JPH0910619A - 破袋機 - Google Patents
破袋機Info
- Publication number
- JPH0910619A JPH0910619A JP2843696A JP2843696A JPH0910619A JP H0910619 A JPH0910619 A JP H0910619A JP 2843696 A JP2843696 A JP 2843696A JP 2843696 A JP2843696 A JP 2843696A JP H0910619 A JPH0910619 A JP H0910619A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- rotary cutter
- pressing member
- bag body
- endless belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 供給される袋体の破袋を容易、かつ確実に行
うことができる破袋機を提供すること。 【解決手段】 切刃7を備えた回転カッタ2と、回転カ
ッタ2に対向して位置する押さえ部材3と、中央部を円
弧状にして回転カッタ2を覆うガイドプレート8とを備
え、供給される袋体Wを押さえ部材3とガイドプレート
8とにより支持しながら、回転カッタ2により破袋し、
下方に排出するようにした破袋機1であって、押さえ部
材3は、上下に対をなす駆動軸10と従動軸11間に掛
け渡された無端帯12と、無端帯12に袋体Wを掛止す
る掛止爪14とを備え、上方の駆動軸10を中心に揺動
可能に支持するとともに、下端の自由端を回転カッタ側
2に付勢するようにし、供給される袋体Wを掛止爪14
により掛止し、所定速度で移行させながら回転カッタ2
により破袋するようにする。
うことができる破袋機を提供すること。 【解決手段】 切刃7を備えた回転カッタ2と、回転カ
ッタ2に対向して位置する押さえ部材3と、中央部を円
弧状にして回転カッタ2を覆うガイドプレート8とを備
え、供給される袋体Wを押さえ部材3とガイドプレート
8とにより支持しながら、回転カッタ2により破袋し、
下方に排出するようにした破袋機1であって、押さえ部
材3は、上下に対をなす駆動軸10と従動軸11間に掛
け渡された無端帯12と、無端帯12に袋体Wを掛止す
る掛止爪14とを備え、上方の駆動軸10を中心に揺動
可能に支持するとともに、下端の自由端を回転カッタ側
2に付勢するようにし、供給される袋体Wを掛止爪14
により掛止し、所定速度で移行させながら回転カッタ2
により破袋するようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、瓶類等の固形物を
収納した袋体を破袋する破袋機に関するものである。
収納した袋体を破袋する破袋機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般の家庭等より排出される廃棄物は、
可燃物と非可燃物とに区分されてそれぞれ袋体に収納し
て排出される。これらの廃棄物の処分に際しては、可燃
物はそのまま焼却炉内に投棄し、焼却することができる
が、非可燃物は、例えば、瓶類、缶類等が混入してお
り、このうち瓶類等の資源は回収して再利用することが
望まれる場合がある。この場合、通常は手作業で袋体を
破袋し、再利用可能なものを取出す方法が採られてい
る。
可燃物と非可燃物とに区分されてそれぞれ袋体に収納し
て排出される。これらの廃棄物の処分に際しては、可燃
物はそのまま焼却炉内に投棄し、焼却することができる
が、非可燃物は、例えば、瓶類、缶類等が混入してお
り、このうち瓶類等の資源は回収して再利用することが
望まれる場合がある。この場合、通常は手作業で袋体を
破袋し、再利用可能なものを取出す方法が採られてい
る。
【0003】しかし、この手作業による破袋方法は、相
当の手数を要し、かつ非能率、非衛生的であるととも
に、危険でもある。本発明者は、この問題点に鑑み、先
に袋体を自動的に破袋する破袋機を提案した。
当の手数を要し、かつ非能率、非衛生的であるととも
に、危険でもある。本発明者は、この問題点に鑑み、先
に袋体を自動的に破袋する破袋機を提案した。
【0004】その概要を図9以下に示す。この破袋機5
0は、回転カッタ51と、回転カッタ51に対向して位
置する押さえ部材52と、回転カッタ51の上方に傾斜
して設けられる案内板53とを備える。回転カッタ51
は、支軸54に所定間隔を存して複数の取付円盤55を
等間隔で取付け、この取付円盤55に切刃56を取付け
たものである。この切刃56は、外周に刃部56aを形
成した円板状としたもので、取付円盤55に好ましくは
複数個(図示例は3個)を等間隔に、かつ一部を取付円
盤55より突出して取付ける。
0は、回転カッタ51と、回転カッタ51に対向して位
置する押さえ部材52と、回転カッタ51の上方に傾斜
して設けられる案内板53とを備える。回転カッタ51
は、支軸54に所定間隔を存して複数の取付円盤55を
等間隔で取付け、この取付円盤55に切刃56を取付け
たものである。この切刃56は、外周に刃部56aを形
成した円板状としたもので、取付円盤55に好ましくは
複数個(図示例は3個)を等間隔に、かつ一部を取付円
盤55より突出して取付ける。
【0005】この回転カッタ51には、これを覆うガイ
ドプレート60を備える。このガイドプレート60は中
