JPH09102201A - 壁掛け充電式保安灯及び壁掛け充電式ラジオ付き保安灯 - Google Patents

壁掛け充電式保安灯及び壁掛け充電式ラジオ付き保安灯

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JPH09102201A
JPH09102201A JP26044895A JP26044895A JPH09102201A JP H09102201 A JPH09102201 A JP H09102201A JP 26044895 A JP26044895 A JP 26044895A JP 26044895 A JP26044895 A JP 26044895A JP H09102201 A JPH09102201 A JP H09102201A
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JP
Japan
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wall
light
charger
main body
safety
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26044895A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kikuchi
正浩 菊地
Soji Shimoaze
聡司 下畦
Masafumi Nishi
雅史 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MISAKI DENKI KK
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
MISAKI DENKI KK
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MISAKI DENKI KK, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical MISAKI DENKI KK
Priority to JP26044895A priority Critical patent/JPH09102201A/ja
Publication of JPH09102201A publication Critical patent/JPH09102201A/ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】壁面に取り付けた充電器に保安灯の本体部を取
り付けるようにして、常に充電状態を保つとともに、設
置場所を壁に固定できるようにし、更に、停電が発生し
たときに自動点灯するようにする。 【解決手段】壁面Kに取り付けられた充電器Bと、ライ
ト部1を有し、充電器Bに着脱可能に取り付け出来るよ
うにした保安灯本体部Aとを組み合わせて構成され、充
電器Bと保安灯本体部Aとの対応箇所には、充電接触端
子T1を設けた構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非常、災害、避難
時に好適に使用される壁掛け充電式保安灯及び壁掛け充
電式ラジオ付き保安灯に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から家庭やオフィス等には非常時な
どに備えるために、保安灯が適所に設置されている。こ
の種の保安灯は、壁掛け型と床置き型とがあり、壁掛け
型は設置場所が固定されているため非常時に迅速に対応
でき、一方の床置き型は充電機能やラジオ機能を付加さ
せて、災害時などに役立つようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来の保
安灯では、壁掛け型の保安灯は充電機能を備えておら
ず、そのため、非常時に点灯しなかったり点灯時間が短
い場合があり、また、ラジオ機能も備わっておらず、災
害発生時には不便であった。一方の床置き型の保安灯
は、設置場所が固定されていないため、非常時に迅速に
対処できない場合があり、また、充電を行うには床置き
型の充電器に設置する必要があるため、これらの設置場
所や電源線の配線を考慮する必要があった。
【0004】更に、両タイプの保安灯共に、停電が発生
しても自動点灯する機能を備わっておらず、不便であっ
た。本発明は、上記事情に鑑みて開発されたものであ
り、壁面に取り付けた充電器に保安灯の本体部を取り付
