JPH09101092A - エバポレータ - Google Patents

エバポレータ

Info

Publication number
JPH09101092A
JPH09101092A JP25793395A JP25793395A JPH09101092A JP H09101092 A JPH09101092 A JP H09101092A JP 25793395 A JP25793395 A JP 25793395A JP 25793395 A JP25793395 A JP 25793395A JP H09101092 A JPH09101092 A JP H09101092A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat transfer
portions
curved
flat
evaporator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25793395A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yajima
敏雄 矢島
Kazuhiro Idei
一博 出居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Corp filed Critical Calsonic Corp
Priority to JP25793395A priority Critical patent/JPH09101092A/ja
Publication of JPH09101092A publication Critical patent/JPH09101092A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F17/00Removing ice or water from heat-exchange apparatus
    • F28F17/005Means for draining condensates from heat exchangers, e.g. from evaporators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/10Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
    • F28F1/12Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
    • F28F1/24Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely
    • F28F1/32Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely the means having portions engaging further tubular elements
    • F28F1/325Fins with openings

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に部品製作や組立作業の能率を低下させず
に、凝縮水の排出を効率良く行なわせて、飛水現象を有
効に防止する。 【構成】 伝熱フィン4bを構成する湾曲部6の風下側
端部に、1対の庇部13、13と切り欠き部14とを形
成する。上記湾曲部6の上面を風下側に送られた凝縮水
は、上記切り欠き部14を通じて下方に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係るエバポレータは、
例えば自動車用空気調和装置に組み込んで空調用の空気
を冷却する。本発明は、この様なエバポレータの表面に
付着する凝縮水を効率良く排出して、この凝縮水が車室
内に吹き出すのを防止するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用空気調和装置には、例えば図9
〜10に示す様なエバポレータ1を組み込んで、車室外
又は車室内から取り入れた空気を冷却し、車室内に吹き
出す様に構成している。このエバポレータ1は、水平方
向に間隔をあけて配置された左右1対のヘッダ2(図9
には片側のみ示す)を有する。これら1対のヘッダ2同
士の間には、複数の扁平伝熱管3、3を掛け渡してい
る。これら複数の扁平伝熱管3、3は、上下方向に互い
に間隔をあけて配置されており、各扁平伝熱管3、3の
両端部は上記両ヘッダ2の側壁を密に貫通して、各扁平
伝熱管3、3の両端開口を各ヘッダ2内に通じさせてい
る。そして、上下に隣り合う扁平伝熱管3、3同士の間
にはコルゲート型の伝熱フィン4、4を挟持している。
更に、上端の扁平伝熱管3の上面及び下端の扁平伝熱管
の下面と上下1対のサイドプレート5(図9には上側の
み示す)との間にも、それぞれ伝熱フィン4を設けてい
る。
【0003】この伝熱フィン4、4はそれぞれ、帯状の
金属薄板を波形に形成する事により、湾曲部6、6と平
坦部7、7とを交互に連続させて成る。この様な各伝熱
