JPH09102568A - プレート型ヒートシンク - Google Patents

プレート型ヒートシンク

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Publication number
JPH09102568A
JPH09102568A JP25875095A JP25875095A JPH09102568A JP H09102568 A JPH09102568 A JP H09102568A JP 25875095 A JP25875095 A JP 25875095A JP 25875095 A JP25875095 A JP 25875095A JP H09102568 A JPH09102568 A JP H09102568A
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JP
Japan
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flow
plate
heat exchange
exchange fluid
flow path
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Application number
JP25875095A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hayashi
建一 林
Shinji Nakadeguchi
真治 中出口
Masaaki Murakami
政明 村上
Tetsuro Ogushi
哲朗 大串
Hideo Matsumoto
秀雄 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被冷却電気部品の電気特性にばらつきが生じ
信頼性が低下する。 【解決手段】 複数の独立した流路19a〜19h、2
0a〜20hがスリット状に並行して形成された複数の
流路板19、20と、各流路板19、20と交互に積重
され各流路の相隣なる端部同士を交互に連結することに
より各流路を連通して熱交換流体流路22、24を形成
する複数の連結路12a〜12c、21a〜21cが形
成された複数の連通板12、21と、各流路板および連
通板を両側から挟持しいずれか一方に各熱交換流体流路
の入口および出口が形成された一対の端板14、15と
を備え、各熱交換流体流路を流れる熱交換流体の流動経
路が相隣なるもの同士で逆パターンとなるように各熱交
換流体流路を連通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電子部品
等のように発熱を伴う機器に適用して発生する熱を除去
するプレート型ヒートシンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は例えば特公平6−76872号
公報に示されるこの種の従来のプレート型ヒートシンク
の構成を示す分解斜視図、図16は図15におけるプレ
ート型ヒートシンクの外観を示す斜視図である。図にお
いて、1は熱交換流体が流れる流路1aが形成された流
路板、2、3はこの流路板1を両側から挟持する端板
で、一方の端板2には流路板1の流路1aの入口側およ
び出口側にそれぞれ連通する穴2a、2bが形成されて
いる。4、5はこれらの穴2a、2bに連結される入口
管および出口管であり、これらは図16に示すように例
えばろう付け等により一体に組み立てられプレート型ヒ
ートシンク10を構成する。
【0003】上記のように構成された従来のプレート型
ヒートシンクでは、端板3に絶縁基板等を介して発熱を
伴うLSI等の電子部品(図示せず)が搭載される。そ
して、入口管4から熱交換流体が流入され流路板1に形
成された流路1aを流通させた後、流出管5から流出さ
せることにより、端板3を介して熱交換流体と電子部品
との間の熱交換を行い電子部品は冷却される。なお、図
示はしないが出口管5から流出された熱交換流体は、出
口管5に接続された配管を介して冷却装置に導かれて冷
却され、ポンプにより再び入口管4からプレート型ヒー
トシンク10内に流入される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のプレート型ヒー
トシンクは以上のように構成されているので、流路1a
が細く流路板1内を蛇行するような場合、流路1aによ
り流路板1の強度が小さくなり、自重により流路1aが
曲がって不良品が発生するという問題点があった。
【0005】又、流路1a内を流れる熱交換流体は熱交
換によって下流ほど温度が上昇するため、端板3に搭載
された電子部品も同様に下流側に搭載されているものほ
ど温度が上昇する。その結果、電子部品の温度は搭載位
置によってばらつく。一方、電子部品の電気特性は温度
に強く影響されるため、電子部品の温度がばらつくとそ
の電気特性にもばらつきが生じ、所定の性能を発揮でき
なくなり信頼性が低下するという問題点があった。
【0006】又、電子部品の温度のばらつきを小さくす
るために、熱交換流体の流量を増大させて熱交換流体自
身の温度上昇を低減させるということも可能であるが、
この方法によると、流量および圧力損失が増大するため
循環させるためのポンプが大型化し、コスト的にも省ス
ペース性の観点からも不利になるという問題点があっ
た。
【0007】さらに又、流路1aを複雑に蛇行させるこ
とは加工上困難であり、特に立体的な経路を形成するこ
とは困難であるため、冷却性能の向上を図ることが困難
であるという問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ために成されたもので、不良品発生の防止、搭載機器の
信頼性および冷却性能の向上を図ることが可能なプレー
ト型ヒートシンクを提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るプレート型ヒートシンクは、複数の独立した流路がス
リット状に並行して形成された流路板と、流路板に積重
され各流路の相隣なる端部同士を交互に連結することに
より各流路を連通して熱交換流体流路を形成する複数の
連結路が形成された連通板と、流路板および連通板を両
側から挟持する一対の端板とを備えたものである。
【0010】又、この発明の請求項2に係るプレート型
ヒートシンクは、複数の独立した流路がスリット状に並
行して形成された複数の流路板と、各流路板と交互に積
重され各流路の相隣なる端部同士を交互に連結すること
により各流路を連通して熱交換流体流路を形成する複数
の連結路が形成された複数の連通板と、各流路板および
連通板を両側から挟持する一対の端板とを備え、各熱交
換流体流路を流れる熱交換流体の流動経路が相隣なるも
の同士で逆パターンとなるように各熱交換流体流路を連
