JP2013187127A - 緊急停電時又は設置台から持ち上げると自動点灯し、持ち運べる非常照明になる光パネル補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】少消費電力、長寿命、薄型、低価格化が進むLED、ELなどを利用した光パネルを、一般的や新しい使用方法を提案しながら、普段は通常使用、災害などの緊急停電時には最大照度で自動点灯、台から取り上げ持ち運んでも、かなりの明るさで長時間点灯し続ける方法を考えた。
【解決手段】光パネルに取り付ける充電可能なバッテリー及びその制御装置部を設け、取り付けられる場所を選ばない充電設置台と組合わせた。常にフル充電状態でSWを切った状態でも停電や台から離すとリレー回路が働き不必要な機能は全て切れ、バッテリーと光パネルが直接繋がる。乾電池ケースが使え、予備のある限り何日も照らし続ける。停電時は別回路で働くが、戻す時に間違いが出来ない構造にした。計画停電が行われても店を閉めるわけには行かない飲食店や店舗には、停電即点灯、通電時に充電できるので、非常に便利だ。公共場所では盗難防止装置付きにもなる。
【選択図】 図1

Description

照明や電飾に使う光パネルは、少消費電力、長寿命化、薄型化、低価格化で、電飾パネルや照明に大きな変化をもたらし続けているのが現状だ。その光パネルを日常は本来の目的で使い、緊急災害、計画停電時にはコントロール機能も切れ自動点灯し、持ち運んでも点灯し続け、長時間照明の役割を果たす事が出来るのではないかと考えた。計画停電があるからと言われても必ずしもその時間に停電するとは限らず、店を閉める訳には行かない飲食店や店舗には非常に役に立つ。人だけでなくペットも含めた遺影をフレームに入れて飾っている家庭は多いと思うが、その遺影をLEDなどを使った光パネルを使い美しく見せるただけでなく、充電可能なバッテリーをパネルに内蔵しておけば緊急時に照明の役目も果たし、遺影だけでなく位牌や貴重品の持ち出しに即効で役立つ。旅館やホテルなどは避難路の照明をこれに代えたり、枕元灯や補助灯に使える。
緊急時に役立てる為には常にフル充電されている状態にする必要がある。更に必要時のみ点灯し、普段は消して置きたいのだが、日常使用時にスイッチを切ってしまうと作用しないようでは役に立たない。例えば遺影を考えた場合、常に点灯する必要はなく、お参りしたり、人が集まった時だけ点灯すれば良いと考える人も多いが、常に点灯し続けないと作用せず、緊急停電時に真っ暗闇では困る。スイッチを切ってしまっては内部バッテリーが働いてしまうので持ち上げない限り自動点灯とはならず緊急時の役に立たない。店内の宣伝用電飾パネルでも同じ事が言える。真夜中に他の常夜灯があれはこの電飾パネルのスイッチは切って置きたい。災害の事を考えると例えスイッチを切った状態でも、停電時やブレーカーが飛んだり、コードが外れた時に自動点灯し続け、台から取り上げても長時間点灯を続ける携帯可能な非常灯、誘導照明の役目も兼ねる商品が必要だ。更に乾電池も使えるようになれば、緊急避難時の数日間連続使用も可能だ。
とは言え災害用だけとして決めてしまうより、一般的な使用方法での照明や電飾パネルとして使いながら停電時や持ち上げると非常停電用に使えれば一挙両得になる。更に緊急停電を声で知らせ、持ち上げない限り止まらない回路があれば、旅館やホテルの個室に設置して、顧客の安心サービスに使える。とは言え簡単に持ち運べるので、公共場所での持ち去りも心配だ。
照度調整機能やCdSを使い点灯をコントロールしても、停電時、フレームを台から外した時には、全てのコントロールが無効になり、最大照度で点灯し続ける回路も提案する。
