JPH09112543A - 自給式流体軸受ユニット - Google Patents

自給式流体軸受ユニット

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JPH09112543A
JPH09112543A JP8219754A JP21975496A JPH09112543A JP H09112543 A JPH09112543 A JP H09112543A JP 8219754 A JP8219754 A JP 8219754A JP 21975496 A JP21975496 A JP 21975496A JP H09112543 A JPH09112543 A JP H09112543A
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Japan
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thrust
sleeve
annular
bearing
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JP8219754A
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Yan Zang
ヤン・ザング
Michael R Hatch
マイケル・アール・ハッチ
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Quantum Corp
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    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/12Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
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    • G11B19/2009Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自給式流体軸受システムを提供する。 【解決手段】 自給式流体軸受ユニット(100)は、
シャフト(14)と、相対的な回転のためにシャフトを
受けるための開口部を規定するスリーブ(16)と、シ
ャフトとスリーブとの間に規定された1対の長手方向に
間隔をおかれたラジアル流体ジャーナル軸受(34,3
6)と、シャフトのねじ切りされた軸方向の開口部と噛
み合うためのねじ切りされた端部領域を含みかつボルト
肩を規定するシャフトボルト(13)と、2つの平行な
半径方向の面を有し、かつシャフトボルトがシャフトの
ねじ切りされた軸方向の開口部と噛み合うときシャフト
肩とシャフトボルト肩との間に装着するためにシャフト
ボルトに嵌合するように適合された環状のスラストプレ
ート(30)と、スリーブに装着された環状のスラスト
ブッシング(54)と流体スラスト軸受潤滑剤溜め(4
1)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は流体軸受に関する。より特定
的にはこの発明は、大きな慣性負荷を有するスピンドル
モータ用の自給式流体軸受ユニットであって、潤滑液体
の逃げを防ぐための複数の潤滑液体シールを含むものに
関する。
【0002】
【発明の背景】コンピュータハードディスクドライブの
開発により、ますます高いトラック密度と、より低い音
響ノイズと、衝撃および振動乱れの下でのより優れた信
頼性とが求められている。現在利用されている玉軸受ス
ピンドルについての、軸受の欠陥による高い非反復性の
ふれ、大きな音響ノイズ、および高い共鳴振動数等の望
ましくない特徴はドライブの容量および性能を著しく制
限する。
【0003】流体軸受(「HDB」)のような非接触軸
受を用いれば前述の制限を克服できるだろう。流体軸受
の全膜潤滑では、非反復性のふれがかなり低く音響ノイ
ズがかなり減り、その高度の減衰は外部の衝撃および振
動に対して強い抵抗を与える。HDBおよび遠心毛管シ
ールを含むディスクドライブスピンドルモータの一例
が、本件の発明者ら(別の共同発明者とともに)の、
「流体軸受およびシール(Hydrodynamic Bearing and S
eal )」と題された米国特許第5,423,612号に
記載され、その開示をここに引用により援用する。
【0004】ハードディスクドライブ環境においてHD
Bシステムを配備するには、軸受の性能劣化とドライブ
内の汚染とを防ぐためにあらゆる動作状態および非動作
状態の下で軸受の構造の内部で潤滑剤がしっかりとシー
ルされることが必要である。同時に、コスト要件を満た
すために軸受システムは容易に製造可能でなければなら
ない。以下に説明されるように、これらの要件は互いに
矛盾することが多く、これまではHDBスピンドルの設
計は妥協されたものであった。
【0005】流体軸受ユニットにシールを設けるための
先行技術の方策は多くあった。Oリングのような静止用
シールと、表面張力シールまたは毛管シールのような動
的クリアランスシールとが流体軸受をシールするために
用いられた。
【0006】ある先行技術の例は、「液体軸受ユニット
およびシール(Liquid Bearing Unit and Seal)」と題
されたヘンドラー(Hendler )らの米国特許第3,77
8,123号に記載される。ヘンドラーらの方法では、
流体軸受システムの外側の境界の環状のV形溝内に水銀
のような非水和性の液体が入れられる。さらに、水銀の
シールを保持するために、ジャーナル部材の端部の環状
のギャップまたは空間に低蒸気圧真空ポンプオイルの薄
