JPH09105352A - 内燃機関制御方法及び装置 - Google Patents

内燃機関制御方法及び装置

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JPH09105352A
JPH09105352A JP8204992A JP20499296A JPH09105352A JP H09105352 A JPH09105352 A JP H09105352A JP 8204992 A JP8204992 A JP 8204992A JP 20499296 A JP20499296 A JP 20499296A JP H09105352 A JPH09105352 A JP H09105352A
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JP8204992A
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Gerhard Engel
エンゲル ゲルハルト
Manfred Birk
ビルク マンフレート
Peter Rupp
ルップ ペーター
Christopher Huber
フーバー クリストファー
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Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
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    • F02D41/2425Particular ways of programming the data
    • F02D41/2429Methods of calibrating or learning
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特性データマップをできるだけ簡単で正確に
適応することを可能にする。 【解決手段】 少なくとも3つの動作点と、前記動作点
に対応する補正値とにより少なくとも1つの補正面を定
め、前記補正面のそれぞれの点を補正量として用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1の発明では、
特性データマップメモリの中に少なくとも2つの動作パ
ラメータに依存して1つの制御信号を記憶し、少なくと
も3つの動作点で、特性データマップを補正する補正値
を求めることができ、補正値を、動作特性量の目標値と
動作特性量の実際値との間の偏差を基礎にして求めるこ
とができる内燃機関制御方法に関し、第2の発明では、
特性データマップメモリの中に、少なくとも2つの動作
パラメータに依存して1つの制御信号を記憶し、少なく
とも3つの動作点で、特性データマップを補正する補正
値を求め、補正値を、動作量の目標値と実際値との間の
偏差を基礎にして求めることができる内燃機関制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】このような内燃機関制御方法及び装置は
例えばドイツ特許出願公開第4105740号公報(米
国特許第315976号明細書)から公知である。この
文献では、特性データマップの加算補正及び乗算補正方
法が開示されている。第1の偏差信号は加算誤差を表
し、第2の偏差信号は乗算誤差を表す。これらの加算誤
差及び乗算誤差は、加算補正係数及び乗算補正係数によ
り特性データマップ領域全体の中で考慮される。
【0003】このようなグローバル補正と呼ばれる特性
データマップ補正が、充分に正確な補正値を供給するた
だ1つの場合は、特性データマップが複数の領域に分割
される場合である、すなわち加算誤差が主である領域
と、乗算誤差が主である領域とに分割される場合であ
る。
【0004】更に特性データマップの局部補正も公知で
あり、この場合、それぞれの特性データマップ支持値点
に対して1つの補正値が学習される。これらの補正はよ
り正確であるが、しかしこれらの補正の欠点は、不連続
が発生する点にある、何故ならば1つの走行サイクルの
中のある特定の複数の点が、既に学習されており、これ
に対して隣接の点ではこのためにまだ機会が与えられて
いない。従って例えば、タンクへの給油後に、変更され
た燃料量特性が特性データマップメモリ全体の中で考慮
されるまでに非常に長い時間がかかる。特定の動作点は
希にしか使用されないので、これらの動作点では、第1
回の使用の場合にはまず初めに機能的な欠陥が発生す
る。例えばトルクが小さすぎる、煤煙排出が許容量を越
