JPH09108788A - 双ドラム式薄板連続鋳造機の潤滑サイド堰 - Google Patents
双ドラム式薄板連続鋳造機の潤滑サイド堰Info
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- JPH09108788A JPH09108788A JP27306895A JP27306895A JPH09108788A JP H09108788 A JPH09108788 A JP H09108788A JP 27306895 A JP27306895 A JP 27306895A JP 27306895 A JP27306895 A JP 27306895A JP H09108788 A JPH09108788 A JP H09108788A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 双ドラム式の連続鋳造機のドラム端面に押し
付けるサイド堰とドラム端面の高温摺動摩耗を抑制し、
長時間安定した鋳造を行うことのできるサイド堰を提供
する。 【解決手段】 双ドラム式連続鋳造機用ドラム端面に押
し付けられるサイド堰とドラム端面の高温摺動部に潤滑
膜を形成するために、固体潤滑剤を端面に押し付け、更
に、ドラム端面とサイド堰プレート面の距離が接触開始
点まで次第に狭っていくサイド堰プレート形状とするこ
とにより、ドラム端面に押し付けて付着した潤滑剤がサ
イド堰のドラム端部と接触を開始するエッジ部で掻き落
とされることなく摺動面に入り込み潤滑膜を形成するこ
とで、ドラム端面及びサイド堰の摩耗の抑制を可能と
し、長時間安定した鋳造が出来る。
付けるサイド堰とドラム端面の高温摺動摩耗を抑制し、
長時間安定した鋳造を行うことのできるサイド堰を提供
する。 【解決手段】 双ドラム式連続鋳造機用ドラム端面に押
し付けられるサイド堰とドラム端面の高温摺動部に潤滑
膜を形成するために、固体潤滑剤を端面に押し付け、更
に、ドラム端面とサイド堰プレート面の距離が接触開始
点まで次第に狭っていくサイド堰プレート形状とするこ
とにより、ドラム端面に押し付けて付着した潤滑剤がサ
イド堰のドラム端部と接触を開始するエッジ部で掻き落
とされることなく摺動面に入り込み潤滑膜を形成するこ
とで、ドラム端面及びサイド堰の摩耗の抑制を可能と
し、長時間安定した鋳造が出来る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は双ドラム式薄板連続
鋳造機の潤滑サイド堰に関し、特に、鋳造時に冷却ドラ
ムの端面とサイド堰との間を潤滑するサイド堰に関す
る。
鋳造機の潤滑サイド堰に関し、特に、鋳造時に冷却ドラ
ムの端面とサイド堰との間を潤滑するサイド堰に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】近年、溶鋼等の溶融金属から最終形状に
近い数mm程度の厚みをもつ金属薄板を直接的に製造する
連続鋳造方法が注目されている。この連続鋳造方法で金
属薄板を製造する場合は、従来のような多段階にわたる
熱延工程を必要とせず、また最終形状にする圧延も軽度
なもので良いため、工程及び設備の簡略化を図ることが
できる。
近い数mm程度の厚みをもつ金属薄板を直接的に製造する
連続鋳造方法が注目されている。この連続鋳造方法で金
属薄板を製造する場合は、従来のような多段階にわたる
熱延工程を必要とせず、また最終形状にする圧延も軽度
なもので良いため、工程及び設備の簡略化を図ることが
できる。
【０００３】このような連続鋳造法の一つとして、双ド
ラム法がある（特開昭６０−１３７５６２号公報参
照）。図２（ａ）および（ｂ）は、この双ドラム法の概
略を説明するための（ａ）正面図、（ｂ）側面図であ
る。この方式においては、同図に示すように、互いに逆
方向に回転する一対の冷却ドラム３ａ，３ｂ及びサイド
堰５ａ，５ｂにより区画された凹部に湯溜まり部１を形
成する。溶融金属は、タンディシュ等の容器から注湯ノ
ズル２を介して、この湯溜まり部１に注湯される。湯溜
まり部１に収容された溶融金属１２は、冷却ドラム３
ａ，３ｂと接する部分が冷却・凝固して凝固シェルとな