膜が設けられる。軸受システムの相対的な回転により生
じた表面効果および/または遠心力の結果としてオイル
が広がらないように、環状のスペースの外端縁には1対
の薄いバリヤ膜も設けられる。
【0007】他の先行技術の方法は、「2つの向き合う
流体軸受を備える軸受システム(Bearing System Compr
ising Two Facing Hydrodynamic Bearings)」と題され
たバンロームバーグ(Van Roemburg)の米国特許第4,
596,474号に記載される。バンロームバーグの方
法では、2つのラジアル流体軸受が中央の溜めにより分
離された。各軸受はヘリングボーンパターンを含んでお
り、このヘリングボーンパターンは、ヘリングボーンパ
ターンを形成するV形溝の外脚が内脚よりも長いように
されていた。しかしながら、このシステムは圧力の均衡
を保っていた。この構成は各V形溝の頂点で潤滑液体圧
力を高めており、この圧力は内脚および中央の溜め領域
から潤滑剤を供給する螺旋送り溝により作られた逆圧力
よりも大きかった。この差圧構成によって、潤滑剤は軸
受システムから噴出しないとされている。
【0008】さらなる先行技術の方法は、「精密流体軸
受(Precision Hydrodynamic Bearing)」と題されたア
ンダーソン(Anderson)らの米国特許第4,726,6
93号に記載されている。アンダーソンらの方法では、
スパイラル溝と、上表面張力シールまたは毛管シールと
下表面張力シールまたは毛管シールとを含む軸受ユニッ
トに沿って形成された複数のシールを用いる。しかしな
がら、アンダーソンらの方法のまさにこの性質により、
全方向の動作または衝撃力もしくは振動力に対する抵抗
には適合しないということを示唆していた。
【0009】別の先行技術の方法が、チトコム(Titcom
b )らの米国特許第4,795,275号と、「流体軸
受(Hydrodynamic Bearing)」と題された分割特許第
5,067,528号および5,112,142号とに
記載されている。これらの特許に記載された先行技術の
方法では、スラストプレートおよび軸受スリーブの軸方
向に延びる表面間(またはテーパ状の軸受表面間)に表
面張力動的シールが設けられた。潤滑剤が動的シールの
1つを通って噴出しないように、潤滑剤における流体圧
力の均衡を保つために圧力均等化ポートが必要であり、
動的シールと内部の潤滑剤溜め(または内部の動的シー
ル)との間に延在する。真空チャンバおよび超音波を用
いる流体軸受に潤滑液を導入する方法も記載されてい
る。
【0010】類似する先行技術の方法は、「流量調節流
体軸受(Flow-Regulating Hydrodynamic Bearing)」と
題されたパン(Pan )の米国特許第5,246,294
号に記載されている。この方法では、ディスクスピンド
ルは、対向するように向き合う円錐流体軸受表面を用
い、一連のチャンバと通路と重力弁とが設けられて、1
つ以上の大きな溜め容積から引き出された潤滑液の遠心
方向にポンプ送りされる均圧の全体的な循環が可能にな
る。軸受ユニットが停止しているとき、取りとめなく流
れる潤滑剤を受動的に捉えるために、クリアランスシー
ルに「最小の連続した軸方向の長さ」の漏れ防止用毛管
トラップが設けられ得る。
【0011】さらなる解決策は、「流体軸受およびシー
ル」と題された米国特許第5,423,612号におい
て本件の発明者と別の発明者とにより提案され、その開
示をここに引用により援用する。この特許に記載された
方法の一つの欠点とは、均衡のとれていないポンプ送り
および/または衝撃負荷下のような状況において潤滑剤
の再循環能力を実現するために、この方策では軸受の周
囲に再循環口を設けるのは幾分困難であると判明したこ
とである。別の欠点は、上部シールおよび底部シールが
HDBユニットの内径にあるので、潤滑剤表面から離脱
したスプラッシされた液滴がすべて遠心力により軸受か
ら追い出される恐れがあるということであった。さら
に、HDBユニットの内径で利用可能な小さなシール容
積によって、熱膨張および/または充填容積変化が原因
で潤滑剤は軸受から漏れる恐れがある。さらなる欠点
は、スラストプレートをシャフトにプレス嵌めすること
によって過度の変形が生じ、軸受クリアランスのばらつ
きが大きくなり、許容できない流体力学動作が生じるこ
とである。
【0012】小さな(3.5インチ以下のディスク直
径)形のファクタディスクドライブが、無制限の応用お
よび配向で用いられている。その結果、たとえば大きな
慣性負荷を明示するフルZ寸法の1.6インチの高さの
スピンドルを有するそのようなドライブ内のディスクス
ピンドル用流体軸受システムはまた、起こり得るあらゆ
る配向で動作し、漏れなくてある種の衝撃事象および振
動レベルに耐えかつこれらに屈しないように動作しなけ
ればならない。6つ以上の回転ディスクを含むディスク
ドライブのような、大きな慣性負荷を有するディスクド
ライブには、カバーが固定されたまたは上蓋が固定され
たHDBモータが必要である。上蓋が固定されたスピン
ドルにとって、2つの潤滑剤シールを求めることはかな
りの難題である。
【0013】一般に、上蓋が固定されたHDBスピンド
ル設計には2つのタイプがある。すなわち、同一人に譲
渡された米国特許第5,423,612号に示される単
一スラストプレート設計と、図1に示されるダブルスラ
ストプレート設計とである。
【0014】米国特許第5,423,612号に示され
るタイプの単一スラストプレート設計には、既に上で述
べた複数の欠点がある。
【0015】ダブルスラストプレート設計が図1に示さ
れ、これは、上で述べた従来の単一スラストプレート設
計の第1および第2の欠点を克服するが、第3の欠点は
