JPH05223431A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JPH05223431A JPH05223431A JP2231592A JP2231592A JPH05223431A JP H05223431 A JPH05223431 A JP H05223431A JP 2231592 A JP2231592 A JP 2231592A JP 2231592 A JP2231592 A JP 2231592A JP H05223431 A JPH05223431 A JP H05223431A
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- Japan
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- refrigerator
- compressor
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/11—Fan speed control
- F25B2600/112—Fan speed control of evaporator fans
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷蔵庫の複数の貯蔵室の少なくとも一つの扉
が開放された状態で放置されたときに、野菜室内の食品
が凍結することを防止する。 【構成】 冷蔵庫本体内に冷蔵室、冷凍室及び野菜室を
上から順に配設して成るいわゆるミドルフリーザータイ
プの冷蔵庫において、庫外の温度を検出する温度センサ
を備え、この温度センサにより検出した庫外温度が設定
温度よりも低い場合には、冷蔵庫の各室の少なくとも一
つの扉が開放されているときに、少なくとも一時的にフ
ァン装置をコンプレッサの運転に強制的に同期させて運
転するように制御する。
が開放された状態で放置されたときに、野菜室内の食品
が凍結することを防止する。 【構成】 冷蔵庫本体内に冷蔵室、冷凍室及び野菜室を
上から順に配設して成るいわゆるミドルフリーザータイ
プの冷蔵庫において、庫外の温度を検出する温度センサ
を備え、この温度センサにより検出した庫外温度が設定
温度よりも低い場合には、冷蔵庫の各室の少なくとも一
つの扉が開放されているときに、少なくとも一時的にフ
ァン装置をコンプレッサの運転に強制的に同期させて運
転するように制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵室、冷凍室及び野
菜室を上から順に配設すると共に、冷凍室の背面側に冷
却器を設けて成る冷蔵庫に関する。
菜室を上から順に配設すると共に、冷凍室の背面側に冷
却器を設けて成る冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷蔵庫においては、ファン装
置により、冷却器で生成された冷気を冷気供給ダクトを
介して複数の貯蔵室である例えば冷蔵室、冷凍室及び野
菜室内へ供給するように構成している。特に、いわゆる
ミドルフリーザータイプの冷蔵庫では、冷凍室の下に冷
却室である例えば野菜室が配置されていると共に、冷凍
室の背面側に冷却器が配設されている。このような構成
の場合、野菜室内へ供給された冷気を冷却器側へ戻すた
めのリターンダクトは、冷却器の下方に配設されるよう
になっている。
置により、冷却器で生成された冷気を冷気供給ダクトを
介して複数の貯蔵室である例えば冷蔵室、冷凍室及び野
菜室内へ供給するように構成している。特に、いわゆる
ミドルフリーザータイプの冷蔵庫では、冷凍室の下に冷
却室である例えば野菜室が配置されていると共に、冷凍
室の背面側に冷却器が配設されている。このような構成
の場合、野菜室内へ供給された冷気を冷却器側へ戻すた
めのリターンダクトは、冷却器の下方に配設されるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、冷
気を供給するためのファン装置は、通常はコンプレッサ
の運転に同期して運転され、コンプレッサの運転中でも
上記各室の少なくとも一つの扉が開放されたときには、
運転が停止されるように構成されている。このため、例
