JP3216093U - 停電・非常用装置 - Google Patents

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【課題】非常時に、即座に非常灯やラジオを起動して、携帯して使用できる使い勝手がよい停電・非常用装置を提供する。【解決手段】筐体12と、商用電源に接続されて電源供給される電源接続部14と、該筐体12に内蔵され、電源接続部14に電気的に接続される充電池16と、該筐体12に外側に照射方向を向けて一体的に組み付けられ、充電池16に電気的に接続される非常灯部18と、該筐体12に内蔵され、充電池16に電気的に接続されるラジオ装置20と、商用電源から電源供給を受ける場合には該電源接続部14を介して商用電源から充電池16へ充電するとともに非常灯部18及びラジオ装置20へは通電しない第1の回路状態とし、商用電源からの電源供給が無い場合には充電池16と非常灯部18及びラジオ装置20を通電する第2の回路状態に切り替えるリレースイッチ22と、を備えた停電・非常用装置10からなる。【選択図】図3

Description

本考案は、停電又は地震等の災害が発生した非常時等に携帯して利用できる停電・非常用装置に関する。
近時、大地震や大雨、台風による洪水やがけ崩れ等のさまざまな自然災害に備えるための防災関係用具の需要が高まっている。例えば、地震等の災害が起こって停電になった場合のために、身の回りの状況の確認や避難するために懐中電灯を準備しておいたり、情報収集のために携帯ラジオを準備しておいたりしておくことは重要である。従来、災害用などに利用される防災関係用具に関する技術が種々提案されており、例えば、特許文献1には、ライトとラジオ機能とが一体化した携帯用ライトが提案されている。特許文献1の携帯用ライトは、通電により発光する照明部と、予め選定された特定の自治体の所有しているコミュニティーFM局専用の周波数電波だけを受信するラジオ受信回路を有する電気回路基板と、前記電気回路基板により発音されるスピーカーと、前記照明部と前記電気回路基板に通電するためのバッテリーと、前記照明部に対する通電をON/OFFするためのスイッチと、前記電気回路基板に対する通電をON/OFFするためのスイッチと、を有するものであった。
実用新案登録第3179816号公報
しかしながら、特許文献1の携帯用ライトは、必要に応じて照明部のスイッチやラジオのスイッチをON/OFFする構造であるから、例えば、夜間に災害等で停電になった際に携帯用ライトが置いてある場所をスムーズに見つけることができないおそれがあった。さらに、特許文献1では、非常時や緊急時で使用しようとする際にバッテリーが切れていると災害等発生時に即座に使えない問題があるため、定期的にバッテリーをチェックする必要があり煩雑であった。また、特許文献1の携帯用ライトや従来の防災関係用具は、災害等が発生していない日常での使用場面がほとんどなく、そのまま保管あるいは放置されることも多いことから、日常でも利用できるようなより便利で実用性が高い防災用具の開発を望む声もある。
本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、停電になった際や災害が起こった非常時の際に、即座に非常灯やラジオを起動して、携帯して使用できる使い勝手がよい停電・非常用装置を提供することにある。さらに、本考案の他の目的は、非常時に使用できるのに加えて、災害等が発生していない日常の夜間の安全性確保等のためにも使用することができ、より実用性を向上した停電・非常用装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本考案は、携帯できる大きさの筐体12と、該筐体12に組み付けられ、商用電源に接続されて電源供給される電源接続部14と、該筐体12に内蔵され、電源接続部14に電気的に接続される充電池16と、該筐体12に外側に照射方向を向けて一体的に組み付けられ、充電池16に電気的に接続される非常灯部18と、該筐体12に内蔵され、充電池16に電気的に接続されるラジオ装置20と、電源接続部14と充電池16と非常灯部18及びラジオ装置20に電気的に接続されるリレースイッチであり、商用電源から電源供給を受ける場合には該電源接続部14を介して商用電源から充電池16へ充電するとともに非常灯部18及びラジオ装置20へは通電しない第1の回路状態とし、商用電源からの電源供給が無い場合には充電池16と非常灯部18及びラジオ装置20を通電する第2の回路状態に切り替えるリレースイッチ22と、を備えた停電・非常用装置10からなる。停電・非常用装置10の設置場所としては、例えば、建物又は部屋の出入口付近の壁や柱、鴨居等の所定の高さ位置に、取付金具等を介して着脱可能に設置するとよい。
