JPH09100262A - N,N’−ジアシル−N’−t−アルキルヒドラジン化合物の製造方法 - Google Patents

N,N’−ジアシル−N’−t−アルキルヒドラジン化合物の製造方法

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JPH09100262A
JPH09100262A JP16360696A JP16360696A JPH09100262A JP H09100262 A JPH09100262 A JP H09100262A JP 16360696 A JP16360696 A JP 16360696A JP 16360696 A JP16360696 A JP 16360696A JP H09100262 A JPH09100262 A JP H09100262A
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alkyl
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halo
alkoxy
acid
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JP16360696A
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Randall Wayne Stephens
ランダル・ウェイニー・ステファン
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Rohm and Haas Co
Original Assignee
Rohm and Haas Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 N,N’−ジアシル−N’−t−アルキルヒ
ドラジンの新規な製造方法の提供。 【解決手段】 第1工程においてケトンまたはアルデヒ
ドを、N’−t−アルキルヒドラジンまたはそれらの好
適な酸付加塩と反応させてN−アルキリデン−N’−t
−アルキルヒドラゾンを形成し、次いで第2工程におい
て芳香族酸塩化物によりアシル化し、N−アルキリデン
−N’−アシル−N’−t−アルキルヒドラゾンを形成
し、第3工程においてマイルド酸で加水分解してN’−
アシル−N’−t−アルキルヒドラジンを形成し、第4
工程において第2の芳香族酸塩化物によりアシル化し
N,N’−ジアシル−N’−t−アルキルヒドラジンを
形成する、前記のジアシルヒドラジンの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、N,N’−ジアシル−N’−t
−アルキルヒドラジンの製造方法に関する。より詳細に
は、本発明は、第1工程においてケトンまたはアルデヒ
ドを、N’−t−アルキルヒドラジンまたはそれらの好
適な酸付加塩(acid addition salt)と反応させてN−
アルキリデン−N’−t−アルキルヒドラゾンを形成
し、次いで第2工程において芳香族酸塩化物によりアシ
ル化し、N−アルキリデン−N’−アシル−N’−t−
アルキルヒドラゾンを形成し、第3工程においてマイル
ド酸(mild acid)で加水分解してN’−アシル−N’
−t−アルキルヒドラジンを形成し、第4工程において
第2の芳香族酸塩化物によりアシル化しN,N’−ジア
シル−N’−t−アルキルヒドラジンを形成する、前記
のジアシルヒドラジンの製造方法に関する。そのような
化合物は鱗翅目および甲虫目の昆虫に対して優れた殺虫
特性を有することが知られている。本発明はさらに、本
発明の方法により製造される特定の種類のN,N’−ジ
アシル−N’−t−アルキルヒドラジンに関する。
【0002】所望の中間体および殺虫生成物を良好な選
択率で与え、経済的に優れた方法の探索が、高純度の中
間体及び製品を高収率で得、製造及びそれに付随するコ
ストを減少させ、所望の殺虫生成物生成のための原料の
使用量と付随する副生成物を減少させるために続けられ
ていた。N,N’−ジアシル−N’−t−アルキルヒド
ラジンの製造のための公知の方法は、米国特許5,11
7,057に開示されている。しかし、それに開示され
ている方法は、所望の中間体の選択率の問題、またはジ
アルキル、ジアリールまたはジアルアルキルジカーボネ
ートのような特別な試薬を使用する必要があった。ヨー
ロッパ特許0232075Bは、第1工程でケトンまた
はアルデヒドをN’−t−アルキルヒドラジンまたはそ
れらの適当な酸付加塩と反応させて、N−アルキリデン
−N’−t−アルキルヒドラゾンを形成し、次いで第2