る。この凝固シェルは、冷却ドラム３ａ，３ｂの回転に
随伴され、一対の冷却ドラム３ａ，３ｂが互いに最も接
近した位置で向かい合う、いわゆるドラムキャップ部に
移動する。このドラムキャップ部では、それぞれの冷却
ドラム３ａ，３ｂの表面で形成された凝固シェルが互い
に圧着され、目的とする薄板（鋳片）６となる。
ラム法がある（特開昭６０−１３７５６２号公報参
照）。図２（ａ）および（ｂ）は、この双ドラム法の概
略を説明するための（ａ）正面図、（ｂ）側面図であ
る。この方式においては、同図に示すように、互いに逆
方向に回転する一対の冷却ドラム３ａ，３ｂ及びサイド
堰５ａ，５ｂにより区画された凹部に湯溜まり部１を形
成する。溶融金属は、タンディシュ等の容器から注湯ノ
ズル２を介して、この湯溜まり部１に注湯される。湯溜
まり部１に収容された溶融金属１２は、冷却ドラム３
ａ，３ｂと接する部分が冷却・凝固して凝固シェルとな
る。この凝固シェルは、冷却ドラム３ａ，３ｂの回転に
随伴され、一対の冷却ドラム３ａ，３ｂが互いに最も接
近した位置で向かい合う、いわゆるドラムキャップ部に
移動する。このドラムキャップ部では、それぞれの冷却
ドラム３ａ，３ｂの表面で形成された凝固シェルが互い
に圧着され、目的とする薄板（鋳片）６となる。
【０００４】このような薄板連続鋳造機のサイド堰は、
一般に、実開昭６３−９０５４８号公報に見られるよう
に、サイド堰ケースに収容された断熱材と、該断熱材に
植設されたベース部材と、該ベース部材の冷却ドラムに
対応する面に植設されたセラミックスより構成されてい
る。そして、鋳造時は、サイド堰を冷却ドラム端面に押
し付け、上記セラミックスを冷却ドラムによって摩耗さ
せることによって隙間をなくして、溶鋼洩れを防止して
いる。また、サイド堰は、特開昭６１−２６６１６０号
公報で開示されているように、一般に、焼き付きや鋳バ
リの防止、さらには表面性状安定化のために振動が与え
られているため、前記セラミックスの摩耗は、このよう
な振動によっても助長されている。
一般に、実開昭６３−９０５４８号公報に見られるよう
に、サイド堰ケースに収容された断熱材と、該断熱材に
植設されたベース部材と、該ベース部材の冷却ドラムに
対応する面に植設されたセラミックスより構成されてい
る。そして、鋳造時は、サイド堰を冷却ドラム端面に押
し付け、上記セラミックスを冷却ドラムによって摩耗さ
せることによって隙間をなくして、溶鋼洩れを防止して
いる。また、サイド堰は、特開昭６１−２６６１６０号
公報で開示されているように、一般に、焼き付きや鋳バ
リの防止、さらには表面性状安定化のために振動が与え
られているため、前記セラミックスの摩耗は、このよう
な振動によっても助長されている。
【０００５】前記薄板連続鋳造機における鋳造可能量
は、この摺動に伴うサイド堰のセラミックスの摩耗速度
によって決まる。従って、セラミックスの摩耗を抑制す
ることが鋳造量の増大を図る上で極めて重要である。こ
のようなセラミックスの摩耗は、硬度、表面粗度、温度
等の因子に影響されると考えられるので、セラミックス
の摩耗を抑制するために、冷却ドラムの摺動面に接する
セラミックスの摩耗面に中間層として潤滑剤を供給する
ことが有効である。これにより、冷却ドラム端面の表面
温度が低下し、冷却ドラム端面の荒れを防止することが
できる。また、前記摺動面（摩擦面）の摩擦係数を低減
させることができる。その結果、サイド堰の解放が抑制
され、溶鋼シール性の向上が可能になる。なお、摺動面
は、摩擦熱や溶融金属からの伝熱で高温となり且つ構造
上狭隘部であるため、従来の潤滑油供給やグリース充填
等では、油の蒸発やグリースの炭化などにより潤滑層が
維持できない問題がある。そのため、この場合、使用可
能温度域の高い固体潤滑剤の適用が不可欠である。そこ
で、前記摩耗面に潤滑剤を供給する手段として、特開昭
６３−２４８５４７号公報で、固体潤滑剤をドラム端面
に押し付ける方法及び構造が提案されている。
は、この摺動に伴うサイド堰のセラミックスの摩耗速度
によって決まる。従って、セラミックスの摩耗を抑制す
ることが鋳造量の増大を図る上で極めて重要である。こ
のようなセラミックスの摩耗は、硬度、表面粗度、温度
