JPH09107637A - 太陽光発電システム - Google Patents

太陽光発電システム

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JPH09107637A
JPH09107637A JP7261216A JP26121695A JPH09107637A JP H09107637 A JPH09107637 A JP H09107637A JP 7261216 A JP7261216 A JP 7261216A JP 26121695 A JP26121695 A JP 26121695A JP H09107637 A JPH09107637 A JP H09107637A
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signal
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JP7261216A
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Katsuhiro Okuzawa
勝広 奥沢
Masasato Mimori
匡聡 三森
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/56Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers

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  • Inverter Devices (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】太陽光発電システムで、商用電源のゼロクロス
点の周期を常に監視して、配電系統が停電した場合の周
期変動をノイズの影響を受けずに高精度に検知して、配
電系統と解列を行い逆潮流を防止する。 【解決手段】零点検出信号生成回路はゼロクロス点でパ
ルス状の零点検出信号を生成し、チャタリング防止回路
は零点検出信号のチャタリングを取り除く。設定値入力
は、分周回路によって任意の検出精度にクロックを分周
する。カウンタはゼロクロス点の周期を計測して、コン
パレータで計測値が許容範囲内かどうかを判断し、計測
値が異常であれば論理和回路から信号が出力される。カ
ウンタおよびコンパレータは、論理和回路の出力信号が
瞬時停電などのノイズによるものかどうかを判断して、
その結果異常であるならば、エラー信号を出力して異常
を知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータの出力
を商用電源と連系し、電力を商用電源より得たり、太陽
電池の発電電力を商用電源へ逆潮流する太陽光発電シス
テムにおいて、特に商用電源の停電時の逆潮流防止装置
に関する。
【従来の技術】図9および図10は、例えば、平成6
年,電気学会論文B,114巻4号に示された従来の太
陽光発電システムを示すもので、図9はシステムの構成
を示す構成図、図10は二つのバンドパスフィルタ74
1および742の周波数対利得特性および周波数対位相
特性を示す特性図である。図9の71は太陽電池、72
はインバータ、73は絶縁トランス、74は二つのバン
ドパスフィルタ(以下BPF)、75はパルス幅変調制御
(以下PWM制御)や逆潮流防止などを行うインバータ
72の制御部、76は連系点の交流電圧を監視する計測
用の変圧器(以下PT)、77は連系点に接続された負荷
装置、78は商用電源であるところの配電系統である。
系統開閉器79は、配電系統78が停電したときに、イ
ンバータ72から配電系統78に電力が流れ込まないよ
うにするための逆潮流防止用のスイッチである。まず通
常の動作について説明する。太陽電池71で発電した直
流電力は、インバータ72により交流電力に変換され、
絶縁トランス73と系統開閉器79を介して配電系統7
8に連系される。このとき、制御部75は、連系点のP
T76の検出信号によって電圧位相を検出して連系点で
配電系統78と同位相の交流電圧になるようにインバー
タ72をPWM制御する。一方、インバータ72の出力
電流iは、負荷装置77に加わる配電系統電圧vと力率
が1になるようにフィードバック制御される。また、BP
F1741 およびBPF742の中心周波数は図10に示すよう
に、例えば48Hzと52Hzのそれぞれ2箇所に設定