央部を円弧状部とした断面U字状とし、かつ切刃56に
対向する位置では切欠部60aを形成し、切刃56がガ
イドプレート60の円弧状部では突出し、供給される袋
体Wを回転カッタ51の回転により破袋するようにした
ものである。
ドプレート60を備える。このガイドプレート60は中
央部を円弧状部とした断面U字状とし、かつ切刃56に
対向する位置では切欠部60aを形成し、切刃56がガ
イドプレート60の円弧状部では突出し、供給される袋
体Wを回転カッタ51の回転により破袋するようにした
ものである。
【0006】押さえ部材52は、ピン70により揺動可
能に支持される可動傾斜板71と、この可動傾斜板71
の自由端を回転カッタ51側に付勢する弾機72とを備
え、弾機72は、連結板73を介して可動傾斜板71に
連結されている。そして、可動傾斜板71の自由端は回
転カッタ51と適宜の間隔を存した位置に保持される。
図中、74は可動傾斜板71上に張設されたゴム板を、
75は排出用コンベアを示す。
能に支持される可動傾斜板71と、この可動傾斜板71
の自由端を回転カッタ51側に付勢する弾機72とを備
え、弾機72は、連結板73を介して可動傾斜板71に
連結されている。そして、可動傾斜板71の自由端は回
転カッタ51と適宜の間隔を存した位置に保持される。
図中、74は可動傾斜板71上に張設されたゴム板を、
75は排出用コンベアを示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構成によ
るときは、押さえ部材52は、供給される袋体を支持す
る能力が弱く、袋体は往々にして回転カッタに伴つて破
袋されずにそのまま排出されるおそれがある。本発明
は、上記問題点に鑑み、供給される袋体の破袋を容易、
かつ確実に行うことができる破袋機を提供することを目
的とする。
るときは、押さえ部材52は、供給される袋体を支持す
る能力が弱く、袋体は往々にして回転カッタに伴つて破
袋されずにそのまま排出されるおそれがある。本発明
は、上記問題点に鑑み、供給される袋体の破袋を容易、
かつ確実に行うことができる破袋機を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明の破袋機は、切刃を備えた回転カッタ
と、該回転カッタに対向して位置する押さえ部材と、中
央部を円弧状にして回転カッタを覆うガイドプレートと
を備え、供給される袋体を押さえ部材とガイドプレート
とにより支持しながら、回転カッタにより破袋し、下方
に排出するようにした破袋機において、上記押さえ部材
は、上下に対をなす駆動軸と従動軸間に掛け渡された無
端帯と、該無端帯に袋体を掛止する掛止爪とを備え、上
部駆動軸を中心に揺動可能に支持するとともに、下端の
自由端を回転カッタ側に付勢するようにし、供給される
袋体を掛止爪により掛止し、所定速度で移行させながら
回転カッタにより破袋するようにしたことを特徴とす
る。
め、本第1発明の破袋機は、切刃を備えた回転カッタ
と、該回転カッタに対向して位置する押さえ部材と、中
央部を円弧状にして回転カッタを覆うガイドプレートと
を備え、供給される袋体を押さえ部材とガイドプレート
とにより支持しながら、回転カッタにより破袋し、下方
に排出するようにした破袋機において、上記押さえ部材
は、上下に対をなす駆動軸と従動軸間に掛け渡された無
端帯と、該無端帯に袋体を掛止する掛止爪とを備え、上
部駆動軸を中心に揺動可能に支持するとともに、下端の
自由端を回転カッタ側に付勢するようにし、供給される
袋体を掛止爪により掛止し、所定速度で移行させながら
回転カッタにより破袋するようにしたことを特徴とす
る。
【0009】上記の構成からなる本第1発明の破袋機
は、袋体を掛止爪により保持しながら回転カッタにより
確実に破袋することができる。
は、袋体を掛止爪により保持しながら回転カッタにより
確実に破袋することができる。
【0010】また、本第2発明の破袋機は、切刃を備え
た回転カッタと、該回転カッタに対向して位置する押さ
え部材と、中央部を円弧状にして回転カッタを覆うガイ
ドプレートとを備え、供給される袋体を押さえ部材とガ
イドプレートとにより支持しながら、回転カッタにより
破袋し、下方に排出するようにした破袋機において、上
記押さえ部材は、上下に対をなす駆動軸と従動軸間に掛
け渡された複数条の無端帯と、該無端帯に袋体を掛止す
る掛止爪と、該無端帯間に配備されるゴムベルトとを備
え、上部駆動軸を中心に揺動可能に支持するとともに、
下端の自由端を回転カッタ側に付勢し、ゴムベルトは、
供給される袋体の受面側において無端帯と同一面となる
ように張設するとともに、その裏面側において無端帯か
ら離間して、掛止爪より突出した位置に導かれるように
し、供給される袋体を掛止爪により掛止し、所定速度で
移行させながら回転カッタにより破袋するとともに、押
さえ部材の裏面側のゴムベルトの離間位置において、掛
止爪に引掛けられた袋体を離脱させるようにしたことを
特徴とする。
た回転カッタと、該回転カッタに対向して位置する押さ
え部材と、中央部を円弧状にして回転カッタを覆うガイ
ドプレートとを備え、供給される袋体を押さえ部材とガ
イドプレートとにより支持しながら、回転カッタにより
破袋し、下方に排出するようにした破袋機において、上
記押さえ部材は、上下に対をなす駆動軸と従動軸間に掛
け渡された複数条の無端帯と、該無端帯に袋体を掛止す
る掛止爪と、該無端帯間に配備されるゴムベルトとを備
