JPH09103022A - 楔式引留クランプ - Google Patents
楔式引留クランプInfo
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- JPH09103022A JPH09103022A JP7258811A JP25881195A JPH09103022A JP H09103022 A JPH09103022 A JP H09103022A JP 7258811 A JP7258811 A JP 7258811A JP 25881195 A JP25881195 A JP 25881195A JP H09103022 A JPH09103022 A JP H09103022A
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- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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Abstract
線を把持する際に、電線を把持位置に置くことが容易で
あるばかりでなく、充分な把持力を与えることができる
楔式引留クランプを提供する。 【解決手段】 鉄塔のような支持体に連結する連結板
(2)と、電線Wが挿入されるU字形断面の溝部(1
2)を有する本体部(4)と、楔押え(5)と、電線を
楔効果で固定する楔部(7a)とジャンパ線を把持する
ための把持部(7b)とからなる楔(7)と、この楔の
把持部と協働するジャンパ金具(7)とからなる楔式引
留クランプにおいて、楔の把持部(7b)の側部に、側
方に開口する切欠部(14)を形成した張出部(15)
を設けるとともに、ジャンパ金具の側部にも、切欠部1
8を形成した張出部(19)を設け、切欠部(18)に
おいて、ピン(21)により、Iボルト(24)の一端
部を枢着したものである。
Description
プに関し、特に、鉄塔のような支持体に連結するための
連結板と、この連結板に枢着された、電線が挿入される
U字形断面の溝部を有する本体部と、この本体部に支持
される楔押えと、この楔押えと本体部の間に押し込まれ
て電線を楔効果で固定する楔部とジャンパ線を把持する
ための把持部とからなる楔と、この楔の把持部と協働す
るジャンパ金具とからなる楔式引留クランプに関するも
のである。
る楔の把持部とジャンパ金具によるジャンパ線の把持に
は、図16に示されるように、Uボルトが用いられてい
た(実公昭48−8072号公報参照。)。すなわち、
図示しない鉄塔のような支持体に連結するための連結板
2と、この連結板2に枢着された、電線Wが挿入される
U字形断面の溝部12を有する本体部4と、この本体部
4に支持される楔押え5と、この楔押え5と本体部4と
の間に押し込まれて電線Wを楔効果で固定する楔部7a
とジャンパ線を把持するための把持部7bとからなる楔
と、この楔の把持部と協働するジャンパ金具とからなる
楔7と、この楔7の把持部7bと協働するジャンパ金具
8とからからなる楔式の引留クランプ1における、楔の
把持部7bとジャンパ金具8によるジャンパ線の把持に
は、2個のUボルト40,40が使用されていた。な
お、楔の把持部7bを外れた位置でのジャンパ金具8と
ジャンパ線の把持にも、Uボルトを利用した把持手段4
1が利用されている。
ては、電線をUボルトの両脚の間に通すために、Uボル
トの少なくとも一方の脚を楔の把持部またはジャンパ金
具のボルト孔から外して置き、電線を把持する位置に置
いた後に、Uボルトの両脚をボルト孔に同時に通す必要
があり、通常、Uボルトは楔の把持部およびジャンパ金
具から分離されていた。そのために、楔式引留クランプ
の取付作業においては、Uボルトを別に所持して、鉄塔
の上などの高い不安定な場所で細かな作業をする必要が
あり、Uボルトおよびそれに付属するナットや座金とい
う部品を落下させて紛失したり、落下させることにより
下方の物体を損傷したりする危険があるばかりでなく、
取付作業は複雑かつ困難なものであった。
性に着目して、ジャンパ線の把持のために、Jボルトを
