JPH091109A - 厨芥処理装置 - Google Patents
厨芥処理装置Info
- Publication number
- JPH091109A JPH091109A JP7179635A JP17963595A JPH091109A JP H091109 A JPH091109 A JP H091109A JP 7179635 A JP7179635 A JP 7179635A JP 17963595 A JP17963595 A JP 17963595A JP H091109 A JPH091109 A JP H091109A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate surface
- garbage
- plate surfaces
- band frames
- connecting plate
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- Pending
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、上記不都合を解消するた
めになされたもので、装置構成が簡単で厨芥の分解処理
効率を向上し得る厨芥処理装置を提供する。 【構成】 筐体と、この筐体の上部に形成された厨芥
投入口と、筐体の下部に形成された取出口と、筐体内部
に配設され駆動部と連結された回転軸５０と、この回転
軸５０に連結された羽根部６０ａと、を備えた厨芥処理
装置において、羽根部６０ａは板面を回転方向に対して
交わる方向に配置した２つの帯枠体６１，６２から構成
される。これらの帯枠体６１，６２は、回転軸５０との
結合板面６１ａ，６２ａと、下側に位置する枠体の下板
面６１ｂ，６２ｂと、結合板面６１ａ，６２ａとほぼ同
方向に形成された側板面６１ｃ，６２ｃと結合板面６１
ａ，６２ａとを連結する連結板面６１ｄ，６２ｄとを備
え、２つの帯枠体６１，６２は、回転軸５０に対し、下
面位置を上下にずらせ、下側に位置する枠体の下面には
回転方向に破砕歯が形成される。
めになされたもので、装置構成が簡単で厨芥の分解処理
効率を向上し得る厨芥処理装置を提供する。 【構成】 筐体と、この筐体の上部に形成された厨芥
投入口と、筐体の下部に形成された取出口と、筐体内部
に配設され駆動部と連結された回転軸５０と、この回転
軸５０に連結された羽根部６０ａと、を備えた厨芥処理
装置において、羽根部６０ａは板面を回転方向に対して
交わる方向に配置した２つの帯枠体６１，６２から構成
される。これらの帯枠体６１，６２は、回転軸５０との
結合板面６１ａ，６２ａと、下側に位置する枠体の下板
面６１ｂ，６２ｂと、結合板面６１ａ，６２ａとほぼ同
方向に形成された側板面６１ｃ，６２ｃと結合板面６１
ａ，６２ａとを連結する連結板面６１ｄ，６２ｄとを備
え、２つの帯枠体６１，６２は、回転軸５０に対し、下
面位置を上下にずらせ、下側に位置する枠体の下面には
回転方向に破砕歯が形成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は厨芥を分解処理する厨芥
処理装置に係り、特に攪拌するための羽根部を改良した
厨芥処理装置に関する。
処理装置に係り、特に攪拌するための羽根部を改良した
厨芥処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種厨芥処理装置として、コン
ポスターが広く使用されている。コンポスターは、筒状
体と、筒状体の上面開口を被う蓋とから構成され、筒状
体の下面開口を地表に載置し、上面開口から筒状体内に
投入した厨芥を土壌菌により堆肥化するものであるが、
堆肥化の速度が遅く、処理能力に問題があった。
ポスターが広く使用されている。コンポスターは、筒状
体と、筒状体の上面開口を被う蓋とから構成され、筒状
体の下面開口を地表に載置し、上面開口から筒状体内に
投入した厨芥を土壌菌により堆肥化するものであるが、