える等である。これは、適応がこれらの動作点で終了す
るまで行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、特性
データマップをできるだけ簡単で正確に適応することを
可能にする、冒頭に記載の内燃機関制御方法及び装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によ
り、第1の発明では、少なくとも3つの動作点と、動作
点に対応する補正値とにより少なくとも1つの補正面を
定め、補正面のそれぞれの点を補正量として用いること
により解決され、第2の発明では、少なくとも3つの動
作点と、動作点に対応する補正値とにより少なくとも1
つの補正平面を定め、これらの補正平面のそれぞれの点
を補正量として使用する手段を設けることにより解決さ
れる。
【0007】本発明の方法の1つの利点は、特性データ
マップの簡単な適応が可能であり、この適応は機能性の
ために必要な場所で非常に正確である点である。
【0008】本発明の有利な実施の形態は、その他の請
求項に記載されている。
【0009】
【実施の形態】次に本発明を実施の形態に基づき図を用
いて詳細に説明する。
【0010】次に本発明の方法をディーゼル内燃機関の
ポンプ特性データマップメモリを例にして説明する。し
かし本発明はこの利用に制限されない。本発明は僅かな
変更により別の内燃機関又は別の特性データマップメモ
リにも利用できる。ポンプ特性データマップの代りに別
の特性データマップ例えば排気ガス戻し特性データマッ
プで相応の補正を行うことも可能である。
【0011】100により第1の調整器が示され、第1
の調整器は、第1の調整器に供給される制御信号USに
依存して、図示されていない内燃機関にある定められた
燃料量を調量して供給する。量を調整する調整器100
は、ポンプ特性データマップメモリ105により信号U
Sを供給される。ポンプ特性データマップメモリ105
には入力量として結合点110の出力信号が供給され
る。結合点110の第1の入力側には最小選択装置12
0の正の符号の出力信号MKSが供給される。
【0012】最小選択装置120には第1に量プリセッ
ト装置142の出力信号MKWが供給され、量プリセッ
ト装置142は例えばアクセルペダル位置信号発生器1
44の信号FPを評価する。第2の量として最小選択装
置120には煤煙制限装置122の出力信号と、トルク
制限装置124の出力信号とが供給される。煤煙制限装
置122は例えばλセンサ130の出力信号λを評価
し、λセンサ130は排気ガスの酸素濃度を検出及び/
又は空気量センサの出力信号MLを検出する。トルク制
限装置124にはとりわけ回転数信号発生器136の回
転数信号Nが供給される。
【0013】最小選択装置120の出力信号は更に、別
の制御回路に供給されることもある。この出力信号は例
えば噴射開始時点制御器140に供給され、噴射開始時
点制御器140はこの量信号MKSに依存して所望の噴
射開始時点を制御する。更にこの出力信号は排気ガス戻
し制御器145又は空気量制御器に供給されることもあ
る。この制御器も特性データマップメモリを有し、この
特性データマップメモリの中に動作量に依存して、第2
の調整器148を制御する制御信号が記憶される。この
第2の調整器は例えば、吸気量を排気ガス戻し弁を介し
て調整する。排気ガス戻し制御器145は回転数センサ
136及びλセンサ130及び/又は空気量測定器の出
力信号を処理する。このような装置は本質的に周知であ
る。
【0014】結合点110の第2の入力側には、負の符
号で適応装置115の出力信号が供給される。適応装置
115は結合点155の出力信号及び回転数信号発生器
136の回転数信号N及び燃料量信号MKを処理し、燃
料量信号MKは燃料量信号発生器157から供給され
る。加算結合点155には第1に、負の符号で最小選択
装置の出力信号MKSが供給され、正の符号で量計算装
置150の信号MKIが供給される。量計算装置150
には入力量としてλセンサ130のλ信号λと、空気量
プリセット装置152の空気量信号MLVないし空気量
センサ133の出力信号が供給される。
【0015】適応装置115の出力信号Kは補正特性デ
ータマップメモリ180により形成される。補正特性デ
ータマップメモリ180には第1の制御器170、第2
の制御器172及び第3の制御器174の出力信号が供
給される。第1の制御器170は第1のスイッチング手
段160を介して結合点155に接続され、第2の制御
器172は第2のスイッチング手段162を介して結合
点155に接続され、第3の制御器174は第3のスイ
ッチング手段164を介して結合点155に接続されて
いる。スイッチング手段160、162及び164は、
適応制御装置166により動作特性量に依存して制御さ
れる。動作特性量として例えば回転数信号N及び燃料量
信号MKが使用される。
【0016】この装置は次のように動作する。
【0017】例えばアクセルペダルセンサ144により
検出される運転者所望信号FPに依存して、量プリセッ
ト装置142は、運転者の希望に相応する所望量信号M
KWを出力する。この所望量信号MKWは煤煙制限装置
122及びトルク制限装置124の出力信号に依存して
最大許容値を制限する。煤煙制限装置122は例えば、
内燃機関に供給される空気量信号MLと、λ値の値λす
なわち排気ガスの酸素濃度とに依存する。
【0018】トルク制限装置124は実質的に回転数に
依存する。最小選択装置120の出力側から、噴射燃料
量信号MKSの目標値信号MKSが出力される。この量
は、種々の制御器に供給されることもあり、これらの制
御器はこの量に依存して例えば噴射開始時点又は排気ガ
ス戻り率を制御する。更にこの量信号MKSはポンプ特
性データマップメモリ105に供給される。ポンプ特性
データマップメモリ105は噴射燃料量信号MKSを、
調整器100に供給される制御信号USに変換し、調整
器100は噴射燃料量を定める。
【0019】とりわけ調整器の燃料調量領域内の誤差及
び不正確さに起因して、実際の噴射燃料量が所望の燃料
量MKSからずれることがある。実際の量が目標値MK
Sより小さい場合、内燃機関は所望のトルクを供給しな
い。燃料量が過大であると、許容されない排気ガス排出
量が発生することがある。
【0020】これらの現象を回避するために、量計算装
置150により実際の噴射燃料量MKIが定められ、比
較結合点155で燃料量目標値MKSと比較される。次
いで、この比較結果に依存して補正値Kが定められ、補
正値Kは補正量Kとも称される。この補正量Kにより加
算結合点110で燃料量目標値MKSが補正される。
【0021】前述の実施の形態では量計算装置150に
吸気量KLVと排気ガスのλ値λIとが使用される。実
際の噴射燃料量MKIは次式により得られる。
【0022】MKI=MLV/14.5λI 空気量信号MLVとして、センサにより直接に検出され
る空気量を使用するか、又は空気量信号MLVは、種々
の動作特性量例えば吸気の温度と圧力とを基礎として計
算することもできる。
【0023】燃料量実際値MKIを空気量MLV及びλ
信号を基礎にして計算する代りに、別の量又は量代替信
号を使用できる。例えばニードル行程又は噴射持続時
間、燃料導管の中の圧力、トルク、排気ガス温度又はN
OXセンサ又はHCセンサの出力信号を使用できる。排
気ガスのλ値λIは通常、λセンサにより直接に測定さ
れる。
【0024】燃料量目標値MKSを結合点155で燃料
量実際値MKIと比較することにより偏差信号DMKが
得られる。代替的に偏差信号としてλ制御器の出力信号
を使用できる。
【0025】適応制御装置166により、制御器17
0、172及び174が信号を受取るのは、特定の動作
パラメータが存在する場合のみであることが保証され
る。動作パラメータとして回転数N及び燃料量MKが考
慮される。燃料量MKは、制御装置の中に存在する燃料
量値であり、例えば燃料量目標値MKSである。代替的
に別の量信号を使用できる、例えば量MKI等を使用で
きる。
【0026】特定の動作パラメータが存在する場合、選
択的にスイッチ160、162又は164が閉成され、
偏差信号DMKが当該の制御器170、172又は17
4に供給される。これらの制御器170、172及び1
74は有利には積分制御器として実現されている。この
場合、制御器は緩慢に動作する制御回路であり、この制
御回路は、量目標値MKSと計算された量実際値MKI
との間の検出された差を所定の動作点で0に制御する。
【0027】量実際値MKIは噴射燃料量に相当し、こ
の量実際値MKIと燃料量目標値MKSとが等しい値を
とることにより、量値MKSで動作するすべての機能例
えば噴射開始時点制御器又は排気ガス戻し制御装置が、
改善されるか又は簡単化される。
【0028】本発明では偏差信号DMKは、回転数及び
燃料量MKにより定められている3つの動作点の周囲の
みでしか求めることができない。これらの3つの偏差値
を基礎にして、これらの3つの動作点のための3つの補
正値が求められる。3つの動作点におけるこれら3つの
補正値は、1つのいわゆる補正面を定める。この補正面
は、燃料量値MK及び回転数値Nにより定められている
それぞれの動作点に1つの補正量Kを割当てる。
【0029】本発明ではこれら3つの点の選択は、内燃