して、その間の50Hzとで周波数対位相をゼロとし、
また周波数対利得の微分値をほぼゼロの特性に設計す
る。その際、太陽電池71の発電電力量は天候や気温な
どに大きく影響を受けるので、制御部75は太陽電池7
1の発電電力を常に最大に引き出すようにインバータ7
2を制御する。次に、配電系統78が工事や事故などに
よって停電した場合、インバータ72の出力電圧v′
が、そのまま負荷装置77に加わることになる。このと
き、もし負荷装置77がモータなどの誘導性の負荷であ
った場合、BPFの出力電流i*は制御電流iに対して
遅れ位相となり、図10の位相特性によって周波数を減
少するように制御されiは伝達関数の位相がゼロとなる
フィードバック周波数の48Hz付近に移動する。また
負荷装置77が容量性の場合、制御部75は逆にiの周
波数を増加させるように制御して52Hz付近に移動す
る。したがって、制御部75は、BPF74の出力電流
i*の周波数を監視することによって、配電系統78の
停電を検知することができ、これによって、系統開閉器
79をオフしてインバータ72と配電系統78を切り離
す(以下解列)。
【発明が解決しようとする課題】従来の太陽光発電シス
テムは以上のように構成されており、従来例で±2Hz
の精度で停電を検知することが可能である。太陽光発電
システムの逆潮流防止は、電力系統の保安や保全を行う
作業者の安全および工事や事故による停電を早期に復旧
するための作業効率の向上を図る上で重要な機能である
ので、高い精度での検出が要求される。図9の構成で
は、BPFのQ(フィルタの尖鋭度)を上げて検出範囲
を狭めればさらに高い精度での検出を実現することが可
能である。しかし、一般的なLCフィルタなどによって
二つのBPFの中心周波数の範囲を基本周波数(例えば
50Hz)を中心にしてきわめて狭く設定するには限界
がある。また、抵抗負荷のように力率が1.0 の場合や
並列連系運転などの時に誘導性や容量性の負荷が複数台
接続されている場合などは連系点が平衡状態となって周
波数シフトが起こらない可能性がある。一方、インバー
タ自体はノイズ源であるので、PTの検出信号にノイズ
が入り込みやすい。このような場合、一般にフィルタを
挿入して対処するが、このような方法ではフィルタの時
定数によって実際の連系点の電圧とフィルタの出力電圧
信号との間に時間のずれが生じてしまう。この時間差が
大きいとノイズの影響で信号が急変すると、応答が遅れ
て位相ずれが起こり他の機器に悪影響を与えたり、最悪
の場合には発振してしまう恐れがある。従来例において
は、これらの対処について何ら言及されていなかった。
本発明の目的は、配電系統が停電した場合にインバータ
のスイッチングノイズなどに対して影響を受けずに、確
実にしかも高精度に停電を検出して速やかに配電系統と
解列を行い、逆潮流を防止することにある。
【課題を解決するための手段】上記目的は、図9に示す
BPF74の代わりに図11に示す連系点ゼロクロス周
期監視回路10(以下ゼロクロス監視回路という)を設
けることにより達成される。ゼロクロス監視回路10の
入出力信号の仕様は、次の通りである。ゼロクロス監視
回路10は、PT76の連系点の交流電圧を入力して、
ゼロクロス点でパルス状の信号213を生成する。同時
にゼロクロス監視回路10は、配電系統の停電を常時監
視しており、もし停電になれば、エラー信号212を出
して制御部75に知らせる。制御部75は、エラー信号
212が入力されたことによって系統連系開閉器79を
オフして配電系統78と解列する。配電系統が正常であ
る場合、零点検出信号は一定の周波数になる。その際、
必ずインバータの出力電圧と配電系統電圧の位相は一致
する。この零点検出信号を零点検出信号周期よりもきわ
めて速い周期のクロックで計測すれば一定の値が得られ
る。しかし、零点検出信号が止まってしまうとインバー
タは、出力電圧の周波数をしだいに増加または減少させ
る。このとき、計測値は一定値をはずれた値を示すこと
になり、配電系統が停電したことを検知できる。また、
零点検出信号にチャタリングが発生している場合、零点
検出信号の開始時点からチャタリングが治まるまでの時
間をカウンタで計数し、その間一定レベルを保持する回
路を構成することでチャタリングのない信号を取り出す
ことができる。この信号を上記の手段で計測することに
よって、停電を誤検出することなく高精度に検知するこ
とができるので、確実に配電系統を解列することができ
る。
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図1から