等の因子に影響されると考えられるので、セラミックス
の摩耗を抑制するために、冷却ドラムの摺動面に接する
セラミックスの摩耗面に中間層として潤滑剤を供給する
ことが有効である。これにより、冷却ドラム端面の表面
温度が低下し、冷却ドラム端面の荒れを防止することが
できる。また、前記摺動面（摩擦面）の摩擦係数を低減
させることができる。その結果、サイド堰の解放が抑制
され、溶鋼シール性の向上が可能になる。なお、摺動面
は、摩擦熱や溶融金属からの伝熱で高温となり且つ構造
上狭隘部であるため、従来の潤滑油供給やグリース充填
等では、油の蒸発やグリースの炭化などにより潤滑層が
維持できない問題がある。そのため、この場合、使用可
能温度域の高い固体潤滑剤の適用が不可欠である。そこ
で、前記摩耗面に潤滑剤を供給する手段として、特開昭
６３−２４８５４７号公報で、固体潤滑剤をドラム端面
に押し付ける方法及び構造が提案されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
潤滑剤供給構造では、ドラム端面に押し付けられ、研削
された潤滑剤がドラムとサイド堰セラミックスプレート
の間隙に噛み込み難く、サイド堰全面の摩耗抑制が不安
定である。本発明は、このような問題を解決して、安定
して長時間の鋳造を可能とする双ドラム式薄板連続鋳造
機の潤滑サイド堰を提供するものである。
潤滑剤供給構造では、ドラム端面に押し付けられ、研削
された潤滑剤がドラムとサイド堰セラミックスプレート
の間隙に噛み込み難く、サイド堰全面の摩耗抑制が不安
定である。本発明は、このような問題を解決して、安定
して長時間の鋳造を可能とする双ドラム式薄板連続鋳造
機の潤滑サイド堰を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の冷却ド
ラムとサイド堰との間に形成した湯溜まり部に溶融金属
を注入し、ついで該溶融金属を前記冷却ドラムの回転周
面で冷却、凝固させながら薄板を製造する双ドラム式薄
板連続鋳造機の冷却ドラムとサイド堰との摺動面に固体
潤滑剤を押し付けつつ順次供給する潤滑サイド堰におい
て、ドラム端面とサイド堰プレート面の距離が接触開始
点まで次第に狭っていくサイド堰プレート形状としたこ
とを特徴とする薄板連続鋳造機の潤滑サイド堰である。
ラムとサイド堰との間に形成した湯溜まり部に溶融金属
を注入し、ついで該溶融金属を前記冷却ドラムの回転周
面で冷却、凝固させながら薄板を製造する双ドラム式薄
板連続鋳造機の冷却ドラムとサイド堰との摺動面に固体
潤滑剤を押し付けつつ順次供給する潤滑サイド堰におい
て、ドラム端面とサイド堰プレート面の距離が接触開始
点まで次第に狭っていくサイド堰プレート形状としたこ
とを特徴とする薄板連続鋳造機の潤滑サイド堰である。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明は、冷却ドラム端面の摺動
面を介してサイド堰の摩耗面に潤滑剤を供給し、かつ、
ドラム端面とサイド堰プレート面の距離が接触開始点ま
で次第に狭っていくサイド堰プレート形状としたため、
ドラム端面に付着した潤滑剤が端面と接触を開始するサ
イド堰プレートのエッジ部で掻き落される現象を回避
し、ドラム端面とセラミックスプレート間隙への潤滑剤
の噛み込みを安定化する。これにより、安定した長時間
の鋳造を可能にする。
面を介してサイド堰の摩耗面に潤滑剤を供給し、かつ、
ドラム端面とサイド堰プレート面の距離が接触開始点ま
で次第に狭っていくサイド堰プレート形状としたため、
ドラム端面に付着した潤滑剤が端面と接触を開始するサ
イド堰プレートのエッジ部で掻き落される現象を回避
し、ドラム端面とセラミックスプレート間隙への潤滑剤
の噛み込みを安定化する。これにより、安定した長時間
の鋳造を可能にする。
【０００９】以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明
する。先ず、本発明で用いるサイド堰について図１、図
２により説明する。図において、サイド堰５ａの外側は
サイド堰ケース（図示略）に覆われ、冷却ドラム１ｂの
端面９に接する面は、断熱材、ベース部材、その上に植
