JPH09112669A - 自動車用キーインターロック装置 - Google Patents

自動車用キーインターロック装置

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Publication number
JPH09112669A
JPH09112669A JP29369995A JP29369995A JPH09112669A JP H09112669 A JPH09112669 A JP H09112669A JP 29369995 A JP29369995 A JP 29369995A JP 29369995 A JP29369995 A JP 29369995A JP H09112669 A JPH09112669 A JP H09112669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key interlock
key
guide plate
interlock cam
support shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP29369995A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Kubosaki
孝裕 久保崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Delta Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Delta Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Delta Kogyo Co Ltd filed Critical Delta Kogyo Co Ltd
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Publication of JPH09112669A publication Critical patent/JPH09112669A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コストダウンを図ると共に品質が向上するよ
うにした自動車用キーインターロック装置を提供する。 【解決手段】 チェンジレバー21にプッシュ操作で上
下動されるガイドピン25が設けられ、レバー21の側
方に、ガイドピン25が係合するポジション規制溝26
bを有するガイドプレート26が設けられると共に、こ
のガイドプレートの側方にキーインターロックカム32
が設けられたキーインターロック装置において、カム3
2は、両面に回動支持軸が形成されて、一方の回動支持
軸は、ベースプレート20のブラケット34の軸穴で支
持されると共に、他方の回動支持軸はガイドプレート2
6に形成された軸穴で支持されている。カム32の一方
の回動支持軸にリターンスプリング35のコイル巻き部
35aが巻装され、カム32をガイドプレート26に当
接する方向に付勢している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用キーイン
ターロック装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特にオートマチック車のチェンジ
レバーとしては、図3に示すように、ベースプレート5
にボス部1aを枢着したチェンジレバー1に、ノブ6の
プッシュボタンのプッシュ操作に連動するガイドロッド
で上下動されるガイドピン7を設け、上記チェンジレバ
ー1の側方に、上記ガイドピン7が係合するポジション
規制溝2bを有するガイドプレート2を設けたものがあ
る。
【0003】上記ガイドプレート2の上部には節度溝2
aが形成され、この節度溝2aに上記チェンジレバー1
のブラケットに取り付けた板ばね3のローラ4を嵌合さ
せて、チェンジレバー1のシフト操作に節度を与えるよ
うになっている。
【0004】ところで、自動車を駐車させる時は、安全
のためにチェンジレバー1をパーキングレンジPにシフ
トさせた後に、エンンジンキーをキーシリンダから抜き
取るのが通常であるが、誤ってチェンジレバー1がパー
キングレンジP以外のレンジのままでエンンジンキーを
抜き取ることがある。このようなとき、ミッションロッ
クがかかっていないために自動車を駐車した場所の状況
(上り坂、下り坂)によっては、自動車が勝手に動き出
すおそれがある。
【0005】このため、チェンジレバー1がパーキング
レンジP以外のレンジの場合には、エンンジンキーをL
OCK(又はOFF)位置に回してもキーシリンダから
抜き取ることができないキーインターロック装置が実用