えば冷蔵室の扉を開放した状態のままで放置したり、い
わゆる半ドア状態で放置したりすると、ファン装置の運
転が停止された状態で、コンプレッサだけが運転され続
ける事態が生ずる。
気を供給するためのファン装置は、通常はコンプレッサ
の運転に同期して運転され、コンプレッサの運転中でも
上記各室の少なくとも一つの扉が開放されたときには、
運転が停止されるように構成されている。このため、例
えば冷蔵室の扉を開放した状態のままで放置したり、い
わゆる半ドア状態で放置したりすると、ファン装置の運
転が停止された状態で、コンプレッサだけが運転され続
ける事態が生ずる。
【0004】このような場合、コンプレッサが運転され
続けることによって、冷却器が冷却され続ける。このと
き、野菜室用のリターンダクトが冷却器の下方のかなり
近くに配置されているので、冷却器で冷却された冷気
が、自然対流により下方へ移動して、リターンダクトを
通って野菜室内へ逆流することがあった。冷気が野菜室
内へ逆流すると、室温つまり庫外温度が低い場合には、
野菜室内に収容された食品が凍結してしまうという問題
点があった。
続けることによって、冷却器が冷却され続ける。このと
き、野菜室用のリターンダクトが冷却器の下方のかなり
近くに配置されているので、冷却器で冷却された冷気
が、自然対流により下方へ移動して、リターンダクトを
通って野菜室内へ逆流することがあった。冷気が野菜室
内へ逆流すると、室温つまり庫外温度が低い場合には、
野菜室内に収容された食品が凍結してしまうという問題
点があった。
【0005】尚、庫外温度が高い場合には、野菜室内か
らの熱のリークがかなり大きいので、冷気が野菜室内へ
逆流することがあったとしても、野菜室内の食品が凍結
することはない。
らの熱のリークがかなり大きいので、冷気が野菜室内へ
逆流することがあったとしても、野菜室内の食品が凍結
することはない。
【0006】そこで、本発明の目的は、冷蔵庫の複数の
貯蔵室の少なくとも一つの扉が開放された状態で放置さ
れたときに、冷却室内の食品が凍結することを防止でき
る冷蔵庫を提供するにある。
貯蔵室の少なくとも一つの扉が開放された状態で放置さ
れたときに、冷却室内の食品が凍結することを防止でき
る冷蔵庫を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は、冷却
器で生成された冷気をファン装置により複数の貯蔵室内
へ供給すると共に、前記複数の貯蔵室のうちの冷却室内
へ供給された冷気を前記冷却器側へ戻すためのリターン
ダクトを前記冷却器の下方に配設して成る冷蔵庫におい
て、庫外の温度を検出する温度センサを備えると共に、
この温度センサにより検出した庫外温度が設定温度より
も低い場合、前記各室の少なくとも一つの扉が開放され
ているときに、少なくとも一時的に前記ファン装置をコ
ンプレッサの運転に強制的に同期させて運転するように
制御する運転制御手段を備えたところに特徴を有する。
器で生成された冷気をファン装置により複数の貯蔵室内
へ供給すると共に、前記複数の貯蔵室のうちの冷却室内
へ供給された冷気を前記冷却器側へ戻すためのリターン
ダクトを前記冷却器の下方に配設して成る冷蔵庫におい
て、庫外の温度を検出する温度センサを備えると共に、
この温度センサにより検出した庫外温度が設定温度より
も低い場合、前記各室の少なくとも一つの扉が開放され
ているときに、少なくとも一時的に前記ファン装置をコ
ンプレッサの運転に強制的に同期させて運転するように
制御する運転制御手段を備えたところに特徴を有する。
【0008】
【作用】上記手段によれば、庫外温度が設定温度よりも
低い場合には、各室の少なくとも一つの扉が開放されて
いるときに、少なくとも一時的にファン装置をコンプレ
ッサの運転に強制的に同期させて運転するように構成し
たので、扉が開放状態で放置されたときに、冷却器で冷
却された冷気がリターンダクトを通って冷却室内へ逆流
することがなくなる。従って、冷却室内の食品が凍結す
ることを確実に防止できる。
低い場合には、各室の少なくとも一つの扉が開放されて
いるときに、少なくとも一時的にファン装置をコンプレ
ッサの運転に強制的に同期させて運転するように構成し
たので、扉が開放状態で放置されたときに、冷却器で冷
