JPH09106491A - テナントビル警備装置 - Google Patents

テナントビル警備装置

Info

Publication number
JPH09106491A
JPH09106491A JP26316995A JP26316995A JPH09106491A JP H09106491 A JPH09106491 A JP H09106491A JP 26316995 A JP26316995 A JP 26316995A JP 26316995 A JP26316995 A JP 26316995A JP H09106491 A JPH09106491 A JP H09106491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
security
abnormality
detection sensor
abnormality detection
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26316995A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3615286B2 (ja
Inventor
Michihiko Kusuda
道彦 楠田
Takashi Okawa
隆司 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sohgo Security Services Co Ltd
Original Assignee
Sohgo Security Services Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sohgo Security Services Co Ltd filed Critical Sohgo Security Services Co Ltd
Priority to JP26316995A priority Critical patent/JP3615286B2/ja
Publication of JPH09106491A publication Critical patent/JPH09106491A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3615286B2 publication Critical patent/JP3615286B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Fire Alarms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テナントビルの警備装置において、警備区画
の変更があっても、配線工事を必要とせずに容易に対応
できるようにする。 【解決手段】 ビル内には火災、侵入者等の異常事態を
検知する異常検知センサ100と、施設内を複数に区分
けした警備区画毎に警備/解除状態を設定する警備/解
除設定手段110であるキーボックススが設置される。
各異常検知センサ及び各警備/解除手段を警備区画毎に
割当て、その内容を記憶手段42に記憶させる設定情報
登録手段20を備えている。これにより、ビルのフロア
の間仕切りに変更によって警備区画を変更する場合、警
備区画に割当てられた異常センサやキーボックッスの登
録を変更し直すだけでよく、配線変更の工事を必要とし
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の事業所が同
居するテナントビルにおいて、異常を検知しようとする
区画に異常検知センサを設置し、警備を行なうテナント
ビル警備装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テナントビルには1つのフロアに1つ以
上のテナントが入居しており、通常では1つのテナント
に対して1つの警備区画が割当てられている。テナント
によっては、テナントの東側と西側というように複数の
警備区画が割当てられている場合もある。これら割当て
られた警備区画には、火災、侵入者等の異常事態を検知
する異常検知センサが設置される。これら設置された異
常検知センサは警備区画毎、さらには検知する異常事態
の種類毎に結線されて回路を形成し、警備装置の複数の
入力端子に接続される。警備装置の入力端子はそれぞ
れ、接続された異常検知センサが検知する異常事態の種
類が割当てられている。そして、どの入力端子に検知信
号が入力されたかにより、検知した異常事態の種類を判
断できるようになっている。
【0003】図6は、従来のテナントビルにおける警備
システムを示し、図6(A)は、テナントビルのあるフ
ロア平面図を示している。このフロアにはテナントA,
B,Cが入居しており、テナント毎に警備区画を割当て
ている。このフロアには、異常検知センサ100とし
て、侵入者を検知する侵入者検知センサ101〜10
3、火災を検知する火災センサ104〜106、テナン
ト入口扉の開閉を検知するマグネットスイッチ107〜
109を設置する。また、警備状態または警備解除状態
の切換え、設定を行うための警備/解除設定手段110
として、テナント入り口付近にIDカードや暗証番号に
より操作者の身分を確認した後に、警備/解除状態の切
り換えを行なうキーボックス111〜113を設置す
る。