用いて楔に連結させたり、Uボルトをジャンパ金具にカ
シメ付けて置くことが既に試みられている(実開平6−
77435号公報)が、Jボルトの場合には、側方が開
いているので電線を把持位置に置く(引留クランプを把
持位置に持って行く)ことは簡単であるが、把持が均一
でなく、大きな把持力が得られないという問題があり、
さらに、Uボルトの場合にはカシメ等の作業を余分に付
加するという問題点があった。
するためになされたもので、楔の把持部とジャンパ金具
との間でジャンパ線を把持する際に、電線を把持位置に
置くことが容易であるばかりでなく、充分な把持力を与
えることができる楔式引留クランプを提供することを目
的としている。
に、この発明は、鉄塔のような支持体に連結するための
連結板と、この連結板に枢着された、電線が挿入される
U字形断面の溝部を有する本体部と、この本体部に支持
される楔押えと、この楔押えと本体部の間に押し込まれ
て電線を楔効果で固定する楔部とジャンパ線を把持する
ための把持部とからなる楔と、この楔の把持部と協働す
るジャンパ金具とからなる楔式引留クランプにおいて、
楔の把持部の側部に、側方に開口する切欠部を形成した
張出部を設けるとともに、ジャンパ金具の側部にも、楔
の把持部と対応する位置に側方に開口する切欠部を形成
した張出部を設け、楔またはジャンパ金具のいずれか一
方の切欠部には、それを横断するピンを固着し、このピ
ンにIボルトの一端部を枢着したものである。
の連結板と、この連結板に枢着された、電線が挿入され
るU字形断面の溝部を有する本体部と、この本体部に支
持される楔押えと、この楔押えと本体部の間に押し込ま
れて電線を楔効果で固定する楔部とジャンパ線を把持す
るための把持部とからなる楔と、この楔の把持部と協働
するジャンパ金具とからなる楔式引留クランプにおい
て、楔の把持部またはジャンパ金具のいずれか一方の両
側部に、側方に開口する切欠部を形成した張出部を設け
て、一方の張出部には切欠部を横断するピンを固着し、
楔の把持部またはジャンパ金具の他方の一側部に設けた
切欠部を形成しない張出部を枢着するとともに、楔の把
持部またはジャンパ金具の他方の他側部には切欠部を形
成した張出部を設けて、切欠部を横断するピンを固着
し、Iボルトの一端を枢着したものである。
めの連結板と、この連結板に枢着された、電線が挿入さ
れるU字形断面の溝部を有する本体部と、この本体部に
支持される楔押えと、この楔押えと本体部の間に押し込
まれて電線を楔効果で固定する楔部とジャンパ線を把持
するための把持部とからなる楔と、この楔の把持部と協
働するジャンパ金具とからなる楔式引留クランプにおい
て、楔の把持部またはジャンパ金具のいずれか一方の両
側部に、側方に開口する切欠部を形成した張出部を設け
て、切欠部を横断するピンをそれぞれ固着し、一側部の
ピンには、楔の把持部またはジャンパ金具の他方の一側
部に設けた切欠部を形成しない張出部を枢着するととも
に、他側部のピンには、Iボルトの一端を枢着したもの
である。
る位置には、溝の底面に窪み、または波状の凹凸を設け
ることが好ましく、ジャンパ金具の楔と協働しない部分
におけるジャンパ線の把持手段として、目付Iボルトを
利用することが好ましい。
形成した張出部を設けるとともに、前記ジャンパ金具の
側部にも、前記楔の把持部と対応する位置に側方に開口
する切欠部を形成した張出部を設け、前記楔またはジャ
ンパ金具のいずれか一方の切欠部には、それを横断する
ピンを固着し、このピンにIボルトの一端部を枢着した
ので、Iボルトはピンを中心として外側へ回動させるこ
とができるので、電線を把持部に置くことが容易である
とともに、ナットや座金をボルトに取り付けて置くこと
ができるので、落下させる危険性のある部品の分散がな
く、取付作業も容易である。また、Iボルトは、Jボル
トと異なり、確実に垂直方向に締着することができるの
で、ジャンパ線に対する大きな把持力を得ることが可能
である。
ずれか一方の両側部に、側方に開口する切欠部を形成し
た張出部を設けて、一方の張出部には切欠部を横断する
ピンを固着し、楔の把持部またはジャンパ金具の他方の
一側部に設けた切欠部を形成しない張出部を枢着すると
