JP3441362B2 - 自動変速機用ダイヤル式シフト装置 - Google Patents

自動変速機用ダイヤル式シフト装置

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JP3441362B2
JP3441362B2 JP10677698A JP10677698A JP3441362B2 JP 3441362 B2 JP3441362 B2 JP 3441362B2 JP 10677698 A JP10677698 A JP 10677698A JP 10677698 A JP10677698 A JP 10677698A JP 3441362 B2 JP3441362 B2 JP 3441362B2
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典章 飯田
伸一 高井
慶浩 宮本
信昌 宮浦
義久 三又
敏雄 菊地
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Hosiden Corp
Atsumitec Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Hosiden Corp
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    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
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    • F16H2059/081Range selector apparatus using knops or discs for rotary range selection

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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は,主として自動車に
用いられる自動変速機用ダイヤル式シフト装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】自動変速機用ダイヤル式シフト装置は,
例えば特公平4−68726号公報に開示されているよ
うに,既に知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記公報に開示されて
いる自動変速機用ダイヤル式シフト装置は,ダイヤル型
の操作ノブの,その回転方向に沿った複数のシフト位置
を規定するディテント機構と,操作ノブの所定シフト位
置から別の所定シフト位置への回動を,操作ノブの軸方
向摺動を伴って可能にするシフト規制機構と,操作ノブ
のシフト位置に応じて変速制御ユニットに変速信号を発
する変速スイッチとを同心状に配設して構成される。こ
のため,操作ノブには,ディテント機構及びシフト規制
機構を回転駆動するシフト軸と,変速スイッチを回転駆
動する筒軸とを設ける必要があって構造が複雑になるの
みならず,直径方向に装置が大型化してしまう欠点があ
る。 【0004】本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたも
ので,構造簡単で全体を直径方向にコンパクトに構成し
得,しかもディテント機構やシフト規制機構の作動に伴
い生ずる摩耗粉が変速スイッチ内に侵入しないようにし
た,前記自動変速機用ダイヤル式シフト装置を提供する
ことを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,車体に支持されるブラケットに,このブ
ラケットと,そのブラケット下部に固着されるスイッチ
ハウジングとを貫通するシフト軸を回転及び軸方向摺動
自在に支承すると共に,このシフト軸の上端にダイヤル
型操作ノブを固着し,ブラケット内に,シフト軸の,そ
の回転方向に沿った複数のシフト位置を規定するディテ
ント機構と,シフト軸の所定シフト位置から別の所定シ
フト位置への回動を,シフト軸の軸方向摺動を伴って可
能にするシフト規制機構とを設ける一方,スイッチハウ
ジング内に,シフト軸のシフト位置に応じて変速制御ユ
ニットに変速信号を発する変速スイッチを設け,車体に
ブラケットを支持させるフレームを,該ブラケットに固
着されるフレーム本体と,そのフレーム本体に一体に連
なり且つ該ブラケット及びスイッチハウジング間に介装
されてディテント機構及びシフト規制機構から変速スイ
ッチへの摩耗粉の侵入を防ぐための遮蔽板と,同フレー
ム本体から一体に延びて車体に固着される支 持腕とより
構成したことを徴とする。 【0006】この徴によれば,ディテント機構,シフ
ト規制機構及び変速スイッチが軸方向に配置されると共
に,これらにシフト軸が共通に連結されるから,装置の