フィン4、4は、上記各湾曲部6、6の外周面を上記各
扁平伝熱管4、4の外側面(又はサイドプレート5の上
下側面)に当接させ、当接部をろう付けされている。
又、上記各平坦部7、7には、上記金属薄板の一部を切
り起こす事でルーバ8、8を形成し、隣り合う平坦部
7、7同士の間を通過する空気の流れを乱す様にしてい
る。
【0004】この様なエバポレータ1により空調用の空
気を冷却する場合には、上記1対のヘッダ2のうちの何
れかのヘッダ2内に、液状若しくは気液混合状態の冷媒
を送り込む。この様にヘッダ2内に送り込まれた冷媒
は、上記複数の扁平伝熱管3、3内を他方のヘッダ2に
向けて流れるが、その間にこれら複数の扁平伝熱管3、
3内で蒸発する。この際、周囲から蒸発潜熱を奪うの
で、これら複数の扁平伝熱管3、3及び上記各伝熱フィ
ン4、4の温度が低下する。空調用の空気は、上記各扁
平伝熱管3、3及び上記各伝熱フィン4、4の間を、図
9の表裏方向、図10の左右方向に亙り、これら両部材
3、4と接触しつつ流れる。従って、この空調用の空気
の温度が低下する。
【0005】上述の様に構成され作用するエバポレータ
1の運転時には、上記各扁平伝熱管3、3及び上記各伝
熱フィン4、4の間を流れる空気中に含まれる水蒸気が
これら各部材3、4の表面で凝縮する。この様に各部材
3、4の表面に付着した凝縮水9は上記伝熱フィン4、
4に沿って流下し、図11に示す様に、伝熱フィン4の
存在に基づく毛細管現象により、各伝熱フィン4を構成
する湾曲部6の内周側部分及び各扁平伝熱管3の上面部
分に溜る。この様にして各部分に溜った凝縮水9(図中
の斜格子部分)は排出されにくい。そして、各部分に多
量に溜った凝縮水9は、上記エバポレータ1を通過する
空調用の空気に乗って車室内に水滴となって吹き出す、
所謂飛水現象が発生する。
【0006】この為従来から、上記飛水現象を防止すべ
く、エバポレータの表面に付着した凝縮水を効率良く排
出する構造が、例えば特開平5−332691号公報に
記載されている様に各種知られている。図12は、この
公報に記載されたエバポレータの一部を示している。こ
の従来のエバポレータの場合には、伝熱フィン4、4の
一部で、下側に存在する湾曲部6の端縁から下方に延設
部10、10を設けている。前記図11に示す様に湾曲
部6の内周部分に溜った凝縮水9は、上記各延設部1
0、10を伝わって下方に排出される。従って、上記内
周部分に多量の凝縮水9が溜る事が防止され、前記飛水
現象が緩和される。
【0007】従来から知られているエバポレータの基本
構造としてはこの他にも、例えば実開昭58−1777
63号公報に記載されたものが知られている。先ず、図
13〜14に示した従来構造の第2例であるエバポレー
タ1aは、サーペンタイン型と呼ばれるもので、1本の
扁平伝熱管3aを蛇行させて湾曲部と直線部とを交互に
連続させ、隣り合う直線部同士の間に伝熱フィン4、4
を挟持して成る。又、図15〜16に示した従来構造の
第3例であるエバポレータ1bは、積層型と呼ばれるも
ので、それぞれが1対の板片を重ね合わせて成る複数の
素子11、11を重ね合わせ、各素子11、11が有す
る扁平伝熱管3b、3b同士の間に伝熱フィン4、4を
挟持して成る。
【0008】更に、この様なエバポレータ1a、1bに
付着する凝縮水9の排出を効率良く行なわせる為に、上
記実開昭58−177763号公報には、図17に示す
様な構造が記載されている。この構造は、コルゲート型
の伝熱フィン4aを構成する平坦部7、7の間隔を、湾
曲部6、6から離れて開口部12、12に向かうに従っ
て狭くしたものである。エバポレータ1a、1bの運転
に伴って伝熱フィン4aに付着した凝縮水9は、表面張
力により上記開口部12、12に向けて移動し、扁平伝
熱管3a(3b)に付着する。そして、この扁平伝熱管
3a(3b)に沿って下方に流下する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図12に示す様な従来
構造の場合には、各延設部10、10を形成する作業が
面倒なだけでなく、これら各延設部10、10を傷めず
にエバポレータを組み立てる事が難しい。この為、エバ
ポレータの製作費が嵩んでしまう。一方、図17に示す
様なコルゲート型の伝熱フィン4aを造る事は難しく、
安定した飛水防止効果を得る事は困難である。即ち、伝
熱フィン4aを造る場合には、アルミニウム薄板等の帯
状金属板を成形ロールによりピッチの粗い波形に形成し
て素材とした後、この素材をピッチ方向に押し潰す。安
定した飛水防止効果を得る為には、この押し潰し作業の
際、素材がその全長に亙って均等に押し潰され、総ての
平坦部7、7同士の間隔を、図17に示す様に、湾曲部
6、6から開口部12、12に向かうに従って狭くする
必要がある。ところが、実際には素材をその全長に亙っ
て均等に押し潰す事は非常に困難で、上記平坦部7、7
の傾斜方向が部分的に、図17の状態とは逆になる場合
がある。そして、この様に傾斜方向が逆になった部分で
は、凝縮水9の排出が効率良く行なわれず、飛水現象の
防止が不十分となる。本発明のエバポレータは、この様
