JPH09104519A - プール機能を有する仕分け梱包装置 - Google Patents

プール機能を有する仕分け梱包装置

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JPH09104519A
JPH09104519A JP26007995A JP26007995A JPH09104519A JP H09104519 A JPH09104519 A JP H09104519A JP 26007995 A JP26007995 A JP 26007995A JP 26007995 A JP26007995 A JP 26007995A JP H09104519 A JPH09104519 A JP H09104519A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プール機能を備えていながら、トレーがスム
ーズに移動できて、途中で壁面等に引っ掛かって停止す
るような搬送不良を起こすことがない仕分け梱包装置を
提供する。 【解決手段】 フリートレー1を青果物の仕分け区分に
該当する梱包用コンベア3に乗り移し、この乗り移った
フリートレー1上の青果物を梱包処理するために、この
梱包用コンベア3上にフリートレー1が一列に隙間なく
搬送する梱包作業領域として設けた梱包作業用の搬送路
5上で青果物の梱包処理作業をする装置において、梱包
用コンベア3には、フリートレー1を隙間なく一列に供
給できるように設けた2列の一列搬送型の供給レーン3
01,302と、これらのレーンのいずれか一つを選択
して梱包作業用搬送路5にフリートレー1を供給するレ
バー機構303と、選別コンベア2から梱包用コンベア
3に乗り移す際に供給レーン301,302のいずれか
にフリートレー1を振分ける排出装置4を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、青果物をフリート
レーに載せて搬送しながら選別仕分けを行う仕分け装
置、詳しくは、選別コンベア上で仕分けランクが判定さ
れた青果物を一個づつ搭載しているフリートレーを、仕
分けランク別に複数設置された梱包用コンベアに乗り移
して梱包するという、選別−仕分け−梱包の青果物選別
作業を、円滑かつ効率よく行わせるための仕分け梱包装
置に関する。
【0002】
【従来技術】集荷青果物を階級・等級などの判定要素に
基づき選別仕分けし最終的に梱包するという一連作業を
行う仕分け設備のうちで、青果物をフリートレー(以下
単に「トレー」という場合がある)に一個づつ搭載した
状態で取り扱うフリートレー式と称される仕分け装置が
ある。このフリートレー式の仕分け装置は、選別コンベ
ア上でトレーを搬送しながら階級・等級などの判定要素
を計測して選別仕分けのランクを判定し、その判定結果
に基づいて、選別コンベアに沿って所定の階級等級ラン
ク別にそれぞれ設けられている排出コンベアにトレーを
排出し、箱詰等の梱包作業を行うものとして知られ、青
果物がトレーに乗っているので種々のコンベア間の乗り
移りなどで傷むことがないという利点がある。
【0003】この仕分け装置では、排出コンベア(梱包
を行うためのコンベアであるので以下「梱包用コンベ
ア」という)に排出されたトレー上の青果物の箱詰を効
率よく行うため、例えば作業者が手作業で箱詰する場合
などが代表的例であるように、多数のトレーをあまり速
くない速度で隙間なく一列に搬送させる必要がある。
【0004】しかし、選別コンベアから梱包用コンベア
に排出されるトレーの数は、経時的には一定でなく相当
程度変動するのが普通である。
【0005】このような場合、梱包作業工程での処理速
度を基準にして梱包用コンベアに排出できる単位時間当
たりのトレー排出数の上限を決めると、選別コンベア上
のトレー搬送速度が遅くなって仕分け設備全体の処理能
力が低くなってしまうという問題を招く。反対に、選別
コンベアから排出する単位時間当たりのトレー数の上限
を基準に梱包作業工程での処理速度を決めると、階級・
等級別等の仕分け区分に応じて多数設ける必要がある複
数の梱包処理工程の能力をそれぞれフル稼働時基準で準
備しなければならず、いわゆるランニングコストが多大
になってしまうという問題を招く。
【0006】これらのことから、選別コンベアから梱包