設されたセラミックス１０で構成されている。セラミッ
クス１０は、冷却ドラム端面９の摺動面が摺動する面、
すなわち摩耗面に沿って設けられている。ドラム摺動方
向のセラミックスプレート１０の断面は、図１で示すよ
うに曲面形状を呈し、切削された潤滑剤がドラム端面９
とセラミックス１０の間に噛み込み易い形状としてあ
る。
する。先ず、本発明で用いるサイド堰について図１、図
２により説明する。図において、サイド堰５ａの外側は
サイド堰ケース（図示略）に覆われ、冷却ドラム１ｂの
端面９に接する面は、断熱材、ベース部材、その上に植
設されたセラミックス１０で構成されている。セラミッ
クス１０は、冷却ドラム端面９の摺動面が摺動する面、
すなわち摩耗面に沿って設けられている。ドラム摺動方
向のセラミックスプレート１０の断面は、図１で示すよ
うに曲面形状を呈し、切削された潤滑剤がドラム端面９
とセラミックス１０の間に噛み込み易い形状としてあ
る。
【００１０】潤滑剤の供給口にはガイドパイプ１３を設
けており、その中に潤滑剤８が移動可能に挿入されてい
る。潤滑剤押し付け装置は、シリンダー７と該シリンダ
ー７のロッド１４先端部に設けられた潤滑剤支持部より
構成され、潤滑剤８は該支持部で支持されて、所定の面
圧で冷却ドラム端面９の摺動面へ押し付けられる。な
お、押し付け装置は、前記構造に限定されるものではな
く、潤滑剤を所定の面圧で摺動面に押し付けることがで
きるものであればよい。
けており、その中に潤滑剤８が移動可能に挿入されてい
る。潤滑剤押し付け装置は、シリンダー７と該シリンダ
ー７のロッド１４先端部に設けられた潤滑剤支持部より
構成され、潤滑剤８は該支持部で支持されて、所定の面
圧で冷却ドラム端面９の摺動面へ押し付けられる。な
お、押し付け装置は、前記構造に限定されるものではな
く、潤滑剤を所定の面圧で摺動面に押し付けることがで
きるものであればよい。
【００１１】
【実施例】上記装置を用いて、以下の実験をおこなっ
た。実験に用いた水冷ドラムの端面は、銅母材にＮｉめ
っきし、その上にＣｏ−Ｍｏ系合金を溶射した構成を有
する。サイド堰の水冷ドラム端面への押し付け面圧は３
kg／cm2 、摺動速度は８０ｍ／min とした。サイド堰の
ドラム回転方向のドラム端面と接触を開始する１０mm厚
みのセラミックスには、図１に示すような半径１０mmの
曲面加工を端部１１に施してある。この装置に、固体潤
滑剤として、直径１０mmの円形状のホットプレスで焼結
したＢＮ材を用い、水冷ドラム摺動面への固体潤滑剤の
押し付け面圧を２．５kg／cm2 として強制潤滑を施し
た。
た。実験に用いた水冷ドラムの端面は、銅母材にＮｉめ
っきし、その上にＣｏ−Ｍｏ系合金を溶射した構成を有
する。サイド堰の水冷ドラム端面への押し付け面圧は３
kg／cm2 、摺動速度は８０ｍ／min とした。サイド堰の
ドラム回転方向のドラム端面と接触を開始する１０mm厚
みのセラミックスには、図１に示すような半径１０mmの
曲面加工を端部１１に施してある。この装置に、固体潤
滑剤として、直径１０mmの円形状のホットプレスで焼結
したＢＮ材を用い、水冷ドラム摺動面への固体潤滑剤の
押し付け面圧を２．５kg／cm2 として強制潤滑を施し
た。
【００１２】従来のサイド堰と本発明のサイド堰の潤滑
効果を、冷却ドラム端面とサイド堰セラミックスプレー
トの摩耗量で評価した。図３と図４に摺動距離とドラム
端面の摩耗量、セラミックスの摩耗量を示す。何れも大
幅に摩耗量が減少し、潤滑剤使用時の効果が認められ
た。すなわち、本願の噛み込み効果が表れたものであ
る。
効果を、冷却ドラム端面とサイド堰セラミックスプレー
トの摩耗量で評価した。図３と図４に摺動距離とドラム
端面の摩耗量、セラミックスの摩耗量を示す。何れも大
幅に摩耗量が減少し、潤滑剤使用時の効果が認められ
た。すなわち、本願の噛み込み効果が表れたものであ
る。
【００１３】なお、本発明は、ドラム式連続鋳造機でサ
イド堰をドラム端部に押し付ける構造のものであれば、
単ドラム式薄板連続鋳造機にも適用可能である。
イド堰をドラム端部に押し付ける構造のものであれば、
単ドラム式薄板連続鋳造機にも適用可能である。
【００１４】
【発明の効果】本発明の双ドラム式薄板連続鋳造機の潤