え、上部駆動軸を中心に揺動可能に支持するとともに、
下端の自由端を回転カッタ側に付勢し、ゴムベルトは、
供給される袋体の受面側において無端帯と同一面となる
ように張設するとともに、その裏面側において無端帯か
ら離間して、掛止爪より突出した位置に導かれるように
し、供給される袋体を掛止爪により掛止し、所定速度で
移行させながら回転カッタにより破袋するとともに、押
さえ部材の裏面側のゴムベルトの離間位置において、掛
止爪に引掛けられた袋体を離脱させるようにしたことを
特徴とする。
【0011】上記の構成からなる本第2発明の破袋機
は、袋体を掛止爪により保持しながら回転カッタにより
確実に破袋することができるとともに、掛止爪に引掛け
られた袋体を確実に離脱させることができる。
は、袋体を掛止爪により保持しながら回転カッタにより
確実に破袋することができるとともに、掛止爪に引掛け
られた袋体を確実に離脱させることができる。
【0012】また、本第3発明の破袋機は、切刃を備え
た回転カッタと、該回転カッタに対向して位置する押さ
え部材と、中央部を円弧状にして回転カッタを覆うガイ
ドプレートとを備え、供給される袋体を押さえ部材とガ
イドプレートとにより支持しながら、回転カッタにより
破袋し、下方に排出するようにした破袋機において、上
記押さえ部材は、上下に対をなす駆動軸と従動軸間に掛
け渡された無端帯と、該無端帯に袋体を掛止、破袋する
直進刃とを備えたサブカッタとして構成し、上部駆動軸
を中心に揺動可能に支持するとともに、下端の自由端を
回転カッタ側に付勢するようにし、供給される袋体を直
進刃により掛止し、所定速度で移行させながら回転カッ
タ及びサブカッタにより破袋するようにしたことを特徴
とする。
た回転カッタと、該回転カッタに対向して位置する押さ
え部材と、中央部を円弧状にして回転カッタを覆うガイ
ドプレートとを備え、供給される袋体を押さえ部材とガ
イドプレートとにより支持しながら、回転カッタにより
破袋し、下方に排出するようにした破袋機において、上
記押さえ部材は、上下に対をなす駆動軸と従動軸間に掛
け渡された無端帯と、該無端帯に袋体を掛止、破袋する
直進刃とを備えたサブカッタとして構成し、上部駆動軸
を中心に揺動可能に支持するとともに、下端の自由端を
回転カッタ側に付勢するようにし、供給される袋体を直
進刃により掛止し、所定速度で移行させながら回転カッ
タ及びサブカッタにより破袋するようにしたことを特徴
とする。
【0013】上記の構成からなる本第3発明の破袋機
は、袋体を直進刃により保持しながら回転カッタ及びサ
ブカッタにより両側から確実に破袋することができる。
は、袋体を直進刃により保持しながら回転カッタ及びサ
ブカッタにより両側から確実に破袋することができる。
【0014】また、本第4発明の破袋機は、切刃を備え
た回転カッタと、該回転カッタに対向して位置する押さ
え部材と、中央部を円弧状にして回転カッタを覆うガイ
ドプレートとを備え、供給される袋体を押さえ部材とガ
イドプレートとにより支持しながら、回転カッタにより
破袋し、下方に排出するようにした破袋機において、上
記押さえ部材は、上下に対をなす駆動軸と従動軸間に掛
け渡された複数条の無端帯と、該無端帯に袋体を掛止、
破袋する直進刃とを備えたサブカッタとして構成すると
ともに、前記無端帯間に配備したゴムベルトを備え、上
部駆動軸を中心に揺動可能に支持するとともに、下端の
自由端を回転カッタ側に付勢し、ゴムベルトは、供給さ
れる袋体の受面側において無端帯と同一面となるように
張設するとともに、その裏面側において無端帯から離間
して、無端帯に設けられた直進刃より突出した位置に導
かれるように構成し、供給される袋体を直進刃により掛
止し、所定速度で移行させながら回転カッタ及びサブカ
ッタにより破袋するとともに、押さえ部材の裏面側のゴ
ムベルトの離間位置において、直進刃に引掛けられた袋
体を離脱させるようにしたことを特徴とする。
た回転カッタと、該回転カッタに対向して位置する押さ
え部材と、中央部を円弧状にして回転カッタを覆うガイ
ドプレートとを備え、供給される袋体を押さえ部材とガ
イドプレートとにより支持しながら、回転カッタにより
破袋し、下方に排出するようにした破袋機において、上
記押さえ部材は、上下に対をなす駆動軸と従動軸間に掛
け渡された複数条の無端帯と、該無端帯に袋体を掛止、
破袋する直進刃とを備えたサブカッタとして構成すると
ともに、前記無端帯間に配備したゴムベルトを備え、上
部駆動軸を中心に揺動可能に支持するとともに、下端の
自由端を回転カッタ側に付勢し、ゴムベルトは、供給さ
れる袋体の受面側において無端帯と同一面となるように
張設するとともに、その裏面側において無端帯から離間
して、無端帯に設けられた直進刃より突出した位置に導
かれるように構成し、供給される袋体を直進刃により掛
止し、所定速度で移行させながら回転カッタ及びサブカ
ッタにより破袋するとともに、押さえ部材の裏面側のゴ
ムベルトの離間位置において、直進刃に引掛けられた袋
体を離脱させるようにしたことを特徴とする。
【0015】上記の構成からなる本第4発明の破袋機
は、袋体を直進刃により保持しながら回転カッタ及びサ
ブカッタにより両側から確実に破袋することができると
ともに、直進刃に引掛けられた袋体を確実に離脱させる
ことができる。
は、袋体を直進刃により保持しながら回転カッタ及びサ
ブカッタにより両側から確実に破袋することができると