ともに、楔の把持部またはジャンパ金具の他方の他側部
には切欠部を形成した張出部を設けて、切欠部を横断す
るピンを固着し、Iボルトの一端を枢着したものである
場合には、楔とジャンパ金具とが枢着により接続される
ので、部品の分散をそれだけ少なくすることができ、楔
式引留クランプの取付の際に、部品の落下の危険を少な
くし、作業を容易にすることができる。
いずれか一方の両側部に、側方に開口する切欠部を形成
した張出部を設けて、切欠部を横断するピンをそれぞれ
固着し、一側部のピンには、楔の把持部またはジャンパ
金具の他方の一側部に設けた切欠部を形成しない張出部
を枢着するとともに、他側部のピンには、Iボルトの一
端を枢着したものである場合にも、楔とジャンパ金具と
が枢着により接続されるので、部品の分散をそれだけ少
なくすることができ、楔式引留クランプの取付の際に、
部品の落下の危険を少なくし、作業を容易にすることが
できる。
する位置に、溝の底面に窪み、または波状の凹凸を設け
る場合には、電線に対する把持力を増大させることがで
き、例えば、把持手段の数を減らすことができる。そし
て、ジャンパ金具の楔と協働しない部分におけるジャン
パ線の把持手段として、目付Iボルトを利用する場合に
は、楔式引留クランプの取付作業がより容易となる。
された楔式引留クランプについて説明する。なお、図
中、同一または相当部分には同一符号が付されている。
示しない鉄塔などの支持体に連結するための連結板2
と、この連結板2に固着されたセンターボルト3に回動
可能に嵌合された本体部4と、この本体部4の内側でセ
ンターボルト3に嵌合された楔押え5と、本体部4の外
側でセンターボルト3に嵌合された補強板6と、楔7
と、そしてジャンパ金具8とからなっている。
なり、ほぼ中央には緊線用引手10が連結用ボルト9に
より固着され、その端部には取付用ボルト11が配設さ
れている。センターボルト3は、一端に拡大頭部を有
し、他端にナットを螺合するねじを有している。本体部
4は、断面U字形状で正面から見てほぼ三角形状をな
し、その底部に電線W挿入用の溝12が形成されるよう
にアルミ合金で成形されたものである。軽合金製の補強
板6は、本体部4の外側にねじ6aにより固着されてい
る。楔押え5は三角形状のアルミ合金製の平板で、その
底面5aと本体部4の溝部12の底面12aとが所定の
間隔をなすように形成されている。
の楔部7aと把持部7bとからなり、この楔部7aと把
持部7bを通じて一つの円弧状の溝13が形成されてい
る。この溝13の半径は固定する電線Wの半径にほぼ相
当している。なお、この溝13は楔7の全長にわたって
直線状に形成されているが、楔7の把持部7bでは僅か
ばかり膨出する膨らみ13aとなっている。そして、楔
の把持部7bには、その両側に中間に切欠部14、14
を形成した張出部15,15および16,16がそれぞ
れ設けられている。
8は、大きな弧を描くように湾曲し、楔7の溝13と対
向する同様の溝17がその全長にわたり湾曲に沿って形
成されている。なお、楔7の把持部7bに相当する位置
におけるジャンパ金具8の溝17は、前述の楔7の溝1
3の膨らみ13aと協働して電線Wの把持を確実にする
ために、湾曲に沿うことなく、窪み17aが形成されて
いる。なお、この膨らみ13aや窪み17aを波状すな
わち凹凸に形成しても同様の効果があり、また、溝13
の膨らみ13aを逆に窪みとし、溝17の窪み17aを
膨らみとしてもよく、さらに、両方の溝に膨らみを形成
してもよい。そして、ジャンパ金具8の側部にも、楔7
の把持部7bと対応する位置に、中間に切欠部18、1
8を形成した張出部19,19および20,20がそれ
ぞれ設けられている。
9および20,20には、ピン21(図1)を固着する
ための穿孔22,22および23,23が設けられてい
る。図14および15に示される目付Iボルト24の一
端部に設けられた目穴25をこの穿孔22,22および
23,23に整合させて、ピン21をこれらの穿孔2
2,22や23,23に固着すると、Iボルト24の目
穴25はピン21の直径よりも大きな内径に形成されて
いるので、Iボルト24はピン21によりジャンパ金具