用コンベアに排出されるトレー数が一時的に多くなる場
合を考慮しつつ、設備費用、ランニングコストの軽減等
を目的として、梱包用コンベア上にトレーが梱包作業処
理の能力を越えて一時的に過剰に排出された場合に、そ
の過剰分を貯溜することで両者能力のギャップを緩和吸
収する方式が考えられ、いわゆるプール機能を備えた仕
分け装置が従来から提案され実施されている(特開平4
−59512号公報等)。
【0007】この従来のプール機能をもつフリートレー
式仕分け装置は、排出トレー数が比較的少ない通常時
は、選別コンベアから一列搬送式の優先搬送路に青果物
搭載のトレーを搬入させるようにし、他方、排出トレー
数が一時的に多くなった場合には、優先搬送路で収容し
きれなくなった過剰分のトレーを、ランダム搬送式のプ
ール部に送り込んで滞留させておき、優先搬送路内のト
レーの梱包処理が終了した段階でこのプール部内のトレ
ーを梱包処理部に搬入させるようにしたものである。な
お、トレーを優先搬送路に送り込むか、あるいはプール
部に送り込むかの選択の切換えは、選別コンベアから梱
包用コンベアにトレーを排出する装置の直後に設けたガ
イドレバーの切り換えで行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のプール機能付き
仕分け装置は、梱包作業処理の能力を越えて一時的に梱
包用コンベア上に過剰にトレーが排出される場合の能力
ギャップの問題を、過剰分の貯溜で緩和吸収する点で優
れているが、実際の設備,装置にこの方式を採用する場
合には、以下のような問題のあることを本発明者は知見
した。
【0009】その一つは、上記ランダム搬送式のプール
部で複数のトレーを滞留(貯留)する方式であっても、
トレーの移動する領域を制限する壁面等はどうしても必
要であり、このような壁面があると、トレーが両側の壁
面の間に挟まってブリッジを組み、移動しなくなってし
まうという問題を招く場合が皆無ではないということに
ある。この問題は、過剰トレーを受入れるプール部は、
トレーをランダムに滞留することで一時的な過剰受入れ
を緩衝するものであるため一般に幅の広いランダム搬送
路として形成されることに原因している。このブリッジ
が生じた場合には作業者が手作業でこれを解除しなけれ
ばならないので、箱詰作業の能率低下や作業者の負担増
大といった解決すべき課題の一つとなっている。
【0010】そしてこの問題は、プール部から優先搬送
路にトレーを戻す際に特に顕著な問題となっている。と
いうのは、この場合には一列搬送路である優先搬送路に
送り込むためにランダム搬送状態のトレーを列化させる
必要があり、列化のために通路を徐々に絞る結果として
上記のブリッジ現象が発生し易いからである。
【0011】また上記従来方式の別の問題として、排出
トレー数が多くなった場合のプール部への振り分けに、
ガイドレバーとの接触方式を用いていることが挙げられ
る。この問題は次のように説明される。すなわち、ガイ
ドレバーに接触させて通常の優先搬送路とは異なる方向
にトレーを移動させる方式は、理論的にはなんら問題は
ないが、実際の設備においてこれを実施すると、ガイド
レバーとトレーとの接触摩擦抵抗やトレーの移動する方
向が優先搬送路方向とは異なることなどが影響して、ト
レーの移動(搬送)速度が微小ではあるがダウンし、そ
の結果として、プール部への振り分けが必要になるため
むしろ通常時よりも迅速な移送が求められる排出部での
滞留傾向を大きくする。この問題は、実際の設備を構築
する上では極めて重要である。
【0012】本発明は、以上のような従来技術の種々の
問題を解決するためになされたものであり、その目的の
一つは、プール機能を備えていながら、選別コンベアか
ら乗り移った梱包用コンベア上でトレーがスムーズに移
動できて、トレーが途中で壁面等に引っ掛かって停止す
るような搬送不良を起こすことがない仕分け梱包装置を
提供するところにある。
【0013】また本発明の他の目的の一つは、選別コン
ベアから梱包用コンベアにトレーが乗り移る際に部分的
な滞留を招くことがない仕分け梱包装置を提供するとこ
ろにある。
【0014】そして本発明は、これらの目的を実現する
ことにより、作業者が手作業にて青果物の梱包を行う設
備において、梱包作業に専念できるようにして生産効率