克服されないままである。あいにく、さらにいくつか欠
点がある。図1に示されるように、高性能の小型のハー
ドディスクドライブ用の先行技術のダブルスラストプレ
ート流体スピンドル軸受システム10は、ベース12
と、ベース12で規定される適切な大きさの開口部13
内でベース12にしっかりと固定されたシャフト14と
を含む。シャフトハウジング16がシャフト14上にき
っちりと嵌合し、2つの流体ジャーナル軸受34および
36を協働して規定する。スピンドルハブ18がシャフ
トハウジング16に装着され、上蓋が固定された構成に
おいて1つ以上のデータ記憶ディスク20を支持する。
インハブスピンドルモータが、ベース12およびシャフ
ト14に対して予め定められた角速度でハブ18および
ディスク20を回転させる。
【0016】上の環状スラスト軸受プレート28がシャ
フト14上にしっかりと嵌合し、一方下の環状スラスト
軸受リング30もシャフト14上にしっかりと嵌合す
る。プレート28およびリング30はともに、シャフト
ハウジング16の隣接して向かい合う半径方向の面と協
働して、上の流体軸方向スラスト軸受40と下の流体軸
方向スラスト軸受42とを設ける。中央の軸方向溜め領
域38が、2つのラジアル流体軸受34および36の間
の潤滑液のために設けられる。2つの端部溜め44およ
び46が、軸受34および40の間と軸受36および4
2の間でそれぞれ形成される。
【0017】2つの表面張力環状毛管シール48および
50が、シャフト14に対し相対的に2つのスラスト軸
受40および42の外側の環状のギャップに設けられ
る。上のシール48は、スラストプレート28およびシ
ャフトハウジング16の軸方向外方に開いて、対向する
ように向かい合う円筒形壁により形成され、下のシール
50は、スラストリング30およびシャフトハウジング
16の軸方向外方に開いて、対向するように向き合う円
筒形壁により形成される。これらのシール48および5
0において、表面張力界面に典型的な湾曲した潤滑剤−
空気の界面はギャップのほぼ真ん中に位置している。
【0018】図1に示されるように、2つのオイル封じ
込めブッシング52および54が、シールされた構成で
シャフトハウジング16に固定される。シール48は半
径方向に内側の延長部49を有するものとして示され、
この延長部は効果的に上の毛管シールを延ばす。下の毛
管シール50は同様に、延長部51分だけ半径方向に内
側に延びている。この先行技術の構成のさらなる詳細
は、「自給式流体軸受ユニット(A Self-Contained Hyd
rodynamic Bearing Unit)」と題された1994年12
月22日に出願された、同一人に譲渡され、同時係属中
の米国特許出願連続番号第08/363,566号にお
いて開示され、その開示をここに引用により援用する。
【0019】上で述べたように、図1に示されるダブル
スラストプレート設計にはさらに複数の欠点がある。そ
の1つは、スラスト軸受クリアランスを規定する、スリ
ーブの全長の公差(約10ミクロン)を調整することで
ある。第2の欠点は、たとえば青銅スリーブの両端部で
の垂直度および表面仕上げの公差を調整する際の製造上
の困難さとに関する。第3に、スリーブは典型的には青
銅でできているので、始動および停止間隔において、ポ
ンプ溝を有する溝のある鋼スラストプレートと接触する
ことにより摩耗しがちである。第4に、接着剤を塗布し
て軸受ユニットのスラストプレート/シャフトプレス嵌
め領域をシールするのは困難であると判明した。底部の
スラストプレートの側部の接着溝によって、スラストプ
レートおよびシャフトのプレス嵌めの際に、スラストプ
レートの対称性がなくなり、変形が加わることとなる。
【0020】したがって、配向、衝撃および振動にかか
わらず漏れがなく、かつ手頃な低い製造コストで容易に
かつ信頼性をもって製造可能な、大きな慣性負荷を有す
る流体軸受システムに対する要求はこれまで未解決のま
まである。
【0021】
【発明の概要】この発明の一般的な目的は、先行技術の
制限および欠点を克服する、大きな慣性負荷に耐えるス
ピンドル用の自給式流体軸受システムを提供することで
ある。
【0022】この発明の別の目的は、たとえばディスク
ドライブスピンドル応用に必要なあらゆる動作状態の下
で潤滑液の漏れの危険を最小限にする流体軸受システム
を提供することである。
【0023】この発明のさらに別の目的は、内部で潤滑
液を再循環させながら改善された毛管シールを兼ね備え
る流体軸受システムを提供することである。
【0024】この発明のもう1つの目的は、低コストで
容易に製造可能な、大きな慣性負荷に耐えるスピンドル
用の自給式流体軸受システムを提供することである。
【0025】この発明の別の目的は、単純化された流体
軸受システムであって、ジャーナル軸受位置の軸方向に
外側でありかつシステムのシャフトスリーブ直径の半径
方向に外側の環状のシール位置で潤滑液をトラップしか
つ閉じ込めるための上下毛管シールと、二次的シールで
トラップされた液体を主なシールに戻すための構成と、
上下シール間の潤滑液を再循環させるための構成とを含
むものを提供することである。
【0026】この発明のさらなる目的は、実質上潤滑液
の漏れをなくし、それによって軸受およびディスクドラ
イブの耐用寿命を実質的に向上させるディスクドライブ
スピンドルアセンブリ用の流体軸受設計を提供すること
である。
【0027】この発明のもう1つの目的は、ディスクド
ライブスピンドル用の流体軸受アセンブリであって、製
造およびアセンブリを容易にする構成でラジアル流体軸
受および軸方向のスラスト流体軸受の両方と、複数のシ
ールとを含み、衝撃または振動エネルギを受けても実質
上漏れのない動作を行なうものを提供することである。