化されている。このキーインターロック装置は、図4に
示すように、上記ガイドプレート2の側方にキーインタ
ーロックカム8が設けられ、このキーインターロックカ
ム8とキーシリンダ9とをキーインターロックケーブル
10で連結して、このキーインターロックカム8に上記
ガイドピン7がパーキングレンジPの下動位置で係合
し、ガイドピン7の上動に連動してキーインターロック
カム8がリターンスプリング12の付勢力に抗して回動
されたときのみ、キーインターロックケーブル10を介
してキーシリンダ9のエンンジンキー11を抜き取り可
能とするようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記キ
ーインターロックカム8は、片面の回動支持軸8aがベ
ースプレート5のブラケット13の軸穴13aに嵌合さ
れて片持ち支持されているだけであったから、高負荷が
作用すると回動支持軸8aが変形してキーインターロッ
クカム8が正常に作動しなくなるおそれがあった。ま
た、上記回動支持軸8aは、プッシュナット(又はEリ
ング)14で抜け止めしているから、部品点数及び組み
付け工数が増加してコスト高になると共に、組み付け忘
れ等で品質が低下するおそれがあった。
【0007】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、キーインターロックカムの回動支持軸の変
形を未然に防止する一方、部品点数及び組み付け工数を
削減してコストダウンを図ると共に、組み付け忘れ等を
無くして品質が向上するようにした自動車用キーインタ
ーロック装置を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1は、チェンジレバーに、プッシュ
操作で上下動されるガイドピンが設けられ、上記チェン
ジレバーの側方に、上記ガイドピンが係合するポジショ
ン規制溝を有するガイドプレートが設けられると共に、
このガイドプレートの側方に、上記ガイドピンがパーキ
ングレンジの下動位置で係合し、ガイドピンの上動に連
動して回動されたとき、エンジンキーを抜き取り可能と
するキーインターロックカムが設けられた自動車用キー
インターロック装置において、上記キーインターロック
カムは、両面に回動支持軸がそれぞれ形成されて、一方
の回動支持軸は、ベースプレートのブラケットの軸穴で
支持されると共に、他方の回動支持軸は、上記ガイドプ
レートに形成された軸穴で支持されていることを特徴と
する自動車用キーインターロック装置を提供するもので
ある。
【0009】請求項1によれば、キーインターロックカ
ムの両面に回動支持軸を形成して、一方の回動支持軸を
従来と同様にベースプレートのブラケットの軸穴で支持
し、他方の回動支持軸をガイドプレートの軸穴で支持す
ることにより、キーインターロックカムが両持ち支持さ
れるようになるから、キーインターロックカムに高負荷
が作用しても回動支持軸が変形しにくくなる。
【0010】また、請求項2のように、上記キーインタ
ーロックカムの一方の回動支持軸にリターンスプリング
のコイル巻き部が巻装され、このリターンスプリングの
コイル巻き部は、キーインターロックカムをガイドプレ
ートに当接する方向に付勢している構成とすることがで
きる。
【0011】請求項2によれば、キーインターロックカ
ムは、一方の回動支持軸に巻装したリターンスプリング
のコイル巻き部でガイドプレートに当接する方向に付勢
されて、常にガイドプレートに当接するようになるか
ら、キーインターロックカムがブラケット方向に移動し
なくなるので、他方の回動支持軸がバーリング軸穴から
抜けはずれなくなる。また、キーインターロックカムが
ガイドプレートに付勢力で押え付けられるから、ガタが
減少すると共に、これに伴って振動によるビビリ音も減
少する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1に示すように、合成樹
脂製のベースプレート20にボス部を枢着したチェンジ
レバー21は、ベースプレート20に複数のねじ穴20
a,22a,…で固定したインジケータ22の長穴22
bから上方に突出されている。
【0013】上記チェンジレバー21には、ノブ23の
プッシュボタン24のプッシュ操作に連動するガイドロ
ッド(不図示)で上下動されるガイドピン25を設けて
いる。上記ベースプレート20のチェンジレバー21の
側方には、上記ガイドピン25が係合するポジション規
制溝26bを有するガイドプレート26がボルト27で
固定されている。
【0014】上記ガイドプレート26の上部には節度溝
26aが形成され、この節度溝26aに上記チェンジレ
バー21のブラケット28に取り付けた板ばね29のロ
