JPH0910814A - ホットストリップ圧延設備の粗圧延機および圧延方法 - Google Patents

ホットストリップ圧延設備の粗圧延機および圧延方法

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JPH0910814A
JPH0910814A JP15781595A JP15781595A JPH0910814A JP H0910814 A JPH0910814 A JP H0910814A JP 15781595 A JP15781595 A JP 15781595A JP 15781595 A JP15781595 A JP 15781595A JP H0910814 A JPH0910814 A JP H0910814A
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horizontal
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ホットストリップ圧延設備の粗圧延機および圧
延方法において、少ない設備費で、操業が容易かつ安定
して行え、しかも高品質な製品が高能率に製造可能な中
小規模の圧延設備の実現を可能とする。 【構成】粗圧延機2において、3台のエッジャーミル1
0a,10b,10cと2台の水平ミル20a,20b
を交互に配置し、各ミルのハウジングを連結するよう構
成する。そして、このミル群を1つの単位として2回の
方向転換を含む合計3回のレバーシング圧延を行なう。
また、3台のエッジャーミル10a,10b,10cの
各々および2台の水平ミル20a,20bの各々の入出
側のそれぞれにフィードローラ30〜34を設け、エッ
ジャーミル10a,10b,10cと水平ミル20a,
20bの間の各々にサイドガイド40〜43を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳片を圧延してホット
ストリップを製造する圧延設備の粗圧延機の配列および
構成に係わり、特に、中小規模の圧延設備に好適なホッ
トストリップ圧延設備の粗圧延機およびその圧延方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のホットストリップ圧延設備におけ
る粗圧延機の配列は、全連続式(FullContinuous Typ
e)、半連続式(Semi Continuous Type)、および上記
2つの組み合わせ式(Three Quaters Type)があった。
初期は半連続式が主流であったが、生産性の向上やコイ
ル重量の大型化の要請に伴って一旦は大型の全連続式と
なり、さらに設備費節減や省エネルギーの必要性から組
み合わせ式(Three Quaters Type)へと移り変わってき
ているのが現状である。
【0003】ホットストリップ圧延設備における粗圧延
機は、板厚方向に圧延する水平ミル、および板幅方向に
圧下するエッジャーミルを備え、加熱炉で加熱されたス
ラブが上記エッジャーミルおよび水平ミルで所定の幅や
厚みにまで圧延され、その後仕上圧延機へと搬送され
る。
【0004】近年、連鋳スラブの高能率化の要求や、ス
ケジュールフリーの熱延における板幅の造り込み要求な
どにより、スラブの幅集約化が進み、大幅な幅変更能力
をもつ垂直圧延機(VRM)やサイジングプレスを設置
する設備も現れているが、このような設備は総じて大規
模なものであり、粗圧延機の設備長が175〜270m
にもなり、かつ省エネルギーのために仕上圧延機に入れ
るバー(粗圧延機から出た圧延材)の厚さを厚くし、6
〜7台の仕上圧延機で所定の製品を製造している。ま
た、設備長をある程度短縮できる方法として、粗圧延機
と仕上圧延機間にコイルボックスを配置する設備も現れ
ている。
【0005】上記のような大規模設備に対する中小規模
設備として、特殊鋼(SUS等)を主体に圧延するスケ
ッテル設備があるが、このスケッテル設備では、1台の
粗圧延機と1台の仕上圧延機とで設備長の短縮が図られ
ている。また、1対のハウジング内に2対の水平ロール
を組み込んだツインミルと呼ばれる圧延機を用い、タン
デム圧延することで圧延機の台数を減ずるための設備も
提案されている。さらに、最近では、肉厚の薄いスラブ
を鋳造できる薄スラブ連鋳機からのスラブを直接仕上圧