【0028】この発明のさらにもう1つの目的は、単純
化された流体軸受設計であって、製造するのにより簡単
で、どんな角度の配向でも確実に動作しかつ先行技術の
流体軸受設計よりも優れた軸受寿命を達成するものを提
供することである。
【0029】この発明の原理に従えば、自給式流体軸受
ユニットはシャフトを備え、このシャフトはその一端部
でねじ切りされた軸方向の開口部と開口部に隣接しかつ
シャフトの縦軸に垂直なシャフト肩とを規定し、さら
に、相対的な回転のためにシャフトを受けるための開口
部を規定するスリーブと、シャフトとスリーブとの間に
規定された1対の長手方向に間隔をおかれたラジアル流
体ジャーナル軸受と、シャフトのねじ切りされた軸方向
の開口部と噛み合うためのねじ切りされた端部領域を含
みかつボルト肩を規定するシャフトボルトと、2つの平
行な半径方向の面を有しかつシャフトボルトがシャフト
のねじ切りされた軸方向の開口部と噛み合うときシャフ
ト肩とシャフトボルト肩との間に装着するためにシャフ
トボルトに嵌合するように適合される環状のスラストプ
レートとを備え、スリーブは、一端部で半径方向に外側
に延びかつスラストプレートの一方の半径方向の面と向
かい合うように位置決めされたラジアルスラスト軸受表
面を規定し、さらに、スリーブに装着されかつスラスト
プレートの他方の半径方向の面と向かい合うラジアルス
ラスト軸受表面部分を規定する環状のスラストブッシン
グを備え、環状のスラストプレートは、スリーブのラジ
アルスラスト軸受表面部分と環状のスラストブッシング
のラジアルスラスト軸受表面部分とでそれぞれ2つの軸
方向の流体スラスト軸受と、2つの軸方向の流体スラス
ト軸受間でかつスラストプレートの円筒形の面とスリー
ブの向き合う円筒形の壁との間で流体スラスト軸受潤滑
剤溜めとを規定し、さらに、軸受ユニット内にかつ流体
ジャーナル軸受の対でかつ2つの軸方向の流体スラスト
軸受でかつ流体軸受潤滑剤溜め内に流体軸受の潤滑剤を
備える。
【0030】シャフトスリーブラジアルジャーナル軸受
の直径の外径で毛管シールと、流体ラジアル軸受用の流
体潤滑剤再循環経路と2つの流体スラスト軸受もこの発
明の局面である。
【0031】この発明のこれらおよび他の目的、利点、
局面および特徴は、添付図面と関連して提示される好ま
しい実施例の以下の詳細な説明を考慮すると当業者には
十分に理解されかつ認められるだろう。
【0032】
【好ましい実施例の詳細な説明】図2を参照して、この
発明の原理を組み込む単一スラストの、単一シールプレ
ートの、スラストダウンHDBスピンドルユニット10
0は、ベース12と、中心のシャフト14をベースに固
定するための下部のシャフトボルト13とを含む。シャ
フト14は対称回転の縦軸を中心として同心にある。シ
ャフト14は、シャフト14を上のカバーに固定するた
めのスクリュー(図示せず)を受けるため、上部でねじ
切りされた軸方向の開口部19を規定し、スピンドルユ
ニット100に構造的な剛性を与える。青銅のスリーブ
16は僅かなクリアランス公差でシャフト上に嵌合し、
かつ軸受領域でスリーブ(またはシャフト)内に適切に
規定されたポンプ溝によって、2つの軸方向に間隔をお
かれた流体ジャーナル軸受34および36を規定する。
スピンドルハブ18がスリーブ16に固定される。ハブ
18の上部の半径方向の壁が、多数のディスク20およ
びスペーサ22をハブの下部のフランジ24にしっかり
と締めつけるためのクランプ(図示せず)を固定するた
めのスクリューを受けるために、一連のねじ切りされた
ボア19を規定する。。DCブラシレスインハブスピン
ドルモータ26は、固定された固定子アセンブリ29を
含み、スロットは、環状のフラックスもどりリング33
に固定され、そして従来の態様でハブ18の内部の円筒
形壁に固定された永久磁石31の交互の磁極面の方を向
いている。固定子アセンブリのさまざまなコイルに選択
的に与えられた駆動電流は永久磁石において反力を誘導
し、スリーブ16およびハブ18の回転が続いて生ず
る。これまで説明したように、スピンドルユニット10
0は、大きな慣性負荷に耐える上蓋固定のまたは片持ち
スピンドル設計である。
【0033】たとえば鋼合金でできた「スラストダウ
ン」環状スラストプレート30は、僅かな公差の滑り嵌
め構成で下部のシャフトボルト13に案内される。シャ
フト14の下の半径方向の壁15は、軸1に対してスラ
ストプレート30が垂直であるようにし、シャフトボル
ト13の円錐部分のベースとして形成された肩17は、
シャフトボルト13がしっかりと締められると、固定す
る力を与えてスラストプレート30を壁15に適切に固
定する。たとえば青銅のスラストブッシング54がスリ
ーブ16の内側の環状の凹部に固定され、スリーブ16
の下の半径方向の面とスラストプレート30の上の半径
方向の面との間で精密流体軸受関係でスラストプレート
30を挾持する。スラストプレート30上にまたはスリ
ーブ16の下の半径方向の面上とスラストブッシング5
4の上の半径方向の面上とに規定されたポンプ溝はそれ
ぞれ、ほぼ10ミクロンの典型的な公称クリアランスで
上および下の流体軸方向のスラスト軸受40および42
を規定する。
【0034】上のシールプレート52は、肩55に達す
るまでシャフト14に対しプレス嵌めされ、このプレス
嵌めはスリーブ16の上の半径方向の壁に関し精密にシ
ールプレート52を整列させる。軸受ユニット100が
動作する間、シールがなければ遠心力により結果として
潤滑剤が失われるのを減じるために、シールプレート5
2は潤滑剤のための上の半径方向のシールを与え、かつ
シャフトスリーブジャーナル直径の内径について半径方
向に外側の位置までシールを延ばすように機能する。シ
ールプレート52は単にシールとして機能するのであっ
て、図1の例に示される上のスラスト軸受としては機能