ーラ30を嵌合させて、チェンジレバー21のパーキン
グレンジP、リバースレンジR、ニュートラルレンジ
N、ドライブレンジD、セカンドレンジS及びローレン
ジLへのシフト操作に節度を与えるようになっている。
【0015】上記パーキングレンジPのポジション規制
溝26bに対応するガイドプレート26の側方にはキー
インターロックカム32が配置されている。図2に詳細
に示すように、上記キーインターロックカム32の両面
には回動支持軸32a,32bがそれぞれ形成されてい
て、一方の回動支持軸32aは、上記ベースプレート2
0にボルト33で固定したブラケット34の立上り部3
4aの軸穴34bで支持されると共に、他方の回動支持
軸32bは、上記ガイドプレート26に形成したバーリ
ング軸穴26cで支持されている。つまり、キーインタ
ーロックカム32は、一対の回動支持軸32a,32b
と各軸穴34b,26cで両持ち支持されることにな
る。上記他方の回動支持軸32bの基部に大径段部32
dを形成して、キーインターロックカム32のガイドプ
レート26への当接面積を減少させると、回動時のフリ
クション抵抗が低減して回動がスムーズになる。なお、
キーインターロックカム32の一方の回動支持軸32a
は、別体のブラケット34では無く、ベースプレート2
0に一体成形したブラケット部の軸穴で支持するように
しても良い。
【0016】上記キーインターロックカム32の一方の
回動支持軸32aは長く設定されていて、ブラケット3
4の立上り部34aとの間にスペースSを形成するよう
にしている。上記スペースSに対応する一方の回動支持
軸32aには、リターンスプリング35のコイル巻き部
35aが巻装され、このリターンスプリング35の一端
部35bはキーインターロックカム32に係止され、他
端部35cはブラケット34の立上り部34aに係止さ
れて、このリターンスプリング35でキーインターロッ
クカム32が図2(A)において左旋回動方向に付勢さ
れている。
【0017】上記キーインターロックカム32は、リタ
ーンスプリング35で左旋回動方向に付勢された状態
で、係合溝部32cに上記ガイドピン25がパーキング
レンジPの下動位置で係合する位置で、ブラケット34
のストッパー部34cで当て止められる。
【0018】上記キーインターロックカム32のピン3
6は、キーシリンダ37にキーインターロックケーブル
38で連結され、このキーインターロックカム32の係
合溝部32cに上記ガイドピン25がパーキングレンジ
Pの下動位置で係合し、ガイドピン25の上動に連動し
てキーインターロックカム32がリターンスプリング3
5の付勢力に抗して右旋回動されたとき、キーインター
ロックケーブル38を介してキーシリンダ37のエンジ
ンキー39を抜き取り可能にする。
【0019】上記キーインターロックカム32の回動支
持軸32aに巻装されたリターンスプリング35のコイ
ル巻き部35aは、軸方向のコイルスプリングにもなっ
ていて、キーインターロックカム32をガイドプレート
26に当接する方向[図2(B)の矢印B参照]に付勢
している。
【0020】上記の構成であれば、上記キーインターロ
ックカム32は、一方の回動支持軸32aをベースプレ
ート20のブラケット34の軸穴34bで支持し、他方
の回動支持軸32bをガイドプレート26のバーリング
軸穴26cで支持することにより、両持ち支持されるよ
うになるから、従来の片持ち支持の場合と比較して、キ
ーインターロックカム32に高負荷が作用しても回動支
持軸32a,32bが変形しにくくなるので、キーイン
ターロックカム32が常に正常に作動するようになる。
また、他方の回動支持軸32bは、ガイドプレート26
のバーリング軸穴26cで支持するから、ブラケットの
ような別部品が不要であり、コストアップにはならな
い。
【0021】一方、キーインターロックカム32は、リ
ターンスプリング35のコイル巻き部35aでガイドプ
レート26に当接させるように付勢しているから、キー
インターロックカム32がブラケット34の立上り部3
4aの方向に移動しなくなるので、他方の回動支持軸3
2bがガイドプレート26のバーリング軸穴26cから
抜け外れなくなる。したがって、従来のようなプッシュ
ナット等が不要となり、部品点数等が削減してコストダ
ウンが図れると共に、プッシュナット等の組み忘れ等も
なくなって品質が向上する。また、キーインターロック
カム32がガイドプレート26に付勢力で押え付けられ
ているから、ガタが減少すると共に、これに伴って振動
によるビビリ音も減少する。
【0022】上記構成は、キーインターロックカム32
を両軸32a,32bのものに取り替えて、ガイドプレ
ート26にバーリング軸穴26cを加工する等するだけ