通させたものである。
【0011】又、この発明の請求項3に係るプレート型
ヒートシンクは、複数の独立した流路がスリット状に並
行し且つ相隣なるものの流路同士の投影断面が重ならな
い位置に形成された複数の流路板と、各流路板と交互に
積重され各流路の相隣なる端部同士を交互に連結するこ
とにより各流路を連通して熱交換流体流路を形成する複
数の連結路が形成された複数の連通板と、各流路板およ
び連通板を両側から挟持する一対の端板とを備え、各熱
交換流体流路を連通させたものである。
【0012】又、この発明の請求項4に係るプレート型
ヒートシンクは、複数の独立した流路がスリット状に並
行して形成された複数の流路板と、各流路板と交互に積
重され各流路の相隣なる端部同士を交互に連結すること
により各流路を連通して熱交換流体流路を形成する複数
の連結路が形成された複数の連通板と、各流路板および
連通板を両側から挟持する一対の端板とを備え、各熱交
換流体流路を流れる熱交換流体の流通方向をその流動経
路が相隣なるもの同士で逆パターンとなるようにしたも
のである。
【0013】又、この発明の請求項5に係るプレート型
ヒートシンクは、複数の独立した流路がスリット状に並
行して形成された流路板と、流路板の一側に積重され流
路の奇数番目の各一端側および偶数番目の他端側をそれ
ぞれ連結し第1の並列熱交換流体流路を形成する少なく
とも一対の連結路が形成された第1の連通板と、流路板
の他側に積重され流路の偶数番目の各一端側および奇数
番目の他端側をそれぞれ連結し第2の並列熱交換流体流
路を形成する少なくとも一対の連結路が形成された第2
の連通板と、第1および第2の連通板を両側から挟持す
る一対の端板とを備え、第1および第2の並列熱交換流
体流路を流れる熱交換流体の流通方向を逆にしたもので
ある。
【0014】又、この発明の請求項6に係るプレート型
ヒートシンクは、請求項1ないし5のいずれかにおい
て、流路壁の一部に突起を形成するとともに突起の高さ
寸法の5〜12倍の寸法だけ熱交換流体の流れの下流側
の位置が中心となるように発熱電子部品を搭載したもの
である。
【0015】又、この発明の請求項7に係るプレート型
ヒートシンクは、請求項6において、突起は連通板の表
面に形成された切り起し部分を折り曲げることによって
形成したものである。
【0016】又、この発明の請求項8に係るプレート型
ヒートシンクは、請求項1ないし5のいずれかにおい
て、各流路と連結路との連結部に熱交換流体の流れに沿
って傾斜を設けたものである。
【0017】又、この発明の請求項9に係るプレート型
ヒートシンクは、請求項1ないし5のいずれかにおい
て、流路の一部に幅狭小部を形成したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1における
プレート型ヒートシンクの構成を示し、(A)は分解斜
視図、(B)は外観を示す斜視図である。なお、図中矢
印は熱交換流体の流通方向を示す。図において、11は
複数の流路11aないし11hがスリット状に並行して
形成された流路板、12はこの流路板11に積重される
連通板で、流路板11の各一対の流路11a、11bと
流路11c、11dの各一端に対応して配設され各一端
同士を連結する連結路12a、各一対の流路11c、1
1dと流路11e、11fの各他端に対応して配設され
各他端同士を連結する連結路12b、各一対の流路11
e、11fと流路11g、11hの各一端に対応して配
設され各一端同士を連結する連結路12c、および縁部
には一対の流路穴12d、12eがそれぞれ形成されて
いる。
【0019】そして、これら各連結路12aないし12
cにより各流路11aないし11hが連通されることに
より熱交換流体流路13が形成される。14、15はこ
れら流路板11および連通板12を両側から挟持する一
対の端板で、一方の端板14には両流路穴12d、12
eを介して、両流路11a、11bの他端側および両流
路11g、11hの一端側とそれぞれ連通する穴14
a、14bが形成されている。16、17はこれら各穴
14a、14bにそれぞれ連結される入口管および出口
管であり、これらは図1(B)に示すように、例えばろ
う付け等により一体に組み立てられプレート型ヒートシ
ンク18が構成される。
【0020】上記のように構成された実施の形態1にお
けるプレート型ヒートシンク18では、まず、端板15
に絶縁基板等を介して発熱を伴うLSI等の電子部品
(図示せず)が搭載される。次いで、入口管16から熱
交換流体が流入されると、熱交換流体は穴14aおよび
流路穴12dを介して両流路11a、11bの他端側に
流入し、両流路11a、11bを分流した後連結路12
aで一旦合流して両流路11c、11dの一端側に流入
し、両流路11c、11dを分流した後連結路12bで
再び合流して両流路11e、11fの他端側に流入す
る。
【0021】そして、両流路11e、11fを分流した
後連結路12cで合流して両流路11g、11hの一端
側に流入し、両流路11g、11hを分流した後他端側
で合流されて流路穴12eおよび穴14bを介して出口
管17から流出される。このようにして各流路11aな
いし11h、すなわち熱交換流体流路13を流通する間
に端板15を介して熱交換流体と電子部品との間の熱交
換が行われ電子部品は冷却される。なお、出口管17か
ら流出された熱交換流体は、図示はしないが出口管17
に接続された配管を介して冷却装置に導かれて冷却さ
れ、ポンプにより再び入口管16側に循環されプレート
型ヒートシンク18内に流入される。
【0022】このように上記実施の形態1によれば、熱
交換流体流路13を、流路板11に形成された複数の独
立したスリット状の流路11aないし11hと、連通板
12に形成されこれら各流路11aないし11hの相隣
なる端部同士を交互に連結する連結路12aないし12
cとで構成しているので、熱交換流体流路13の形状が
比較的簡素化され流路板11の強度も十分に確保できる
ため、自重で曲がって不良品が発生するのを防止するこ
とができる。
【0023】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2におけるプレート型ヒートシンクの構成を示し、
(A)は分解斜視図、(B)は外観を示す斜視図であ
る。なお、図中矢印は熱交換流体の流通方向を示す。図
において、図1に示す実施の形態1と同様な部分は同一
符号を付して説明を省略する。19は複数の流路19a
ないし19hがスリット状に並行して形成され、また、
縁部の連通板12の流路穴12eと対応する位置に流路
穴19iが形成された第1の流路板で、各流路19aな
いし19hは各連結路12aないし12cで連結されて
熱交換流体流路24を構成する。20は第1の流路板1
9と同様に複数の流路20aないし20hがスリット状
に並行して形成された第2の流路板である。