【0004】異常検知センサ100が異常を検知した際
出力される異常検知信号、および警備/解除設定手段が
出力する警備/解除信号は、警備装置12(12A.1
2B,12C)に送出されるようになっている。各警備
区画の警備/警備解除の設定は、警備区画毎に設けられ
ているキーボックス111〜113を切り換えることに
より行なわれる。警備状態にある警備区画に設置された
異常検知センサが異常事態を検知して検知信号を出力す
るか、火災など、警備状態に関係なく常時検知している
異常事態を異常検知センサが検知して検知信号を出力し
た場合には、警備装置は異常発生を遠隔の監視センタ、
またはテナントビル内に設けられた監視室にいる監視者
に報知する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらテナント
ビルにおいて、入居するテナントの事情により間仕切り
が変更されると、これに対応して警備区画を変更するこ
とになり、各テナントに割当てられた警備区画に設置さ
れる異常検知センサの追加や削除が必要となる。
【0006】従来方法では、設置された異常検知センサ
の配線が、警備区画毎に接続されていたため、警備区画
の変更は、配線をやり直すことにより行なわれていた。
そのため、間仕切り変更が行なわれる度に大掛かりな配
線工事が必要となり、時間的、コスト的に大きな負担と
なっていた。
【0007】図6(B)は、図6(A)のテナントA,
B,Cが3区画に夫々入居していたものが、テナントC
が退去してA,Bの二つのテナントが間仕切りを変更し
て入居することになった場合を示す。例えば、間仕切り
変更により、図6(B)に示すように、以前テナントB
の警備区画にあった侵入者検知センサ102が、テナン
トAの区画に、また、以前テナントCの区画にあった火
災センサ106がテナントBの区画に変更になった場
合、変更のあったセンサを各のテナントの警備装置12
A,12Cに配線し直し、また、不要となった、キーボ
ックス112や警備装置12Bを撤去する必要があっ
た。
【0008】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであり、間仕切り変更にともなって警備区画
が変更されても、大掛かりな配線工事を行なうことな
く、容易かつ正確に警備区画の変更に対応できるテナン
トビル警備装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明におけるテナントビル警備装置は、火災、侵
入者等の異常事態を検知し、検知信号を出力する異常検
知センサと、施設内を複数に区分けした警備区画毎に警
備/解除状態を設定する警備/解除設定手段と、上記異
常検知センサ及び警備/解除設定手段を、警備区画毎に
割当て、その内容を記憶手段に記憶させる設定情報登録
手段と、上記異常検知センサが検知信号を出力したと
き、該異常検知センサが登録されている警備区画と該警
備区画に登録されている警備/解除設定手段を識別し、
該警備/解除設定手段の設定の状態によって異常通報の
可否を判断する制御手段とを備えている。
【0010】また、上記テナントビル警備装置におい
て、火災、侵入者等の異常事態の種別を、異常検知セン
サ毎に登録し、その内容を記憶手段に記憶させる異常種
別登録手段と、異常検知センサが検知信号を出力したと
き、該異常検知センサが登録されている警備区画と、該
警備区画に登録されている警備/解除設定手段を識別
し、該警備/解除設定手段の設定の状態または上記異常
検知センサが検知した異常の種類によって異常通報の可
否を判断する制御手段とを備えるようにすることによ
り、異常の種類に応じた的確な通報を可能にする。
【0011】さらに、外部から登録及び変更を行う場
合、設定情報登録手段、及び異常種別登録手段を外部通
報先に設け、上記各登録手段より入力された登録および
変更内容を一時的に記憶する登録内容記憶手段と、登録
内容記憶手段に記憶された内容を警備装置との間で入出
力し、記憶手段に記憶させる情報入出力手段と、上記異
常検知センサが検知信号を出力したとき、該異常検知セ
ンサが登録されている警備区画と、該警備区画に登録さ
れている警備/解除設定手段を識別し、該警備/解除設
定手段の設定の状態または検知信号を出力した異常検知
センサが検知した異常の種類によって異常通報の可否を
判断する制御手段とを備えた構成とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図示すると
ともに説明する。図1は、請求項1および請求項2に記
載の本発明によるテナントビル警備装置の構成を示すブ
ロック図であり、図2はその具体的構成を示す実施例の
図である。図3は、請求項3に記載の本発明によるテナ
ントビル警備装置の構成を示すブロック図であり、図4
はその実施例の図である。また、図5はテナントビルの
あるフロア平面図を示しており、図5(A)は間仕切り
変更前を、また、図5(B)はテナントCが退去し間仕
切り変更が行なわれた後のフロア平面図を示している。
【0013】始めに、請求項1、および請求項2に記載
の本発明によるテナントビル警備装置の実施の形態を図
面に基づいて説明する。先ず、図5を参照にしてテナン
トビルに設置された警報装置について説明する。
【0014】図5(A)は、テナントビルのあるフロア
平面図を示している。このフロアにはテナントA,B,