ともに、直進刃に引掛けられた袋体を確実に離脱させる
ことができる。
【0016】また、本第5発明の破袋機は、本第1〜第
4発明の破袋機において、無端帯をチエンにて形成し、
駆動軸及び従動軸にそれぞれ備えたスプロケットホイー
ルに噛合するようにしたことを特徴とする。
4発明の破袋機において、無端帯をチエンにて形成し、
駆動軸及び従動軸にそれぞれ備えたスプロケットホイー
ルに噛合するようにしたことを特徴とする。
【0017】上記の構成からなる発明の破袋機は、無端
帯のすべりをなくし、掛止爪又は直進刃による袋体の保
持を確実にすることができる。
帯のすべりをなくし、掛止爪又は直進刃による袋体の保
持を確実にすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1〜図6は本発明の破袋機の第
1実施例を示す。この破袋機1は、回転カッタ2と、回
転カッタ2に対向して位置する押さえ部材3と、回転カ
ッタ2の上方に傾斜して設けられる案内板4とを備えて
いる。回転カッタ2は、従来の構造と同様に、支軸5に
所定間隔を存して複数の取付円盤6を等間隔で取付け、
この取付円盤6に、外周に刃部7aを形成した円板状の
切刃7を、その外周の一部を取付円盤6より突出するよ
うにして取付ける。切刃7は、その取付位置を変更する
ことにより、1切刃当り4ヶ所が刃部として使用でき、
経済的である。8は回転カッタ2を覆うガイドプレート
を示し、その構造は従来構造(図9及び図10参照)と
同様であり、説明を省略する。
1実施例を示す。この破袋機1は、回転カッタ2と、回
転カッタ2に対向して位置する押さえ部材3と、回転カ
ッタ2の上方に傾斜して設けられる案内板4とを備えて
いる。回転カッタ2は、従来の構造と同様に、支軸5に
所定間隔を存して複数の取付円盤6を等間隔で取付け、
この取付円盤6に、外周に刃部7aを形成した円板状の
切刃7を、その外周の一部を取付円盤6より突出するよ
うにして取付ける。切刃7は、その取付位置を変更する
ことにより、1切刃当り4ヶ所が刃部として使用でき、
経済的である。8は回転カッタ2を覆うガイドプレート
を示し、その構造は従来構造(図9及び図10参照)と
同様であり、説明を省略する。
【0019】なお、本実施例の破袋機1は、その幅方向
で3等分し、図4に示すように、3個の押さえ部材3
a,3b,3c(総称するときは「押さえ部材3」とい
う)を並列した例を示す。ただし、各押さえ部材3a,
3b,3cは同一構造である。
で3等分し、図4に示すように、3個の押さえ部材3
a,3b,3c(総称するときは「押さえ部材3」とい
う)を並列した例を示す。ただし、各押さえ部材3a,
3b,3cは同一構造である。
【0020】上記押さえ部材3a,3b,3cは、各押
さえ部材3a,3b,3cに共通の上部の駆動軸10と
各押さえ部材3a,3b,3c毎に設けられる下部の従
動軸11と両軸間に掛け渡された無端帯12と、これら
を収納し、駆動軸10を中心に揺動可能に支持される枠
体13とにより構成され、無端帯12は供給される袋体
Wを掛止する掛止爪14を備える。
さえ部材3a,3b,3cに共通の上部の駆動軸10と
各押さえ部材3a,3b,3c毎に設けられる下部の従
動軸11と両軸間に掛け渡された無端帯12と、これら
を収納し、駆動軸10を中心に揺動可能に支持される枠
体13とにより構成され、無端帯12は供給される袋体
Wを掛止する掛止爪14を備える。
【0021】枠体13は、駆動軸10を支持する軸受1
5に揺動自在に上端を支持される左右の側板16,17
と、両側板16,17を連結する連結桿18と、裏面側
(回転カッタ2とは反対側)を覆う板材を断面くの字状
に屈曲したカバー19とを備える。このカバー19は、
枠体13の下端の自由端を回転カッタ2側に付勢する弾
機20に連結板21を介して結合され、枠体13の下部
の回転カッタ2側への移行位置は、回転カッタ2と適宜
間隔を存した位置に保持されている。
5に揺動自在に上端を支持される左右の側板16,17
と、両側板16,17を連結する連結桿18と、裏面側
(回転カッタ2とは反対側)を覆う板材を断面くの字状
に屈曲したカバー19とを備える。このカバー19は、
枠体13の下端の自由端を回転カッタ2側に付勢する弾
機20に連結板21を介して結合され、枠体13の下部
の回転カッタ2側への移行位置は、回転カッタ2と適宜
間隔を存した位置に保持されている。
【0022】無端帯12は、図4〜図6に示すように、
チエンにて形成し、駆動軸10及び従動軸11にそれぞ
れ備えたスプロケットホイール22,23に噛合するよ
うにする。無端帯12のチエンは、アタッチメント付チ
エンとし、複数、例えば3本を並列し、それぞれチエン
ローラ31を受け部材32に、チエンアタッチメント3
3を受け部材34により支持するようにし、これら各受
け部材32,34は、連結桿18に取付けるようにす
る。なお、図4において、43は破袋機1の側板を示
す。
チエンにて形成し、駆動軸10及び従動軸11にそれぞ
れ備えたスプロケットホイール22,23に噛合するよ
うにする。無端帯12のチエンは、アタッチメント付チ
エンとし、複数、例えば3本を並列し、それぞれチエン
ローラ31を受け部材32に、チエンアタッチメント3
3を受け部材34により支持するようにし、これら各受
け部材32,34は、連結桿18に取付けるようにす
る。なお、図4において、43は破袋機1の側板を示
す。
