JPH09108967A - ロール用研削目立て複合機 - Google Patents

ロール用研削目立て複合機

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JPH09108967A
JPH09108967A JP27164295A JP27164295A JPH09108967A JP H09108967 A JPH09108967 A JP H09108967A JP 27164295 A JP27164295 A JP 27164295A JP 27164295 A JP27164295 A JP 27164295A JP H09108967 A JPH09108967 A JP H09108967A
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JP
Japan
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roll
grinding
dressing
processed
machine
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JP27164295A
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English (en)
Inventor
Norimichi Masuko
典道 益子
Hiroshi Kajima
博 鹿嶋
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T T K KK
Original Assignee
T T K KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加工ロールの研削加工と目立て加工とを、
1つの機械にて被加工ロールをセットし直すことなく、
連続して遂行できるようにする。 【解決手段】 ロール用研削目立て複合機は、ロール支
持機構22と研削機構23と目立て機構24と送り機構
29とを備える。ロール支持機構22は被加工ロール2
5を軸線の周りで回転可能に支持し、送り機構29は被
加工ロール25を軸線方向へ移動可能に支持する。研削
機構23は被加工ロール25に対向して配設され、被加
工ロール25の外周面を研削するための回転砥石27を
備える。目立て機構24は被加工ロール25に対向して
配設され、被加工ロール25の外周面に条溝26を切削
加工するためのバイト28を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製粉機等に使用
されるロールの目立て機に関連し、ロール外周面の研削
加工及び条溝の溝入れ加工を施すためのロール用研削目
立て複合機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、製粉機等に使用されるロールを製
作したり、条溝の摩耗にともなって再目立てする場合に
は、砥石を備えた研削盤によりロール素材である被加工
ロールの外周面を研削した後、加工刃物を備えた目立て
機により被加工ロールの外周面に多数の条溝を切削加工
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来に
おいては、被加工ロールの外周面に対する研削加工と目
立て加工とを、別々の専用機械を使用して行っている。
このため、機械の設置に少なくとも2台分の広いスペー
スが必要である。しかも、それらの各機械に対して被加
工ロールを着脱するのに手間が掛かって、作業能率が悪
いという問題があった。
【0004】加えて、研削加工と目立て加工とが別々の
機械で行われると、それらのロールの取付誤差や各機械
の精度誤差、例えば送り精度誤差が被加工ロールに反映
されるため、それらの各加工に際して精度誤差を修正す
るという面倒な作業が必要であった。
【0005】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、広いスペースを必要とせず、狭いスペー
スでも機械を設置することができるとともに、機械に対
して被加工ロールを着脱し直す必要がなく、作業能率を
向上させることができ、しかも、精度誤差の修正作業が
不要なロール用研削目立て複合機を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載のロール用研削目立て複合機の発
明では、被加工ロールをその軸線の周りで回転可能に支
持するロール支持機構と、被加工ロールに対向して配設
され、被加工ロールの外周面を研削するための回転砥石
を備えた研削機構と、被加工ロールに対向して配設さ
れ、被加工ロールの外周面に溝入れ加工するための加工
