JPH09112915A - 加熱調理器の表示装置 - Google Patents

加熱調理器の表示装置

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JPH09112915A
JPH09112915A JP7273217A JP27321795A JPH09112915A JP H09112915 A JPH09112915 A JP H09112915A JP 7273217 A JP7273217 A JP 7273217A JP 27321795 A JP27321795 A JP 27321795A JP H09112915 A JPH09112915 A JP H09112915A
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誠治 森口
Yasumasa Nakajima
康雅 中島
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6435Aspects relating to the user interface of the microwave heating apparatus

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Electromagnetism (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】1個の表示部で調理時間と設定温度とを選択的
に表示させると、調理が開始され調理時間が表示されて
いる状態では設定温度を変更しづらい。 【解決手段】温度設定操作がされると表示を調理時間か
ら設定温度に切り替え、温度設定操作が終了すると所定
時間経過後に表示を調理時間に戻すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理物を加熱調理
する調理器に設けられ、調理温度を設定する温度設定操
作部と調理時間を設定する時間設定操作部とを有し、両
設定操作部により設定される調理温度及び調理時間を表
示する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平3−67925号公報に
より、高周波の電磁波により調理物を加熱調理するいわ
ゆる電子レンジの操作パネルに、調理時間設定操作用の
つまみと、該つまみの回動によって設定される調理時間
を数字として表示する表示部とを設けたものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電子レンジ
に、電磁波による加熱機能と共に電気やガス等により調
理物を加熱焼成し焼成調理を行なう機能を持たせる場合
がある。該焼成調理を行なう場合には焼成温度や予熱温
度の設定を行なう必要があり、このため設定された温度
を表示する表示部を設ける必要がある。該設定温度は数
字で表すことができるので、上記調理時間を表示する表
示部を共用し1個の表示部で調理時間と調理温度とを択
一的に表示させれば調理温度を表示するための専用の表
示部を設けなくてもよくコストを低くすることができ
る。ところが、焼成調理を開始した後のようにすでに調
理温度の設定が終了しており、表示部の表示が調理時間
を表示する時間表示に切り替えられた後で例えば設定温
度を変更したい場合等には、表示部に設定温度が表示さ
れていないため温度設定しづらいという不具合が生じ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記不具合を解
消すべく、調理物を加熱調理する調理器に設けられ、調
理温度を設定する温度設定操作部と調理時間を設定する
時間設定操作部とを有し、両設定操作部により設定され
る調理温度及び調理時間を表示する装置において、上記
温度設定操作部はロータリ式のエンコーダであり、該エ
ンコーダの回動操作範囲を360度以内に制限すると共
に、エンコーダに取り付けられたつまみの近傍に設定温
度用の目盛りを表示し、かつ該目盛りの内の設定温度に
対応する位置を示す印を該つまみに設けると共に、調理
温度及び調理時間を択一的に表示する表示部を1つ設
け、該表示部に調理時間が表示されている状態で温度設
定操作部を操作すると、該操作時点から温度設定操作部
に対する操作を終了した後所定時間が経過まで表示部の
表示を一時的に温度表示に切り替え設定温度を表示する