Cが入居しており、テナント毎に警備区画を割当ててい
る。このフロアには、異常検知センサ100として、侵
入者を検知する侵入者検知センサ(アドレス101〜1
03)、火災を検知する火災センサ(アドレス104〜
106)、テナント入り口扉の開閉を検知するマグネッ
トスイッチ(アドレス107〜109)が設置され、警
備/解除設定手段110として、テナント入り口付近に
IDカードや暗証番号により操作者の身分を確認した後
に、警備/解除状態の切り換えを行なうキーボックス
(アドレス111〜113)が設置されている。
【0015】異常検知センサ100が異常を検知した際
出力される異常検知信号および警備/解除設定手段が出
力する警備/解除信号は、警備装置10に送出される構
成となっている。次に、上記警報装置10について図1
及び図2に基づいて説明する。
【0016】警報装置10は図1に示すように、設定情
報登録手段20、異常種別登録手段30及び制御手段4
0からなり、具体的にはパーソナルコンピュータが用い
られる。設定情報登録手段20は、侵入者検知センサ等
の異常検知センサ、及びキーボックスを各警備区画に割
り当て登録するものであり、異常種別登録手段30は、
火災、侵入者、施設の異常事態の種別を異常検知センサ
ごとに登録するものである。そして、設定情報登録手段
20及び異常種別登録手段30はパーソナルコンピュー
タのキーボードがその入力手段として用いられれ、登録
や変更の内容を入力し設定する。
【0017】制御手段40は、処理部41であるCPU
により処理を行い、記憶部42であるROMとRAMに
登録内容および設定状態を記憶する。制御手段40と各
種異常センサ100、警備/解除設定手段110等外部
との信号入出力はI/O部43である入出力端子を介し
て行なう。異常発生の際は、入出力端子を介して警報送
出手段50である通信アダプタから外部通報先へ警報を
送出する。
【0018】なお、記憶部42として、パーソナルコン
ピュータの外部記憶手段であるフロッピーディスクやハ
ードディスク、光磁気ディスクを用いてもよい。また、
異常発生の際に警報を外部通報先だけではなく、テナン
トビル内に設けられた監視室にいる監視者に対して送出
し、報知してもよい。
【0019】上述の構成の本発明によるテナントビルの
警備装置が異常を検知した場合の作動について説明す
る。次に、登録の手順について説明する。図5Aに示す
例においては、異常検知センサ100が検知する異常事
態の種類を「防犯」、「火災」の2種類に分けている。
登録は次の2段階により行なう。ただし、登録の順序は
問わない。
【0020】異常種別登録手段30であるパーソナル
コンピュータのキーボードから、センサやキーボックス
に付与されたアドレスが、それぞれどのような異常事態
を検知するセンサなのか、あるいは警備/解除状態を設
定するキーボックスのものなのかということを入力し、
登録を行なう。具体的には、(101=防犯)、・・、
(104=火災)、・・、(107=防犯)、・・、
(111=キーボックス)、・・、というように行な
い、この登録により警備装置10では、アドレスが、ど
のような異常事態を検知するセンサに付与されたものな
のか、あるいは警備/解除状態の設定を行なうキーボッ
クスに付与されたものなのか、ということが認識できる
ようになる。
【0021】設定情報登録手段20であるパーソナル
コンピュータのキーボードから、センサやキーボックス
に付与されたアドレスが、どの警備区画を構成するセン
サ、あるいはどの警備区画のキーボックスに設定された
ものなのかということを入力し、登録を行なう。具体的
には、(101=テナントA)、(102=テナント
B)、(103=テナントC)、・・、というように行
ない、この登録により警備装置10では、アドレスが、
どの警備区画を構成するセンサ、あるいはキーボックス
に付与されたものなのか、ということが認識できるよう
になる。
【0022】上記の2段階の登録の結果、図5(A)に
おける登録内容は、テナントA:防犯(101,10
7)、火災(104)、キーボックス(111)、テナ
ントB:防犯(102,108)、火災(105)、キ
ーボックス(112)、テナントC:防犯(103,1
09)、火災(106)、キーボックス(113)とな
る。 警備装置10ではアドレスをもとに、どの警備区
画においてどのような異常事態が発生したのか、あるい
はどの警備区画の警備/解除状態の設定がなされたのか
を認識できるようになる。
【0023】図5(A)の状態からテナントCが退去
し、間仕切り変更後の例を示しているのが図5(B)で
ある。このときの登録内容は、テナントA:防犯(10
1,102,107)、火災(104)、キーボックス
(111)、テナントB:防犯(103,108,10
9)、火災(105,106)、キーボックス(11
3)となる。 この場合は、(102=テナントB)→
(102=テナントA)、(103=テナントC)→
(103=テナントB)・・、(112=テナントB)
→消去、(113=テナントC)→(113=テナント
B)と変更されることになるが、手順としては、始めに
変更すべき箇所の登録を消去した後、新たな登録を行な
う。
【0024】登録する際、上述のものでは、(101=
防犯)というように1つ1つ登録しているが、(防犯=
101,102,103,107,108,109)と
いうように、一括して行なってもよい。また、接続され