刃物を備えた目立て機構とを設けたものである。
【0007】請求項2においては、請求項1において、
さらに研削及び目立てのために被加工用ロールと研削機
構及び目立て機構との間に被加工用ロールの軸線方向に
沿う送りを付与するための送り機構を備え、その送り機
構はロール支持機構を被加工ロールの軸線方向に沿って
移動させるものである。
【0008】請求項3においては、請求項1または2に
おいて、前記研削機構及び目立て機構は、ロール支持機
構上の被加工ロールの軸線を挟んで互いに反対側に対向
配置した。
【0009】請求項4においては、請求項1〜3のいず
れかにおいて、前記ロール支持機構には被加工ロールを
回転させるためのロール回転機構を設け、そのロール回
転機構を、モータと被加工ロールのチャックとの間に減
速装置を介在させて構成した。
【0010】請求項5においては、請求項1〜4のいず
れかにおいて、前記ロール支持機構には被加工ロールを
回転させるためのロール回転機構を設け、そのロール回
転機構を、モータと被加工ロールのチャックとの間に自
在継手を介在させて構成した。
【0011】請求項6においては、請求項1〜5のいず
れかにおいて、目立て機構は、加工刃物の刃先の向きを
調節するための調節装置を設けた。請求項7において
は、請求項6において、調節装置は、加工刃物を保持す
る刃物台を含み、その刃物台が回動調節されるものであ
る。
【0012】請求項8においては、請求項1〜7のいず
れかにおいて、前記目立て機構の近傍には、加工刃物の
刃先を被加工ロール上の条溝に位置合わせするために、
被加工ロールを撮影するカメラと、そのカメラによって
撮影された画像を表示するディスプレイとを有するモニ
タ機構を配設した。
【0013】請求項9においては、請求項1〜8のいず
れかにおいて、前記ロール支持機構は、メタルを介して
ロールのジャーナル部を支持する軸受を有し、そのメタ
ルは複数に分割されている。
【0014】従って、請求項1のように構成されたロー
ル用研削目立て複合機を使用して、製粉機等のロールを
製作あるいは再目立てする場合には、被加工ロールをロ
ール支持機構上にセットする。この状態で、研削機構を
作動させると、被加工ロールが軸線の回りで加工回転さ
れるとともに、研削機構の砥石が回転されて、その砥石
により被加工ロールの外周面が研削される。その後、目
立て機構を作動させると、被加工ロールが軸線の周りで
割出し回転されながら軸線方向に移動されて、目立て機
構の加工刃物により、被加工ロールの外周面に多数の条
溝が溝入れ加工される。
【0015】このため、機械の設置スペースは1台分で
よく、狭い設置スペースであっても機械を設置すること
ができる。また、ロール支持機構上に被加工ロールを1
回セットするのみで済み、その後に装置ごとのチャック
装置に対して被加工ロールを着脱し直す必要がない。こ
のため、被加工ロールの研削加工と目立て加工とを連続
して行うことができて、作業能率を向上させることがで
きるとともに、同一機械に対してチャックを1回行うの
みであるため、異なる機械間の精度誤差には無縁であ
る。
【0016】請求項2に記載のロール用研削目立て複合
機では、研削機構及び目立て機構と、被加工ロールの送
り機構とを別にして、研削機構及び目立て機構を固定位
置に配置でき、それらの支持剛性を高めることができ
る。
【0017】請求項3に記載のロール用研削目立て複合
機では、研削機構と目立て機構とを被加工ロールに対し
て同一平面内に対向配置することができて、被加工ロー
ルに対する研削加工と目立て加工とを、同一位置で行う
ことができる。
【0018】請求項4に記載のロール用研削目立て複合
機では、ロール回転機構中にハーモニックドライブ式の
減速装置が設けられているため、簡単な構成でモータの
回転を減速できるとともに、モータと被加工ロールとの
軸芯を簡単な構成で一致させることができる。
【0019】請求項5に記載のロール用研削目立て複合
機では、ロール回転機構中にオルダム継手が介在されて
いるために、そのロール回転機構中の芯ずれが吸収され
る。請求項6及び7に記載のロール用研削目立て複合機
では、条溝の角度に合わせて加工刃物の向きを適切に調
節できる。
【0020】請求項8に記載のロール用研削目立て複合
機では、モニタ機構によりロール上の条溝を写し出しな
がら、目立て機構における加工刃物の刃先を、被加工ロ
ール上の条溝位置に容易に位置合わせすることができ
る。
【0021】請求項9に記載のロール用研削目立て複合
機では、メタルが分割されるため、被加工ロールの着脱
が容易であるばかりでなく、各種のメタルを用意するこ
とによりジャーナル部の形状変化に自在に対応できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を、