ことを特徴とする。
【0005】温度設定操作部に対して操作がされると、
直ちに表示部の表示を温度表示に切り替えることにより
表示を見ながら温度設定をおこなうことができる。ま
た、このように温度設定が終了した後は温度表示を継続
する必要がないので、温度設定操作部に対する操作が終
了した後所定時間経過後に元の時間表示に戻す。
【0006】尚、温度設定用のつまみ近傍に上記目盛り
を表示しておくことにより時間表示されている状態でも
設定温度が何度ぐらいであるかを該目盛りから読み取る
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1を参照して、1はビルトイン
式の調理器であり、ガステーブルGTと共に調理場のカ
ウンタ内にはめ込まれて設置されている。該調理器1に
は調理物が格納される調理庫11が備えられ、操作部2
により設定した内容の加熱調理を行なうものである。と
ころで、該調理器1はガスの炎により加熱する焼成調理
を行なう機能と共に、マグネトロンにより高周波の電磁
波を発生させ調理物の温度を上げる、いわゆる電子レン
ジとしての機能を備えている。そして、ガスによる焼成
調理と電磁波による加熱調理とのいずれか一方の単独運
転及び双方同時運転を選択して行なうことができるよう
に構成されている。
【0008】図2に示すように、上記操作部2は調理器
1内の作動を制御する制御部3に接続されている。ガス
の炎による焼成調理を行なう場合には、電磁弁1a・1
bを開弁し、点火器1cを作動させてバーナに点火す
る。点火されたことはフレームロッド1dにより検知す
る。バーナへの点火が行なわれると庫内循環ファン1e
を作動させ調理庫11内の熱気を循環させると共に、タ
ーンテーブルモータ1fを作動させ、調理庫11内の調
理物を回転させ均一に加熱する。また、調理庫11内の
温度をサーミスタ1gにより検知し、設定された温度を
維持するように上記電磁弁1a・1bを開閉制御する。
また、該調理器1は上記のごとく電子レンジとしての機
能を有するため、図外のマグネトロンとマグネトロンに
高電圧を供給するための高圧コンデンサとを備えてい
る。マグネトロンはオン/オフのデューティ比を切り替
えることにより出力調節されるもので、スイッチ2dに
より出力が強弱2段に切り換えられる。尚、マグネトロ
ンの作動及び停止はリレー1iによって制御される。
【0009】上記のごとく、ガスによる焼成調理と電磁
波による加熱調理とを行なうことのできる調理器1の操
作部2は図3(a)に示すようになっている。ガスによ
る焼成調理を単独で行う場合にはスイッチ2aを押し、
ガスと電磁波とによる調理を同時に行う場合にはスイッ
チ2bを押す。また、微弱出力の電磁波により解凍を行
なう場合にはスイッチ2cを押し、高出力または低出力
の電磁波で加熱調理を単独で行う場合にはスイッチ2d
を押す。そして、上記いずれかのスイッチ2a〜2dを
押して調理モードを選択した後、スタートスイッチ2e
を押して調理を開始する。尚、スイッチ2fは取り消し
スイッチである。また、21は7セグメントの表示管で
あり、調理を行なわない時は時刻を表示しているが(時
計モード)、ガスによる焼成調理を行なう際に温度設定
操作部であるエンコーダ22Eに取り付けられた温度調
節つまみ22により温度設定が行なわれると設定温度を
表示し、また、時間設定操作部(本実施形態ではエンコ
ーダ)に取り付けられた調理時間を設定するつまみ23
を操作すると設定時間や調理終了までの残り時間を表示
するものである。尚、スイッチ2gは時計合わせ用のス
イッチである。上記各スイッチに対応して基板にスイッ
チ素子が取り付けられており、基板を可撓性を有する樹
脂シートで覆い、樹脂シートの上からスイッチ素子を押
すようにしている。ところで、本実施形態ではつまみ2
2により設定される設定温度や上記サーミスタ1gの検
知信号に基づく庫内温度を、例えばバー状の表示管等の
専用の表示部で表示する構成を採用していない。そこ
で、図4に示すように、つまみ22の円筒部外周面にマ
ーク22Mを付し、操作部2の樹脂シートの表面に印し
たゲージ2Gにより設定温度のおよその値を常時知るこ
とができるようにした。
【0010】ところで、上記調理器1はビルトイン式で
あったが、調理器はシステムキッチン等に組み込まず単
独で使用する場合があり、その場合には上記ビルトイン
式の調理器1と内部構造は同じでも表面のデザインを変
