JPH09103767A - 廃水より吸着可能な有機ハロゲン化合物を除去するための方法 - Google Patents

廃水より吸着可能な有機ハロゲン化合物を除去するための方法

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JPH09103767A
JPH09103767A JP8240628A JP24062896A JPH09103767A JP H09103767 A JPH09103767 A JP H09103767A JP 8240628 A JP8240628 A JP 8240628A JP 24062896 A JP24062896 A JP 24062896A JP H09103767 A JPH09103767 A JP H09103767A
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JP
Japan
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extraction
extraction medium
sodium
aox
aqueous phase
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JP8240628A
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Joachim Semel
ヨアヒム・ゼメル
Heribert Tetzlaff
ヘリベルト・テツラフ
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
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    • B01D11/04Solvent extraction of solutions which are liquid
    • B01D11/0492Applications, solvents used
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/58Treatment of water, waste water, or sewage by removing specified dissolved compounds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2257/00Components to be removed
    • B01D2257/20Halogens or halogen compounds
    • B01D2257/206Organic halogen compounds

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水相、特に、廃水またはプロセス溶液より吸
着可能な有機ハロゲン化合物を除去するための方法であ
り、廃水またはプロセス溶液が液−液抽出で非水性抽出
媒体で処理される方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、水相、特に、廃水またはプロ
セス溶液より吸着可能な有機ハロゲン化合物を除去する
ための方法であり、水相が液−液抽出で非水性抽出媒体
で処理される方法であって、抽出後、吸着可能な有機ハ
ロゲン化合物を抽出媒体中でウルツ−フイテイッヒ反応
に賦すことを含む方法に係る。容易に除去することので
きるごく少量の重要ではない生成物、例えば、NaOH
およびHClが非水性抽出媒体中で形成される。本方法
によって、従来、吸着可能な有機ハロゲン化合物を除去
するのに要していた化学薬品のコストがかなり低減され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水相、特に、廃水
またはプロセス溶液より吸着可能な有機ハロゲン化合物
を除去するための方法であり、廃水またはプロセス溶液
が液−液抽出で非水性抽出媒体で処理される方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】前記タイプの方法は、例えば、DE 34 15
464によって開示されている。この刊行物においては、
液−液抽出により廃水より吸着可能な有機ハロゲン化合
物(AOX)を除去するための方法であり、水相で一時
的に安定な分散液が最初に可溶性の収着支援媒体を添加
して抽出媒体より調製され、ついで、この分散液が廃水
に供給され、抽出後、分散された抽出媒体が別個の分離
工程によって廃水より取り出される。取り出され、AO
Xを含む抽出媒体は、ついで、直接、焼却廃棄される
か、または、例えば、蒸留によってAOXを除去する必
要がある。焼却は、コストのかかる方法であり、蒸留に
よる処理においては、AOX富化蒸留残油相を廃棄する
問題が生じる。さらに、収着支援媒体の添加は、さら
に、装置およびエンジニアリングの出費を必要とする。
【0003】したがって、本発明の基本的な目的は、冒
頭に記載したタイプの方法を、装置およびエンジニアリ
ングの出費が低減され、AOXを含む抽出媒体の廃棄ま
たは処理を単純化するように改良することであった。
【0004】このコンテキスト中において、ハロゲン含
有有機分子(例えば、塩素含有分子)は、不活性溶剤中
で、公知のウルツ−フイテイッヒ(Wurtz-Fittig)反応の
様式で分解されることが知られている。
【0005】 2R−Cl + 2Na → R−R + 2NaCl 有機分子は、液体分散されたナトリウムと反応して、ダ
イマーと塩化ナトリウムとを形成する。この反応は、De
gussa AG, Germanyにより、埋め立てゴミよりの溶脱水
油(Leachate oil)中のAOXおよびダイオキシンを分解
するのに使用されて成功を納めている(DE-A 28 13 20
0)。
【0006】従来技術に従えば、この反応は、また、変
圧器油中のPCBの脱ハロゲン化にも使用されている。
例えば、DE-A 42 06 308参照。
【0007】さらにまた、この反応は、固体を不活性溶
離媒体で溶離した後、上記反応に従い、溶離媒体中に生
ずるAOX物質の分解によって、固体中のPCBまたは
ダイオキシンを破壊するのに使用されている。例えば、
DE-A 42 03 665参照。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これら全ての使用にお
いて、ナトリウムの分解反応を避けるために、水は、注
意深く除去される。この技術が、必ずや一定量の水を含
有する廃水抽出物または水性プロセス溶液よりの抽出物
中のAOXを破壊するために使用して問題を生じないこ
とは、さらに全く驚くべきことである。この場合の基本
原則は、ウルツ−フイテイッヒ反応に使用される微細に
分散したナトリウムの望ましからぬ分解を避けるととも
に、NaOHを生成する抽出媒体中の水との反応により
操作上ナトリウムの望ましからぬ損失を可能な限り少な
く保つために、可能な限り非極性で、ほとんど水を取り
込まない抽出媒体を使用することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】したがって、上記課題
は、本発明に従い、冒頭に特記したタイプの方法であっ
て、抽出後、AOXを抽出媒体中でウルツ−フイテイッ
ヒ反応に賦すことを含む方法によって達成される。
【0010】本発明は、かくして、水相、特に、廃水ま
たはプロセス溶液よりAOXを除去するための方法であ
り、廃水またはプロセス溶液が液−液抽出で非水性抽出
媒体で処理される方法であって、抽出後、AOXを抽出
媒体中でウルツ−フイテイッヒ反応に賦すことを含む方
法に係る。
【0011】好ましい実施態様は、特許請求の範囲の請
求項2〜8に記載する。
【0012】実施態様に記載した個々の特徴または複数
の個々の特徴は、また、各々、それ自体、本発明に従う
解決法を表し、個々の特徴は、また、選択に従い、組み
合わせることもできる。
【0013】生物学的な清澄化工程後の廃水になお存在
してもよいAOX含量についての要求量は、ヨーロッパ
連合においては非常に厳しく、1mgAOX/lである。液
−液抽出(LLE)は、特に、それが本発明に従い、有
機相中のAOX発生物質の破壊と結び付けた場合、この
要求を満たすための決定的な役割を果たす。この新規な
方法の最大の利点は、それがAOXのみをターゲットと
することであり、他方、廃水のAOXの除去のために現
在行われている方法は、また、AOXとともに、廃水の
化学的酸素要求量(COD)を構成する全ての物質をも
除去し、これは、基本的な欠陥を有する。AOXを生ず
るハロゲン原子は、廃水中の有機化合物中の多くの原子
のうちのただ1つのみであるので、典型的な廃水のCO
Dは、AOXよりも約10倍も高い。しかし、COD値
の分析学的な決定において、有機分子の全ての原子が寄
与し、他方、AOXにおいては、ハロゲン原子のみが寄
与する。したがって、化学薬品の要求量および対応する
廃水清浄化コストは、AOX単独の除去の場合よりもC
ODとともにAOXを除去する場合、はるかに高額とな
る。第1近似で、前記方法の全てが、それらの実施のた
めに、そのコストがほぼ同等の装置、労力およびエネル
ギーを必要とすると仮定した場合に、選択的なAOXの
除去は、化学薬品のコストにより相当な経済的利点を生
ずる。
【0014】20g/lのCODと2g/lのAOXとを含有
する典型的な廃水の古典的な方法(活性炭吸着、オゾン
酸化)による清浄化の例を表1に示す。比較のため、本
発明の方法も表に併記する。
【0015】
【表1】
【0016】かくして、例えば、活性炭吸着の場合、現
在の活性炭の最大容量約40%が使用可能であるとし
て、廃水より1kgのCODを除去するために、少なくと
も2.5kgの活性炭が必要とされる。このCODととも
に、ある一定量のAOXが廃水より除去される−我々の
実施例において1/10。2gのAOX/lを含有する我
々の実施例の廃水の1m3を清浄化するためには、したが
って、200.00DMのコストを要する活性炭を使用
する必要があり、この合計の9/10は、CODの共同
除去に対して必要とされる。同じことが、オゾンを使用
する廃水清浄化に適用される(表1参照)。
【0017】本発明の方法を使用する時、表1に従い、
化学薬品のコストは、先に計算した200.00DM/m
3から8.60DM/m3に減少する。
【0018】本方法のさらなる利点は、単純な液−液抽
出による古典的なAOX除去法が大量の2次問題/2次
廃棄物の生成を伴うことである。有機相は、抽出後、全
部、焼却もしくは蒸留に供される必要があり、または、
逆抽出が必要とされ、逆抽出は、抽出媒体をリサイクル
可能とするものの、さらに処理または焼却する必要のあ
る逆抽出物または蒸留残渣を生ずる。本出願で、液−液
抽出およびウルツ−フイテイッヒ反応を組み合わせて特
許請求する場合、無害な少量のNaOHおよびNaCl
のみが有機相で形成され、これらは、それらを再使用す
る前に、単純濾過または水洗によって除去することがで
きる。同様に、抽出媒体中で形成されるダイマー類は、
一般に、比較的大きく、非極性であり、したがって、サ
イクルごとに有機相に徐々に累積される水不溶性の有機
分子である。抽出さるべきAOXの量の場合、これら
は、(上記参照のように、)一般に少量(ppm範囲)で
あり、ダイマーの相当量が抽出媒体に累積されるまでに
は、長期間を要する。ダイマー類が抽出を妨害しない場
合には、抽出媒体は、循環させ続けることができ、さも
なくば、それは、時折、蒸留によって処理し、残渣を焼
却すればよい。同じことは、共同してCODを構成する
その他のハロゲンを含まない化合物にも適用できる。
【0019】過剰のNa(AOXの化学量論量の105
%に相当するNaの量で十分である)を破壊するため
に、逆抽出は、最も適当な方法である。何故ならば、ナ
トリウムは、水とともに等しく分解され、他方、濾過の
場合、フィルター残渣中に望ましくないNa残渣の累積
が生じ、これは、ついで、i−プロパノールで処理する
必要があるからである。
【0020】本方法の好ましい実施態様において、先ず
最初に、多段階の抽出器中向流により、従来通り、連続
的に抽出が行われ、適当な抽出装置(ミキサー−セトラ
ー、カラム、遠心分離抽出器、グレーサーコンタクタ
ー、中空繊維抽出モジュール)を使用することが可能で
ある。
【0021】抽出媒体/プロセス水の比は、特に、中空
繊維抽出モジュールが使用される時、1:100〜10
0:1の間である。しかし、それは、一般には、1:1
0〜10:1の間である。
【0022】抽出媒体としては、ほとんど水を取り込ま
ず、ナトリウムと反応せず、抽出さるべきAOXに対し
て抽出作用を有する限り、いずれの有機溶剤を使用して
もよい。適当なものとしては、芳香族類、脂肪族類また
はエーテル類、好ましくは、トルエン、パラフィンまた
はジ−n−ブチルエーテルが挙げられる。抽出され、か
くして、AOXを含まない廃水は、下水処理プラントの
生物学的工程を通過させることができる。
【0023】抽出物は、既に処理された抽出物と向流的
に熱交換器内で予熱され、最終的に、さらなる熱交換器
において、(例えば、蒸気または加熱油との)加熱によ
って、使用される抽出物の沸点に依存し、100℃〜2
50℃の間である反応温度とされる。温度が低い程、よ
り過剰の反応時間が必要とされる。
【0024】下流の反応装置(反応ガマまたは管状の反
応器)において、抽出物の公知のAOXより予め計算さ
れた量の微細に分散されたナトリウムが加えられ、そこ
で、それは、直ちに反応する。ナトリウムは、それ自
体、反応容器に分散させてもよく、または、ナトリウム
分散液を予め特別の容器内で製造してもよい。液体ナト
リウム用の分散装置としては、高速乳化機、例えば、IK
A-Maschinenbau, D-79219 Staufenより入手可能なUltra
-Turraxを使用することができる。実際の操作において
は、例えば、ヒータータンカートラック(融点Na:9
7.8℃)内の既に液体形態で製造元よりナトリウムを
入手し、それを反応に使用される容器に液体形態で添加
することが最も適当である。安全性の理由(ナトリウム
開始溶剤燃焼を回避すること)により、反応は、窒素ガ
スシール下で行う必要がある。
【0025】反応が完了した後、処理は、2つの方式で
継続される。抽出媒体より形成された塩を濾過し、上記
熱交換器を介して抽出媒体を抽出媒体貯蔵容器に戻す
か、または、ウルツ−フイテイッヒ反応で形成された塩
(NaOH,NaCl)の(水による)逆抽出を選択抽
出装置内で行い(上記参照)、対応する水相を同様に生
物学的下水処理工程に通し、抽出媒体を貯蔵容器に供給
する。逆抽出水による幾分過剰のナトリウムの分解は、
ナトリウムが溶剤マトリックスより水相に緩やかに移動
し、水−溶剤混合物の発火をもたらす高濃度のNaを局
所的に形成しないので、この場合、危険性がない。しか
し、残留ナトリウムの逆抽出水との反応において少量の
水素が形成されるので、このプラント部分は、窒素ガス
シールまたは窒素フラッシュ下で操作することが望まし
い。
【0026】
【実施例】以下の実施例を参考にして、本発明をさらに
詳述する。
【0027】実施例 1:ピラゾロン製造よりの廃水
は、34mgAOX/lであり、これは、68%生物分解可
能であるのみである。それをミキサー−セトラーの向流
で7工程抽出した。使用した抽出媒体は、トルエンであ
り、比1:1であった。この過程で、92%のAOXが
水より抽出媒体相(トルエン)に移動した。残る廃水
は、生物学的な分解後、<1mgAOX/lの要求を満たし
た。
【0028】ついで、抽出媒体相を窒素下120℃に加
熱し、理論量の105%の液体ナトリウムを乳化機でそ
の中に分散させた。初期155ppmの塩素のうち、<1
0ppmが30分後なお存在した。形成されたNaClお
よびNaOHは濾去した。トルエン相の水含量は、処理
の間、0.076〜0.055%減少するのみであり、
これは、ナトリウムの反応が水とではなく、AOXと好
ましいように発生したことを示す。
【0029】実施例 2:実施例1におけるように、廃
水をミキサー−セトラーの向流で7工程抽出した。使用
した抽出媒体は、パラフィン(C12〜C18カット)であ
り、比1:1であった。この過程で、95.8%のAO
Xが廃水より抽出媒体相(パラフィン)に移動した。残
る廃水は、生物学的な分解後、<1mgAOX/lの要求を
満たした。
【0030】ついで、抽出媒体相を窒素下200℃に加
熱し、理論量の105%の液体ナトリウムを乳化機でそ
の中に分散させた。初期165ppmの塩素のうち、<1
0ppmが10分後なお存在した。形成されたNaClお
よびNaOHは濾去した。パラフィン相の水含量は、処
理の間、0.23〜0.11%減少するのみであった。実施例 3: 2,4−ジクロロ−5−スルファミド安息
香酸の製造よりの廃水は、4,100mgAOX/lを含有
し、これは、ほとんど生物分解不可能である。それをミ
キサー−セトラーの向流で5工程抽出した。使用した抽
出媒体は、ジ−n−ブチルエーテルであり、比2:1で
あった。この過程で、35%のAOXがpH5.3で廃
水より抽出媒体相(ジ−n−ブチルエーテル)に移動し
た。残る廃水は、<1mgAOX/lの要求を満たさなかっ
たが、そのAOX部分の(なお最適可能な)除去は、生
物学的下水処理プラントの負荷を相当に低くするのに寄
与した。
【0031】ついで、抽出媒体相を窒素下140℃に加
熱し、理論量の105%の液体ナトリウムを乳化機でそ
の中に分散させた。初期430ppmの塩素のうち、<5p
pmが30分後なお存在した。形成されたNaClおよび
NaOHは濾去した。ジ−n−ブチルエーテル相の水含
量は、処理の間、0.165〜検出限界(<0.01
%)以下のみ減少した。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水相、特に、廃水またはプロセス溶液よ
    り吸着可能な有機ハロゲン化合物を除去するための方法
    であり、水相が液−液抽出で非水性抽出媒体で処理され
    る方法であって、抽出後、吸着可能な有機ハロゲン化合
    物を抽出媒体中でウルツ−フイテイッヒ反応に賦すこと
    を含む方法。
  2. 【請求項2】 抽出が向流抽出であり、複数の工程で行
    われる、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 抽出媒体が非極性であり、ナトリウムと
    反応しない、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 水相/抽出媒体の比が、1:100〜1
    00:1、好ましくは、1:10〜10:1である、請
    求項1〜3の1項以上に記載の方法。
  5. 【請求項5】 抽出媒体として、高温でナトリウムに対
    して安定な芳香族類、脂肪族類およびエーテル類、好ま
    しくは、トルエン、パラフィンまたはジ−n−ブチルエ
    ーテルが使用される、請求項1〜4の1項以上に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 抽出された吸着可能なハロゲン化合物の
    抽出媒体中でのナトリウムとの反応が、ナトリウムの融
    点〜溶剤の沸点の間の温度、好ましくは、100℃〜2
    50℃の間の温度で行われる、請求項1〜5の1項以上
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】 ウルツ−フイテイッヒ反応後、過剰に使
    用されたナトリウムおよび形成された塩類が、濾過によ
    ってかまたは水による逆抽出によって抽出媒体より除去
    される、請求項1〜6の1項以上に記載の方法。
  8. 【請求項8】 抽出媒体が循環され、処理された水相
    が、ついで、下水処理プラントの生物学的な工程に通さ
    れる、請求項1〜7の1項以上に記載の方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の1項以上に記載された方
    法を実施するための、高温でナトリウムに対して安定な
    非極性抽出媒体の使用。
  10. 【請求項10】 非極性抽出媒体が、芳香族類、脂肪族
    類またはエーテル類、好ましくは、トルエン、パラフィ
    ンまたはジ−n−ブチルエーテルである、請求項9に記
    載の使用。
JP8240628A 1995-09-13 1996-09-11 廃水より吸着可能な有機ハロゲン化合物を除去するための方法 Pending JPH09103767A (ja)

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EP (1) EP0763501A1 (ja)
JP (1) JPH09103767A (ja)
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CA (1) CA2185393A1 (ja)
DE (1) DE19533889A1 (ja)

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