JPH0910109A - 電気湯沸かし器 - Google Patents
電気湯沸かし器Info
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- JPH0910109A JPH0910109A JP16042895A JP16042895A JPH0910109A JP H0910109 A JPH0910109 A JP H0910109A JP 16042895 A JP16042895 A JP 16042895A JP 16042895 A JP16042895 A JP 16042895A JP H0910109 A JPH0910109 A JP H0910109A
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Abstract
において、容器内の圧力が上昇したときの圧力逃がしを
目的とする。 【構成】 液体を収容する容器1の上方開口部を開閉自
在に閉止する蓋体15において、容器側部分に面した内
蓋17及び外郭に配した外蓋16と内蓋17内に摺動自
在に配設したロックつまみ18で構成すると共に、前記
内蓋17には第1の蒸気通路22及び第2の蒸気通路2
3を設け、第1の蒸気通路22には開口B24と前記開
口B24を開閉する弁A25を摺動自在に設けるととも
に、第2の蒸気通路23には開口C26を設け、前記開
口C26を開閉する弁B27は常時閉止方向に付勢され
て設けた構成とする。
Description
温する電気湯沸かし器に関するものである。
01は図3に示す如く外郭を構成する外蓋102と容器
側の内蓋103よりなり、この間を、蒸気通路104で
連絡して容器105内の蒸気を外部へ逃がす働きをして
いた。この時外蓋102、内蓋103のそれぞれには、
蒸気通路104につながる開口A106及び開口B10
7が設けられていた。
105内と連通して設け、吐出管108の先端には外部
に通じる吐出口109を設けている。
され、容器105の上方開口部を開閉自在に設けるとと
もに、内蓋103内を摺動自在に設けたロックつまみ1
11を注口110の溝部112に嵌合させて、容器10
5の上方開口部を閉止状態に保持する構成としていた。
倒時に容器内の湯の流出を最小限にくいとめる必要があ
り、弁113を内蓋103の開口B107部分に設け
て、器体が転倒するとこの弁113が開口B107を塞
いで容器105内の液体の外部への流出を防止してい
た。すなわち弁113は、通常は内蓋103の容器側に
設けた飾り枠114の下方へ落ちて開口B107は開放
状態になっているが、転倒時には、弁113が開口B1
07の方へ移動して閉塞していた。
では、蓋体を急激に回動させて閉止すると、弁は慣性力
で開口Bに移動したまま蓋が閉止される。
場合には、蒸気が開口Bを介して蓋の外部に排出されな
いので、蒸気圧が上昇し蓋を開けようとすると圧力で蓋
が急激に開きお湯が器体外に飛散するという問題があっ
た。
外に飛散することなく安全で、使用操作性に優れた電気
湯沸かし器を提供するものである。
は、液体を収容する容器と、容器側部に配設した容器内
と連通する吐出管と、容器上方に位置し吐出管の先端に
連通した吐出口と、容器に戴置する注口と、容器側部分
に面した内蓋及び外郭に配設した外蓋と内蓋内に摺動自
在に配設したロックつまみとを備えた蓋体を有し、前記
蓋体は、その−側を注口に軸支し容器上方開口部を開閉
自在とするとともに、他側を前記注口に設けた溝部にロ
ックつまみを嵌合して容器の上方開口部を閉止状態に保
持する構成とし、前記内蓋には外蓋の開口Aに至る第1
の蒸気通路及び第2の蒸気通路を設け、第1の蒸気通路