【0024】21は第1および第2の流路板19、20
間に介在される第2の連通板で、流路板20の各一対の
流路20a、20bと流路20c、20dの各一端に対
応して配設され各一端同士を連結する連結路21a、各
一対の流路20c、20dと流路20e、20fの各他
端に対応して配設され各他端同士を連結する連結路21
b、各一対の流路20e、20fと流路20g、20h
の各一端に対応して配設され一端同士を連結する連結路
21c、および縁部には一対の流路穴21d、21eが
それぞれ形成され、各連結路21aないし21cにより
各流路20aないし20hが連通されることにより熱交
換流体流路22が形成される。そして、これらは図2
(B)に示すように、例えばろう付け等により一体に組
み立てられプレート型ヒートシンク23が構成される。
【0025】上記のように構成された実施の形態2にお
けるプレート型ヒートシンク23では、まず、端板15
に絶縁基板等を介して発熱を伴うLSI等の電子部品
(図示せず)が搭載される。次いで、入口管16から熱
交換流体が流入されると、熱交換流体は穴14aおよび
流路穴12dを介して両流路19a、19bの一端側に
流入し、両流路19a、19bを分流した後連結路12
aで一旦合流して両流路19c、19dの他端側に流入
し、両流路19c、19dを分流した後連結路12bで
再び合流して両流路19e、19fの一端側に流入す
る。
【0026】そして、両流路19e、19fを分流した
後連結路12cで合流して両流路19g、19hの他端
側に流入し、両流路19g、19hを分流した後一端側
で合流されて第2の連通板21の流路穴21eを介して
第2の流路板20の両流路20g、20hの他端側に流
入し、両流路20g、20hを分流した後連結路21c
で一旦合流して両流路20e、20fの一端側に流入
し、両流路20e、20fを分流した後連結路21bで
再び合流して両流路20c、20dの他端側に流入す
る。そして、両流路20c、20dを分流した後連結路
21aで合流して両流路20a、20bの一端側に流入
し、両流路20a、20bを分流した後合流されて各流
路穴21d、19i、12eおよび穴14bを介して出
口管17から流出され、各流路19aないし19hおよ
び20aないし20h、すなわち両熱交換流体流路2
4、22を流通する間に、端板15を介して熱交換流体
と電子部品との間の熱交換が行われ電子部品は冷却され
る。
【0027】このように上記実施の形態2によれば、両
熱交換流体流路24、22を流れる熱交換流体の流動経
路が逆パターンとなるように、各流路19aないし19
hおよび20aないし20hが連通されているので、一
方の熱交換流体流路24では流路19a、19b→19
c、19d→19e、19f→19g、19hの順で流
れる熱交換流体の温度は高くなり、他方の熱交換流体流
路22では流路20g、20h→20e、20f→20
c、20d→20a、20bの順で流れる熱交換流体の
温度は高くなる。すなわち、第2の連通板21を介して
隣接する熱交換流体流路24、22間の一方側では、一
番温度の低い流路19a、19bと一番温度の高い流路
20a、20bが、他方側では一番温度の高い流路19
g、19hと一番温度の低い流路20g、20hがそれ
ぞれ対応した位置となり、全面にわたって温度が平均化
され冷却される電子部品の温度も均一化されるため、電
気特性のばらつきもなくなり信頼性の向上を図ることが
できる。
【0028】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3におけるプレート型ヒートシンクの構成を示す分解
斜視図である。なお、図中矢印は熱交換流体の流通方向
を示す。図から明らかなように、本実施の形態3におけ
るプレート型ヒートシンク25は、図2で示した実施の
形態2におけるプレート型ヒートシンク23とほぼ同様
であるので、同一符号を付して説明を省略するが、実施
の形態2とは逆に入口管16が穴14bに、出口管17
が穴14aにそれぞれ連結され、熱交換流体の流れが逆
となっている。
【0029】上記のように構成された実施の形態3にお
けるプレート型ヒートシンク25では、まず、端板15
に絶縁基板等を介して発熱を伴うLSI等の電子部品
(図示せず)が搭載される。次いで、入口管16から熱
交換流体が流入されると、熱交換流体は穴14bおよび
各流路穴12e、19i、12dを介して熱交換流体流
路22に流入し、熱交換流体流路22内で分流、合流を
繰り返した後、流路穴21eを介して熱交換流体流路2
4に流入し、上記と同様に分流、合流を繰り返した後流
路穴12dおよび穴14aを介して出口管17から流出
される。そして、両熱交換流体流路22、24内を流通
する間に、端板15を介して熱交換流体と電子部品との
間の熱交換が行われ電子部品は冷却される。
【0030】このように上記実施の形態3によれば、両
熱交換流体流路24、22を流れる熱交換流体の流動経
路が逆パターンとなるように、各流路19aないし19
hおよび20aないし20hが連通されているので、一
方の熱交換流体流路24では流路19g、19h→19
e、19f→19c、19d→19a、19bの順で流
れる熱交換流体の温度は高くなり、他方の熱交換流体流
路22では流路20a、20b→20c、20d→20
e、20f→20g、20hの順で流れる熱交換流体の
温度は高くなる。すなわち、第2の連通板21を介して
隣接する熱交換流体流路24、22間の一方側では、一
番温度の低い流路19g、19hと一番温度の高い流路
20g、20hが、他方側では一番温度の高い流路19
a、19bと一番温度の低い流路20a、20bがそれ
ぞれ対応した位置となり、全面にわたって温度が平均化
され冷却される電子部品の温度も均一化されるため、電
気特性のばらつきもなくなり信頼性の向上を図ることが
できる。
【0031】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4におけるプレート型ヒートシンクの構成を示す分解
斜視図である。なお、図中矢印は熱交換流体の流通方向
を示す。図において、図2に示す実施の形態2と同様な
部分は同一符号を付して説明を省略する。26は複数の
流路26aないし26hがスリット状に並行して形成さ
れ、また、縁部の連通板12の流路穴12eと対応する
位置に流路穴26iが形成された第1の流路板で、各流
路26aないし26hは各連結路12aないし12cで
連結されて熱交換流体流路27を構成する。28は第1
の流路板26と同様に複数の流路28aないし28hが
スリット状に並行して形成された第2の流路板である。
【0032】29は第1および第2の流路板26、28
間に介在される第2の連通板で、流路板28の各一対の
流路28e、28fと流路28g、28hの各他端に対
応して配設され各他端同士を連結する連結路29a、各
一対の流路28c、28dと流路28e、28fの各一
端に対応して配設され各一端同士を連結する連結路29
b、各一対の流路28a、28bと流路28c、28d
の各他端に対応して配設され他端同士を連結する連結路
29c、および縁部の対角線上には一対の流路穴29
d、29eがそれぞれ形成され、各連結路29aないし
29cにより各流路28aないし28hが連通されるこ
とにより熱交換流体流路30が形成される。そして、こ
れらは例えばろう付け等により一体に組み立てられプレ
ート型ヒートシンク31が構成される。
【0033】上記のように構成された実施の形態4にお
けるプレート型ヒートシンク31では、まず、端板15
に絶縁基板等を介して発熱を伴うLSI等の電子部品
(図示せず)が搭載される。次いで、入口管16から熱
交換流体が流入されると、熱交換流体は穴14aおよび
各流路穴12dを介して熱交換流体流路27に流入し、
熱交換流体流路27内で分流、合流を繰り返した後、流
路穴29dを介して熱交換流体流路30に流入し、上記
と同様に分流、合流を繰り返した後各流路穴29e、2
6i、12eおよび穴14bを介して出口管17から流
出される。そして、両熱交換流体流路27、30内を流
通する間に、端板15を介して熱交換流体と電子部品と
の間の熱交換が行われ電子部品は冷却される。
【0034】このように上記実施の形態4によれば、両
熱交換流体流路27、30を流れる熱交換流体の流動経
路が逆パターンとなるように、各流路26aないし26
hおよび28aないし28hが連通されているので、一
方の熱交換流体流路27では流路26a、26b→26
c、26d→26e、26f→26g、26hの順で流
れる熱交換流体の温度は高くなり、他方の熱交換流体流
路30では流路28g、28h→28e、28f→28
c、28d→28a、28bの順で流れる熱交換流体の
温度は高くなる。すなわち、第2の連通板29を介して
隣接する熱交換流体流路27、30間の一方側では、一
番温度の低い流路26a、26bと一番温度の高い流路
28a、28bが、他方側では一番温度の高い流路26
g、26hと一番温度の低い流路28g、28hがそれ
ぞれ対応した位置となり、しかも熱交換流体の流れが逆
となり、全面にわたって温度が平均化され冷却される電
子部品の温度も均一化されるため、電気特性のばらつき
もなくなり信頼性の向上を図ることができる。
【0035】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5におけるプレート型ヒートシンクの構成を示す分解
斜視図である。なお、図中矢印は熱交換流体の流通方向
を示す。図から明らかなように、本実施の形態5におけ
るプレート型ヒートシンク32は、図4で示した実施の
形態4におけるプレート型ヒートシンク31とほぼ同様
であるので、同一符号を付して説明を省略するが、実施
の形態4とは逆に入口管16が穴14bに、出口管17
が穴14aにそれぞれ連結され、熱交換流体の流れが逆
となっている。
【0036】上記のように構成された実施の形態5にお
けるプレート型ヒートシンク32では、まず、端板15
に絶縁基板等を介して発熱を伴うLSI等の電子部品
(図示せず)が搭載される。次いで、入口管16から熱
交換流体が流入されると、熱交換流体は穴14bおよび
各流路穴12e、26i、29eを介して熱交換流体流
路30に流入し、熱交換流体流路30内で分流、合流を
繰り返した後、流路穴29dを介して熱交換流体流路2
7に流入し、上記と同様に分流、合流を繰り返した後各
流路穴12dおよび穴14aを介して出口管17から流
出される。そして、両熱交換流体流路27、30内を流
通する間に、端板15を介して熱交換流体と電子部品と
の間の熱交換が行われ電子部品は冷却される。
【0037】このように上記実施の形態5によれば、両
熱交換流体流路27、30を流れる熱交換流体の流動経
路が逆パターンとなるように、各流路26aないし26
hおよび28aないし28hが連通されているので、一
方の熱交換流体流路27では流路26g、26h→26
e、26f→26c、26d→26a、26bの順で流
れる熱交換流体の温度は高くなり、他方の熱交換流体流
路28では流路28a、28b→28c、28d→28
e、28f→28g、28hの順で流れる熱交換流体の
温度は高くなる。すなわち、第2の連通板29を介して
隣接する熱交換流体流路27、30間の一方側では、一
番温度の低い流路28a、28bと一番温度の高い流路
26a、26bが、他方側では一番温度の高い流路28
g、28hと一番温度の低い流路26g、26hがそれ
ぞれ対応した位置となり、しかも熱交換流体の流れが逆
となり、全面にわたって温度が平均化され冷却される電
子部品の温度も均一化されるため、電気特性のばらつき
もなくなり信頼性の向上を図ることができる。
【0038】実施の形態6.図6はこの発明の実施の形
態6におけるプレート型ヒートシンクの構成を示す分解
斜視図、図7は図6におけるプレート型ヒートシンクの
外観を示す斜視図、図8は図6におけるプレート型ヒー
トシンクの構成を示す断面図である。なお、図中矢印は
熱交換流体の流通方向を示す。図において、上記各実施
例と同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。3
3は複数の流路33aないし33hがスリット状に並行
して形成された第1の流路板、34は複数の流路34a
ないし34hがスリット状に並行して形成された第2の
流路板であり、第1および第2の流路板33、34の各
流路33a〜33hと34a〜34hとは図8に示すよ
うに投影断面が重ならない位置にそれぞれ形成されてい
る。
【0039】35は第1および第2の流路板33、34
間に介在される連通板で、第1の流路板33の各一対の
流路33a、33bと流路33c、33dおよび各一対
の流路34a、34bと流路34c、34dの各一端に
対応して配設され各一端同士を連結する連結路35a、
各一対の流路33c、33dと流路33e、33fおよ
び各一対の流路34c、34dと流路34e、34fの
各他端に対応して配設され各他端同士を連結する連結路
35b、各一対の流路33e、33fと流路33g、3
3hおよび各一対の流路34e、34fと流路34g、
34hの各一端に対応して配設され一端同士を連結する
連結路35c、および縁部には一対の流路穴35d、3
5eがそれぞれ形成され、各連結路35aないし35c
により各流路33aないし33hおよび34aないし3
4hがそれぞれ連通され熱交換流体流路36、37が構
成される。そして、これらは図7に示すように、例えば
ろう付け等により一体に組み立てられプレート型ヒート
シンク38が構成される。
【0040】上記のように構成された実施の形態6にお
けるプレート型ヒートシンク38では、まず、端板15
に絶縁基板等を介して発熱を伴うLSI等の電子部品3
