過したら、制御装置は電磁弁SV6を閉じ、
電磁弁SV5を開放して前述同様の冷却運転を再開す
る。
【0064】このように、冷却器13の冷媒出口36B
の温度を検出する除霜復帰温度センサー54と、内層ダ
クト12内の空気温度を検出する除霜復帰温度センサー
40により、冷却器13に高温ガス冷媒の流入を停止す
る時点と、除霜ヒーター22の発熱を停止する時点とを
それぞれ別個に制御しているので、冷却器13周辺への
霜残りの発生を防止しつつ、従来の水切り時間中除霜ヒ
ーター22を通電するものに比して、内層ダクト12内
の空気温度の上昇を抑制することが可能となる。従っ
て、最小限の熱量で冷却器13の霜を取り、貯蔵室9内
の温度上昇を最小限に抑えることができるようになる。
【0065】ここで、高温ガス冷媒による除霜終了時点
はコンデンシングユニット41の季節による周囲温度変
化の影響を受けて変動するが、除霜ヒーター22の発熱
量は常に一定であるので、除霜復帰温度センサー40に
よる除霜ヒーター22への通電停止時点は略一定に設定
することができる。
【0066】次に、図6及び図7はもう一つの実施例の
低温ショーケース1及び冷却装置Rの冷媒回路を示して
いる。尚、図中において図1乃至図5と同一符号で示す
ものは同一とする。この場合は、逆止弁50から電磁弁
SV1に至る前記高圧冷媒配管60の一部を引き出して
引き出し管61とし、この引き出し管61を傾斜部材3
8の内面に添設している。
【0067】係る構成によれば、高圧冷媒配管60の引
き出し管61内を流れる高温冷媒によって傾斜部材38
は加熱されるので、冷却運転中に傾斜部材38表面に着
霜し難くなると共に、除霜運転中には上方から滴下して
来る除霜水の再凍結を一層有効に阻止し、霜残りの発生
を確実に防止する可能となる。
【0068】尚、上記傾斜部材38は内層ダクト12内
の全幅に設ける必要は無く、例えば冷却器13の冷媒入
口36A側の部分は高温冷媒の流入点のために前述の如
く豊富に熱量があるので、この部分は省略することがで
きる。逆にその部分まで傾斜部材38を延在させないこ
とによって、冷却器13の冷媒入口36Aや冷媒出口3
6Bの配設を円滑に行えるようになる。
【0069】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、冷却
器に高温冷媒を流し、且つ、冷却器の下方より前方に位
置したダクト内に設けた除霜ヒーターを発熱させて冷却
器の除霜を行う低温ショーケースにおいて、冷却器の下
方に対応するドレンパン上に、排水口方向に低く、且
つ、ドレンパンよりも傾斜の急峻な傾斜部材を設けたの
で、冷却器の除霜時に滴下する除霜水や氷塊は、排水口
に向けて円滑に流れるようになる。
【0070】また、従来に比して傾斜部材の表面は除霜
ヒーターに接近するので、除霜ヒーターからの加熱作用
を強く受けるようになり、冷却器下方のドレンパン上に
おける除霜水の再凍結も防止される。従って、本発明に
よれば除霜水の排出を確実に行い、霜残りの発生による
冷却能力の低下を未然に防止することが可能となるもの
である。
【0071】請求項2の発明によれば、上記に加えて傾
斜部材に高温冷媒が流通される配管を取り付けたので、
冷却中に傾斜部材表面に着霜し難くなると共に、除霜中
には上方から滴下して来る除霜水の再凍結を一層有効に
阻止し、霜残りの発生を確実に防止する可能となるもの
である。
【0072】請求項3の発明によれば、請求項1に加え
て除霜ヒーターの一部を、霜残りの生じ易い位置に近接
して設けたので、請求項6の如く棚支柱固定金具に近接
して除霜ヒーターの一部を設けることにより、冷却器に
流れる高温冷媒からの加熱作用を受け難い位置の棚支柱
固定金具などの着霜を有効に融解することが可能とな
り、霜残りの発生を一層確実に防止することが可能とな
るものである。
【0073】請求項4の発明によれば、請求項1に加え
て冷却器の管板を熱良導性金属にて構成したので、管板
に固定される冷却器周辺の部材に対して、冷却器に流れ
る高温冷媒からの加熱作用を有効に伝達させることがで
きるようになり、冷却器周辺への霜残りの発生を確実に
防止することが可能となるものである。
【0074】請求項5の発明によれば、上記に加えて冷
却器の管板前部下端に固定される棚支柱固定金具を、熱
良導性金属にて構成したので、霜残りの発生し易い棚支