な不都合を何れも解消すべく発明したものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のエバポレータの
うち、請求項1〜2に記載したエバポレータは、図9に
記載した従来構造の第1例と同様に、水平方向に間隔を
あけて配置された左右1対のヘッダと、互いに上下方向
に亙って間隔をあけて配置され、それぞれの左右両端部
をこれら両ヘッダ内に通じさせた複数の扁平伝熱管と、
金属薄板を波形に形成する事により湾曲部と平坦部とを
交互に連続させて成り、各湾曲部の外周面を上記各扁平
伝熱管の上下面に当接させた状態で上下に隣り合う扁平
伝熱管同士の間に挟持されたコルゲート型の伝熱フィン
とを備える。
【0011】又、請求項3〜4に記載したエバポレータ
は、図13に記載した従来構造の第2例の配置方向を9
0度変えた如く、湾曲方向が互いに異なる第一、第二の
湾曲部と直線部とを交互に連続させ、このうちの直線部
を水平方向に配置した1本の扁平伝熱管と、金属薄板を
波形に形成する事により湾曲部と平坦部とを交互に連続
させて成り、各湾曲部の外周面を上記各直線部の上下面
に当接させた状態で上下に隣り合う直線部同士の間に挟
持されたコルゲート型の伝熱フィンとを備える。
【0012】特に、請求項1、3に記載した本発明のエ
バポレータに於いては、上記各伝熱フィンの風下側端縁
部は、当該伝熱フィンが隣接する扁平伝熱管の風下側端
縁部よりも風下側に突出している。又、上記各伝熱フィ
ンの風下側端部で少なくとも使用時に下側に存在する湾
曲部に対応する部分には、この湾曲部を構成する金属薄
板の一部を下方に突出させる事により形成された庇部が
設けられている。
【0013】更に、請求項2、4に記載した本発明のエ
バポレータに於いては、上記各扁平伝熱管の風下側端縁
部は他の部分よりも厚さ寸法を小さく形成されている。
又、この風下側端縁部の少なくとも上面と上記各湾曲部
の外周面との間には隙間が形成されている。そして、少
なくとも使用時に下側に位置する各湾曲部の風下側端縁
部には、この隙間と湾曲部の内周側とを連通させるスリ
ットが形成されている。
【0014】
【作用】上述の様に構成される本発明のエバポレータの
場合には、次の様にして、伝熱フィン及び扁平伝熱管に
付着した凝縮水を効率良く排出する。請求項1〜4の何
れに記載したエバポレータの場合も、各伝熱フィンに付
着した凝縮水がエバポレータを通過する空気の流れに押
されて、各伝熱フィン及び扁平伝熱管の風下側端縁部に
達する。この様に風下側端縁部に達した凝縮水は、請求
項1、3に記載したエバポレータの場合には、庇部を形
成した部分から下方に流下し、下方に隣り合う伝熱フィ
ンの表面を伝って流下し、排出される。又、請求項2、
4に記載したエバポレータの場合には、スリットを通じ
て湾曲部に隣接する隙間に排出され、更に扁平伝熱管の
下方に隣接する他の伝熱フィンを伝わって排出される。
【0015】
【実施例】図1〜3は、請求項1に対応する、本発明の
第一実施例を示している。尚、本発明の特徴は、扁平伝
熱管3、3及び伝熱フィン4b、4bの表面に付着した
凝縮水を効率良く排出する為の構造にある。エバポレー
タの基本構造自体は、前述の図9〜10に示した従来構
造と同じである。従って、従来構造と同等部分に関する
説明は省略若しくは簡略化し、以下、本発明の特徴部分
を中心に説明する。
【0016】上記各伝熱フィン4b、4bの風下側(図
1の右側)端縁部は、当該伝熱フィン4b、4bが隣接
する扁平伝熱管3、3の風下側端縁部よりも風下側に突
出している。又、上記各伝熱フィン4b、4bを構成す
る複数の湾曲部6、6のうち、下側の湾曲部6、6の風
下側端部に対応する部分には、これら各湾曲部6、6毎
に1対の庇部13、13を、これら各湾曲部6、6から
下方に突出する状態で形成している。これら各庇部1
3、13は、上記伝熱フィン4b、4bを構成する帯状
金属板の風下側端縁にL字形の切れ目を入れた後、この
帯状金属板に湾曲部6、6を形成し、上記切れ目に囲ま
れた部分を湾曲させずに平坦部7、7の延長面上に残す
事により形成する。
【0017】上述の様な庇部13、13を、下側に存在
する湾曲部6、6毎に1対ずつ形成する事により、上記
各下側に存在する湾曲部6、6の風下側端部には、各湾
曲部6、6の内周側(上側)と外周側(下側)とを連通
させる切り欠き部14、14が形成される。又、上記各
庇部13、13の先端縁(下端縁)は、下側に隣接する
伝熱フィン4b、4bに向け突出して、各庇部13、1
3の先端縁が下側に隣接する伝熱フィン4b、4bの一
部、即ち上側の湾曲部6、6の外周面とが近接する。
【0018】上述の様に構成される本発明のエバポレー
タの場合には、次の様にして、伝熱フィン4b、4b及
び扁平伝熱管3、3に付着した凝縮水を効率良く排出す
る。先ず各伝熱フィン4b、4b及び各扁平伝熱管3、
3に付着した凝縮水が、エバポレータを通過する空気の
流れに押されて、各伝熱フィン4b、4b及び各扁平伝
熱管3、3の風下側端縁部に達する。この様に風下側端
縁部に達した凝縮水のうち、各扁平伝熱管3、3の風下
側端縁部に達した凝縮水は、下側に隣接する伝熱フィン
