JPH09106642A - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
- Publication number
- JPH09106642A JPH09106642A JP28817295A JP28817295A JPH09106642A JP H09106642 A JPH09106642 A JP H09106642A JP 28817295 A JP28817295 A JP 28817295A JP 28817295 A JP28817295 A JP 28817295A JP H09106642 A JPH09106642 A JP H09106642A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- front lid
- torsion spring
- tape
- tape cassette
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な機械設備でトーションばねを前蓋に仮
止めし、しかも前蓋をケースに効率よく組立し自動組立
作業を容易化する。 【解決手段】 前蓋7の内側面に突設した支軸71に装
着されるトーションばね8の自由端81の一方をコイル
部83内径を横切って折曲げて支軸71に当接配備した
ことで、簡単な機械設備でトーションばねを前蓋に仮止
めし、しかも前蓋をケースに効率よく組立できる。
止めし、しかも前蓋をケースに効率よく組立し自動組立
作業を容易化する。 【解決手段】 前蓋7の内側面に突設した支軸71に装
着されるトーションばね8の自由端81の一方をコイル
部83内径を横切って折曲げて支軸71に当接配備した
ことで、簡単な機械設備でトーションばねを前蓋に仮止
めし、しかも前蓋をケースに効率よく組立できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル信号を記
録するのに使用して適切なテープカセットいわゆるDA
Tに関するものである。
録するのに使用して適切なテープカセットいわゆるDA
Tに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル記録に用いられるテープ
カセットにおいては、テープを巻装した一対のハブをケ
ース内に備え、ケース前面を覆う前蓋が支軸で回動自在
にケースに枢着され、この前蓋の開閉でテープを露呈し
たり、被覆したりするもので、該前蓋には、閉蓋方向に
付勢するトーションばねを支軸に装着してケースと前蓋
とに介在配備するものが用いられている。(実開昭63
−6576号公報)
カセットにおいては、テープを巻装した一対のハブをケ
ース内に備え、ケース前面を覆う前蓋が支軸で回動自在
にケースに枢着され、この前蓋の開閉でテープを露呈し
たり、被覆したりするもので、該前蓋には、閉蓋方向に
付勢するトーションばねを支軸に装着してケースと前蓋
とに介在配備するものが用いられている。(実開昭63
−6576号公報)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種のテ
ープカセットでは、ケース前面を覆う前蓋の開閉時に動
作するトーションばねを上ケースと前蓋に介在配備する
際に、自動機でトーションばねを嵌着させることが難し
く、殊に従来実開昭63−6576号のように、図7に
示す如くトーションばねAの一方の自由端を略U字状部
Bにして、これを前蓋Dの側面に突設した係止保持部C
に保持するのに、自動機で嵌着させるためには機械が複
雑となり、自動組立が困難で生産性があげられないなど
問題があった。本発明は、これら従来の欠点を排除しよ
うとするもので、簡単な機械設備でトーションばねを前
蓋に仮止めでき、しかも効率よく組立を行えて自動組立
を簡便化し、生産性を大巾に向上することができるテー
プカセットを提供することを目的としたものである。
ープカセットでは、ケース前面を覆う前蓋の開閉時に動
作するトーションばねを上ケースと前蓋に介在配備する
際に、自動機でトーションばねを嵌着させることが難し
く、殊に従来実開昭63−6576号のように、図7に
示す如くトーションばねAの一方の自由端を略U字状部
Bにして、これを前蓋Dの側面に突設した係止保持部C
に保持するのに、自動機で嵌着させるためには機械が複
雑となり、自動組立が困難で生産性があげられないなど
問題があった。本発明は、これら従来の欠点を排除しよ
うとするもので、簡単な機械設備でトーションばねを前
蓋に仮止めでき、しかも効率よく組立を行えて自動組立
を簡便化し、生産性を大巾に向上することができるテー
プカセットを提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、テープを巻装
した一対のハブをケース内に回転可能に収納し、該テー
プを一方のハブからケース前面に張架され、かつ他方の
ハブに巻き取るもので、ケース前面に張架されたテープ
を露呈するための開口部と、該開口部の左右で連通する
テープ引出口と、開口部を開閉する回動自在の前蓋とを
ケースに備えると共に、該前蓋を閉蓋方向に付勢するト
ーションばねをケースと前蓋とに介在配備したテープカ
セットにおいて、前記前蓋の内側面に突設した支軸に装
着されるトーションばねの自由端の一方をコイル部内径
を横切って折曲げて支軸に当接配備したものである。
した一対のハブをケース内に回転可能に収納し、該テー
プを一方のハブからケース前面に張架され、かつ他方の
ハブに巻き取るもので、ケース前面に張架されたテープ