【0023】本実施例においては、無端帯12と共に無
端状のゴムベルト30を併用するようにしている。ゴム
ベルト30は、無端帯12の間に配備される。そして、
カバー19の下方にゴムベルト30を通過する切欠き3
5を形成し、かつこの切欠き35の下端に、ゴムベルト
30の案内板36を取付ける。これにより、ゴムベルト
30は、両スプロケットホイール22,23間に張設さ
れる無端帯12の間に配備され、上下端及び供給される
袋体Wの受面側(回転カッタ2側)において無端帯12
のチエンアタッチメント33により支持され、無端帯1
2と同一面となるように張設され、裏面側において案内
板36により無端帯12のチエンアタッチメント33と
は離間される。このとき、案内板36は、無端帯12に
設けられた掛止爪14が通過する距離(無端帯12に対
して、掛止爪14の先端より離れた位置)に設けられて
いるため、掛止爪14は回転カッタ2側ではゴムベルト
30から突出するが、裏面側では、ゴムベルト30が無
端帯12から離れて引き上げられ、掛止爪14はゴムベ
ルト30の内方に移行することとなる。これにより、掛
止爪14に引掛けられた袋体Wは、ゴムベルト30によ
り掛止爪14から離脱する作用を受け、落下する。な
お、図1において、40は排出コンベアを示す。
端状のゴムベルト30を併用するようにしている。ゴム
ベルト30は、無端帯12の間に配備される。そして、
カバー19の下方にゴムベルト30を通過する切欠き3
5を形成し、かつこの切欠き35の下端に、ゴムベルト
30の案内板36を取付ける。これにより、ゴムベルト
30は、両スプロケットホイール22,23間に張設さ
れる無端帯12の間に配備され、上下端及び供給される
袋体Wの受面側(回転カッタ2側)において無端帯12
のチエンアタッチメント33により支持され、無端帯1
2と同一面となるように張設され、裏面側において案内
板36により無端帯12のチエンアタッチメント33と
は離間される。このとき、案内板36は、無端帯12に
設けられた掛止爪14が通過する距離(無端帯12に対
して、掛止爪14の先端より離れた位置)に設けられて
いるため、掛止爪14は回転カッタ2側ではゴムベルト
30から突出するが、裏面側では、ゴムベルト30が無
端帯12から離れて引き上げられ、掛止爪14はゴムベ
ルト30の内方に移行することとなる。これにより、掛
止爪14に引掛けられた袋体Wは、ゴムベルト30によ
り掛止爪14から離脱する作用を受け、落下する。な
お、図1において、40は排出コンベアを示す。
【0024】上記構成において、案内板4からガイドプ
レート8上に投棄された処理すべき袋体Wは、落下して
押さえ部材3に設けた掛止爪14にて掛止され、無端帯
12の移行に伴い下方に移行し、回転カッタ2の切刃7
により切断される。この際、押さえ部材3の無端帯12
の移行速度は、回転カッタ2の回転速度より遅い速度で
運転され、これにより、袋体Wは引き裂かれるようにし
て切断され、破袋が行われる。そして、破袋により、袋
体Wの収納物は下方に落下し、袋体は掛止爪14に引掛
かけられた状態で移行し、後方においてゴムベルト30
が案内板36により引き上げられることにより離脱し、
落下する。この場合、押さえ部材3上に供給された袋体
Wは、強制的に掛止爪14によって下方に送られるの
で、袋体Wを一括して投入した時等に生じるブリッジの
防止に効果的であり、また、押さえ部材3は、幅方向に
複数個並列させ、回転カッタ2への押付けにより各々別
々に揺動するため、種々の大きさの袋体Wが同時に投入
された時も、それぞれの箇所で押さえ部材3と回転カッ
タ2の間隔を袋体Wに対応した最適の間隔に維持した状
態で破袋を行うことができる。なお、無端帯12の移行
方向を反対側、すなわち、供給される袋体Wの受面側
(回転カッタ2側)において上方に移行させるように構
成することもできる。ただし、この場合には、収納物及
び袋体Wが掛止爪14に引掛かけられた状態で裏面側に
移行するのを防止する必要があり、このため破袋機1の
収納室後壁41に調整板42を取り付け、収納室後壁4
1と押さえ部材3との隙間を調整するようにする。
レート8上に投棄された処理すべき袋体Wは、落下して
押さえ部材3に設けた掛止爪14にて掛止され、無端帯
12の移行に伴い下方に移行し、回転カッタ2の切刃7
により切断される。この際、押さえ部材3の無端帯12
の移行速度は、回転カッタ2の回転速度より遅い速度で
運転され、これにより、袋体Wは引き裂かれるようにし
て切断され、破袋が行われる。そして、破袋により、袋
体Wの収納物は下方に落下し、袋体は掛止爪14に引掛
かけられた状態で移行し、後方においてゴムベルト30
が案内板36により引き上げられることにより離脱し、
落下する。この場合、押さえ部材3上に供給された袋体
Wは、強制的に掛止爪14によって下方に送られるの
で、袋体Wを一括して投入した時等に生じるブリッジの
防止に効果的であり、また、押さえ部材3は、幅方向に
複数個並列させ、回転カッタ2への押付けにより各々別
々に揺動するため、種々の大きさの袋体Wが同時に投入
された時も、それぞれの箇所で押さえ部材3と回転カッ
タ2の間隔を袋体Wに対応した最適の間隔に維持した状
態で破袋を行うことができる。なお、無端帯12の移行
方向を反対側、すなわち、供給される袋体Wの受面側
(回転カッタ2側)において上方に移行させるように構
成することもできる。ただし、この場合には、収納物及
び袋体Wが掛止爪14に引掛かけられた状態で裏面側に