で、既存の装置でも簡単に採用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のキーインターロック装置は、キーインターロックカ
ムの両面に回動支持軸を形成して、一方の回動支持軸を
ベースプレートのブラケットの軸穴で支持し、他方の回
動支持軸をガイドプレートの軸穴で支持することによ
り、キーインターロックカムが両持ち支持されるように
なるから、キーインターロックカムに高負荷が作用して
も回動支持軸が変形しにくくなって、キーインターロッ
クカムが常に正常に作動するようになる。また、他方の
回動支持軸は、ガイドプレートのバーリング軸穴で支持
するから、ブラケットのような別部品が不要であり、コ
ストアップにならない。
【0024】また、キーインターロックカムをリターン
スプリングのコイル巻き部でガイドプレートに当接する
方向に付勢して、常にガイドプレートに当接させるよう
にすると、キーインターロックカムがブラケット方向に
移動しなくなるので、他方の回動支持軸がバーリング軸
穴から抜けはずれなくなる。したがって、プッシュナッ
ト等が不要となり、部品点数及び組み付け工数が削減し
てコストダウンが図れると共に、プッシュナット等の組
み忘れ等も無くなって品質が向上するようになる。ま
た、キーインターロックカムがガイドプレートに付勢力
で押え付けられているから、ガタが減少すると共に、こ
れに伴って振動によるビビリ音も減少するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のキーインターロック装置の斜視図で
ある。
【図2】 (A)はキーインターロックカムの部分の分
解斜視図、(B)は(A)の組み立て断面図である
【図3】 チェンジレバーの斜視図である。
【図4】 従来のキーインターロックカムの部分の分解
斜視図である。
【符号の説明】
20 ベースプレート 21 チェンジレバー 23 ノブ 24 プッシュボタン 25 ガイドピン 26 ガイドプレート 26a 節度溝 26b ポジション規制溝 26c バーリング軸穴 32 キーインターロックカム 32a,32b 回動支持軸 34 ブラケット 34b 軸穴 35 リターンスプリング 35a コイル巻き部 37 キーシリンダ 38 キーインターロックケーブル 39 エンジンキー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェンジレバーに、プッシュ操作で上下
    動されるガイドピンが設けられ、上記チェンジレバーの
    側方に、上記ガイドピンが係合するポジション規制溝を
    有するガイドプレートが設けられると共に、このガイド
    プレートの側方に、上記ガイドピンがパーキングレンジ
    の下動位置で係合し、ガイドピンの上動に連動して回動
    されたときのみ、エンジンキーを抜き取り可能とするキ
    ーインターロックカムが設けられた自動車用キーインタ
    ーロック装置において、 上記キーインターロックカムは、両面に回動支持軸がそ
    れぞれ形成されて、一方の回動支持軸は、ベースプレー
    トのブラケットの軸穴で支持されると共に、他方の回動
    支持軸は、上記ガイドプレートに形成された軸穴で支持
    されていることを特徴とする自動車用キーインターロッ
    ク装置。
  2. 【請求項2】 上記キーインターロックカムの一方の回
    動支持軸にリターンスプリングのコイル巻き部が巻装さ
    れ、このリターンスプリングのコイル巻き部は、キーイ
    ンターロックカムをガイドプレートに当接する方向に付
    勢している請求項1に記載の自動車用キーインターロッ
    ク装置。
JP29369995A 1995-10-16 1995-10-16 自動車用キーインターロック装置 Pending JPH09112669A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004291660A (ja) * 1999-11-10 2004-10-21 Delta Kogyo Co Ltd シフトレバー用ロックカムのリターンスプリング組み付け構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004291660A (ja) * 1999-11-10 2004-10-21 Delta Kogyo Co Ltd シフトレバー用ロックカムのリターンスプリング組み付け構造
JP4558116B2 (ja) * 1999-11-10 2010-10-06 デルタ工業株式会社 シフトレバー用ロックカムのリターンスプリング組み付け構造

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