堆肥化の速度が遅く、処理能力に問題があった。
【０００３】また、厨芥を粉砕して脱水し、それを自動
的にゴミ袋などに投棄するものが、例えば、特開平４−
１５６９５９号公報で提案されている。しかしながら、
この方式においてはゴミ袋などに収納された厨芥を廃棄
する必要があり、廃棄処理に手間がかかるとともに、環
境保全の観点からも問題となるものであった。
的にゴミ袋などに投棄するものが、例えば、特開平４−
１５６９５９号公報で提案されている。しかしながら、
この方式においてはゴミ袋などに収納された厨芥を廃棄
する必要があり、廃棄処理に手間がかかるとともに、環
境保全の観点からも問題となるものであった。
【０００４】それらの問題を解決するため、微生物を培
養する処理媒質を収納した処理槽内に厨芥を廃棄し、厨
芥を微生物により分解消滅させる厨芥処理装置が、各種
提案されている。
養する処理媒質を収納した処理槽内に厨芥を廃棄し、厨
芥を微生物により分解消滅させる厨芥処理装置が、各種
提案されている。
【０００５】そして微生物を用いた厨芥処理装置は、微
生物を厨芥に均等に混合させる必要から攪拌する必要が
あり、攪拌技術としては各種のものが提案されている。
例えば、回転軸にアームを設けて、このアームに鋤を取
着した技術が提案されている。
生物を厨芥に均等に混合させる必要から攪拌する必要が
あり、攪拌技術としては各種のものが提案されている。
例えば、回転軸にアームを設けて、このアームに鋤を取
着した技術が提案されている。
【０００６】この鋤は端面がアームの進行方向に向き、
かつアームの進行方向逆方向に反った弓形板状支持部
と、該弓形板状支持部の先端部に形成する原料を掻き起
こす斜面状フランジ部とを有する構成である（特開平１
−２９０５８０号公報参照）。
かつアームの進行方向逆方向に反った弓形板状支持部
と、該弓形板状支持部の先端部に形成する原料を掻き起
こす斜面状フランジ部とを有する構成である（特開平１
−２９０５８０号公報参照）。
【０００７】また撹拌翼を処理槽内に回転自在に配設し
た技術として、回転軸を処理槽の相対向する側壁に貫通
し、電動機により正逆方向に回転駆動されて投入口から
投入される厨芥を処理媒質と混合する技術が提案されて
いる。この撹拌翼は、ステンレス製の回転軸とステンレ
ス製の複数の撹拌羽根からなり、撹拌羽根を回転軸に螺
旋状に溶接して構成している。撹拌羽根は、断面形状略
Ｖ字状に折曲形成され、その稜線側に向かって湾曲形成
されている（特開平６−２７９１５９号公報参照）。
た技術として、回転軸を処理槽の相対向する側壁に貫通
し、電動機により正逆方向に回転駆動されて投入口から
投入される厨芥を処理媒質と混合する技術が提案されて
いる。この撹拌翼は、ステンレス製の回転軸とステンレ
ス製の複数の撹拌羽根からなり、撹拌羽根を回転軸に螺
旋状に溶接して構成している。撹拌羽根は、断面形状略
Ｖ字状に折曲形成され、その稜線側に向かって湾曲形成
されている（特開平６−２７９１５９号公報参照）。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記鋤を用いた攪拌技
術は、複数のアームを用いて、各々の鋤を取り付ける必
要があり、装置が複雑になるという不都合があるだけで
なく、斜面状フランジ部が摺動する発酵室の底面を掻き
起こすことができるが、底面全体を掻き起こすことがで
きないという不都合があり、これを解消するためには数
多くのアームを用いて、それぞれのアームの鋤の位置を
変えて取り付ける必要があり、より装置が複雑になると
いう不都合がある。
術は、複数のアームを用いて、各々の鋤を取り付ける必
要があり、装置が複雑になるという不都合があるだけで
なく、斜面状フランジ部が摺動する発酵室の底面を掻き
起こすことができるが、底面全体を掻き起こすことがで
きないという不都合があり、これを解消するためには数
多くのアームを用いて、それぞれのアームの鋤の位置を
変えて取り付ける必要があり、より装置が複雑になると
いう不都合がある。
【０００９】また回転軸を処理槽の相対向する側壁に貫
通した技術では、処理槽の底面側を攪拌することができ
ないため、初期投入した厨芥は攪拌されないという不都
合がある。
通した技術では、処理槽の底面側を攪拌することができ
ないため、初期投入した厨芥は攪拌されないという不都
合がある。
【００１０】本発明の目的は、上記不都合を解消するた
めになされたもので、装置構成が簡単で厨芥の分解処理
効率を向上し得る厨芥処理装置を提供することを課題と
する。
めになされたもので、装置構成が簡単で厨芥の分解処理
効率を向上し得る厨芥処理装置を提供することを課題と
する。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明に係る厨芥処理装
置は、筐体と、該筐体の上部に形成された厨芥投入口
と、筐体の下部に形成された取出口と、筐体内部に配設
され駆動部と連結された回転軸と、該回転軸に連結され
た羽根部と、を備えた厨芥処理装置において、前記羽根
部は板面を回転方向に対して交わる方向に配置した２つ
の帯枠体から構成され、これらの帯枠体は、回転軸との
結合板面と、下側に位置する枠体の下板面と、結合板面
とほぼ同方向に形成された側板面と、この側板面と結合
板面とを連結する連結板面とを備え、これら２つの帯枠
体は、前記回転軸に対し、下面位置を上下にずらせてな
ることを特徴とする。また前記下側に位置する枠体の下
面には回転方向に破砕歯を形成すると好適である。
置は、筐体と、該筐体の上部に形成された厨芥投入口
と、筐体の下部に形成された取出口と、筐体内部に配設
され駆動部と連結された回転軸と、該回転軸に連結され
た羽根部と、を備えた厨芥処理装置において、前記羽根
部は板面を回転方向に対して交わる方向に配置した２つ
の帯枠体から構成され、これらの帯枠体は、回転軸との
結合板面と、下側に位置する枠体の下板面と、結合板面
とほぼ同方向に形成された側板面と、この側板面と結合
板面とを連結する連結板面とを備え、これら２つの帯枠
体は、前記回転軸に対し、下面位置を上下にずらせてな
ることを特徴とする。また前記下側に位置する枠体の下
面には回転方向に破砕歯を形成すると好適である。
【００１２】
【作用】上述のように、本発明に係る厨芥処理装置の羽
根部は、板面を回転方向に対して交わる方向に配置した
２つの帯枠体から構成され、これらの帯枠体は、回転軸
との結合板面と、下側に位置する枠体の下板面と、結合
板面とほぼ同方向に形成された側板面と、この側板面と
結合板面とを連結する連結板面とを備え、これら２つの
帯枠体は、前記回転軸に対し、下面位置を上下にずらせ
てから構成されており、帯枠体で構成するために、羽根
部の構成が簡単なものとなると共に各板面が連結されて
強固なものとなり、帯枠体からなる羽根部が、処理媒質
及び厨芥を安定的に攪拌する。
根部は、板面を回転方向に対して交わる方向に配置した
２つの帯枠体から構成され、これらの帯枠体は、回転軸
との結合板面と、下側に位置する枠体の下板面と、結合
板面とほぼ同方向に形成された側板面と、この側板面と
結合板面とを連結する連結板面とを備え、これら２つの
帯枠体は、前記回転軸に対し、下面位置を上下にずらせ
てから構成されており、帯枠体で構成するために、羽根
部の構成が簡単なものとなると共に各板面が連結されて
強固なものとなり、帯枠体からなる羽根部が、処理媒質
及び厨芥を安定的に攪拌する。
【００１３】また下面に位置して回転方向に形成された
破砕歯が、筐体底面の厨芥を掻き出しながら攪拌するこ
とができるので、初期投入された厨芥が位置する筐体底
面の厨芥をも攪拌することができる。
破砕歯が、筐体底面の厨芥を掻き出しながら攪拌するこ
とができるので、初期投入された厨芥が位置する筐体底
面の厨芥をも攪拌することができる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材，配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
明する。なお、以下に説明する部材，配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
【００１５】図１及び図２は本発明に係る厨芥処理装置
の実施例を示すものであり、図１は厨芥処理装置の断面
図、図２は羽根部の斜視図である。
の実施例を示すものであり、図１は厨芥処理装置の断面
図、図２は羽根部の斜視図である。
【００１６】本例における厨芥処理装置Ｓは、筐体１０
と、厨芥投入口２０と、取出口３０と、駆動部４０と、
回転軸５０と、羽根部６０と、破砕歯Ｈと、を主たる構
成要素とする。
と、厨芥投入口２０と、取出口３０と、駆動部４０と、
回転軸５０と、羽根部６０と、破砕歯Ｈと、を主たる構
成要素とする。
【００１７】本例の筐体１０は、中空円筒状をしてお
り、上部処理槽１１と、下部処理槽１２と、取出口３０
とを備えている。そして筐体１０を構成する上部処理槽
１１及び下部処理槽１２の中心位置には、後述するよう
に回転軸５０が配設される。
り、上部処理槽１１と、下部処理槽１２と、取出口３０
とを備えている。そして筐体１０を構成する上部処理槽
１１及び下部処理槽１２の中心位置には、後述するよう
に回転軸５０が配設される。
【００１８】また本例の上部処理槽１１の上面には微生
物を投入する投入装置７１が設けられている。そして上
記筐体１０は外側化粧ボックス７２で覆われている。
物を投入する投入装置７１が設けられている。そして上
記筐体１０は外側化粧ボックス７２で覆われている。
【００１９】本例の厨芥投入口２０は、筐体１０の上部
に下側へ傾斜した傾斜面２１に開口部２２が形成され、
この開口部２２に一端側がヒンジ２３となった蓋体２４
として形成されている。そしてこの蓋体２４は、上述の
化粧ボックス７２に配設された開閉カバー７３と連動し
ており、開閉カバー７３を開くことにより蓋体２４が開
くように形成されている。
に下側へ傾斜した傾斜面２１に開口部２２が形成され、
この開口部２２に一端側がヒンジ２３となった蓋体２４
として形成されている。そしてこの蓋体２４は、上述の
化粧ボックス７２に配設された開閉カバー７３と連動し
ており、開閉カバー７３を開くことにより蓋体２４が開
くように形成されている。
【００２０】本例の取出口３０は、筐体１０を構成する
下部処理槽１２の下面部に形成されており、本例の取出
口３０は、基部から円弧状に広がった扇形をした蓋体
と、該蓋体の基部を形成された枢支軸と、基部の端部に
連結された第１リンク部材と、該第１リンク部材と支軸
によって連結された第２リンク部材と、第２リンク部材
の自由端側に形成された摘みと、から形成されており、
摘み部分は外側化粧ボックス７２の外側に位置するよう
に配設されている。
下部処理槽１２の下面部に形成されており、本例の取出
口３０は、基部から円弧状に広がった扇形をした蓋体
と、該蓋体の基部を形成された枢支軸と、基部の端部に
連結された第１リンク部材と、該第１リンク部材と支軸
によって連結された第２リンク部材と、第２リンク部材
の自由端側に形成された摘みと、から形成されており、
摘み部分は外側化粧ボックス７２の外側に位置するよう
に配設されている。
【００２１】そして摘みを摺動することにより、下面部
の取出口３０が開き、これにより、下部処理槽１２にあ
る処理済みの厨芥を受け部（図示せず）に排出すること
ができるように構成されている。
の取出口３０が開き、これにより、下部処理槽１２にあ
る処理済みの厨芥を受け部（図示せず）に排出すること
ができるように構成されている。
【００２２】本例の回転軸５０は、図２で示すように角
柱状をしており、筐体１０を貫通して配設されている。
そして本例の回転軸５０には所定間隔で複数の貫通孔５
１が形成されている。また回転軸５０は、連結部材５２
を介して、筐体１０上部に配設された減速装置５３を介
して駆動装置５４と連結されている。
柱状をしており、筐体１０を貫通して配設されている。
そして本例の回転軸５０には所定間隔で複数の貫通孔５
１が形成されている。また回転軸５０は、連結部材５２
を介して、筐体１０上部に配設された減速装置５３を介
して駆動装置５４と連結されている。
【００２３】本例の羽根部６０は、筐体１０内部で回転
軸５０に連結されるもので、上部処理槽１１における羽
根部６０ａと、下部処理槽１２における羽根部６０ｂと
がそれぞれ形成され、これらの羽根部６０（６０ａ，６
０ｂ）はそれぞれ２つの帯枠体６１，６２及び６３，６
４から構成されているが、本例では上部処理槽１１に配
設された羽根部６０ａについて、異なる構成とした例を
示している。
軸５０に連結されるもので、上部処理槽１１における羽
根部６０ａと、下部処理槽１２における羽根部６０ｂと
がそれぞれ形成され、これらの羽根部６０（６０ａ，６
０ｂ）はそれぞれ２つの帯枠体６１，６２及び６３，６
４から構成されているが、本例では上部処理槽１１に配
設された羽根部６０ａについて、異なる構成とした例を
示している。
【００２４】上部処理槽１１における羽根部６０ａは、
異なる形状をした２つの帯枠体６１，６２から構成した
例を示すものであり、この２つの帯枠体６１，６２は、
板面を回転方向に対して交わる方向に配置して構成さ
れ、これらの帯枠体６１，６２は、回転軸５０との結合
板面６１ａ，６２ａと、下側に位置する枠体の下板面６
１ｂ，６２ｂと、結合板面６１ａ，６２ａとほぼ同方向
に形成された側板面６１ｃ，６２ｃと、この側板面６１
ｃ，６２ｃと結合板面６１ａ，６２ａとを連結する連結
板面６１ｄ，６２ｄとを備えている。そして、この連結
板面６１ｄ，６２ｄを斜めに形成しているために処理槽
１１内の中味（中間部分）も攪拌することができる。
異なる形状をした２つの帯枠体６１，６２から構成した
例を示すものであり、この２つの帯枠体６１，６２は、
板面を回転方向に対して交わる方向に配置して構成さ
れ、これらの帯枠体６１，６２は、回転軸５０との結合
板面６１ａ，６２ａと、下側に位置する枠体の下板面６
１ｂ，６２ｂと、結合板面６１ａ，６２ａとほぼ同方向
に形成された側板面６１ｃ，６２ｃと、この側板面６１
ｃ，６２ｃと結合板面６１ａ，６２ａとを連結する連結
板面６１ｄ，６２ｄとを備えている。そして、この連結
板面６１ｄ，６２ｄを斜めに形成しているために処理槽
１１内の中味（中間部分）も攪拌することができる。
【００２５】上記結合板面６１ａ，６２ａには連結孔
（図示せず）が形成されており、回転軸５０を介して１
８０度の位置に、それぞれの結合板面６１ａ，６２ａの
連結孔と、回転軸５０の貫通孔５１を整合させて配設し
て、ボルト，ビス等の固着具６５を一方の結合板面６１
ａ，６２ａの連結孔から挿入させて貫通孔５１を通し、
他方の結合板面６１ａ，６２ａの連結孔から先端を出
し、この先端にナット６６を取り付けたり、先端を潰し
たりして、羽根部６０ａが記角柱状の回転軸５０と連結
される。
（図示せず）が形成されており、回転軸５０を介して１
８０度の位置に、それぞれの結合板面６１ａ，６２ａの
連結孔と、回転軸５０の貫通孔５１を整合させて配設し
て、ボルト，ビス等の固着具６５を一方の結合板面６１
ａ，６２ａの連結孔から挿入させて貫通孔５１を通し、
他方の結合板面６１ａ，６２ａの連結孔から先端を出
し、この先端にナット６６を取り付けたり、先端を潰し
たりして、羽根部６０ａが記角柱状の回転軸５０と連結
される。
【００２６】このとき、これら２つの帯枠体６１，６２
は、回転軸５０に対し、下面位置を上下にずれせて配設
する（本例では帯枠体６１を下側としている）。そして
下側に位置する帯枠体６１は、下面回転方向に破砕歯Ｈ
が形成されているものを用いる。なお本例の破砕歯Ｈは
ジグザグに形成されている。また上記側板面６１ｃ，６
２ｃは、筐体１０の内側部分ぎりぎりの位置まで形成さ
れて配設される。
は、回転軸５０に対し、下面位置を上下にずれせて配設
する（本例では帯枠体６１を下側としている）。そして
下側に位置する帯枠体６１は、下面回転方向に破砕歯Ｈ
が形成されているものを用いる。なお本例の破砕歯Ｈは
ジグザグに形成されている。また上記側板面６１ｃ，６
２ｃは、筐体１０の内側部分ぎりぎりの位置まで形成さ
れて配設される。
【００２７】なお上記羽根部６０を構成する帯枠体６１
には、図１の鎖線で示すように、下板面６１ｂと連結板
面６１ｄとを連結する連結部材６７を配設し、帯枠体６
２には、結合板面６２ａと側板面６２ｃとを連結する連
結部材６８を配設することもできる。
には、図１の鎖線で示すように、下板面６１ｂと連結板
面６１ｄとを連結する連結部材６７を配設し、帯枠体６
２には、結合板面６２ａと側板面６２ｃとを連結する連
結部材６８を配設することもできる。
【００２８】また下部処理槽１２に配設された羽根部６
０ｂは、同じ矩形の帯枠体から構成したものを上下方向
に段差を用いて回転軸５０に配設している。帯枠体と回
転軸との固定方法は前記した羽根部６０ａと同様であ
る。
０ｂは、同じ矩形の帯枠体から構成したものを上下方向
に段差を用いて回転軸５０に配設している。帯枠体と回
転軸との固定方法は前記した羽根部６０ａと同様であ
る。
【００２９】図３は羽根部の他の実施例を示す斜視図で
ある。上記実施例においては羽根部が２つの帯枠体で形
成した例を示したが、本例では、１つの帯枠体で形成し
た例を示すものである。なお本例において、上記実施例
と同様対応部材及び配置には同一符号を付して説明す
る。
ある。上記実施例においては羽根部が２つの帯枠体で形
成した例を示したが、本例では、１つの帯枠体で形成し
た例を示すものである。なお本例において、上記実施例
と同様対応部材及び配置には同一符号を付して説明す
る。
【００３０】即ち、本例では両側に段差を設けた側板面
６１ｃ，６２ｃと、段差を設けた下板面６１ｂ，６２ｂ
と、連結板面８１と、下板面６１ｂ，６２ｂの間に配置
される軸支持ブロック８２と、を備えて形成されてい
る。そして軸支持ブロック８２及び連結板面８１には貫
通孔８１ａ，８２ａが形成されている。また下側に位置
する下板面６１ｂには、前述の実施例と同様に破砕歯Ｈ
が形成されている。
６１ｃ，６２ｃと、段差を設けた下板面６１ｂ，６２ｂ
と、連結板面８１と、下板面６１ｂ，６２ｂの間に配置
される軸支持ブロック８２と、を備えて形成されてい
る。そして軸支持ブロック８２及び連結板面８１には貫
通孔８１ａ，８２ａが形成されている。また下側に位置
する下板面６１ｂには、前述の実施例と同様に破砕歯Ｈ
が形成されている。
【００３１】本例のように構成すると、回転軸５０が断
面矩形の場合には、回転軸５０に合わせて貫通孔８１
ａ，８２ａを矩形とし、回転軸５０が断面円形であれば
貫通孔８１ａ，８２ａを円形にするこにより、回転軸５
０と羽根部を連結することができる。また、連結板面８
１を斜めに形成しているので、処理槽１１内の中味（中
間部分）も攪拌することができる。
面矩形の場合には、回転軸５０に合わせて貫通孔８１
ａ，８２ａを矩形とし、回転軸５０が断面円形であれば
貫通孔８１ａ，８２ａを円形にするこにより、回転軸５
０と羽根部を連結することができる。また、連結板面８
１を斜めに形成しているので、処理槽１１内の中味（中
間部分）も攪拌することができる。
【００３２】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る厨芥処理装
置では、羽根部を帯枠体で構成するために、羽根部の構
成が簡単なものとなると共に各板面が連結されて強固な
ものとなり、帯枠体からなる羽根部が、処理媒質及び厨
芥を安定的に攪拌する。
置では、羽根部を帯枠体で構成するために、羽根部の構
成が簡単なものとなると共に各板面が連結されて強固な
ものとなり、帯枠体からなる羽根部が、処理媒質及び厨
芥を安定的に攪拌する。
【００３３】また下面に位置して回転方向に形成された
破砕歯が、筐体底面の厨芥を掻き出しながら攪拌するこ
とができるので、初期投入された厨芥が位置する筐体底
面の厨芥をも攪拌することができる。
破砕歯が、筐体底面の厨芥を掻き出しながら攪拌するこ
とができるので、初期投入された厨芥が位置する筐体底
面の厨芥をも攪拌することができる。
【図１】本発明に係る厨芥処理装置の断面図である。
【図２】羽根部の斜視図である。
【図３】羽根部の他の実施例を示す斜視図である。
１０ 筐体 １１ 上部処理槽 １２ 下部処理槽 ２０ 厨芥投入口 ２１ 傾斜面 ２２ 開口部 ２３ ヒンジ ２４ 蓋体 ３０ 取出口 ４０ 駆動部 ５０ 回転軸 ５１ 貫通孔 ５２ 連結部材 ５３ 減速装置 ５４ 駆動装置 ６０（６０ａ，６０ｂ） 羽根部 ６１，６２及び６３，６４ 帯枠体 ６１ａ，６２ａ 結合板面 ６１ｂ，６２ｂ 下板面 ６１ｃ，６２ｃ 側板面 ６１ｄ，６２ｄ 連結板面 ６５ 固着具 ６６ ナット ７１ 投入装置 ７２ 化粧ボックス ８１ 連結板面 ８１ａ，８２ａ 貫通孔 ８２ 軸支持ブロック Ｈ 破砕歯 Ｓ 厨芥処理装置
Claims (2)
- 【請求項１】 筐体と、該筐体の上部に形成された厨芥
投入口と、筐体の下部に形成された取出口と、筐体内部
に配設され駆動部と連結された回転軸と、該回転軸に連
結された羽根部と、を備えた厨芥処理装置において、前
記羽根部は板面を回転方向に対して交わる方向に配置し
た２つの帯枠体から構成され、これらの帯枠体は、回転
軸との結合板面と、下側に位置する枠体の下板面と、結
合板面とほぼ同方向に形成された側板面と、この側板面
と結合板面とを連結する連結板面とを備え、これら２つ
の帯枠体は、前記回転軸に対し、下面位置を上下にずら
せてなることを特徴とする厨芥処理装置。 - 【請求項２】 前記下側に位置する枠体の下面には回転
方向に破砕歯が形成されてなることを特徴とする請求項
１記載の厨芥処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7179635A JPH091109A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 厨芥処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7179635A JPH091109A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 厨芥処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH091109A true JPH091109A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=16069218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7179635A Pending JPH091109A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 厨芥処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH091109A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109758937A (zh) * | 2019-03-06 | 2019-05-17 | 无锡唐古环保设备有限公司 | 一种用于餐厨、果蔬垃圾发酵仓内易于扬料和更换的搅拌组件 |
-
1995
- 1995-06-23 JP JP7179635A patent/JPH091109A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109758937A (zh) * | 2019-03-06 | 2019-05-17 | 无锡唐古环保设备有限公司 | 一种用于餐厨、果蔬垃圾发酵仓内易于扬料和更换的搅拌组件 |
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