移行するのを防止する必要があり、このため破袋機1の
収納室後壁41に調整板42を取り付け、収納室後壁4
1と押さえ部材3との隙間を調整するようにする。
【0025】図7〜図8は、本発明の破袋機の第2実施
例を示す。この実施例は、上記第1実施例の押さえ部材
3の無端帯12に設けた掛止爪14に代えて、袋体を掛
止、破袋する直進刃41を設けることによって、サブカ
ッタ40として構成したものである。この直進刃41
は、無端帯12の上記第1実施例の掛止爪14の取付け
位置と同位置に設け、掛止爪14と略同一高さとし、上
部に切刃42を形成したもので、好ましくは、この切刃
42の両端を突出した鋭角状の食込部42aに形成す
る。 その他の構成は、上記第1実施例の構成と全く同
一であり、説明を省略する。
例を示す。この実施例は、上記第1実施例の押さえ部材
3の無端帯12に設けた掛止爪14に代えて、袋体を掛
止、破袋する直進刃41を設けることによって、サブカ
ッタ40として構成したものである。この直進刃41
は、無端帯12の上記第1実施例の掛止爪14の取付け
位置と同位置に設け、掛止爪14と略同一高さとし、上
部に切刃42を形成したもので、好ましくは、この切刃
42の両端を突出した鋭角状の食込部42aに形成す
る。 その他の構成は、上記第1実施例の構成と全く同
一であり、説明を省略する。
【0026】上記構成において、図8に示すように、直
進刃41を、矢符B方向に、かつその移行速度に、回転
カッタ2の切刃7の周速度(矢符A方向)より通常1/
50〜1/10、さらに好ましくは、1/20程度の速
度差(通常回転カッタ2の回転速度より遅くする)をも
たせることで、袋体Wの引裂及び切断効果を向上させる
ことができる。すなわち、供給された袋体Wは、ゆっく
り直進する直進刃41が突き刺さり、引掛けられた状態
で進んで、回転カッタ2の切刃7と、サブカッタ40の
直進刃41とによって同時に袋体Wの両側から引き裂か
れるようにして、切断される。これにより、袋体Wの両
側に引裂部Wa、Wbが形成され、破袋が行われるとと
もに、袋体Wは直進刃41に引掛けられた状態にあるた
め、袋体Wの中の瓶、缶類等の廃棄物は、すべて袋体W
の外に落下し、排出され、瓶、缶類等の廃棄物が袋体W
内に残留することを完全に防止することができる。この
場合、押さえ部材3上に供給された袋体Wは、強制的に
直進刃41によって下方に送られるので、袋体Wを一括
して投入した時等に生じるブリッジの防止に効果的であ
り、また、押さえ部材3は、幅方向に複数個並列させ、
回転カッタ2への押付けにより各々別々に揺動するた
め、種々の大きさの袋体Wが同時に投入された時も、そ
れぞれの箇所で押さえ部材3と回転カッタ2の間隔を袋
体Wに対応した最適の間隔に維持した状態で破袋を行う
ことができる。
進刃41を、矢符B方向に、かつその移行速度に、回転
カッタ2の切刃7の周速度(矢符A方向)より通常1/
50〜1/10、さらに好ましくは、1/20程度の速
度差(通常回転カッタ2の回転速度より遅くする)をも
たせることで、袋体Wの引裂及び切断効果を向上させる
ことができる。すなわち、供給された袋体Wは、ゆっく
り直進する直進刃41が突き刺さり、引掛けられた状態
で進んで、回転カッタ2の切刃7と、サブカッタ40の
直進刃41とによって同時に袋体Wの両側から引き裂か
れるようにして、切断される。これにより、袋体Wの両
側に引裂部Wa、Wbが形成され、破袋が行われるとと
もに、袋体Wは直進刃41に引掛けられた状態にあるた
め、袋体Wの中の瓶、缶類等の廃棄物は、すべて袋体W
の外に落下し、排出され、瓶、缶類等の廃棄物が袋体W
内に残留することを完全に防止することができる。この
場合、押さえ部材3上に供給された袋体Wは、強制的に
直進刃41によって下方に送られるので、袋体Wを一括
して投入した時等に生じるブリッジの防止に効果的であ
り、また、押さえ部材3は、幅方向に複数個並列させ、
回転カッタ2への押付けにより各々別々に揺動するた
め、種々の大きさの袋体Wが同時に投入された時も、そ
れぞれの箇所で押さえ部材3と回転カッタ2の間隔を袋
体Wに対応した最適の間隔に維持した状態で破袋を行う
ことができる。
【0027】
【発明の効果】本第1発明の破袋機によれば、供給され
る袋体を掛止爪により掛止し、所定速度で移行させなが
ら回転カッタにより破袋するようにしたので、袋体を掛
止爪により保持しながら回転カッタにより確実に破袋す
ることができるとともに、押さえ部材を揺動可能に、か
つ下端の自由端を回転カッタ側に付勢するようにしたの
で、破袋不能物が投入された時は、押さえ部材と回転カ
ッタとの間隔が拡がって、破袋不能物を排出し、押さえ
部材と回転カッタの破損を防止することができる。さら
に、本第2発明の破袋機によれば、これに加え、押さえ
部材の裏面側のゴムベルトの離間位置において、掛止爪
に引掛けられた袋体を離脱させるようにしたので、掛止
爪に引掛けられた袋体を確実に離脱させることができ
る。また、本第3発明の破袋機によれば、供給される袋
体を直進刃により掛止し、所定速度で移行させながら回
転カッタ及びサブカッタにより破袋するようにしたの
で、袋体を直進刃により保持しながら回転カッタ及びサ
ブカッタにより両側からより確実に破袋することができ
るとともに、押さえ部材を揺動可能に、かつ下端の自由
端を回転カッタ側に付勢するようにしたので、破袋不能
物が投入された時は、押さえ部材と回転カッタとの間隔