たセンサ等のアドレス、異常事態の種類もしくはキーボ
ックス、警備区画であるテナント、といった内容をあら
かじめ登録しておき、その中から順次選択していくこと
で登録を行なうようにしてもよい。
【0025】本実施例では、警備装置として、パーソナ
ルコンピュータを用いているが、従来使われているよう
な専用の警備装置を用い、登録や変更時のみノートパソ
コンなどを入力端末として接続し、登録や変更を行なう
ようにしてもよい。また、従来使われているような専用
の整備装置にテンキー等の入力装置を設けておき、登録
や変更を行なうようにしてもよい。
【0026】登録完了後の動作について説明する。各警
備区画の警備/解除状態はキーボックス111〜113
により設定される。キーボックス111〜113が出力
する警備/解除信号は、入出力端子を介してCPU41
に入力され、CPU41では、該当する警備区画の警備
/解除状態を設定する。設定された各警備区画の警備/
解除状態はRAM42に記憶される。
【0027】警備状態にある警備区画に設けられた異常
検知センサ101〜103,107〜109が異常事態
を検知し、検知信号を出力した場合、もしくは異常検知
センサ104〜106が火災を検知し、検知信号を出力
した場合は、CPU41は入出力端子を介して防犯、火
災の異常種別と、テナントA、テナントB等の警備区画
に関する情報をRAM42から読出して、当該情報を含
む警報を通信アダプタ50を介して外部通報先へ送出す
る。
【0028】例えば、火災センサ105が異常検知をし
た場合、警備装置10は、センサ105がテナントBの
警備区画にある火災センサであることを認識するが、こ
の場合は、異常の種類が火災であるため、警備/解除設
定手段112が警備解除の状態であっても、警報を外部
通報先に送出する。
【0029】上述のように、本発明のテナントビル警備
システムにおいては、異常検知センサ100のいずれか
が異常状態を検知したとき、警備装置10の制御装置4
0が、そのセンサがどのような異常を検知したのか、ま
た、そのセンサがどの警備区画のものか、さらにそのセ
ンサが設置されている警備区画が警備状態であるか警備
解除状態であるのかを判断し、それらの判断結果に基づ
いて警報を外部通報先に通報するか否かを判断するもの
である。
【0030】なお、本実施例においては警備区画の警備
/解除状態に関係なく警報を送出する場合として、火災
を検知したときの例を示してあるが、警備区画に非常釦
を設置し、非常釦が押された場合にも、警備区画の警備
/解除状態に関係なく警報を送出するようにしてもよ
い。
【0031】次に請求項3に記載の発明によるテナント
ビル警備装置の実施の形態を図3及び図4に基づいて説
明する。尚、図3及び図4において、図1及び図2に記
載された構成要素と同一機能を有するものについては、
便宜上、同一の符号を付している。
【0032】本実施例においては、図4に示すように、
設定情報登録手段20および異常種別登録手段30は、
外部通報先に設置したパーソナルコンピュータを用い、
そのキーボードを入力手段として用いて登録および変更
内容を入力する。また、情報入出力手段として、外部通
報先に設ける通信アダプタ52及び警備装置11内に設
ける通信アダプタ51を用い、外部通報先と警備装置1
1の間で双方向通信を行なう。なお、警備装置11は、
各種信号を処理する処理部41、登録内容を記憶するR
AM ROMからなる記憶部42及び外部からの信号を
入出力するI/O部43を備えるもので、従来用いられ
ている専用の機器を使用する。
【0033】警備装置11と外部の信号入出力はI/O
部43である入出力端子を介して行なう。異常発生の際
は、入出力端子を介して情報入出力手段51である通信
アダプタから外部通報先へ警報を送出する。センサ等の
登録の際は外部通報先において、センサ等登録手段2
0、および異常種別登録手段30であるパーソナルコン
ピュータのキーボードからセンサ等の登録、および変更
内容を入力する。入力された登録、および変更内容は、
登録内容記憶手段である外部通報先に設けるパーソナル
コンピュータのRAM(図示せず)に一時的に記憶され
る。
【0034】その後、登録および変更内容を通信アダプ
タ52、通信回線、通信アダプタ51を経て警備装置1
1へ送出する。警備装置11では、送られてきたセンサ
等の登録、および変更内容をもとにRAM42の登録内
容を書き換える。センサ等の登録、および変更後の動作
については、請求項1および請求項2における実施の形
態に記載のものと同一であるので、説明は省略する。
尚、本実施例においても、前記実施例と同様に、警備区
画に非常釦を設置し、非常釦が押された場合にも、警備
区画の警備/解除状態に関係なく警報を送出するように
してもよい。
【0035】本実施例のテナントビル警備装置によれ
ば、警備装置が設置されたテナントビルから遠く離れた
場所から、各種異常検知センサの警備区画毎への割当や
警備/解除状態の設定等を容易に行うことが可能とな
る。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、テナントビルに設置さ
れた異常検知センサがどの警備区画の異常事態を検知す
るものなのか、警備/解除設定手段であるキーボックス
がどの警備区画の警備/解除状態を設定するのかを登録
している。
【0037】これにより、間仕切り変更によって警備区