機関のそれぞれの機能的に重要な動作領域の中に1つの
動作点が位置するように行われる。第1の動作領域は、
回転数が小さく燃料量が小さい場合に与えられている。
この動作領域内では排気ガス戻しが行われる。回転数が
小さく燃料量が大きい場合の第2の動作領域内では煤煙
制限が行われる。回転数が大きく燃料量も大きい場合の
第3の動作領域内ではトルク制限が行われる。
【0030】これらの動作領域のそれぞれの領域の中で
それぞれ1つの補正値が学習される。次いで、これらの
3つの補正値を基礎にして補正面が計算され、この補正
面を介してポンプ特性データマップのグローバルな補正
が行われる。
【0031】図2において3つの動作点で補正値が求め
られ、これらの動作点は×印により示されている。第1
の軸に回転数Nがとられ、第2の軸に燃料量MKがとら
れ、第3の軸に補正量Kがとられている。
【0032】第1の動作点は回転数N1及び燃料量MK
1により定められ、この第1の動作点で第1の補正値K
1が得られる。第2の動作点は回転数N2及び燃料量M
K3により定められ、この第2の動作点で第2の補正値
K2が定められる。図示の例では回転数値N1及びN2
は互いに等しい。
【0033】これに相応して、第3の動作点は回転数N
3及び量MK3により定められ、この第3の動作点では
第3の補正値K3が求められる。
【0034】回転数N1は例えば1000rpmの値を
とり、回転数N2は例えば4000rpmの値をとる。
【0035】これら3つの動作点は補正面の支持値点と
も呼ばれ、これら3つの動作点と、3つの補正値K1、
K2及びK3により1つの平面が定められ、この平面は
1点鎖線により示されている。それぞれの任意の動作
点、すなわち回転数値Nと燃料量値MKとのそれぞれの
任意の組合せに、この平面の1つの点が割当てられ、ひ
いては1つの特定の補正量Kが割当てられる。
【0036】制御器170、172及び174は補正値
K1、K2及びK3を供給する。これらの補正値と、こ
れらの補正値に割当てられている既知の動作点とを基礎
にして1つの補正面が得られ、この補正面は補正特性デ
ータマップメモリ180の中に記憶されている。この補
正特性データマップメモリ180から、それぞれの動作
点に対して補正量Kを読出すことができる。
【0037】前述の複数の動作領域のそれぞれの動作領
域の中で補正値が学習される。この場合有利には、偏差
信号DMKの複数の測定値の平均値である。次いで、前
述の3つの補正値K1、K2及びK3を基礎にして1つ
の補正面が計算され、この補正面を介してポンプ特性デ
ータマップのグローバルな補正が行われる。グローバル
な補正は、機能性のために高精度が必要である。
【0038】この方法により乗算誤差も加算誤差も補正
される。乗算誤差と加算誤差とを別個に検出する複数の
領域は区別されず、これによりこの方法の利用は簡単化
される。グローバルな補正により誤差は迅速に学習さ
れ、これにより特性データマップメモリ領域全体の中で
不連続無しに迅速に補償される。
【0039】選択された有効な偏差信号DMKは、それ
ぞれの動作領域に対する制御器170、172又は17
4に連続的に平均化される。適応のために有益な信号が
存在しない限り、すなわち相応する動作点がまだ使用さ
れていない限り、当該の制御器の出力信号は値0をと
る。1つの動作領域の中の1つの動作点で測定され有効
と見なされるすべての偏差信号は、スイッチング手段1
60、162又は164を介して、長い積分時間を有す
る対応する制御器170、172又は174に到達す
る。
【0040】連続的に平均化された量誤差は、ポンプ特
性データマップのための補正特性データマップとして表
すことができる。補正値が計算される支持値点は有利に
は動作領域の中央に置かれるか、又は動作領域の最もし
ばしば発生する値を有する領域内に置かれる。これらの
3つの補正値を含む平面はグローバルに、比較的短い測
定時の後に、完全に測定された補正特性データマップに
近づけることができる。平面を計算するためにただ3つ
の補正値しか必要とせず、充分な精度を有するすべての
中間値が非常に迅速に利用できる。
【0041】この方法により得られる1つの利点は、そ
れぞれの動作点に短い測定時間の後に、近傍で測定され
た加算補正値が存在する点である。乗算誤差成分は間接
的に、3つの補正値により定められた平面方程式を介し
て一緒に考慮される。動作領域全体にわたり平面を計算
することにより補正は充分な精度で、希にしか使用され
ない動作点も考慮している。点毎に適応化されたポンプ
特性データマップの場合に発生する不連続は発生しな
い。従ってこの方法を利用する際の複雑性は大幅に低減