延機に通して圧延する設備も開発され稼動している。
【0006】一方、板幅の変更能力をあわせ持つ圧延機
としては、エッジャーロールおよび水平ロールを、エッ
ジャーロール、水平ロール、エッジャーロールの順に配
置して一体化したものが、特開昭55−10087号公
報、特開昭55−126307号公報、特開昭58−1
6709号公報等に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】最近では、電炉で製造
される普通鋼の連鋳スラブからホットストリップコイル
を製造する中小規模の圧延設備のニーズが高まっている
が、これは、安価なスクラップを主原料とし、少ない設
備費で、操業が容易かつ安定して行え、しかも高能率に
高品質な製品の製造が可能である経済的な設備を要求す
るものである。
【0008】この要求を達成するためには、設備長の短
縮および圧延機台数の減少によって設備費を低減するこ
とが不可欠であり、板幅の変更能力のある設備によって
効率的な圧延を安定した操業により行なう必要がある。
【0009】前述した粗圧延機と6〜7台の仕上圧延機
を組み合わせた大規模設備では、粗圧延機が7パス以上
のレバーシング圧延となり、全体の圧延機台数も多くな
ることから設備長が長くなる。従って、設備長の短縮や
圧延効率向上には困難を伴う。
【0010】また、1台の粗圧延機と1台の仕上圧延機
を持つスケッテル設備で普通鋼を圧延しようとすると、
生産量の確保や表面品質の向上に対して困難がある。
【0011】また、1対のハウジング内に2対の水平ロ
ールを組み込んだツインミルでは、圧延材の案内や、板
厚の制御や、スケール除去の操業の点で難があるが、そ
れに加え、巨大なロール駆動機構を必要とし、大きな板
幅の変更能力が得られないという点で難がある。
【0012】さらに、薄スラブ連鋳機からのスラブを直
接仕上圧延機に通して圧延する設備では、長大なトンネ
ル炉を必要とし、設備長もあまり短縮できないほか、ス
クラップから薄スラブ連鋳機でスラブを製造する場合に
はスクラップを一定して供給できないために安定した操
業が行えず、品質の劣るスクラップでは薄スラブ連鋳機
での製造に耐えない場合も生じる。
【0013】一方、特開昭55−10087号公報、特
開昭55−126307号公報、特開昭58−1670
9号公報等に開示された板幅の変更能力をあわせ持つ圧
延機は、ハウジングの構成を工夫したものであるが、電
炉で製造される普通鋼の連鋳スラブからホットストリッ
プコイルを製造する中小規模の圧延設備のニーズに合う
ものではなく、圧延設備全体の規模、機能、能率、所望
の製品品質、歩留りや生産性、製造コスト、操業の容易
性や作業性等を考慮したものではない。
【0014】また、上記のような公報に記載の従来技術
を用いて、中小規模の圧延設備を実現しようとすると、
厚い板厚からある程度薄い板厚まで圧延する必要がある
ため、特に板厚が薄くなったときに各ロール間で圧延中
の材料が蛇行するなどして、その案内が困難となる。従
って、容易かつ安定な操業の妨げとなる。
【0015】本発明の目的は、少ない設備費で、操業が
容易かつ安定して行え、しかも高品質な製品が高能率に
製造可能な中小規模の圧延設備を実現できるホットスト
リップ圧延設備の粗圧延機および圧延方法を提供するこ
とである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、鋳片を圧延してホットストリップ
を製造する圧延設備の粗圧延機において、3台のエッジ
ャーミルと2台の水平ミルとを交互にかつ各ミルのハウ
ジングが連結するように配置し、上記3台のエッジャー
ミルの各々および2台の水平ミルの各々の入出側のそれ
ぞれにフィードローラを設け、上記エッジャーミルと水
平ミルの間の各々に開閉自在なサイドガイドを設け、上
記3台のエッジャーミルおよび2台の水平ミルを備えた
ミル群がレバーシング圧延のための1つの単位を構成す
ることを特徴とするホットストリップ圧延設備の粗圧延
機が提供される。
【0017】上記ホットストリップ圧延設備の粗圧延機
において、好ましくは、サイドガイドが、圧延中の材料
の幅方向に開閉しその両側からガイドするガイド部と、
そのガイド部を支持する開閉支持アームと、その開閉支
持アームを介して上記ガイド部を開閉駆動する駆動機構