柱固定金具に対して、冷却器に流れる高温冷媒からの加
熱作用を有効に伝達させることができるようになり、霜
残りの発生を確実に防止することが可能となるものであ
る。
【0075】請求項6の発明によれば、上記に加えて除
霜ヒーターの一部を、棚支柱固定金具に近接して設けた
ので、除霜ヒーターの熱によって棚支柱固定金具への霜
残りの発生を一層確実に防止することが可能となるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低温ショーケースの斜視図である。
【図2】本発明の低温ショーケースの縦断側面図であ
る。
【図3】本発明の低温ショーケースの冷却器の斜視図で
ある。
【図4】本発明の低温ショーケースを冷却するための冷
却装置の冷媒回路図である。
【図5】本発明の低温ショーケースを含む冷却装置の動
作を説明するタイミングチャートである。
【図6】本発明の他の実施例の低温ショーケースの縦断
側面図である。
【図7】図6の低温ショーケースを冷却するための冷却
装置の冷媒回路図である。
【図8】従来の低温ショーケースの縦断側面図である。
【符号の説明】
1 低温ショーケース 2 断熱壁 3 断熱区画壁 4 仕切板 7 棚支柱固定金具 8 デックパン 9 貯蔵室 12 内層ダクト 13 冷却器 14 送風機 18 ドレンパン 22、22A 除霜ヒーター 32、33、34 管板 38 傾斜部材 40、54 除霜復帰温度センサー 43 圧縮機 61 引き出し管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石原 保成 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 轟 篤 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に開口する貯蔵室の背方及び下側に
    連続したダクトを形成し、前記背方のダクト内に冷却器
    を縦設すると共に、この冷却器と熱交換した冷気を、送
    風機により前記貯蔵室の開口上縁より吐出して成る低温
    ショーケースにおいて、 前記下側のダクト底面に構成され、排水口に向けて低く
    傾斜したドレンパンと、前記冷却器の下方より前方に位
    置した前記下側のダクト内に設けられた除霜ヒーターと
    を備え、前記冷却器に高温冷媒を流し、且つ、前記除霜
    ヒーターを発熱させて冷却器の除霜を行うと共に、この
    冷却器の下方に対応する前記ドレンパン上には、前記排
    水口方向に低く、且つ、前記ドレンパンよりも傾斜の急
    峻な傾斜部材を設けたことを特徴とする低温ショーケー
    ス。
  2. 【請求項2】 傾斜部材には高温冷媒が流通される配管
    を取り付けたことを特徴とする請求項1の低温ショーケ
    ース。
  3. 【請求項3】 除霜ヒーターの一部を、霜残りの生じ易
    い位置に近接して設けたことを特徴とする請求項1の低
    温ショーケース。
  4. 【請求項4】 冷却器の管板を熱良導性金属にて構成し
    たことを特徴とする請求項1の低温ショーケース。
  5. 【請求項5】 冷却器の管板前部下端に固定される棚支
    柱固定金具を熱良導性金属にて構成したことを特徴とす
    る請求項4の低温ショーケース。
  6. 【請求項6】 除霜ヒーターの一部を、棚支柱固定金具
    に近接して設けたことを特徴とする請求項3又は請求項
    5の低温ショーケース。
JP28924695A 1995-10-11 1995-10-11 低温ショーケース Expired - Fee Related JP3177428B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28924695A JP3177428B2 (ja) 1995-10-11 1995-10-11 低温ショーケース
EP96116179A EP0768053B1 (en) 1995-10-11 1996-10-09 Low temperature display case
ES96116179T ES2171586T3 (es) 1995-10-11 1996-10-09 Vitrina de baja temperatura.
DK96116179T DK0768053T3 (da) 1995-10-11 1996-10-09 Lavtemperatur-displaymontre
KR1019960044743A KR100186665B1 (ko) 1995-10-11 1996-10-09 저온 쇼 케이스
DE69619050T DE69619050T2 (de) 1995-10-11 1996-10-09 Niedrigtemperatur-Schauvitrine
US08/731,347 US5761922A (en) 1995-10-11 1996-10-11 Low temperature display case

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28924695A JP3177428B2 (ja) 1995-10-11 1995-10-11 低温ショーケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09113103A true JPH09113103A (ja) 1997-05-02
JP3177428B2 JP3177428B2 (ja) 2001-06-18

Family

ID=17740675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28924695A Expired - Fee Related JP3177428B2 (ja) 1995-10-11 1995-10-11 低温ショーケース

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5761922A (ja)
EP (1) EP0768053B1 (ja)
JP (1) JP3177428B2 (ja)
KR (1) KR100186665B1 (ja)
DE (1) DE69619050T2 (ja)
DK (1) DK0768053T3 (ja)
ES (1) ES2171586T3 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267678A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 冷却装置
JP2012117733A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Sanyo Electric Co Ltd 冷凍装置
CN106949658A (zh) * 2017-03-17 2017-07-14 广东美的制冷设备有限公司 空调器及空调器的控制方法

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2786999B1 (fr) 1998-12-09 2001-02-23 Nevoret Concept Meuble frigorifique de vente
DE10140889A1 (de) * 2001-08-21 2003-03-06 Linde Ag Neuartiges Kühlregal
US6519962B1 (en) * 2002-06-27 2003-02-18 Carrier Corporation Refrigerated merchandiser angular air guide vanes
JP2005156117A (ja) * 2003-11-28 2005-06-16 Sanyo Electric Co Ltd ショーケース
JP2006046694A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
KR100597748B1 (ko) * 2004-08-27 2006-07-07 삼성전자주식회사 냉동시스템
JP2007260223A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Sanyo Electric Co Ltd オープンショーケース
CA2552454A1 (en) * 2006-07-17 2008-01-17 W. C. Wood Company Limited Frost management system for a refrigerated cabinet
JP4895848B2 (ja) * 2007-02-08 2012-03-14 三洋電機株式会社 冷却装置
JP5258463B2 (ja) * 2008-09-05 2013-08-07 三洋電機株式会社 低温ショーケース
JP2010057806A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Sanyo Electric Co Ltd 低温ショーケース
EP3330641B1 (en) * 2010-05-26 2019-07-24 Mitsubishi Electric Corporation Refrigerating and air-conditioning apparatus
GB2482073A (en) * 2011-09-15 2012-01-18 David Turner A System And Method To Reduce Refrigerated Air Leaving An Open Deck Display Cabinet.