図1〜図17に基づいて説明する。まず、この実施形態
のロール用研削目立て複合機を概略的に説明すると、図
1〜図3に示すように、機台21は床面上に設置され、
その上部にはロール支持機構22、研削機構23、目立
て機構24及び送り機構29等の各種の機構が配設され
ている。ロール支持機構22は、被加工ロール25を自
身の軸線の周りで回転可能に、かつ軸線方向へ移動可能
に支持するようになっている。研削機構23は、被加工
ロール25の外周面を研削する。目立て機構24は、被
加工ロール25の外周面に条溝26を形成するための目
立て加工を施す。送り機構29は、被加工ロール25を
その軸線に沿って送る。
【0023】図1及び図17に示すように、前記被加工
ロール25は鋼材により円柱状に形成され、その両端に
はジャーナル部25a及び先端軸部25bが突出形成さ
れている。そして、この被加工ロール25の外周面に、
多数の条溝26が数mmの所定ピッチで形成される。な
お、この条溝26は、図17に実線で示すように被加工
ロール25の軸線と平行、あるいは同図に鎖線で示すよ
うに軸線に対して所定角度傾斜した状態に形成される。
【0024】図1〜図3に示すように、前記研削機構2
3はロール支持機構22上の被加工ロール25の後方に
対向して配設され、被加工ロール25の外周面を研削す
るための回転砥石27を備えている。目立て機構24は
ロール支持機構22上の被加工ロール25の軸線位置を
挟んで、研削機構23と反対側の前方に配設され、被加
工ロール25の外周面に条溝26を切削加工するための
加工刃物としてのバイト28を備えている。
【0025】そこで、まず前記ロール支持機構22につ
いて詳述すると、図1〜図3に示すように、サドル31
は機台21上にアリ状のガイド32を介して左右に移動
可能に支持され、その上面には一対の軸受33が配設さ
れている。図4及び図5に示すように各軸受33は、複
数のネジ34によりサドル31上に固定された下部受台
35と、複数のネジ36により下部受台35上に着脱可
能に取り付けられた上部受台37とを備えている。
【0026】上下に2分割した一対の半円筒状の軸受メ
タル38は前記両受台35,37間に着脱可能に配設さ
れ、各受台35,37の外周から軸受メタル38にかけ
て給油孔39が形成されている。そして、この軸受メタ
ル38内に前記被加工ロール25のジャーナル部25a
を嵌挿することにより、被加工ロール25がサドル31
上に両軸受33を介して回転可能に支持される。また、
ジャーナル部25aの径に応じて複数種類の軸受メタル
38が用意されている。なお、給油孔39からの潤滑油
は軸受メタル38とジャーナル部25aとの摺動面に供
給される。
【0027】被加工ロール25のジャーナル部25aの
外径寸法が変更された場合には、ネジ36を外すことに
より、上部受台37を下部受台35上から取り外して、
軸受メタル38が内径の異なったものと交換される。ま
た、被加工ロール25の両ジャーナル部25aがテーパ
状になっている場合には、図6及び図7に示すように、
ブッシュ40を介してジャーナル部25aが軸受33の
軸受メタル38内に回転可能に嵌挿支持される。
【0028】すなわち、テーパ孔を有するブッシュ40
は被加工ロール25のジャーナル部25aに嵌挿され、
被加工ロール25のネジ部25cにナット41を螺合す
ることによって抜け止めされる。そして、このブッシュ
40が軸受メタル38に挿入されて状態で、被加工ロー
ル25が両軸受33間に支持される。また、ジャーナル
部25aのテーパ径やテーパ角に応じた形状のブッシュ
40が複数用意されている。
【0029】従って、被加工ロール25のジャーナル部
25aの外径寸法が変更された場合、あるいはジャーナ
ル部25aがテーパ状になっている場合でも、軸受33
の下部受台35及び上部受台37をそのまま使用すると
ともに、ジャーナル部25aの径やテーパ角などに応じ
て、適宜の軸受メタル38やブッシュ40を使用して、
被加工ロール25を支持することができる。
【0030】図1、図2及び図8に示すように、前記ロ
ール支持機構22におけるロール回転機構45はサドル
31の一側上面に配設されている。すなわち、支持ボッ
クス46はサドル31に上面に固定され、その内部には
回転軸47が一対のベアリング48を介して回転可能に
支持されている。ロール回転用モータ49は支持ボック
ス46の側面に取り付けられ、そのモータ軸49aが減
速装置50を介して回転軸47に連結されている。
【0031】前記減速装置50としては、例えばハーモ
ニックドライブ〔(株)ハーモニック・ドライブ・シス
テムズの商標名〕式の減速装置が使用されている。この
減速装置50は、モータ49のモータ軸49aに取り付
けられた楕円外歯状の駆動歯車51と、その駆動歯車5
1と噛合するように、回転軸47に取り付けられた円形