却された冷気がリターンダクトを通って冷却室内へ逆流
することがなくなる。従って、冷却室内の食品が凍結す
ることを確実に防止できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明をミドルフリーザータイプの冷
蔵庫に適用した一実施例について図面を参照しながら説
明する。
蔵庫に適用した一実施例について図面を参照しながら説
明する。
【0010】まず、冷蔵庫の全体構成を示す図2におい
て、冷蔵庫本体1内には、複数の貯蔵室として、冷蔵室
2、第1の冷凍室3、第2の冷凍室4及び野菜室5が上
から順に配設されている。上記複数の室のうちの野菜室
5が、この場合、冷却室として構成されている。
て、冷蔵庫本体1内には、複数の貯蔵室として、冷蔵室
2、第1の冷凍室3、第2の冷凍室4及び野菜室5が上
から順に配設されている。上記複数の室のうちの野菜室
5が、この場合、冷却室として構成されている。
【0011】また、冷蔵室2の前面開口部は、回動可能
に設けられた扉6によって開閉されるようになってい
る。冷凍室3,4及び野菜室5は、それぞれ引出し式の
構成である。
に設けられた扉6によって開閉されるようになってい
る。冷凍室3,4及び野菜室5は、それぞれ引出し式の
構成である。
【0012】具体的には、第1の冷凍室3内には、扉7
に一体的に取付けられた貯氷容器8が出し入れ可能に設
けられている。第2の冷凍室4内には、扉9に一体的に
取付けられた収納容器10が出し入れ可能に設けられて
いる。そして、野菜室5内には、扉11に一体的に取付
けられた収納容器12が出し入れ可能に設けられてい
る。尚、第1の冷凍室3内の収納容器8の上部には、補
助収納容器13が出入れ可能に設けられている。
に一体的に取付けられた貯氷容器8が出し入れ可能に設
けられている。第2の冷凍室4内には、扉9に一体的に
取付けられた収納容器10が出し入れ可能に設けられて
いる。そして、野菜室5内には、扉11に一体的に取付
けられた収納容器12が出し入れ可能に設けられてい
る。尚、第1の冷凍室3内の収納容器8の上部には、補
助収納容器13が出入れ可能に設けられている。
【0013】また、冷蔵庫本体1内の冷凍室3,4の背
面側には、冷却器14が配設されている。この冷却器1
4の上方には、ファン装置15が設けられており、この
ファン装置15により冷却器14で生成された冷気が上
記各室2,3,4,5内へ供給されるように構成されて
いる。ここで、冷気の流通経路について、以下、図3に
従って説明する。
面側には、冷却器14が配設されている。この冷却器1
4の上方には、ファン装置15が設けられており、この
ファン装置15により冷却器14で生成された冷気が上
記各室2,3,4,5内へ供給されるように構成されて
いる。ここで、冷気の流通経路について、以下、図3に
従って説明する。
【0014】図3に示すように、冷却器14で生成され
た冷気は、ファン装置15のファン16の送風作用によ
り、冷気供給路17を通って冷凍室3,4内へ供給され
ると共に、冷気供給路18を通って冷蔵室2内へ供給さ
れる。上記冷凍室3,4内へ供給されて各室内を冷却し
た冷気は、リターンダクト19を通って冷却器14側へ
戻るようになっている。
た冷気は、ファン装置15のファン16の送風作用によ
り、冷気供給路17を通って冷凍室3,4内へ供給され
ると共に、冷気供給路18を通って冷蔵室2内へ供給さ
れる。上記冷凍室3,4内へ供給されて各室内を冷却し
た冷気は、リターンダクト19を通って冷却器14側へ
戻るようになっている。
【0015】一方、冷気供給路18には、冷蔵室2内全
体へ供給される冷気の流量を調節するRダンパ20と、
冷蔵室2内の下部に設けられたパーシャル/チルド室2
2(図2も参照)内へ供給される冷気の流量を調節する
P/Cダンパ21が設けられている。上記Rダンパ20
の開閉により、冷蔵室2内全体の温度が制御されるよう
になっている。また、P/Cダンパ21の開閉により、
パーシャル/チルド室22内の温度が制御されるように
なっている。
体へ供給される冷気の流量を調節するRダンパ20と、
冷蔵室2内の下部に設けられたパーシャル/チルド室2
2(図2も参照)内へ供給される冷気の流量を調節する
P/Cダンパ21が設けられている。上記Rダンパ20