4a、4bに沿って下方に流下し、排出される。又、各
伝熱フィン4b、4bに付着した凝縮水のうち、排出さ
れにくい下側の湾曲部6、6の上面(内周側)に溜った
凝縮水は、上記各庇部13、13を形成した部分に存在
する切り欠き部14、14から下方に流下し、下方に隣
り合う伝熱フィン4b、4bの表面を伝って流下し、排
出される。特に、上記各庇部13、13の下端縁と下側
に隣接する伝熱フィン4b、4bの一部とが近接してい
る為、上記各庇部13、13の下端部にまで流下した凝
縮水が、表面張力により下側の伝熱フィン4b、4bに
移り易く、上記凝縮水の排出は効率良く行なわれる。
【0019】次に、図4は、やはり請求項1に対応す
る、本発明の第二実施例を示している。本実施例の場合
には、伝熱フィン4c、4cを構成する複数の湾曲部
6、6のうち、下側の湾曲部6だけでなく、上側の湾曲
部6にも、庇部13、13及び切り欠き部14、14を
形成している。従って、本実施例の場合には、上述した
第一実施例の場合に比べて、凝縮水の排出効果がより一
層向上する。又、伝熱フィン4c、4cを組み付ける際
に、上下方向を考慮する必要がなくなる為、エバポレー
タの組立作業性が向上する。
【0020】次に、図5〜7は、請求項3に対応する、
本発明の第三実施例を示している。本実施例の場合に
は、各扁平伝熱管3c、3cの風下側端縁部に、他の部
分よりも厚さ寸法を小さくした、突片15、15を形成
している。又、この風下側端縁部である、各突片15、
15の上下両面と、各伝熱フィン4d、4dを構成する
各湾曲部6、6の外周面との間には、隙間16、16を
形成している。そして、上記各湾曲部6、6の風下側端
縁部には、この隙間16、16と湾曲部6、6の内周側
とを連通させるスリット17、17を形成している。
【0021】上述の様に構成される本実施例のエバポレ
ータの場合には、エバポレータを通過する空気の流れに
押されて、各伝熱フィン4d、4dを構成する下側の湾
曲部6、6の風下側端縁部に達した凝縮水は、上記各ス
リット17、17を通じて、当該湾曲部6、6に隣接す
る隙間16、16に排出される。これら各隙間16、1
6への凝縮水排出は、毛細管現象により、効率良く行な
われる。そして、この様に各隙間16、16に排出され
た凝縮水は、更に扁平伝熱管3c、3cの下方に隣接す
る他の伝熱フィン4d、4dを伝わって排出される。
【0022】尚、上記スリット17、17は、使用時に
下側に位置する湾曲部6、6にのみ設ければ足りるが、
上下両側の湾曲部6、6に形成すれば、凝縮水の排出効
率の向上と組立作業性の向上とを図れる。又、各扁平伝
熱管3c、3cの風下側端部に形成する突片15、15
としては、図5、7に示した様な平坦なものの他、図8
(A)(B)に示す様な凹溝18、18を有する形状と
する事もできる。この様な凹溝18、18を有する突片
15、15を使用した場合には、上記スリット17、1
7から凹溝18、18に捕集した凝縮水を、左右両端部
に配置したヘッダ2(図9)の側に送り、このヘッダ2
の外周面に沿って排出する。
【0023】更に、上述した各実施例は、本発明を図9
に示した様なエバポレータに適用したものであるが、本
発明は、図13〜14に示した構造、或は図15〜16
に示した構造に就いても実施できる。
【0024】
【発明の効果】本発明のエバポレータは以上に述べた通
り構成され作用するので、特に部品製作や組立作業を面
倒にする事なく、飛水現象を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す、図9のA−A断面
に相当する図。
【図2】図1の右方から見た図。
【図3】図2のB部拡大図。
【図4】本発明の第二実施例を示す、図3と同様の図。
【図5】同第三実施例を示す、図1と同様の図。
【図6】第三実施例に使用する伝熱フィンの斜視図。
【図7】図5のC部拡大図。
【図8】扁平伝熱管の断面形状の別例を示す部分断面
図。
【図9】本発明の対象となるエバポレータの第1例を示
す部分正面図。
【図10】図9のA−A断面図。
【図11】凝縮水の付着状態を示す、図10の側方から
見た図。
【図12】従来から知られている凝縮水の排出構造の第
1例を示す部分正面図。
【図13】本発明の対象となるエバポレータの第2例を
示す略正面図。
【図14】図13のD−D断面図。
【図15】本発明の対象となるエバポレータの第3例
を、一部を切断した状態で示す略正面図。
【図16】図15のE−E断面図。
【図17】従来から知られている凝縮水の排出構造の第
2例を示す部分正面図。
【符号の説明】
1、1a、1b エバポレータ 2 ヘッダ 3、3a、3b、3c 扁平伝熱管 4、4a、4b、4c、4d 伝熱フィン 5 サイドプレート 6 湾曲部 7 平坦部 8 ルーバ 9 凝縮水 10 延設部 11 素子 12 開口部 13 庇部 14 切り欠き部 15 突片 16 隙間 17 スリット 18 凹溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に間隔をあけて配置された左右
    1対のヘッダと、互いに上下方向に亙って間隔をあけて