滑サイド堰によれば、冷却ドラム端面側に潤滑剤を所定
の面圧を押し付けるだけで、安価で簡便な本発明の特徴
とするサイド堰プレート形状により、摺動面全域に潤滑
剤を噛み込ませることが可能となり、ドラム端面とサイ
ド堰セラミックスの摩耗が抑制できる。そのため、本発
明により、安定して長時間の鋳造が可能となり、工業的
価値が高いものである。
滑サイド堰によれば、冷却ドラム端面側に潤滑剤を所定
の面圧を押し付けるだけで、安価で簡便な本発明の特徴
とするサイド堰プレート形状により、摺動面全域に潤滑
剤を噛み込ませることが可能となり、ドラム端面とサイ
ド堰セラミックスの摩耗が抑制できる。そのため、本発
明により、安定して長時間の鋳造が可能となり、工業的
価値が高いものである。
【図１】本発明に係る実施例を説明するための断面図
（図２（ａ）のＡＡ断面図）である。
（図２（ａ）のＡＡ断面図）である。
【図２】本発明に係る双ドラム式薄板連続鋳造機の概略
説明図で、（ａ）正面図、（ｂ）側面図である。
説明図で、（ａ）正面図、（ｂ）側面図である。
【図３】本発明と従来品の摺動距離とドラム端面の摩耗
量の関係を示す図である。
量の関係を示す図である。
【図４】本発明と従来品の摺動距離とサイド堰のセラミ
ックスの摩耗量の関係を示す図である。
ックスの摩耗量の関係を示す図である。
１…溶鋼（湯溜まり） ２…注湯ノズル ３ａ，３ｂ…冷却ドラム ４ａ，４ｂ…ドラム軸 ５…サイド堰（鋳型短辺） ６…鋳片（薄帯） ７…潤滑剤押し付けシリンダー ８…固体潤滑剤 ９…ドラム端面 １０…サイド堰セラミックス １１…サイド堰セラミックス端部 １２…溶融金属 １３…ガイドパイプ １４…ロッド
Claims (1)
- 【請求項１】 一対の冷却ドラムとサイド堰との間に形
成した湯溜まり部に溶融金属を注入し、ついで該溶融金
属を前記冷却ドラムの回転周面で冷却、凝固させながら
薄板を製造する双ドラム式薄板連続鋳造機の冷却ドラム
とサイド堰との摺動面に固体潤滑剤を押し付けつつ順次
供給する潤滑サイド堰において、ドラム端面とサイド堰
プレート面の距離が接触開始点まで次第に狭っていくサ
イド堰プレート形状としたことを特徴とする薄板連続鋳
造機の潤滑サイド堰。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07273068A JP3085351B2 (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 双ドラム式薄板連続鋳造機の潤滑サイド堰 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07273068A JP3085351B2 (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 双ドラム式薄板連続鋳造機の潤滑サイド堰 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09108788A true JPH09108788A (ja) | 1997-04-28 |
| JP3085351B2 JP3085351B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=17522705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07273068A Expired - Lifetime JP3085351B2 (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 双ドラム式薄板連続鋳造機の潤滑サイド堰 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3085351B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998035775A1 (fr) * | 1997-02-17 | 1998-08-20 | Nippon Steel Corporation | Procede de coulage en continu et dispositif du type a double tambour de coulage en continu de plaques d'acier |