の開閉により、冷蔵室2内全体の温度が制御されるよう
になっている。また、P/Cダンパ21の開閉により、
パーシャル/チルド室22内の温度が制御されるように
なっている。
【0016】上記冷蔵室2及びパーシャル/チルド室2
2内へ供給されて各室内を冷却した冷気は、冷気通路2
3を通って野菜室5内へ供給される。この場合、上記冷
気に加えて、Rダンパ20と冷蔵室2との間に設けられ
た分流ダクト24を通って供給された冷気が、冷気通路
23を通って野菜室5内へ供給されるように構成されて
いる。そして、野菜室5内へ供給されて該室内を冷却し
た冷気は、リターンダクト25を通って冷却器14側へ
戻るようになっている。
2内へ供給されて各室内を冷却した冷気は、冷気通路2
3を通って野菜室5内へ供給される。この場合、上記冷
気に加えて、Rダンパ20と冷蔵室2との間に設けられ
た分流ダクト24を通って供給された冷気が、冷気通路
23を通って野菜室5内へ供給されるように構成されて
いる。そして、野菜室5内へ供給されて該室内を冷却し
た冷気は、リターンダクト25を通って冷却器14側へ
戻るようになっている。
【0017】ここで、冷蔵庫本体1内において、上記し
た冷気の流通経路の具体的な配設位置について、図2に
従って簡単に述べる。図2に示すように、冷気供給路1
8は冷蔵室2の背面側に配設され、冷気供給路17は冷
凍室3,4の背面側であって冷却器14の前面側に配設
されている。冷凍室3,4側からのリターンダクト19
は、冷凍室4と野菜室5との間を仕切る仕切壁26内に
配設されている。この仕切壁26内には、図2中破線で
示すように、野菜室5側からのリターンダクト25も配
設されている。
た冷気の流通経路の具体的な配設位置について、図2に
従って簡単に述べる。図2に示すように、冷気供給路1
8は冷蔵室2の背面側に配設され、冷気供給路17は冷
凍室3,4の背面側であって冷却器14の前面側に配設
されている。冷凍室3,4側からのリターンダクト19
は、冷凍室4と野菜室5との間を仕切る仕切壁26内に
配設されている。この仕切壁26内には、図2中破線で
示すように、野菜室5側からのリターンダクト25も配
設されている。
【0018】また、Rダンパ20及びP/Cダンパ21
は、パーシャル/チルド室22の背面側に配設されてい
る(図2にはRダンパ20のみ図示する)。更に、冷気
通路23は、冷蔵室2と製氷室3との間を仕切る仕切壁
27内と、冷凍室3,4の背面側とにわたって配設され
ている。
は、パーシャル/チルド室22の背面側に配設されてい
る(図2にはRダンパ20のみ図示する)。更に、冷気
通路23は、冷蔵室2と製氷室3との間を仕切る仕切壁
27内と、冷凍室3,4の背面側とにわたって配設され
ている。
【0019】尚、冷蔵庫本体1の下部後部には、機械室
28が設けられており、この機械室28内にコンプレッ
サ29が配設されている。このコンプレッサ29が運転
されることにより、上記冷却器14が冷却されて冷気が
生成されるように構成されている。
28が設けられており、この機械室28内にコンプレッ
サ29が配設されている。このコンプレッサ29が運転
されることにより、上記冷却器14が冷却されて冷気が
生成されるように構成されている。
【0020】また、電気的構成を示す図4において、運
転制御手段である例えばマイクロコンピュータ30は、
内部のメモリに冷蔵庫の運転全体を制御する機能を有す
るプログラムを記憶している。このマイクロコンピュー
タ30は、冷凍室3,4内の温度を検出する冷凍室用温
度センサ31からの温度検出信号、並びに、庫外の温度
即ち室温を検出する庫外温度センサ32からの温度検出
信号を受けるようになっている。尚、上記冷凍室用温度
センサ31は、冷気供給路17内に配設されている。ま
た、庫外温度センサ32は、冷蔵庫本体1の外周面部に
適宜配設されている。
転制御手段である例えばマイクロコンピュータ30は、
内部のメモリに冷蔵庫の運転全体を制御する機能を有す
るプログラムを記憶している。このマイクロコンピュー
タ30は、冷凍室3,4内の温度を検出する冷凍室用温
度センサ31からの温度検出信号、並びに、庫外の温度
即ち室温を検出する庫外温度センサ32からの温度検出
信号を受けるようになっている。尚、上記冷凍室用温度
