JPH09108358A - 管壁に薬液を注射する装置および方法 - Google Patents

管壁に薬液を注射する装置および方法

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JPH09108358A
JPH09108358A JP8199881A JP19988196A JPH09108358A JP H09108358 A JPH09108358 A JP H09108358A JP 8199881 A JP8199881 A JP 8199881A JP 19988196 A JP19988196 A JP 19988196A JP H09108358 A JPH09108358 A JP H09108358A
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balloon
tube wall
wall
drug
injector
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Dennis M Vigil
エム.ビギル デニス
Peter Barath
バラス ピーター
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InterVentional Technologies Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬物注入器を管壁に穿刺する機構を薬物を管
壁に注入する機構とは別個に含んで構成され、管壁を穿
刺する力を選択的に変化でき、容易に使用でき、比較的
簡単に製造でき、価格効率のよい管壁に薬物を注射する
装置を提供することである。 【解決手段】 膨張可能なバルーン16およびその膨張
操作装置と、該バルーン16の外面に取り付けられて両
者間に注入チャンバ32を形成するスリーブ18と、注
入チャンバ32と流体連通するようにスリーブ18に取
り付けられた注入器20と、注入チャンバ32内に薬液
を圧送するための手段とを含んで構成される。収縮状態
でバルーン16を管に通して所定部位へ進め、膨張操作
装置を作動させてバルーン16を膨張させることで注入
器20を管壁に穿刺させる。流体ポンプで薬液を注入チ
ャンバ26へ圧送することで、内部に存在している薬液
をスリーブの孔52および注入器20を通して管壁54
に注入させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に患者に薬液
を注入する目的で使用する挿入式の医療装置に関する。
更に詳しくは、本発明は患者の心臓血管系の管内に挿入
することのできる医療装置に関する。本発明は特に、し
かし限定するわけではないが、管壁に薬液を直接に注入
するのに有用である。
【0002】
【従来の技術】特殊な苦痛に応じて、患者の心臓血管系
の管壁に直接に薬液を注入できることが医療分野で知ら
れている。例えばそのような1例は、動脈内のプラーク
(plaque)の再狭窄(restenosis)を
阻止または防止する動脈壁への薬物投与に関する。しか
しながら薬液を管壁に直接に注入するいずれの処置も幾
つかの因子を考慮しなければならない。第1に、その処
置が安全でなければならない。例えば、幾つかの薬物は
有害な性質であるために、そのような処置は絶えず血流
に流れ込む薬物の量が最少限であり、実際的に管壁に注
入されないことを保証できねばならない。第2に、薬物
を管壁に注入する装置は容易に使用でき、投与能力が正
確で、作動が信頼できねばならない。
【0003】幾つかの装置が薬液を直接に管壁に注入す
るために提案されている。そのような装置の1例は、ホ
フリング氏に付与された「複数針注入カテーテル」と題
する発明の米国特許第5354279号に開示されてい
る。この特許に開示された特定装置は、管壁に対する穿
刺のためにカテーテルから突出可能な予め湾曲された中
空針を使用している。この突出可能な針はその後に薬液
の注入のために使用される。また「スリーブカテーテ
ル」と題する他の発明の米国特許第5364356号が
ホフリング氏に付与されている。ホフリング氏に付与さ
れたこの第2の特許は、管壁に薬液を投与するバルーン
式の膨張可能なスリーブを使用した装置を開示してい
る。更に詳しくは、ホフリング氏のこの装置は膨張可能
なバルーンによって膨張される変形可能なスリーブを含
んでいる。このスリーブが膨張することでスリーブ内に
形成された開口が拡張して薬液を管壁面に対して排出す
ることが意図されている。管壁に対する薬物投与のため
の装置の更に他の例は、バラス氏他に付与された「治療
剤の壁内投与のためのカテーテル装置」と題する発明の
米国特許第5112305号に開示されている。これと
同じ装置がバラス氏他に付与された「バルーンによる管
形成後の狭窄を防止するための蛋白質キナーゼCおよび
チロジン蛋白質キナーゼ抑制因子の壁内投与に使用する
カテーテル装置および方法」と題する発明の関連する米
国特許第5242397号にも開示されている。特に、
バラス氏他によって開示された装置は、最初はゆっくり
と薬物をバルーンに充填してそのバルーンを膨張させ、
バルーンの表面を管壁に対して位置決めするようになす
ことが要求されるバルーンを使用している。この最初の
ゆっくりした充填に続いてバルーンは急速充填され、バ
ルーン表面は管状延長部分に変形されて、この管状延長
部分を通して管壁内に薬物を注入するようになされる。
【0004】しかしながら、上述したいずれの装置も本
発明と同じ見地から問題に対処するものではない。特
に、本発明は動脈内に装置を位置決めして少なくとも1
つの薬物注入器を管壁に穿刺するようになす機構とは独
立して別個に作動するようになされた管壁に薬物を注入
する機構を有することが好ましいとの認識に立つ。この
結果、本発明で認識されるように、管壁に薬物を実際に
注入するための機構を装置の他の作動機構から独立させ
ることが好ましい。更に本発明は、管壁の性質および状
態によって、装置の注入器が管壁に穿刺されるときにそ
の注入器に対して変化可能な力を選択的に付与できるこ
とが好ましいとの認識に立つ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述に鑑みて、本発明
の目的は、薬物投与注入器を管壁に穿刺する機構を、薬
物を管壁に注入する機構とは別個に含んでなる管壁に薬
物を注射する装置を提供することである。本発明の他の
目的は、薬液注入器で管壁を穿刺するのに使用される力
を選択的に変化させることのできる管壁に薬物を注射す
る装置を提供することである。本発明の更に他の目的
は、容易に使用でき、比較的簡単に製造でき、比較すれ
ば価格効率のよい管壁に薬物を注射する装置を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、管壁に
薬物を注射する装置は、多数の管腔を有するカテーテル
に取り付けられる膨張可能なポリエチレンテレフタレー
ト(PET)製のバルーンを含む。ポリウレタンで作ら
れることが好ましい可撓性の管状スリーブが備えられ
る。このスリーブは膨張可能なバルーンの大半部分を効
果的に取り囲み、これによりバルーンとスリーブとの間
に注入チャンバを形成している。この注入チャンバを形
成するために、管状スリーブの先端はバルーン表面に直
接に取り付けられ、スリーブの基端はバルーンから基端
側へ延在される。したがって、開口した管状スリーブの
基端は注入チャンバに通ずる流体のためのポートを形成
する。
【0007】本発明の装置として、複数の注入器がスリ
ーブに直接に取り付けられて注入チャンバと流体連通さ
れる。更に詳しくは、各注入器は基部プレートと中空突
出部とを含み、中空突出部は注入器の基部から突出して
注入器を通る流体通路を形成するようになされる。注入
器のこの流体通路を通る注入チャンバからの流体通路を
形成するために、注入器の基部はスリーブに予め形成さ
れている孔の上から管状スリーブに取り付けられるか、
注入器をスリーブに取り付けた後にその孔が形成され
る。
【0008】本発明の装置は選択的にバルーンを膨張さ
せることのできる装置系を含む。本発明が意図するよう
に、このバルーン膨張装置系はカテーテルの管腔に直接
に連結される。カテーテルの管腔は膨張可能なバルーン
の内部と流体連通される。更に、この装置は流体ポンプ
を含んでおり、該流体ポンプは流体供給源から注入チャ
ンバへ薬液を注入するためにバルーンとスリーブとの間
の注入チャンバに対して流体連通状態で係合可能とされ
る。更に、本発明の代替例では、1ポート注入器の代わ
りに、複数の中空突起が同じ基部プレートに形成され
て、複数の出口ポートのある注入器を形成することがで
きる。
【0009】本発明の装置の作動において、まず最初に
ガイドワイヤーが患者の動脈内に位置される。これは、
薬液を注入すべき部位へ至る動脈を通しての機械的な通
路を確保することで達成される。次ぎにガイドワイヤー
の体外端部がカテーテルの管腔に挿入され、カテーテル
のバルーンがガイドワイヤー上を薬液の注入されるべき
部位まで押し進められる。
【0010】バルーンが管壁に薬液を注入するために適
正に位置されたならば、バルーンが膨張される。このバ
ルーンの膨張は管状スリーブを外方へ押圧移動させる。
この作用は注入器を動脈壁に穿刺させるようにもする。
バルーンが膨張された後、また注入器が動脈壁に穿刺し
た状態を維持している間に、流体ポンプが作動されて薬
液を薬液供給源から注入チャンバへ注入する。重要なこ
とは、このポンプ作用は注入チャンバから注入器を通し
て動脈壁の内部へも薬液を押し出すことである。
【0011】本発明の更に他の代替例では、膨張可能な