    配置され、それぞれの左右両端部をこれら両ヘッダ内に
    通じさせた複数の扁平伝熱管と、金属薄板を波形に形成
    する事により湾曲部と平坦部とを交互に連続させて成
    り、各湾曲部の外周面を上記各扁平伝熱管の上下面に当
    接させた状態で上下に隣り合う扁平伝熱管同士の間に挟
    持されたコルゲート型の伝熱フィンとを備えたエバポレ
    ータに於いて、上記各伝熱フィンの風下側端縁部は、当
    該伝熱フィンが隣接する扁平伝熱管の風下側端縁部より
    も風下側に突出しており、上記各伝熱フィンの風下側端
    部で、少なくとも使用時に下側に存在する湾曲部に対応
    する部分には、この湾曲部を構成する金属薄板の一部を
    下方に突出させる事により形成された庇部が設けられて
    いる事を特徴とするエバポレータ。
  2. 【請求項2】 水平方向に間隔をあけて配置された左右
    1対のヘッダと、互いに上下方向に亙って間隔をあけて
    配置され、それぞれの左右両端部をこれら両ヘッダ内に
    通じさせた複数の扁平伝熱管と、金属薄板を波形に形成
    する事により湾曲部と平坦部とを交互に連続させて成
    り、各湾曲部の外周面を上記各扁平伝熱管の外側面に当
    接させた状態で上下に隣り合う扁平伝熱管同士の間に挟
    持されたコルゲート型の伝熱フィンとを備えたエバポレ
    ータに於いて、上記各扁平伝熱管の風下側端縁部は他の
    部分よりも厚さ寸法を小さく形成されており、この風下
    側端縁部の少なくとも上面と上記各湾曲部の外周面との
    間には隙間が形成されており、少なくとも使用時に下側
    に位置する各湾曲部の風下側端縁部には、この隙間と湾
    曲部の内周側とを連通させるスリットが形成されている
    事を特徴とするエバポレータ。
  3. 【請求項3】 湾曲方向が互いに異なる第一、第二の湾
    曲部と直線部とを交互に連続させ、このうちの直線部を
    水平方向に配置した1本の扁平伝熱管と、金属薄板を波
    形に形成する事により湾曲部と平坦部とを交互に連続さ
    せて成り、各湾曲部の外周面を上記各直線部の上下面に
    当接させた状態で上下に隣り合う直線部同士の間に挟持
    されたコルゲート型の伝熱フィンとを備えたエバポレー
    タに於いて、上記各伝熱フィンの風下側端縁部は、当該
    伝熱フィンが隣接する直線部の風下側端縁部よりも風下
    側に突出しており、上記各伝熱フィンの風下側端部で少
    なくとも使用時に下側に存在する湾曲部に対応する部分
    には、この湾曲部を構成する金属薄板の一部を下方に突
    出させる事により形成された庇部が設けられている事を
    特徴とするエバポレータ。
  4. 【請求項4】 湾曲方向が互いに異なる第一、第二の湾
    曲部と直線部とを交互に連続させ、このうちの直線部を
    水平方向に配置した1本の扁平伝熱管と、金属薄板を波
    形に形成する事により湾曲部と平坦部とを交互に連続さ
    せて成り、各湾曲部の外周面を上記各直線部の上下面に
    当接させた状態で上下に隣り合う直線部同士の間に挟持
    されたコルゲート型の伝熱フィンとを備えたエバポレー
    タに於いて、上記扁平伝熱管の風下側端縁部は他の部分
    よりも厚さ寸法を小さく形成されており、この風下側端
    縁部の少なくとも上面と上記各湾曲部の外周面との間に
    は隙間が形成されており、少なくとも使用時に下側に位
    置する各湾曲部の風下側端縁部には、この隙間と湾曲部
    の内周側とを連通させるスリットが形成されている事を
    特徴とするエバポレータ。
JP25793395A 1995-10-04 1995-10-04 エバポレータ Pending JPH09101092A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25793395A JPH09101092A (ja) 1995-10-04 1995-10-04 エバポレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25793395A JPH09101092A (ja) 1995-10-04 1995-10-04 エバポレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09101092A true JPH09101092A (ja) 1997-04-15

Family

ID=17313220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25793395A Pending JPH09101092A (ja) 1995-10-04 1995-10-04 エバポレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09101092A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006170601A (ja) * 2004-07-05 2006-06-29 Showa Denko Kk エバポレータ