内歯状の被動歯車52とを備えている。そして、弾性変
形可能な歯車51と歯車52はモータ49の回転に伴
い、両歯車51,52の歯数の差に相当する減速比で回
転軸47が減速割出し回転される。
【0032】すなわち図9及び図10に示すように、楕
円形のウェブジェネレータ57はモータ軸49aに固定
されている。楕円形をなすウェブジェネレータ57の外
周には前記駆動歯車51が周回されるとともに、ウェブ
ジェネレータ57と駆動歯車51との間に多数のボール
58が介在されている。前記被動歯車52は2枚の歯車
片52a,52bよりなり、一方の歯車片52aの歯数
は駆動歯車51の歯数と同一であり、他方の歯車片52
bの歯数は駆動歯車51の歯数とわずかに相違する。そ
して、一方の歯車片52bが前記回転軸47に連結され
ている。
【0033】従って、前記モータ軸49aと一体回転す
るウェブジェネレータ57の回転により、駆動歯車51
と歯車片52a,52bとの噛合位置が順次移動し、こ
れに基づいて歯車片52bが駆動歯車51に対する歯数
差分だけ減速回転される。
【0034】チャック装置53は前記回転軸47の端部
に取り付けられ、このチャック装置53に被加工ロール
25の先端軸部25bをチャックすることにより、被加
工ロール25が回転軸47に連結される。図8及び図1
1に示すように、オルダム継手42はチャック装置53
と回転軸47との間に介在されている。このオルダム継
手42は、チャック装置53と一体回転する従動板53
aと、回転軸47と一体回転する駆動板47aと、両板
53a,47a間に介装された介装板43とよりなる。
従動板53a及び駆動板47aは相互に直角をなす溝4
4を有するとともに、介装板43の両面にはそれらの溝
44に摺動可能に嵌合する突条43aを有する。従っ
て、チャック装置53及び回転軸47は相手側に対して
垂直面内で自在に移動でき、それらの間の芯ずれが吸収
される。
【0035】芯押し台54はサドル31上においてロー
ル回転機構45の反対側に配設されている。そして、被
加工ロール25を軸受33にセットする際に、ハンドル
55によりネジ棒56を回転させることにより、そのネ
ジ棒56が被加工ロール25の先端軸部25bに当接し
て、被加工ロール25がチャック装置53側に押し付け
られる。
【0036】図1〜図3に示すように、ロール移動用モ
ータ59は前記機台21の一側に装設されている。そし
て、研削機構23による研削加工時、あるいは目立て機
構24により目立て加工時に、このモータ59の回転に
より、ボールネジ60等を介してサドル31が左右に移
動されて、被加工ロール25がその軸線方向へ加工送り
される。テレスコープカバー61は前記モータ59及び
ボールネジ60を覆うように、サドル31の両側におい
て機台31上に配設されている。前記ロール移動用モー
タ59,ボールネジ60等により送り機構29が構成さ
れている。
【0037】次に、前記研削機構23について詳述する
と、図1に示すように、砥石台64は機台21上に被加
工ロール25の軸線と直交する前後方向へ移動可能に配
設され、その一側には回転砥石27が被加工ロール25
の軸線と平行な軸線の回りで回転可能に支持されてい
る。砥石回転用モータ65は砥石台64上に装設され、
このモータ65の回転により、図示しないベルト等より
なる伝達機構66を介して回転砥石27が回転される。
【0038】砥石移動用モータ67は前記機台21上に
配設され、このモータ67の回転により、図示しないホ
ールネジ等を介して砥石台64が前後に移動されて、回
転砥石27が被加工ロール25の外周面に向かって切込
み送りされるとともに、同ロール25の外周面位置から
後退される。そして、この回転砥石27の回転及び切込
み送りと、被加工ロール25の加工回転及び加工送りと
の協働により、被加工ロール25の外周面に研削加工が
施される。
【0039】図1及び図12に示すように、ドレッシン
グ機構68は前記チャック装置53の近傍においてサド
ル31上に配設され、ダイアモンドよりなる着脱可能な
ドレッサ69を備えている。そして、研削機構23の回
転砥石27を新しいものと交換した場合や回転砥石27
の表面が荒れた場合には、このドレッサ69に対して、
砥石台64を切込み送りさせるとともに、サドル31を
移動させることにより、回転砥石27の砥石面がドレッ
シングされる。
【0040】次に、前記目立て機構24について詳述す
ると、図1、図3及び図13〜図15に示すように、刃
先の向きの調節装置としての移動台72は機台21の側
面に設けられたブラケット97に固定されたアリ状のガ
イド73を介して、被加工ロール25の軸線と直交する
前後方向へ移動可能に支持されている。同じく調節装置
としての刃物台74は移動台72の背面に回動調節可能
に嵌着され、複数の長孔75を介して移動台72に螺合