バルーンを取り囲む管状スリーブは複数の管状流体通路
と置き換えられる。これらの通路は先に説明した管状ス
リーブとは違って膨張可能なバルーンよりも直径が小さ
く、その外面に直接に取り付けられている。各通路は実
質的に長手方向へ配向され、したがって通路の先端およ
び基端を確定する。各通路の先端は注入ダクトを形成す
るために密閉されており、各通路の基端はバルーンから
基端側へ延在して流体ダクトへ通ずる流体のためのポー
トを形成する。
【0012】管状スリーブを有する先の実施例と同様
に、各管状薬液通路は少なくとも1つの注入器をその外
面に直接に取り付けて、且つまた注入ダクトと流体連通
状態で有している。注入器は通路の表面上に配置され
て、バルーンの膨張によって該注入器が半径方向外方へ
移動するようになされる。バルーンが連続して膨張され
ると、各通路は動脈壁に押し付けられて、注入器が動脈
壁を穿刺するようになされる。
【0013】管状流体通路を有するこの実施例を使用し
た薬液注射の処置は、管状スリーブを備えた実施例を使
用した処置と似ている。更に詳しくは、膨張可能なバル
ーンは動脈内のガイドワイヤーに沿って位置決めされ、
膨張され、これにより注入器が動脈壁を穿刺するように
なされる。しかしながら、管状スリーブで形成される注
入チャンバに薬液を注入することに代えて、薬液は管状
流体通路により注入ダクトに注入される。薬液が注入ダ
クトにポンプ推進されると、薬液は同様に注入器を通し
てポンプ推進されて動脈壁の内部に注入される。しかし
ながら管状スリーブとは違って各管状流体通路はそれ自
体のポートを有している。したがって、各種薬液を同時
に投与し、または特定の薬液を1以上の選択した通路を
通して投与することができる。
【0014】本発明の新規な特徴ならびに本発明自体、
その構造およびその作動の両方は、以下の説明に関係す
る添付図面から最も良く理解できよう。図面では同様符
号は同様部品を示している。
【0015】
【発明の実施の形態】図1を参照すれば、本発明による
管壁に薬液を注射する装置が示されており、全体を符号
10で示されている。更に詳しくは、装置10は患者1
2の動脈内に位置されて示されている。当業者には認識
されるように、この装置10は患者12の体内に一定に
位置させて示されており、装置10の使用は上体の動脈
および管だけに限られず、これに代えて患者12の全身
に及ぶ動脈および管に使用できる。
【0016】図2はこの装置10の要素として多管腔カ
テーテル14が含まれ、該カテーテル14は膨張可能な
バルーン16が取り付けられていることを明確に示して
いる。更に図2は、管状スリーブ18が膨張可能なバル
ーン16のかなりの部分を取り囲んでいること、および
複数の注入器20が該スリーブ部18に取り付けられて
いることを示している。勿論、注入器20a〜20dは
単なる例にすぎない。本発明の目的のために、バルブ1
6はポリエチレンテレフタレート(PET)で作られる
のが好ましい。更に、スリーブ18もポリエチレンテレ
フタレート(PET)で作られることができる。
【0017】図3によってバルーン16、スリーブ18
および注入器20の間の構造的な関連の一層完全な認識
が得られるのであり、図3にはスリーブ18の先端22
がバルーン16の表面に直接に取り付けられていること
が見られる。図3はまた管状スリーブ18がバルーン1
6を実質的に取り囲むこと、およびスリーブ18の基端
24がバルーン16からそれを超えてカテーテル14上
を基端側に延在していることを示している。この構造的
な関係により、注入チャンバ26がバルーン16とスリ
ーブ18との間に形成されている。更に図3に最も良く
見られるように、流体ポート27がスリーブ18とカテ
ーテル14との間に形成されており、該流体ポートを通
して薬液が注入チャンバ26内に注入されることができ
る。
【0018】図3はバルーン16の先端28がカテーテ
ル14に取り付けられていること、およびバルーン16
の基端がカテーテル14上に閉止されて膨張チャンバ3
2をバルーン16の内部に形成していることを示してい
る。ポート34が示されており、このポート34は膨張
チャンバ32へ通ずる流体連通口を形成している。本発
明の目的のために、ポート34はカテーテル14の管腔
(図示せず)と流体連通状態で連結されることができ
る。図3はカテーテル14が管腔36を形成され、管腔
36はガイドワイヤー38を受け入れる寸法とされてい
ることを示している。
【0019】図4(A)を参照すれば、注入器20は基
部プレート40および該プレートから突出した中空突出
部42を含む。更に、本体すなわち突出部42の端部4
4が基部プレート40に取り付けられるか、一体形成さ
れることが見られる。注入器20はニッケルで作られ、
突出部42は基部プレート40から打ち出し成形される
ことが好ましい。いずれの場合も、プレート40上の端
部と反対側の切断縁部46は本体すなわち突出部42の
まわりに形成され、得られた構造は注入器20を通して
延在する流体通路48を形成する。図示したように、注
入器20は実質的に円筒形の突出部42を有している。
【0020】図4(B)には本発明の注入器の他の実施
例が示されており、符号70を付されている。しかしな
がら、注入器20のように円筒形の突出部42を有する
代わりに、突出部70は実質的に円錐形の突出部72を
有している。注入器20のように、注入器70はニッケ
ルで作られ、注入器70を通して延在する流体通路を有
するように形成されることが好ましい。
【0021】本発明の多ポート注入器の形態として、複
数の突出部42が同じ基部プレートに形成されることが
できる。図5(A)はそのような実施例を示している。
特に、図5(A)は突出部42a’,42b’および4
2c’の形成された細長い基部プレート50を示してい
る。全ての重要な点において、図5(A)に示される突
出部42’は図4(A)を参照して上述した突出部42
と構造的に同じである。唯一の相違点は、同じ基部プレ
ート50に集合的に取り付けられたことである。同様
に、図5(B)は細長い基部プレート50から突出部7
2a’,72b’および72c’が形成された多ポート
注入器を示している。全ての重要な点において、図5
(B)に示された突出部72’は図4(B)を参照して
上述した突出部72と構造的に同じである。再び述べる
が唯一の相違点は、同じ基部プレート50に集合的に取
り付けられたことである。
【0022】本発明の目的のために、注入器20は、そ
れぞれの注入器20の通路48がスリーブ18の孔52
と整合されるようにして、スリーブ18に取り付けられ
る。これは、特定の注入器20と注入チャンバ28との
間の流体連通を確立するために行われる。特定の問題と
して、まず最初に注入器20,70をスリーブ18上に
取り付けることが装置10の構造において好ましく、こ
れは関連分野で周知のいずれかの方法、例えば接着、で
行うことができ、次ぎに通路48を通してスリーブ18
を穿刺する。
【0023】本発明の作動において、ガイドワイヤー3
8が最初に管内に位置されて、図3に示されるように薬
液を管壁54に注入すべき部位に至る装置10の機械的
経路を確定するようになされる。装置10のバルーン1
6が適当に位置されたならば、膨張操作装置56が作動
されてバルーン16を膨張させる。図2に示されるよう
に、膨張操作装置56が装置10の基端(体外)に連結
される。図3を再び参照すれば、バルーン16が膨張さ
れるときにこの膨張するバルーン16が管状スリーブ1
8に押し付けられてスリーブ18を同様に膨張させるよ
うになすことが認識されよう。この結果、スリーブ18
の表面に取り付けられている注入器は20,70はカテ
ーテル14から半径方向へ移動して、管壁54内に封埋
される。
【0024】注入器20,70が管壁54に封埋される
と、図2に示される流体ポンプ58が作動されて薬液を
薬液供給源60からポート34を通して注入チャンバ2
6へポンプ推進する。重要なことは、このポンプ推進作
用が注入チャンバ26内に既にポンプ推進されている全
ての薬液を注入器20,70の通路48を通して管壁5
4の組織内に注入するようになすことである。
【0025】流体供給源60からの薬液が管壁54に注
入された後、バルーン16は膨張操作装置56を逆転さ
せて収縮させることができる。この作用はバルーン16
を潰れさせ、これにより注入器20,70を管壁54か
ら抜き出すようにする。装置10の全体はその後患者1
2の体内からガイドワイヤー38に沿って引き出され
る。
【0026】図6には本発明の他の好ましい実施例が示
されている。図6の斜視図は、装置100の基本要素、
すなわち多管腔を備えたカテーテル14、ガイドワイヤ
ー38を受け入れるように形成された膨張可能なバルー
ン16、およびバルーン16の外面に取り付けられた複
数の管状薬液通路102を示している。各々の管状流体
通路102はバルーン16よりも小さい直径を有し、バ
ルーン16の長手方向軸線と実質的に平行に位置され
る。
【0027】図6は各々の管状薬液通路102の表面に
複数の注入器70が取り付けられていることを示してい
る。これらの注入器70は、バルーン16が膨張された
ときに注入器70が半径方向外方へ移動するように管状
流体通路102の外面に配置されている。しかしなが
ら、注入器70は図解の目的だけで示されており、先の
実施例に関連して説明したいずれの注入器または注入器
20/70の組合せも使用できることを認識すべきであ
ることが留意される。
【0028】図7を参照すれば、装置100の横断面図
が管状流体通路102を一層詳しく示している。更に詳
しくは、管状流体通路102の先端104は密閉されて
注入ダクト108を形成している。管状流体通路102
の基端106では、ポート110が注入ダクト108と
カテーテル14(図示せず)との間の流体連通を形成し
ている。図2を再び参照すれば、装置100の基端(体
外)100は流体ポンプ58と注入ダクト108との間
の流体連通を形成していることが認識される。図7を再
び参照すれば、注入器70は管状流体通路102の外面
に取り付けられて示されている。図7に更に詳細に示さ
れるように、注入器70の基部40は対応する孔102
の上から管状流体通路102に取り付けられている。こ
の図からいずれの数の管状流体通路102もバルーン1
6の外面に取り付けられることのできることが認識でき
る。更に、いずれの数の注入器70も1つの管状流体通
路102に取り付けられることのできることが認識され
る。
【0029】上述したように、好ましい実施例の間の構
造的な相違に係わらず、好ましい実施例の全てがほとん
ど同じように作動する。更に詳しくは、第3図を再び参
照すれば、管内にバルーンを位置決めした後、バルーン
16は膨張される。バルーン16が膨張されると、管状
流体通路102に取り付けられている注入器70は先の
実施例を参照して上述で詳述したように管壁54に封埋
される。しかしながら、流体ポンプ58の接続および作
動に関して実施例間で相違がある。更に詳しくは、複数
の管状流体通路102を有することができるので、各管
状流体通路102と連通を保持し、または流体を隔離さ
れることができる。例えば、管状流体通路102の間の
流体連通がカテーテル14の流体連結ポート110で確
定されて、各管状流体通路102のポート110が同じ
流体ポンプ58から流体を供給されるようになされるこ
とができる。これに代えて、カテーテル14の対応する
管腔に各ポート110を備えることで各管状流体通路1
02の間に流体隔離が保持されて、対応する流体ポンプ
58と独自の流体連通が確立されるようになされること
ができる。この結果、複数の流体ポンプ58を使用する
ことで各種の薬物を注射することができる。
【0030】本明細書に詳細に示し説明したような管壁
に薬物を注射するための特定装置は先に述べた目的を達
成して利点を与えることが完全にできるが、これは本発
明の現在好ましいとされる実施例の単なる説明であるこ
と、および特許請求の範囲の欄の記載以外に本明細書に
示した構造およびデザインの細部に限定する意図はない
ことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置を作動させるために動脈内に本発明のカテ
ーテルを位置された患者の斜視図。
【図2】本発明の装置の斜視図。
【図3】図2の線3−3に沿って見た、また患者の動脈
内に配置されて薬液を動脈壁に注入するようになされた
本発明の装置の横断面図。
【図4】本発明の1ポート注入器の実施例の斜視図。
【図5】本発明の多ポート注入器の実施例の斜視図。
【図6】本発明の他の実施例の斜視図。
【図7】図6の線7−7に沿って見た本発明の装置の横
断面図。
【符号の説明】
10,100 管壁に薬液を注射する装置 12 患者 14 カテーテル 16 バルーン 18 スリーブ 20,70 注入器 26 注入チャンバ 32 膨張チャンバ 38 ガイドワイヤー 40,50 基部プレート 42,72 突出部 54 管壁 56 膨張操作装置 58 流体ポンプ 60 流体供給源 102 流体通路

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外面を有する膨張可能なバルーンと、 前記バルーンの前記外面に取り付けられる薬液搬送手段
    と、 流体連通するように前記薬液搬送手段に取り付けられる
    管壁穿刺手段と、 前記搬送手段内の前記薬液を前記穿刺手段に通して管壁
    に注入するための手段とを含んでなる管壁に薬液を注射
    する装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置であって、前記穿
    刺装置が少なくとも1つの注入器を含む管壁に薬液を注
    射する装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置であって、前記注
    入器が、 基部と、 第1端部および第2端部を有する中空突出部であって、
    前記基部から突出して前記基部を通り且つまた前記突出
    部を通る流体通路を形成し、前記第1端部は前記基部に
    取り付けられ、前記第2端部は切断縁部を形成されてい
    る中空突出部とを含んでなる管壁に薬液を注射する装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の装置であって、前記穿
    刺装置が複数の前記注入器を含む管壁に薬液を注射する
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の装置であって、前記注
    入器が実質的に円錐形である管壁に薬液を注射する装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の装置であって、 複数の前記搬送手段と、 前記それぞれの搬送手段に取り付けられる複数の穿刺手
    段とを更に含む管壁に薬液を注射する装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の装置であって、前記バ
    ルーンがポリエチレンテレフタレート(PET)で作ら
    れた管壁に薬液を注射する装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の装置であって、前記搬
    送手段が管状流体通路を含む管壁に薬液を注射する装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の装置であって、管腔を
    形成されたカテーテルを更に含み、前記膨張可能なバル
    ーンが前記管腔に流体連通させて前記カテーテルに取り
    付けられた管壁に薬液を注射する装置。
  10. 【請求項10】 膨張可能なバルーンと、 前記バルーンに取り付けられる少なくとも1つの管状通
    路と、 流体連通するように前記管状薬液通路に取り付けられる
    少なくとも1つの注射器と、 前記注射器を管壁に封埋するために前記バルーンを膨張
    させるための手段と、 前記流体通路を通し、また前記注射器を通して管壁に薬
    液を注射するために前記管状流体通路と連結可能な手段
    とを含んでなる管壁に薬液を注射する装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の装置であって、前
    記注入器が、 基部と、 第1端部および第2端部を有する中空突出部であって、
    前記基部から突出して前記基部を通り且つ該突出部を通
    る流体通路を形成し、前記第1端部は前記基部に取り付
    けられ、前記第2端部は切断縁部を形成されている中空
    突出部とを含んでなる管壁に薬液を注射する装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の装置であって、前
    記基部から突出した複数の前記突出部を更に含む管壁に
    薬液を注射する装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の装置であって、複
    数の注入器を更に含む管壁に薬液を注射する装置。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載の装置であって、前
    記突出部が実質的に円筒形である管壁に薬液を注射する
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項11に記載の装置であって、前
    記突出部が実質的に円錐形である管壁に薬液を注射する
    装置。
  16. 【請求項16】 請求項10に記載の装置であって、 ガイドワイヤーと、 複数の管腔を形成され、1つの前記管腔は前記管内に前
    記バルーンを案内して位置決めするために前記ガイドワ
    イヤーを受け入れる寸法とされているカテーテルとを更
    に含む管壁に薬液を注射する装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の装置であって、前
    記カテーテルの前記1つの管腔が前記バルーンと前記膨
    張手段との間に流体連通を確立している管壁に薬液を注
    射する装置。
  18. 【請求項18】 請求項10に記載の装置であって、前
    記膨張可能なバルーンがポリエチレンテレフタレート
    (PET)で作られた管壁に薬液を注射する装置。
  19. 【請求項19】 膨張可能なバルーンと、管状流体通路
    と、前記管状流体通路に取り付けられた少なくとも1つ
    の注入器とを含み、前記注入器は前記管状流体通路と流
    体連通されている装置を使用して管壁に薬物を注射する
    方法であって、 管内に前記バルーンを位置決めし、 前記注入器を管壁に封埋するために前記バルーンを膨張
    させ、 前記流体通路を通し、且つまた前記注入器を通して管壁
    に薬物を注射する諸段階を含む管壁に薬物を注射する方
    法。
JP8199881A 1995-10-10 1996-07-30 管壁に薬液を注射する装置および方法 Pending JPH09108358A (ja)

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