JP2008107077A (ja) * 2006-09-29 2008-05-08 Daikin Ind Ltd 熱交換器
WO2009153985A1 (ja) * 2008-06-20 2009-12-23 ダイキン工業株式会社 熱交換器
JP2010249388A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Sharp Corp 熱交換器及びそれを搭載した空気調和機
JP2012026587A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Sharp Corp 熱交換器及びそれを搭載した空気調和機
JP2012032111A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Fuji Electric Co Ltd 熱交換器
JP2012093010A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Sharp Corp 熱交換器及びそれを搭載した空気調和機
US20120272677A1 (en) * 2009-03-17 2012-11-01 Masayuki Furumaki Drainage structure of corrugated fin-type heat exchanger
WO2013089116A1 (ja) * 2011-12-14 2013-06-20 ダイキン工業株式会社 熱交換器
KR101326973B1 (ko) * 2009-04-22 2013-11-13 니폰게이긴조쿠가부시키가이샤 열교환기 및 그것을 탑재한 공기 조화기
JP2014047975A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Fujitsu General Ltd 熱交換器
US20170030658A1 (en) * 2014-04-16 2017-02-02 Sanhua (Hangzhou) Micro Channel Heat Exchanger Co., Ltd. Fin and bending type heat exchanger having the fin
JP2019052802A (ja) * 2017-09-15 2019-04-04 株式会社デンソー 冷却用熱交換器及び冷却用熱交換器の製造方法
US11035623B2 (en) * 2018-03-02 2021-06-15 Hitachi-Johnson Conrols Air Conditioning, Inc. Heat exchanger, outdoor unit, refrigeration cycle device, and heat exchanger manufacturing method

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006170601A (ja) * 2004-07-05 2006-06-29 Showa Denko Kk エバポレータ
JP2008107077A (ja) * 2006-09-29 2008-05-08 Daikin Ind Ltd 熱交換器
WO2009153985A1 (ja) * 2008-06-20 2009-12-23 ダイキン工業株式会社 熱交換器
JP2010002138A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Daikin Ind Ltd 熱交換器
AU2009261466B2 (en) * 2008-06-20 2012-08-02 Daikin Industries, Ltd. Heat exchanger
US8910703B2 (en) 2008-06-20 2014-12-16 Daikin Industries, Ltd. Heat exchanger
US9328975B2 (en) * 2009-03-17 2016-05-03 Nippon Light Metal Company, Ltd. Drainage structure of corrugated fin-type heat exchanger
US20120272677A1 (en) * 2009-03-17 2012-11-01 Masayuki Furumaki Drainage structure of corrugated fin-type heat exchanger
JP2010249388A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Sharp Corp 熱交換器及びそれを搭載した空気調和機
KR101326973B1 (ko) * 2009-04-22 2013-11-13 니폰게이긴조쿠가부시키가이샤 열교환기 및 그것을 탑재한 공기 조화기
US8887520B2 (en) 2009-04-22 2014-11-18 Sharp Kabushiki Kaisha Heat exchanger and air conditioner having the heat exchanger mounted therein
JP2012026587A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Sharp Corp 熱交換器及びそれを搭載した空気調和機
JP2012032111A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Fuji Electric Co Ltd 熱交換器
JP2012093010A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Sharp Corp 熱交換器及びそれを搭載した空気調和機
JP2013124808A (ja) * 2011-12-14 2013-06-24 Daikin Industries Ltd 熱交換器
WO2013089116A1 (ja) * 2011-12-14 2013-06-20 ダイキン工業株式会社 熱交換器
AU2012353427B2 (en) * 2011-12-14 2015-07-16 Daikin Industries, Ltd. Heat exchanger
JP2014047975A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Fujitsu General Ltd 熱交換器
US20170030658A1 (en) * 2014-04-16 2017-02-02 Sanhua (Hangzhou) Micro Channel Heat Exchanger Co., Ltd. Fin and bending type heat exchanger having the fin
KR20170019340A (ko) * 2014-04-16 2017-02-21 산화(항저우) 마이크로 채널 히트 익스체인저 컴퍼니 리미티드 핀과 이를 구비한 만곡형 열교환기
JP2017511461A (ja) * 2014-04-16 2017-04-20 杭州三花▲微▼通道▲換▼▲熱▼▲器▼有限公司 フィン及びフィンを備える折り曲げ式熱交換器
US10539374B2 (en) * 2014-04-16 2020-01-21 Sanhua (Hangzhou) Micro Channel Heat Exchanger Co., Ltd. Fin and bending type heat exchanger having the fin
JP2019052802A (ja) * 2017-09-15 2019-04-04 株式会社デンソー 冷却用熱交換器及び冷却用熱交換器の製造方法
US11035623B2 (en) * 2018-03-02 2021-06-15 Hitachi-Johnson Conrols Air Conditioning, Inc. Heat exchanger, outdoor unit, refrigeration cycle device, and heat exchanger manufacturing method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6401809B1 (en) Continuous combination fin for a heat exchanger
JP4122608B2 (ja) 冷媒蒸発器
JPH09101092A (ja) エバポレータ
US4756362A (en) Heat exchanger
JP4898300B2 (ja) エバポレータ
US6170566B1 (en) High performance louvered fin for a heat exchanger
US20070251681A1 (en) Evaporator
JP2007232339A (ja) マイクロ熱交換器とその製造方法
JP4338667B2 (ja) 熱交換器
WO2005073655A1 (ja) 熱交換器及びこれを含む空調装置
JP2006105415A (ja) 熱交換器
JP2009097805A (ja) 熱交換器
JP3359466B2 (ja) ルームエアコン用エバポレータ
JP2006170601A (ja) エバポレータ
US20120198882A1 (en) Evaporator
JP2004101074A (ja) 熱交換器
US7080682B2 (en) Heat exchanger
JP2008292083A (ja) 冷媒蒸発器
JP2568968Y2 (ja) 熱交換器
JP2010139115A (ja) 熱交換器及び熱交換器ユニット
JPH10197173A (ja) 熱交換器用偏平管及び熱交換器
JP2010025481A (ja) 熱交換器
JP2005090946A (ja) 熱交換器およびエバポレータ
JPH0560481A (ja) 熱交換器
JPH0560429A (ja) 熱交換器