9が図8に示すように搭載される。次いで、入口管16
から熱交換流体が流入されると、熱交換流体は穴14a
を介してその一部は流路33a、33bの他端側に、
又、残りはさらに流路穴35dを介して流路34a、3
4bの他端側にそれぞれ流入し、それぞれ両流路33
a、33bおよび34a、34bを分流した後、連結路
35aで一旦合流して両流路33c、33dおよび34
c、34dの一端側に流入し、両流路33c、33dお
よび34c、34dを分流した後連結路35bで再び合
流して、両流路33e、33fおよび34e、34fの
一端側に流入する。
【0041】そして、両流路33e、33fおよび34
e、34fを分流した後連結路35cで合流して、両流
路33g、33hおよび34g、34hの他端側に流入
し、両流路33g、33hおよび34g、34hを分流
する。その後、両流路34g、34hを分流した熱交換
流体は流路穴35eを介して両流路33g、33hの他
端側で、両流路33g、33hを分流する熱交換流体と
合流され穴14bを介して出口管17から流出され、各
流路33aないし33hおよび34aないし34b、す
なわち両熱交換流体流路36、37を流通する間に、端
板15を介して熱交換流体と電子部品39との間の熱交
換が行われ電子部品39は冷却される。
【0042】このように上記実施の形態6によれば、両
熱交換流体流路36および37を構成する各流路33a
ないし33hおよび34aないし34hを、お互いに投
影断面が重ならない位置にそれぞれ形成しているので、
電子部品39から離れた位置に配置された各流路33a
ないし33hから電子部品39に至る熱の伝導経路を直
線的に形成できるため、この熱の伝導経路の伝導熱抵抗
が著しく低減され、電子部品39から放出される熱を、
電子部品39に近い側の熱交換流体流路37からは勿論
のこと、離れた側の熱交換流体流路36からも効率よく
熱交換をすることが可能となり、冷却性能を向上させる
ことができる。
【0043】実施の形態7.図9はこの発明の実施の形
態7におけるプレート型ヒートシンクの構成を示す分解
斜視図である。図において、40は複数の流路40aな
いし40fがスリット状に並行して、また、縁部には一
対の流路穴40g、40hがそれぞれ形成された第1の
流路板、41は複数の流路41aないし41fがスリッ
ト状に並行して形成された第2の流路板、42は第1の
流路板40の第2の流路板41とは異なる側に配設され
た第1の連通板で、第1の流路板40の各一対の流路4
0a、40bと流路40c、40dの各一端に対応して
配設され各一端同士を連結する連結路42a、各一対の
流路40cと40dと流路40e、40fの各他端に対
応して配設され各他端同士を連結する連結路42b、お
よび縁部には第1の流路板40の両流路穴40g、40
hと対応する位置にそれぞれ一対の流路穴42c、42
dおよび42e、42fがそれぞれ形成されている。
【0044】43は第1および第2の流路板40、41
間に介在させる第2の連通板で、第2の流路板41の各
一対の流路41a、41bと流路41c、41dの各他
端に対応して配設され各他端同士を連結する連結路43
a、各一対の流路41c、41dと流路41e、41f
の各一端に対応して配設され各一端同士を連結する連結
路43b、および縁部には第1の流路板40の両流路穴
40g、40hと対応する位置に流路穴43c、43d
がそれぞれ形成されている。そして、各流路40aない
し40fが両連結路42a、42bで連結されて連通す
ることにより熱交換流体流路44が、又、各流路41a
ないし41fが両連結路43a、43bで連結されて連
通することにより熱交換流体流路45がそれぞれ形成さ
れる。
【0045】46、47はこれら第1の連通板42、第
1の流路板40、第2の連通板43および第2の流路板
41を両側から挟持する一対の端板で、一方の端板46
には第1の連通板42の各流路穴42cないし42fと
対応する位置に穴46aないし46dが形成され、これ
ら各穴46a、46bには入口管48、49が、又、各
穴46c、46dには出口管50、51がそれぞれ連結
されている。そして、これらは図示はしないが例えばろ
う付け等により一体に組み立てられプレート型ヒートシ
ンク52が構成される。
【0046】上記のように構成された実施の形態7にお
けるプレート型ヒートシンク52では、まず、端板47
に絶縁基板等を介して発熱を伴うLSI等の電子部品
(図示せず)が搭載される。次いで、両入口管48、4
9から熱交換流体が流入されると、一方の入口管48か
ら流入された熱交換流体は、穴46aおよび各流路穴4
2d、40g、43cを介して第2の流路板41の一対
の流路41e、41fの一端側に流入し熱交換流体流路
45内を循環した後、一対の流路41a、41bの他端
側から各流路穴43d、40h、42eおよび穴46c
を介して出口管50から流出される。
【0047】又、他方の入口管49から流入された熱交
換流体は、穴46bおよび流路穴42cを介して第1の
流路板40の一対の流路40a、40bの一端側に流入
し、熱交換流体流路44内を循環した後、一対の流路4
0e、40fの他端側から流路穴42fおよび穴46d
を介して出口管51から流出される。このようにして両
熱交換流体流路44、45内を熱交換流体が流通する間
に、端板47を介して熱交換流体と電子部品との間の熱
交換が行われ電子部品は冷却される。
【0048】このように上記実施の形態7によれば、一
方の熱交換流体流路44では流路40a、40b→40
c、40d→40e、40fの順で流れる熱交換流体の
温度が高くなり、他方の熱交換流体流路45では流路4
1e、41f→41c、41d→41a、41bの順で
流れる熱交換流体の温度が高くなるように、すなわち、
両熱交換流体流路44、45を流れる熱交換流体の流動
経路が逆パターンとなるように熱交換流体の流通方向を
設定しているので、第2の連通板43を介して隣接する
両熱交換流体流路44、45間の一方側では、一番温度
の低い流路40a、40bと一番温度の高い流路41
a、41bが、他方側では一番温度の高い流路40e、
40fと一番温度の低い流路41e、41fがそれぞれ
対応した位置となり、全面にわたって温度が平均化され
冷却される電子部品の温度も均一化されるため、電気特
性のばらつきもなくなり信頼性の向上を図ることができ
る。
【0049】実施の形態8.図10はこの発明の実施の
形態8におけるプレート型ヒートシンクの構成を示す分
解斜視図である。図において、53は複数の流路53a
ないし53fがスリット状に並行して、又、縁部には一
対の流路穴53g、53hがそれぞれ形成された流路
板、54はこの流路板53の一側に配設される第1の連
通板で、両流路穴53g、53hと対応する位置に一対
の流路穴54a、54bが形成されるとともに、奇数番
目の各流路53a、53c、53eの一端側をそれぞれ