センサ31は、冷気供給路17内に配設されている。ま
た、庫外温度センサ32は、冷蔵庫本体1の外周面部に
適宜配設されている。
【0021】上記マイクロコンピュータ30は、冷蔵室
2の扉6、第1の冷凍室3の扉7、第2の冷凍室4の扉
9、野菜室5の扉11の各開閉状態を検出する冷蔵室扉
スイッチ33、第1の冷凍室扉スイッチ34、第2の冷
凍室扉スイッチ35、野菜室扉スイッチ36からの各検
出信号を受けるようになっている。そして、マイクロコ
ンピュータ30は、コンプレッサ29、ファン装置15
のファンモータ37及び除霜用のヒータ38を駆動回路
39,40,41を介して駆動制御するように構成され
ている。尚、除霜用のヒータ38は、冷却器14の下方
に配設されており(図2参照)、脱臭剤の触媒を加熱す
るヒータとしても機能するようになっている。
2の扉6、第1の冷凍室3の扉7、第2の冷凍室4の扉
9、野菜室5の扉11の各開閉状態を検出する冷蔵室扉
スイッチ33、第1の冷凍室扉スイッチ34、第2の冷
凍室扉スイッチ35、野菜室扉スイッチ36からの各検
出信号を受けるようになっている。そして、マイクロコ
ンピュータ30は、コンプレッサ29、ファン装置15
のファンモータ37及び除霜用のヒータ38を駆動回路
39,40,41を介して駆動制御するように構成され
ている。尚、除霜用のヒータ38は、冷却器14の下方
に配設されており(図2参照)、脱臭剤の触媒を加熱す
るヒータとしても機能するようになっている。
【0022】次に、上記構成の作用を図1も参照して説
明する。図1は、マイクロコンピュータ30に記憶され
たプログラムの制御内容を概略的に示すフローチャート
である。この図1において、まず、庫外温度が設定温度
である例えば13℃より高い場合、ステップS1にて
「NO」へ進み、通常制御運転が行われる(ステップS
2)。
明する。図1は、マイクロコンピュータ30に記憶され
たプログラムの制御内容を概略的に示すフローチャート
である。この図1において、まず、庫外温度が設定温度
である例えば13℃より高い場合、ステップS1にて
「NO」へ進み、通常制御運転が行われる(ステップS
2)。
【0023】この通常制御運転においては、冷凍室用温
度センサ31からの検出温度がコンプレッサオン温度以
上に上昇したとき、コンプレッサ29及びファンモータ
37の運転が開始され、冷凍室用温度センサ31からの
検出温度がコンプレッサオフ温度以下に低下したとき、
コンプレッサ29及びファンモータ37の運転が停止さ
れる。そして、コンプレッサ29の運転中であっても、
各室2,3,4,5の少なくとも一つの扉6,7,9,
11が開放されたときは、ファンモータ37つまりファ
ン装置15の運転を停止させるように制御される。
度センサ31からの検出温度がコンプレッサオン温度以
上に上昇したとき、コンプレッサ29及びファンモータ
37の運転が開始され、冷凍室用温度センサ31からの
検出温度がコンプレッサオフ温度以下に低下したとき、
コンプレッサ29及びファンモータ37の運転が停止さ
れる。そして、コンプレッサ29の運転中であっても、
各室2,3,4,5の少なくとも一つの扉6,7,9,
11が開放されたときは、ファンモータ37つまりファ
ン装置15の運転を停止させるように制御される。
【0024】一方、庫外温度が13℃以下の場合には、
ステップS1にて「YES」へ進み、少なくとも一つの
扉6,7,9,11が開放されているか否かの判断を行
う(ステップS3)。ここで、すべての扉6,7,9,
11が閉塞されている場合には、ステップS3において
「NO」へ進み、通常制御運転が行われる(ステップS
2)。
ステップS1にて「YES」へ進み、少なくとも一つの
扉6,7,9,11が開放されているか否かの判断を行
う(ステップS3)。ここで、すべての扉6,7,9,
11が閉塞されている場合には、ステップS3において
「NO」へ進み、通常制御運転が行われる(ステップS
2)。
【0025】また、庫外温度が13℃以下の場合であっ
て、少なくとも一つの扉6,7,9,11が開放された
ときには、ステップS3において「YES」へ進み、少
なくとも一時的にファンモータ37をコンプレッサ29
の運転に強制的に同期させて運転するように制御され
る。
て、少なくとも一つの扉6,7,9,11が開放された
ときには、ステップS3において「YES」へ進み、少
なくとも一時的にファンモータ37をコンプレッサ29
の運転に強制的に同期させて運転するように制御され
る。
【0026】具体的には、まず、扉6,7,9,11が
開放され続ける時間が、予め決められた設定時間Tに達
したか否かを判断する。即ち、設定時間Tのタイマをリ
セットした後(ステップS4)、タイマの計時動作を開
始する(ステップS5)。ここで、扉6,7,9,11
の開放時間が設定時間Tより短い場合には、上記タイマ
の計時途中において、すべての扉6,7,9,11が閉
塞されるようになるから、ステップS6にて「YES」
へ進み、通常制御運転が行われる(ステップS2)。
開放され続ける時間が、予め決められた設定時間Tに達
したか否かを判断する。即ち、設定時間Tのタイマをリ
セットした後(ステップS4)、タイマの計時動作を開
始する(ステップS5)。ここで、扉6,7,9,11
の開放時間が設定時間Tより短い場合には、上記タイマ
の計時途中において、すべての扉6,7,9,11が閉
塞されるようになるから、ステップS6にて「YES」
へ進み、通常制御運転が行われる(ステップS2)。
【0027】尚、タイマの計時が終了するまでの間は、
つまり、少なくとも一つの扉6,7,9,11が開放さ
れてから設定時間Tが経過するまでの間は、コンプレッ
サ29の運転中であっても、ファンモータ37をオフし
てファン装置15の運転を停止させるように制御され
る。
つまり、少なくとも一つの扉6,7,9,11が開放さ
れてから設定時間Tが経過するまでの間は、コンプレッ
サ29の運転中であっても、ファンモータ37をオフし
てファン装置15の運転を停止させるように制御され
る。
【0028】この後、少なくとも一つの扉6,7,9,
11の開放時間が設定時間T以上に達した場合には、タ
イマの計時が終了し、ステップS7にて「YES」へ進
む。ここで、コンプレッサオン信号が与えられていると
き、即ち、冷凍室用温度センサ31からの検出温度がコ
ンプレッサオン温度以上に上昇してコンプレッサ29が
運転されているときには、ステップS8にて「YES」
へ進み、ファンモータ37の運転が実行される(ステッ
プS9)。
11の開放時間が設定時間T以上に達した場合には、タ
イマの計時が終了し、ステップS7にて「YES」へ進
む。ここで、コンプレッサオン信号が与えられていると
き、即ち、冷凍室用温度センサ31からの検出温度がコ
ンプレッサオン温度以上に上昇してコンプレッサ29が
運転されているときには、ステップS8にて「YES」
へ進み、ファンモータ37の運転が実行される(ステッ
プS9)。
【0029】一方、コンプレッサオン信号が与えられて
いないとき、即ち、冷凍室用温度センサ31からの検出
温度がコンプレッサオフ温度以下に低下してコンプレッ
サ29が運転されていないときには、ステップS8にて
「NO」へ進み、ファンモータ37の運転が停止される
(ステップS10)。
いないとき、即ち、冷凍室用温度センサ31からの検出
温度がコンプレッサオフ温度以下に低下してコンプレッ
サ29が運転されていないときには、ステップS8にて
「NO」へ進み、ファンモータ37の運転が停止される
(ステップS10)。
【0030】そして、すべての扉6,7,9,11が閉
塞されるまで、上記したようにファンモータ37の運転
制御が続けられる。この後、全ての扉6,7,9,11
が閉塞されると、ステップS11にて「YES」へ進
み、通常制御運転が行われる(ステップS2)。
塞されるまで、上記したようにファンモータ37の運転
制御が続けられる。この後、全ての扉6,7,9,11
が閉塞されると、ステップS11にて「YES」へ進
み、通常制御運転が行われる(ステップS2)。
【0031】このような構成の本実施例によれば、庫外
温度が13℃以下の場合には、各室2,3,4,5の少
なくとも一つの扉6,7,9,11が開放されていると
きに、その開放開始から所定時間T経過後に、ファン装
置15をコンプレッサ29の運転に強制的に同期させて
運転するように制御した。これによって、従来構成とは
異なり、扉6,7,9,11が開放状態で放置された
り、半ドア状態で放置されたりしたときに、冷却器14
で冷却された冷気がリターンダクト25を通って野菜室
5内へ逆流することを確実に防止できる。従って、庫外
温度が低い場合に、野菜室5内の食品が凍結することを
防止できる。
温度が13℃以下の場合には、各室2,3,4,5の少
なくとも一つの扉6,7,9,11が開放されていると
きに、その開放開始から所定時間T経過後に、ファン装
置15をコンプレッサ29の運転に強制的に同期させて
運転するように制御した。これによって、従来構成とは
異なり、扉6,7,9,11が開放状態で放置された
り、半ドア状態で放置されたりしたときに、冷却器14
で冷却された冷気がリターンダクト25を通って野菜室
5内へ逆流することを確実に防止できる。従って、庫外
温度が低い場合に、野菜室5内の食品が凍結することを
防止できる。
【0032】また、庫外温度が13℃よりも高い場合に
は、コンプレッサ29の運転中であっても、各室2,
3,4,5の少なくとも一つの扉6,7,9,11が開
放されているときに、ファン装置15の運転を停止させ
るように制御した。これによって、扉6,7,9,11
が開放された開口部を通って入った庫外の空気(湿気を
含んだ空気)が冷却器14側へ送られることを極力低減
することができる。このため、冷却器14に異常着霜が
生ずる事態を防止できる。
は、コンプレッサ29の運転中であっても、各室2,
3,4,5の少なくとも一つの扉6,7,9,11が開
放されているときに、ファン装置15の運転を停止させ
るように制御した。これによって、扉6,7,9,11
が開放された開口部を通って入った庫外の空気(湿気を
含んだ空気)が冷却器14側へ送られることを極力低減
することができる。このため、冷却器14に異常着霜が
生ずる事態を防止できる。
【0033】ここで、庫外温度が高い場合には、野菜室
5内からの熱のリークがかなり大きいので、冷気が野菜
室5内へ逆流することがあったとしても、野菜室5内の
食品が凍結することはない。
5内からの熱のリークがかなり大きいので、冷気が野菜
室5内へ逆流することがあったとしても、野菜室5内の
食品が凍結することはない。
【0034】尚、上記実施例では、庫外温度の設定温度
を13℃としたが、これに限られるものではなく、適宜
設定すれば良い。また、上記実施例では、庫外温度が1
3℃以下の場合であって、少なくとも一つの扉6,7,
9,11が開放されたときには、上記扉の開放開始から
所定時間Tが経過した後、ファンモータ37をコンプレ
ッサ29の運転に強制的に同期させて運転するように制
御したが、これに代えて、扉の開放開始と同時にファン
モータ37をコンプレッサ29の運転に同期させて運転
するように制御しても良い。更に、コンプレッサ29の
運転に同期させるときは、ファンモータ37を間欠運転
するように構成しても良い。
を13℃としたが、これに限られるものではなく、適宜
設定すれば良い。また、上記実施例では、庫外温度が1
3℃以下の場合であって、少なくとも一つの扉6,7,
9,11が開放されたときには、上記扉の開放開始から
所定時間Tが経過した後、ファンモータ37をコンプレ
ッサ29の運転に強制的に同期させて運転するように制
御したが、これに代えて、扉の開放開始と同時にファン
モータ37をコンプレッサ29の運転に同期させて運転
するように制御しても良い。更に、コンプレッサ29の
運転に同期させるときは、ファンモータ37を間欠運転
するように構成しても良い。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、庫外の温度を検出する温度センサにより検出した庫
外温度が設定温度よりも低い場合、冷蔵庫の複数の貯蔵
室の少なくとも一つの扉が開放されているときに、少な
くとも一時的にファン装置をコンプレッサの運転に強制
的に同期させて運転するように制御する構成としたの
で、各貯蔵室の少なくとも一つの扉が開放された状態で
放置されたときに、冷却室内の食品が凍結することを確
実に防止できるという優れた効果を奏する。
に、庫外の温度を検出する温度センサにより検出した庫
外温度が設定温度よりも低い場合、冷蔵庫の複数の貯蔵
室の少なくとも一つの扉が開放されているときに、少な
くとも一時的にファン装置をコンプレッサの運転に強制
的に同期させて運転するように制御する構成としたの
で、各貯蔵室の少なくとも一つの扉が開放された状態で
放置されたときに、冷却室内の食品が凍結することを確
実に防止できるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示すフローチャート
【図2】冷蔵庫本体の縦断側面図
【図3】冷気の流通経路を概略的に示す図
【図4】ブロック図
1は冷蔵庫本体、2は冷蔵室(貯蔵室)、3,4は冷凍
室(貯蔵室)、5は野菜室(冷却室)、6,7,9,1
1は扉、14は冷却器、15はファン装置、25はリタ
ーンダクト、26,27は仕切壁、29はコンプレッ
サ、30はマイクロコンピュータ(運転制御手段)、3
1は冷凍室用温度センサ、32は庫外温度センサを示
す。
室(貯蔵室)、5は野菜室(冷却室)、6,7,9,1
1は扉、14は冷却器、15はファン装置、25はリタ
ーンダクト、26,27は仕切壁、29はコンプレッ
サ、30はマイクロコンピュータ(運転制御手段)、3
1は冷凍室用温度センサ、32は庫外温度センサを示
す。
Claims (1)
- 【請求項1】 冷却器で生成された冷気をファン装置に
より複数の貯蔵室内へ供給すると共に、前記複数の貯蔵
室のうちの冷却室内へ供給された冷気を前記冷却器側へ
戻すためのリターンダクトを前記冷却器の下方に配設し
て成る冷蔵庫において、 庫外の温度を検出する温度センサと、 この温度センサにより検出した庫外温度が設定温度より
も低い場合、前記各室の少なくとも一つの扉が開放され
ているときに、少なくとも一時的に前記ファン装置をコ
ンプレッサの運転に強制的に同期させて運転するように
制御する運転制御手段とを備えたことを特徴とする冷蔵
庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2231592A JPH05223431A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2231592A JPH05223431A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05223431A true JPH05223431A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=12079301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2231592A Pending JPH05223431A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05223431A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001050635A (ja) * | 1999-08-06 | 2001-02-23 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍冷蔵庫、冷蔵庫の冷気循環方法 |
CN112833607A (zh) * | 2019-11-22 | 2021-05-25 | 东芝生活电器株式会社 | 冰箱 |
-
1992
- 1992-02-07 JP JP2231592A patent/JPH05223431A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001050635A (ja) * | 1999-08-06 | 2001-02-23 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍冷蔵庫、冷蔵庫の冷気循環方法 |
US6351967B1 (en) | 1999-08-06 | 2002-03-05 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Refrigerator with a freezer compartment |
CN112833607A (zh) * | 2019-11-22 | 2021-05-25 | 东芝生活电器株式会社 | 冰箱 |
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