とを有し、上記の開閉支持アームの一部が水平ミルのハ
ウジングを貫通するように構成する。
【0018】また、好ましくは、水平ミルの各々の入出
側の上下に、圧延中の材料表面に発生したスケールを高
圧水により剥離、除去するデスケーリングヘッダーをさ
らに配置する。
【0019】また、前述の目的を達成するため、本発明
によれば、鋳片を圧延してホットストリップを製造する
圧延設備の粗圧延機において、2台のエッジャーミルと
2台の水平ミルとを交互にかつ各ミルのハウジングが連
結するように配置し、上記2台のエッジャーミルの各々
および2台の水平ミルの各々の入出側のそれぞれにフィ
ードローラを設け、上記エッジャーミルと水平ミルの間
のそれぞれにサイドガイドを設け、上記2台のエッジャ
ーミルおよび2台の水平ミルを備えたミル群がレバーシ
ング圧延のための1つの単位を構成することを特徴とす
るホットストリップ圧延設備の粗圧延機が提供される。
【0020】また、前述の目的を達成するため、本発明
によれば、鋳片を圧延してホットストリップを製造する
圧延設備の粗圧延機において、2台のエッジャーミルお
よび2台の水平ミルを、エッジャーミル、水平ミル、水
平ミル、エッジャーミルの順でかつ各ミルのハウジング
が連結するように配置し、上記2台のエッジャーミルの
各々および2台の水平ミルの各々の入出側のそれぞれに
フィードローラを設け、上記エッジャーミルと水平ミル
の間、および上記2台の水平ミルの間のそれぞれにサイ
ドガイドを設け、上記2台のエッジャーミルおよび2台
の水平ミルを備えたミル群がレバーシング圧延のための
1つの単位を構成することを特徴とするホットストリッ
プ圧延設備の粗圧延機が提供される。
【0021】さらに、本発明によれば、上記のようなホ
ットストリップ圧延設備の粗圧延機を用い、前記2台の
エッジャーミルおよび前記2台の水平ミルを備えたミル
群を1つの単位として、2回の方向転換を含むレバーシ
ング圧延を行うことを特徴とする圧延方法が提供され
る。
【0022】
【作用】上記のように構成した本発明の粗圧延機におい
ては、3台のエッジャーミルと2台の水平ミルとを交互
に配置し、これら3台のエッジャーミルおよび2台の水
平ミルを備えたミル群を1つの単位としてレバーシング
圧延を行なうことにより、板幅の変更を含めた十分な圧
延能力を確保でき、高品質な製品を製造することが可能
となるだけでなく、粗圧延機における各ミルのハウジン
グを連結するように配置するため、粗圧延機の占有長さ
が短くなり、設備長の短縮および設備費の低減に寄与す
る。また、従来より薄いバー厚で仕上圧延機に送り込め
るので、仕上圧延機の台数を含めたミル台数を減少させ
ることができ、このことも設備長の短縮に寄与する。ま
た、さらに、3台のエッジャーミルおよび2台の水平ミ
ルを備えることにより、レバーシング圧延時の方向転換
の回数を少なくすることができ、方向転換に伴うアイド
ル時間が短縮され高能率化に寄与する。
【0023】また、圧延中の材料は、3台のエッジャー
ミルの各々および2台の水平ミルの各々の入出側のそれ
ぞれに設けられたフィードローラ、さらにエッジャーミ
ルと水平ミルの間の各々に設けられた開閉自在なサイド
ガイドにより、各ロール間で蛇行することが防止され、
確実に各ミルのロール間に案内され安定操業が可能とな
る。
【0024】以上のようなことから、設備費の低減がで
き、操業が容易かつ安定して行え、しかも高品質な製品
を高能率に製造することが可能な中小規模の圧延設備を
実現できる。
【0025】また、サイドガイドにおいては、開閉支持
アームに支持されたガイド部がその開閉支持アームを介
して駆動機構によって開閉駆動され、それによってホッ
トストリップの幅方向に開閉しその両側からガイドす
る。この時、開閉支持アームの一部が水平ミルのハウジ
ングを貫通することにより、ガイド部が開閉支持アーム
によって支持されることが可能となる。
【0026】また、水平ミルの各々の入出側の上下に高
圧水を噴出するデスケーリングヘッダーを配置すること
により、圧延中の材料表面に発生したスケールを、エッ
ジャーミルによる板幅方向の圧下により剥離したものを
含め、水平ミルに入る前に高圧水により剥離、除去する
ことが可能となる。従って、水平ミルのロール間にスケ
ールが噛み込まれることが防止され、高品質の製品を製
造できる。
【0027】また、本発明の圧延方法では、上記のよう
なホットストリップ圧延設備の粗圧延機を用い、2台の
エッジャーミルおよび2台の水平ミルを備えたミル群を
1つの単位として、2回の方向転換を含む合計3回のレ
バーシング圧延を行う。この時、水平ミルによるパス回
数は合計6回となる。この方法では、方向転換が2回で
あるため、方向転換に伴うアイドル時間が短縮され高能
率な圧延が可能となる。また、粗圧延機両端には方向転
換時に圧延材を保持するためのテーブルが必要となる
が、これらテーブルの長さとしては、一方が水平ミルに
よる全6パス中の2パス後の圧延材の長さ、他方が4パ
ス後の圧延材長さ程度の短い長さであれば十分であり、
テーブル長さを含めた粗圧延機の設備長の短縮に寄与す
ることができる。
【0028】また、本発明では、上記のような粗圧延機
において、2台のエッジャーミルと2台の水平ミルとを
交互に配置したり、2台のエッジャーミルおよび2台の
水平ミルを、エッジャーミル、水平ミル、水平ミル、エ
ッジャーミルの順で配置してもよい。これらの場合、前
者では粗圧延機のいずれか一方の側のエッジャーミルが
ない構造となり、後者では粗圧延機の真中のエッジャー
ミルがない構造となるが、板幅変更能力があまり大きく
要求されないような場合に適用可能である。
【0029】
【実施例】本発明によるホットストリップ圧延設備の粗
圧延機および圧延方法の一実施例について、図1から図
5を参照しながら説明する。
【0030】図1は、本実施例の粗圧延機における圧延
材を含む面での水平断面図、図2は図1の粗圧延機のII
-II方向からみた断面図であり、図3は、図1および図
2に示す粗圧延機を備えたホットストリップ圧延設備全
体のパスフローを示す図である。
【0031】まず、図3によりホットストリップ圧延設
備のパスフローを説明する。加熱炉1より抽出されたス
ラブ50は、粗圧延機2で2回の方向転換含むタンデム
レバーシング圧延により所定の板厚および幅のバー材5
1に圧延され、コイルボックス3で巻き取られコイル4
となる。そして、コイル4からバー材51が巻き出さ
れ、仕上圧延機群5により更に圧延されて所定の幅およ
び厚みのホットストリップ52となり、ダウンコイラー
6により巻き取られて製品コイル7となる。
【0032】次に、図1および図2により本実施例の粗
圧延機2の構成について説明する。粗圧延機2は、粗2
Hタンデムレバースミルであって、1対のエッジャーロ
ール11a、エッジャーハウジング12a、エッジャー
駆動装置13aより構成される前面エッジャーミル10
a、1対の水平ロール21a、水平ミルハウジング22
a、水平ロール駆動装置23aより構成される前面水平
ミル20a、前面エッジャーミル10aと同様にエッジ
ャーロール11b、エッジャーハウジング12b、エッ
ジャー駆動装置13bより構成される中間エッジャーミ
ル10b、前面水平ミル20aと同様に水平ロール21
b、水平ミルハウジング22b、水平ロール駆動装置2
3bより構成される後面水平ミル20b、前面エッジャ
ーミル10aおよび中間エッジャーミル10bと同様に
エッジャーロール11c、エッジャーハウジング12
c、エッジャー駆動装置13cより構成される後面エッ
ジャーミル10cを有し、各々のハウジング12a〜1
2cが連結されるように各ミルが連続的に配置されてい
る。
【0033】各ミルには、入出側にそれぞれ1本のフィ
ードローラが設けられている。即ち、前面エッジャーミ
ル10aの入出側にはフィードローラ30が、前面水平
ミル20aの入出側にはフィードローラ31が、中間エ
ッジャーミル10bの入出側にはフィードローラ32
が、後面水平ミル20bの入出側にはフィードローラ3
3が、後面エッジャーミル10cの入出側にはフィード
ローラ34が、それぞれ設けられている。フィードロー
ラ30〜34はモータにより正逆回転し、圧延材50a
に傷を付けずに搬送する。
【0034】また、各エッジャーミルと水平ミルの間に
は圧延材50aの板幅方向に開閉自在なサイドガイドが
設けられている。即ち、前面エッジャーミル10aと前
面水平ミル20aの間にはサイドガイド40が、前面水
平ミル20aと、中間エッジャーミル10bの間にはサ
イドガイド41が、中間エッジャーミル10bと後面水
平ミル20bの間にはサイドガイド42が、後面水平ミ
ル20bと後面エッジャーミル10cの間にはサイドガ
イド43が、それぞれ設けられている。サイドガイド4
0〜43のうち、例えばサイドガイド40は、圧延材5
0aの幅方向に開閉しその両側からガイドするサイドガ
ータ(ガイド部)40A、サイドガータ40Aを支持す
る開閉支持アーム40B、開閉支持アーム40Bを介し
てサイドガータ40Aを開閉駆動する駆動機構40Cを
備える。サイドガータ40Aは圧延材50aの板幅に適
合した幅に開閉動作可能であって、各ロール間において
圧延材50aを正確に案内する。開閉支持アーム40B
の一部(図では右側のアーム)が水平ミルハウジング2
2aを貫通しており、これによって、サイドガータ40
Aが開閉支持アーム40Bに支持されることが可能とな
っている。サイドガイド41〜43の構成もサイドガイ
ド40と同様である。
【0035】さらに、前面水平ミル20aにおける水平
ロール21aの入出側、および後面水平ミル20bにお
ける水平ロール21bの入出側にはそれぞれロールガイ
ド60,61が設置されており、圧延後の材料がロール
に巻き付くのが防止されている。ロールガイド60,6
1にはそれぞれクーラントヘッダー70,71が配置さ
れており、クーラントヘッダー70,71からは前面水
平ミル20aおよび後面水平ミル20bを冷却するため
のクーラント(場合によっては潤滑剤を含む)が噴出さ
れる。上記クーラントヘッダー70,71に加え、ロー
ルガイド60,61にはそれぞれデスケーリングヘッダ
ー80,81が配置されており、デスケーリングヘッダ
ー80,81からは水平ミル20a,20bそれぞれの
入側または出側の上下に、圧延材50aの表面に発生し
たスケールを剥離、除去するための高圧水が噴出され
る。
【0036】次に、上記のように構成された粗圧延機2
における圧延作業について説明する。図4は、紙面右側
に向かって圧延を行う場合(右への一方向パス)の粗圧
延機2による圧延状況を示す図(圧延フォロー)であ
る。加熱炉1より抽出されたスラブ50は図中矢印の方
向(右向き)に進み、前面エッジャーミル10aのエッ
ジャーロール11aによって板幅方向の圧下が行われ、
前面水平ミル20aの水平ロール21aによって板厚方
向の圧下が行われる。同様な手順で中間エッジャーミル
10b、後面水平ミル20bで圧延が行われるが、通常
は、後面エッジャーミル10cのエッジャーロール11
cでは板幅方向の圧下は行われない。この圧延作業にお
いて、圧延材50aは各ミル入出側のフィードローラ3
0〜34によって傷が付かずに搬送され、各エッジャー
ミルと水平ミルの間のサイドガイド40〜43によって
案内されるため、各ロール間で蛇行することが防止さ
れ、確実に各ミルのロール間に案内され安定操業が可能
となる。
【0037】上記において、デスケーリングヘッダー8
0,81から高圧水が噴出され、圧延材50a表面に発
生したスケールが剥離、除去される。これにより、圧延
材50aの表面に発生したスケール(前面エッジャーミ
ル10aや中間エッジャーミル10bによる板幅方向の
圧下により剥離したスケールをも含めたもの)を、前面
水平ミル20aや後面水平ミル20bに入る前に剥離、
除去することが可能となり、従って、前面水平ミル20
aや後面水平ミル20bのロール間にスケールが噛み込
まれることが防止され、高品質の製品を製造できる。
【0038】スラブ50の長さは10m以上で、通常、
粗圧延機2の長さ、即ち前面エッジャーミル10aと後
面エッジャーミル10cの間より長く、圧延材50aの
尻が抜けるまで粗圧延機2で一方向のタンデム圧延(初
パス)を行う。但し、後面エッジャーミル10cでの圧
下は行わない。圧延材50aの尻が後面エッジャーミル
10cを抜けたら直ちに方向転換し、逆方向のダンデム
圧延(逆転パス)に入り、その逆転パス時には、前回の
パスの逆の手順で圧延材50aの尻が抜けるまで圧延を
行う。但し、前面エッジャーミル10aでの圧下は行わ
ない。そして、圧延材50aの尻が前面エッジャーミル
10cを抜けたら再度方向転換し、最初のパスと同様の
手順でタンデム圧延を行い、コイルボックス3により粗
圧延後のバー材51を巻き取る。但し、この時も後面エ
ッジャーミル10cでの圧下は行わない。
【0039】以上により、粗圧延機2においては、板幅
方向に圧下するエッジャーミルによるパス(以下、エッ
ジャーパスという)が合計6回、板厚方向に圧下する水
平ミルによるパス(以下、水平ミルパスという)が合計
6回実施されることになる。これにより、前述の大規模
設備に対して遜色無く、十分な圧延能力を確保できるこ
とがわかる。特に、エッジャーパスに関して言えば、圧
延材のバックリングと次の水平ミルパスでの幅広がりと
によって1台のエッジャーミルでの板幅変更量が制約さ
れるため、エッジャーパスが本実施例のように多い方が
板幅変更能力を大きくすることができると言える。
【0040】粗圧延機の設備長を決定する要素として
は、それを構成する各ミルのパス方向長さと圧延時の圧
延材の長さが支配的であるが、本実施例では、粗圧延機
2の後方にバー材51を巻き取るコイルボックス3を設
置しているので、粗圧延完了後のバー材51の長さは粗
圧延機2の設備長に関係なく、その設備長は、粗圧延機
2のパス方向長さと、初パス尻抜け後の圧延材50aの
長さと、逆転パス尻抜け後の圧延材50aの長さを加算
したもので決定される。粗圧延機2両端には初パス尻抜
け後の圧延材50aと逆転パス尻抜け後の圧延材50a
をそれぞれ保持するためのテーブルが必要となるが、こ
れらテーブルの長さとしては、一方が6パスの水平ミル
パス中の2パス後の圧延材50aの長さ、他方が4パス
後の圧延材50aの長さ程度の短い長さであれば十分で
あり、それらのテーブル長さを含めた粗圧延機2の設備
長の短縮に寄与することができる。しかも、粗圧延機2
においては各ミルのハウジングを連結するように配置し
ているので、これによっても設備長が短縮される。
【0041】本実施例の粗圧延機と従来技術における粗
圧延機の比較結果を、図5に示す。図5では、本実施例
に対する従来技術として粗2Hツインレバースミルおよ
び粗2Hシングルレバースミル(従来の大規模設備に相
当)を挙げた。ここで、粗圧延に供する材料としては、
スラブの厚さを200mm、スラブの長さを11m、粗
圧延後のバー材の板厚を18mmとし、粗圧延後の仕上
圧延機の台数を4台とした。また、各設備の配置を駆動
部分とロール部分に分けて模式的に示し、その下にパス
線図を示した。
【0042】設備長に関しては、粗2Hシングルレバー
スミルに対して本実施例では74mも設備長を短縮でき
る。設備費に関しては、粗2Hツインレバースミルの場
合には駆動装置が巨大になることによりあまり設備費を
低減できず、粗2Hシングルレバースミルの場合には設
備長が長くなることにより設備費が大となるのに対し、
本実施例では駆動装置がシンプルで、設備長が短縮でき
るという両方の利点を兼ね備えており最小にできる。
【0043】圧延能力に関し、板厚方向の圧延能力を水
平ミルパス数(Hパス数)で、板幅変更能力をエッジャ
ーミルパス数(Eパス数)で評価するとすれば、従来の
大規模設備と同等な能力を確保しながら中小規模の圧延
設備を実現できることがわかる。
【0044】製品品質の良しあしを評価するには多くの
項目が有り、必ずしも粗圧延のみで決定するべきではな
いが、例えば粗圧延時の表面のスケール除去回数、即ち
デスケーリングが何回実施されたか(図5ではデスケ回
数と表示)を評価することによる表面品質の評価も製品
品質に影響する大きな要因と言える。本実施例ではデス
ケ回数が6回であり、高品質対応の粗圧延機と言える。
【0045】生産性の評価の基準も簡単には決められな
いが、例えばアイドル時間の割合で評価するとすれば、
圧延材の方向転換の回数が少ないほど生産性が大である
と言える。本実施例では、圧延材の方向転換は2回であ
り、生産性が高いと言える。
【0046】上記の比較結果を総合的に見ると、本実施
例の粗圧延機は、設備費の低減、操業の容易化や安定
化、製品品質の向上や高能率化の面で優れた中小規模の
圧延設備を実現できることがわかるであろう。
【0047】即ち、以上のような本実施例によれば、3
台のエッジャーミル10a,10b,10cと2台の水
平ミル20a,20bを交互に配置し、このミル群を1
つの単位として2回の方向転換を含む合計3回のレバー
シング圧延を行なうので、板幅の変更を含めた十分な圧
延能力を確保でき、高品質な製品を製造することができ
る。また、各ミルのハウジング12a,22a,12
b,22b,12cを連結するように配置するので、設
備長の短縮および設備費の低減を図ることができる。さ
らに、レバーシング圧延時の方向転換の回数を少なくす
ることができ、方向転換に伴うアイドル時間が短縮され
高能率化を図れる。
【0048】また、3台のエッジャーミル10a,10
b,10cの各々および2台の水平ミル20a,20b
の各々の入出側のそれぞれにフィードローラ30〜34
を設け、エッジャーミル10a,10b,10cと水平
ミル20a,20bの間の各々にサイドガイド40〜4
3を設けるので、圧延材50aの蛇行が防止され、確実
に各ミルのロール間に案内され安定操業が行える。
【0049】従って、本実施例によれば、設備費の低減
ができ、操業が容易かつ安定して行え、しかも高品質な
製品を高能率に製造することが可能な中小規模の圧延設
備を実現できる。
【0050】また、水平ミル20a,20bの各々の入
出側の上下にデスケーリングヘッダー80,81を配置
するので、圧延中の材料表面に発生したスケールを剥
離、除去でき、水平ミル20a,20bのロール間にス
ケールが噛み込まれることが防止され、高品質の製品を
製造できる。
【0051】なお、本実施例では水平ミル20a,20
bとして単純安価な2Hミル(2段ミル)を採用してい
るが、4Hミル(4段ミル)でも同様な効果が得られ
る。
【0052】また、板幅変更能力があまり大きく要求さ
れないような場合は、粗圧延機のいずれか一方の側のエ
ッジャーミルがない構造としたり、粗圧延機の真中のエ
ッジャーミルがない構造としてもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、3台のエッジャーミル
と2台の水平ミルを交互に配置し、このミル群を1つの
単位としてレバーシング圧延を行なうので、板幅の変更
を含めた十分な圧延能力を確保でき、高品質な製品を製
造することができる。また、各ミルのハウジングを連結
するように配置するので、設備長の短縮および設備費の
低減を図ることができる。さらに、レバーシング圧延時
の方向転換の回数を少なくすることができ、方向転換に
伴うアイドル時間が短縮され高能率化を図れる。
【0054】また、各ミルの入出側のそれぞれにフィー
ドローラを設け、エッジャーミルと水平ミルの間の各々
にサイドガイドを設けるので、確実に各ミルのロール間
に圧延材が案内され安定操業が行える。
【0055】従って、本発明によれば、設備費の低減が
でき、操業が容易かつ安定して行え、しかも高品質な製
品を高能率に製造することが可能な中小規模の圧延設備
を実現できる。
【0056】また、水平ミルの各々の入出側の上下にデ
スケーリングヘッダーを配置するので、水平ミルのロー
ル間にスケールが噛み込まれることが防止され、高品質
の製品を製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるホットストリップ圧延設備の粗圧
延機を示す図であって、粗圧延機における圧延材を含む
面での水平断面図である。
【図2】図1の粗圧延機のII-II方向からみた断面図で
ある。
【図3】図1および図2に示す粗圧延機を備えたホット
ストリップ圧延設備全体のパスフローを示す図である。
【図4】図1の粗圧延機による圧延状況を示す図(圧延
フォロー)であって、紙面右側に向かって圧延を行う場
合の図である。
【図5】図1および図2に示した粗圧延機と従来技術に
おける粗圧延機の比較結果を示す図である。
【符号の説明】
1 加熱炉 2 粗圧延機 3 コイルボックス 4 コイル 5 仕上圧延機群 6 ダウンコイラー 7 製品コイル 10a 前面エッジャーミル 10b 中間エッジャーミル 10c 後面エッジャーミル 11a,11b,11c エッジャーロール 12a,12b,12c エッジャーハウジング 20a 前面水平ミル 20b 後面水平ミル 21a,21b 水平ロール 22a,22b 水平ミルハウジング 30〜34 フィードローラ 40〜43 サイドガイド 40A サイドガータ(ガイド部) 40B 開閉支持アーム 40C 駆動機構 50 スラブ 50a 圧延材(圧延中の材料) 51 バー材 52 ホットストリップ 60,61 ロールガイド 70,71 クーラントヘッダー 80,81 デスケーリングヘッダー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳片を圧延してホットストリップを製造
    する圧延設備の粗圧延機において、3台のエッジャーミ
    ルと2台の水平ミルとを交互にかつ各ミルのハウジング
    が連結するように配置し、前記3台のエッジャーミルの
    各々および前記2台の水平ミルの各々の入出側のそれぞ
    れにフィードローラを設け、前記エッジャーミルと前記
    水平ミルの間の各々に開閉自在なサイドガイドを設け、
    前記3台のエッジャーミルおよび前記2台の水平ミルを
    備えたミル群がレバーシング圧延のための1つの単位を
    構成することを特徴とするホットストリップ圧延設備の
    粗圧延機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のホットストリップ圧延設
    備の粗圧延機において、前記サイドガイドは、圧延中の
    材料の幅方向に開閉しその両側からガイドするガイド部
    と、前記ガイド部を支持する開閉支持アームと、前記開
    閉支持アームを介して前記ガイド部を開閉駆動する駆動
    機構とを有し、前記開閉支持アームの一部が前記水平ミ
    ルのハウジングを貫通していることを特徴とするホット
    ストリップ圧延設備の粗圧延機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のホットストリップ圧延設
    備の粗圧延機において、前記水平ミルの各々の入出側の
    上下に、圧延中の材料表面に発生したスケールを高圧水
    により剥離、除去するデスケーリングヘッダーをさらに
    配置したことを特徴とするホットストリップ圧延設備の
    粗圧延機。
  4. 【請求項4】 鋳片を圧延してホットストリップを製造
    する圧延設備の粗圧延機において、2台のエッジャーミ
    ルと2台の水平ミルとを交互にかつ各ミルのハウジング
    が連結するように配置し、前記2台のエッジャーミルの
    各々および前記2台の水平ミルの各々の入出側のそれぞ
    れにフィードローラを設け、前記エッジャーミルと前記
    水平ミルの間のそれぞれにサイドガイドを設け、前記2
    台のエッジャーミルおよび前記2台の水平ミルを備えた
    ミル群がレバーシング圧延のための1つの単位を構成す
    ることを特徴とするホットストリップ圧延設備の粗圧延
    機。
  5. 【請求項5】 鋳片を圧延してホットストリップを製造
    する圧延設備の粗圧延機において、2台のエッジャーミ
    ルおよび2台の水平ミルを、エッジャーミル、水平ミ
    ル、水平ミル、エッジャーミルの順でかつ各ミルのハウ
    ジングが連結するように配置し、前記2台のエッジャー
    ミルの各々および前記2台の水平ミルの各々の入出側の
    それぞれにフィードローラを設け、前記エッジャーミル
    と前記水平ミルの間、および前記2台の水平ミルの間の
    それぞれにサイドガイドを設け、前記2台のエッジャー
    ミルおよび前記2台の水平ミルを備えたミル群がレバー
    シング圧延のための1つの単位を構成することを特徴と
    するホットストリップ圧延設備の粗圧延機。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のうちいずれか1項記載
    のホットストリップ圧延設備の粗圧延機を用い、前記2
    台のエッジャーミルおよび前記2台の水平ミルを備えた
    ミル群を1つの単位として、2回の方向転換を含むレバ
    ーシング圧延を行うことを特徴とする圧延方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010137243A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Jfe Steel Corp 厚鋼板の圧延設備および厚鋼板の圧延方法
CN110238913A (zh) * 2019-07-03 2019-09-17 江苏盐渎西城建设发展有限公司 一种市政工程用木板切割装置
EP3984662A1 (de) * 2020-10-19 2022-04-20 SMS Group GmbH Überleitrollentisch und stauchwalzgerüst

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