を露呈するための開口部と、該開口部の左右で連通する
テープ引出口と、開口部を開閉する回動自在の前蓋とを
ケースに備えると共に、該前蓋を閉蓋方向に付勢するト
ーションばねをケースと前蓋とに介在配備したテープカ
セットにおいて、前記前蓋の内側面に突設した支軸に装
着されるトーションばねの自由端の一方をコイル部内径
を横切って折曲げて支軸に当接配備したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】このテープカセットでは、前蓋7
を上ケース1に組み込むに当り、トーションばね8を前
蓋7の支軸71にばね8のコイル部83を嵌挿すると、
トーションばね8の自由端81の一方がコイル部内径を
横切って折曲げられているので、弾性変形し支軸71に
当接されてトーションばね8を仮り止めし確実に保持す
ることができる。即ち、トーションばね8が支軸71の
根元部で仮止されて前蓋7の上ケース1への組み込み時
に、トーションばね8の一方の自由端81を前蓋側面の
係止用突起72に容易に係合できるし、他の自由端82
も上ケース1の内面に当接係合も簡便に行うことができ
る。そしてテープカセットの保存時には、前蓋7がトー
ションばね8の付勢力で閉じられテープを安全状態で密
封され、デッキ装填時にはスライダの摺動に連動して前
蓋7が開放されテープが露出されてデジタル記録・再生
に使用できるものである。
を上ケース1に組み込むに当り、トーションばね8を前
蓋7の支軸71にばね8のコイル部83を嵌挿すると、
トーションばね8の自由端81の一方がコイル部内径を
横切って折曲げられているので、弾性変形し支軸71に
当接されてトーションばね8を仮り止めし確実に保持す
ることができる。即ち、トーションばね8が支軸71の
根元部で仮止されて前蓋7の上ケース1への組み込み時
に、トーションばね8の一方の自由端81を前蓋側面の
係止用突起72に容易に係合できるし、他の自由端82
も上ケース1の内面に当接係合も簡便に行うことができ
る。そしてテープカセットの保存時には、前蓋7がトー
ションばね8の付勢力で閉じられテープを安全状態で密
封され、デッキ装填時にはスライダの摺動に連動して前
蓋7が開放されテープが露出されてデジタル記録・再生
に使用できるものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図6の例で説明す
ると、上ケース1と下ケース2とからなるケース内にテ
ープ15を巻装した一対のハブ3,3を回転可能に収納
し、該テープ15を一方のハブ3からケース前面に張架
され、かつ他方のハブ3に巻き取るもので、ケース前面
に張架されたテープを露呈するための開口部16と、該
開口部16の左右で連通するテープ引出口17,17
と、開口部16を開閉する回動自在の前蓋7とをケース
に備えると共に、該前蓋7を閉蓋方向に付勢するトーシ
ョンばね8を上ケース1と前蓋7とに介在配備したテー
プカセットにおいて、前記前蓋7の内側面に突設した支
軸71に装着されるトーションばね8の自由端81の一
方をコイル部83内径を横切って折曲げて支軸71に当
接配備したテープカセットとしてある。
ると、上ケース1と下ケース2とからなるケース内にテ
ープ15を巻装した一対のハブ3,3を回転可能に収納
し、該テープ15を一方のハブ3からケース前面に張架
され、かつ他方のハブ3に巻き取るもので、ケース前面
に張架されたテープを露呈するための開口部16と、該
開口部16の左右で連通するテープ引出口17,17
と、開口部16を開閉する回動自在の前蓋7とをケース
に備えると共に、該前蓋7を閉蓋方向に付勢するトーシ
ョンばね8を上ケース1と前蓋7とに介在配備したテー
プカセットにおいて、前記前蓋7の内側面に突設した支
軸71に装着されるトーションばね8の自由端81の一
方をコイル部83内径を横切って折曲げて支軸71に当
接配備したテープカセットとしてある。
【0007】前記トーションばね8としては、前記支軸
71の根元部で仮止されるものであって、前蓋7の上ケ
ース1への組み込み時に、トーションばね8の一方の自
由端81を前蓋側面の係止用突起72に係合すると共
に、他方の自由端82は上ケース1の内面に当接係合す
るもので、前記トーションばね8の自由端81は、コイ
ル部83の内径を前記支軸71の外径より狭くすること
で、トーションばね8の装着時に自由端81を弾性変化
させて、その弾性力により確実な保持ができるようにし
てある。
71の根元部で仮止されるものであって、前蓋7の上ケ
ース1への組み込み時に、トーションばね8の一方の自
由端81を前蓋側面の係止用突起72に係合すると共
に、他方の自由端82は上ケース1の内面に当接係合す
るもので、前記トーションばね8の自由端81は、コイ
ル部83の内径を前記支軸71の外径より狭くすること
で、トーションばね8の装着時に自由端81を弾性変化
させて、その弾性力により確実な保持ができるようにし
てある。
【0008】なお、カセットケースは上ケース1と下ケ
ース2の組合せ構造とし、前蓋7の側面支軸71に装着
されるトーションばね8の自由端の一方81はコイル部
83の内径より小さくし、かつ前蓋の側面支軸径より狭
くし、組立時には前記前蓋7の側面の軸71に圧入し仮
止めする。具体的には、前記前蓋7の側面支持71径が
φ2.5mm、トーションばね8のコイル部83の内径
がφ2.9mm、トーションばね8の自由端の一方81
の寸法tは2.2mmに設定する。この場合前記トーシ
ョンばね8を、前記前蓋7の側面の軸71の根元側で仮
止し、ケースに前蓋7を組み込むことにより、トーショ
ンばねの一方の自由端81は前蓋側面の突起72に係合
し、他方の自由端82は上ケース1に係合される。
ース2の組合せ構造とし、前蓋7の側面支軸71に装着
されるトーションばね8の自由端の一方81はコイル部
83の内径より小さくし、かつ前蓋の側面支軸径より狭
くし、組立時には前記前蓋7の側面の軸71に圧入し仮
止めする。具体的には、前記前蓋7の側面支持71径が
φ2.5mm、トーションばね8のコイル部83の内径
がφ2.9mm、トーションばね8の自由端の一方81
の寸法tは2.2mmに設定する。この場合前記トーシ
ョンばね8を、前記前蓋7の側面の軸71の根元側で仮
止し、ケースに前蓋7を組み込むことにより、トーショ
ンばねの一方の自由端81は前蓋側面の突起72に係合
し、他方の自由端82は上ケース1に係合される。
【0009】図中、4はロックギアでハブ3に突設され
る。5はブレーキ部材、6はブレーキばね、9はスライ
ダ、10はスライダばね、11は窓板部、12,13は
シート、14は誤消去防止プラグ、16は開口部、17
はテープ引出口である。
る。5はブレーキ部材、6はブレーキばね、9はスライ
ダ、10はスライダばね、11は窓板部、12,13は
シート、14は誤消去防止プラグ、16は開口部、17
はテープ引出口である。
【0010】
【発明の効果】本発明は、前蓋の内側面に突設した支軸
に装着されるトーションばねの自由端の一方をコイル部
内径を横切って折曲げて支軸に当接配備したことによ
り、簡単な機械設備でトーションばねを前蓋側面に仮止
めでき、しかも効率よく組立を行えるため自動組立が可
能となる。
に装着されるトーションばねの自由端の一方をコイル部
内径を横切って折曲げて支軸に当接配備したことによ
り、簡単な機械設備でトーションばねを前蓋側面に仮止
めでき、しかも効率よく組立を行えるため自動組立が可
能となる。
【図1】本発明の実施例を示す分離状態の斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の例で用いられるトーションばねの拡大側
面図である。
面図である。
【図3】図1の例で用いられる前蓋の拡大切断側面図で
ある。
ある。
【図4】図1の例で用いられる前蓋の全体斜視図であ
る。
る。
【図5】図1の例で用いられる前蓋にトーションばねを
圧入した状態の拡大一部切断側面図である。
圧入した状態の拡大一部切断側面図である。
【図6】図1の例での前蓋をケースに装着した組立状態
の拡大一部切断側面図である。
の拡大一部切断側面図である。
【図7】従来例のトーションばねをケースに圧入した状
態を示し、(a)は拡大一部切断側面図、(b)はその
正面図を示す。
態を示し、(a)は拡大一部切断側面図、(b)はその
正面図を示す。
1 上ケース 2 下ケース 3 ハブ 4 ロックギア 5 ブレーキ部材 6 ブレーキばね 7 前蓋 8 ばね 9 スライダ 10 スライダばね 11 窓板部 12,13 シート 14 誤消去防止プラグ 15 テープ 16 開口部 17 テープ引出口 71 支軸 72 係止保持部 81,82 ばね自由端 83 ばねコイル部
Claims (2)
- 【請求項1】 テープを巻装した一対のハブをケース内
に回転可能に収納し、該テープを一方のハブからケース
前面に張架され、かつ他方のハブに巻き取るもので、ケ
ース前面に張架されたテープを露呈するための開口部
と、該開口部の左右で連通するテープ引出口と、開口部
を開閉する回動自在の前蓋とをケースに備えると共に、
該前蓋を閉蓋方向に付勢するトーションばねをケースと
前蓋とに介在配備したテープカセットにおいて、前記前
蓋の内側面に突設した支軸に装着されるトーションばね
の自由端の一方をコイル部内径を横切って折曲げて支軸
に当接配備したことを特徴とするテープカセット。 - 【請求項2】 前記トーションばねが、前記支軸の根元
部で仮止されるものであって、前蓋のケースへの組み込
み時にトーションばねの一方の自由端を前蓋側面の係止
用突起に係合すると共に、他方の自由端はケース内面に
当接係合するものである請求項1記載のテープカセッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28817295A JPH09106642A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28817295A JPH09106642A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | テープカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09106642A true JPH09106642A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17726751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28817295A Pending JPH09106642A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | テープカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09106642A (ja) |
-
1995
- 1995-10-11 JP JP28817295A patent/JPH09106642A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020312 |