小径化と構造の簡素化を図ることができ,しかも,ディ
テント機構及びシフト規制機構と変速スイッチとが軸方
向隣接関係となるも,ディテント機構及びシフト規制機
構がその作動により発生した摩耗粉を遮蔽板により受け
止めて,下部の変速スイッチへの摩耗粉の侵入を防ぎ,
該スイッチの耐久性を確保することができる。また特に
ブラケットに固着されるフレーム本体と,車体に固着さ
れる支持腕と,前記遮蔽板との一体化により,部品点数
の増加を伴わずに変速スイッチへの摩耗粉の侵入を防ぐ
ことができると共に,シフト軸の押し込み荷重を遮蔽板
に支承させることができてブラケットの剛性を高めるこ
とができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下,発明の実施の形態を,添付
図面に示す本発明の実施例に基づいて説明する。 【0008】図1は本発明の自動変速機用ダイヤル式シ
フト装置の縦断側面図,図2は図1に対応する作用図,
図3は図1の3−3線断面図,図4は図1の4−4線断
面図,図5は図4に対応する作用図,図6は図3の6−
6線断面図,図7は図1の7−7線断面図,図8は図1
の8−8線断面図,図9はシフト規制溝の展開図,図1
0は図3の10−10線断面図である。 【0009】先ず,図1ないし図3において,自動変速
機用ダイヤル式シフト装置1は,合成樹脂製の円筒状の
ブラケット2と,このブラケット2の下部に同軸に配置
される,同じく合成樹脂製のスイッチハウジング3と,
これらブラケット2及びスイッチハウジング3を支持す
るフレーム4とを備える。 【0010】フレーム4は,ブラケット2の外周面を覆
う円筒状のフレーム本体4aと,このフレーム本体4a
の下端に連なり,ブラケット2及びスイッチハウジング
3間に嵌装される遮蔽板4bと,フレーム本体4aの上
端から放射状に延びる複数本(図示例では3本)の支持
腕4cとからなるもので,鋼板のプレス加工により製作
される。 【0011】このフレーム4は,フレーム本体4aが複
数本のタップねじ5によりブラケット2に固着され,支
持腕4cが自動車のインストルメントパネル又はステア
リングコラム(図示せず)に固着される。また遮蔽板4
bにはスイッチハウジング3が複数の通しボルト6によ
り固着される。その際,スイッチハウジング3の上端に
は,その内部のスイッチ3aを閉じるスイッチカバー7
が嵌着される。 【0012】ブラケット2,遮蔽板4b,スイッチカバ
ー7及びスイッチハウジング3の中心部に,これらを貫
通するシフト軸8が配置され,このシフト軸8は,その
一端部がブラケット2上端の軸受壁9に上部ブッシュ1
0を介して,また他端が前記遮蔽板4bに下部ブッシュ
12を介して回転及び軸方向摺動自在に支承される。 【0013】シフト軸8は,上部ブッシュ10に支承さ
れる大径軸部8aと,この大径軸部8aの上端及び下端
からそれぞれ同軸状に突出する上部小径軸部8b及び下
部小径軸部8cとからなっており,上部小径軸部8bに
ダイヤル型の操作ノブ22が固着される。このシフト軸
8には,その全長にわたって軸方向に延びるキー溝13
と,下部小径軸部8cの全長にわたって軸方向に延びる
キー溝14とが設けられ,また大径軸部8aの下端部一
側には切欠き15が設けられる。 【0014】ブラケット2は,前記軸受壁9と,ブラケ
ット2の下端部に嵌着されたばね座体11との間に制御
室2aを有しており,この制御室2aに,シフト軸8の
下部小径軸部8cに摺動自在に貫通される制御部材16
が収容され,この制御部材16に一体に形成された一対
のキー17,18がシフト軸8のキー溝13,14に係
合する。そして,この制御部材16を大径軸部8aの下
端に当接させて保持するサークリップ19が下部小径軸
部8cに装着される。こうして制御部材16は,シフト
軸8と共に回転と軸方向摺動,即ち昇降ができるように
なっており,この制御部材16をシフト軸8と共に上方
へ付勢するセットばね20が制御室2aにおいて制御部
材16及びばね座体11との間に縮設される。 【0015】図1及び図7に示すように,制御部材16
は,制御室2aの内周面に突設された一対のストッパ突
起211 ,212 により規定される略90°の回転角の
範囲において,シフト軸8によりパーキング位置P,リ
バース位置R,ニュートラル位置N及びドライブ位置D
の4つのシフト位置に順次回動されるもので,これらシ
フト位置に制御部材16を順次保持するためのディテン
ト機構23がブラケット2及び制御部材16間に設けら
れる。このディテント機構23は,制御室2aの内周面
に制御部材16のP〜Dのシフト位置にそれぞれ対応し
て形成された4つのV形ノッチ241 〜244 と,制御
部材16に設けられた半径方向の保持孔25に出没可能
に保持されて上記ノッチ241 〜244 に係合し得るボ
ール26と,保持孔25に収容されてボール26を上記