の向上に有効な仕分け梱包装置を提供するところにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の仕分け梱包装置の特徴の一つは、選別コンベア上で
搬送されるトレー(フリートレー)を、その上に載って
いる青果物の仕分け区分に該当する梱包用コンベアに乗
り移し、この乗り移ったトレー上の青果物を梱包処理す
るために、この梱包用コンベア上にトレーが一列に隙間
なく搬送する梱包作業領域として設けた梱包作業用の搬
送路上で青果物の梱包処理作業をするように構成した仕
分け梱包装置であって、上記梱包用コンベアには、上記
梱包作業用の搬送路に対してトレーを隙間なく一列に供
給できるように設けられた少なくとも2列の一列搬送型
の供給レーンと、これらの一列搬送型供給レーンのいず
れか一つを選択して該梱包作業用の搬送路にトレーを供
給する供給レーンの選択手段と、上記選別コンベアから
梱包用コンベアに乗り移す際に、上記複数の一列搬送型
の供給レーンのいずれかにトレーを振分ける振分手段
と、上記選択手段の選択動作及び振分手段の振分け動作
を制御する手段とを設けという構成をなすところにあ
る。
【0016】上記の構成において、一列搬送型の複数の
供給レーンから梱包作業用の搬送路にトレーを供給する
際の選択手段は、各供給レーンの搬送方向終端から梱包
作業用搬送路へのトレー送り出しを開放又は停止させる
ゲートあるいは切換えレバー等を設けることで構成する
ことができる。供給レーンの数は、供給レーンの長さや
選別コンベアの搬送速度等にもよるが、一般的には2列
又は3列で十分である場合が多い。なお、本発明におい
て複数列に設けられる供給レーンは、一つの供給レーン
を主レーンとして過剰時以外はこの主レーンに優先して
トレーを送り込むようにしてもよいし、特に優先的なレ
ーンを決めずに複数のレーンに対して常に並行にトレー
を送り込むようにしてもよい。
【0017】また上記振分手段としては、切換えレバー
式の振分け機構を用いることもできるが、好ましくは例
えば特開平6−278848号で開示された仕分け排出
装置を用いることが望ましい。この仕分け排出装置によ
れば、搬送中のトレーを複数の供給レーンに対して滞留
することなくスムーズに所定のレーンに送り込むことが
できる。
【0018】また本発明のもう一つの特徴は、上記構成
に加えて、振分手段の振分け動作の制御を、複数の一列
搬送型の各供給レーン内の滞留量を目安にして振り分け
先を切換えるようにしたところにある。ここで「滞留量
を目安にして」というのは、例えば、各供給レーンの所
定位置にセンサーを設置し、このセンサーで滞留状態を
検出して、滞留の多い供給レーンから梱包作業用搬送路
へのトレー送り出しを優先する、滞留の多い供給レーン
への選別コンベアからのトレーの送り込みを制限する等
の方法を適宜採択できることをいう。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施形態
に基づいて説明する。
【0020】図1は本発明を適用した青果物の仕分け選
別を行う装置の概要を示した平面図であり、図2はその
一部側面図である。
【0021】1は青果物100を載せて搬送されるトレ
ー(フリートレー)であり、選別コンベア2上において
図示しない計測装置により所定の計測を行い、この計測
結果に基づいて仕分けすべき等階級等が判別され、等階
級別に選別コンベアに対して図示するように横方向に接
続された複数の梱包用コンベア3の該当するものに排出
されるようになっている。4はこの排出のための排出装
置であり、本例では振分手段を兼ねており、上述した特
開平6−278848号で開示された仕分け排出装置が
好ましく採択して用いられる。なお梱包用コンベア3、
排出装置4については後述する。
【0022】5は梱包作業用搬送路を示し、図5、図6
に示されるように、上記梱包用コンベア3の終端から供
給されるトレー1を一列で搬送すると共に、途中で18
0°転回するように、送り込まれたトレー1をまず図6
で示す回転羽根装置501により90°転向させて、梱
包用作業として所定長設けられた搬送路502上を搬送
させた後、更に90°転向して戻しコンベア503に移
すようになっている。なお504は上記転向のために設
けられているストッパー壁である。このような180°
転回型の搬送路としているのは、この転回部分を作業者
200の作業領域とするためであり、したがってこの転
回部には梱包箱7に詰める作業に供するために箱詰め用
台6が設けられる。
【0023】8は梱包作業用搬送路5の下方に設けられ
た空トレー戻し装置であり、図2に示すように上記戻し
コンベア503の終端から傾斜トラフ801を介して戻
される空トレーを戻しコンベア802で仕分け選別設備
の始端側に戻すようになっている。なお図2に示したよ
うに、上記箱詰め用台6は、所定の箱詰め作業が終了す
ることで、該箱7を下降させ、送り出しコンベア60
1,602を介して梱包済箱7を出荷部に送り出すよう
になっている。
【0024】次に、上述した本例の特徴的構成部分であ
る梱包用コンベア3、排出装置4について説明する。
【0025】本例の排出装置4の詳細は図4に詳細に示
され、外周部の内側に周方向に等間隔に多数設置した電
磁吸着部402を有する回転テーブル401と、該回転
テーブル401と共に回転する上記電磁吸着部402を
励磁するために固定して設けられた一つの励磁手段40
3と、励磁状態の電磁吸着部402の励磁解除をするた
めに所定位置に同じく固定して設けられた二つの励磁解
除手段404,405とから構成されている。
【0026】そして、上記励磁手段403は、選別コン
ベア2上を搬送されているトレー1の仕分け選別の情報
に基づき、該当する青果物を載せたトレー(トレーの底
面が磁性体で構成されている)1が選別コンベア上を搬
送されてくると(図4の状態)、図示しない制御手段に
より電磁吸着部402を励磁させる。これによりトレー
1は励磁された電磁吸着部402に吸着されて選別コン
ベア2上から回転テーブル401の回転に沿って梱包用
コンベア3上に乗り移ることになる。そして、本例にお
いては、後述するように梱包用コンベア3には2列の一
列搬送型の供給レーン301,302が並列して設けら
れているので、このいずれの供給レーン301,302
に当該トレー1を送り込むかにより、上記励磁解除手段
404又は405を駆動させ、励磁解除手段404を駆
動させた場合には、図4の右側で示した供給レーン30
1にトレー1を振り分けて送り込み、また励磁解除手段
405を駆動させた場合には、図4の左側で示した供給
レーン302にトレー1を振り分けて送り込むようにな
っている。
【0027】このような電磁吸着部402を有する回転
テーブル式の排出装置4を用いることにより、複数並列
に設けた梱包用コンベア3の供給レーン301,302
に対して、滞留を招くことなくスムーズにトレー1を振
分けて送り込むことができる。
【0028】次に梱包用コンベア3の構成を説明する
と、本例のこの梱包用コンベア3は、図3に示すよう
に、上記排出装置4で振り分けて送り込まれるトレー1
を一列に搬送する供給レーン301,302を2列並行
に有しており、その搬送路は、トレー1がスムーズに搬
送されるのに適したコンベア機構として搬送面、両側壁
の構成が形成され、終端部において上記した梱包作業用
搬送路5に対してこれらのいずれの供給レーン301,
302からトレーを供給するかを選択するレバー機構3
03を有するようにした他には、特別な機構を要するこ
となしに設けることができる。
【0029】なおレバー機構303の詳細は図5に示さ
れ、通常は供給レーン301の終端を閉じている(した
がって供給レーン302の終端を開いて梱包作業用搬送
路5に連続させている)レバー304が、トレー1の搬
送にならない上方または下方の位置に設けたプランジャ
装置305で図の二点鎖線で示した状態に姿勢を切り換
えて、供給レーン302の終端を閉じ、他方供給レーン
301の終端を開いて梱包作業用搬送路5に連続させる
ようになっている。
【0030】このプランジャ装置305の切り換え駆動
は、上記の排出装置4の振分け方式と関連して種々の方
式で行うことができる。
【0031】例えば、排出装置4が通常は常にトレー1
を供給レーン302に送り込み、トレーの排出が一時的
に過剰になった場合にのみ供給レーン301に過剰分の
トレーを送り込むようにしている場合には、プランジャ
装置305は図の実線状態を常時維持し、供給レーン3
01への送り込み量が一定量に達した時点で一時的に図
5の二点鎖線にレバー304を切り換えて該供給レーン
301内のトレー1を梱包作業用搬送路5に送り込むよ
うにすることができる。
【0032】また、排出装置4からの振分け送り込みを
供給レーン301,302に略均等に行いながら、適時
プランジャ装置305のレバー切り換えを行うようにす
ることもできる。これら場合には、各供給レーン30
1,302内の滞留量をセンサー等で検出することも都
合のよい場合が多い。
【0033】本例の仕分け梱包装置によれば、梱包用コ
ンベア3の構造は極めて簡単でありながら、従来のプー
ル機能付き装置で問題となっていたトレーのブリッジ現
象の発生という不具合が全くないので、作業者の負担を
軽減でき、作業能率の向上を図ることができる利点が得
られる。
【0034】図7は、図1〜図6で説明した実施形態が
梱包用コンベアを左右対称に二組隣接配置しているのに
対し、一組だけを設けた点が異なるだけであり、このよ
うな実施形態でも上述した場合と全く同じ効果を奏する
ことができる。
【0035】
【発明の効果】本願の請求項1の発明によれば、並列し
て設けられた一列搬送型の供給レーンが複数あることに
よってプール機能を備えることができ、しかも各供給レ
ーンは一列搬送型であるためトレーはスムーズに移動で
きてトレーが途中で引っ掛かって停止するような搬送不
良を起こすことは全くなく、作業者は梱包作業に専念で
きるため生産性の高い梱包処理、選別仕分け処理を行う
ことができるという効果が得られる。
【0036】また、本願の請求項2の発明によれば、選
別コンベアから梱包用コンベアにトレーが乗り移る際に
部分的な滞留を招くことがないので、上記効果と合わせ
てより一層効率のよい仕分け処理を実現することができ
るという効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の青果物の仕分け選別を行う装置の概要
を示した平面図。
【図2】図1の装置の一部側面図。
【図3】図1の装置の梱包用コンベアの一つを拡大して
示した平面図。
【図4】図1の装置の排出装置の詳細を示した平面図。
【図5】図1の装置の梱包作業用搬送路部分を拡大して
示した平面図。
【図6】図6の側面図。
【図7】本発明の青果物の仕分け選別を行う装置の梱包
用コンベアの他の実施形態を示した平面図。
【符号の説明】
1・・・トレー(フリートレー)、2・・・選別コンベ
ア、3・・・梱包用コンベア、4・・・排出装置、5・
・・梱包作業用搬送路、6・・・箱詰め用台、7・・・
箱(梱包箱)、8・・・空トレー戻し装置、301,3
02・・・供給レーン、303・・・レバー機構、30
4・・・レバー、305・・・プランジャ装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選別コンベア上で搬送されるフリートレ
    ーを、その上に載っている青果物の仕分け区分に該当す
    る梱包用コンベアに乗り移し、この乗り移ったフリート
    レー上の青果物を梱包処理するために、この梱包用コン
    ベア上にフリートレーが一列に搬送する梱包作業領域と
    して設けた梱包作業用の搬送路上で青果物の梱包処理作
    業をするように構成した仕分け梱包装置であって、 上記梱包用コンベアには、上記梱包作業用の搬送路に対
    してフリートレーを一列に供給できるように設けられた
    少なくとも2列の一列搬送型の供給レーンと、これらの
    一列搬送型供給レーンのいずれか一つを選択して該梱包
    作業用の搬送路にフリートレーを供給する供給レーンの
    選択手段と、上記選別コンベアから梱包用コンベアに乗
    り移す際に、上記複数の一列搬送型の供給レーンのいず
    れかにフリートレーを振分ける振分手段と、上記選択手
    段の選択動作及び振分手段の振分け動作を制御する手段
    と、が設けられていることを特徴とする仕分け梱包装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、振分手段の振分け動
    作の制御は、上記複数の一列搬送型の各供給レーン内の
    滞留量を目安にして振り分け先を切換えるものであるこ
    とを特徴とするプール機能を有する仕分け梱包装置。
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