と容器間を結ぶ開口Bを設け、前記開口Bを開閉する弁
Aを摺動自在に設けるとともに、前記第2の蒸気通路と
容器間を結ぶ開口Cを設け、前記開口Cを開閉する弁B
は常時閉止方向に付勢して配設する構成としたものであ
る。
1記載に係る発明における弁Bの付勢力を、容器内の圧
力の上昇値以上で開口Cを開放する様に設定したもので
ある。
1記載に係る発明における蓋の閉止時にロックつまみが
摺動した時、ロックつまみの−側が弁Bに当接し、弁B
の付勢力に抗して開口Cを開放する構成としたものであ
る。
項3記載に係る発明においてロックつまみの注口溝部と
の嵌合距離より、ロックつまみと弁Bの間隙を小さくし
て構成したものである。
通路を設け、第2の蒸気通路と容器間を結ぶ開口Cに、
前記開口Cを開閉する弁Bは常時閉止方向に付勢されて
設けている為、蓋を急激に閉止して第1の蒸気通路と容
器間を結ぶ開口Bを弁Aが閉止しても、容器内の蒸気圧
が上昇すると、弁Bが蒸気圧で開口するので容器内の圧
力が上昇することがない。
弁Bの付勢力が、容器内の圧力の上昇値以上で開口Cを
開放する様に設定しているので、蓋の急閉時に容器内の
蒸気圧の上昇で吐出口からお湯が排出されることはない
ばかりでなく、器体転倒状態時において弁Aが開口Aを
閉止した時の容器内の圧力の上昇値以上となることがな
いので、弁Bは開口Cを開放することがない。
蓋の閉止時にロックつまみが摺動した時、ロックつまみ
の−側が弁Bに当接し、弁Bの付勢力に抗して開口Cを
開放する為に、蓋を急激に閉止して第1の蒸気通路と容
器間を結ぶ開口Bを弁Aが閉止しても、蓋の閉止時に弁
Bの開放により容器内の圧力が弁Bを介して減圧し、弁
Aは開口Bを開放する。
ロックつまみの注口溝部との嵌合距離より、ロックつま
みと弁Bの間隙を小さく設定したことにより、湯沸かし
中に転倒して弁Aが開口Bを閉止し、容器内の圧力が上
昇していても、蓋を開放するためにロックつまみを摺動
させると、ロックつまみが注口の溝部よりはずれる前
に、ロックつまみが弁Bと当接して開口Cを開放するの
で、容器内の圧力が減圧されるので蓋は圧力を受けな
い。
もとずいて説明する。
液体収納用の容器で、下端には発熱体部2を装着した伝
熱板の外縁部を液密に溶接などの手段で固着している。
容器1の底面にはパイプ状の防水金具3が設けられ、ブ
ッシング4を介して導出手段であるところの電動ポンプ
5につながっている。
ている吸水口6より容器1内の液体を吸入し、導出経路
7の一つである吐出管8に接続して液体を送り出す働き
をしている。
管ブッシング10が設けられ、導出経路7の先端部の吐
出口11に至っている。12は容器1を空間を介して包
むボデーである。13はボデー12に戴置された注口
で、下部のはかま14と共にボデー12を挟持してい
る。
郭を構成する外蓋16と、容器側部を構成する内蓋17
と、内蓋17内を摺動自在に配したロックつまみ18で
構成し、−側を回転運動の支点となるヒンジ部19で注
口13に軸支され、他側は注口13に設けた溝部20に
ロックつまみ18を嵌合させて容器1の上方開口部を閉
止状態に保持している。
A21に至る第1の蒸気通路22及び第2の蒸気通路2
3を設け、第1の蒸気通路22と容器1間を結ぶ開口B
24を設け、前記開口B24を開閉する弁A25を摺動
自在に設けるとともに、第2の蒸気通路23と容器1間
を結ぶ開口C26を設け、前記開口C26を開閉する弁
B27は図2に示すようにL字状のレバー28を内蓋1
7に軸支し、開口C26と当接する部分にゴム製のパッ
キン29とレバー28を常時閉止方向に付勢するばね3
0で構成し、この付勢力は容器1内の圧力の上昇値0.
03kg/cm2以上で開口C26を開放するようにしてい
る。
隙は、ロックつまみ18を嵌合する注口13の溝部20
の嵌合距離より小さく設定して設けている。
し、開閉操作用つまみ31の一端をロックつまみ18に
当接させて摺動可能にしている。内蓋17の下部には、
蓋パッキン32を取り付けている飾り枠33等よりなっ
ている。
まみで、これを操作することにより電動ポンプ5を運転
させて容器1内の液体を器体外へ導出する。制御回路3
5は、電動ポンプ5への通電制御と共に、温度センサー
36の信号を受けて発熱体部2への通電制御等を行う。
を説明する。蓋体15を開放状態にした時は、弁A25
は内蓋17の開口B24の方へ移動して開口B24を閉
止している。通常の早さで蓋体15を回動して閉止して
いくと、弁A25は重力で落下し飾り枠33へ移動し、
蓋体15の閉止時には弁A25は開口B24を開口して
いるので、容器1内の圧力が上昇することがない。
5は慣性力で開口B24を閉止したままの状態となる
が、ロックつまみ18が注口13の溝部20に嵌合する
前に摺動して、弁B27のレバー28と当接するので、
弁B27が開口C26を開放し、容器1内の圧力を第2
の蒸気通路23から外部に逃がし、弁A25はこの状態
で落下して開口B24を開放する。
弁A25、弁B27の動作を説明する。
開口B24を閉止し、容器1内の液体の外部への流出を
防止する。
び流量制御弁9は閉止したままであり、湯沸かしと共に
容器1内の圧力は上昇する。圧力が上昇して0.03kg
/cm 2以上になると、弁B27がばね30の付勢力に抗
して開口C26から開放されるので、容器1内の圧力が
減圧し弁A25も落下して開口B24を開放する。
放させようとして、開閉操作用つまみ31を回動させる
と、ロックつまみ18が摺動して注口13の溝部20か
ら外れる前に弁B27を回動させて、開口C26を開放
し容器1内の圧力を第2の蒸気通路23から圧力を外部
に開放するので、蓋体15に圧力が加わることがない。
の蒸気通路を設けて弁Bを付勢力で閉止した構成とした
ことで、弁Aがたとえ閉止した状態となっても、容器内
の圧力が上昇すると弁Bが開放して容器内の圧力を開放
するので安全である。
開放する構成としているので、蓋体の急激な閉止時にお
いても、弁Bが閉止状態のままとなることがない。
きに器体を転倒させても、容器内の圧力が上昇すると、
弁Bが開放して容器内の圧力を開放し安全である。
に蓋体を開けようとしても、蓋体のロックが解除される
前にロックつまみが弁Bを開放するので、蓋体に圧力が
加わることがなく安全である。
用的効果が大なるものである。
面図
器の断面図
Claims (4)
- 【請求項1】 液体を収容する容器と、容器側部に配設
した容器内と連通する吐出管と、容器上方に位置し吐出
管の先端に連通した吐出口と、ボデーに戴置する注口
と、容器側部分に面した内蓋及び外郭に配設した外蓋と
内蓋内に摺動自在に配設したロックつまみとを備えた蓋
体を有し、前記蓋体は、その一側を注口に軸支し容器上
方開口部を開閉自在とするとともに、他側を前記注口に
設けた溝部にロックつまみを嵌合して容器の上方開口部
を閉止状態に保持する構成とし、前記内蓋には外蓋の開
口Aに至る第1の蒸気通路及び第2の蒸気通路を設け、
第1の蒸気通路と容器間を結ぶ開口Bを設け、前記開口
Bを開閉する弁Aを摺動自在に設けるとともに、前記第
2の蒸気通路と容器間を結ぶ開口Cを設け、前記開口C
を開閉する弁Bは常時閉止方向に付勢して配設した電気
湯沸かし器。 - 【請求項2】 弁Bの付勢力は、容器内の圧力の上昇値
以上で開口Cを開放する様に設定した請求項1記載の電
気湯沸かし器。 - 【請求項3】 蓋の閉止時にロックつまみが摺動した
時、ロックつまみの−側が弁Bに当接し、弁Bの付勢力
に抗して開口Cを開放する様にした請求項1記載の電気
湯沸かし器。 - 【請求項4】 ロックつまみの注口溝部との嵌合距離よ
り,ロックつまみと弁Bの間隙を小さく設定した請求項
3記載の電気湯沸かし器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16042895A JP3246276B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 電気湯沸かし器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16042895A JP3246276B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 電気湯沸かし器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0910109A true JPH0910109A (ja) | 1997-01-14 |
JP3246276B2 JP3246276B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=15714725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16042895A Expired - Fee Related JP3246276B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 電気湯沸かし器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3246276B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104257266A (zh) * | 2014-10-11 | 2015-01-07 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 电水壶 |
-
1995
- 1995-06-27 JP JP16042895A patent/JP3246276B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104257266A (zh) * | 2014-10-11 | 2015-01-07 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 电水壶 |
CN104257266B (zh) * | 2014-10-11 | 2017-06-30 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 电水壶 |
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JP3246276B2 (ja) | 2002-01-15 |
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