ノッチ241 〜244 との係合方向に付勢するばね27
とから構成される。 【0016】而して,ボール26がばね27の付勢力を
もってノッチ241 〜244 に順次係合することによ
り,制御部材16をP〜Dのシフト位置に順次保持し得
ると共に,操縦者に節度感を与えることができる。 【0017】また図7及び図9に示すように,ブラケッ
ト2及び制御部材16間には,シフト軸8のシフト操作
に一定の規制を与えるシフト規制機構29が設けられ
る。このシフト規制機構29は,制御室2aの内周壁の
一部を構成するようにブラケット2にモールド結合され
る金属製の規制板30と,この規制板30内周面の周方
向に延びる規制溝31と協働すべく制御部材16の外周
面に突設されたピン32とから構成される。上記規制溝
31の上側のカム面31aには,制御部材16の前記シ
フト位置P,R,N,Dにそれぞれ対応して規制ピン3
2が前記セットばね20の付勢力をもって係合するP位
置保持溝331 ,R位置規制壁332 ,N位置規制壁3
3 及びD位置規制壁334 を形成されている。 【0018】而して,操縦者が操作ノブ22を押し下げ
ることにより,シフト軸8を介して制御部材16をセッ
トばね20の付勢力に抗して下降させれば,ピン32が
カム面31aから離脱して,その規制から開放される。
したがって,次いで操作ノブ22を回転すれば,シフト
軸8を介して制御部材16をパーキング位置P〜ドライ
ブ位置Dの所望のシフト位置へシフトすることができ
る。 【0019】図1及び図8に示すように,スイッチハウ
ジング3のスイッチ3aには,変速スイッチ36が収容
される。この変速スイッチ36は,スイッチ3aに所定
角度の範囲で回転自在に収納され接点ホルダ37を備え
ており,この接点ホルダ37はシフト軸8に摺動自在に
貫通されると共に,該ホルダ37に一体に形成された一
対のキー38,39がシフト軸8のキー溝13,14に
それぞれ係合する。したがって,接点ホルダ37はシフ
ト軸8の昇降を許容しつゝ,それと共に所定角度の範囲
で回転し得るようになっている。この接点ホルダ37の
下面には,可動接点40が下方へばね付勢されて取付け
られる。またスイッチ3aの底壁には,上記可動接点4
0の一端が常時接触する共通固定接点41,及び可動接
点40の他端がシフト軸8のパーキング位置P〜ドライ
ブ位置Dに応じて選択的に接触する4つの固定接点,即
ち第1〜第4固定接点421 〜424 が固設され,これ
ら共通固定接点41及び第1〜第4固定接点421 〜4
4 に連なる導線43がカプラ44を介して電子式の変
速制御ユニット45に接続される。この変速制御ユニッ
ト45は,可動接点40が第1〜第4固定接点421
424 に順次接触するのに応じて変速機の状態をPレン
ジ,Rレンジ,Nレンジ,Dレンジと切換えるようにな
っている。 【0020】ところで,上記のように,ディテント機構
23及びシフト規制機構29を収容するブラケット2
と,変速スイッチ36を収容するスイッチハウジング3
とを同軸状に配置して結合し,上記両機構23,29に
連結する制御部材16と変速スイッチ36とを共通のシ
フト軸8により作動するようにしたので,ダイヤル式シ
フト装置1の小径化と構造の簡素化を図ることができ,
しかも,ディテント機構23及びシフト規制機構29と
変速スイッチ36とが上下に隣接関係となるも,両機構
23,29がその作動に伴い摩耗粉を発生した場合は,
これをブラケット2及びスイッチハウジング3間の遮蔽
板4bにより受け止めて,変速スイッチ36への摩耗粉
の侵入を防ぎ,該スイッチ36の耐久性を確保すること
ができる。 【0021】しかも,遮蔽板4bは,ブラケット2を支
持するフレーム4と一体に形成されるので,部品点数の
増加を伴わずに済むのみならず,シフト軸8及び制御部
材16の押し込み荷重を遮蔽板4bに支承させることが
でき,ブラケット2の剛性を高めることができる。さら
にこの遮蔽板4bにスイッチハウジング3が複数の通し
ボルト6により固着されるので,フレーム4がスイッチ
ハウジングを支持するフレームともなり,構造の更なる
簡素化を図ることができる。 【0022】図1,図4及び図5に示すように,制御部
材16がパーキング位置Pを占めているときは,車両の
ブレーキぺダルを作動させない限り制御部材16をパー
キング位置Pにロックしておくシフトロック機構47が
設けられる。このシフトロック機構47は,ブラケット
2の一側壁に設けられた半径方向の偏平なガイド孔48
に嵌合してロック位置L(図4参照)とアンロック位置
U(図5参照)との間を摺動するロックプレート49
と,このロックプレート49を作動する電磁アクチュエ
ータ50とを備える。ロックプレート49は,そのロッ
ク位置Lでは,制御部材16がパーキング位置Pを占め
ているとき,ロックプレート49の先端がシフト軸8の
大径軸部8aの切欠き15に係合してシフト軸8の下降
をを阻止するようになっている。 【0023】電磁アクチュエータ50は,その作動杆5