される。
【0042】本発明の1つの特に有利な実施の形態では
学習領域は、支持値点の近傍に制限される。これが行わ
れる理由は、支持値点から比較的遠く離れて位置し長い
時間にわたり定常状態で使用される動作点は、支持値点
に対して誤差を含めて学習されることにある。制限され
ている学習領域は、迅速な学習のために機能的に重要で
ありできるだけしばしば使用される点に置かれなければ
ならない。
【0043】長い時間にわたり定常状態で使用される動
作点は、設定時間の後は学習されない。
【0044】特に有利なのは、補正平面が制限されてい
る場合である。これが意味することは、補正値K1、K
2、K3の絶対値のための閾値を前もって与えることが
できることである。更に勾配、すなわち平面の傾斜は制
限されることが可能である。これが意味することは、2
つの補正値の間の差が1つの閾値を越えてはならないこ
とである。この制限は、例えばスタート後の誤差を伴う
補外から保護する。
【0045】特に有利なのは、これらの支持値点をでき
るだけ大きい相互間隔で選択する場合である。
【0046】本発明の1つの特別に有利な実施の形態
は、複数の補正平面が前もって与えられている場合に得
られる。特別に有利なのは、3つの機能領域(排気ガス
戻し、全負荷、トルク制限)に対してそれぞれ1つの部
分補正平面を前もって与えることができる場合である。
平面の数は任意の値をとることができる。部分平面の数
を大きくすることにより、より多くの支持値点と、ひい
てはより大きい柔軟性とが、とりわけ端縁ゾーンの中で
得られる。部分平面と部分平面との間の移行の際に跳躍
変化が発生してはならない。有利には平面と平面との間
に交線が形成されるか、又はそれぞれ2つの平面の間で
最小及び/又は最大選択が行われるか、又は動作点で平
面点の平均値の形成が行われる。
【0047】本発明の1つの特に有利な実施の形態で
は、センサ誤差の影響を低減できる。λ値が小さい場
合、λセンサがより正確であり、λ値が大きい場合、空
気量測定器がより正確である。これから、例えばλ全負
荷に制御されている場合に推測されることは、2つの空
気信号の間の存在し求められた差は大部分、空気量測定
器のセンサ誤差に起因することである。全負荷に制御さ
れている場合のこの偏差の平均値は、空気量センサのグ
ローバルな補正を可能にする。例えばアイドリング運転
の場合のように排気ガス戻しが制御されている場合には
偏差の平均値は、λセンサのグローバルな補正を可能に
する。
【0048】特に有利なのは、回転数値N1及びN2
が、第1の動作点及び第2の動作点に対して等しく選択
される場合である。これに応じて量値MK2及びMK3
も互いに等しく選択される。これらの対の等しい座標に
より補正平面を非常に簡単に計算できる。値MK及びN
により定められている動作点の補正量Kは、次式により
得られる。
【0049】K=K1+(K2−K1)*(MK−MK
1)/(MK2−MK1)+(K3−K2)(N−N
1)/(N3−N2) 図3において、異なる部分平面に対する動作領域1、2
及び3は、実線又は1点鎖線により互いから分離されて
いる。×印により示されている支持値点においては補正
値Knが求められる。動作領域2と3との間の跳躍変化
無しの移行と、動作領域2と1との間の跳躍変化無しの
移行とを達成するために、それぞれ1つの交線が定めら
れる。部分平面3から部分平面1への移行は、1点鎖線
の領域内で最小選択により行われる。これら2つの平面
の補正量が読出され、これら2つの補正量のうちの小さ
い補正量が使用される。
【0050】有利には、第2の動作領域の支持値点は、
第2の補正平面と第3の補正平面との間の交線上に位置
し、更に第2の補正平面と第1の補正平面との間の交線
上に位置する。この場合、1つの支持値点はこれら2つ
の交線の交点に位置する。これにより補正平面1及び2
はそれぞれ、それぞれの交線に2つの共通の支持値点を
有する。第1の補正平面と第2の補正平面との中に別の
1つの支持値点が位置する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置のブロック回路図である。
【図2】補正特性データマップを示す線図である。
【図3】異なる動作領域を示す線図である。
【符号の説明】
