JPH09110305A - トレイ搬送システム - Google Patents

トレイ搬送システム

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JPH09110305A
JPH09110305A JP26541595A JP26541595A JPH09110305A JP H09110305 A JPH09110305 A JP H09110305A JP 26541595 A JP26541595 A JP 26541595A JP 26541595 A JP26541595 A JP 26541595A JP H09110305 A JPH09110305 A JP H09110305A
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JP
Japan
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tray
bobbin
line
yarn
supply line
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Application number
JP26541595A
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English (en)
Inventor
Isamu Matsui
勇 松井
Noboru Sekiya
登 関谷
Akihiro Itoi
明博 糸井
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、外部装置との接続が容易で、低コ
ストでしかも高速でトレイを搬送するトレイ搬送システ
ムを供給することが課題である。 【解決手段】 本発明のトレイ搬送システムは一本の無
端丸ベルト1及びプーリー3で構成され、自動ワインダ
の巻取ユニットから排出されたボビンを残糸検出装置2
6により空ボビンBeと半玉Bhとを検出して、空ボビ
ンBeは第一ガイド部材15より精紡機22に搬送し、
半玉Bhは半玉搬送ライン21からトレイ搬送ライン1
2に送る。精紡機22から実ボビンBfが第二ガイド部
材16を経て、トレイ供給ライン12へ送られる。トレ
イ供給ライン12ではボトムバンチ切断、バックワイン
ド糸切断、口出し処理等が行われ、トレイ供給ライン1
4、第三ガイド部材17を経て自動ワインダの巻取ユニ
ットに搬送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレイを搬送する
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動ワインダの巻取ユニットのボビン採
り入れ方向が一方向であるため、自動ワインダの巻取ユ
ニットをトレイ搬送システムの左側に配設したL台と自
動ワインダの巻取ユニットをトレイ搬送システムの右側
に配設したR台は、自動ワインダの各巻取ユニット間の
搬送ラインがL台とR台とが非対称である。このためト
レイ搬送システムは、自動ワインダの搬送ラインの接続
位置に合わせて平ベルトを配設し構築していた。又、精
紡機やボビン供給装置等の他の外部装置との連結におい
ても専用の搬送ラインが必要であった。
【0003】又、自動ワインダの各巻き取りユニットへ
実ボビンを挿立したトレイを搬送するトレイ供給ライン
には、ボビンの糸層外周に巻かれたバックワインド糸を
切断するバックワインド糸切断装置と、ボビンの底部に
巻かれたボトムバンチを切断するボトムバンチ切断装置
とボビンの糸端を所定の位置に位置決めする口出し装置
とが設けられているが、前記バックワインド糸切断装置
と前記ボトムバンチ切断装置がトレイ供給ラインを挟ん
で対向して配設してあり、トレイを1か所に停止させて
処理を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】同一機種を工場に納入
する場合でも、自動ワインダのL台とR台との搬送ライ
ンが非対称であり、精紡機やボビン供給装置等その他の
外部装置との連結部にも専用の搬送ラインが必要なた
め、トレイ搬送システムの使用部品の共通化及び部品点
数の削減がままならず、組付け作業性が悪く、コストも
高くなっていた。
【0005】又、前記バックワインド糸切断装置と前記
ボトムバンチ切断装置が対向して配設して、トレイを1
か所に停止させて処理を行っていたために、トレイを1
か所に長い時間停止させ、トレイ搬送システム全体の搬
送速度を遅くする原因になっていた。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑み、外部装置と
の接続が容易で、低コストでしかも高速でトレイを搬送
するトレイ搬送システムを供給することが課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明のトレイ搬送システムでは、自動ワインダの
各巻き取りユニットへ実ボビンを挿立したトレイを搬送
するトレイ供給ライン、自動ワインダの巻き取りユニッ
トから搬出された空ボビンを挿立したトレイを搬送する
トレイ帰還ライン及び口出し処理の失敗した不良ボビン
をトレイ供給ラインからトレイ帰還ラインに搬送する不
良ボビン搬送ラインのコンベアを1本の無端丸ベルトで
構成した。
【0008】又、前記トレイ供給ラインにおいて、ボビ
ンの糸端を所定の位置に位置決めする口出し装置と、ボ
ビンの糸層外周に巻かれたバックワインド糸を切断する
バックワインド糸切断装置と、ボビンの底部に巻かれた
ボトムバンチを切断するボトムバンチ切断装置とが自動
ワインダの各巻き取りユニット側から順に設けることが
好ましい。
【0009】更に、前記トレイ供給ラインに対して直交
して外部装置との接続ラインを設けることが好ましい。
【0010】
【実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照しながら
説明すると、1は一本の無端の丸ベルトで、2はボビン
を挿立した状態で搬送するためのトレイである。3はプ
ーリーで、外周にて丸ベルト1の移送、方向転換する。
又、搬送ラインに設けられたプーリー3はトレイ2を上
に乗せて移動させる。又、5はボトムバンチ切断装置
で、ボビンの底部に巻かれたボトムバンチを切断する、
6はバックワインド糸切断装置で、ボビンの糸層外周に
巻かれたバックワインド糸を切断する。7は口出し装置
で、自動ワインダの巻取ユニット8で自動糸継ぎができ
るようにボビンの糸端をボビンの所定の位置に位置決め
する。18は第一分岐装置で、精紡機と接続している場
合に自動ワインダの巻取ユニット8から排出された空ボ
ビンBeを精紡機22へと送る第一ガイド部材15へと
案内するためのものであり、19は第二分岐装置で、半
玉Bhを半玉搬送ライン21へ案内するためのものであ
る。20は第三分岐装置で、口出し処理の失敗した不良
ボビンBlを不良ボビン搬送ライン13に、口出し処理
の成功した実ボビンBfをトレイ供給ライン14に振り
分ける。26は残糸検出装置で、残糸の有無及びその量
を判断する。27はボビンストリッパで、残糸検出装置
で極少量の残糸が検出された場合にボビンの残糸を切断
して空ボビンBeにする。
【0011】トレイ2の搬送にはベルトコンベアを用い
た搬送ラインが用いられ、自動ワインダの各巻取ユニッ
ト8から排出されるボビンをトレイ搬送システムまで搬
送する平ベルトのコンベアであるトレイ帰還ライン9が
設けられ、トレイ搬送システムに接続される。トレイ搬
送システムの搬送ラインは一本の無端丸ベルトのコンベ
アとプーリー3により構成されていて、トレイ帰還ライ
ン9から紡績機22及びボビン供給装置23までの搬送
ラインをトレイ帰還ライン10,11、紡績機22及び
ボビン供給装置23で空ボビンBeを実ボビンBfをト
レイ2に挿立した状態でボビンを供給して自動ワインダ
の各巻取ユニット8までの搬送ラインをトレイ供給ライ
ン12,14、不良ボビンBlの搬送ラインを不良ボビ
ン搬送ライン13とし、ボビン検出装置26で残糸が多
くあると判断された半玉Bhや不良ボビンBlは、トレ
イ帰還ライン11とトレイ供給ライン12を懸け渡すよ
うに設けられている半玉搬送ライン21へと搬送され
る。又、ボビンに残糸が極少量の場合は、ボビンストリ
ッパ27で残糸を切断して空ボビンBeとしてトレイ帰
還ライン11に送る。プーリー3は第一ガイド部材1
5、第二ガイド部材16、不良ボビン搬送ライン13、
半玉搬送ライン21及び各曲がり角に設けられ、丸ベル
ト1の移送及びトレイ2の移送を行う。
【0012】図3の丸ベルト1及びプーリー3の配置関
係を示す平面図を参考にして、トレイ帰還ライン10は
トレイ帰還ライン9に並行に配設され、プーリー3を介
して角度を90度変更して、トレイ帰還ライン11へと
移り、プーリー3aを介して180度変更して、プーリ
ー3を介して再度90度変更してトレイ帰還ライン9と
並行になるようにトレイ搬送ライン12へと続く。第三
分岐装置20近傍のプーリー3を介して角度を90度変
更してトレイ供給ライン14として、プーリー3で18
0度変更して第三ガイド部材17へと接続される。トレ
イ帰還ライン10とトレイ供給ライン14の延長線上が
交わるようにプーリー3bを配設して、第三分岐装置2
0との間にプーリー3を設けて不良ボビン搬送ライン1
4を構成するようにしている。プーリー3bは丸ベルト
1が上下2段配設するようになっている。
【0013】先ず第一の実施の形態として自動ワインダ
と精紡機とを接続した場合について図1を基に説明する
と、自動ワインダの巻取ユニット8から排出された空ボ
ビンBeはトレイ2に挿立した状態でトレイ帰還ライン
9を搬送され、トレイ帰還ライン10に入り、残糸検出
装置26で空ボビンBe、残糸が多い半玉Bh、残糸が
極少量のボビンに判別され、空ボビンBeはそのまま、
残糸が極少量のボビンはボビンストリッパ27により残
糸を切り取られ空ボビンBeとしてトレイ帰還ライン1
1へ送られ、第一分岐装置18により第一ガイド部材1
6へと送られる。第一ガイド部材15へと送られたトレ
イ2はプーリー3の上に乗り、プーリー3の回転に伴い
精紡機22へと送られる。又、残糸の多い半玉Bhは、
第一分岐装置18により半玉搬送ライン21へと送ら
れ、トレイ供給ライン12に送られ、再度口出し処理等
が行われる。
【0014】精紡機22からは、紡糸された実ボビンB
fがトレイ2に挿立した状態で第二ガイド部材16へと
搬送され、プーリー3の回転に伴いトレイ帰還ライン1
1に戻り、トレイ供給ライン12へと搬送される。トレ
イ供給ライン12では、ボビンの底部に巻かれたボトム
バンチの切断、ボビンの糸層外周に巻かれたバックワイ
ンド糸の切断及び自動ワインダの巻取ユニット8で自動
糸継ぎができるようにボビンの糸端をボビンの所定の位
置に位置決めする口出し処理が行われる。
【0015】トレイ供給ライン12での処理をより詳し
く説明すると、ボトムバンチ切断装置5に設けているス
トッパで実ボビンBfが挿立しているトレイ2を停止さ
せ、糸の巻き取り方向と逆方向に回転させて、ボトムバ
ンチを巻いている位置に糸を吸引しながら切断する切断
部材24を設けているボトムバンチ切断装置5でボトム
バンチを切断後、ストッパを解除して次工程のバックワ
インド糸切断装置6へ送られる。バックワインド糸切断
装置6に設けているストッパでトレイ2を停止させ、糸
の巻き取り方向と同じ方向に回転させ、実ボビンBfに
糸捕捉部材25を押しつけバックワインド糸を捕捉した
後切断するバックワインド糸切断装置6でバックワイン
ド糸を切断後、ストッパを解除して次工程である口出し
装置7へと搬送する。口出し装置7に設けているストッ
パによりトレイ2を停止させ、ボビンの糸端をボビンの
所定の位置に位置決めする口出し処理を行う。
【0016】口出し処理の成功した実ボビンBfは、ト
レイ2に挿立した状態で第三分岐装置20でトレイ供給
ライン14へ搬送される。トレイ供給ライン14で搬送
されたトレイ2は、第三ガイド部材17により自動ワイ
ンダの巻取ユニット8へと搬送される。
【0017】口出し処理の失敗したものは、第三分岐装
置20で不良ボビン搬送ライン13に送られる。不良ボ
ビン搬送ライン13は、トレイ帰還ライン10に接続さ
れている。トレイ帰還ライン10には、残糸検出装置2
6が設けられていて、残糸の量が検出され、残糸が多い
ため第一分岐装置18をトレイ帰還ライン11を開放す
る方向に作動させ、半玉搬送ライン21を経てトレイ供
給ライン12へと送られ、再度ボトムバンチ切断処理等
が行われる。この際に、ストッパ28が作動して精紡機
22より供給される実ボビンBfがトレイ供給ライン1
2へ供給されないようになっている。又、自動ワインダ
の巻取ユニットより途中まで解除されて糸切れ等を起こ
し、糸継ぎに失敗した残糸の多い半玉Bhが排出された
場合も、トレイ帰還ライン9,10に搬送され、不良ボ
ビンBlと同様に残糸検出装置26で検出され、半玉搬
送ライン21へと送られる。又、残糸の極少量のボビン
は残糸検出装置26により検出され、ボビンストリッパ
27で残糸を切断され、空ボビンBeとしてトレイ帰還
ライン11に送られる。
【0018】次に第二の実施の形態である自動ワインダ
とボビン供給装置23を接続した場合を図2を用いて説
明すると、22はボビン供給装置で精紡機等で製造され
た天尻混在状態の実ボビンBfを天尻を判別して個々に
供給する装置である。又、4はボビン抜き取り機で残糸
検出装置26で空ボビンBeと判断されたもののみを抜
き取る。19は第二分岐装置で、ボビン抜き取り機4で
空ボビンを抜き取られトレイ2のみになったものは、ボ
ビン供給装置23へ送り、ボビン抜き取り装置4でボビ
ンを抜き取られなかった半玉Bhや不良ボビンBlは半
玉搬送ライン21へ送る。
【0019】自動ワインダの巻取ユニット8から排出さ
れた空ボビンBeはトレイ2に挿立した状態でトレイ帰
還ライン9を搬送され、トレイ帰還ライン10に入り、
残糸検出装置26により空ボビンBeか、残糸の多い半
玉Bhもしくは不良ボビンBlかを検出して、空ボビン
Beであればボビン抜き取り装置4により引き抜きベル
トの摩擦力により空ボビンBeがトレイ2から抜き取ら
る。トレイ2はトレイ帰還ライン11を搬送され、第二
分岐装置19によりボビン供給装置23へと搬送され
る。ボビン供給装置23は、図示されない平ベルトフィ
ーダに投入し、平ベルトフィーダの出口から連続的に送
出される実ボビンBfをボビン個別化のための図示され
ない振動式パーツフィーダーに供給し、実ボビンBfを
1個ずつ分離して図示されない天尻判別部に天尻判別を
行い、その結果に基づいて前記実ボビンBfをボトム側
からトレイ2上に供給し、前記トレイ2に実ボビンBf
を挿立した状態でトレイ供給ライン12へと供給する。
トレイ供給ライン12では、第一の実施の形態と同様に
ボビンの底部に巻かれたボトムバンチの切断、ボビンの
糸層外周に巻かれたバックワインド糸の切断及び自動ワ
インダの巻取ユニット8で自動糸継ぎができるようにボ
ビンの糸端をボビンの所定の位置に位置決めする口出し
処理が行われる。
【0020】口出し処理の成功した実ボビンBfは、ト
レイ2に挿立した状態で第三分岐装置20でトレイ供給
ライン14へ搬送される。トレイ供給ライン14で搬送
されたトレイ2は、第三ガイド部材17により自動ワイ
ンダの巻取ユニット8へと搬送される。
【0021】口出し処理の失敗したものは、第三分岐装
置20で不良ボビン搬送ライン13に送られる。不良ボ
ビン搬送ライン13は、トレイ帰還ライン10に接続さ
れている。トレイ帰還ライン10には、残糸検出装置2
6が設けられていて、残糸の量が検出され、残糸が多い
ため第一分岐装置18をトレイ帰還ライン11を開放す
る方向に作動させ、半玉搬送ライン21を経てトレイ供
給ライン12へと送られ、再度ボトムバンチ切断処理等
が行われる。この際に、ストッパ28が作動して精紡機
22より供給される実ボビンBfがトレイ供給ライン1
2へ供給されないようになっている。又、自動ワインダ
の巻取ユニットより途中まで解除されて糸切れ等を起こ
し、糸継ぎに失敗した残糸の多い半玉Bhが排出された
場合も、トレイ帰還ライン9,10に搬送され、不良ボ
ビンBlと同様に残糸検出装置26で検出され、半玉搬
送ライン21へと送られる。又、残糸の極少量のボビン
は残糸検出装置26により検出され、ボビンストリッパ
27で残糸を切断され、空ボビンBeとしてボビン抜き
取り機4により抜き取られる。
【0022】本発明の第二の実施の形態では、第一ガイ
ド部材15、第二ガイド部材16、第一ガイド部材15
用のプーリー3、第二ガイド部材16用のプーリー3及
び第一分岐装置18が示されているが、もちろん取り外
してトレイ帰還ライン11と第一ガイド部材15及び第
二ガイド部材16との接続部を塞いでも良い。
【0023】本発明のトレイ搬送システムに使用されて
いる丸ベルト1は図示されない駆動装置によりプーリー
3aを駆動させることにより駆動される。もちろん複数
の駆動源を同期させて丸ベルト1を駆動させても良い。
【0024】又、第三ガイド部材17は取り付け場所を
移動するだけで17a,17b良く、自動ワインダのL
台、R台の非対称で接続位置の異なる搬送ラインに対し
