JPH09106181A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH09106181A JPH09106181A JP28679495A JP28679495A JPH09106181A JP H09106181 A JPH09106181 A JP H09106181A JP 28679495 A JP28679495 A JP 28679495A JP 28679495 A JP28679495 A JP 28679495A JP H09106181 A JPH09106181 A JP H09106181A
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Abstract
しないように遮断することにより、像担持体1への損傷
を最小限とさせ、且つ像担持体1上の静電潜像を乱すこ
となく良好な画像形成が行えることが可能な画像形成装
置を提供する。 【解決手段】 現像装置2の筐体3の像担持体1の移動
方向に対して上流側の端部に一端を固定させ一部を像担
持体1に接触させたスポンジ部材4により現像粉体の漏
洩を防止し、現像装置2外部への漏洩を最少限とさせ
る。
Description
ンター等の画像形成装置に関し、特には、画像形成装置
に備えた現像装置から現像粉体を漏洩させないようにす
るため、現像装置の筐体と像担持体との隙間にシール部
材を設けた画像形成装置の改良に関する。
ラム等の像担持体周辺に配置したコロナ帯電器、露光装
置、現像装置、転写装置等を含む画像形成部の作用によ
り像担持体表面に静電潜像を形成させ、この静電潜像に
対して現像装置内の現像粉体を像担持体表面に吸着させ
て可視像化している。次いで、この現像粉体による可視
像を転写装置により転写材上に転写させ、更に定着装置
が転写材上に転写した可視像を定着して画像形成が行わ
れる。上記した画像形成装置の小型化を達成させるた
め、画像形成部においてもコンパクト化が行われ、コロ
ナ帯電器、露光装置、現像装置、転写装置との間隔が非
常に狭くなってしまう。
の間には像担持体を損傷させないようにするため、ある
程度の隙間が設けられている。現像装置内部で攪拌や搬
送により舞い上がった現像粉体が上記隙間から装置本体
内部に漏洩してしまい、上述した小型化によって現像装
置に近接して配置されたイレーサランプ、露光装置、コ
ロナ帯電器等が漏洩した現像粉体によって汚染されてし
まう。
等の周辺機器への現像粉体の漏洩を防止するため、従来
の画像形成装置には、図3に示す電子写真感光体のよう
な像担持体1の表面と、現像装置2の筐体3の一部との
間にシール部材5が設けられている。シール部材5は、
像担持体1の移動方向に対して上流側に位置する筐体3
の一部に一端を固定させ、他端を像担持体1に当接させ
ている。使用されるシール部材5は、例えばポリエチレ
ンフィルムやゴムブレードであって現像装置2の内部と
像担持体1上流側とを遮断している。このようにシール
部材5は、舞い上がった現像粉体を現像装置2外部に漏
洩してしまうことを防止し、特に現像装置2の上流側に
位置するイレーサランプ11、露光装置7、コロナ帯電
器6等への汚染を防止している。
たシール部材を使用するにあたってはたとえ弱い力で接
していてもシール部材と移動する像担持体との摺擦によ
りシール部材自体が摩擦帯電されてしまい像担持体上に
形成した静電潜像を乱したり、この摩擦帯電によりシー
ル部材が像担持体に吸着されるように引きつけられるた
め必要以上の力が像担持体上にかかってしまい、像担持
体を損傷させてしまう。これは、シール部材の表面が平
滑面であるために像担持体への接触面積が大きくなって
しまい、シール部材が摩擦帯電されやすくなる。
たものであり、簡単な構成で現像装置から現像粉体が漏
洩しないように遮断することにより、像担持体への損傷
を最少限とさせ、且つ像担持体上の静電潜像を乱すこと
なく良好な画像形成が行えることが可能な画像形成装置
を提供することを課題とする。
め、本発明は、像担持体に対面して配置された現像装置
の筐体の像担持体の移動方向に対して上流側の端部に一
端を固定させ一部を像担持体に接触させて現像装置内部
から像担持体の上流側外部への現像粉体の漏洩を遮断す
るシール部材を設けた画像形成装置において、前記シー
ル部材が薄肉の板状に形成されたスポンジ部材であっ
て、このスポンジ部材の面部分が前記像担持体に接して
設けられていることを特徴とする。
ムであることを特徴とし、前記像担持体に接触する前記
スポンジ部材の圧力が20〜1000(mg/cm)で
あり、好ましくは50〜300(mg/cm)であるこ
とを特徴とする。更に前記板状のスポンジ部材は、自由
端に向かって漸次薄くなる形状であることを特徴とす
る。
粉体を摩擦帯電させて像担持体上の静電潜像に吸着させ
るため、現像粉体の攪拌、搬送が行われている。帯電さ
れた現像粉体は現像ローラ上に均一な厚みの磁気ブラシ
を形成し、この磁気ブラシが像担持体に対して接触また
は非接触で現像が行われる。このとき現像粉体は現像装
置内で攪拌、搬送により舞い上がりが生じる。しかしな
がら現像装置の筐体の像担持体の移動方向に対して上流
側の端部に一端を固定させ一部を像担持体に接触させた
スポンジ部材により現像粉体の漏洩は防止され、現像装
置外部への漏洩を最少限とさせる。このため、現像装置
の上流側に位置するイレーサランプ、露光装置、コロナ
帯電器等への汚染を防止することができる。また、スポ
ンジ部材を使用することにより像担持体へ接触面積が平
滑面を有するシール部材と比較してきわめて小さくなる
ため像担持体の損傷を最小限に抑えることができる。
する。画像形成装置の概略断面を図1に示す。図におい
て、画像形成装置は像担持体1を中心に、像担持体1表
面を一様に帯電させるコロナ帯電器6、原稿像を投射し
て像担持体1上に静電潜像を形成させる光学装置7、こ
の潜像を現像する現像装置2、転写コロナ放電器8と、
分離コロナ放電器9と、像担持体1表面上に転写後の残
留した現像粉体を除去するクリーニング装置10と、像
担持体1表面の表面電位を均一にするためのイレーサラ
ンプ11とを有し、これらが順次に像担持体1に作用す
るように配置されている。
リュウ13とを有しており、これらは像担持体に対して
開口を有した筐体3によって囲まれている。また、筐体
3内部には現像粉体が貯留されており、不図示の駆動源
によって回転駆動する現像ローラ12のスリーブ14表
面に現像粉体を吸着させて磁気ブラシを形成させ、この
磁気ブラシが像担持体1に対して接触または飛翔して像
担持体1上に形成された静電潜像を現像する。
置する筐体3の一端には、例えば厚みが0.5〜3m
m、好ましくは1〜2mmの薄板状であってほぼ像担持