が拡がって、破袋不能物を排出し、押さえ部材と回転カ
ッタの破損を防止することができる。さらに、本第4発
明の破袋機によれば、これに加え、押さえ部材の裏面側
のゴムベルトの離間位置において、直進刃に引掛けられ
た袋体を離脱させるようにしたので、直進刃に引掛けら
れた袋体を確実に離脱させることができる。また、本第
5発明の破袋機によれば、無端帯をチエンに形成し、駆
動軸及び従動軸にそれぞれ備えたスプロケットホイール
に噛合するようにしたので、無端帯のすべりをなくし、
掛止爪又は直進刃による袋体の保持を確実にすることが
できる。
る袋体を掛止爪により掛止し、所定速度で移行させなが
ら回転カッタにより破袋するようにしたので、袋体を掛
止爪により保持しながら回転カッタにより確実に破袋す
ることができるとともに、押さえ部材を揺動可能に、か
つ下端の自由端を回転カッタ側に付勢するようにしたの
で、破袋不能物が投入された時は、押さえ部材と回転カ
ッタとの間隔が拡がって、破袋不能物を排出し、押さえ
部材と回転カッタの破損を防止することができる。さら
に、本第2発明の破袋機によれば、これに加え、押さえ
部材の裏面側のゴムベルトの離間位置において、掛止爪
に引掛けられた袋体を離脱させるようにしたので、掛止
爪に引掛けられた袋体を確実に離脱させることができ
る。また、本第3発明の破袋機によれば、供給される袋
体を直進刃により掛止し、所定速度で移行させながら回
転カッタ及びサブカッタにより破袋するようにしたの
で、袋体を直進刃により保持しながら回転カッタ及びサ
ブカッタにより両側からより確実に破袋することができ
るとともに、押さえ部材を揺動可能に、かつ下端の自由
端を回転カッタ側に付勢するようにしたので、破袋不能
物が投入された時は、押さえ部材と回転カッタとの間隔
が拡がって、破袋不能物を排出し、押さえ部材と回転カ
ッタの破損を防止することができる。さらに、本第4発
明の破袋機によれば、これに加え、押さえ部材の裏面側
のゴムベルトの離間位置において、直進刃に引掛けられ
た袋体を離脱させるようにしたので、直進刃に引掛けら
れた袋体を確実に離脱させることができる。また、本第
5発明の破袋機によれば、無端帯をチエンに形成し、駆
動軸及び従動軸にそれぞれ備えたスプロケットホイール
に噛合するようにしたので、無端帯のすべりをなくし、
掛止爪又は直進刃による袋体の保持を確実にすることが
できる。
【図1】本発明の破袋機の第1実施例の縦断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の破袋機の押さえ部材の正面図である。
【図3】本発明の破袋機の押さえ部材の裏面図である。
【図4】図1の左側面図である。
【図5】図2におけるXーX線に沿う断面図である。
【図6】無端帯の正面図である。
【図7】本発明の破袋機の第2実施例の無端帯(サブカ
ッタ)の正面図である
ッタ)の正面図である
【図8】同作動説明図である。
【図9】従来の破袋機の縦断面図である。
【図10】図9におけるYーY線に沿う断面図である。
1 破袋機 2 回転カッタ 3 押さえ部材 4 案内板 8 ガイドプレート 10 駆動軸 11 従動軸 12 無端帯 14 掛止爪 30 ゴムベルト 40 サブカッタ 41 直進刃
Claims (5)
- 【請求項1】 切刃を備えた回転カッタと、該回転カッ
タに対向して位置する押さえ部材と、中央部を円弧状に
して回転カッタを覆うガイドプレートとを備え、供給さ
れる袋体を押さえ部材とガイドプレートとにより支持し
ながら、回転カッタにより破袋し、下方に排出するよう
にした破袋機において、上記押さえ部材は、上下に対を
なす駆動軸と従動軸間に掛け渡された無端帯と、該無端
帯に袋体を掛止する掛止爪とを備え、上部駆動軸を中心
に揺動可能に支持するとともに、下端の自由端を回転カ
ッタ側に付勢するようにし、供給される袋体を掛止爪に
より掛止し、所定速度で移行させながら回転カッタによ
り破袋するようにしたことを特徴とする破袋機。 - 【請求項2】 切刃を備えた回転カッタと、該回転カッ
タに対向して位置する押さえ部材と、中央部を円弧状に
して回転カッタを覆うガイドプレートとを備え、供給さ
れる袋体を押さえ部材とガイドプレートとにより支持し
ながら、回転カッタにより破袋し、下方に排出するよう
にした破袋機において、上記押さえ部材は、上下に対を
なす駆動軸と従動軸間に掛け渡された複数条の無端帯
と、該無端帯に袋体を掛止する掛止爪と、該無端帯間に
配備されるゴムベルトとを備え、上部駆動軸を中心に揺
動可能に支持するとともに、下端の自由端を回転カッタ
側に付勢し、ゴムベルトは、供給される袋体の受面側に
おいて無端帯と同一面となるように張設するとともに、
その裏面側において無端帯から離間して、掛止爪より突
出した位置に導かれるようにし、供給される袋体を掛止
爪により掛止し、所定速度で移行させながら回転カッタ
により破袋するとともに、押さえ部材の裏面側のゴムベ
ルトの離間位置において、掛止爪に引掛けられた袋体を
離脱させるようにしたことを特徴とする破袋機。 - 【請求項3】 切刃を備えた回転カッタと、該回転カッ
タに対向して位置する押さえ部材と、中央部を円弧状に
して回転カッタを覆うガイドプレートとを備え、供給さ
れる袋体を押さえ部材とガイドプレートとにより支持し
ながら、回転カッタにより破袋し、下方に排出するよう
にした破袋機において、上記押さえ部材は、上下に対を