連結する連結路54c、および偶数番目の各流路53
b、53d、53fの他端側をそれぞれ連結する連結路
54dがそれぞれ形成されている。
【0050】55は流路板53の他側に配設される第2
の連通板で、奇数番目の各流路53a、53c、53e
の他端側をそれぞれ連結する連結路55aおよび偶数番
目の各流路53b、53d、53fの一端側をそれぞれ
連結する連結路55bがそれぞれ形成されている。そし
て、奇数番目の流路53a、53c、53eが両連結路
54c、55aで連結されて連通することにより第1の
並列熱交換流体流路56が、又、偶数番目の流路53
b、53d、53fが両連結路54d、55bで連結さ
れて連通することにより第2の並列熱交換流体流路57
がそれぞれ形成される。
【0051】58、59は第1の連通板54、流路板5
3および第2の連通板55を両側から挟持する一対の端
板で、一方の端板58には第1の連通板54の各流路穴
54a、54bおよび連結路54c、54dの一端とそ
れぞれ対応する位置に穴58aないし58dが形成さ
れ、これら各穴58a、58cには入口管60、76
が、又、各穴58b、58dには出口管61、62がそ
れぞれ連結されている。そして、これらは図示はしない
が例えばろう付け等により一体に組み立てられプレート
型ヒートシンク63が構成される。
【0052】上記のように構成された実施の形態8にお
けるプレート型ヒートシンク63では、まず、端板59
に絶縁基板等を介して発熱を伴うLSI等の電子部品
(図示せず)が搭載される。次いで、両入口管60、7
6から熱交換流体が流入されると、一方の入口管60か
ら流入された熱交換流体は、穴58aおよび各流路穴5
4a、53gを介して第2の連通板55の連結路55b
に流入し、ここで分流して偶数番目の流路53b、53
d、53f、すなわち第2の並列熱交換流体流路57を
並列に流通した後、第1の連通板54の連結路54dで
再び合流し穴58dを介して出口管62から流出され
る。
【0053】又、他方の入口管76から流入された熱交
換流体は、穴58cおよび各流路穴54b、53hを介
して第2の連通板55の連結路55aに流入し、ここで
分流して奇数番目の流路53a、53c、53e、すな
わち第1の並列熱交換流体流路56内を第2の並列熱交
換流体流路57とは逆方向に並列に流通した後、第1の
連通板54の連結路54cで再び合流し穴58bを介し
て出口管61から流出される。このようにして両並列熱
交換流体流路56、57内を熱交換流体が流通する間
に、端板59を介して熱交換流体と電子部品との間の熱
交換が行われ電子部品は冷却される。
【0054】このように上記実施の形態8によれば、第
1および第2の並列熱交換流体56、57を構成する各
流路53a、53c、53eおよび53b、53d、5
3fを交互に並設し、且つ両並列熱交換流体流路56、
57を流れる熱交換流体の流通方向を逆としたので、両
並列熱交換流体流路56、57間では、温度の高い熱交
換流体と温度の低い熱交換流体とが常に隣接した状態と
なるため、全面にわたって温度が平均化され冷却される
電子部品の温度も均一化されるため、電気特性のばらつ
きもなくなり信頼性の向上を図ることができる。
【0055】実施の形態9.図11はこの発明の実施の
形態9におけるプレート型ヒートシンクの構成を示す分
解斜視図、図12は図11における流路の突起の詳細を
示す斜視図、図13は図11におけるプレート型ヒート
シンクに電子部品を搭載する位置を説明するための図で
ある。図において、64は複数の流路64aないし64
dがスリット状に並行して形成された流路板で、各流路
64aないし64dの側壁には図12に示すように複数
の突起64eが設けられている。65はこの流路板64
の一側に配設された連通板で、各一対の流路64a、6
4bと流路64c、64dの各一端に対応して配設され
各一端同士を連結する連結路65a、および縁部には一
対の流路穴65b、65cがそれぞれ形成されている。
【0056】そして、各流路64aないし64dが連結
路65aで連結されて連通することにより熱交換流体流
路66が形成される。67、68はこれら連通板65お
よび流路板64を両側から挟持する一対の端板で、一方
の端板67には連通板64の各流路穴65b、65cと
対応する位置に穴67a、67bが形成され、穴67a
には入口管69が、又、穴67bには出口管70がそれ
ぞれ連結されている。そして、これらは図示はしないが
例えばろう付け等により一体に組み立てられプレートシ
ンク71が構成され、又、他方の端板68には絶縁基板
等を介して電子部品72が図13に示すように、突起6
4eの高さ寸法をh、突起64eから電子部品71のほ
ぼ中心までの寸法をLとすると、5h≦L≦12hが満
足されるような位置に搭載される。
【0057】上記のように構成された実施の形態9にお
けるプレート型ヒートシンク71では、まず、入口管6
9から熱交換流体が流入されると、この熱交換流体は穴
67aおよび流路穴65bを介して流路板64の一対の
流路64a、64bの他端側に流入し、熱交換流体流路
66内を循環した後一対流路64c、64d一端側から
流路穴65cおよび穴67bを介して出口管70から流
出される。このようにして熱交換流体流路66内を流通
する間に、端板68を介して熱交換流体と電子部品72
との間の熱交換が行われ電子部品72は冷却される。
【0058】そして、上記のように熱交換流体が熱交換
流体流路66内を流通する時、熱交換流体は各流路64
aないし64dの側壁に設けられた突起64eによっ
て、その流れは一旦流路壁を離れた後流路壁に再付着す
る。この再付着する位置は流速に関係なく、突起64e
の高さ寸法hの5倍〜12倍だけ下流の位置であり、
又、再付着位置での熱伝達率が同じ流路内における他の
位置での熱伝達率に比べて著しく大きな値を示すことが
実験により確認された。
【0059】このように上記実施の形態9によれば、各
流路64aないし64dの側壁に複数の突起64eを設
けるとともに、これら各突起64eから5h≦L≦12
hが満足されるような距離Lだけ離れた下流の位置に、
電子部品72の中心がほぼ合致すように搭載させている
ので、熱伝達率の大きな電子部品72のほぼ中心で熱交
換が一番活発に行われるため、極めて簡単な構造で冷却
性能の向上を図ることができる。
【0060】実施の形態10.尚、上記実施の形態9で
は、流路板64の各流路64aないし64dの側壁の一
部を突出させて各突起64eを形成するようにしている
が、図14に示すように、上記各実施の形態に適用され
る各連通板の半分の厚さで形成された一対の連通板7
3、74を適用し、流路板75と接する側の連通板74
の板面の流路板75の各流路の側壁と対応する位置に、
例えばエッチングやパンチプレス等で切り起し部74a
を形成して折り曲げ、連通板74を流路板75と積み重
ねた時に突起として機能させるようにしても良く、上記
実施の形態9におけると同様の効果を発揮し得ることは
勿論のこと、突起の形成が非常に容易となる。
【0061】実施の形態11.又、上記各実施の形態に
おいて、連結される各流路および各連結路の連結部に、
熱交換流体の流れに沿った傾斜を設ければ、圧力損失を
低減して熱交換流体の流れをスムーズとし、冷却性能の
向上を図ることができる。
【0062】実施の形態12.又、上記各実施の形態に
おいて、各流路の一部に流路幅の狭い幅狭小部を形成す
れば、熱交換流体の流速を局所的に上昇させて冷却性能
の向上を図ることができる。
【0063】実施の形態13.又、上記各実施の形態で
は、電子部品を一方の端板に搭載させる場合について説
明したが、他方の端板あるいは両方の端板に搭載させる
ようにしても良く、さらに又、入口管および出口管をい
ずれか一方の端板上に設置する場合について説明した
が、ヒートシンクの側面に設置しても良く、上記各実施
の形態と同様の効果を発揮し得ることは言うまでもな
い。
【0064】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、複数の独立した流路がスリット状に並行して形成
された流路板と、流路板に積重され各流路の相隣なる端
部同士を交互に連結することにより各流路を連通して熱
交換流体流路を形成する複数の連結路が形成された連通
板と、流路板および連通板を両側から挟持する一対の端
板とを備えたので、流路板の強度を十分に確保し、自重
で曲がって不良品が発生するのを防止することが可能な
プレート型ヒートシンクを提供することができる。
【0065】又、この発明の請求項2によれば、複数の
独立した流路がスリット状に並行して形成された複数の
流路板と、各流路板と交互に積重され各流路の相隣なる
端部同士を交互に連結することにより各流路を連通して
熱交換流体流路を形成する複数の連結路が形成された複
数の連通板と、各流路板および連通板を両側から挟持す
る一対の端板とを備え、各熱交換流体流路を流れる熱交
換流体の流動経路が相隣なるもの同士で逆パターンとな
るように各熱交換流体流路を連通させたので、不良品の
発生の防止が可能であることは勿論のこと、被冷却部品
の電気特性のばらつきを抑制して信頼性の向上を図るこ
とが可能なプレート型ヒートシンクを提供することがで
きる。
【0066】又、この発明の請求項3によれば、複数の
独立した流路がスリット状に並行し且つ相隣なるものの
流路同士の投影断面が重ならない位置に形成された複数
の流路板と、各流路板と交互に積重され各流路の相隣な
る端部同士を交互に連結することにより各流路を連通し
て熱交換流体流路を形成する複数の連結路が形成された
複数の連通板と、各流路板および連通板を両側から挟持
する一対の端板とを備え、各熱交換流体流路を連通させ
たので、冷却性能を向上させることが可能なプレート型
ヒートシンクを提供することができる。
【0067】又、この発明の請求項4によれば、複数の
独立した流路がスリット状に並行して形成された複数の
流路板と、各流路板と交互に積重され各流路の相隣なる
端部同士を交互に連結することにより各流路を連通して
熱交換流体流路を形成する複数の連結路が形成された複
数の連通板と、各流路板および連通板を両側から挟持す
る一対の端板とを備え、各熱交換流体流路を流れる熱交
換流体の流通方向をその流動経路が相隣なるもの同士で
逆パターンとなるようにしたので、被冷却部品の電気特
性のばらつきを抑制して信頼性の向上を図ることが可能
なプレート型ヒートシンクを提供することができる。
【0068】又、この発明の請求項5によれば、複数の
独立した流路がスリット状に並行して形成された流路板
と、流路板の一側に積重され流路の奇数番目の各一端側
および偶数番目の他端側をそれぞれ連結し第1の並列熱
交換流体流路を形成する少なくとも一対の連結路が形成
された第1の連通板と、流路板の他側に積重され流路の
偶数番目の各一端側および奇数番目の他端側をそれぞれ
連結し第2の並列熱交換流体流路を形成する少なくとも
一対の連結路が形成された第2の連通板と、第1および
第2の連通板を両側から挟持する一対の端板とを備え、
第1および第2の並列熱交換流体流路を流れる熱交換流
体の流通方向を逆にしたので、被冷却部品の電気特性の
ばらつきを抑制して信頼性の向上を図ることが可能なプ
レート型ヒートシンクを提供することができる。
【0069】又、この発明の請求項6によれば、請求項
1ないし5のいずれかにおいて、流路壁の一部に突起を
形成するとともに突起の高さ寸法の5〜12倍の寸法だ
け熱交換流体の流れの下流側の位置が中心となるように
発熱電子部品を搭載したので、簡単な構造で冷却性能の
向上を図ることが可能なプレート型ヒートシンクを提供
することができる。
【0070】又、この発明の請求項7によれば、請求項
6において、突起は連通板の表面に形成された切り起し
部分を折り曲げることによって形成したので、突起を容
易に形成することが可能なプレート型ヒートシンクを提
供することができる。
【0071】又、この発明の請求項8によれば、請求項
1ないし5のいずれかにおいて、各流路と連結路との連
結部に熱交換流体の流れに沿って傾斜を設けたので、冷
却性能の向上を図ることが可能なプレート型ヒートシン
クを提供することができる。
【0072】又、この発明の請求項9によれば、請求項
1ないし5のいずれかにおいて、流路の一部に幅狭小部
を形成したので、冷却性能の向上を図ることが可能なプ
レート型ヒートシンクを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるプレート型
ヒートシンクの構成を示し、(A)は分解斜視図、
(B)は外観を示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態2におけるプレート型
ヒートシンクの構成を示し、(A)は分解斜視図、
(B)は外観を示す斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態3におけるプレート型
ヒートシンクの構成を示す分解斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態4におけるプレート型
ヒートシンクの構成を示す分解斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態5におけるプレート型
ヒートシンクの構成を示す分解斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態6におけるプレート型
ヒートシンクの構成を示す分解斜視図である。
【図7】 図6におけるプレート型ヒートシンクの外観
を示す斜視図である。
【図8】 図6におけるプレート型ヒートシンクの構成
を示す断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態7におけるプレート型
ヒートシンクの構成を示す分解斜視図である。
【図10】 この発明の実施の形態8におけるプレート
型ヒートシンクの構成を示す分解斜視図である。
【図11】 この発明の実施の形態9におけるプレート
型ヒートシンクの構成を示す分解斜視図である。
【図12】 図11における流路の突起の詳細を示す斜
視図である。
【図13】 図11におけるプレート型ヒートシンクに
電子部品を搭載する位置を説明するための図である。
【図14】 この発明の実施の形態10におけるプレー
ト型ヒートシンクの主要部の構成を示す分解斜視図であ
る。
【図15】 従来のプレート型ヒートシンクの構成を示
す分解斜視図である。
【図16】 図15におけるプレート型ヒートシンクの
外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
11,53,64,75 流路板、11a〜11h,1
9a〜19h,20a〜20h,26a〜26h,28
a〜28h,33a〜33h,34a〜34h,40a
〜40f,41a〜41h,53a〜53f,64a〜
64d 流路、12,21,29,35,65,73,
74 連通板、12a〜12c,21a〜21c,29
a〜29c,35a〜35c,42a,42b,43
a,43b,54c,54d,55a,55b,65a
連結路、12d,12e,21d,21e,19i,
29d,29e,35d,35e,40g,40h,4
2c〜42f,43c,43d,53g,53h,54
a,54b,65b,65c 流路穴、13,22,2
4,27,30,36,37,44,45,66 熱交
換流体流路、14,15,46,47,58,59,6
7,68 端板、16,48,49,60,69,76
入口管、17,50,51,61,62,70 出口
管、18,23,25,31,32,38,52,6
3,71 プレート型ヒートシンク、19,26,3
3,40 第1の流路板、20,28,34,41 第
2の流路板、39,72 電子部品、42,54 第1
の連通板、43,55 第2の連通板、64e 突起、
74e 切り起し部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大串 哲朗 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 松本 秀雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の独立した流路がスリット状に並行
    して形成された流路板と、上記流路板に積重され上記各
    流路の相隣なる端部同士を交互に連結することにより上
    記各流路を連通して熱交換流体流路を形成する複数の連
    結路が形成された連通板と、上記流路板および連通板を
    両側から挟持する一対の端板とを備えたことを特徴とす
    るプレート型ヒートシンク。
  2. 【請求項2】 複数の独立した流路がスリット状に並行
    して形成された複数の流路板と、上記各流路板と交互に
    積重され上記各流路の相隣なる端部同士を交互に連結す
    ることにより上記各流路を連通して熱交換流体流路を形
    成する複数の連結路が形成された複数の連通板と、上記
    各流路板および連通板を両側から挟持する一対の端板と
    を備え、上記各熱交換流体流路を流れる熱交換流体の流
    動経路が相隣なるもの同士で逆パターンとなるように上
    記各熱交換流体流路を連通させたことを特徴とするプレ
    ート型ヒートシンク。
  3. 【請求項3】 複数の独立した流路がスリット状に並行
    し且つ相隣なるものの上記流路同士の投影断面が重なら
    ない位置に形成された複数の流路板と、上記各流路板と
    交互に積重され上記各流路の相隣なる端部同士を交互に
    連結することにより上記各流路を連通して熱交換流体流
    路を形成する複数の連結路が形成された複数の連通板
    と、上記各流路板および連通板を両側から挟持する一対
    の端板とを備え、上記各熱交換流体流路を連通させたこ
    とを特徴とするプレート型ヒートシンク。
  4. 【請求項4】 複数の独立した流路がスリット状に並行
    して形成された複数の流路板と、上記各流路板と交互に
    積重され上記各流路の相隣なる端部同士を交互に連結す
    ることにより上記各流路を連通して熱交換流体流路を形
    成する複数の連結路が形成された複数の連通板と、上記
    各流路板および連通板を両側から挟持する一対の端板と
    を備え、上記各熱交換流体流路を流れる熱交換流体の流
    通方向をその流動経路が相隣なるもの同士で逆パターン
    となるようにしたことを特徴とするプレート型ヒートシ
    ンク。
  5. 【請求項5】 複数の独立した流路がスリット状に並行
    して形成された流路板と、上記流路板の一側に積重され
    上記流路の奇数番目の各一端側および偶数番目の他端側
    をそれぞれ連結し第1の並列熱交換流体流路を形成する
    少なくとも一対の連結路が形成された第1の連通板と、
    上記流路板の他側に積重され上記流路の偶数番目の各一
    端側および奇数番目の他端側をそれぞれ連結し第2の並
    列熱交換流体流路を形成する少なくとも一対の連結路が
    形成された第2の連通板と、上記第1および第2の連通
    板を両側から挟持する一対の端板とを備え、上記第1お
    よび第2の並列熱交換流体流路を流れる熱交換流体の流
    通方向を逆にしたことを特徴とするプレート型ヒートシ
    ンク。
  6. 【請求項6】 流路壁の一部に突起を形成するとともに
    上記突起の高さ寸法の5〜12倍の寸法だけ熱交換流体
    の流れの下流側の位置が中心となるように発熱電子部品
    を搭載したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
    かに記載のプレート型ヒートシンク。
  7. 【請求項7】 突起は連通板の表面に形成された切り起
    し部分を折り曲げることによって形成されていることを
    特徴とする請求項6記載のプレート型ヒートシンク。
  8. 【請求項8】 各流路と連結路との連結部に熱交換流体
    の流れに沿って傾斜を設けたことを特徴とする請求項1
    ないし5のいずれかに記載のプレート型ヒートシンク。
  9. 【請求項9】 流路の一部に幅狭小部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の
    プレート型ヒートシンク。
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