けるようにして、常に充電状態を保つとともに、設置場
所を壁に固定できるようにし、更に、停電が発生したと
きに自動点灯するようにした壁掛け充電式保安灯及び壁
掛け充電式ラジオ付き保安灯を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1〜10には以下のような手段を備
えた壁掛け充電式保安灯を提案する。請求項1では、壁
面に取り付けられた充電器と、ライト部を有し、充電器
に着脱可能に取り付け出来るようにした保安灯本体部と
を組み合わせて構成し、充電器と保安灯本体部との対応
箇所には、充電接触端子を設けた構造とする。
【0006】これによって、不使用時は壁面に設置した
充電器に取り付けて充電することができ、また、壁面に
設置しているので邪魔にならず、室内装飾品としても使
用できる。請求項2では、壁面に設置された充電器と、
ライト部と手下げ用ハンドルとを有し、充電器に着脱可
能に取り付け出来るようにした保安灯本体部とを組み合
わせて構成し、充電器と保安灯本体部との対応箇所に
は、充電接触端子を設けるとともに、保安灯本体部に
は、停電検知回路と点灯制御回路とを備えて、この停電
検知回路が停電を検知したときには、点灯制御回路を駆
動して、ライト部を点灯させる構成とする。
【0007】これによって、不使用時は壁面に設置した
充電器に取り付けて充電することができ、使用時には壁
面から取り外して携帯することができる。また、壁面に
設置できるので邪魔にならず、室内装飾品としても使用
できる。停電時には、停電検知回路が作動し、ライト部
が自動点灯し、また、充電器から取り外しても、停電検
知回路が作動してライト部が点灯するので、非常、災
害、避難時に便利である。
【0008】請求項3では、請求項2に記載の保安灯本
体部に設けた手下げ用ハンドルの空間部に、充電器を嵌
合させて充電状態にセットする構造とする。このため、
壁への設置がかさばらず、外観もスマートである。請求
項4では、請求項3に記載の手下げ用ハンドルの空間部
に、充電器を嵌合させたときには、手下げ用ハンドルと
充電器の高さが面一になる構造とする。これによって、
保安灯本体部の充電器への取り付けが確実にできている
ことが分かる。
【0009】請求項5では、請求項1〜4のいずれかに
記載の保安灯本体部は、点灯操作スイッチを有してお
り、この点灯操作スイッチをオンにしたときには、充電
中でもライト部を点灯保持する構成とする。このため、
常時点灯させれば、室内照明としても使用できる。請求
項6では、請求項1〜5のいずれかに記載の保安灯本体
部のライト部は、下部に面発光部を設けた構造とする。
面発光部であるのでまぶしくなく、広範囲にわたって光
を照射できる。これによって、持ち歩くときに、足元周
囲を照らすことができるので、緊急、災害、避難時に足
元が危険な場所では特に便利である。
【0010】請求項7では、請求項6に記載の面発光部
は、保安灯本体部の前面、側面、底面から光を照射する
構造とする。そのため、より広い範囲を照射することが
出来るため、緊急、災害、避難時に便利である。請求項
8では、請求項1〜7のいずれかに記載の保安灯本体部
には、オン/オート/オフの3位置切換操作が可能なオ
ート位置自動復帰スイッチを点灯操作スイッチとして設
けている。
【0011】この点灯操作スイッチを、オン位置に移動
させたときにはライト部を点灯保持し、オフ位置に移動
させたときにはライト部を消灯する。操作する手を離せ
ばオート位置に自動復帰するので、充電器にセットし壁
掛け状態に戻したときには、このスイッチはオート位置
になっており、停電検知回路が停電を検知すればライト
部を必ず点灯保持させることができる。
【0012】請求項9では、請求項1〜8のいずれかに
記載の保安灯本体部の裏面には、充電器より導出した電
源コードを嵌入させるコード収納溝を形成している。こ
れによって、充電器の電源コードは、壁面に埋め込むよ
うなことをしなくても、保安灯本体部に収納できるの
で、保安灯本体部はかさばったり浮いた状態で設置され
ることがなく、外観もスマートになる。
【0013】請求項10では、請求項1〜9のいずれか
に記載の壁掛け充電式保安灯に、非常時に警報を出力さ
せる非常押ボタンを設ける。火災時などの緊急時には、
この非常押ボタンを操作すれば、更に本体部に設けたス
ピーカから警報を出力させることも出来る。請求項11
では、請求項1〜10のいずれかに記載の保安灯本体部
に、更にラジオを組み込んだ構成とした壁掛け充電式ラ
ジオ付き保安灯を提案する。