更し、操作部の形状が上記操作部2とは異なるものとす
る場合がある。また、電磁波による加熱調理機能を必ず
しも備えている必要はなく、ガスによる焼成調理のみを
行なう調理器も市場において要求される。このようなガ
スによる焼成調理のみを行なう調理器の操作部は例えば
図3(b)に示すものとなり、このものでは焼成調理の
スタートはスイッチ2hで行ない、予熱はスイッチ2i
で行ない、取り消しはスイッチ2jで行なう。一般に制
御部3はCPU等を搭載しているため高価である。そこ
で、調理器の機種に応じて操作部のみを交換するように
すれば良い。但し、機種毎の操作部を各々まったくの専
用品として設計するとコストが高くなる。そこで、図3
(a)に示す操作部を設計し、図3(b)に示す機種の
場合には使用しないスイッチや発光ダイオード(LE
D)を基板に取り付けないようにして、その上から機種
ごとに専用の樹脂シートで覆うようにすれば基板のパタ
ーンが汎用化し設計工数を少なくすることができる。但
し、図3(a)(b)の両者を比較すると、スイッチ2
b・2c・2dと2j・2h・2iとは同じものを共用
することになるが、制御部3は実際に接続されている操
作部が図3(a)に示すものか図3(b)に示すものか
を判断しなければ正常な制御を行なえない。
【0011】そこで、図5に示すように、基板2′の各
スイッチSW(上記2a〜2jに対応する)が取り付け
られているマトリクスにライン2Lを追加し、マトリク
スとライン2Lとの4か所の交点にダイオードD1〜D
4を各々取り付け得るようにし、機種毎にダイオードD
1〜D4の取り付けパターン(取り付け箇所や取り付け
個数)を変えるようにした。4個のダイオードD1〜D
4の取り付けパターンは16通りあり、制御部3はダイ
オードD1〜D4の取り付けパターンを読み込んで接続
されている操作部が16種類の操作部の内のどの機種の
ものかを検知することができる。そして、接続されてい
る操作部がどの機種のものかがわかれば予め記憶されて
いる、どのスイッチが押された時にどのような制御を行
なうかという割り付けデータに基づいて制御を行なう。
尚、該ダイオードD1〜D4に代えてジャンパ線を用い
てもよい。
【0012】ところで、温度設定を行なうつまみ22は
基板2′に取り付けられたエンコーダ22Eを回すため
のものであるが、上述のごとく、設定温度をバー状の表
示管等で表示するようにすればつまみ22は何回転して
もよいが、本実施形態のようにつまみ22のマーク22
Mと樹脂シートに表したゲージ2Gとでおよその設定温
度がわかるようにする場合にはエンコーダ22Eが36
0度以上回転しないようにする必要がある。そこで、つ
まみ22の内側に2枚の板片22Fを形成すると共に、
エンコーダ22Eの近傍にストッパ爪2Sを立設し、つ
まみ22を回動する際に板片22Fがストッパ爪2Sに
当接して、つまみ22が360度(本実施形態では26
0度)以上回動しないようにしている。また、何らかの
原因でつまみ22が設定角度以上に回動した場合には直
ちに設定温度を最低温度に切り替え(エラーモード)、
更に3秒以上経過しても設定角度範囲に戻らない場合に
は所定のエラー表示(エラーコードの表示及びブザーの
鳴動)を行なって作動を停止させる。尚、3秒が経過す
る前にエンコーダ22Eの信号が正常に戻ればエラーモ
ードを解除して元の制御を継続する。
【0013】ところで、操作部2の表面に静電気が帯電
することがあり、該静電気がエンコーダ22Eにスパー
ク放電すると基板2′から制御部3へと静電気の影響が
及んで制御に悪影響を及ぼすおそれがある。そこで、エ
ンコーダ22Eの表側の基部を囲む円筒壁2Wを、基板
2′を保持すると共に樹脂シートで隠される枠体2Fに
一体に、板片22Fに干渉しない高さで形成した。この
ように円筒壁2Wを形成すると、操作部表面からつまみ
22をくぐって侵入した静電気は円筒壁2Wの外周面に
沿って一旦登らなくてはエンコーダ22Eの上記基部に
スパークできないため操作部表面とエンコーダ22Eの
基部との間の沿面距離を長くすることができ、エンコー
ダ22Eへのスパーク放電を防止することができる。
【0014】次に、図3(a)に示す操作部を備えた調
理器1の作動の一例としてガスによる焼成調理を単独で
行う場合の操作手順を図7を参照して説明する。まず、
スイッチ2aを1回押すとつまみ22による焼成温度の
入力待ち状態(A)になり、2回押すと同じくつまみ2