100 調整器 105 ポンプ特性データマップメモリ 110 結合点 115 適応装置 120 最小選択装置 122 煤煙制限装置 124 トルク制限装置 130 λセンサ 133 空気量センサ 140 噴射開始時点制御器 142 量プリセット装置 144 アクセルペダル位置信号発生器 145 排気ガス戻し制御器 148 調整器 150 燃料量計算装置 152 空気量プリセット装置 155 結合点 157 燃料量信号発生器 160、162、164 スイッチング手段 166 適応制御装置 170、172、174 制御器 180 補正特性データマップメモリ FP 運転者所望信号 K 出力信号 K1,2,3 補正値 MK 燃料量信号 MKI 量実際値 MKS 燃料量目標値信号 MKW 所望量 ML 空気量 NLV 空気量信号 N 回転数信号 N1,2,3 回転数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マンフレート ビルク ドイツ連邦共和国 オーバーリークシンゲ ン ガルテンシュトラーセ 1 (72)発明者 ペーター ルップ ドイツ連邦共和国 レムゼック シュテル ンベルクヴェーク 9 (72)発明者 クリストファー フーバー ドイツ連邦共和国 カッペルローデック レルヒェンヴェーク 2

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特性データマップメモリの中に少なくと
    も2つの動作パラメータに依存して1つの制御信号を記
    憶し、少なくとも3つの動作点で、特性データマップを
    補正する補正値を求めることができ、前記補正値を、動
    作特性量目標値と動作特性実際値との間の偏差を基礎に
    して求めることが可能な内燃機関制御方法において、 少なくとも3つの動作点と、前記動作点に対応する補正
    値とにより少なくとも1つの補正面を定め、前記補正面
    のそれぞれの点を補正量として用いることを特徴とする
    内燃機関制御方法。
  2. 【請求項2】 動作特性量として燃料量信号を使用し、
    実際の燃料量を、空気量及びλ信号(λ)を基礎にして
    求めることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関制御
    方法。
  3. 【請求項3】 特性データマップが自己点火内燃機関の
    ポンプ特性データマップであり、ポンプ特性データマッ
    プメモリの中に、量を決める調整器を制御する制御信号
    を、回転数信号及び燃料量信号に依存して記憶すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内燃機関制
    御方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも3つの動作領域を設け、それ
    ぞれの前記動作領域の中に、補正値を求める際の少なく
    とも1つの動作点が位置することを特徴とする請求項1
    から請求項3のうちのいずれか1つの請求項に記載の内
    燃機関制御方法。
  5. 【請求項5】 それぞれの動作領域に対して1つの補正
    平面を前もって与えることができることを特徴とする請
    求項4に記載の内燃機関制御方法。
  6. 【請求項6】 回転数が小さく燃料量が小さい場合の第
    1の動作領域を与えることを特徴とする請求項4又は請
    求項5に記載の内燃機関制御方法。
  7. 【請求項7】 回転数が小さく燃料量が大きい場合の第
    2の動作領域を与えることを特徴とする請求項4から請
    求項6のうちのいずれか1つの請求項に記載の内燃機関
    制御方法。
  8. 【請求項8】 回転数が大きく燃料量も大きい場合の第
    3の動作領域を与えることを特徴とする請求項4から請
    求項7のうちのいずれか1つの請求項に記載の内燃機関
    制御方法。
  9. 【請求項9】 補正値及び/又は補正量を制限可能であ
    ることを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいず
    れか1つの請求項に記載の内燃機関制御方法。
  10. 【請求項10】 特性データマップメモリの中に、少な
    くとも2つの動作パラメータに依存して1つの制御信号
    を記憶し、少なくとも3つの動作点で、特性データマッ
    プを補正する補正値を求め、前記補正値を、動作量の目
    標値と実際値との間の偏差を基礎にして求めることがで
    きる内燃機関制御装置において、 少なくとも3つの動作点と、前記動作点に対応する補正
    値とにより少なくとも1つの補正平面を定め、これらの
    補正平面のそれぞれの点を補正量として使用する手段を
    設けることを特徴とする内燃機関制御装置。
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