1を上方へ突出させると共に,ロックばね52により作
動杆51をその突出方向へ付勢しており,この作動杆5
1は,ブラケット2と一体の支持壁53に軸支54され
るベルクランク55を介してロックプレート49に連結
される。電磁アクチュエータ50のソレノイドは,ブレ
ーキペダルの踏込みに応動して閉じるブレーキ作動感知
スイッチ(図示せず)を介してバッテリに接続される。 【0024】而して,図1,図7及び図8に示すよう
に,制御部材16がパーキング位置Pを占めていて,可
動接点40により共通固定接点41及び第1固定接点4
1 間を閉じており,且つブレーキペダルが休止位置に
あるときは,電磁アクチュエータ50は消勢状態に制御
される。このとき,制御部材16がセットばね20によ
り上限位置に保持されていれば,図4に示すように,ロ
ックプレート49は電磁アクチュエータ50のロックば
ね52の弾発力でロック位置Lに保持され,その先端を
シフト軸8の切欠き15に係合させることにより,シフ
ト軸8の下降を阻止する。またシフト規制機構29のピ
ン32がP位置保持溝331 に係合していることによ
り,制御部材16の回転が阻止される。その結果,シフ
ト軸8は作動不能となる。 【0025】そこで,ブレーキペダルを踏込むと,図5
に示すように,電磁アクチュエータ50の励起により作
動杆51が引込まれてロックプレート49がアンロック
位置Uへ後退して,その先端がシフト軸8の切欠き15
から離脱する。そこで,シフト軸8を制御部材16と共
に下降させて,シフト規制機構29のピン32をP位置
保持溝331 から脱出させ,そしてシフト軸8により制
御部材16をパーキング位置P以外の所望のシフト位置
R〜Dへ回動させることができる。 【0026】その後の電磁アクチュエータ50の制御方
式として下記の2方式がある。 制御部材16がパー
キング位置P以外のシフト位置へシフトされると,制御
部材16が再びパーキング位置Pまで戻されない限り,
電磁アクチュエータ50を励磁しておく方式。 シフ
ト位置に関係なく,単にブレーキペダルの踏み込み・解
除にに応じて電磁アクチュエータ50を励磁・消磁とす
る方式。 【0027】の方式を採用すると,制御部材16がパ
ーキング位置P以外のシフト位置へされた後では,ブレ
ーキペダルの踏み込み・解除の繰返しによるも,ロック
プレート49をアンロック位置Lに保持し続けることが
できるから,ロックプレート49の作動繰返音の発生を
防ぐことができる。 【0028】またの方式を採用すると,制御部材16
がパーキング位置P以外のシフト位置へシフトされた後
では,ブレーキペダルの解除状態において,電磁アクチ
ュエータ50の消磁によりロックプレート49はロック
ばね52の付勢力でロック位置に戻ろうとするが,この
ときシフト軸8の切欠き15は,ロックプレート49の
下方に移動しており,大径軸部8aがロックプレート4
9の先端に対向して,該プレート49のロック位置への
移行を阻止するので,支障はなく,電磁アクチュエータ
50に対する制御の簡素化を図ることができる。 【0029】図3及び図10に示すように,ブラケット
2の軸受壁9及び制御部材16間には,パーキング位置
検知スイッチ57が設けられる。このパーキング位置検
知スイッチ57は,ブラケット2の前記軸受壁9の下面
に設けられる一対の固定接点581 ,582 と,制御部
材16の上端面に取付けられる可動接点59とから構成
され,制御部材16がパーキング位置Pに来て,上限ま
で上昇すると,可動接点59が両固定接点581 ,58
2 間を閉じて,図示しないエンジンキーの離脱防止装置
を解除するようになっている。 【0030】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可
能である。例えば,シフト規制機構29の規制溝31を
合成樹脂製のブラケット2に直接形成することもでき
る。 【0031】 【発明の効果】以上のように本発明よれば,本発明
は,車体に支持されるブラケットに,このブラケット
と,その下部に固着されるスイッチハウジングとを貫通
するシフト軸を回転及び軸方向摺動自在に支承すると共
に,このシフト軸の上端にダイヤル型操作ノブを固着
し,ブラケット内に,シフト軸の,その回転方向に沿っ
た複数のシフト位置を規定するディテント機構と,シフ
ト軸の所定シフト位置から別の所定シフト位置への回動
を,シフト軸の軸方向摺動を伴って可能にするシフト規
制機構とを設ける一方,スイッチハウジング内に,シフ
ト軸のシフト位置に応じて変速制御ユニットに変速信号
を発する変速スイッチを設け,ブラケット及びスイッチ
ハウジング間に,遮蔽板を介裝したので,ディテント機
構,シフト規制機構及び変速スイッチが軸方向に配置さ
れると共に,これらにシフト軸が共通に連結されること
になり,装置の小径化と構造の簡素化を図ることができ
る。しかも,上部のディテント機構及びシフト規制機構