また、該筐体12に外側に照射方向を向けて一体的に組み付けられ、電源接続部14又は充電池16に電気的に接続され電源供給されて点灯しうる足元灯48と、周囲が明るい場合には足元灯を消灯し、周囲が暗い場合には足元灯48を点灯するように回路をスイッチングする光感知スイッチ50と、を有することとしてもよい。
また、非常灯と足元灯は、互いに異なる方向を照明するように設定されて筐体12に取付けられたことこととしてもよい。
また、商用電源から電源接続部14が電源供給を受ける場合に、一時的に充電池16と非常灯部18及びラジオ装置20を通電する回路状態に切り替えて非常灯部18及びラジオ装置22が作動するかどうかを確認できる確認用スイッチが設けられたこととしてもよい。
また、筐体12の外面に充電池16を充電可能な太陽電池パネルが設けられたこととしてもよい。
本考案の停電・非常用装置によれば、携帯できる大きさの筐体と、該筐体に組み付けられ、商用電源に接続されて電源供給される電源接続部と、該筐体に内蔵され、電源接続部に電気的に接続される充電池と、該筐体に外側に照射方向を向けて一体的に組み付けられ、充電池に電気的に接続される非常灯部と、該筐体に内蔵され、充電池に電気的に接続されるラジオ装置と、電源接続部と充電池と非常灯部及びラジオ装置に電気的に接続されるリレースイッチであり、商用電源から電源供給を受ける場合には該電源接続部を介して商用電源から充電池へ充電するとともに非常灯部及びラジオ装置へは通電しない第1の回路状態とし、商用電源からの電源供給が無い場合には充電池と非常灯部及びラジオ装置を通電する第2の回路状態に切り替えるリレースイッチと、を備えたことから、停電した際や装置を商用電源から取り外すなど商用電源からの電源供給が無い状態で即座にかつ自動的に非常灯部やラジオ装置を作動させて携帯することができるので使い勝手が良く、災害発生等の非常時でも実用性が高い。
また、該筐体に外側に照射方向を向けて一体的に組み付けられ、電源接続部又は充電池に電気的に接続され電源供給されて点灯しうる足元灯と、周囲が明るい場合には足元灯を消灯し、周囲が暗い場合には足元灯を点灯するように回路をスイッチングする光感知スイッチと、を有する構成とすることにより、例えば災害等が発生していない通常時でも、夜間等で周囲が暗くなった場合に足元の安全性を確保でき、日常での有効利用を図りながら停電や災害等に備えることができ、より実用性を向上しうる。
また、非常灯と足元灯は、互いに異なる方向を照明するように設定されて筐体に取付けられた構成とすることにより、災害等が発生していない通常時で商用電源に接続してセットして足元を照らす方向と、災害等が発生して装置を手で持って使用する際の照射方向を使い分けできるので、使い勝手を向上できる。
また、商用電源から電源接続部が電源供給を受ける場合に、一時的に該充電池と非常灯部及びラジオ装置を通電する回路状態に切り替えて非常灯部及びラジオ装置が作動するかどうかを確認できる確認用スイッチが設けられた構成とすることにより、充電池が切れていないか、非常灯部やラジオ装置が正常に作動するかどうかを、極めて簡単な操作で手軽に確認することができる。
また、筐体の外面に充電池を充電可能な太陽電池パネルが設けられた構成とすることにより、例えば、停電等で商用電源が使用できない状態が長期になり、充電池の残量が少なくなった場合でも太陽光発電により充電池を充電することができ、非常灯部やラジオ装置を長期的に利用することができる。
本考案の第1の実施形態に係る停電・非常用装置の概観を説明する斜視図である。 図1の停電・非常用装置の概観を説明する裏面側の斜視図である。 図1の停電・非常用装置の回路説明図である。 本考案の第2の実施形態に係る停電・非常用装置の回路説明図である。
以下、添付図面を参照しつつ本考案の停電・非常用装置の実施の形態について説明する。本考案の停電・非常用装置は、例えば、停電が起こった際や災害等が発生した非常時の際に手軽に携帯して利用できる電灯とラジオが一体化した防災用具である。図1ないし図3は、本考案に係る停電・非常用装置の第1の実施形態を示している。本実施形態では、停電・非常用装置10は、筐体12と、電源接続部14と、充電池16と、非常灯部18と、ラジオ装置20と、リレースイッチ22と、を備える。
筐体12は、電源接続部14、充電池16、非常灯部18、ラジオ装置20、リレースイッチ22等の構成部材が一体的に組み付けられており、人が携帯できる大きさに設けられる。筐体18は、例えば、硬質のプラスチックや金属等で任意の形状に形成される。例えば、図1、図2では、筐体12は、一方に長い中空の直方体状に形成されている。
電源接続部14は、商用電源に接続されて電源供給されて、充電池等に電源供給するための手段である。図1、図2、図3に示すように、本実施形態では、電源接続部14は、例えば、家庭用100V商用電源のコンセント差込み口(図示せず)に差し込まれるコンセント差込みプラグ24と、差込みプラグ24と電気的に接続され商用電源から入力された交流を充電池16を充電するための直流に変換して電圧を5Vに変圧するAC/DCアダプタ26と、を有する。差込みプラグ24は、例えば、筐体12に対して枢軸周りに回動自在に取り付けられている。AC/DCアダプタ26は、例えば、筐体12の内部又は外部に一体的に固定されている。電源接続部14は、さらにAC/DCアダプタ26には、プラグとジャックで接続離脱自在に設けられたコネクタ28が接続されている。
充電池16は、電源接続部14に電気的に接続されて筐体12に内蔵されている。充電池16は、電源接続部14のAC/DCアダプタ26に接続されており、電源接続部14が商用電源から電気を受ける状態では商用電源から充電されるとともに、非常灯部18及びラジオ装置20の作動用電源となる。充電池16は、例えば、繰り返し充電して利用可能なニッケル・カドミウム蓄電池やリチウム蓄電池等の二次電池が利用される。なお、充電池16は、必要に応じて筐体12内から取り外して交換できるように設けてもよい。また、充電池16の過充電又は過放電を防止する回路等を設けることとしてもよい。
非常灯部18は、外側に照射方向を向けて筐体12に一体的に組み付けられており、充電池16に電気的に接続され、充電池16を電源として照明する照明手段である。非常灯部18は、例えば、発光ダイオードや電球等の任意の光源装置からなる。非常灯部18は、例えば、一方に長い筐体12の長手方向の一方の端部に固定されて、長手方向に沿った横方向に照射方向を設定されている。非常灯部18と充電池16とを接続している回路には、該非常灯部18をオン・オフできるスイッチ30が接続されており、必要に応じてスイッチ30を介してオン・オフを切り換えることができる。
ラジオ装置20は、ラジオ電波を受信するアンテナと、コンデンサやトランジスタ等を含むラジオの電子回路と、スピーカー等を含み、充電池16に電気的に接続されて筐体12に内蔵されている。ラジオ装置20は、例えば、AM放送、FM放送をいずれも受信できる電子回路を有しており、図1に示すように、筐体12の一つの側面(図1上、上面側)に、スピーカー32を臨ませて設置されている。ラジオ装置20は、ラジオ電波の周波数をアナログ又はデジタルで表示するための表示部34が設けられている。さらに、ラジオ装置20は、図2に示すように、選局つまみ36と、音量調整つまみ38と、イヤホンジャック40と、AM/FMの切り替えスイッチ42と、を有しており、筐体12の非常灯部18と対向する反対側の端面に配置されている。ラジオ装置20と充電池16とを接続している回路には、該ラジオ装置20をオン・オフできるスイッチ44が接続されており、必要に応じてスイッチ44を介してオン・オフを切り換えることができる。
リレースイッチ22は、電源接続部14と充電池16と非常灯部18及びラジオ装置20に電気的に接続され、電源接続部14からの電気信号により電気回路をスイッチングする。本実施形態では、図3に示すように、リレースイッチ22は、商用電源から電源接続部14を介して電源供給を受ける場合には、該電源接続部14を介して商用電源から充電池16へ充電するとともに非常灯部18及びラジオ装置20へは充電池16から通電しない第1の回路状態へ電気回路をスイッチングする。一方、リレースイッチ22は、商用電源からの電源供給が無い場合には、充電池16と非常灯部18及びラジオ装置20を通電する第2の回路状態へ電気回路を切り替える。これにより、例えば、停電したり、電源接続部14を商用電源から切ったりすると、リレースイッチ22は第2の回路状態に電気回路を切り換えて、自動的に充電池16を電源として非常灯部18とラジオ装置20を作動させる。
本実施形態では、図1、図3に示すように、商用電源から電源接続部14が電源供給を受ける場合に、すなわち、リレースイッチ22が第1の回路状態の際に、一時的に該充電池16と非常灯部18及びラジオ装置20を通電する回路状態に切り替える確認用スイッチ46が設けられている。確認用スイッチ46は、例えば、リレースイッチ22と並列に電気回路に接続されたa接点型のスイッチからなる。確認用スイッチ46は、例えば、押ボタンスイッチからなり、該押ボタンスイッチを押下げ動作した際に電気回路を閉じて、準電池16と非常灯部18及びラジオ装置20を通電し、それらの非常灯部18及びラジオ装置20が正常に作動するかどうか確認することができる。
図1、図3に示すように、筐体12には、さらに足元灯48が組み付けられている。足元灯48は、外側に照射方向を向けて筐体12に一体的に組み付けられ、電源接続部14に電気的に接続され、商用電源から電源供給されて点灯しうる。本実施形態では、足元灯48は、筐体12の横長の側面に照射方向を下方向に向けて取り付けられている。すなわち、非常灯部18の照射方向は横方向、足元灯48の照射方向は下方向に設定され、非常灯部18と足元灯48は互いに異なる方向を照明するように設定されている。足元灯48は、周囲の明るさを感知して電気回路をスイッチングする光感知スイッチ50によってオン・オフを制御されるようになっている。電源接続部14が商用電源に接続されている状態では、光感知スイッチ50によって周囲の明るさを感知し、周囲が明るい場合には足元灯48を自動的に消灯し、周囲が暗い場合には足元灯48を自動的に点灯する。
図2、図3に示すように、筐体12の外面には、充電池16を充電可能な太陽電池パネル52が設けられている。太陽電池パネル52は、スイッチ54を介して充電池16に電気的に接続されており、スイッチ54を切り換えることにより、太陽電池パネル52で発電した電力で充電池16を充電するように切り替えることができる。
図1、図3に示すように、本実施形態では、携帯電話やスマートフォン等の携帯端末機器等やその他の電子機器類と接続して、充電池16の電源供給によりそれらの機器を充電することができる接続端子56が設けられている。なお、図1では、接続端子56は、筐体12からコードを引き出して先端に機器類との接続プラグが設けられているが、例えば、USB(Universal Serial Bus)コネクタのような任意のコネクタ受け口設けることとしてもよい。接続端子56は、例えば、充電池16にリレースイッチ22を介さずに電気的に接続されており、リレースイッチ22の状態にかかわらず、すなわち、商用電源から充電池16が電源供給を受けて充電している第1の回路状態と、停電や商用電源から装置10を取り外して商用電源から電源供給を受けていない第2の回路状態と、のいずれも電子機器類を充電することができる。
次に、本実施携帯に係る停電・非常用装置10の作用について説明する。予め非常灯部18のスイッチ30とラジオ装置20のスイッチ44をオンの状態とし、ラジオ装置20を所定の周波数に選局しておく。停電・非常用装置10の電源接続部14の差込みプラグ24を家庭用100V商用電源に接続して設置する。停電・非常用装置10の設置場所としては、例えば、建物又は部屋の出入口付近の壁や柱、鴨居等の所定の高さ位置に筐体12を着脱可能に取り付ける取付金具を介して設置すると好適であるが、任意の場所でもよい。例えば、災害等が発生していない通常時には、電源接続部14を介して商用電源から電源供給されて充電池16を充電する。なお、リレースイッチ22により、非常灯部18とラジオ装置20と充電池の電気回路が通電されず、非常灯部等は停止されている。また、災害等が発生していない通常時において、夜間等で周囲が暗くなった場合には、光感知スイッチ50により自動的に足元灯48が点灯して、通常時の安全性を確保でき、非常時に限らず日常でも使用することができる。さらに、災害等が発生していない通常時にも、いちいち停電・非常用装置10を設置場所から取り外したりすることなく、確認用スイッチ46を定期的又は不定期に押すことにより、充電池16の電池残量の有無や回路故障が無く、停電時等に非常灯部18やラジオ装置20が正常に起動するかどうかを手軽に確認することができる。
例えば、地震等の災害が発生して停電となった場合には、リレースイッチ22がスイッチングして、非常灯部18とラジオ装置20は充電池16が通電し、非常灯部18が点灯するとともにラジオ装置20が起動する。よって、停電すると瞬時に非常灯部18及びラジオ装置20が起動するので、停電になったことが分かるとともに、停電・非常用装置10の場所を把握することができるうえ、夜間等に急いで非難する場合での手元の操作をすることがなく起動することができ、使い勝手が良い。また、停電にならない場合でも、災害等で避難する場合には、停電・非常用装置10を商用電源から取り外すだけで非常灯部18及びラジオ装置20を起動させることができる。停電・非常用装置10を携帯して避難している際には、必要に応じて非常灯部18のスイッチ30やラジオ装置20のスイッチ44によってオン・オフすることもできる。さらに、出力端子56に携帯電話等の電子機器を接続して、充電池16の電力で該電子機器を充電することができる。また、充電池16の残量が少なくなった場合には、スイッチ54を切り換えて太陽電池パネル52と充電池16を接続し、太陽電池パネル52で太陽光発電した電力によって充電池16を充電し、長期的に利用することもできる。
次に、図4を参照しつつ本考案の停電・非常用装置の第2の実施形態について説明する。上記した第1実施形態と同一構成、同一部材には、同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。図4に示すように、本実施形態の停電・非常用装置10−2は、第1実施形態と略同じ構成であるが、足元灯48との接続構成が異なっている。足元灯48は、AC/DCアダプタ26と充電池16とが接続された電気回路にリレースイッチ22を介して接続されている。コネクタ28のプラグとジャック部分から分離できるように差込みプラグ24とAC/DCアダプタ26とそれ以外の部分で筐体12を分割して設けられている。本実施形態では、上記実施形態と同様の作用効果を奏するとともに、例えば、差込みプラグ24を商用電源のコンセント受け口から取り外して携帯したり、差込みプラグ24を商用電源のコンセント受け口に差し込んだままの状態でコネクタ28から分離して簡単に携帯したりすることもできる。
以上説明した本考案の停電・非常用装置は、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した本考案の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本考案の停電・非常用装置は、例えば、停電したり、配電盤のブレーカが落ちたり、地震等の災害が発生したりした際に有効に利用できる。
10 停電・非常用装置
12 筐体
14 電源接続部
16 充電池
18 非常灯部
20 ラジオ装置
22 リレースイッチ
46 確認用スイッチ
48 足元灯
50 光感知スイッチ
52 太陽電池パネル

Claims (5)

  1. 携帯できる大きさの筐体と、
    該筐体に組み付けられ、商用電源に接続されて電源供給される電源接続部と、
    該筐体に内蔵され、電源接続部に電気的に接続される充電池と、
    該筐体に外側に照射方向を向けて一体的に組み付けられ、充電池に電気的に接続される非常灯部と、
    該筐体に内蔵され、充電池に電気的に接続されるラジオ装置と、
    電源接続部と充電池と非常灯部及びラジオ装置に電気的に接続されるリレースイッチであり、商用電源から電源供給を受ける場合には該電源接続部を介して商用電源から充電池へ充電するとともに非常灯部及びラジオ装置へは通電しない第1の回路状態とし、商用電源からの電源供給が無い場合には充電池と非常灯部及びラジオ装置を通電する第2の回路状態に切り替えるリレースイッチと、を備えたことを特徴とする停電・非常用装置。
  2. 該筐体に外側に照射方向を向けて一体的に組み付けられ、電源接続部又は充電池に電気的に接続され電源供給されて点灯しうる足元灯と、
    周囲が明るい場合には足元灯を消灯し、周囲が暗い場合には足元灯を点灯するように回路をスイッチングする光感知スイッチと、を有することを特徴とする請求項1記載の停電・非常用装置。
  3. 非常灯と足元灯は、互いに異なる方向を照明するように設定されて筐体に取付けられたことを特徴とする請求項2記載の停電・非常用装置。
  4. 商用電源から電源接続部が電源供給を受ける場合に、一時的に該充電池と非常灯部及びラジオ装置を通電する回路状態に切り替えて非常灯部及びラジオ装置が作動するかどうかを確認できる確認用スイッチが設けられたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の停電・非常用装置。
  5. 筐体の外面に充電池を充電可能な太陽電池パネルが設けられたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の停電・非常用装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN118242598A (zh) * 2024-04-28 2024-06-25 南通阿图姆安全技术有限公司 Led防爆消防应急灯

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