8に連結されるとともにその側方に回動することができ
る(図8参照)。
せた状態で電線Wを把持位置に持って来ることが可能で
あり、Iボルト24にその締着用ナット26や座金27
を嵌着または螺合しておけば、楔式引留クランプの取付
作業は簡単となり、また、締着用ナットや座金の落下も
防止できるものである。なお、電線Wの把持に当たって
は、Iボルト24を垂直方向に回動して、その他端部を
楔7の把持部7bの両側に設けられた張出部15,16
の各切欠部14,14に係合させてナット26により締
着するものである。この使用状態で金車の通過が可能な
ように各部品の幅は設計されている。
2,22および23,23を楔の把持部7bの両側に設
けた張出部15,15および16,16に設けて、Iボ
ルト24の一端部に設けられた目穴25を通してピン2
1を楔7に固着し、ジャンパ金具8には切欠部18,1
8のみを設けることもできる。この場合には、ジャンパ
金具8側においてナット26を締着するものである。
の両側部に、側方に開口する切欠部14,14を形成し
た張出部15,15および16,16を設けて、一方の
張出部16,16には、切欠部14を横断するピン21
を設けるための穿孔30,30を設け、図9に示される
ように、ジャンパ金具8の楔7の把持部7bに相当する
位置には、切欠部を形成しないL字形張出部28を設け
て、ピン孔29を形成する。楔7の張出部16,16の
穿孔30,30とジャンパ金具8のL字形張出部28の
ピン孔29とを整合させてピン21を張出部16,16
に固着すれば、楔7にジャンパ金具8を蝶番状に接続す
ることができる。次に、ジャンパ金具の他側部に切欠部
18を形成した張出部19,19の穿孔22,22にI
ボルト24の目穴25を整合させてピン21を穿孔22
と目穴25通して張出部19,19に固着すればIボル
ト24は側方へ回動可能に枢着される(図11参照)。
Iボルト24とが全て連結され、各部品の散逸を防止す
ることができるとともに、Iボルト24を側方に回動す
るとともに楔7とジャンパ金具8との間の間隔を開ける
ことにより、電線Wを側方から把持位置に容易に置くこ
とができ、Iボルト24を回動してナット26により定
着し、電線Wを把持することができる。なお、この使用
状態で金車の通過が可能なように各部品の幅は設計され
ている。ところで、楔7の把持部7bの他側部には、切
欠部を形成しないL字形張出部を設け、その張出部をジ
ャンパ金具8の両側部に設けた一方の張出部に固着した
ピンに枢着し、一側部には、切欠部を形成した張出部を
設けてピンを固着し、そのピンに一端を枢着したIボル
トによりジャンパ金具側にナットを置いて締着するよう
にしても同様の作用、効果を奏することは明らかであろ
う。
を離れたジャンパ金具8の先端部におけるジュンパ線の
把持手段41にも、Iボルトを利用することによって、
部品の分散が少なくなると同時に把持力を大きくするこ
とができる。図12および13に示されるように、ジャ
ンパ金具8の先端部に、一側部に切欠部31を形成した
張出部32,32を設け、他側部に切欠部を形成しない
L字形張出部34を設けて枢着用のピン孔35を形成す
る。そして、張出部32,32には、ピンを固着するた
めの穿孔33,33を設ける。これは、図10に示され
たジャンパ金具8の両側部の構造とほぼ同一である。な
お、図13は把持手段41を設けたジャンパ金具8をそ
の先端から見た図である。また、図14および15は、
本願発明において使用される典型的な目付Iボルト24
を示している。
は、ジャンパ金具と協働する押え金具42が使用され、
具体的には図示されていないが、図9に示される楔7の
把持部7bとほぼ同様の形状を有している。したがっ
て、図11に示される楔7とジャンパ金具8およびIボ
ルトの関係と同様の関係になって、押え金具42とジャ
ンパ金具8とがピンにより回動自在に接続され、一側部
においてはIボルトが穿孔33,33に挿入、固着され
るピンにより回動自在に接続され、ジャンパ線の横から
の挿入も可能であるし、部品の分散も防止することがで
きるものである。
れて分散することがなく、それらを落下させるという危
険性が少なく、取付作業が容易にできるものである。ま
た、楔とジャンパ線を蝶番状に接続する場合には、一層
部品の分散が少なくなり、作業も容易に行うことができ
る。さらに、ジャンパ金具の楔の把持部に対応する位置
において、溝の底面に窪み、または波状の凹凸が設けら
れている場合には、把持力が向上するので、ボルトの数
を減らすことができ、また、ジャンパ金具の楔と協働し
ない部分ににも、目付Iボルトを使用する場合にはその
取付が容易であるばかりでなく、把持力を大きくさせる
ことができる。
面図である。
図である。
る。
図である。
置の部分平面図である。
ある。
れたところを示す側面図である。
を示す部分平面図である。
楔の把持部に対応する位置の部分平面図である。
とを枢着し、さらに締着用Iボルトが枢着、接続された
ところを示す一部断面とした側面図である。
ある。
図である。
トの正面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 鉄塔のような支持体に連結するための連
結板と、この連結板に枢着された、電線が挿入されるU
字形断面の溝部を有する本体部と、この本体部に支持さ
れる楔押えと、この楔押えと本体部の間に押し込まれて
電線を楔効果で固定する楔部とジャンパ線を把持するた
めの把持部とからなる楔と、この楔の把持部と協働する
ジャンパ金具とからなる楔式引留クランプにおいて、前
記楔の把持部の側部に、側方に開口する切欠部を形成し
た張出部を設けるとともに、前記ジャンパ金具の側部に
も、楔の側部と対応する位置に側方に開口する切欠部を
形成した張出部を設け、前記楔またはジャンパ金具のい
ずれか一方の切欠部には、それを横断するピンを固着
し、このピンにIボルトの一端部を枢着したことを特徴
とする楔式引留クランプ。 - 【請求項2】 鉄塔のような支持体に連結するための連
結板と、この連結板に枢着された、電線が挿入されるU
字形断面の溝部を有する本体部と、この本体部に支持さ
れる楔押えと、この楔押えと本体部の間に押し込まれて
電線を楔効果で固定する楔部とジャンパ線を把持するた
めの把持部とからなる楔と、この楔の把持部と協働する
ジャンパ金具とからなる楔式引留クランプにおいて、前
記楔の把持部またはジャンパ金具のいずれか一方の両側
部に、側方に開口する切欠部を形成した張出部を設け
て、一方の張出部には切欠部を横断するピンを固着し、
楔の把持部またはジャンパ金具の他方の一側部に設けた
切欠部を形成しない張出部を枢着するとともに、楔の把
持部またはジャンパ金具の他方の他側部には切欠部を形
成した張出部を設けて、切欠部を横断するピンを固着
し、Iボルトの一端部を枢着したことを特徴とする楔式
引留クランプ。 - 【請求項3】 鉄塔のような支持体に連結するための連
結板と、この連結板に枢着された、電線が挿入されるU
字形断面の溝部を有する本体部と、この本体部に支持さ
れる楔押えと、この楔押えと本体部の間に押し込まれて
電線を楔効果で固定する楔部とジャンパ線を把持するた
めの把持部とからなる楔と、この楔の把持部と協働する
ジャンパ金具とからなる楔式引留クランプにおいて、前
記楔の把持部またはジャンパ金具のいずれか一方の両側
部に、側方に開口する切欠部を形成した張出部を設け
て、切欠部を横断するピンをそれぞれ固着し、一側部の
ピンには、楔の把持部またはジャンパ金具の他方の一側
部に設けた切欠部を形成しない張出部を枢着するととも
に、他側部のピンには、Iボルトの一端を枢着したこと
を特徴とする楔式引留クランプ。 - 【請求項4】 上記ジャンパ金具の楔の把持部に対応す
る位置には、溝の底面に窪み、または波状の凹凸を設け
たことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
の楔式引留クランプ。 - 【請求項5】 上記ジャンパ金具の楔と協働しない部分
におけるジャンパ線の把持手段に、目付Iボルトを利用
することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
載の楔式引留クランプ。
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