画を変更する場合、警備区画に割当てられた異常検知セ
ンサやキーボックスの登録をし直すだけでよく、従来の
ように配線工事を行なう必要がない。従って、配線工事
にともなう時間的、コスト的負担がなくなる。
【0038】また、本発明においては、異常検知センサ
が検知する異常事態の種類も登録するようにしているた
め、設置する異常検知センサが検知する異常事態に変更
があっても容易に対応することができ、警備区画の変更
に柔軟に対応できる。さらに、設定情報登録手段及び異
常種別登録手段を外部通報先に設け、また、警備装置と
の間に情報入出力手段を設けることにより、外部通報先
から設定情報及び異常種別の登録、変更ができる。この
ため、登録及び変更を外部通報先1箇所で集中的に行な
うことがてき、運営が容易かつ確実なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテナントビル警備装置のブロック
構成図である。
【図2】本発明によるテナントビル警備装置の具体的構
成を示す図である。
【図3】本発明の他の実施例に係るテナントビル警備装
置のブロック構成図である。
【図4】本発明の他の実施例に係るテナントビル警備装
置の具体的構成を示す図である。
【図5】テナントビルの警備装置が設置されたフロアを
示す図である。図5(A)は間仕切り変更前の状態、図
5(B)は間仕切り変更後の状態を示す。
【図6】従来の警備装置が設置されたテナントビルのフ
ロアを示す図である。図6(A)は間仕切り変更前の状
態、図6(B)は間仕切り変更後の状態を示す。
【符号の説明】
10、11、12 警備装置 20 設定情報登録手段 30 異常種別登録手段 40 制御手段 41 処理部 42 ROM,RAM 43 I/O部 50 警報送出手段 51、52 情報入出力手段 100 異常検出センサ 110 警備/解除設定手段 101〜103 侵入者検知センサ 104〜106 火災センサ 107〜109 マグネットスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災、侵入者等の異常事態を検知し、検
    知信号を出力する異常検知センサと、 施設内を複数に区分けした警備区画毎に警備/解除状態
    を設定する警備/解除設定手段と、 上記異常検知センサ及び警備/解除設定手段を、警備区
    画毎に割当て、その内容を記憶手段に記憶させる設定情
    報登録手段と、 上記異常検知センサが検知信号を出力したとき、該異常
    検知センサが登録されている警備区画と、該警備区画に
    登録されている警備/解除設定手段を識別し、該警備/
    解除設定手段の設定の状態によって異常通報の可否を判
    断する制御手段とを備えたことを特徴とするテナントビ
    ル警備装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテナントビル警備装置に
    おいて、 火災、侵入者等の異常事態の種別を、異常検知センサ毎
    に登録し、その内容を記憶手段に記憶させる異常種別登
    録手段と、 異常検知センサが検知信号を出力したとき、該異常検知
    センサが登録されている警備区画と、該警備区画に登録
    されている警備/解除設定手段を識別し、該警備/解除
    設定手段の設定の状態または上記異常検知センサが検知
    した異常の種類によって異常通報の可否を判断する制御
    手段とを備えたことを特徴とするテナントビル警備装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のテナントビ
    ル警備装置において、 設定情報登録手段及び異常種別登録手段を外部通報先に
    設け、上記各登録手段より入力された登録および変更内
    容を一時的に記憶する登録内容記憶手段と、上記登録内
    容記憶手段に記憶された内容を警備装置との間で入出力
    し、記憶手段に記憶させる情報入出力手段と、 上記異常検知センサが検知信号を出力したとき、該異常
    検知センサが登録されている警備区画と、該警備区画に
    登録されている警備/解除設定手段を識別し、該警備/
    解除設定手段の設定の状態または検知信号を出力した異
    常検知センサが検知した異常の種類によって異常通報の
    可否を判断する制御手段とを備えたことを特徴とするテ
    ナントビル警備装置。
JP26316995A 1995-10-11 1995-10-11 テナントビル警備装置 Expired - Lifetime JP3615286B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26316995A JP3615286B2 (ja) 1995-10-11 1995-10-11 テナントビル警備装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26316995A JP3615286B2 (ja) 1995-10-11 1995-10-11 テナントビル警備装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09106491A true JPH09106491A (ja) 1997-04-22
JP3615286B2 JP3615286B2 (ja) 2005-02-02