【0014】これによって、停電時には、ライト部が自
動的に点灯し、ラジオも自動的に作動するので便利であ
り、また、充電器から取り外せば、ライト部が点灯しラ
ジオも作動するので、非常、災害時にも便利である。請
求項12〜16は、請求項11に記載の壁掛け充電式ラ
ジオ付き保安灯について提案する。
【0015】請求項12では、請求項11に記載の保安
灯本体部はラジオ操作スイッチを有しており、このラジ
オ操作スイッチをオンにしたときには、充電中でもラジ
オが作動出来る構成とする。これによって、この保安灯
を壁掛け型ラジオとしても使用できる。請求項13で
は、請求項11または12に記載の保安灯本体部には、
オン/オート/オフの3位置切換操作が可能なオート位
置自動復帰スイッチをラジオ操作スイッチとして設けて
いる。
【0016】このラジオ操作スイッチを、オン位置に移
動させたときにはラジオを作動し、オフ位置に移動させ
たときにはラジオの作動を停止する。操作する手を離せ
ばオート位置に自動復帰するので、充電器にセットし壁
掛け状態に戻したときには、このスイッチはオート位置
になっており、停電検知回路で停電を検知すれば、ラジ
オを必ず作動させることができる。
【0017】請求項14では、請求項11〜13のいず
れかに記載の手下げ用ハンドルのアーム部に形成した溝
内に、伸縮自在のロッドアンテナを折り畳み収納させて
いる。このため、かさばりが防止でき、スマートな外観
となる。請求項15では、請求項14に記載のロッドア
ンテナの支点を、手下げ用ハンドルのアーム部の端部に
設けている。このため、かさばりが防止できるととも
に、アンテナがコンパクトに収容できる。また、アンテ
ナを伸ばした状態で手下げ用ハンドルを持つことが出来
る。
【0018】請求項16では、請求項11〜15のいず
れかに記載の充電器には外部アンテナを接続し、この充
電器と保安灯本体部とは、対応して設けたアンテナ接続
端子によって更に接続される構成とする。これによっ
て、壁掛け設置時には、充電器に接続した外部アンテナ
が使用できるので、高感度でのラジオ受信ができる。ま
た、壁から取り外せば、ロッドアンテナでのラジオ受信
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1〜3は、壁掛け充電
式保安灯にラジオを組み込んだ壁掛け充電式ラジオ付き
保安灯の一例を示した外観図である。図1は正面図、図
2は左側面図、図3は右側面図である。
【0020】これらの図には、壁面Kに取り付けられた
充電器Bに対して、ライト部1を有した保安灯本体部A
を取り付けた状態を示している。ここに示した保安灯本
体部Aには、手下げ用ハンドル2を有しており、この手
下げ用ハンドル2の空間部2aに、充電器Bを嵌合させ
て充電セットの状態とし、壁面Kに設置している(図
2,3参照)。このとき、手下げ用ハンドル2と充電器
Bの高さが面一になるので、この取り付け及び充電が確
実にできていることが分かる。
【0021】図において、3は保安灯本体部Aに内蔵し
た充電式蓄電池(後述)の充電状態を表示する、LED
等で構成された充電表示灯、4はスピーカ、5はラジオ
のバンド表示部、6は火災などの緊急時に操作する非常
押ボタン、7は点灯操作スイッチ、8はラジオ操作スイ
ッチ、9はラジオ受信のための伸縮自在のロッドアンテ
ナ、10はチューニングダイヤル、11はAM/FM切
換スイッチ、12は音量ダイヤルである。
【0022】図4には、壁面Kから取り外した状態(携
帯時)の保安灯本体部Aの外観図(正面図)を、図5の
(a),(b)には、保安灯本体部Aを取り外したとき
の充電器Bの外観図を正面図(a)と左側面図(b)と
してそれぞれ示している(充電器Bの右側面図は左側面
図の対称形であり省略している)。図5に示すように充
電器Bは、壁面KにネジBa止め固定されたアダプター
ベースBbに取り付けられており、電源コードLを導出
して、家庭用コンセントから電源供給を受けて、充電接
触端子T1を介して保安灯本体部Aの充電を行う。な
お、T2はアンテナ接続端子であり、保安灯本体部Aに
設けた対応するアンテナ接続端子T2を接触させて、保
安灯本体部Aに内蔵したラジオがこの充電器Bに接続し
た外部アンテナ(後述)を使用できるようにする。
【0023】図6の(a),(b)には、上記した保安
灯の裏面を示しており、(a)は保安灯本体部Aを壁面
Kの充電器Bに設置したとき、(b)は充電器Bから取
り外したときの状態を示す。保安灯本体部Aの裏面に
は、充電器Bより導出した電源コードL(図では途中ま
で示している)を嵌入させるコード収納溝13を形成し
ているため、充電器Bに対して保安灯本体部Aをかさば
ったりせずに設置することができる。なお、14は携帯
時に引き出して保安灯本体部Aを立てて使用するための
スタンド、14aはスタンド14の支点、15は充電式
蓄電池を収納する電池カバーである。
【0024】次に、以上に説明した壁掛け充電式ラジオ
付き保安灯のブロック図を図7に示す。図に示すよう
に、充電器Bに保安灯本体部Aを取り付けたときには、
両者の対応箇所に設けられた充電接触端子T1とアンテ
ナ接続端子T2によって、両者は接続され、保安灯本体
部Aの充電と、外部アンテナANTによる保安灯本体部
Aでのラジオ受信を可能にする。
【0025】保安灯本体部Aには、点灯操作スイッチ7
の操作等によってライト部1を制御する点灯制御回路2
0と、ラジオ操作スイッチ8の操作等によって作動する
ラジオ回路21と、停電検知回路22と、過充電を防止
する過充電防止回路を含んだ充電放電制御回路23と、
ニッケルカドミウム蓄電池等の充電式蓄電池24と、ス
ピーカ4から出力する音声を増幅するアンプ回路25
と、非常押ボタン6の操作によってスピーカ4から警報
音を出力させるための警報回路26等を備えている。
【0026】一方の充電器Bには、保安灯本体部Aを取
り付けたときにライト部1の点灯及びラジオの作動を可
能にするために電源を供給する電源回路30と、充電式
蓄電池24を充電するための充電回路31等を備えてい
る。以下に基本動作を説明する。保安灯本体部Aは充電
器Bに対して着脱可能になっているため、保安灯本体部
Aを充電器Bに取り付けている場合と、取り外している
場合とに分けて説明する。
【0027】保安灯本体部Aを充電器Bに取り付けてい
る場合は、上述したように充電器2が家庭用のAC電源
をDC電源に変換し、充電接触端子T1を介して、保安
灯本体部Aの充電式蓄電池24を充電する。これと同時
に、保安灯本体部Aの停電検知回路22は、常に電源回
路30からの電源供給を監視しているので、停電を検知
したときには、充電式蓄電池24から電源を供給させる
ようにして、点灯制御回路20を駆動しライト部1を自
動的に点灯させる。なお、ライト部1は、充電中でも、
点灯操作スイッチ7をオンにしたときには、点灯を保持
することができる。
【0028】保安灯本体部Aに内蔵したラジオ回路21
も、ライト部1と同じように動作させることが出来る。
つまり、停電検知回路22が停電を検知すると、ラジオ
回路21が自動的に作動し、また、ラジオ操作スイッチ
8をオンにすれば、充電中でもラジオ回路21が作動す
る。なお、このような壁掛け時には、ラジオ回路21は
充電器Bに接続した外部アンテナANTとアンテナ接続
端子T2を介して接続されているので、高感度でのラジ
オ受信ができる。
【0029】次に、保安灯本体部Aを充電器Bから取り
外した場合を説明する。図2,3に示したように、保安
灯本体部Aは、壁面Kに取り付けたときに手下げ用ハン
ドル2が壁面Kから離れるような構造になっているの
で、充電器Bからの取り外しが容易にできる。保安灯本
体部Aを充電器Bから取り外すと、保安灯本体部Aでは
充電器Bの電源回路30から電源が供給されなくなるの
で、停電検知回路22が停電時と同じようにこれを検知
し、点灯制御回路20を作動してライト部1を自動点灯
させたり、ラジオ回路21を自動作動させることができ
る。なお、ライト部1やラジオ回路21は、充電器Bか
ら取り外したときに自動的に作動するばかりでなく、取
り外してから点灯操作スイッチ7やラジオ操作スイッチ
8を操作した場合でも、作動させることができる。
【0030】充電器Bから保安灯本体部Aを取り外した
状態でのラジオ受信は、図4に示したように、手下げ用
ハンドル2のアーム部に形成した溝2b内に折り畳み収
納させたロッドアンテナ9で行う。このロッドアンテナ
9は、その支点9aを手下げ用ハンドル2のアーム部の
端部に設けているのでコンパクトに収容でき、アンテナ
を使用しているときでも持ち運びに邪魔にならない。
【0031】次に、保安灯本体部Aのライト部1の構造
について説明する。ライト部1は、図8に示すように、
冷陰極管1aと、アクリル透明板等で製され、内側(斜
線部分)に光を拡散させるためにシルク印刷1dを施し
た面発光部1bと、反射シート1cで構成されている。
冷陰極管1aから発せられた光は、反射シート1cによ
って反射し、また、シルク印刷1dによって拡散するた
め、面発光部1bの全体に均等に行き渡り、保安灯本体