特許庁に赴き、分類相談コーナーで、1時間以上かけて頂き、類似出願のある分類綱目を調査して頂いたのですが、全くないようでした。それでも指定して頂いた項目をチェックした。類似出願には程遠かったのですが、念のため2項目選んで頂きチェックしましたが見付かりませんでした。
特開2007−005001 特開2006−227146 実用新案登録 3064990 実用新案登録 昭60−121867
大きな地震時などの緊急停電時の対策として、家庭では一般の懐中電灯だけでは満足せず、大型の懐中電灯や発電装置付きライトなど備えている家庭が増えている。とは言え瞬時に役に立つのは難しい。家庭で普段に使用する廊下や階段などの小照明をこれに代える、又遺影などを美しく飾りながら常夜灯として使う方法を考えたが、スイッチを切った状態でも停電やブレーカーが飛んで暗黒になる前に最大照度で自動点灯し、携行可能な照明パネルの役目も果たせないと使い道は限られてしまう。LED、EL(エレクトロルミネッセンス)などを使ったデスプレー照明は、懐中電灯と比べ面で照らし、充電可能なバッテリーのキャパシティも大きく出来、かなりの明るさがあるにも係わらず消費電力は最小で済み、長時間照射し続けることが可能なので普段は広告ディスプレーや必要な時だけ使う小型照明や遺影の照明として使い、緊急停電時はスイッチが入っていなくとも無制御状態で点灯し、台から離しても点灯し続ける光パネルが欲しいと考えた。とは言え光パネルは使用目的などで大きさがまちまちで、ある程度大きさや厚さが異なってもそのまま、或いは簡単な補助板などだけでマッチできれば更に便利になる。
最近は薄型高輝度ライトパネル、ELなども開発され、これを使用すれば照明装置の厚さをかなり薄く出来る。然し緊急時のバッテリー充電切れも心配だ。更に暗くなった時に点灯するようにCdSを付けることを考えたが、常にスイッチを入れておく必要があり、スイッチを切った状態ではCdS回路も働かず点灯にはならない。更に外部乾電池が使用できれば、電池がなくなるまで点灯し続けられる。
どんなに優れた機能を設けてもスイッチを切ってしまうと無効になってしまうのでは意味がない。スイッチを切った状態でも必要な機能が動作出来る事が必要だ。これであれば店内使用の電飾パネルも、通常は宣伝用電飾パネル、閉店後スイッチを切った状態でも最高照度で点灯し続け、非常灯、持ち運べる誘導灯として壁にかけたり、誘導路、階段などにも置けて非常に便利に使える。勿論緊急停電対策を兼ねて旅館やホテルの非常灯、枕元灯や避難灯、家庭用として階段や廊下だけでなく遺影の照明に使ったり、補助照明としても使えるので、来客が安心して泊まれる旅館ホテルのサービスにもなる。
ディスプレー、遺影に限らず展示する高さが様々で、壁掛けや吊り下げにも対応したい。またパネルの角度も調節できると便利だ。そうでなけば限られた場所でしか設置できない。どんな処、状態で設置しても持ち上げただけで切り離されないと緊急時の約には立たない。
声で停電を知らせると災害を心配する旅館、ホテルの安全対策に役立つが、光パネルと並列に設けただけでは持ち上げただけでも停電の知らせが発生し続けてしまう。公共場所での非常灯は、持ち去れにくいようにすると、今度は緊急時の役に立たなくなる可能性がある。
先ずこの光パネルを停電時にも、携帯時にも点灯し続けられるためには光パネルとそれを点灯させる充電可能なバッテリーを接続させておく必要がある。ここで思い付いたのは電話の子機と同じようにすれば良い、と言うことだ。通常は常に子機に内蔵されたバッテリーに充電をし続け、電話子機を充電器内蔵の台から離しても内蔵電池で話が出来る。LEDの消費電力は僅かなので、内蔵バッテリーの機能さえ考慮して作ればこれと同じ機能で良いと考えた。勿論必要であれば過充電防止装置なども付ける。ネジで何処にでも取り付けられるので、置いたり吊り下げらち壁に掛けたり出来る。24時間充電し続けて問題ないのも電話の子機で実証済みだ。この光パネルは普段固定されていて、緊急時以外は台から外す事は少ないので、電気的接続は差し込むタイプのコネクターでも十分可能だ。