体1の幅とほぼ同じ長さを有する柔軟性のスポンジ部材
4が固定されており、スポンジ部材4の薄板状の面の部
分が像担持体1の幅方向に亘って接している。また、図
2に示すようにスポンジ部材4をくさび状に形成させて
も良い。
適に使用され、特に独立発泡体のウレタンスポンジが現
像粉体の漏洩を防ぐ上で好適に使用される。スポンジ部
材を独立発泡体にすることにより、スポンジ部材の弾性
を変えることなく現像装置2から現像粉体を通過させな
くしている。また、像担持体1に接触するスポンジ部材
4の圧力を20〜1000(mg/cm)、好ましくは
50〜300(mg/cm)とする。このように比較的
弱い圧力および、発泡体による接触面積の減少により、
像担持体への損傷を最小限のものとし、スポンジ部材4
によって現像粉体の舞い上がりによる漏洩を実質的に防
止することができる。
り画像形成が行われ、静電潜像を担持した像担持体1が
現像装置2の位置に達し、現像ローラ12の作用により
像担持体1表面の静電潜像に応じた画像が形成される。
現像装置2内の現像粉体は攪拌また搬送により舞い上が
っているが、この舞い上がった現像粉体は上記したスポ
ンジ部材4により遮られて装置本体内部への漏洩を防止
している。
にスポンジ部材4を直接に固定したが、図2に示すよう
に間接部材を介して固定しても良い。図2に示す例にお
ける間接部材はスリーブ14上に形成される磁気ブラシ
の厚みを規制する規制部材15であり、規制部材15を
介してスポンジ部材を固定しても同様の効果を有する。
また、実施例において像担持体としてドラム感光体を使
用したが、ベルトタイプの感光体であっても良い。
体である場合に有効である。これは、セレン感光体等の
無機感光体と比較して有機感光体のほうが光減衰による
帯電電位の減少が遅く、スポンジ部材が像担持体に接触
しても接触面積が僅かであり像担持体表面の静電潜像に
対して実質的に影響されないためである。
置の筐体に固定させ、他端における面部を像担持体に接
するように設けたスポンジ部材によって装置の小型化を
実現することができるとともに現像装置内から像担持体
周辺の装置に現像粉体の漏洩を防止することができ、像
担持体の損傷を最小限とすることができる。このため、
現像装置の上流側に位置する露光装置やコロナ帯電器や
イレーサランプが現像粉体により汚染されることなく実
質的に良好な画像形成が行うことができる。
断面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 像担持体に対面して配置された現像装置
の筐体の像担持体の移動方向に対して上流側の端部に一
端を固定させ一部を像担持体に接触させて現像装置内部
から像担持体の上流側外部への現像粉体の漏洩を防止す
るシール部材を設けた画像形成装置において、前記シー
ル部材が薄肉の板状に形成されたスポンジ部材であっ
て、このスポンジ部材の面部分が前記像担持体に接して
設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記スポンジ部材が発泡ウレタンゴムで
あることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記像担持体に接触する前記スポンジ部
材の圧力が20〜1000(mg/cm)であり、好ま
しくは50〜300(mg/cm)であることを特徴と
する請求項1または2記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記板状のスポンジ部材は、自由端に向
かって漸次薄くなる形状であることを特徴とする請求項
1乃至3いずれか記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28679495A JP3797494B2 (ja) | 1995-10-07 | 1995-10-07 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28679495A JP3797494B2 (ja) | 1995-10-07 | 1995-10-07 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09106181A true JPH09106181A (ja) | 1997-04-22 |
JP3797494B2 JP3797494B2 (ja) | 2006-07-19 |
Family
ID=17709133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28679495A Expired - Fee Related JP3797494B2 (ja) | 1995-10-07 | 1995-10-07 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3797494B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1489466A2 (en) | 2003-06-17 | 2004-12-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing apparatus |
-
1995
- 1995-10-07 JP JP28679495A patent/JP3797494B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1489466A2 (en) | 2003-06-17 | 2004-12-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing apparatus |
US7415230B2 (en) * | 2003-06-17 | 2008-08-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing apparatus featuring an insulating or electrically floating jumping developer regulation member |
EP1489466B1 (en) * | 2003-06-17 | 2014-02-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing apparatus |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3797494B2 (ja) | 2006-07-19 |
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