2による予熱温度の入力待ち状態(G)になり、更にス
イッチ2aを押す毎にAとGとの間で交互に切り替わ
る。例えばAの状態でつまみ22を回して温度を設定す
るかそのまま3秒間操作を行なわないとBに進みつまみ
23によるタイマ入力待機状態になる。タイマ入力がさ
れるとCのスタート待機状態になるが、Aの状態からつ
まみ23を操作して直接Cのスタート待機状態に移行す
ることができる。一方、Gの状態からつまみ22で予熱
温度を設定するか3秒経過するとHに移行してつまみ2
3による予熱タイマ入力待機状態になり、つまみ23に
よりタイマ入力されるとIの予熱スタート待機状態にな
る。また、Gの状態からつまみ23によるタイマ入力に
より直接Iに移行することができる。尚、BとHとの間
及びCとIとの間はAとGとの間と同じくスイッチ2a
を押すごとに相互に切り換えることができる。そして、
Cの状態からスタートスイッチ2eを押すとDに移行し
てガスによる焼成調理が始まる。該焼成調理中に調理庫
11の扉が開けられるとFに移行して焼成調理は中断さ
れるが、扉を閉め再度スタートスイッチ2eを押すとD
に戻り残り時間焼成調理を続ける。そして、タイマセッ
トした時間が経過するとEに移行して調理を終了し、表
示管21は時計モードに移行して時刻を表示する。ま
た、Iの状態からスタートスイッチ2eを押すとJに移
行して予熱運転を開始するが、予熱運転は必ずしも予熱
タイマが設定されていなくてもよいので、GやHの状態
からスタートスイッチ2eを押してもJに移行して予熱
運転を開始する。ここで、調理物を調理庫11内に入れ
るべく扉を開けるとMに移行して焼成調理用のタイマ入
力待ち状態になり、タイマセットされるとFに移行す
る。そして扉が閉められスタートスイッチ2eが押され
るとDに移行して焼成調理が開始される。また、Lの状
態で扉を開ける前に焼成調理用のタイマがセットされる
とKに移行し、調理物を調理庫11内に入れるため扉が
開けられるとFに移行する。尚、予熱運転終了時にすで
に焼成調理用のタイマがセットされている場合にはJか
ら直接Kに移行する。尚、C・Iのようにスイッチ2a
が押されるのを待機している状態が、スイッチ2aが押
されないため5分間継続するとすべての設定をキャンセ
ルして最初の時計モードに戻るようにした。
【0015】上記作動中において、表示管21はA・B
・G・Hの各状態ではつまみ22によって設定される設
定温度を表示しているが、C・D・E・F・I・J・K
・L・Mの各状態ではタイマ表示に切り替わり、つまみ
23によりセットされた時間と該セット時間からの残り
時間が表示される。但し、タイマ表示に切り替わった後
でも温度設定を変更するためつまみ22を回しエンコー
ダ22Eからパルス信号が出力されると強制的に表示を
温度表示に切り替え、温度設定が終わりエンコーダ22
Eからの出力が停止してから3秒経過した後再び表示を
タイマ表示に戻すようにしている。
【0016】ところで、上記K・Lに示す予熱完了状態
では表示管21の表示はタイマ表示に切り替わっている
が、調理庫11内が何度になっているかを知りたい場合
が生じる。そこで、スイッチ2aを押すと、スイッチ2
aを押している間だけ表示管21の表示を上記サーミス
タ1gにより検知される庫内温度に基づく表示に切り替
えることとした。但し、つまみ22を回して温度設定す
る際に、表示管21に1度刻みに設定温度を表示するこ
とも考えられるが、焼成調理を行なう場合に必ずしも1
度刻みに温度設定する必要性はなく、逆に1度刻みで温
度設定できるようにすると却って設定しづらくなる。そ
こで、本実施形態ではつまみ22を回して温度設定する
際に100度以上の範囲で10度刻みで設定するように
した。一方、サーミスタ1gにより検知される庫内温度
を表示管22に表示させる際にも、検知した実際の庫内
温度を1度刻みで表示するよりは設定温度に対応して庫
内温度を表示した方が使い勝手がよい。つまみ22によ
り設定する設定温度が例えば190度である場合には、
サーミスタ1gで検知される温度が182度(オフ温
度:但し実際の庫内温度はこれよりも若干高温である)
になればバーナを消火し、178度(オン温度)まで検
知温度が下がれば再点火して庫内温度を維持する。尚、
設定温度が200度の場合オフ温度は191度でオン温
度は187度である。また、設定温度が210度の場合
オフ温度は202度であり、オン温度は198度であ
る。庫内温度を表示管21に表示する際には、図8に示
すように、各設定温度のオフ温度を基準として、例えば
庫内温度が設定温度190度のオフ温度である182度
を越えると(ア)、庫内温度として190度を表示す
る。そして設定温度200度のオフ温度である191度
に達すると表示を200度に変更し(イ)、182度よ
り低温になると表示を200度から190度に戻し
(ウ)、191度を越えると再度200度を表示して
(エ)、設定温度が210度のオフ温度である202度
を越えるまで200度の表示を維持する(オ)。
【0017】ところで、制御部には記憶手段として所定
の記憶部が取り付けられており、出力される電磁波の強
弱にかかわらずマグネトロンを作動させた時間及び作動
回数を積算して記憶すると共に、ガスによる加熱調理時
間(予熱時間を含む)及び調理回数を積算して記憶す
る。そして、メンテナンス時等に修理履歴等の情報と共
にこれら作動時間や作動回数の累計を表示するようにし
ている。
【0018】尚、上記実施形態において、操作部の種類
をダイオードD1〜D4の取り付けパターンで区別し、
その取り付けパターンを制御部が電気的に読み取って操
作部の種類を判別するようにしたが、図9に示すよう
に、基板2′が枠体2Fに取り付けられた状態でダイオ
ードD1〜D4に対応する位置に凸板4を枠体2Fに一
体に形成し、かつ、ダイオードD1〜D4の取り付けパ
ターンに対応して凸板4の上部を切り欠いておけば、他
の操作部を取り付けようとしてもダイオードと凸板4と
が干渉して他の操作部を取り付けることができない。ま
た、基板2′に開設された穴51に嵌合して基板2′を
保持するボス5の位置を基板の種類に応じて変更するこ
とによって他の操作部を誤って取り付けることを防止で
きる。更に、ダイオードD1〜D4の取り付け位置に、
ダイオードのリード線を挿通するために設けるスルーホ
ールを、ダイオードの取り付けパターンに応じて開設
し、ダイオードを取り付けない箇所にはスルーホールを
開設しないことによりダイオードを物理的に取り付けら
れないようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、1個の表示部で調理温度と調理時間とを表示させる
ことにより表示部のコストを下げることができる。ま
た、調理時間を表示している状態で温度設定を行なう場
合でも表示を一時的に温度表示に切り替えることにより
表示部を見ながら調理温度の設定を行なうことができ、
調理温度の設定が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される調理器の設置状態の一例を
示す図
【図2】調理器内の構成を示すブロック図
【図3】機種による操作部の相違を説明する図
【図4】つまみ22の近傍を示す部分拡大図
【図5】制御部の構成の一部を示すブロック図
【図6】つまみ22の近傍の構成を示す切断斜視図
【図7】焼成調理の手順を示すフロー図
【図8】庫内温度として表示する温度を説明する線図
【図9】操作部の基板取り付け状態の一例を示す部分斜
視図
【符号の説明】
1 調理器 2 操作部 3 制御部 21 表示管 22 つまみ(温度設定用) 23 つまみ(時間設定用) D1〜D4 ダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理物を加熱調理する調理器に設けら
    れ、調理温度を設定する温度設定操作部と調理時間を設
    定する時間設定操作部とを有し、両設定操作部により設
    定される調理温度及び調理時間を表示する装置におい
    て、上記温度設定操作部はロータリ式のエンコーダであ
    り、該エンコーダの回動操作範囲を360度以内に制限
    すると共に、エンコーダに取り付けられたつまみの近傍
    に設定温度用の目盛りを表示し、かつ該目盛りの内の設
    定温度に対応する位置を示す印を該つまみに設けると共
    に、調理温度及び調理時間を択一的に表示する表示部を
    1つ設け、該表示部に調理時間が表示されている状態で
    温度設定操作部を操作すると、該操作時点から温度設定
    操作部に対する操作を終了した後所定時間が経過まで表
    示部の表示を一時的に温度表示に切り替え設定温度を表
    示することを特徴とする加熱調理器の表示装置。
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