| US6202792B1 (en) | 1997-12-20 | 2001-03-20 | Pohang Iron & Steel Co., Ltd. | Apparatus for lubricating edge dam in twin-roll type strip casting machine, and method therefor |
| KR100368281B1 (ko) * | 1998-12-21 | 2003-03-17 | 주식회사 포스코 | 쌍롤식박판주조기의에지댐마모방지장치 |
| WO2009030411A1 (de) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Esk Ceramics Gmbh & Co. Kg | Seitenplatte für das dünnbandgiessen von stahl |
-
1995
- 1995-10-20 JP JP07273068A patent/JP3085351B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998035775A1 (fr) * | 1997-02-17 | 1998-08-20 | Nippon Steel Corporation | Procede de coulage en continu et dispositif du type a double tambour de coulage en continu de plaques d'acier |
| AU704066B2 (en) * | 1997-02-17 | 1999-04-15 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Twin drum type continuous strip casting apparatus and continuous casting method for the same |
| US6145581A (en) * | 1997-02-17 | 2000-11-14 | Nippon Steel Corporation | Twin drum type sheet steel continuous casting device and continuous casting method therefor |
| US6202792B1 (en) | 1997-12-20 | 2001-03-20 | Pohang Iron & Steel Co., Ltd. | Apparatus for lubricating edge dam in twin-roll type strip casting machine, and method therefor |
| KR100368276B1 (ko) * | 1997-12-20 | 2003-03-17 | 주식회사 포스코 | 쌍롤식박판주조장치의에지댐윤활장치및방법 |
| KR100368281B1 (ko) * | 1998-12-21 | 2003-03-17 | 주식회사 포스코 | 쌍롤식박판주조기의에지댐마모방지장치 |
| WO2009030411A1 (de) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Esk Ceramics Gmbh & Co. Kg | Seitenplatte für das dünnbandgiessen von stahl |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3085351B2 (ja) | 2000-09-04 |
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Legal Events
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