の作動に伴い摩耗粉が発生しても,これを遮蔽板により
受け止めて,下部の変速スイッチへの摩耗粉の侵入を防
ぎ,該スイッチの耐久性を確保することができる。 【0032】また特に車体にブラケットを支持させるフ
レームを,該ブラケットに固着されるフレーム本体と,
そのフレーム本体に一体に連なり且つ該ブラケット及び
スイッチハウジング間に介装された前記遮蔽板と,同フ
レーム本体から一体に延びて車体に固着される支持腕と
より構成したので,ブラケットに固着されるフレーム本
体と,車体に固着される支持腕と,前記遮蔽板との一体
化により,部品点数の増加を伴わずに変速スイッチへの
摩耗粉の侵入を防ぐことができと共に,シフト軸の押
し込み荷重をブラケットを介して遮蔽板に支承させるこ
とができてブラケットの剛性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の自動変速機用ダイヤル式シフト装置の
縦断側面図。 【図2】図1に対応する作用図。 【図3】図1の3−3線断面図。 【図4】図1の4−4線断面図。 【図5】図4に対応する作用図。 【図6】図3の6−6線断面図。 【図7】図1の7−7線断面図。 【図8】図1の8−8線断面図。 【図9】シフト規制溝の展開図。 【図10】図3の10−10線断面図。 【符号の説明】 1・・・・・ダイヤル式シフト装置 2・・・・・ブラケット 3・・・・・スイッチハウジング 4・・・・・フレーム4a・・・・フレーム本体 4b・・・・遮蔽板4c・・・・支持腕 8・・・・・シフト軸 22・・・・操作ノブ 23・・・・ディテント機構 29・・・・シフト規制機構 36・・・・変速スイッチ 45・・・・変速制御ユニット P・・・・・シフト位置(パーキング位置) R・・・・・シフト位置(リバース位置) N・・・・・シフト位置(ニュートラル位置) D・・・・・シフト位置(ドライブ位置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高井 伸一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 宮本 慶浩 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 宮浦 信昌 大阪府八尾市北久宝寺1丁目4番33号 ホシデン株式会社内 (72)発明者 三又 義久 大阪府八尾市北久宝寺1丁目4番33号 ホシデン株式会社内 (72)発明者 菊地 敏雄 大阪府八尾市北久宝寺1丁目4番33号 ホシデン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−158521(JP,A) 実開 昭62−62726(JP,U) 実開 平7−1355(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 19/02 - 19/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車体に支持されるブラケット(2)に,
    このブラケット(2)と,そのブラケット(2)下部に
    固着されるスイッチハウジング(3)とを貫通するシフ
    ト軸(8)を回転及び軸方向摺動自在に支承すると共
    に,このシフト軸(8)の上端にダイヤル型操作ノブ
    (22)を固着し, ブラケット(2)内に,シフト軸(8)の,その回転方
    向に沿った複数のシフト位置(P〜D)を規定するディ
    テント機構(23)と,シフト軸(8)の所定シフト位
    置から別の所定シフト位置への回動を,シフト軸(8)
    の軸方向摺動を伴って可能にするシフト規制機構(2
    9)とを設ける一方,スイッチハウジング(3)内に,
    シフト軸(8)のシフト位置(P〜D)に応じて変速制
    御ユニット(45)に変速信号を発する変速スイッチ
    (36)を設け,車体にブラケット(2)を支持させるフレーム(1)
    を,該ブラケット(2)に固着されるフレーム本体(4
    a)と,そのフレーム本体(4a)に一体に連なり且つ
    該ブラケット(2)及びスイッチハウジング(3)間に
    介装されてディテント機構(23)及びシフト規制機構
    (29)から変速スイッチ(36)への摩耗粉の侵入を
    防ぐための遮蔽板(4b)と,同フレーム本体(4a)
    から一体に延びて車体に固着される支持腕(4c)とよ
    り構成した ことを特徴とする,自動変速機用ダイヤル式
    シフト装置。
JP10677698A 1998-04-16 1998-04-16 自動変速機用ダイヤル式シフト装置 Expired - Fee Related JP3441362B2 (ja)

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