なす駆動軸と従動軸間に掛け渡された無端帯と、該無端
帯に袋体を掛止、破袋する直進刃とを備えたサブカッタ
として構成し、上部駆動軸を中心に揺動可能に支持する
とともに、下端の自由端を回転カッタ側に付勢するよう
にし、供給される袋体を直進刃により掛止し、所定速度
で移行させながら回転カッタ及びサブカッタにより破袋
するようにしたことを特徴とする破袋機。 - 【請求項4】 切刃を備えた回転カッタと、該回転カッ
タに対向して位置する押さえ部材と、中央部を円弧状に
して回転カッタを覆うガイドプレートとを備え、供給さ
れる袋体を押さえ部材とガイドプレートとにより支持し
ながら、回転カッタにより破袋し、下方に排出するよう
にした破袋機において、上記押さえ部材は、上下に対を
なす駆動軸と従動軸間に掛け渡された複数条の無端帯
と、該無端帯に袋体を掛止、破袋する直進刃とを備えた
サブカッタとして構成するとともに、前記無端帯間に配
備したゴムベルトを備え、上部駆動軸を中心に揺動可能
に支持するとともに、下端の自由端を回転カッタ側に付
勢し、ゴムベルトは、供給される袋体の受面側において
無端帯と同一面となるように張設するとともに、その裏
面側において無端帯から離間して、無端帯に設けられた
直進刃より突出した位置に導かれるように構成し、供給
される袋体を直進刃により掛止し、所定速度で移行させ
ながら回転カッタ及びサブカッタにより破袋するととも
に、押さえ部材の裏面側のゴムベルトの離間位置におい
て、直進刃に引掛けられた袋体を離脱させるようにした
ことを特徴とする破袋機。 - 【請求項5】 無端帯をチエンにて形成し、駆動軸及び
従動軸にそれぞれ備えたスプロケットホイールに噛合す
るようにしたことを特徴とする請求項1、2、3又は4
記載の破袋機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2843696A JP2936058B2 (ja) | 1995-04-28 | 1996-01-22 | 破袋機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12932195 | 1995-04-28 | ||
JP7-129321 | 1995-04-28 | ||
JP2843696A JP2936058B2 (ja) | 1995-04-28 | 1996-01-22 | 破袋機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0910619A true JPH0910619A (ja) | 1997-01-14 |
JP2936058B2 JP2936058B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=26366544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2843696A Expired - Fee Related JP2936058B2 (ja) | 1995-04-28 | 1996-01-22 | 破袋機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2936058B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006188262A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Yui Kogyo:Kk | 廃棄物を容れたゴミ袋を処理する装置 |
KR100779524B1 (ko) * | 2007-07-19 | 2007-11-28 | 박용익 | 재활용 포대 파봉드럼 및 파봉유니트와 이를 갖는 파봉장치 |
CN107601090A (zh) * | 2017-08-31 | 2018-01-19 | 浦江县晶富农业科技有限公司 | 利用惯性开袋的投料设备 |
CN109967190A (zh) * | 2019-05-05 | 2019-07-05 | 苏州嘉诺环境工程有限公司 | 一种破袋均料设备 |
-
1996
- 1996-01-22 JP JP2843696A patent/JP2936058B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006188262A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Yui Kogyo:Kk | 廃棄物を容れたゴミ袋を処理する装置 |
KR100779524B1 (ko) * | 2007-07-19 | 2007-11-28 | 박용익 | 재활용 포대 파봉드럼 및 파봉유니트와 이를 갖는 파봉장치 |
CN107601090A (zh) * | 2017-08-31 | 2018-01-19 | 浦江县晶富农业科技有限公司 | 利用惯性开袋的投料设备 |
CN109967190A (zh) * | 2019-05-05 | 2019-07-05 | 苏州嘉诺环境工程有限公司 | 一种破袋均料设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2936058B2 (ja) | 1999-08-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |