JPH09105576A - 冷却装置の除霜制御装置 - Google Patents

冷却装置の除霜制御装置

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JPH09105576A
JPH09105576A JP26028995A JP26028995A JPH09105576A JP H09105576 A JPH09105576 A JP H09105576A JP 26028995 A JP26028995 A JP 26028995A JP 26028995 A JP26028995 A JP 26028995A JP H09105576 A JPH09105576 A JP H09105576A
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cooler
defrosting
blower
air
cooling
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JP26028995A
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Shigeki Sugiyama
成機 杉山
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2500/00Problems to be solved
    • F25B2500/12Sound
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却器の除霜を迅速に行って貯蔵室の温度上
昇を抑制する。 【解決手段】 冷却室17内に設けられた冷却器12と
熱交換した冷気を、送風機13によって貯蔵室3に強制
循環する。冷却器12に成長した着霜を加熱溶融させる
除霜ヒーターと、冷却室17の空気吐出側と空気吸込側
とを連通するダクト29と、冷却器12を経た空気を貯
蔵室3に吐出するか、ダクト29に流すかを切り換える
バッフル36とを備える。冷却器12による冷却運転中
から除霜ヒーターによる冷却器12の除霜中にわたって
送風機13を運転すると共に、冷却器12による冷却運
転中は、バッフル36により冷却器12を経た冷気を貯
蔵室3に吐出させ、冷却器12の除霜中はバッフル36
により冷却器12を経た空気をダクト29に流す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却器と熱交換し
た冷気を送風機により被冷却空間に強制循環して成る冷
却装置の除霜制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種冷却装置、例えば業務用の冷
蔵庫や冷凍庫では、例えば実開平4−120588号公
報(F25D23/02)に示される如く、貯蔵室内の
上部に冷却室を構成し、この冷却室内に設けた冷却器と
熱交換した冷気を送風機によって貯蔵室(被冷却空間)
内に強制循環させていた。
【0003】また、係る冷却運転によって冷却器には着
霜が成長するが、例えば所定時間毎に圧縮機と送風機を
停止し、冷却器に設けた除霜ヒーターを発熱させて冷却
器に成長した着霜を融解し、除霜を行っていた。この冷
却器の除霜は、冷却器の温度が所定の除霜終了温度に上
昇した時点で終了する。そして、係る除霜の終了後、所
定の遅延期間を置いてから送風機の運転を再開すること
によって、貯蔵室に除霜終了直後の暖気が循環されるこ
とが無いように配慮していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
除霜方式では除霜ヒーターからの直接の熱伝導のみによ
って冷却器の着霜を融解させていたため、除霜に時間が
かかると共に、着霜が偏って成長している場合などに
は、着霜量の多い部分において霜残りが発生する問題が
あった。
【0005】また、係る問題を解消するために従来では
前記除霜終了温度を高く設定していたため、除霜終了時
に冷却室内の温度が極めて高くなり、冷却運転再開時に
圧縮機に加わる負荷が大きくなる。更に、送風機を再起
動する遅延時間も長く必要となるため、除霜開始からの
貯蔵室内の冷却停止期間が延び、異常に温度が上昇して
しまう問題もあった。
【0006】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、冷却器の除霜を迅速に行
って被冷却空間の温度上昇を抑制することができる冷却
装置の除霜制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の除霜制御装置
は、冷却室内に設けられた冷却器と熱交換した冷気を、
送風機によって被冷却空間に強制循環する冷却装置に適
用され、冷却器に成長した着霜を加熱溶融させる除霜手
段と、冷却室の空気吐出側と空気吸込側とを連通するダ
クトと、冷却器を経た空気を被冷却空間に吐出するか、
ダクトに流すかを切り換える風路切換手段とを備えてお
り、冷却器による冷却運転中から除霜手段による冷却器
の除霜中にわたって送風機を運転すると共に、冷却器に
よる冷却運転中は、風路切換手段により冷却器を経た冷
気を被冷却空間に吐出させ、冷却器の除霜中は風路切換
手段により冷却器を経た空気をダクトに流すものであ
る。
【0008】請求項2の発明の冷却装置の除霜制御装置
は、上記において冷却器の除霜中は、送風機を低速運転
するものである。請求項3の発明の冷却装置の除霜制御
装置は、上記において冷却室内に、除霜手段を構成する
電気ヒーターや再凍結防止用の電気ヒーターを設け、冷
却器の除霜中これら電気ヒーターの一部により、送風機
への通電を制限して、送風機を低速運転するものであ
る。
【0009】請求項4の発明の冷却装置の除霜制御装置
は、請求項1の発明において冷却器の除霜終了と共に送
風機を停止させると共に、冷却器による冷却運転の開始
に遅延して送風機の運転を再開するものである。請求項
5の発明の冷却装置の除霜制御装置は、上記において除
霜終了後の送風機の運転再開時に、冷却器を経た冷気を
被冷却空間に流すよう風路切換手段を切り換えるもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の冷却装置の実施例とし
ての業務用冷蔵庫1の縦断側面図を示している。冷蔵庫
1は前面に開口した断熱箱体2から本体を構成されてお
り、この断熱箱体2内に被冷却空間としての貯蔵室3が
構成され、貯蔵室3の前面開口はガラスが嵌め込まれた
扉4、4によって開閉自在に閉塞されている。
【0011】断熱箱体2の天壁2A後部には矩形状の開
口部6が形成されており、この開口部6を上から閉塞す
るかたちで断熱板7が取り付けられている。この断熱板
7の上面には、冷凍装置Rの冷凍サイクルを構成する圧
縮機8、凝縮器9及び凝縮器用送風機11が設置されて
いると共に、断熱板7の下面には、前記冷凍サイクルを
構成する冷却器12と、その前側に送風機13が取り付
けられている。
【0012】貯蔵室3内の上部には図2に示す如く断熱
板7の下方に間隔を存して仕切板15が架設されてお
り、この仕切板15の上板16と断熱板7間を冷却室1
7とされ、この冷却室17内に前記冷却器12と送風機
13は配置される。また、冷却器12には除霜手段とし
ての除霜ヒーター(電気ヒーター)18(図4)が取り
付けられると共に、その下側にはドレンパン19が配設
され、このドレンパン19の下面には冷却器12から落
下した氷霜の再凍結防止用のドレンパンヒーター(電気
ヒーター)21が取り付けられている。更に、送風機1
3に対応する位置の上板16には吸込口22が穿設され
ている。また、上板16の後端は断熱箱体2の背壁2B
と間隔を存している。
【0013】前記ドレンパン19の後端は配水管26に
連通しており、この配水管26は断熱箱体2の背壁2B
を貫通して外部に引き出されている。そして、配水管2
6は断熱箱体2外において排水ホース27に連結され、
この排水ホース27は背壁2B外面を伝って下方に引き
下ろされている。一方、上板16の下側には間隔を存し
てダクト板28(仕切板15の一部)が一体に形成され
ており、このダクト板28と上板16間にダクト29が
構成されている。このダクト板28後端部の仕切板15
には図3に示す如く貯蔵室側吐出口31が形成されてお
り、この貯蔵室側吐出口31は前記上板16後端と背壁
2B間の間隔下方に対応している。
【0014】更に、前記ダクト29はこの貯蔵室側吐出
口31の前側に位置した開口32にて開放すると共に、
上板16の吸込口22下方まで渡っており、これによっ
て、冷却室17の空気吐出側(上板16後方)と空気吸
込側(吸込口22)とを連通している。そして、この吸
込口22下方に対応する位置には、透孔33が穿設され
ている。
【0015】また、ダクト板28の後部には風路切換手
段としてのバッフル36が取り付けられている。このバ
ッフル36は下縁を貯蔵室側吐出口31の前縁部におい
て仕切板15に回動自在に枢支されており、水平状態で
前記貯蔵室側吐出口31を閉塞すると共に、垂直状態に
おいて前記ダクト29の開口32を閉塞する。そして、
このバッフル36は可逆モーター37によって回動され
ると共に、貯蔵室側吐出口31の縁部にはバッフル36
の水平状態(貯蔵室側吐出口31の閉塞)を検知する位
置検出用のスイッチ38が取り付けられ、開口32の縁
部にはバッフル36の垂直状態(開口32の閉塞)を検
知する位置検出用のスイッチ39が取り付けられてい
る。尚、41は開口32へのバッフル36の凍結を防止
するための凍結防止ヒーター(電気ヒーター)である。
【0016】次に、図4は冷蔵庫1の制御用電気回路を
示している。43は除霜開始出力装置である除霜タイマ
ーであり、交流電源ACに接続されている。この除霜タ
イマー43の出力接点43Aは、リレー44と、冷却器
12の除霜終了温度を検出して開路する除霜終了温度検
知用サーモスタット46と直列に電源ACに接続されて
いる。
【0017】このリレー44及び出力接点43Aの接続
点と電源AC間には前記除霜ヒーター18と、ドレンパ
ンヒーター21の一部であるドレンパンヒーター21A
が並列に接続されると共に、リレー44及び出力接点4
3Aの接続点には更にリレー44の第1の切換接点47
の常開接点47Aが接続されている。そして、切換接点
47のコモンは電源ACに接続されている。
【0018】この切換接点47の前記常開接点47Aに
は、スイッチ38のコモンが接続されると共に、スイッ
チ38の常閉接点38Bには前記可逆モーター37の一
端が接続されている。また、切換接点47の前記常閉接
点47Bには、スイッチ39のコモンが接続されると共
に、スイッチ39の常閉接点39Bにはリレー51の第
1の常開接点51Aを介して前記可逆モーター37の他
端が接続されている。そして、可逆モーター37は電源
ACに接続され、可逆モーター37の両端間には運転コ
ンデンサ52が接続されている。
【0019】また、切換接点47の常閉接点47Bには
更に圧縮機8の駆動モーター8Mと凝縮器用送風機11
の駆動モーター11Mの並列回路の一端が接続され、こ
の並列回路の他端と電源AC間に貯蔵室3内の温度を検
出する庫内サーモスタット53が接続されている。更
に、送風機13の駆動モーター13Mはドレンパンヒー
ター21の一部であるドレンパンヒーター21Bと直列
に接続されて、前記リレー44の第2の切換接点54の
常開接点54Aに接続されている。そして、切換接点5
4のコモンは電源ACに接続されると共に、常閉接点5
4Bはリレー51の第2の常開接点51Bを介して、ド
レンパンヒーター21Bとモーター13M間に接続され
ている。
【0020】前記リレー51は冷却器12の温度を検出
する遅延用サーモスタット56と直列に電源に接続さ
れ、遅延用サーモスタット56は常閉接点54Bと常開
接点51B間に接続されている。また、電源ACには凍
結防止ヒーター41が接続されている。以上の構成で次
に動作を説明する。今、冷蔵庫1が据え付けられて電源
が投入された状態では、各接点は図4の状態となってお
り、また、バッフル36は垂直状態となって開口32を
閉じているものとする。そして、貯蔵室3内の温度も高
いので、庫内サーモスタット53は閉じ、これによって
モーター8M及び11Mに通電されて圧縮機8及び凝縮
器用送風機11が運転を開始する。また、除霜タイマー
43も積算を開始すると共に、凍結防止ヒーター41に
も通電される。
【0021】圧縮機8の運転に伴い、冷却器12の温度
も徐々に低下していく。そして、例えば0℃になると、
遅延用サーモスタット56が閉じるので、切換接点54
の常閉接点54Bを介してリレー51が通電される。こ
のリレー51の通電によって常開接点51A及び51B
が閉じるので、常開接点54Bを介してモーター13M
に通電されて送風機13が運転を開始する。
【0022】送風機13の運転により、冷却器12と熱
交換した冷却室17内の冷気は貯蔵室側吐出口31より
貯蔵室3内に吐出される。そして、貯蔵室3内を循環し
た冷気は透孔33を経て吸込口22から送風機13に帰
還する。このような冷気強制循環によって貯蔵室3内は
冷却される。そして、貯蔵室3内の温度が例えば+3℃
まで低下したら庫内サーモスタット53が開き、モータ
ー8M及び11Mが停止すると共に、貯蔵室3内の温度
が例えば+7℃に上昇したら庫内サーモスタット53が
閉じるので、これによって、貯蔵室3内は平均+5℃な
どの冷蔵温度に維持される。
【0023】係る冷却運転に伴って冷却器12には徐々
に着霜が成長して行くが、所定時間経過すると除霜タイ
マー43が常開接点43Aを閉じる。これによって、リ
レー44が通電されるので(除霜終了温度検知用サーモ
スタット46は閉じている)、切換接点47及び54は
各常開接点47A及び54Aに閉じる。また、除霜ヒー
ター18とドレンパンヒーター21A、21Bが通電さ
れ、冷却器12及びドレンパン19が加熱されて冷却器
12の除霜が開始される。
【0024】このとき、切換接点54が常開接点54A
に閉じることにより、モーター13Mはドレンパンヒー
ター21Bと直列に電源ACに接続されるかたちとなる
ので、モーター13Mへの印加電圧は低下する。従っ
て、送風機13は低速運転に移行される。更に、切換接
点47が常開接点47Aに閉じることにより、スイッチ
38の常閉接点38Bを介して可逆モーター37に通電
されるので、バッフル36は貯蔵室側吐出口31を閉じ
る方向に回動されて行く。この回動の途中スイッチ39
からバッフル36が離間することによって、スイッチ3
9は常閉接点39Bに閉じる。そして、バッフル36が
水平となって貯蔵室側吐出口31を閉じると、スイッチ
38が常開接点38Aに閉じるので、可逆モーター37
は停止する。
【0025】これによって、冷却器12の除霜中、冷却
器12を経た空気は開口32からダクト29内に入り、
送風機13に吸い込まれて冷却室17内の冷却器12に
送風される対流が形成される。従って、除霜ヒーター1
8の発熱によって加熱された暖気が冷却室17内に強制
対流されるようになり、冷却器12全体を満遍なく除霜
し、且つ、着霜を迅速に融解させることができるように
なる。
【0026】これによって、冷却器12に霜残りが生じ
ること無く、冷却器12の除霜を短時間で終了させるこ
とができるようになる。また、冷却器12の後述する除
霜終了温度も低く抑えることが可能となるので、総じて
貯蔵室3の温度上昇を効果的に抑制することが可能とな
る。特に、この除霜中、送風機13は低速運転されるの
で、ダクト32と冷却室17内を強制対流される空気に
よる騒音を低く抑えることができるようになると共に、
省エネルギーにも寄与できる。
【0027】また、実施例ではドレンパンヒーター21
Bにより、送風機13の駆動モーター13Mへの通電を
制限して、送風機13を低速運転するようにしているの
で、ドレンパンヒーター21Bによって送風機13の速
度調整手段を兼用することができるようになり、部品点
数の削減によるコストの低減を図ることが可能となる。
【0028】尚、切換接点47は常開接点47Aに閉じ
ることにより、リレー44、除霜ヒーター18及びドレ
ンパンヒーター21Aへの通電を保持(自己保持回路)
する。また、除霜中に冷却器12から滴下するドレン水
はドレンパン19に受容され、配水管26、排水ホース
27から外部に排出される。そして、冷却器12の除霜
が進行して冷却器12の温度が所定の除霜終了温度(例
えば+10℃など)まで上昇すると、除霜終了温度検知
用サーモスタット46が開くのでリレー44の通電が解
除され、切換接点47及び54が各常閉接点47B、5
4Bに閉じる。これによって、除霜ヒーター18及びド
レンパンヒーター21A、21Bは非通電となるので、
冷却器12の除霜は終了する。
【0029】一方、各駆動モーター8M、11Mに通電
されるようになるので、圧縮機8及び凝縮器用送風機1
1は再起動され、冷却器12の温度は再び降下して行く
が、遅延用サーモスタット56は開いている(冷却器1
2の温度は0℃より高くなっているため)ので、リレー
51には通電されない。従って、常開接点51A及び5
1Bは開いており、駆動モーター13M及び可逆モータ
ー37には通電されず、送風機51は停止しており、バ
ッフル36も動作しない。
【0030】そして、冷却器12の冷却運転の開始から
所定期間経過してその温度が前記0℃に低下すると、遅
延用サーモスタット56が閉じるので、リレー51に通
電される。これによって、常開接点51A、51Bが閉
じるので、駆動モーター13Mには電源ACがそのまま
印加されて送風機13は全速運転される。他方、切換接
点47は常閉接点47Bに閉じており、スイッチ39も
常閉接点39Bに閉じているので、リレー51の常開接
点51Aを介して可逆モーター37に通電される。これ
によって、バッフル36は開口32を閉じる方向に回動
されて行く。この回動の途中スイッチ38からバッフル
36が離間することによって、スイッチ38は常閉接点
38Bに閉じる。そして、バッフル36が垂直となって
開口32を閉じると、スイッチ39が常開接点39Aに
閉じるので、可逆モーター37は停止する。
【0031】これによって、冷却器12と熱交換した冷
気は貯蔵室側吐出口31から再び貯蔵室3内に吐出され
るようになる。このように、実施例では冷却器12の除
霜終了と共に送風機13を停止させ、冷却器12による
冷却運転の開始に遅延して送風機13の運転を再開する
ようにしたので、冷却器12の温度が低下(0℃)して
から貯蔵室3に冷気を循環させることができるようにな
る。従って、貯蔵室3への暖気の循環を阻止して温度上
昇を防止することが可能となる。
【0032】また、除霜終了後の送風機13の運転再開
時に、冷却器12を経た冷気を貯蔵室3に吐出するよう
バッフル36を切り換えるようにしたので、除霜中に温
度上昇した冷却室17内の暖気が貯蔵室3に自然流入す
ることも防止できる。従って、除霜後の貯蔵室3への暖
気の流入による温度上昇を一層効果的に防止することが
できるようになる。
【0033】尚、実施例では業務用の冷蔵庫1に本発明
を適用したが、それに限らず、低温ショーケースや家庭
用冷蔵庫などにも本発明は有効である。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、冷却
器が設けられた冷却室の空気吐出側と空気吸込側とを連
通するダクトと、冷却器を経た空気を被冷却空間に吐出
するか、ダクトに流すかを切り換える風路切換手段とを
備え、冷却器による冷却運転中から除霜手段による冷却
器の除霜中にわたって送風機を運転すると共に、冷却器
による冷却運転中は、風路切換手段により冷却器を経た
冷気を被冷却空間に吐出させ、冷却器の除霜中は、風路
切換手段により冷却器を経た空気をダクトに流すように
したので、冷却器の除霜中にも送風機を運転し、ダクト
により冷却室内に空気を強制対流させることができるよ
うになる。
【0035】これによって、冷却器全体を満遍なく除霜
し、且つ、着霜を迅速に融解させることができるように
なり、霜残りを生じること無く、冷却器の除霜を短時間
で終了させることができる。また、冷却器の除霜終了温
度も低く抑えることが可能となるので、総じて被冷却空
間の温度上昇を効果的に抑制することが可能となるもの
である。
【0036】請求項2の発明によれば、上記に加えて冷
却器の除霜中、送風機を低速運転するので、ダクトと冷
却室内を強制対流される空気による騒音を低く抑えるこ
とができるようになると共に、省エネルギーにも寄与で
きる。請求項3の発明によれば、上記に加えて冷却室内
に、除霜手段を構成する電気ヒーターや再凍結防止用の
電気ヒーターを設け、冷却器の除霜中これら電気ヒータ
ーの一部により、送風機への通電を制限して、送風機を
低速運転するようにしたので、電気ヒーターによって送
風機の速度調整手段を兼用することができるようにな
り、部品点数の削減によるコストの低減を図ることが可
能となるものである。
【0037】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
に加えて冷却器の除霜終了と共に送風機を停止させると
共に、冷却器による冷却運転の開始に遅延して送風機の
運転を再開するようにしたので、冷却器の温度が低下し
てから被冷却空間に冷気を循環させることができるよう
になる。従って、被冷却空間への暖気の循環を阻止して
温度上昇を防止することが可能となるものである。
【0038】請求項5の発明によれば、上記に加えて除
霜終了後の送風機の運転再開時に、冷却器を経た冷気を
被冷却空間に流すよう風路切換手段を切り換えるように
したので、除霜中に温度上昇した冷却室内の暖気が被冷
却空間に自然流入することを防止できる。従って、除霜
後の被冷却空間への暖気の流入による温度上昇を一層効
果的に防止することができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施例としての冷蔵庫の縦断
側面図である。
【図2】冷却器部分の冷蔵庫の拡大縦断側面図である。
【図3】冷却器後部の斜視図である。
【図4】冷蔵庫の制御用電気回路図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 3 貯蔵室 12 冷却器 13 送風機 17 冷却室 18 除霜ヒーター 21 ドレンパンヒーター 29 ダクト 36 バッフル 41 遅延用サーモスタット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却室内に設けられた冷却器と熱交換し
    た冷気を、送風機によって被冷却空間に強制循環して成
    る冷却装置において、 前記冷却器に成長した着霜を加熱溶融させる除霜手段
    と、前記冷却室の空気吐出側と空気吸込側とを連通する
    ダクトと、前記冷却器を経た空気を前記被冷却空間に吐
    出するか、前記ダクトに流すかを切り換える風路切換手
    段とを備え、前記冷却器による冷却運転中から前記除霜
    手段による前記冷却器の除霜中にわたって前記送風機を
    運転すると共に、前記冷却器による冷却運転中は、前記
    風路切換手段により前記冷却器を経た冷気を前記被冷却
    空間に吐出させ、前記冷却器の除霜中は、前記風路切換
    手段により前記冷却器を経た空気を前記ダクトに流すこ
    とを特徴とする冷却装置の除霜制御装置。
  2. 【請求項2】 冷却器の除霜中は、送風機を低速運転す
    ることを特徴とする請求項1の冷却装置の除霜制御装
    置。
  3. 【請求項3】 冷却室内に、除霜手段を構成する電気ヒ
    ーターや再凍結防止用の電気ヒーターを設け、冷却器の
    除霜中これら電気ヒーターの一部により、送風機への通
    電を制限して、前記送風機を低速運転することを特徴と
    する請求項2の冷却装置の除霜制御装置。
  4. 【請求項4】 冷却器の除霜終了と共に送風機を停止さ
    せると共に、前記冷却器による冷却運転の開始に遅延し
    て前記送風機の運転を再開することを特徴とする請求項
    1の冷却装置の除霜制御装置。
  5. 【請求項5】 除霜終了後の送風機の運転再開時に、冷
    却器を経た冷気を被冷却空間に流すよう風路切換手段を
    切り換えることを特徴とする請求項4の冷却装置の除霜
    制御装置。
JP26028995A 1995-10-06 1995-10-06 冷却装置の除霜制御装置 Pending JPH09105576A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2988078B1 (en) * 2014-08-18 2020-09-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Refrigerator

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