てもトレイ搬送システムを構築するのが容易になってい
る。更に、第一分岐装置18及び第二分岐装置19のを
移動を制御することにより、紡績機22でもボビン供給
装置23でもほとんど共通に使用することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0026】全てのトレイ搬送ラインを一本の無端丸ベ
ルトで行ったために構造が簡単になり、部品点数の削減
及び共通化がはかれ、低価格でメンテナンス性の良いト
レイ搬送システムが構築できる。
【0027】バックワインド糸切断装置とボトムバンチ
切断装置及び口出し装置とをトレイ供給ラインに並設し
たことにより、トレイが1か所に停止する時間が短縮さ
れ、トレイ搬送システムのスピードアップが実現され
た。
【0028】トレイ供給ラインに対して直交して外部装
置との接続ラインを設けたことにより、どの位置からで
もガイドを移動すれば供給、帰還に係わらずトレイを搬
送することができ、自動ワインダのL台、R台に等の非
対称な搬送ラインに対してでも、ガイドの接続位置を変
更すれば容易にシステムの構築が可能であり、部品の共
通化がはかれ、低コストでしかも組付け作業の効率の良
いトレイ搬送システムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態である自動ワインダ
と精紡機を接続したトレイ搬送システムを示す平面図で
ある。
【図2】本発明の第一の実施の形態であるボビン供給装
置と精紡機を接続したトレイ搬送システムを示す平面図
である。
【図3】本発明の実施の形態の丸ベルトとプーリーの配
置関係を示す平面図である。
【符号の説明】 1 丸ベルト 2 トレイ 5 ボトムバンチ切断装置 6 バックワインド糸切断装置 7 口出し装置 8 自動ワインダの巻取ユニット 10,11 トレイ帰還ライン 12,14 トレイ供給ライン 13 不良ボビン搬送ライン Be 空ボビン Bf 実ボビン Bh 不良ボビン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動ワインダの各巻き取りユニットへ実
    ボビンを挿立したトレイを搬送するトレイ供給ライン
    と、自動ワインダの各巻き取りユニットから搬出された
    空ボビンを挿立したトレイを搬送するトレイ帰還ライン
    と、口出し処理の失敗した不良ボビンをトレイ供給ライ
    ンからトレイ帰還ラインに搬送する不良ボビン搬送ライ
    ンとを備え、前記トレイ供給ライン、トレイ帰還ライン
    及び不良ボビン搬送ラインのコンベアを1本の無端丸ベ
    ルトで構成したことを特徴とするトレイ搬送システム。
  2. 【請求項2】 前記トレイ供給ラインにおいて、ボビン
    の糸端を所定の位置に位置決めする口出し装置と、ボビ
    ンの糸層外周に巻かれたバックワインド糸を切断するバ
    ックワインド糸切断装置と、ボビンの底部に巻かれたボ
    トムバンチを切断するボトムバンチ切断装置とが自動ワ
    インダの各巻き取りユニット側から順に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のトレイ搬送システム。
  3. 【請求項3】 前記トレイ供給ラインに対して直交して
    外部装置との接続ラインを設けたことを特徴とする請求
    項1又は2記載のトレイ搬送システム。
JP26541595A 1995-10-13 1995-10-13 トレイ搬送システム Pending JPH09110305A (ja)

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JP26541595A JPH09110305A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 トレイ搬送システム

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106283297A (zh) * 2016-10-10 2017-01-04 江阴市华方新技术科研有限公司 细纱机筒管输送装置
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