US20120227424A1 (en) * 2011-03-10 2012-09-13 Prince Castle LLC Converging/Diverging Front Intake
DE102012107712A1 (de) * 2012-08-22 2014-02-27 Aht Cooling Systems Gmbh Kühlregal
US9687088B2 (en) * 2013-04-08 2017-06-27 Heatcraft Refrigeration Products Llc Deflector for display cases
WO2015062662A1 (en) * 2013-10-31 2015-05-07 Arcelik Anonim Sirketi Refrigerator with an improved defrost circuit and method for controlling the refrigerator
US10646054B2 (en) * 2016-03-31 2020-05-12 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Showcase and operation method thereof
CN108420239A (zh) * 2017-09-20 2018-08-21 汝州市中鼎科技有限公司 一种便于除冰的自动恒温海鲜展示柜
CN115127284A (zh) * 2022-07-07 2022-09-30 合肥美菱物联科技有限公司 一种冰箱化霜系统及化霜方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2513675A (en) * 1947-01-17 1950-07-04 Russell F Petersen Open display refrigerated case
US3182466A (en) * 1962-03-22 1965-05-11 Dual Jet Refrigeration Company Conditioned storage cabinet
DE1197105B (de) * 1962-11-09 1965-07-22 Martin Gabler Verfahren zum Erzeugen tiefer Temperaturen in den Faechern eines Kuehlregals und nach diesem Verfahren arbeitendes Kuehlregal
US4117698A (en) * 1977-06-29 1978-10-03 Kysor Industrial Corporation Refrigerated display
US4690209A (en) * 1985-03-18 1987-09-01 Martin Cory I Air conditioner evaporator system
GB8813051D0 (en) * 1988-06-02 1988-07-06 Craig Nocol Ltd Refrigeration system
JPH0221177A (ja) * 1988-07-07 1990-01-24 Fuji Electric Co Ltd 冷気循環形オープンショーケースの除霜方式
JP2547926B2 (ja) * 1992-08-18 1996-10-30 富士電機株式会社 冷凍冷蔵オープンショーケースの除霜方法
US5475988A (en) * 1994-11-17 1995-12-19 Delaware Capital Formation Inc. Refrigerated display case with an improved air flow control and a contaminant control apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267678A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 冷却装置
JP2012117733A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Sanyo Electric Co Ltd 冷凍装置
CN106949658A (zh) * 2017-03-17 2017-07-14 广东美的制冷设备有限公司 空调器及空调器的控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
ES2171586T3 (es) 2002-09-16
KR970022124A (ko) 1997-05-28
DK0768053T3 (da) 2002-05-27
DE69619050D1 (de) 2002-03-21
EP0768053A3 (en) 1998-01-07
KR100186665B1 (ko) 1999-10-01
JP3177428B2 (ja) 2001-06-18
US5761922A (en) 1998-06-09
EP0768053A2 (en) 1997-04-16
EP0768053B1 (en) 2002-02-06
DE69619050T2 (de) 2002-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3177428B2 (ja) 低温ショーケース
US20080092569A1 (en) Cooling unit with multi-parameter defrost control
JPH09113100A (ja) 低温ショーケースの除霜装置
JP5178771B2 (ja) 冷凍冷蔵庫
JP6783095B2 (ja) 冷凍・冷蔵ショーケース
CN100572998C (zh) 制冷储藏库
JP6974089B2 (ja) 冷凍・冷蔵ショーケース
JP2008051368A (ja) 冷却ユニットと冷却ユニットを備えた貯蔵庫
JP2017089901A (ja) 冷凍・冷蔵ショーケース
JP6987250B2 (ja) ショーケースおよびクーリングユニット
JPH10122725A (ja) 冷却貯蔵庫
JP3157360B2 (ja) 冷却器
US2746270A (en) Defrosting arrangements for refrigerating systems
JP6630495B2 (ja) 冷凍・冷蔵ショーケース
KR200188206Y1 (ko) 냉동기의 증발기제빙커버장치
JP7365821B2 (ja) 冷凍・冷蔵ショーケース
JP2017086158A (ja) 冷凍・冷蔵ショーケース
JPH09269179A (ja) 冷却装置の除霜装置
JP5179217B2 (ja) 冷凍・冷蔵ショーケースにおける除霜制御装置
JP3048856B2 (ja) 熱交換器の温度検出装置
KR100547326B1 (ko) 냉장고의 제상 제어 장치 및 방법
JP2002048449A (ja) 冷却貯蔵庫
JP2002048451A (ja) 冷却貯蔵庫
JP2008039250A (ja) 冷却ユニットと冷却ユニットを備えた貯蔵庫
JP2018029657A (ja) 冷凍・冷蔵ショーケース

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees