JPH0910249A - 足首関節用保護具並びに膝関節用保護具並びに腰保護具 - Google Patents

足首関節用保護具並びに膝関節用保護具並びに腰保護具

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JPH0910249A
JPH0910249A JP6092696A JP6092696A JPH0910249A JP H0910249 A JPH0910249 A JP H0910249A JP 6092696 A JP6092696 A JP 6092696A JP 6092696 A JP6092696 A JP 6092696A JP H0910249 A JPH0910249 A JP H0910249A
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JP
Japan
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fastening
band
knee
ankle
bands
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JP6092696A
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Inventor
Riichiro Horino
利一郎 堀野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り扱いが容易で、関節保護作用に秀れた足
首関節用保護具並びに膝関節用保護具並びに腰保護具を
提供すること。 【解決手段】 膝r上周部及び膝r下周部に巻回止着で
きる長さに設定した伸縮性を有する二本の伸縮バンド10
・11の途中部同志を重合せしめ、この重合部を縫着して
膝裏sにあてがう膝裏当部9とし、この膝裏当部9より
左右に片側二本づつ計四本の止着バンド12・13・14・15
を延設した膝バンドcの夫々の止着バンド12・13・14・
15の左右両端部12'・13'・14'・15'の表裏16・17に止着
用噛合テープ18・19を付設した膝関節用保護具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足首関節を保護す
る足首関節用保護具並びに膝関節を保護する膝関節用保
護具並びに腰を保護する腰保護具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
足首などの関節部を保護する取り扱い簡易な関節用保護
具は実用されていない。
【0003】本発明者は、足首の関節に巻回するバンド
と、このバンドを下方に牽引するゴムバンドとを組み合
わせたら、足首関節を良好に保護できるのではないかと
着眼し、更に、膝の皿部や腰背側部の上周部と下周部と
を同時に巻回保護するようにしたら、膝や腰の関節を良
好に保護できるのでないかと着眼して実用性に秀れた本
発明を完成させた。
【0004】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0005】両端表裏1・2に止着用噛合テープ3・4
を付設し、足首pに巻回止着できる長さに設定した伸縮
性を有する足首締付用バンドaと、両端内面7に止着用
噛合テープ8を付設し、足裏qを介して引き伸ばし状態
で足首pに巻回止着した足首締付用バンドaに架け渡し
止着する足裏架設用ゴムバンドbとより成り、足首締付
用バンドaの左右外側に足裏架設用ゴムバンドbの両端
内面7に付設した止着用噛合テープ8を噛合止着する止
着用噛合テープ5・6を付設し、足裏架設用ゴムバンド
bの長さを引き伸ばした状態で架け渡し止着できる長さ
に設定したことを特徴とする足首関節用保護具に係るも
のである。
【0006】また、膝r上周部及び膝r下周部に巻回止
着できる長さに設定した伸縮性を有する二本の伸縮バン
ド10・11の途中部同志を重合せしめ、この重合部を縫着
して膝裏sにあてがう膝裏当部9とし、この膝裏当部9
より左右に片側二本づつ計四本の止着バンド12・13・14
・15を延設した膝バンドcの夫々の止着バンド12・13・
14・15の左右両端部12'・13'・14'・15'の表裏16・17に
止着用噛合テープ18・19を付設したことを特徴とする膝
関節用保護具に係るものである。
【0007】また、腰t上周部及び腰t下周部に巻回止
着できる長さに設定した伸縮性を有する二本の伸縮バン
ド20・21の途中部同志を、伸縮性を有する縦バンド22に
よりこの途中部同志が所定間隔を介在した状態に連結
し、この縦バンド22により連結した連結部を腰背側uに
あてがう背当部23とし、この背当部23より左右に片側二
本づつ計四本延設する止着バンド24・25・26・27の左右
両端部24'・25'・26'・27'同志を縫着した腰バンドdの
夫々の止着バンド24・25・26・27の左右の両止着端部28
・29の表裏30・31に止着用噛合テープ32・33を付設した
ことを特徴とする腰保護具に係るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
を、簡単な作用効果を示して実施の一例を示した図面に
基づいて説明する。
【0009】・請求項1記載の発明の実施の形態 足首pに足首締付用バンドaを巻回し、両端表裏1・2
の止着用噛合テープ3・4を噛合止着して足首締付用バ
ンドaを足首pに巻回固定する。続いて足裏架設用ゴム
バンドbを足裏qに架け渡して引き伸ばし、両端内面7
の止着用噛合テープ8を夫々足首pに巻回固定した足首
締付用バンドaの左右外側の止着用噛合テープ5・6に
噛合止着する。
【0010】すると、足裏架設用ゴムバンドbの方は強
い伸縮力を有するから足首締付用バンドaを下方に強く
牽引することになり、足首締付用バンドaを足首p関節
に固定し、秀れた関節保護作用を発揮することとなる。
【0011】・請求項2記載の発明の実施の形態 膝バンドcの膝裏当部9を膝裏sに当て、片側二本づつ
の止着バンド12・13・14・15を夫々膝rの皿部の上周部
と下周部とに巻回し、この止着バンド12・13・14・15の
左右両端部12'・13'・14'・15'の表裏16・17の止着用噛
合テープ18・19を噛合止着して膝バンドcを膝rに巻回
固定する。
【0012】すると、二本の伸縮バンド10・11の途中部
を重合して縫着することにより膝裏当部9を構成してい
るから、この縫着作用により膝裏当部9があまり伸び過
ぎず、膝裏当部9が膝裏sの膕部に非常に良好にフィッ
トし、且つ膝rの皿部の上周部と下周部とに巻回した伸
縮バンド10・11からなる止着バンド12・13・14・15が強
い伸縮力を有するから、この止着バンド12・13・14・15
が上下から膝rの皿部を押さえ付けて膝関節を固定して
秀れた関節保護作用を発揮することとなる。
【0013】・請求項3記載の発明の実施の形態 腰バンドdの背当部23を腰背側uに当て、各止着バンド
24・25・26・27を腰tの前側に巻回し、この止着バンド
24・25・26・27の左右の両止着端部28・29の表裏30・31
の止着用噛合テープ32・33を噛合止着して腰バンドdを
腰tに巻回固定する。
【0014】すると、伸縮バンド20・21からなる止着バ
ンド24・25・26・27が強い伸縮力を有するから、この上
下の伸縮バンド20・21とこの伸縮バンド20・21との途中
部に設けた縦バンド22とによる背当部23が腰背側uを上
下から広く押さえ付けて腰骨を固定し、秀れた腰保護作
用を発揮することとなる。
【0015】
【実施例】図面は、本発明の好適な実施の三例を示した
もので、図1,図2は請求項1記載の発明の技術分野に
属する第一実施例、図3,図4は請求項2記載の発明の
技術分野に属する第二実施例、図5,図6は請求項3記
載の発明の技術分野に属する第三実施例を示している。
【0016】第一実施例について詳述すると、両端表裏
1・2に止着用噛合テープ3・4を付設し、足首pに巻
回止着できる長さに設定した伸縮性を有する足首締付用
バンドaと、両端内面7に止着用噛合テープ8を付設
し、足裏qを介して引き伸ばし状態で足首pに巻回止着
した足首締付用バンドaに架け渡し止着する足裏架設用
ゴムバンドbとより成り、足首締付用バンドaの左右外
側に足裏架設用ゴムバンドbの両端内面7に付設した止
着用噛合テープ8を噛合止着する止着用噛合テープ5・
6を付設し、足裏架設用ゴムバンドbの長さを引き伸ば
した状態で架け渡し止着できる長さに設定したことを特
徴とする足首関節用保護具に係るものである。
【0017】図面の止着用噛合テープ3・4・5・6・
8は、いずれもマジックテープ(商標名)を採用して構
成し、この各止着用噛合テープ3・4・5・6・8の止
着脱が容易に行われるように構成した場合を図示してい
る。
【0018】足首締付用バンドaは、強い伸縮性を有す
る繊維を縫製して構成し、足首pの関節をしっかりと巻
回保護できるように上下幅を設定している。
【0019】図面は、この足首締付用バンドaの一端側
の表1に止着用噛合テープ3を付設し、他端側の裏2に
止着用噛合テープ4を付設した場合を図示している。
【0020】尚、請求項1中の(両端表裏1・2に止着
用噛合テープ3・4を付設し)なる記載は、足首締付用
バンドaの一端側の表1に止着用噛合テープ3を付設し
た場合には、他端側の裏2に止着用噛合テープ4を付設
し、逆に足首締付用バンドaの一端側の裏2に止着用噛
合テープ3を付設した場合には、他端側の表1に止着用
噛合テープ4を付設するという意味合いである。
【0021】この止着用噛合テープ3・4は、足首締付
用バンドaを足首pのくるぶしの上部に巻回して両端表
裏1・2の止着用噛合テープ3・4同志を噛合した際、
この止着用噛合テープ3・4同志噛合止着が強固となる
上下幅を有し、且つ止着用噛合テープ3・4同志の止着
位置を左右に位置変更して足首pへの締め付け力を調節
できる左右幅を有するように設定して構成している。
【0022】止着用噛合テープ5・6は、足首締付用バ
ンドaを、足首pの後ろ側で前記止着用噛合テープ3・
4同志を噛合止着して足首pに巻回固定した際、この足
首締付用バンドaの表1面であって、足首pの左右外側
となる位置に付設した場合を図示している。
【0023】この止着用噛合テープ5・6は、足裏架設
用ゴムバンドbの両端内面7の止着用噛合テープ8を強
固に噛合止着し得る左右幅を有し、且つ足裏qに引き伸
ばし状態で架け渡した足裏架設用ゴムバンドbの両端内
面7の止着用噛合テープ8の噛合止着位置を上下に位置
変更して足首pに巻回固定した足首締付用バンドaを下
方に引き付けて足首pの関節を押さえ込む力を調節でき
る上下幅を有するように設定して構成している。
【0024】足裏架設用ゴムバンドbは、強い伸縮力を
有するゴムバンドで構成し、両端部を末広がり形状に形
成した場合を図示している。
【0025】従って、図2に示すように足首締付用バン
ドaを足首pに巻回して両端表裏1・2の止着用噛合テ
ープ3・4としてのマジックテープ同志を噛合止着して
足首締付用バンドaを足首pに巻回固定し、この巻回固
定した足首締付用バンドaの左右外側の止着用噛合テー
プ5・6としてのマジックテープに足裏qの土踏まずを
介して引き伸ばし状態で架け渡した足裏架設用ゴムバン
ドbの両端内面7の止着用噛合テープ8としてのマジッ
クテープを噛合止着すると、足裏架設用ゴムバンドbが
強い伸縮力を有するから足首締付用バンドaを下方に強
く牽引することになり、足首締付用バンドaを足首関節
に固定して、足首関節が動かないように固定されるから
治癒が早く秀れた足首保護作用を発揮することとなる。
【0026】即ち、従来からある布帛製の関節保護具に
使用する伸縮性のあるネットなどに比して生ゴムの持つ
柔軟性と適度な緊張性とにより足首関節が動かないよう
に固定されるから格段の関節保護作用が得られることと
なる。
【0027】また、各止着用噛合テープ3・4・5・6
・8の止着位置を変更することで容易にして何時でも病
状に応じた最適なフィット性を調節できるため、非常に
取り扱いが簡易である。
【0028】第二実施例について詳述すると、膝rの皿
部の上周部及び下周部に巻回止着できる長さに設定した
伸縮性を有する二本の伸縮バンド10・11の途中部同志を
重合せしめ、この重合部を縫着して膝裏sにあてがう膝
裏当部9とし、この膝裏当部9より左右に片側二本づつ
計四本の止着バンド12・13・14・15を延設した膝バンド
cの夫々の止着バンド12・13・14・15の左右両端部12'
・13'・14'・15'の表裏16・17に止着用噛合テープ18・1
9を付設したことを特徴とする膝関節用保護具に係るも
のである。
【0029】止着用噛合テープ18・19は、マジックテー
プを採用している。
【0030】膝バンドcを構成する二本の伸縮バンド10
・11は、強い伸縮力を有する繊維を縫製して構成し、い
ずれの伸縮バンド10・11も膝r上周部及び膝r下周部を
しっかりと巻回保護できる上下幅を有するように構成し
ている。
【0031】また、図面は、膝r上周部と膝r下周部と
の巻回径の相違を配慮して巻回径の太い膝上の太もも側
に巻回する伸縮バンド10を膝下のふくら脛側に巻回する
伸縮バンド11よりも長めに形成し、この膝バンドcの一
側に突出する止着バンド12・13が、他側の止着バンド14
・15よりも長く延設するようにこの二本の伸縮バンド10
・11の重合縫着位置を設定した場合を図示している。
【0032】従って、この止着バンド12・13・14・15の
延設長さの相違から膝裏当部9を膝裏sにあてがって膝
バンドcを膝rに巻回した際に、膝rの側部で止着用噛
合テープ18・19を噛合止着できるため、この膝バンドc
の装着脱操作が容易に行えるように構成している。
【0033】また、図面は、膝バンドcの片側二本づつ
延設する止着バンド12・13・14・15が上下の互いに離反
する方向に延設するように伸縮バンド10・11をへ字状に
形成して構成した場合を図示している。
【0034】従って、膝裏当部9を膝裏sにあてがっ
て、止着バンド12・13・14・15を膝rに巻回した際にこ
の止着バンド12・13・14・15が膝rの皿部の上部と下部
とにしっかりと分かれて巻回されるように構成してい
る。
【0035】図面は、この膝バンドcの一端側の止着バ
ンド12・13の端部12'・13'の表16に止着用噛合テープ18
を付設し、他端側の止着バンド14・15の裏17に止着用噛
合テープ19を付設した場合を図示している。
【0036】尚、請求項2中の(膝バンドcの夫々の止
着バンド12・13・14・15の左右両端部12'・13'・14'・1
5'の表裏16・17に止着用噛合テープ18・19を付設し)な
る記載は、膝バンドcの一端側の止着バンド12・13の端
部12'・13'の表16に止着用噛合テープ18を付設した場合
には、他端側の止着バンド14・15の裏17に止着用噛合テ
ープ19を付設し、逆に膝バンドcの一端側の止着バンド
12・13の端部12'・13'の裏17に止着用噛合テープ18を付
設した場合には、他端側の止着バンド14・15の端部14'
・15'の表16に止着用噛合テープ19を付設するという意
味合いである。
【0037】この止着用噛合テープ18・19は、この止着
用噛合テープ18・19の互いの噛合止着が強固となる上下
幅を有し、且つこの止着用噛合テープ18・19同志の止着
位置を左右に位置変更して膝rへの締め付け力を調節で
きる左右幅を有するように設定して構成している。
【0038】従って、図4に示すように膝バンドcの膝
裏当部9を膝裏sに当て、片側二本づつの止着バンド12
・13・14・15を膝rの皿部の上側と下側とに巻回してこ
の止着バンド12・13・14・15の左右両端部12'・13'・1
4'・15'の表裏16・17の止着用噛合テープ18・19として
のマジックテープを噛合止着すると、膝rの上側と下側
とに巻回した止着バンド12・13・14・15が強い伸縮力を
有するからこの止着バンド12・13・14・15が上下から膝
rの皿部を押さえ付けることとなり、これにより膝関節
が動かないように固定されるから治癒が早く秀れた関節
保護作用を発揮することとなる。
【0039】また、第一実施例同様、止着用噛合テープ
18・19の噛合止着位置を変更することで容易にして病状
に応じた最適なフィット性を調節できるため、非常に取
り扱いが簡易である。
【0040】第三実施例について詳述すると、腰t上周
部及び腰t下周部に巻回止着できる長さに設定した伸縮
性を有する二本の伸縮バンド20・21の途中部同志を、伸
縮性を有する縦バンド22によりこの途中部同志が所定間
隔を介在した状態に連結し、この縦バンド22により連結
した連結部を腰背側uにあてがう背当部23とし、この背
当部23より左右に片側二本づつ計四本延設する止着バン
ド24・25・26・27の左右両端部24'・25'・26'・27'同志
を縫着した腰バンドdの夫々の止着バンド24・25・26・
27の左右の両止着端部28・29の表裏30・31に止着用噛合
テープ32・33を付設したことを特徴とする腰保護具に関
するものである。
【0041】止着用噛合テープ32・33は、マジックテー
プを採用している。
【0042】腰バンドdを構成する二本の伸縮バンド20
・21及びこの伸縮バンド20・21の途中部同志を連結する
縦バンド22は、いずれも強い伸縮力を有する繊維を縫製
して構成し、この伸縮バンド20・21は腰t上周部及び腰
t下周部をしっかりと巻回保護できる上下幅を有するよ
うに構成している。
【0043】また、図面は、この上下の伸縮バンド20・
21の略中間部位置を縦バンド22により縫着連結した場合
を図示したもので、この縦バンド22を腰椎の位置に合わ
せて腰バンドdを装着することにより、この縦バンド22
によって所定間隔を介在した上下の伸縮バンド20・21と
縦バンド22とによる背当部23が腰椎並びに腰背側uを広
く押さえ付けて良好な保護作用を発揮するように構成し
ている。
【0044】図面は、この腰バンドdの一端側の止着バ
ンド24・25の止着端部28の表30に止着用噛合テープ32を
付設し、他端側の止着バンド26・27の止着端部29の裏31
に止着用噛合テープ33を付設した場合を図示している。
【0045】尚、請求項3中の(腰バンドdの夫々の止
着バンド24・25・26・27の左右の両止着端部28・29の表
裏30・31に止着用噛合テープ32・33を付設し)なる記載
は、腰バンドdの一端側の止着バンド24・25の止着端部
28の表30に止着用噛合テープ32を付設した場合には、他
端側の止着バンド26・27の止着端部29の裏31に止着用噛
合テープ33を付設し、逆に腰バンドdの一端側の止着バ
ンド24・25の止着端部28の裏31に止着用噛合テープ32を
付設した場合には、他端側の止着バンド26・27の止着端
部29の表30に止着用噛合テープ33を付設するという意味
合いである。
【0046】この止着用噛合テープ32・33は、この止着
用噛合テープ32・33の互いの噛合止着が強固となる有
し、且つこの止着用噛合テープ32・33同志の止着位置を
左右に位置変更して腰tへの締め付け力を調節できる左
右幅を有するように設定して構成している。
【0047】従って、図6に示すように腰バンドdの背
当部23を腰背側uに当て、各止着バンド24・25・26・27
を腰tの前側に巻回し、この止着バンド24・25・26・27
の左右の両止着端部28・29の表裏30・31の止着用噛合テ
ープ32・33を噛合止着すると、伸縮バンド20・21からな
る止着バンド24・25・26・27が強い伸縮力を有するか
ら、この上下の伸縮バンド20・21とこの伸縮バンド20・
21との途中部に設けた縦バンド22とによる背当部23が腰
背側uを上下から押さえ付けることとなり、これにより
腰骨が動かないように固定されるから治癒が早く秀れた
腰保護作用を発揮することとなる。また、第一、第二実
施例同様、止着用噛合テープ32・33の噛合止着位置を変
更することで容易にして病状に応じた最適なフィット性
を調節できるため、非常に取り扱いが簡易である。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明においては上述のよ
うに構成したから、足首締付用バンドを足首に巻回固定
し、この巻回固定した足首締付用バンドに足裏を介して
足裏架設用ゴムバンドを引き伸ばし状態で架け渡し固定
すると、足裏架設用ゴムバンドが強い伸縮力を有するか
ら足首締付用バンドを下方に強く牽引することになり、
これにより足首締付用バンドが足首関節に固定して足首
関節が動かないように固定されるから治癒が早く秀れた
足首保護作用を発揮する足首関節用保護具となる。
【0049】また、単に止着用噛合テープの噛合止着位
置を変更することで、容易にして病状に応じた最適なフ
ィット性を調節することができるから非常に取り扱いが
簡易で、しかも単に適所に止着用噛合テープを付設した
足首に巻回するバンドと、このバンドを下方に牽引する
ゴムバンドとで構成されるため、非常に容易に製作し得
るなどの秀れた効果を有する足首関節用保護具となる。
【0050】請求項2記載の発明においては上述のよう
に構成したから、膝バンドの膝裏当部を膝裏に当て、片
側二本づつの止着バンドを膝の皿部の上側と下側とに巻
回して膝バンドを膝に装着すると、膝裏当部を二本の伸
縮バンドの途中部同志を重合せしめ、この重合部を縫着
することにより構成しているから、膝バンドを装着した
際、この膝裏当部があまり伸び過ぎず膝裏の膕部に非常
に良好にフィットすることとなり、且つ膝の上周部と下
周部とに巻回した止着バンドが強い伸縮力を有するから
この止着バンドが上下から膝の皿部を押さえ付けること
となり、これにより膝関節が動かないように固定される
から治癒が早く秀れた膝関節保護作用を発揮する膝関節
用保護具となる。
【0051】また、単に止着用噛合テープの噛合止着位
置を変更することで、容易にして病状に応じた最適なフ
ィット性を調節することができるから非常に取り扱いが
簡易で、しかも、単に二本のバンドの途中部同志を縫製
止着して各バンドの左右両端部に止着用噛合テープを付
設するだけで構成できるため、非常に容易に製作し得る
などの秀れた効果を有する膝関節用保護具となる。
【0052】請求項3記載の発明においては上述のよう
に、腰バンドの背当部を腰背側に当て、各止着バンドを
腰の前側に巻回して腰バンドを腰に装着すると、伸縮バ
ンドからなる止着バンドが強い伸縮力を有するから、こ
の上下の伸縮バンドとこの伸縮バンドとの途中部に設け
た縦バンドとによる背当部が腰背側を上下から広く押さ
え付けることとなり、これにより腰骨が動かないように
固定されるから治癒が早く秀れた腰保護作用を発揮する
腰保護具となる。
【0053】また、単に止着用噛合テープの噛合止着位
置を変更することで、容易にして病状に応じた最適なフ
ィット性を調節することができるから非常に取り扱いが
簡易で、しかも、単に二本のバンドの途中部同志を縦バ
ンドで連結し、各バンドの左右両端部を縫製止着すると
共にこの各縫着端部に止着用噛合テープを付設するだけ
で構成できるため、非常に容易に製作し得るなどの秀れ
た効果を有する腰保護具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の分解平面図である。
【図2】第一実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図3】第二実施例の平面図である。
【図4】第二実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図5】第三実施例の平面図である。
【図6】第三実施例の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
a 足首締付用バンド b 足裏架設用ゴムバンド c 膝バンド d 腰バンド p 足首 q 足裏 r 膝 s 膝裏 t 腰 u 腰背側 1 表 2 裏 3・4・5・6 止着用噛合テープ 7 内面 8 止着用噛合テープ 9 膝裏当部 10・11 伸縮バンド 12・13・14・15 止着バンド 12'・13'・14'・15' 端部 16 表 17 裏 18・19 止着用噛合テープ 20・21 伸縮バンド 22 縦バンド 23 背当部 24・25・26・27 止着バンド 28・29 止着端部 30 表 31 裏 32・33 止着用噛合テープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端表裏に止着用噛合テープを付設し、
    足首に巻回止着できる長さに設定した伸縮性を有する足
    首締付用バンドと、両端内面に止着用噛合テープを付設
    し、足裏を介して引き伸ばし状態で足首に巻回止着した
    足首締付用バンドに架け渡し止着する足裏架設用ゴムバ
    ンドとより成り、足首締付用バンドの左右外側に足裏架
    設用ゴムバンドの両端内面に付設した止着用噛合テープ
    を噛合止着する止着用噛合テープを付設し、足裏架設用
    ゴムバンドの長さを引き伸ばした状態で架け渡し止着で
    きる長さに設定したことを特徴とする足首関節用保護
    具。
  2. 【請求項2】 膝上周部及び膝下周部に巻回止着できる
    長さに設定した伸縮性を有する二本の伸縮バンドの途中
    部同志を重合せしめ、この重合部を縫着して膝裏にあて
    がう膝裏当部とし、この膝裏当部より左右に片側二本づ
    つ計四本の止着バンドを延設した膝バンドの夫々の止着
    バンドの左右両端部の表裏に止着用噛合テープを付設し
    たことを特徴とする膝関節用保護具。
  3. 【請求項3】 腰上周部及び腰下周部に巻回止着できる
    長さに設定した伸縮性を有する二本の伸縮バンドの途中
    部同志を、伸縮性を有する縦バンドによりこの途中部同
    志が所定間隔を介在した状態に連結し、この縦バンドに
    より連結した連結部を腰背側にあてがう背当部とし、こ
    の背当部より左右に片側二本づつ計四本延設する止着バ
    ンドの左右両端部同志を縫着した腰バンドの夫々の止着
    バンドの左右の両止着端部の表裏に止着用噛合テープを
    付設したことを特徴とする腰保護具。
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