しないので、シールプレート52とスリーブ16の上の
半径方向の面との間に50ないし100ミクロン等のず
っと大きなクリアランスを設け得る。シール溝53が、
シールプレート52の対向する面とスリーブ16の上の
半径方向の面とのうち1つまたは両方において規定さ
れ、そうでなければ軸受ユニットの動作の間に遠心力に
より誘導される、潤滑剤の変位に対抗し得る。シールプ
レート52は上の環状の毛管シール48を形成し、これ
は、上で述べたように遠心力による潤滑剤の喪失を減じ
るため、ジャーナル軸受34および36を規定するシャ
フトスリーブ界面半径方向に外側にある。封じ込めリン
グ56は、シールプレート52の上面で、上の、二次的
潤滑剤封じ込め毛管58を形成し、これは上の毛管シー
ル48を延ばしても、またはそこに付け足されてもよ
い。封じ込めリング56は、適切な接着剤57によりス
リーブ16の環状の端部分に固定される。封じ込めリン
グ56およびシールプレート52の向き合っている面
は、封じ込め毛管58から潤滑液の液滴が表面に流れな
いように適切な薄い膜バリヤ材料でコーティングされ得
る。
【0035】図示のとおり、上蓋固定のスピンドルユニ
ット100は、シャフト14の横の内部の環状の通路3
8によるジャーナル軸受34および36と、半径方向に
外側の1つ以上の長手方向のボア39との間で潤滑剤の
再循環経路を設け、このボアは上の環状の毛管シール4
8と、スラストプレート30の外側の円筒形壁のすぐ向
こうの溜め41とに対し実質的に半径方向に整列する。
溜め41はまた、HDBスラスト軸受40および42に
潤滑剤を供給しかつこれらからの潤滑剤を緩衝する。下
の環状の溜め49は、下のスラスト軸受42と下の環状
毛管シール50との間に位置決めされる。スリーブ16
を通る狭い(たとえば1/2ミリメートルの直径)長手
のボアは、好ましくはワイヤ放電加工(EDM)技術に
より規定される。
【0036】図3は代替的なスピンドルユニット200
を提示し、ここではスラストプレート30は上のねじ切
りされたシャフトボルト13Aによりシャフト14の上
部に固定され、このシャフトボルト13Aは、カバーを
シャフトのシャフトボルト13Aに固定するナットを受
けシャフト14を固定するためのねじ切りされたボスを
含む。図3において、スラストプレートと関連する図2
の実施例のエレメントはユニット200の上部に移動
し、一方シャフト14の上部にある図2の実施例のエレ
メントは底部に変位しているが、2つの図の間でこれら
のエレメントの参照番号は変わらない。図3において、
ねじ切りされたシャフトボルト13Aはまた上の封じ込
めリング56Aを固定する。二次的な潤滑剤封じ込めシ
ール57が、上のシールから潤滑剤が漏れる恐れを減じ
るように上の封じ込めリング56Aと上のスラストブッ
シング54との間に形成される。それ以外は、ユニット
100および200は構造的かつ機能的に均等である。
【0037】この発明の背景で述べた、先行技術の単一
スラストプレート設計およびダブルスラストプレート設
計の問題の多くを克服したが、図2および図3の実施例
にはまだ2つ欠点がある。まず、2つのスラスト軸受の
うち1つの周囲に潤滑剤の再循環と圧力の平衡とを容易
にするための潤滑剤再循環口がないことである。第2
に、1つの毛管シール50は軸受ユニットの内径(すな
わちシャフト−スリーブHDBジャーナル軸受界面)に
ある。
【0038】これらの残りの欠点は、図4および図5の
実施例の範囲内で克服される。図4において、単一ダウ
ンスラストプレートの、ダブルシールHDBスピンドル
ユニット300は、多くの重要な点において、図2と関
連して上で述べられたスピンドルユニット100に従
う。スラストプレート30に関してはいくつかの重要な
相違点がある。図4のスピンドルユニット300におい
て、単一スラストプレート30が、ねじ切りされたシャ
フトボルト13Bによりシャフト14に固定される。こ
の実施例300において、たとえばスリーブ16の内側
の円筒形凹部にプレス嵌めすることにより固定されかつ
そのスリーブとともに回転するスラストブッシング70
が設けられることを除いては、スラストプレート30は
HDBスラスト軸受40および42を設ける。下のスラ
スト軸受42が、スラストブッシング70の上の半径方
向の壁とスラストプレート30の下の半径方向の壁とで
形成される。流体潤滑液の再循環を可能にするために、
1つまたは複数の潤滑剤再循環口72がスラストブッシ
ング70により規定される。底部のシールプレート80
も、ねじ切りされたシャフトボルト13Bにプレス嵌め
される。シャフトボルト13Bは環状のボス82を規定
し、これはスラストブッシング70に対してスラストプ
レート30と底部のシールプレート80とを精密に位置
決め可能にする。ポンプ溝84が、スラストブッシング
70の下の半径方向の面と底部のシールプレート80と
の間に規定されてもよく、そうでなければ相対的な回転
および遠心力のせいで生ずる半径方向のポンプ送り動作
を打消し得る。半径方向に外側の環状の毛管シール86
が、スリーブ16の内壁と底部シールプレート80の外
側のテーパ状の面との間に規定される。底部の潤滑剤封
じ込めリング88は、上を向いたフランジを含み、これ
は適切な接着剤90によりスリーブ16の外側の円筒形
領域に固定される。封じ込めリング88は底部のシール
プレート80の底部の半径方向の壁と協働して二次的な
毛管シール潤滑剤トラップ92を規定する。
【0039】図5は代替的なHDBスピンドルユニット
400を提示し、このユニットはシャフト14の上部に
単一スラストプレート30を置くことで図4の実施例3
00を修正している。シャフトボルト13Dが、広くさ
れねじ切りされた開口部19Aを設け、この開口部によ