されたボルト76により、所定の回動位置に固定されて
いる。そして、この刃物台74の中心孔74aにはバイ
ト28が着脱可能に挿入されて、ボルト77により固定
されている。
【0041】ハンドル78は前記刃物台74の外周に突
設されている。そして、図17に鎖線で示すように、被
加工ロール25の外周面に形成される条溝26がロール
軸線に対して所定角度傾斜する場合には、前記各ボルト
76を緩めた状態で、このハンドル78により刃物台7
4を回動調節することができる。これにより、バイト2
8の刃先の向きが条溝26の延長方向と同方向となるよ
うに調節設定することができる。なお、図示はしない
が、刃物台74の外周には指標が、移動台72の外周に
はその指標によって指示される目盛がそれぞれ付されて
おり、この指標及び目盛に従ってバイト28の向きを調
節できる。
【0042】刃物送り用モータ79は前記移動台72に
対応してブラケット97に装設され、このモータ79の
回転により、図示しないボールネジ等を介して移動台7
2が前後移動されて、バイト28が被加工ロール25の
外周面に向かって切込み送りされるとともに、同ロール
25の外周面から後退される。そして、このバイト28
の切込み送りと、被加工ロール25の割出し回転、加工
送り及び必要に応じた加工回転との協働により、被加工
ロール25の外周面に条溝26が溝入れ加工される。
【0043】図1、図2及び図16に示すように、モニ
タ機構82は前記目立て機構24の近傍において、機台
21上に配設されている。このモニタ機構82の照明付
きCCDカメラ83は、目立て機構24のバイト28の
刃先に対して水平方向へ所定間隔をおいて配置され、被
加工ロール25上の条溝26を撮影するようになってい
る。すなわち、CCDカメラ83は、その中心がバイト
28の刃先と同一の水平線(図16の一点鎖線)上に配
置されており、その水平線は、サドル31上の被加工ロ
ール25の中心と同一高さに位置している。CRTディ
スプレイ84は機台21上に設置され、CCDカメラ8
3にて写された条溝26の映像ラインL1を、バイト2
8の刃先と対応する指示線L2(CCDカメラ83の中
心を示す)とともに表示する。
【0044】そして、被加工ロール25の条溝26を目
立てする場合には、その被加工ロール25をロール支持
機構22のサドル31上にセットするとともに、目立て
機構24にバイト28をセットした状態で、サドル31
をゼロ設定点に移動させる。そして、バイト28のチッ
プの先端が被加工ロール25に近付くまで、移動台72
を前進移動させる。そして、CRT84の映像により被
加工ロール25上の条溝26の位置とバイト28の刃先
位置とを確認できる。
【0045】すなわち、バイト28の刃先がその刃先と
CCDカメラ83の中心とを結ぶ水平線上に位置してい
るため、被加工ロール25の条溝26がロール軸線と平
行な場合には、CCDカメラ83で撮影され、指示線L
2の中心に位置する条溝26とバイト28の刃先とが一
致する。また、条溝26がロール軸線に対して傾斜して
いる場合には、条溝26を指示線L2の中心に一致させ
た後に、CCDカメラ83の中心とバイト28の刃先と
の間の距離分だけ、被加工ロール25をバイト28の方
向へ送れば、バイト28の刃先と条溝26とが一致す
る。
【0046】従って、被加工ロール25の送りあるいは
回動により、条溝26を指示線L2の中心に一致させれ
ば、バイト28の刃先と条溝26とを一致させて、正確
な切削を行うことができる。
【0047】図1及び図2に示すように、制御装置87
は前記研削機構23に隣接して機台21の後部に配設さ
れている。そして、被加工ロール25の研削及び目立て
加工時に、この制御装置87により、被加工ロール25
の回転及び送りの速度、回転砥石27の回転速度等が制
御される。この場合、図17に実線で示すように軸線に
対して平行をなす条溝26の加工を施す場合には、ロー
ル移動用モータ59は被加工ロール25をその軸線に沿
って送り移動させる。そして、ロール回転用モータ49
は条溝26の配列ピッチに対応して次の条溝26の割出
しのときのみ被加工ロール25を割り出し回転させる。
また、図17に2点鎖線で示すようにロール軸線に対し
て所定角度傾斜した条溝26に加工を施す場合には、ロ
ール移動用モータ59の回転に対してロール回転用モー
タ49が同時に同期回転するように低速回転される。
【0048】操作盤88は機台21の前部に配設され、
機械を起動または停止させるための操作ボタン、及び各
種データを入力するための操作キー等を備えている。次
に、前記のように構成されたロール用研削目立て複合機
について動作を説明する。
【0049】さて、このロール用研削目立て複合機を使
用して、製粉機等のロールを製作あるいは再目立てする
場合には、被加工ロール25をロール支持機構22のサ
ドル31上にセットする。すなわち、被加工ロール25
の両端のジャーナル部25aをサドル31上の軸受33
に回転可能に嵌挿支持するとともに、被加工ロール25
の一端の軸部25bをチャック装置53により、ロール
回転機構45の回転軸47に連結し、芯押し台54によ
り被加工ロール25をチャック装置53側に押しつけ
る。この場合、ジャーナル部25aがテーパ状をなして
いる場合には、そのジャーナル部25aに図7に示すブ
ッシュ40を取り付ける。
【0050】この状態で、ロール回転用モータ49及び
ロール移動用モータ59により、被加工ロール25が自
身の軸線の回りでゆっくりと加工回転されながら軸線方
向にゆっくりと送り移動される。それとともに、研削機
構23を作動させると、研削機構23の砥石移動用モー
タ67により回転砥石27が研削送りされるとともに、
砥石回転用モータ65により回転砥石27が高速回転さ
れて、その砥石27により被加工ロール25の外周面が
研削される。
【0051】研削加工が終了すると、砥石移動用モータ
67の回転により回転砥石27が研削位置から後退す
る。その後、目立て機構24を作動させると、ロール回
転用モータ49及びロール移動用モータ59により、被
加工ロール25が軸線の回りで所定角度ずつ割出し回転
されながら軸線方向に送り移動される。このとき、目立
て機構24のバイト28が刃物移動用モータ67により
切削加工位置まで前進配置されている。従って被加工用
ロール25の軸線方向への送りにより、被加工ロール2
5の外周面に多数の条溝26が切削加工される。また、
この切削加工時において、被加工ロール25が送り移動
中に軸線の周りで加工回転されると、図17に鎖線で示
すように、被加工ロール25の外周面には、軸線に対し
て所定角度傾斜した条溝26が形成される。このように
条溝26を傾斜させる場合は、バイト28の刃先が傾斜
方向を向くように、その向きが刃物台74の回動により
調節される。
【0052】前記の実施形態によって期待できる効果に
ついて、以下に記載する。 (1) このロール用研削目立て複合機では、回転砥石
27を備えた研削機構23と、バイト28を備えた目立
て機構24とが、ロール支持機構22上の被加工ロール
25と対向するように配設されている。このため、研削
機能と目立て機能とを有していても、広いスペースを必
要とせず、このロール用研削目立て複合機においては1
台分の設置スペースがあればよい。
【0053】(2) 被加工ロール25の加工に際して
は、ロール支持機構22上に被加工ロール25を1回セ
ットするのみで、研削と目立てを行うことができ、被加
工ロール25を着脱をともなってセットし直す必要がな
い。すなわち、被加工ロール25の研削加工と目立て加
工とを異なる機械に対して段取り換えしたりすることな
く、連続して行うことができて、作業能率を向上させる
ことができる。
【0054】(3) 1台の機械で研削と目立てが行わ
れるため、異なる機械間の精度誤差という問題には無縁
であり、従って、加工精度の低下を防ぐことができる。 (4) 研削機構23及び目立て機構24のほかに、被
加工ロール25の送り機構29が別途設けられているた
め、研削機構23及び目立て機構24に送り機能を与え
る必要がなく、それらの機構23,24を固定位置に配
置できる。従って、研削機構23及び目立て機構24の
支持剛性を確保でき、高精度加工を実現できる。
【0055】(5) 研削機構23と目立て機構24と
を被加工ロール25に対して同一平面内に対向配置して
いるため、被加工ロール25に対する研削加工と目立て
加工とを、同一位置で行うことができる。従って、この
点においても高精度加工に寄与できる。
【0056】(6) ロール回転用モータ49とチャッ
ク装置53との間にハーモニックドライブ式の減速装置
50が設けられているため、簡単な構成をもってロール
回転用モータ49の回転を減速させることができるとと
もに、ロール回転用モータ49と被加工ロール25との
軸芯を一致させることができる。
【0057】(7) モータ軸49aと回転軸47との
間に多少の芯ずれが生じていても、オルダム継手42の
作用によりそのずれが吸収される。従って前述した高精
度加工にいっそう寄与できる。
【0058】(8) 条溝26の角度に合わせてバイト
28の向きを適切に調節できるため、目立て加工を正確
に行うことができる。 (9) モニタ機構82のCRTディスプレイ84によ
り被加工ロール25上の条溝26を写し出しながら、目
立て機構24におけるバイト27の刃先を、被加工ロー
ル25上の条溝26の位置に容易に合わせすることがで
きる。このため、目立て加工を容易かつ正確に行うこと
ができるばかりでなく、バイト28の刃先と条溝26と
の位置関係確認のために作業者が加工位置に近づく必要
がなく、その作業を容易に行うことができる。
【0059】(10) 被加工ロール25を支持するた
めのメタル38が分割されているため、被加工ロール2
5の着脱が簡単であるばかりでなく、ジャーナル部25
aの径や形状が変化しても、メタル38を交換すること
により容易に対処することができる。
【0060】(11) 軸受33の近傍にドレッサ69
が付設されているため、回転砥石27の周面が荒れた場
合には、直ちにそれを修正でき、高精度加工を維持でき
る。
【0061】
【別の実施の形態】次に、この発明の別の実施形態を、
図18に基づいて説明する。さて、この実施形態のロー
ル用研削目立て複合機は、特に外径寸法が一端から他端
にかけて次第に変化するテーパ形状の被加工ロール25
を加工するのに適したものである。 そのため、この実
施形態では、ロール支持機構22におけるサドルが、機
台21上に左右方向に移動可能に支持された第1サドル
91と、その第1サドル91上に回動軸92を介して水
平面内を回動可能に支持された第2サドル93とから構
成されている。そして、第2サドル93上には一対の軸
受33及びロール回転機構45が配設され、被加工ロー
ル25が両軸受33間に支持された状態で、ロール回転
機構45に連結されるようになっている。
【0062】前記機台21上には回動用モータ94が配
設され、このモータ94によりウォーム95およびウォ
ームホイール96を介して第2サドル93が水平回動さ
れる。これにより、第2サドル93の上面に支持された
被加工ロール25が、図18に実線で示す第1位置P1
と、鎖線で示す第2位置P2とに切換配置されるように
なっている。すなわち、第1位置P1は被加工用ロール
25の回転砥石27側の端縁が第1サドル91の移動方
向と平行をなす位置である。第2位置P2は被加工用ロ
ール25のバイト28側の端縁が第1サドル91の移動
方向と平行をなす位置である。
【0063】そして、第2サドル93上の被加工ロール
25が第1位置P1に配置されたときには、研削機構2
3の回転砥石27により、被加工ロール25の外周面が
均一研削される。また、被加工ロール25が第2位置P
2に配置されたときには、その被加工ロール25の外周
面に、目立て機構24のバイト28により、均一深さの
条溝26が切削加工される。
【0064】このように、この実施形態においては、被
加工ロール25がテーパ状をなしていても、第2サドル
93の水平面内の角度を調節すれば、その被加工ロール
25の外周面に研削加工及び目立て加工を高精度で施す
ことができる。
【0065】なお、この発明は、次のように変更して具
体化することも可能である。 (1) 軸受33のメタル38を3分割以上の構成にす
ること。 (2) 減速装置50として複数の歯車よりなる通常の
歯車減速装置を用い、その歯車減速装置と回転軸47と
の間にカップリングを介在させること。
【0066】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、広いスペースを必要とせず、狭いスペース
でもロール用研削目立て複合機を簡単に設置することが
できる。また、機械に対して被加工ロールを着脱し直す
必要がなく、被加工ロールの研削加工と目立て加工とを
連続して行うことができて、作業能率を向上させること
ができる。しかも、研削加工と目立て加工の機械が相違
する場合とは異なり、精度誤差修正というような作業を
なくすことができる。
【0067】請求項2に記載の発明によれば、研削機構
及び目立て機構の支持剛性を高くして、高精度加工に有
効である。請求項3に記載の発明によれば、このため、
研削機構と目立て機構とを被加工ロールに対して同一平
面内に対向配置することができて、被加工ロールに対す
る研削加工と目立て加工とを、ほぼ同一位置で行うこと
ができ、高精度加工に寄与できる。
【0068】請求項4に記載の発明によれば、モータと
チャックとの間に減速装置が設けられているため、ロー
ル回転用モータの回転を簡単な構成をもって減速させる
ことが可能になるとともに、ロール回転用モータと被加
工ロールの芯を一致させることができる。
【0069】請求項5に記載の発明によれば、ロール回
転機構中の自在継手によりそのロール回転機構中の芯ず
れを吸収することができ、高精度加工に寄与できる。請
求項6及び7に記載の発明によれば、条溝の角度に合わ
せて加工刃物の向きを適切に調節でき、切削抵抗を低減
でき高精度切削が可能になる。
【0070】請求項8に記載の発明によれば、モニタ機
構によりロール上の条溝を写し出しながら、目立て機構
における加工刃物の刃先を、被加工ロール上の条溝位置
に容易に位置合わせすることができ、作業が容易にな
る。
【0071】請求項9に記載の発明によれば、メタルが
分割されるため、被加工ロールの着脱が容易であるばか