LED照明、EL照明のパネルはかなりの明るさがあり、キャパシティの大きいバッテリーの使用で、停電時には他にの緊急照明と比較しても十分な明るさが期待出来、長時間面で照明し続ける。普段は持ち歩くものではないので多少嵩張っても重くなってもあまり問題はない。
使用法として家庭ではペットも含めた遺影や暗くなると困る場所でのちょっとした照明として、ホテルや旅館では枕元灯や一寸した補助照明などとして、店舗内の小宣伝パネル兼緊急停電時の携帯用避難誘導用照明として、或いは人のいる時は非常口表示付き宣伝用、停電時は非常口を知らせる照明パネルとしても使える。停電しても閉める訳には行かない飲食店や店舗では普段はメニューが書かれたバックライトとして使う方法も可能だ。
大部分の使用は電気代などを気にして使用時以外は消灯しておきたい。緊急時は1秒が大きな価値を生む。探したり、スイッチを入れたりせずにスイッチを切った状態でも緊急時に自動的に最大照度で点灯する照明でないと緊急の役に立たない。これが可能になればわざわざ非常灯を設けなくてもそれに代わる役目も果たせる。
それとは別に、必要であれば明るい時は消えていて、暗くなった時、暗いところに持って行った時も点灯するようにしたかったので、オプションとして明るさで点滅をコントロールできるCdS回路などを、内蔵バッテリーで働くようにした。
いくらフル充電状態でも点灯し続ければ限られた時間しか持たない。現在は単3アルカリ乾電池が100円均一店で4個100円程度で購入できる。これを外部電池として使えるようにして差し込むと自動的にこれに切り替えられるよいになれば、買い置きの電池がなくならない限り、何日でも照射し続けられるが、うっかりこのまま台に戻すとこの乾電池を充電し続けることとなり、事故にも繋がりかねないので、自動切り替え付き差し込み口をバッテリー部と台の接触面に設けることで差込を引き抜かない限り台にセットできないようにして解決した。
飾る、展示する場所が多様なことを想定し、一般的なタイプでは据え置いても、ぶら下げても、壁にでも設置できるように設置台の後部にネジ穴を設けただけにした。但し限定使用の場合はその目的に合った形状が便利だ。例えば光パネルとバッテリーの一体化やACアダプターを台に内蔵したり、パネルの角度を加減できるようにしたり、パネルとの接面に大き目で尖った凹凸を付け、パネルの後ろから必要な角度になるように調節可能な凸部を加えればより便利に使える。
ホテルや旅館の枕元灯や補助灯に使う場合、停電を声で知られる為に光りパネルと並列に声の発生装置を設けることを考えたが、このままでは停電ではなく、持ち上げただけでも声が出てしまう。そこでバッテリー部と設置台の間に持ち上げると切れるスイッチを設け解決した。公共場所など盗難防止の解決策として設置台との接触面に貫通する穴を1或いは複数箇所設け、それに貫通出来る棒又はブロックを、通電時にはソレノイド(電磁石)で引っ張って置けば、壊さない限り取り外せない。
通常は一般の灯り、ディスプレー、掲示照明板、宣伝用ディスプレーとして普通に使え、例えスイッチを切ったり、いろいろな制御を加えた状態でも、停電したりブレーカーが飛んだり電源が切れると最大照度で自動点灯、単に台から持ち上げても同じ状態で点灯する。常にフル充電状態なのでかなりの時間照射し続ける。懐中電灯とは比較にならない明るさがある。勿論途中でスイッチを切ることも可能だ。更に外部乾電池電源を接続することが可能なので、その買い置き電池がなくなるまで何日でも点灯可能だ。うっかりコンセントを抜かずそのまま台に戻すと乾電池を充電することになり、事故にも繋がる恐れがあるのでコンセントを抜かないと台にセットできないようになった。又携帯時スイッチを切った状態で台にセットすると全ての機能が働かなくなるので、これも携帯時スイッチが入った状態でしか台に乗らないようにした。これにより常にフル充電状態を保ち、スイッチを切った状態でも停電や台から離すとリレー回路が働き、不必要な機能は全て切れ、バッテリーと光パネルが直接繋がり、充電が切れても予備乾電池がある限り何日も照らし続ける。停電時は別回路で働くが、戻す時に間違いが出来ない構造になった。この携行時スイッチで全ての機能を停止させられる。
店内ディスプレーに使った場合、昼間と言えども薄暗い店内でも緊急停電時の照明の役割りを果たし、取り外せばこれだけで大人数の避難誘導さえ可能だ。電飾に使っている展示印刷を取り外せるようにしておけば更に便利だ。バッテリーのキャパシティにも左右されるが、停電時は常にフル充電状態なので長時間に亙り照明し続ける。
この程度の照明は、停電時にはかなり有効だと解っていても、わざわざ準備しておく必要を感じているのはごく僅かでしょう。この発明は通常使用している照明が緊急停電時に有効的に使える。勿論計画停電が実施されると、停電でも店を閉められない飲食店や店舗には有り難い商品となる。当然通電時に充電できるので停電が日常茶飯事の途上国では欠かせない商品となる事でしょう。
予備電源を持たないホテル、旅館などでの枕元灯や補助灯に使い、緊急停電時には声でしらせ、持ち上げると最大照度で照射し続けるが、声は自動的に止まる。公共場所など、持ち去られてしまう心配のある場所でも、通電時にはロックがかかるが、停電するとロックが外れ、簡単に持ち運べる非常灯パネルとなる。
は本体の斜視図 右は設置台部を反対側から見た斜視図 左は乗せるだけで設置可能の説明図 右は切断説明図 携行時に使用するスイッチの位置例 バッテリー部と台との電源接続のコンセント例 右は1個、左は2個の例 予備乾電池ケース設置例 回路図例 遺影など写真パネルの使用例(光パネルとバッテリー部を一体化した例) は枕元灯、室内非常灯への応用例 公共場所での設置で、盗難予防の為のロック装置、左は停電時フリー状態、右は 通電時のロック状態図 計画停電でも店を閉じられない店に使用した例 左は通常時、右は停電時
EL、LEDなどを使った光パネル(1)に取り付けて、充電可能なバッテリーと、明るさなどもコントロール出来る一般照明や電飾パネルと同じように使える(2)と、このパネルを置いただけで接続充電出来る台を(3)を設けた。図1ではACアダプターは外部に設けた図になっているが、勿論内蔵しても良い。電話の子機のように置いただけで電気的に接続させても良いが、めったに外したり置いたりするものではないので、もっと簡単な部品でも十分だ。外部電源が切れても接続されているバッテリー電源でリレーが働いてしまうと困るので、照明している時だけでなく、スイッチを切った状態でも内蔵バッテリーでは働かない仕組みにした。固定してしまうと緊急時に取り外し難くなるので、停電時だけでなく、どんな設置場所、設置条件でも持ち上げるだけで全ての制限機能が停止し、最大照射状態で点灯出来るようにした。更に携行時スイッチ(11)を切れば全ての機能が停止する。光パネルのサイズや使用電力、設置する場所が決まってないので、簡単な、例えば1枚の板をプラスするだけで、或いは使用バッテリーの種類、パワーを変えるだけで大部分の小型光パネルに対応、設置条件、据え置き、壁掛け、吊り下げ場所も可能にした。勿論特定の使用条件では図7図8の様にそれに合った特別な仕様の構造やデザインも可能だ。旅館、ホテルの個室用では停電すると明るく点灯し、声で知らせ、持ち上げると声のみ止まる。公共場所に設置する場合は、無人になる場合が多く、簡単に台から外せると、持ち去ってしまう心配があるので、図9のように通電時はソレノイドで凸部を引っ張ることで強いロックが掛けられ、簡単には持ち去れないようにした。
1 光パネル
2 バッテリー及び制御部
3 充電設置台
4 ACアダプター
5 2と3を電気的に接続する為の部品
6 その緩衝装置
7 充電可能なバッテッリー
8 写真、宣伝物、文字などの表示フィルムなど
9 コントロール(調光 CdSなど)
10 通常使用スイッチ
11 携行用スイッチ(全てが切れる)
12 手提げ用取っ手
13 補助乾電池ケース(大型の場合は2に内蔵可能)
14 補助乾電池に切り替える為の差し込み
15 ソレノイド(電磁石)
16 板バネ
17 通電時、盗難防止の為にロックする為のブロック
壁などに取り付けないと使えない、では困る。置いても使えるようにしたい。更に避難中困るであろう事は、日常欠かせない存在になっていて普通の携帯より電力を食うスマホなどの充電だ。更に電力を食うIpadにも使えれば尚助かる。旅館ホテルなどでは声で停電を知らせると災害を心配する顧客の安全に役立つ。更に非常口を声で案内できれば尚良いので避難中避難路の方向を何度でも聞けるようにしたい。
先ずこの光パネルを、停電時にも携行時にも点灯し続けられるためには光パネルとそれを点灯させる充電可能なバッテリーをスタンバイ状態で接続させておく必要がある。ここで思い付いたのは電話の子機と同じようにすれば良い、と言う事だ。通常は常に子機に内蔵されたバッテリーに充電し続け、子機を充電器内蔵の台から離しても内蔵充電池で長時間話していられる。LEDの消費電力は僅かなので、内蔵充電池の機能さえ考慮すればこれと同じ考えで作れば良い。特にエネループなどニッケル水素充電池が適していると思われる。エネループはかなりのパワーが期待できるので、接続にUSBコネクターを使うことにした。これなら緊急避難時には照明だけでなくスマホ充電やUSB電源で使える機器は全て使える。
LED使用の懐中電灯は、たった1個使用のものでもかなりの明るさがあるので、例えばLED20個使用ではそれを20本束ねた明るさになる。更にLEDは虫を呼びにくい灯りなので屋外活動でも便利に使える。取っ手を使えば向けたい方向に向けられるだけでなく緊急避難時は首からもさげられるので、両手が使える。すっぽり覆う丈夫なチャック付き透明カバーを付属品として付け、首にかけられるようにすれば、台風や嵐の非難路でも活躍できる。
とはいえ実際に使って見ると思ったような明るさにはならない。気が付いたのは普段は散光キャップ、散光フィルムが必要でもその為にかなりの明るさが犠牲になっている事だった。輝度が犠牲にならない散光カバー、フィルムを見つけるしかないと考えたが、もし見付からなければ普段は散光カバーを付けて使い、携行時にはそのカバーが簡単に外れるようにする事で解決する。
これであれば普段は写真やディスプレーなど明るさを犠牲にした展示にも緊急時に問題なく使えるので、いろいろな目的の灯りとして自由に使える。最近は透明パネル自体を光らせるLED照明もあり、それが使えれば通常時、携行時共に明るく使える。
通常使用時は勿論、携行時だけでなく、何日続くか判らない非難所生活を想定すると、調光スイッチも必要だ。とは言え「通常時」「停電や引き抜いた時」「携行、引き抜いた状態での使用時」と3種類の電子回路を考える必要がある。これを横軸とすると更に縦軸で充電回路と点灯回路、リレーを別回路で設定する必要がある。それを満たす回路の一つが図6だ。
いくらフル充電状態、他製品とは比較にならないくらい長時間持つといえども点灯し続ければ限られた時間しか持たない。現在はアルカリ単三乾電池が100円均一店で4個購入できる。これを外部電池として使用出来るとすれば電池がなくならない限り点灯し続けられる。とは言えLEDの個数が多いと無理が来るので並列と組み合わせるとか充電池も使えるようにすると便利だ。充電池ではUSBの差込みも付けておけば、充電台から充電可能だ。とは言え乾電池の場合、うっかりこのまま台に戻すとこの乾電池に充電し続ける結果になり、事故にも繋がりかねないので、自動切換え付き差し込み口を取っ手などで隠し、台から引き抜かない限り使えないようにして解決した。
ホテルや旅館の枕元灯や補助灯に使う場合、停電を声で知られる為に光りパネルと並列に声の発生装置を設けることを考えたが、このままでは停電ではなく、持ち上げただけでも声が出てしまう。いろいろな想定を考えたが警告だけより非常口、非難路の案内も聞けると良い。旅館ホテルでは入り口を出た段階でも左右どちらに逃げれば良いのかを迷う場合も多い、ましてや迷路のような旅館では尚更だ。そこで何時でも聞け、何時でも止められるようにしたい。ここでは調光は必要ないと考えたので、スイッチのその位置を利用し、点灯プラス声 点灯のみ、消灯にすればスイッチ類を増やさなくても良い。
公共場所など盗難防止の解決策として設置台との接触面に貫通する穴を1或いは複数箇所設け、それに貫通出来る棒又はブロックを、通電時にはソレノイド(電磁石)で引っ張って置けば、壊さない限り取り外せない。
予備電源を持たないホテル、旅館などでの枕元灯や補助灯に使い、緊急停電時には声でしらせ、持ち上げると最大照度で照射し続けると共に声は避難路の方向を知らせ続け、スイッチを切るまで続く。一般的に考えても、初めて利用する場合も多く、ドアーを出ても避難口が左なのか右なのかさえ解らない場合が多い。ましてや迷路のような旅館の場合はなお更である。旅館やホテルでは調光は必要ないと考え、本体のスイッチを「点灯+音声、点灯のみ、消灯とすれば、別にスイッチを作らなくても済む。公共場所など、持ち去られてしまう心配のある場所でも、通電時にはロックがかかるが、停電するとロックが外れ、簡単に持ち運べる非常灯パネルとなる。本体と充電台との接続は、作例ではUSBを用いているが、場合によっては電話の子機や携帯電話の充電を参考にしても良い。
超高輝度LEDやELを使った光パネルに、充電池内蔵で明るさをコントロールできる本体(図1)を取り付け、通常は充電器内蔵の充電台に置くか差し込んで使う。電話に子機のように、台に置いておくだけで充電し続ける。本体内部にリレーを設け、通常通電状態ではこのリレーの働きで本体内部の点灯回路は切断状態になる。但し電源が切れても充電の為に接続されているバッテリーが働いてしまうので、働かないように別回路にした。停電すると、或いは電源を引き抜くと今度は台側の点灯回路が切断、本体側に切り替わる。とは言えこのままでは消灯や調光しているとそのまま切り替わり、停電即全光で点灯とはならないので、本体を台に設置する時、自動的に本体に付いているスイッチを押し上げて全光状態になるようにした。この本体にあるスイッチを切ればすべての機能が停止する。すなわち懐中電灯のスイッチを切ったのと同じ状態である。
通常使用時には台側のスイッチで行う。本体にあるスイッチは隠れているのでどちらにスイッチを使うか迷う心配がない。台側のスイッチは切っても充電とリレーの通電は切れない。
停電すると点灯しっぱなし状態になり、どちらのスイッチも使えず、引き抜いて本体スイッチを使う。本体に音声合成を組み込む場合は、多分ホテルか旅館での使用で、調光は必要ないと考えた。その空いたスイッチで音声を切れば良い。即ち点灯プラス音声。点灯のみ、消灯となる。
光パネルのサイズや使用電力、設置する場所が決まってないので、簡単な、例えば1枚の板をプラスするだけで、或いは使用バッテリーの種類、パワーを変えるだけで大部分の小型光パネルに対応、設置条件、据え置き、壁掛け、吊り下げ場所も可能にした。勿論特定の使用条件では図7図8の様にそれに合った特別な仕様の構造やデザインも可能だ。公共場所に設置する場合は、無人になる場合が多く、簡単に台から外せると、持ち去ってしまう心配があるので、図9のように通電時はソレノイドで凸部を引っ張ることで強いロックが掛けられ、簡単には持ち去れないようにした。この例ではUSBで接続しているが、組み合わせる時、持ち上げて離す時に多少の力が必要になるが、停電時にUSB電源としてスマホの充電やUSB電源で使える機器が使えて便利だ。勿論電話の子機のような接続では持ち上げてだけ、置いただけで済む。
1 は光パネル
2 は本体
3 は充電台
4 は充電器(基板に組み込む場合も)
5 は本体にある携行時使用スイッチ
6 は充電池交換口
7 は取っ手
8 は遺影、写真など
9 首からかけるためのチェーン
10外部電池用差込口
11壁などに固定するためのネジ止め箇所
12本体を差込む口
13USBコネクタ
14本体スイッチを押し上げ、更に隠すための凸部
15ソレノイド(電磁石)
16板バネ
17はソレノイドにより引かれてロックをかける凸部
18電子基板
19音声合成回路用スペース
20LED
21通常使用スイッチ
21b 別のスイッチ例
22AC電源コード

Claims (5)

  1. LED、ELなどの光パネルと接続し、充電可能なバッテリーを有し、通電時には切れていて、通電が止まるとスイッチが入るリレー回路を内蔵した電源及び光パネル制御部と、置いただけで電気的に接続される充電機能付き設置台との組み合わせを特徴とする、停電時には自動的に持ち歩き可能な非常用照明になる光パネル補助具
  2. 電源及び光パネル制御部と設置台の接触面に携行時のスイッチ、即ち全ての機能が切れるスイッチを設けた請求項1の停電時には自動的に持ち歩き可能な非常照明になる光パネル補助具
  3. 予備電源としての乾電池ケースを設け、使用時は電池ケースに乾電池をセットし、バッテリー部と設置台の接触部に設けたコンセントに差し込むことで内蔵バッテリーから予備乾電池電源に自動的に切り替えられ、差し込んだ状態では台にセットできない事を特徴とする請求項1の停電時には自動的に持ち歩き可能な非常用照明になる光パネル補助具
  4. バッテリーと並列に声や音を発生する回路を設ける事で、電源が止まると声や音を自動的に発して停電や持ち運べる非常灯になる事や非常口の場所を知らせ続け、その停止スイッチをバッテリー部と設置台の間に設ける事により、持ち上げるだけでそれが止まる請求項1の停電時には自動的に持ち歩き可能な非常用照明になる光パネル補助具
  5. バッテリー部(2)と、台部(3)が重なる横側に貫通する穴を開け、その穴を利用して貫通出来るブロック(17)を電磁石で吸引貫通状態にすることのより、引っ張っても簡単には外れないようにロックがかかり、停電するとロックが自動的に外れ、簡単に取り外せる請求項1の停電時には自動的に持ち歩き可能な非常用照明になる光パネル補助具

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114576576A (zh) * 2020-12-02 2022-06-03 Lb营销公司 多面板照明设备
WO2023075162A1 (ko) * 2021-10-27 2023-05-04 주식회사 바이솔라 가변형 광선반 조명기기

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