ってシャフト14およびスリーブ16のその相対的な整
列を邪魔せずにカバーをシャフトボルト13Dに固定可
能となる。それ以外は、図4の実施例300の上の説明
が、図5の実施例400にあてはまる。
【0040】図4の実施例300と図5の実施例400
とはそれぞれ、先行技術の設計に対する上で述べた問題
すべてを本質的に克服し、図2および図3の実施例に関
し幾分改善している。スラスト軸受のクリアランスは、
スラストプレート30の厚さと、スリーブ16の向き合
う半径方向の肩とスラストブッシング70を受けるため
のスラストプレートの上方のスリーブのステップとの間
の高さとにより調整され、それらの寸法公差は製造の際
に調整しやすい。選択的な組立を用いて、スラスト軸受
のクリアランスをさらに調整してもよい。スラスト軸受
30のスリーブ16に対するプレス嵌めは、これらの図
4および図5の実施例300および400において回避
される。再循環口39および72によって、ジャーナル
軸受34および36の周囲でかつスラスト軸受40およ
び42の周囲で流体潤滑剤が容易に再循環することとな
る。上の毛管シール48と下の毛管シール86の両方が
軸受ユニット300,400の外径にあり、一般に通路
39および72と整列している。さらに、図5の実施例
400はスラストブッシング70がステンレス鋼ででき
ておりかつスピンドルユニット400が図5において示
された主にアップダウン配向で装着された場合、スリー
ブ16の摩耗をさらに減じる。スリーブ16の全長の公
差は、シールプレート52とスリーブ16との間の比較
的大きな許容可能なクリアランス(たとえば50ないし
100ミクロン)があるために緩和される。直接スラス
トプレート30の方を向いているスリーブ16の半径方
向の面だけに厳密調整された表面仕上げを行なう必要が
あり、この面だけが、精密な垂直度公差を維持する必要
がある。したがって、図4および図5の実施例300お
よび400は、同じ欠点と製造上の困難とをなくして、
図1と関連して説明された先行技術のダブルスラストプ
レート設計10において見出される有利な潤滑剤シール
構成すべてを維持する。
【0041】ここで用いられている、「上の」、「下
の」、「上部の」、「底部の」、「高さ」等の配向を示
す表現は、特定の動作の間等において配向についての何
らかの意味ではなく、図の通常の見方に関連した意味で
与えられている。これらの配向表示は、図を理解するの
を単に容易にしかつそれを助けるために与えられ、限定
として解釈するべきではない。
【0042】この発明の精神から逸脱することなく、そ
の範囲はより特定的に前掲の特許請求の範囲により示さ
れ、好ましい実施例の前述の説明を考慮すれば、多くの
変形および修正が当業者には容易に明らかになるであろ
う。ここの説明およびこの開示はあくまで例示であり、
この発明の範囲は前掲の特許請求の範囲により、より特
定的に示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクドライブスピンドル内の先行技術の自
給式流体軸受ユニットおよびシールの右側半分の側部の
拡大された断面立面図である。
【図2】この発明の原理に従った単一スラストの、単一
シールプレートの、スラストダウンHDBスピンドルユ
ニットの拡大された立面断面図である。
【図3】この発明の原理に従った単一スラストの、単一
シールプレートの、スラストアップHDBスピンドルユ
ニットの拡大された立面断面図である。
【図4】この発明の原理に従った単一スラストプレート
ダウンの、ダブルシールプレートHDBスピンドルユニ
ットの拡大された立面断面図である。
【図5】この発明の原理に従った単一スラストプレート
アップの、ダブルシールプレートHDBスピンドルユニ
ットの拡大された立面断面図である。
【符号の説明】
100 自給式流体軸受 14 シャフト 16 スリーブ 34 ジャーナル軸受 36 ジャーナル軸受 13 シャフトボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・アール・ハッチ アメリカ合衆国、94040 カリフォルニア 州、マウンテン・ビュー、ウッドリーフ・ ウェイ、2163

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自給式流体軸受ユニットであって、 シャフトを備え、前記シャフトはその一端部にねじ切り
    された軸方向の開口部と前記開口部に隣接しかつ前記シ
    ャフトの縦軸に垂直なシャフト肩とを規定し、さらに、 相対的な回転のために前記シャフトを受けるための開口
    部を規定するスリーブと、 前記シャフトと前記スリーブとの間に規定された1対の
    長手方向に間隔をおかれたラジアル流体ジャーナル軸受
    と、 前記シャフトの前記ねじ切りされた軸方向の開口部と噛
    み合うためのねじ切りされた端部領域を含みかつボルト
    肩を規定するシャフトボルトと、 2つの平行な半径方向の面を有し、かつ前記シャフトボ
    ルトが前記シャフトの前記ねじ切りされた軸方向の開口
    部と噛み合うとき前記シャフト肩と前記シャフトボルト
    肩との間に装着するために前記シャフトボルトに嵌合す
    るように適合される環状のスラストプレートとを備え、 前記スリーブは、一端部で半径方向に外側に延びかつ前
    記スラストプレートの一方の半径方向の面と向かい合う
    ように位置決めされたラジアルスラスト軸受表面部分を
    規定し、さらに、 前記スリーブに装着されかつ前記スラストプレートの他
    方の半径方向の面と向かい合うラジアルスラスト軸受表
    面部分を規定する環状のスラストブッシングを備え、 前記環状のスラストプレートは、前記スリーブの前記ラ
    ジアルスラスト軸受表面部分と前記環状のスラストブッ
    シングの前記ラジアルスラスト軸受表面部分とでそれぞ
    れ2つの軸方向の流体スラスト軸受と、前記2つの軸方
    向の流体スラスト軸受の間でかつ前記スラストプレート
    の円筒形面と前記スリーブの向き合う円筒形壁との間で
    流体スラスト軸受潤滑剤溜めとを規定し、さらに前記軸
    受ユニット内にかつ流体ジャーナル軸受の前記対でかつ
    前記2つの軸方向の流体スラスト軸受でかつ前記流体軸
    受潤滑剤溜め内で流体軸受潤滑剤を備える、自給式流体
    軸受ユニット。
  2. 【請求項2】 前記スラストプレートを装着する端部に
    対向する、前記シャフトの端部領域で前記シャフトに固
    定された環状のシールプレートをさらに備え、前記環状
    のシールプレートは、前記シャフトと前記スリーブとの
    間に規定された前記ラジアルジャーナル軸受の直径より
    も大きな直径で前記流体軸受潤滑剤を含むための環状の
    毛管シールを規定する、請求項1に記載の自給式流体軸
    受ユニット。
  3. 【請求項3】 前記スリーブにより規定された内側の円
    筒形壁と前記環状のシールプレートの隣接して向き合う
    表面とが、前記環状の毛管シール用の開いたギャップを
    規定する、請求項2に記載の自給式流体軸受ユニット。
  4. 【請求項4】 前記環状のシールプレートは、前記スリ
    ーブの半径方向の表面部分と向かい合う関係で半径方向
    の面を規定し、前記流体軸受潤滑剤を前記シャフトの方
    へポンプ送りするため、前記環状のシールプレートの前
    記半径方向の面、および前記スリーブの前記半径方向の
    表面部分のうち少なくとも1つにおいて規定されたポン
    プ溝をさらに備え、前記軸受ユニットが相対的に回転す
    る間に前記溝がなければ前記流体軸受潤滑剤を半径方向
    に外側にポンプ送りする遠心力に抵抗する、請求項2に
    記載の自給式流体軸受ユニット。
  5. 【請求項5】 前記スリーブの環状リングに固定された
    円筒形の外フランジを有しかつ前記環状のシールプレー
    トを取囲む環状の封じ込めリングをさらに備え、前記環
    状の封じ込めリングは前記環状の毛管シールと連通する
    二次的な流体軸受潤滑剤封じ込めシールを規定し、前記
    シールがなければ前記環状の毛管シールから逃げる潤滑
    剤をトラップする、請求項2に記載の自給式流体軸受ユ
    ニット。
  6. 【請求項6】 前記二次的な流体軸受潤滑剤封じ込めシ
    ールは、前記潤滑剤の液滴の表面流れを防ぐために薄膜
    バリヤ材料でコーティングされた表面を有する、請求項
    5に記載の自給式流体軸受ユニット。
  7. 【請求項7】 前記環状のスラストブッシングと前記シ
    ャフトボルトとが、前記シャフトと前記スリーブとの間
    に規定された前記ラジアルジャーナル軸受の前記直径に
    近似した直径で前記流体軸受潤滑剤のための開いたギャ
    ップの環状毛管シールを規定する、請求項1に記載の自
    給式流体軸受ユニット。
  8. 【請求項8】 ラジアルジャーナル軸受の前記対の間の
    前記シャフトおよびスリーブの間に規定された環の流体
    軸受潤滑剤溜めをさらに備える、請求項1に記載の自給
    式流体軸受ユニット。
  9. 【請求項9】 ラジアルジャーナル軸受の前記対の間の
    前記シャフトおよびスリーブの間に規定された環の流体
    軸受潤滑剤溜めと、前記環状の毛管シールの前記直径に
    近似した直径で前記シャフトにおいて規定されかつ前記
    スリーブを通って前記スラストプレートに隣接した流体
    軸受潤滑剤溜めまで延びる少なくとも1つの長手方向の
    再循環孔とをさらに備える、請求項2に記載の自給式流
    体軸受ユニット。
  10. 【請求項10】 前記スラストプレートを装着する端部
    に対向する、前記シャフトの端部領域で前記シャフトに
    固定された環状のシールプレートをさらに備え、前記環
    状のシールプレートは、前記シャフトと前記スリーブと
    の間に規定された前記ラジアルジャーナル軸受の直径よ
    りも大きな直径で前記流体軸受潤滑剤を含むための第1
    の環状毛管シールを規定し、 前記環状のスラストブッシングと前記シャフトボルトと
    は、前記シャフトと前記スリーブとの間に規定された前
    記ラジアルジャーナル軸受の前記直径に近似した直径で
    前記流体軸受潤滑剤のための第2の開いたギャップ環状
    毛管シールを規定し、さらに、 ラジアルジャーナル軸受の前記対の間の前記シャフトお
    よびスリーブの間に規定された環において流体軸受潤滑
    剤溜めと、 前記環状の毛管シールの前記直径に近似した直径で前記
    シャフトにおいて規定されかつ前記スリーブを通って前
    記スラストプレートに隣接した流体軸受潤滑剤溜めまで
    延びる少なくとも1つの長手方向の再循環孔とをさらに
    備える、請求項1に記載の自給式流体軸受ユニット。
  11. 【請求項11】 前記環状のスラストブッシングに隣接
    した前記シャフトボルトに固定された環状のシールプレ
    ートをさらに含み、前記環状のシールプレートと前記ス
    リーブの隣接して向き合う壁セグメントとは、前記シャ
    フトと前記スリーブとの間に規定された前記ラジアルジ
    ャーナル軸受の直径よりも大きな直径で環状のシールを
    規定する、請求項1に記載の自給式流体軸受ユニット。
  12. 【請求項12】 前記環状のシールプレートと前記スリ
    ーブの前記隣接して向き合う壁セグメントとは、開いた
    ギャップの環状の毛管シールとして前記環状シールを規
    定する、請求項11に記載の自給式流体軸受ユニット。
  13. 【請求項13】 前記環状のスラストブッシングは、前
    記軸受ユニットが動作する間に前記スラスト軸受で流体
    軸受潤滑剤の循環を可能にするため、前記流体スラスト
    軸受潤滑剤溜めと通路をなす少なくとも1つの流体軸受
    潤滑剤再循環口を規定する、請求項11に記載の自給式
    流体軸受ユニット。
  14. 【請求項14】 ベースとカバーとをさらに備え、前記
    シャフトボルトは前記ベースに固定されかつ前記シャフ
    トは前記カバーに固定される、請求項1に記載の自給式
    流体軸受ユニット。
  15. 【請求項15】 ベースとカバーとをさらに備え、前記
    シャフトボルトは前記カバーに固定されかつ前記シャフ
    トは前記ベースに固定される、請求項1に記載の自給式
    流体軸受ユニット。
  16. 【請求項16】 自給式流体軸受ユニットであって、 シャフトを備え、前記シャフトはその一端でねじ切りさ
    れた軸方向の開口部と前記開口部に隣接しかつ前記シャ
    フトの縦軸に垂直なシャフト肩とを規定し、さらに、 相対的な回転のために前記シャフトを受けるための開口
    部を規定するスリーブと、 前記シャフトと前記スリーブとの間に規定された1対の
    長手方向に間隔をおかれたラジアル流体ジャーナル軸受
    と、 前記シャフトの前記ねじ切りされた軸方向の開口部と噛
    み合うためのねじ切りされた端部領域を含みかつボルト
    肩を規定するシャフトボルトと、 2つの平行な半径方向の面を有し、かつ前記シャフトボ
    ルトが前記シャフトの前記ねじ切りされた軸方向の開口
    部と噛み合うとき前記シャフト肩と前記シャフトボルト
    肩との間に装着するために前記シャフトボルトに嵌合す
    るように適合される環状のスラストプレートとを備え、 前記スリーブは、一端部で半径方向に外側に延びかつ前
    記スラストプレートの一方の半径方向の面と向かい合う
    ように位置決めされたラジアルスラスト軸受表面部分を
    規定し、さらに、 前記スリーブに装着されかつ前記スラストプレートの他
    方の半径方向の面と向かい合うラジアルスラスト軸受表
    面部分を規定する環状のスラストブッシングを備え、 前記環状のスラストプレートは、前記スリーブの前記ラ
    ジアルスラスト軸受表面部分と前記環状のスラストブッ
    シングの前記ラジアルスラスト軸受表面部分とでそれぞ
    れ2つの軸方向の流体スラスト軸受と、前記2つの軸方
    向の流体スラスト軸受の間でかつ前記スラストプレート
    の円筒形面と前記スリーブの向き合う円筒形壁との間で
    流体スラスト軸受潤滑剤溜めとを規定し、さらに、 前記環状のスラストブッシングに隣接した前記シャフト
    ボルトに固定された第1の環状のシールプレートを備
    え、前記環状のシールプレートと前記スリーブの隣接し
    て向き合う壁セグメントとは、前記シャフトと前記スリ
    ーブとの間に規定された前記ラジアルジャーナル軸受の
    直径よりも大きな直径で第1の環状シールを規定し、さ
    らに、 前記軸受ユニット内にかつ流体ジャーナル軸受の前記対
    でかつ前記2つの軸方向の流体スラスト軸受でかつ前記
    流体軸受潤滑剤溜め内で流体軸受潤滑剤を備える、請求
    項11に記載の自給式流体軸受ユニット。
  17. 【請求項17】 前記スラストプレートを装着する端部
    に対向する、前記シャフトの端部領域で前記シャフトに
    固定された第2の環状のシールプレートをさらに備え、
    前記環状のシールプレートは、前記シャフトと前記スリ
    ーブとの間に規定された前記ラジアルジャーナル軸受の
    直径よりも大きな直径で前記流体軸受潤滑剤を含むため
    に第2の環状の毛管シールを規定する、請求項16に記
    載の自給式流体軸受ユニット。
  18. 【請求項18】 前記環状のスラストブッシングは、前
    記軸受ユニットが動作する間に前記スラスト軸受で流体
    軸受の潤滑剤が再循環することを可能にするため、前記
    流体スラスト軸受潤滑剤溜めと通路をなす少なくとも1
    つの流体軸受潤滑剤再循環口を規定する、請求項16に
    記載の自給式流体軸受ユニット。
  19. 【請求項19】 前記スラストプレートを装着する端部
    に対向する、前記シャフトの端部領域で前記シャフトに
    固定された第2の環状のシールプレートをさらに備え、
    前記環状のシールプレートは、前記シャフトと前記スリ
    ーブとの間に規定された前記ラジアルジャーナル軸受の
    直径よりも大きな直径で前記流体軸受潤滑剤を含むため
    に第2の環状の毛管シールを規定し、さらに、ラジアル
    ジャーナル軸受の前記対の間の前記シャフトおよびスリ
    ーブの間に規定された環の流体軸受潤滑剤溜めと、前記
    第2の環状の毛管シールの前記直径に近似した直径で前
    記シャフトにおいて規定されかつ前記スリーブを通って
    前記スラストプレートに隣接した前記流体スラスト軸受
    潤滑剤溜めまで延びる少なくとも1つの長手方向の再循
    環孔とをさらに備える、請求項18に記載の自給式流体
    軸受ユニット。
JP8219754A 1995-08-25 1996-08-21 自給式流体軸受ユニット Withdrawn JPH09112543A (ja)

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