りでなく、ジャーナル部の形状変化にも簡単に対応でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した一実施形態を示す平面
図。
【図2】 その正面図。
【図3】 同じく拡大側面図。
【図4】 ロール支持機構の軸受構成を拡大して示す側
面図。
【図5】 図4の5−5線における断面図。
【図6】 ロール支持機構の軸受構成の異なった形態を
示す側面図。
【図7】 図6の7−7線における断面図。
【図8】 ロール回転機構を拡大して示す断面図。
【図9】 減速装置を示す断面図。
【図10】 同じく側面図。
【図11】 オルダム継手を示す分解斜視図。
【図12】 砥石のドレッシング機構を拡大して示す断
面図。
【図13】 目立て機構を拡大して示す部分正面図。
【図14】 目立て機構の刃物台を拡大して示す背面
図。
【図15】 図14の15−15線における断面図。
【図16】 目立て機構に連係するモニタ機構を拡大し
て示す部分正面図。
【図17】 被加工ロールを拡大して示す正面図。
【図18】 別の実施形態を示す概略平面図。
【符号の説明】
22…ロール支持機構、23…研削機構、24…目立て
機構、25…被加工ロール、26…条溝、27…回転砥
石、28…加工刃物としてのバイト、29…送り機構、
31…サドル、33…軸受、45…ロール回転機構、4
9…ロール回転用モータ、50…減速装置、59…ロー
ル移動用モータ、65…砥石回転用モータ、67…砥石
移動用モータ、72…移動台、74…刃物台、79…刃
物移動用モータ、82…モニタ機構、83…CCDカメ
ラ、84…CRT。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工ロールをその軸線の周りで回転可
    能に支持するロール支持機構と、 被加工ロールに対向して配設され、被加工ロールの外周
    面を研削するための回転砥石を備えた研削機構と、 被加工ロールに対向して配設され、被加工ロールの外周
    面に溝入れ加工するための加工刃物を備えた目立て機構
    とを設けたロール用研削目立て複合機。
  2. 【請求項2】 さらに研削及び目立てのために被加工用
    ロールと研削機構及び目立て機構との間に被加工用ロー
    ルの軸線方向に沿う送りを付与するための送り機構を備
    え、その送り機構はロール支持機構を被加工ロールの軸
    線方向に沿って移動させる請求項1に記載のロール用研
    削目立て複合機。
  3. 【請求項3】 前記研削機構及び目立て機構は、ロール
    支持機構上の被加工ロールの軸線を挟んで互いに反対側
    に対向配置した請求項1または2に記載のロール用研削
    目立て複合機。
  4. 【請求項4】 前記ロール支持機構には被加工ロールを
    回転させるためのロール回転機構を設け、そのロール回
    転機構を、モータと被加工ロールのチャックとの間に減
    速装置を介在させて構成した請求項1〜3のいずれかに
    記載のロール用研削目立て複合機。
  5. 【請求項5】 前記ロール支持機構には被加工ロールを
    回転させるためのロール回転機構を設け、そのロール回
    転機構を、モータと被加工ロールのチャックとの間に自
    在継手を介在させて構成した請求項1〜4のいずれかに
    記載のロール用研削目立て複合機。
  6. 【請求項6】 目立て機構は、加工刃物の刃先の向きを
    調節するための調節装置を設けた請求項1〜4のいずれ
    かに記載のロール用研削目立て複合機。
  7. 【請求項7】 調節装置は、加工刃物を保持する刃物台
    を含み、その刃物台が回動調節される請求項6に記載の
    ロール用研削目立て複合機。
  8. 【請求項8】 前記目立て機構の近傍には、加工刃物の
    刃先を被加工ロール上の条溝に位置合わせするために、
    被加工ロールを撮影するカメラと、そのカメラによって
    撮影された画像を表示するディスプレイとを有するモニ
    タ機構を配設した請求項1〜7のいずれかに記載のロー
    ル用研削目立て複合機。
  9. 【請求項9】 前記ロール支持機構は、メタルを介して
    被加工ロールのジャーナル部を支持する軸受を有し、そ
    のメタルは複数に分割されている請求項1〜8のいずれ
    かに記載のロール用研削目立て複合機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102975020A (zh) * 2012-11-09 2013-03-20 西安隆基硅材料股份有限公司 切片机主辊的加工方法
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