図6について説明する。図1は、本発明のゼロクロス監
視回路10の詳細ブロック図である。便宜上商用電源の
周波数を50Hzとして説明する。零点検出信号生成回
路20は、連系点交流電圧214のゼロクロス点でパル
ス状の20msのクロック信号313を生成する。クロッ
ク信号21は計測用クロックであり、分周回路22は設
定値入力211の値により任意の分周比にクロック信号
を分周して、カウンタ23はゼロクロス信号の周期を計
測する。この時、カウンタ23は分周回路22のクロッ
ク信号412でカウント動作をして、213の信号でカ
ウント値はゼロクリアされる。したがって、通常のカウ
ンタ23の値はクロック信号412の周期をtとすると
20ms/t=一定値を取る。また、計測精度はt/20
msとなる。商用電源の周波数は±1Hz程度であるの
で、コンパレータ24のLim_Hiを51Hzコンパ
レータ25のLim_Loを49Hzに設定して、もし
停電などで周波数変動範囲を越えた場合は論理和回路2
6より信号が出力される。カウンタ27は、論理和回路
26の信号が周波数変動範囲外の信号であればその間カ
ウント動作を行い、周波数変動範囲内であればカウント
値はゼロクリアされ続ける。この動作は、論理和回路2
6の信号が瞬時停電などのノイズによるものかどうかを
判断するために行うもので、コンパレータ28で設定し
た時間を越えたときにエラー信号212を出して制御部
へ知らせる。以上のようにゼロクロス点の周期を常に計
測して、計測値に異常があるとエラー信号212を出力
するような回路構成にすることによって制御部は停電時
に確実に配電系統を解列することができる。しかし、零
点検出信号生成回路20の零点検出信号213にチャタ
リングなどのノイズが入ると計測は不可能になる。一方
零点検出信号213は、連系点交流電圧214のゼロク
ロス点に対して速やかに出力すべきである。これは図2
(b)のΔTを小さくすることであり、もしΔTが大き
すぎると応答が遅くなったり補正ができなくなる場合が
ある。したがって、チャタリング防止回路29は零点検
出信号313に発生するノイズを取り除くとともに、連
系点交流電圧214のゼロクロス点に対して速やかに零
点検出信号213を出力することを目的とした回路であ
る。図2(a)は制御ブロック図であり、(b)は動作波形
である。ここで、(a)のω0*は商用電源角周波数、Δ
ωは補正量、−Kp37は比例定数、36はΔωの上限
と下限のリミッタである。34はω0*とΔωの加算値
ω*をデジタル積分して連系点交流電圧Vrsの位相指
令θrs*としている。また、ゼロ点検出信号213
は、連系点交流電圧Vrs214の零位相時点でのθrs*を
ホールドしてその値を位相誤差Δθとしている。制御部
75は(b)に示すように、連系点交流電圧Vrs214の零
位相時点tzでの位相指令θrs*をゼロ(位相誤差Δ
θをゼロ)に収束するようにΔωを補正する。このとき
零点検出信号213は、ハードウエアなどによって、連
系点交流電圧Vrs214のゼロクロス点tzよりもΔTだけ
遅れて生成される。このことから、制御部75は、零点
検出信号213でホールドされたθn*に対してΔtだ
け進んだ位置にゼロ点がくるように位相指令θrs*を
補正している。また、位相指令θrs*を符号付きとし
て扱い、Δθが正の場合はΔωを負とし、Δθが負の場
合はΔωを正として位相指令θrs*の傾きを変えるこ
とでΔθをゼロに収束させている。図3は、以上の制御
を行ったときの1周期分の零点検出信号と位相指令信号
θrs*およびインバータの出力電圧の関係を示すもの
である。このように、配電系統が正常であれば、補正量
Δωは増減を常に繰返し、位相誤差Δθはゼロになるよ
うに補正される。しかし、配電系統が停電するとΔθの
補正は行われなくなり補正量Δωは、正か負かのどちら
か一方の値しか取らなくなる。その結果、ω*の積分3
4によって誤差が次々に積算していく。図4はその一例
で、停電によってΔωがマイナスの方向に誤差が積算さ
れていき、そのために急速に位相指令θrs*の傾きが
大きくなっていく様子を示す。最終的には、Δωにリミ
ッタ36がついているのでマイナスのリミッタに到達し
た時点で位相指令θrs*の傾きは止まる。このよう
に、配電系統が停電すると制御部75は、位相指令θr
s*の傾きを変化させるので、インバータの交流電圧の
周波数も変化する。したがって、連系点の交流電圧のゼ
ロクロス点の周期を計測することによって、配電系統の
停電を検知することができる。図5は、チャタリング防
止回路29の回路ブロック図の一例で、図6は図5の回
路の動作タイムチャートである。以下、図5の動作を図
6のタイムチャートを参照して説明する。Dタイプフリ
ップフロップ53(以下F/Fとする)の出力レベルQ
は、零点検出信号313(CK)の立上りエッジによって
Hiレベルになる。この信号によって、カウンタ51の
動作は許可されて計数を開始する。次に、カウンタ51
は、分周クロック信号412によってカウント動作す
る。零点検出信号313のチャタリングを含む有効レベ
ルのパルス幅の時間Tdをディレー値511に設定して
おくとカウンタ51は、ディレー値511になるまで計
数を行い計数を終了した時点でワンショット回路52に
信号を与える。ワンショット回路52は、カウンタ51
からの信号を受けてF/F53へクリア信号CLを出力
してF/Fの出力QをLoレベルにする。カウンタ51
は、F/F53の出力QがLoレベルになったことによ
って計数を停止する。ここで、F/F53の出力信号Q
を取り出すことによって、チャタリングのない零点位相
検出信号213を得ることができる。この例では、F/
F53はDタイプフリップフロップを使用したが、それ
以外のフリップフロップ(例えばJ−Kフリップフロッ
プ)や数種類のICを組み合わせても図6のような信号
を作り出すことは可能である。以上のような構成にする
ことによって零点検出信号は、配電系統の交流電圧のゼ
ロクロス点で即座に信号が現れ、カウンタを持つことに
よって零点検出信号にチャタリングが起こっていても、
チャタリングのない信号を取り出すことができるので、
ノイズ対策に有効である。また、カウンタに入力する分
周クロック信号412の周波数を速くするほど、元来の
零点検出信号313のパルス幅と同程度のパルス幅でチ
ャタリングのない零点検出信号213を復元できる。図
7は本発明の別の実施例で、本発明の機能を中央演算処
理装置(以下CPU)31に持たせたものである。計測用
クロック信号311は、分周回路22により設定値入力
211で設定した分周比に分周されCPU31に加えら
れる。これによりCPU31は、分周回路22によって
任意の精度で配電系統の周期を計測することができる。
また、零点検出信号313はチャタリング防止回路29
によって、ノイズを取り除かれた信号213になる。C
PU31は、クロック信号412と零点検出信号213を
割り込み入力信号として、ゼロクロス点の周期を計測す
る。もしCPU31の計測値に異常が見つかるとCPU
31は、即座にエラー信号314を出力してCPU32
に知らせる。CPU32は、CPU31 からエラー信号を受
信すると配電系統を解列する。図8はCPU31の処理
フローチャートの例である。図8の動作を図3を参照
し、さらに商用電源を50Hzと仮定して説明する。メ
インプログラムでは、まずカウンタ1およびカウンタ2
の値をゼロにするなどの初期設定を行い、その後カウン
タ1のデータを逐次監視する。カウンタ1およびカウン
タ2とは、作業用メモリエリアに割り付けたアドレスの
名称である。カウンタ1には、零点検出信号周期の計測
結果が保持されている。計測方法は、サブルーチン2に
より1回毎にカウンタ2の内容に1を加える。サブルー
チン2の起動は、図3のように割り込み入力2の周期T
s毎に行われる。割り込み入力2は、例えばマイクロコ
ンピュータに内蔵されているタイマ割り込みや外部クロ
ック信号412などを利用する。サブルーチン2の計測
結果は、(b)によりカウンタ2の内容をカウンタ1に
退避することにより保存される。その後、カウンタ2の
値をゼロにして再度計測を行う準備をする。サブルーチ
ン1の起動は、例えば零点検出信号213の立上り(図
3の割り込み1)で行うこととする。一例として、零点
検出信号周期(割り込み1)を50Hzとし、割り込み
2の周期を200μsとすると計測結果は20ms/20
0μs=100となる。商用電源の周波数変動は、±1
Hz程度であるので、メインプログラムでは、その範囲
内か範囲外かを監視〔13および14〕して範囲外であ
ればエラー処理15を行う。つまり、この例では100
±2の範囲か否かを監視することによって、周波数シフ
トが起こったことを確認することができる。エラー処理
15は、CPU32へのエラー信号出力314やPWM
制御の停止あるいはノイズによる影響で計測値が異常と
なったのかを確認して、もしノイズの影響による計測値
異常であればカウンタ1をプリセットして通常の処理に
戻るようにするなどの処理を行う。このとき割り込み2
の周期Tsを速くするほど検出精度は向上する。このよ
うに、CPU31に系統連系保護専用の処理を行わせる
ことによって、図1の回路は1チップのCPUに置き換
わることになるので小型化が図れる。また、CPU32
の処理が膨大になった時には、一部の処理をCPU31
へ移管するなどして処理を分担してもよい。CPU31
およびCPU32で処理を分担すれば、作業の体系化が
図れるため、それぞれ別々にソフトウエアの開発を行う
ことができるので、ソフトウエア開発の効率向上と開発
期間の短縮化に寄与できる。さらに、系統連系保護に関
しては、性能を満足すればソフトウエアの変更はほぼし
なくてもよい。もし、保護に関係する以外の機能の追加
や削除を行う場合には、CPU32のソフトウエアを操
作することになる。したがって、CPU31を系統連系
保護専用とすることにより機能拡張などのメンテナンス
をスムーズに行うことができる。
【発明の効果】本発明によれば、配電系統電圧の零点検
出信号の周期よりもきわめて速い周期のクロック信号で
零点検出信号の周期を計測する方法と、位相検出信号の
チャタリングを除去する信号成形回路によって、商用電
源の停電をノイズなどによる誤検出なしに確実に高精度
に検出することができる効果があるので、すぐれた逆潮
流防止装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連系点ゼロクロス周期監視回路のブロ
ック図。
【図2】本発明の周波数シフト動作原理図。
【図3】本発明の周波数シフトにおける各点の定常時の
動作波形図。
【図4】本発明の周波数シフトにおける各点の異常時の
動作波形図。
【図5】本発明のチャタリング防止回路のブロック図。
【図6】本発明のチャタリング防止回路のタイムチャー
ト。
【図7】本発明の別の連系点ゼロクロス周期監視回路の
ブロック図。
【図8】図7のCPU1の処理のフローチャート。
【図9】従来の周波数シフト方式によるブロック図。
【図10】従来の周波数シフト方式によるバンドパスフ
ィルタの周波数対利得特性および周波数対位相の特性
図。
【図11】本発明のゼロクロス点周期計測方式の全体の
ブロック図。
【符号の説明】
20…零点検出信号生成回路、21…クロック、22…
分周回路、23,27…カウンタ、24,25,28…
コンパレータ、29…チャタリング防止回路、211…
設定値入力、212,314…エラー信号、213,3
13…零点検出信号、214…連系点交流電圧、311
…計測用クロック。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】太陽電池と前記太陽電池で発電した直流電
    力を所定の交流電力に変換する電力変換装置を持ち、前
    記電力変換装置を商用電源に連系して電力の授受を行う
    太陽光発電システムにおいて、連系点のゼロクロス点を
    検出して零点検出信号を作る手段と零点検出信号周期よ
    りも速い周期のクロック信号発生手段と、零点検出信号
    とクロック信号を入力信号として、零点検出信号の周期
    を計測するためのカウンタを具備し、前記零点検出信号
    入力によってカウンタは計数値をゼロクリアし、前記ク
    ロック信号で計数値をアップまたはダウンして、ゼロク
    ロス点の周期の計測を行い、ゼロクロス点の周期の計測
    結果に異常があれば系統との連系を遮断することを特徴
    とする太陽光発電システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、零点検出信号のパルス
    幅の時間を計測するためのカウンタを具備し、カウンタ
    は零点検出信号とクロック信号を入力信号として、カウ
    ンタは零点検出信号が入力されたことによって計数を開
    始し、任意に設定した計数値になるまでクロック信号に
    よって計数を行い、零点検出信号入力時点から設定した
    計数値になるまでの時間,信号を有効レベルに保持する
    出力信号を発生するチャタリング防止回路。
  3. 【請求項3】請求項2の前記チャタリング防止回路を設
    け、前記チャタリング防止回路の出力信号を零点検出信
    号として請求項1の前記ゼロクロス点の周期の計測を行
    い、計測値異常により系統との連系を遮断する太陽光発
    電システム。
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