Family

ID=17385743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26316995A Expired - Lifetime JP3615286B2 (ja) 1995-10-11 1995-10-11 テナントビル警備装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3615286B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006185416A (ja) * 2004-09-30 2006-07-13 Rockwell Automation Technologies Inc 産業用オートメーションのためのスケーラブルで柔軟な情報セキュリティ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006185416A (ja) * 2004-09-30 2006-07-13 Rockwell Automation Technologies Inc 産業用オートメーションのためのスケーラブルで柔軟な情報セキュリティ
US8607307B2 (en) 2004-09-30 2013-12-10 Rockwell Automation Technologies, Inc. Scalable and flexible information security for industrial automation

Also Published As

Publication number Publication date
JP3615286B2 (ja) 2005-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8577498B2 (en) Automatic transfer method, transfer robot, and automatic transfer system
JP2008157015A (ja) 入退室管理システム
JPH09106491A (ja) テナントビル警備装置
WO2020130536A1 (ko) 비콘을 이용한 지능형 호출 시스템
JP2003067869A (ja) 入出管理装置
JP3251839B2 (ja) アクセスコントロールシステム
JPH0773241A (ja) 設備制御・追跡システム
JPS60204160A (ja) 集合住宅管理システム
JP2015138430A (ja) 集合住宅遠隔監視システムにおける自動居室退去判定方法
JP2580416B2 (ja) 監視装置
JP2733295B2 (ja) セキュリティシステム
US20230042763A1 (en) Access solution for conveyor systems
JP4689207B2 (ja) 出入管理装置
KR20180062484A (ko) 출입 통제 시스템
JPH07129874A (ja) 集合住宅管理システム
KR20010088687A (ko) 출입관리시스템
JPS63262997A (ja) ホ−ムコントロ−ルシステム
CN116620970A (zh) 电梯连接设备确认系统和电梯连接设备确认方法
KR20230145265A (ko) 기계경비 원격자동세트 시스템 Electronic Security Remote Automatic Set System
KR101159803B1 (ko) 방범 장치 및 그 통신 방법
JPH07293072A (ja) 入退室管理システム
JP2009127311A (ja) 電気錠システム
JP3195229B2 (ja) ビルの警備装置
JPH07269195A (ja) ビル設備の制御装置
JPH10326394A (ja) 警備装置及びそれに用いるカード

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041026

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041029

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071112

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term