部Aの前面、側面、底面から発光される。このため、こ
の面発光部1bを直視してもまぶしくなく、広い範囲を
照らすことができる。
【0032】ライト部1をこのように面発光部1bとし
て形成する場合、保安灯本体部Aの下部の正面だけでな
く、側面部、底面部からも光を照射する構造にすると、
足元、周囲を広く照射することができるため、避難時等
には安全である。次に、保安灯本体部Aの点灯操作スイ
ッチ7、ラジオ操作スイッチ8の構造について説明す
る。
【0033】これらのスイッチはオン/オート/オフの
3位置切換操作が可能なオート位置自動復帰スイッチと
して構成することができる。この構造を図9の(a)〜
(c)に示す。(a)にはこのオート位置自動復帰スイ
ッチの正面図を、(b)には断面側面図を、(c)には
オン位置に操作したときの断面側面図をそれぞれ示す。
【0034】スイッチ7,8をスライドさせると、内部
に設けられ、バネ構造になっている作動板SWaが移動
して、オン用のスイッチSW1あるいはオフ用のスイッ
チSW2の作動部aを押圧する。これにより、それぞれ
のスイッチSW1,SW2は、操作されたことを検知し
て、ライト部1あるいはラジオ回路21を作動させた
り、作動を停止させたりすることができる。
【0035】このスイッチ7,8は、オン位置やオフ位
置にスライドさせても、手を離せばオート位置に自動復
帰して、停電検知回路22が停電を検知したときに、ラ
イト部1やラジオ回路21を作動させる構造になってい
る。したがって、保安灯本体部Aを充電器Bに取り付け
て、スイッチを操作していないときには、必ずオート位
置に復帰しているので、停電が発生すると、必ずライト
の点灯やラジオ受信がなされることになる。
【0036】次に、本発明に係る保安灯の警報出力機能
について説明する。火災の発生などの非常時に、保安灯
本体部Aに設けられた非常押ボタン6(図1,4参照)
を操作すると、警報回路26が作動して、スピーカ3か
ら警報を出力させることが出来る。もちろんこの場合
も、保安灯本体部Aが充電器Bから取り外されていると
きには、充電式蓄電池24からの電源供給により警報を
出力する。なお、非常押ボタン6を操作したときには、
同時にライト部1を点灯させ、ラジオ回路21を作動さ
せるようにしてもよい。
【0037】以上、保安灯本体部Aにラジオが組み込ま
れた壁掛け充電式ラジオ付き保安灯について説明した
が、本発明は、これには限定されず、ラジオを組み込ん
でいない壁掛け充電式保安灯にも適用でき、また、停電
時に自動点灯を行わない構成の壁掛け充電式保安灯にも
適用できる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1〜10に記載の壁掛け充電式保安灯、請
求項11〜16に記載の壁掛け充電式ラジオ付き保安灯
によれば、以下の効果を奏する。請求項1によれば、不
使用時には壁面に設置すれば充電が出来、邪魔にならず
室内装飾品としても使用することができる。また、壁面
に設置している間は、充電器によって充電しているの
で、壁面から取り外した使用時にライトが点灯しなかっ
たり、すぐに消灯してしまう場合がない。
【0039】請求項2によれば、請求項1に記載の効果
に加えて、停電時にライトを自動点灯することができ、
また、充電器から取り外しても、停電検知回路が作動し
てライトを点灯できるので、非常、災害、避難時に便利
である。請求項3によれば、保安灯本体部に充電器を嵌
合させる構造となっているため、壁に設置したときの見
栄えがよい。また、充電器への取り付けが確実にでき、
充電中であることも容易に分かる。
【0040】請求項4では、保安灯本体部を充電器に取
り付けたときには、手下げ用ハンドルと充電器の高さが
面一になるので、この取り付け及び充電が確実にできて
いることが分かる。請求項5によれば、壁に取り付けて
いる状態の充電中でも、点灯操作スイッチをオン操作す
れば、ライトを点灯させることができる。このため、非
常時等でない普段でも、室内照明として使用することが
できる。
【0041】請求項6によれば、ライトが面発光される
ので、携帯時には足元周囲を照らすことができ、緊急、
災害、避難時に足元が危険な場所では特に便利となる。
請求項7によれば、ライトの光が保安灯本体部の前面、
側面、底面から照射されるので、より広範囲を照らすこ
とが出来、緊急、災害、避難時に便利となる。請求項8
によれば、オン/オート/オフの3位置切換操作が可能
なオート位置自動復帰スイッチを点灯操作スイッチとし
て設けているので、このスイッチをオン位置にするとラ
イトは点灯し、オフ位置にするとライトを消灯させるこ
とができる。また、手を離せばオート位置に自動復帰す
るので、壁掛け状態に戻したときには、停電を検知すれ
ばライトを必ず点灯させることができる。
【0042】請求項9によれば、保安灯本体部の裏面に
電源コードを嵌入させるコード収納溝を形成しているの
で、充電器の電源コードを壁面に埋め込むようなことを
しなくてもよく、設置が簡単にできる。また、保安灯本
体部が壁面に対して、かさばったり浮いた状態で設置さ
れるようなことがないため、外観もスマートになる。請
求項10によれば、火災時などの緊急時には、非常押ボ
タンを操作すれば、警報を出力させることが出来る。そ
のため、火災監視システムやセキュリティーシステムが
備わっていない一戸建て住宅等でも、隣室や隣家に対し
て警報を出力できる。
【0043】請求項11によれば、保安灯本体部にラジ
オを組み込んでいるので、非常時などには、この保安灯
を持ち出せば、ライトが点灯するとともにラジオも作動
して便利である。また、停電時にも、ライトが自動的に
点灯しラジオも自動的に作動するので、災害情報を聴く
ことが出来、慌てずに済む。請求項12によれば、壁に
取り付けている状態の充電中でも、ラジオ操作スイッチ
をオン操作すれば、ラジオが作動出来るので、この保安
灯を非常時等でない普段でも、壁掛け型ラジオとして使
用できる。
【0044】請求項13によれば、オン/オート/オフ
の3位置切換操作が可能なオート位置自動復帰スイッチ
をラジオ操作スイッチとして設けているので、このスイ
ッチをオン位置にするとラジオは作動し、オフ位置にす
るとラジオを作動停止させることができる。また、手を
離せばオート位置に自動復帰するので、壁掛け状態に戻
したときには、停電を検知すればラジオを必ず作動させ
ることができる。
【0045】請求項14によれば、ラジオ受信のための
ロッドアンテナを、手下げ用ハンドルのアーム部に伸縮
自在に折り畳み収納させることができるため、かさばり
が防止でき、スマートな外観となる。請求項15によれ
ば、ロッドアンテナの支点を手下げ用ハンドルのアーム
部の端部に設けているので、このアンテナがコンパクト
に収容でき、持ち運び時に邪魔にならない。
【0046】請求項16によれば、充電器に外部アンテ
ナを接続しているので、保安灯本体部を壁掛け設置した
ときには、外部アンテナを使用した高感度でのラジオ受
信ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る壁掛け充電式ラジオ付き保安灯の
一例を示す正面図である(壁掛け時)。
【図2】本発明に係る壁掛け充電式ラジオ付き保安灯の
一例を示す左側面図である(壁掛け時)。
【図3】本発明に係る壁掛け充電式ラジオ付き保安灯の
一例を示す右側面図である(壁掛け時)。
【図4】本発明に係る壁掛け充電式ラジオ付き保安灯の
一例を示す正面図である(携帯時)。
【図5】(a),(b)は、充電器の一例を示す外観図
である。
【図6】(a),(b)は、本発明に係る壁掛け充電式
ラジオ付き保安灯の一例を示す背面図である。
【図7】本発明に係る壁掛け充電式ラジオ付き保安灯の
基本構成の一例を示すブロック図である。
【図8】ライト部の一例を示す構造図である。
【図9】(a)〜(c)は、オート位置自動復帰スイッ
チ(点灯操作スイッチ、ラジオ操作スイッチ)の一例を
示す構造図である。
【符号の説明】
A・・・保安灯本体部 B・・・充電器 1・・・ライト部 2・・・手下げ用ハンドル 4・・・スピーカ 6・・・非常押ボタン 7・・・点灯操作スイッチ 8・・・ラジオ操作スイッチ 9・・・ロッドアンテナ 9a・・・支点 13・・・コード収納溝 14・・・スタンド 15・・・電池カバー L・・・電源コード T1・・・充電接触端子 T2・・・アンテナ接続端子 20・・・点灯制御回路 21・・・ラジオ回路 22・・・停電検知回路 23・・・充電放電制御回路 24・・・充電式蓄電池 30・・・電源回路 31・・・充電回路 ANT・・・外部アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 雅史 兵庫県津名郡津名町木曽上76番地の1 ミ サキ電機株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面に取り付けられた充電器と、ライト部
    を有し、上記充電器に着脱可能に取り付け出来るように
    した保安灯本体部とを組み合わせて構成され、 上記充電器と、上記保安灯本体部との対応箇所には、充
    電接触端子を設けた構造とした壁掛け充電式保安灯。
  2. 【請求項2】壁面に設置された充電器と、ライト部と手
    下げ用ハンドルとを有し、上記充電器に着脱可能に取り
    付け出来るようにした保安灯本体部とを組み合わせて構
    成され、 上記充電器と、上記保安灯本体部との対応箇所には、充
    電接触端子を設けるとともに、 上記保安灯本体部には、停電検知回路と点灯制御回路と
    を備えており、この停電検知回路が停電を検知したとき
    には、上記点灯制御回路を駆動して、上記ライト部を点
    灯させる構成とした壁掛け充電式保安灯。
  3. 【請求項3】上記保安灯本体部に設けた手下げ用ハンド
    ルの空間部に、上記充電器を嵌合させる構造とした請求
    項2に記載の壁掛け充電式保安灯。
  4. 【請求項4】上記手下げ用ハンドルの空間部に上記充電
    器を嵌合させたときには、手下げ用ハンドルと充電器の
    高さが面一になる構造とした請求項3に記載の壁掛け充
    電式保安灯。
  5. 【請求項5】上記保安灯本体部は点灯操作スイッチを有
    しており、この点灯操作スイッチをオンにしたときに
    は、充電中でもライト部を点灯保持する構成とした請求
    項1〜4のいずれかに記載の壁掛け充電式保安灯。
  6. 【請求項6】上記保安灯本体部のライト部は、下部に面
    発光部を設けた構造とした請求項1〜5のいずれかに記
    載の壁掛け充電式保安灯。
  7. 【請求項7】上記面発光部は、上記保安灯本体部の前
    面、側面、底面から光を照射する構造とした請求項6に
    記載の壁掛け充電式保安灯。
  8. 【請求項8】上記保安灯本体部には、オン/オート/オ
    フの3位置切換操作が可能なオート位置自動復帰スイッ
    チを点灯操作スイッチとして設けている請求項1〜7の
    いずれかに記載の壁掛け充電式保安灯。
  9. 【請求項9】上記保安灯本体部の裏面には、上記充電器
    より導出した電源コードを嵌入させるコード収納溝を形
    成している請求項1〜8のいずれかに記載の壁掛け充電
    式保安灯。
  10. 【請求項10】非常時に警報を出力させる非常押ボタン
    を設けた請求項1〜9のいずれかに記載の壁掛け充電式
    保安灯。
  11. 【請求項11】請求項1〜10のいずれかに記載の保安
    灯本体部には、更にラジオを組み込んだ構成とした壁掛
    け充電式ラジオ付き保安灯。
  12. 【請求項12】上記保安灯本体部はラジオ操作スイッチ
    を有しており、このラジオ操作スイッチをオンにしたと
    きには、充電中でもラジオが作動出来る構成とした請求
    項11に記載の壁掛け充電式ラジオ付き保安灯。
  13. 【請求項13】上記保安灯本体部には、オン/オート/
    オフの3位置切換操作が可能なオート位置自動復帰スイ
    ッチをラジオ操作スイッチとして設けている請求項11
    または12に記載の壁掛け充電式ラジオ付き保安灯。
  14. 【請求項14】伸縮自在のロッドアンテナを上記手下げ
    用ハンドルのアーム部に形成した溝内に、折り畳み収納
    させている請求項11〜13のいずれかに記載の壁掛け
    充電式ラジオ付き保安灯。
  15. 【請求項15】上記ロッドアンテナの支点を、上記手下
    げ用ハンドルのアーム部の端部に設けている請求項14
    に記載の壁掛け充電式ラジオ付き保安灯。
  16. 【請求項16】上記充電器には外部アンテナを接続し、
    この充電器と保安灯本体部とは、対応して設けたアンテ
    ナ接続端子によって更に接続される構成とした請求項1
    1〜15のいずれかに記載の壁掛け充電式ラジオ付き保
    安灯。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004023030A1 (ja) * 2002-09-04 2004-03-18 Nippon Chemi-Con Corporation 非常灯
JP2005512698A (ja) * 2001-12-21 2005-05-12 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 自動点灯の除細動器、除細動器保存ケース及び関連システム並びに方法

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