工程で芳香族酸塩化物でアシル化し、N−アルキリデン
−N’−アシル−N’−t−アルキルヒドラゾンを形成
し、第3工程で希硫酸または希塩酸のような強酸で加水
分解しN’−アシル−N’−t−アルキルヒドラゾンを
形成し、第4工程で第2の芳香族酸塩化物でアシル化
し、N,N’−ジアシル−N’−t−アルキルヒドラジ
ンを形成する方法を開示する。しかし、ヨーロッパ特許
0232075Bの第3工程における強酸の使用は望ま
しくない副反応、すなわちt−アルキル部分の不可逆的
なロスによる、N−アシルヒドラジンの形成を起こす。
【0003】本発明の目的は、上記の問題を生じない、
N,N’−ジアシル−N’−t−アルキルヒドラジンの
製造方法を提供することである。N−アルキリデン−
N’−アシル−N’−t−アルキルヒドラゾンを選択的
に加水分解してN−アシル−N’−t−アルキルヒドラ
ジンにする本発明方法の第3工程において、マレイン
酸、オキサリック酸(oxalic acid)、りん酸、酢酸、
およびパラトルエンスルホン酸のようなマイルド酸を使
用すれば、望ましくない副生成物であるN’−アシル−
ヒドラジンを生成すること無く、この化合物を高収率で
得ることができることを見いだした。理論により拘束さ
れるものではないが、マイルド酸の使用が以下の式(式
中、R1,R2,R3,およびBは後述の通である)で示
される加水分解の平衡を進めるものと考えられる。生成
するケトンまたはアルデヒドを蒸留により除去すると反
応の完結が促進される。
【0004】
【化30】
【0005】塩酸、硫酸などの強酸の使用は、t−アル
キル基のロスによる所望の中間体の不可逆的な分解を促
進する。以下の式に示すように、引続き、さらにヒドラ
ジンとカルボン酸への分解する可能性がある。
【0006】
【化31】
【0007】本発明は、構造式
【0008】
【化32】
【0009】[式中、R1は3級(C4−C8)アルキル
基、AおよびBは、それぞれ独立にフェニル、ナフチ
ル、または以下の基からなる群から選択される同一また
は異なった1ないし3個の置換基で置換されたフェニル
またはナフチルである;ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロ
キシ、メルカプト、チオシアネート、(C1−C4)アル
キル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C2)アル
キル、ハロ(C1−C2)アルコキシ、(C1−C4)アル
キルチオ、(C1−C4)アルキルスルフィニル、(C1
−C4)アルキルスルホニル、カルボキシ、ホルミル、
(C1−C4)アルキルカルボニル、(C1−C4)アルコ
キシカルボニル、(C1−C4)アルカノイルオキシ、ア
ミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、それぞれのアルキ
ル基が独立に1から4個の炭素原子を有するジ(C1
4)アルキルアミノ、(C1−C4)アルキルカルバモ
イル、それぞれのアルキル基が独立に1から4個の炭素
原子を有するジ(C1−C4)アルキルカルバモイル、シ
アノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ
(C1−C4)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C
4−C6)アルカジエニル、(C2−C6)アルキニル、
(C1−C4)アルキルジチオネート、(C1−C4)アル
キルカルボニルチオ、並びにそれぞれのアルキル基が独
立に1から4個の炭素原子を有するトリ(C1−C4)ア
ルキルシリル、フェニル、およびハロ、シアノ、ニト
ロ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、(C1−C4
アルコキシ、ハロ(C1−C2)アルキル、ハロ(C1
2)アルコキシ、(C1−C4)アルキルチオ、(C1
4)アルキルスルフィニル、(C1−C4)アルキルス
ルホニル、カルボキシ、ホルミル、(C1−C4)アルキ
ルカルボニル、(C1−C4)アルコキシカルボニル、
(C1−C4)アルカノイルオキシ、アミノ、(C1
4)アルキルアミノ、およびそれぞれのアルキル基が
独立に1から4個の炭素原子を有するジ(C1−C4)ア
ルキルアミノからなる群から選択される同一または異な
った1ないし2個の置換基で置換されたフェニル、フェ
ノキシ、並びにハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、
(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ
(C1−C2)アルキル、ハロ(C1−C2)アルコキシ、
(C1−C4)アルキルチオ、(C1−C4)アルキルスル
フィニル、(C1−C4)アルキルスルホニル、カルボキ
シ、ホルミル、(C1−C4)アルキルカルボニル、(C
1−C4)アルコキシカルボニル、(C1−C4)アルカノ
イルオキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、お
よびそれぞれのアルキル基が独立に1から4個の炭素原
子を有するジ(C1−C4)アルキルアミノからなる群か
ら選択される同一または異なった1ないし2個の置換基
で置換されたフェノキシ、ベンジル、並びにハロ、シア
ノ、ニトロ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、(C
1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C2)アルキル、ハロ
(C1−C2)アルコキシ、(C1−C4)アルキルチオ、
(C1−C4)アルキルスルフィニル、(C1−C4)アル
キルスルホニル、カルボキシ、ホルミル、(C1−C4
アルキルカルボニル、(C1−C4)アルコキシカルボニ
ル、(C1−C4)アルカノイルオキシ、アミノ、(C1
−C4)アルキルアミノ、およびそれぞれのアルキル基
が独立に1から4個の炭素原子を有するジ(C1−C4
アルキルアミノからなる群から選択される同一または異
なった1ないし2個の置換基で置換されたベンジル、フ
ェノキシカルボニル、並びにハロ、シアノ、ニトロ、ヒ
ドロキシ、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコ
キシ、ハロ(C1−C2)アルキル、ハロ(C1−C2)ア
ルコキシ、(C1−C4)アルキルチオ、(C1−C4)ア
ルキルスルフィニル、(C1−C4)アルキルスルホニ
ル、カルボキシ、ホルミル、(C1−C4)アルキルカル
ボニル、(C1−C4)アルコキシカルボニル、(C1
4)アルカノイルオキシ、アミノ、(C1−C4)アル
キルアミノ、およびそれぞれのアルキル基が独立に1か
ら4個の炭素原子を有するジ(C1−C4)アルキルアミ
ノからなる群から選択される同一または異なった1ない
し2個の置換基で置換されたフェノキシカルボニル、フ
ェニルチオ、並びにハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキ
シ、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、
ハロ(C1−C2)アルキル、ハロ(C1−C2)アルコキ
シ、(C1−C4)アルキルチオ、(C1−C4)アルキル
スルフィニル、(C1−C4)アルキルスルホニル、カル
ボキシ、ホルミル、(C1−C4)アルキルカルボニル、
(C1−C4)アルコキシカルボニル、(C1−C4)アル
カノイルオキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミ
ノ、およびそれぞれのアルキル基が独立に1から4個の
炭素原子を有するジ(C1−C4)アルキルアミノからな
る群から選択される同一または異なった1ないし2個の
置換基で置換されたフェニルチオ、フェニル(C1
4)アルキル、並びにハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロ
キシ、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキ
シ、ハロ(C1−C2)アルキル、ハロ(C1−C2)アル
コキシ、(C1−C4)アルキルチオ、(C1−C4)アル
キルスルフィニル、(C1−C4)アルキルスルホニル、
カルボキシ、ホルミル、(C1−C4)アルキルカルボニ
ル、(C1−C4)アルコキシカルボニル、(C1−C4
アルカノイルオキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルア
ミノ、およびそれぞれのアルキル基が独立に1から4個
の炭素原子を有するジ(C1−C4)アルキルアミノから
なる群から選択される同一または異なった1ないし2個
の置換基でフェニル環が置換されたフェニル(C1
4)アルキル;フェニル環の2つの隣接位置がアルコ
キシ基で置換されている場合には、これらの基は一緒に
なって5または6員のジオキソラノ(メチレンジオキ
シ)またはジオキサノ(1,2−エチレンジオキシ)複
素環を形成することができる]、で表されるN,N’−
ジアシル−N’−t−アルキルヒドラジン化合物、また
はその農学的に許容される塩の製造方法であって、 i) 式、H2NNHR1で表される3級(C4−C8)ア
ルキルヒドラジン、または該3級(C4−C8)アルキル
ヒドラジンの対応する酸付加塩と、式
【0010】
【化33】
【0011】を有するケトンまたはアルデヒドを、塩基
の存在下で反応させ、式、
【0012】
【化34】
【0013】[式中、R1は先に定義した通りであり、
2は水素原子または(C1−C3)アルキルであり、R3
は(C1−C6)アルキルである]を有する中間物を形成
し、 ii) 工程i)における前記中間物を、式、
【0014】
【化35】
【0015】を有する酸塩化物と塩基の存在下で反応さ
せ、式、
【0016】
【化36】
【0017】[式中、R1,R2,R3およびBは先に定
義した通りである]を有する中間物を形成し、 iii) 工程ii)における前記中間物を、マイルド
酸と反応させ、式、
【0018】
【化37】
【0019】[式中、R1およびBは先に定義した通り
である]を有する中間物を形成し、 iv) 前記中間物を、式、
【0020】
【化38】
【0021】を有する第2の酸塩化物と塩基の存在下で
反応させ、式、
【0022】
【化39】
【0023】[式中、R1、AおよびBは先に定義した
通りである]で表されるN,N’−ジアシル−N’−t
−アルキルヒドラジン化合物を形成する、N,N’−ジ
アシル−N’−t−アルキルヒドラジン化合物の製造方
法を提供する。
【0024】本発明で使用される用語の定義は以下の通
りである。ハロは、クロロ、フルオロ、ブロモまたはヨ
ードをいう。(C1−C4)アルキルは、直鎖または分岐
鎖アルキル基をいい、たとえばメチル、エチル、n−プ
ロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、se
c−ブチルまたはt−ブチルをいう。3級(C4−C8
アルキルは、たとえば、t−ブチル、1,1−ジメチル
ペンチル、および1,1,3,3,−テトラメチルブチ
ルをいう。(C2−C6)アルケニルは、たとえば、ビニ
ル、アリール、または2−ブテン−1−イルをいう。
(C4−C6)アルカジエニルは、たとえば、2,4−ペ
ンタジエン−1−イルをいう。(C2−C6)アルキニル
は、たとえばプロパルギルをいう。(C1−C4)アルコ
キシは、たとえばメトキシ、エトキシ、またはイソプロ
ポキシをいう。(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)ア
ルキルは、たとえば、メトキシメチルまたは2−メトキ
シエチルをいう。ハロ(C1−C2)アルキルは、たとえ
ば、トリフルオロメチル、1,1,2,2,2−ペンタ
フルオロエチルまたはクロロメチルをいう。ハロ(C1
−C2)アルコキシは、たとえば、ジフルオロメトキシ
をいう。(C1−C4)アルキルチオは、たとえば、メチ
ルチオをいう。(C1−C4)アルキルカルボニルは、た
とえば、メチルカルボニル(アセチル)をいう。(C1
−C4)アルコキシカルボニルは、たとえば、エトキシ
カルボニルをいう。(C1−C4)アルカノイルオキシ
は、たとえば、メチルカルボニルオキシ(アセトキシ)
をいう。(C1−C4)アルキルアミノは、たとえば、イ
ソブチルアミノをいう。ジ(C1−C4)アルキルアミノ
は、たとえば、ジメチルアミノまたはN−メチル−N−
エチルアミノをいう。(C1−C4)アルキルカルバモイ
ルは、たとえば、n−ブチルカルバモイルをいう。ジ
(C1−C4)アルキルカルバモイルは、たとえば、ジメ
チルカルバモイルまたはN−メチル−N−エチルカルバ
モイルをいう。(C1−C4)アルキルスルフィニルは、
たとえば、メチルスルフィニルをいう。(C1−C4)ア
ルキルスルホニルは、たとえば、メチルスルホニルをい
う。(C1−C4)アルキルジチオネートは、たとえば、
メチルジチオネートをいう。(C1−C4)アルキルカル
ボニルチオは、たとえばエチルカルボニルチオをいう。
トリ(C1−C4)アルキルシリルは、たとえば、トリメ
チルシリルまたはジエチルメチルシリルをいう。フェニ
ル(C1−C4)アルキルは、たとえば、ベンジルまたは
4−クロロフェネチルをいう。メチレンジオキシは、−
OCH2O−部位をいう。1,2−エチレンジオキシは
−O−CH2CH2O−部位をいう。
【0025】本発明方法において使用することのできる
典型的な酸塩化物(ACOClおよびBCOCl)の例
としては、塩化ベンゾイル、3−メチル塩化ベンゾイ
ル、3,5−ジメチル塩化ベンゾイル、3,5−ジクロ
ロ塩化ベンゾイル、4−エチル塩化ベンゾイル、4−ク
ロロ塩化ベンゾイル、2−メチル−3−メトキシ塩化ベ
ンゾイル、3,5−ジクロロ塩化ベンゾイル、3−クロ
ロ塩化ベンゾイル、4−シアノ塩化ベンゾイル、3−ニ
トロ塩化ベンゾイル、2,3−ジメチル塩化ベンゾイ
ル、3−メトキシ塩化ベンゾイル、3−フルオロ塩化ベ
ンゾイル、4−(t−ブチル)塩化ベンゾイル、2,4
−ジクロロ塩化ベンゾイル、3−(トリフルオロメチ
ル)塩化ベンゾイル、2−アセトキシ塩化ベンゾイル、
4−(4−クロロフェネチル)塩化ベンゾイル、1−塩
化ナフトイル、4−イソプロピル塩化ベンゾイル、2,
6−ジフルオロ塩化ベンゾイル、2−(ジフルオロメト
キシ)塩化ベンゾイル、4−アセチル塩化ベンゾイル、
3−(ジメチルアミノ)塩化ベンゾイル、2−ニトロ−
4−((4−トリフルオロメチル)−2−クロロフェノ
キシ)塩化ベンゾイル、フェニルチオ塩化ベンゾイル、
4−(2−フルオロベンジル)塩化ベンゾイル、4−
(4−クロロベンゾイル)塩化ベンゾイル、4−(フェ
ノキシカルボニル)塩化ベンゾイル、2−メチル−3,
4−(1,2−エチレンジオキシ)塩化ベンゾイル、2
−メチル−3,4−(メチレンジオキシ)塩化ベンゾイ
ルなどがある。
【0026】本発明方法において使用することのできる
典型的な3級アルキルヒドラジン(H2NNHR1)の例
としては、t−ブチルヒドラジン、1,1−ジメチルペ
ンチルヒドラジン、1,1,3,3−テトラメチルブチ
ルヒドラジンなど、およびそれらの塩化水素塩のような
酸付加塩、たとえばt−ブチルヒドラジン塩化水素塩な
どがある。
【0027】本発明方法により製造される典型的なN,
N’−ジアシル−N’−t−アルキルヒドラジン(AC
ONHN(R1)COB)の例としては、N’−t−ブ
チル−N,N’−ジベンゾイルヒドラジン、N’−t−
ブチル−N−(4−クロロベンゾイル)−N’−ベンゾ
イルヒドラジン、N’−t−ブチル−N−(4−エチル
ベンゾイル)−N’−(3,5−ジメチルベンゾイル)
ヒドラジン、N’−t−ブチル−N−(2−メチル−3
−メトキシベンゾイル)−N’−(3,5−ジメチルベ
ンゾイル)ヒドラジン、N’−t−ブチル−N−(4−
エチルベンゾイル)−N’−(3−メチルベンゾイル)
ヒドラジン、N’−t−ブチル−N−(2−エチル−3
−メトキシベンゾイル)−N’−(3,5−ジメチルベ
ンゾイル)ヒドラジン、N’−t−ブチル−N−(2,
3−ジメチルベンゾイル)−N’−(3,5−ジメチル
ベンゾイル)ヒドラジン、N’−t−ブチル−N−
(2,3−ジメチルベンゾイル)−N’−(3−メチル
ベンゾイル)ヒドラジン、N’−t−ブチル−N−(4
−エチルベンゾイル)−N’−(3,5−ジクロロベン
ゾイル)ヒドラジン、N’−t−ブチル−N−(2−メ
チル−3,4−(1,2−エチレンジオキシ)ベンゾイ
ル)−N’−(3,5−ジメチルベンゾイル)ヒドラジ
ン、N’−t−ブチル−N−(2−メチル−3,4−
(メチレンジオキシ)ベンゾイル)−N’−(3,5−
ジメチルベンゾイル)ヒドラジン、N’−t−ブチル−
N−(2−フルオロベンゾイル)−N’−ベンゾイルヒ
ドラジン、N’−t−ブチル−N−(1−ナフトイル)
−N’−(3,5−ジメチルベンゾイル)ヒドラジン、
N’−(1,1−ジメチルペンチル)−N−(4−クロ
ロベンゾイル)−N’−ベンゾイルヒドラジン、および
N’−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−N−
(2−メチル−3−メトキシベンゾイル)−N’−
(3,5−ジメチルベンゾイル)ヒドラジンなどがあ
る。
【0028】本発明方法の工程iにおいて使用できる典
型的なケトン(R2COR3)の例としては、アセトン、
メチルエチルケトン、ジエチルケトン、メチルn−プロ
ピルケトン、メチルイソプロピルケトン、エチルn−プ
ロピルケトン、エチルイソプロピルケトン、ジn−プロ
ピルケトン、ジイソプロピルケトン、メチルn−ブチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、メチルt−ブチルケ
トン、エチルsec−ブチルケトン、エチルイソアミル
ケトン、メチルn−ヘキシルケトンなどがある。好まし
いケトンは、合計炭素数が6以下のケトンである。より
好ましいケトンは、合計炭素数が4以下のケトンであ
る。最も好ましいケトンはアセトンである。
【0029】本発明方法の工程iにおいて使用できる典
型的なアルデヒド(R3CHO)の例としては、アセト
アルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒ
ド、イソブチルアルデヒド、n−バレルアルデヒド(n-
valeraldehyde)などがある。
【0030】本発明方法の工程iiiの加水分解におい
て使用できる典型的なマイルド酸の例としては、マレイ
ン酸、オキサリック酸、りん酸、酢酸、パラトルエンス
ルホン酸、ぎ酸、クロロ酢酸、オルト−ニトロ安息香
酸、酒石酸およびくえん酸などがある。
【0031】本発明方法の工程i、ii、およびivに
おいて使用できる塩基の例としては、トリエチルアミン
のような3級アミン、ピリジン、炭酸カリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、およびこれらの混合
物がある。
【0032】本発明方法の工程i、ii、およびivに
おいて有用に使用できる溶剤の例としては、メタノー
ル、エタノール、n−プロピルアルコール、イソプロピ
ルアルコールのようなアルコール、n−ブチルアセテー
トのようなエステル、メチレンクロライド、トルエン、
テトラヒドロフラン、アセトニトリル、水、エーテルお
よびそれらの混合物がある。
【0033】本発明方法の工程iiiにおいて有用に使
用できる溶剤の例としては、メタノール、エタノール、
n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコールのよ
うなアルコール、トルエン、テトラヒドロフラン、アセ
トニトリル、水、ジオキサンのようなエーテルおよびそ
れらの混合物がある。
【0034】本発明の方法は、約−20℃から約100
℃の温度で、ほぼ大気圧で行うことができる。所望であ
れば、加圧または減圧下で行うこともできる。より好ま
しくは、本発明方法において利用される温度は約0℃か
ら約90℃の範囲である。
【0035】実質的に等モル量の反応物を使用される
が、所望であれば、多量または少量の反応物を使用する
こともできる。一般には、出発物質の芳香族酸塩化物1
当量当たり、約1.0から約1.5当量の塩基が使用さ
れる。3級アルキルヒドラジンの酸付加塩を使用する場
合には、さらに1当量の塩基が追加使用される。
【0036】具体的なAおよび/またはB置換基の反応
性官能基により、本発明方法の変更が必要となる場合が
あるが、そのような変更は当業者にとって自明のもので
ある。本発明の方法により製造される製造物に包含され
る農学的に許容可能な塩を製造する方法は、当業者に公
知である。本発明の好ましい態様においては、構造式
【0037】
【化40】
【0038】[式中、R1はt−ブチル、1,1−ジメ
チルペンチル、または1,1,3,3−テトラメチルブ
チルであり、AおよびBは、それぞれ独立にフェニル、
ナフチル、または以下の基からなる群から選択される同
一または異なった1ないし3個の置換基で置換されたフ
ェニルまたはナフチル基である;ハロ、シアノ、ニト
ロ、チオシアネート、(C1−C4)アルキル、(C1
4)アルコキシ、ハロ(C1−C2)アルキル、ハロ
(C1−C2)アルコキシ、(C1−C4)アルキルチオ、
(C1−C4)アルキルスルフィニル、(C1−C4)アル
キルスルホニル、カルボキシ、ホルミル、(C1−C4
アルキルカルボニル、(C1−C4)アルコキシカルボニ
ル、(C1−C4)アルカノイルオキシ、それぞれのアル
キル基が独立に1から4個の炭素原子を有するジ(C1
−C4)アルキルアミノ、カルバモイル、(C1−C4
アルキルカルバモイル、それぞれのアルキル基が独立に
1から4個の炭素原子を有するジ(C1−C4)アルキル
カルバモイル、シアノ(C1−C4)アルキル、(C1
4)アルコキシ(C1−C4)アルキル、(C2−C6
アルケニル、(C4−C6)アルカジエニル、(C2
6)アルキニル、(C1−C4)アルキルジチオネー
ト、(C1−C4)アルキルカルボニルチオ、それぞれの
アルキル基が独立に1から4個の炭素原子を有するトリ
(C1−C4)アルキルシリル、フェニル、フェノキシ、
ベイゾイル、フェニル(C1−C2)アルキル、並びにハ
ロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキ
ル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C2)アルキ
ル、ハロ(C1−C2)アルコキシ、(C1−C4)アルキ
ルチオ、(C1−C4)アルキルスルフィニル、(C1
4)アルキルスルホニル、カルボキシ、ホルミル、
(C1−C4)アルキルカルボニル、(C1−C4)アルコ
キシカルボニル、(C1−C4)アルカノイルオキシ、お
よびそれぞれのアルキル基が独立に1から4個の炭素原
子を有するジ(C1−C4)アルキルアミノからなる群か
ら選択される同一または異なった1ないし2個の置換基
でフェニル環が置換されたフェニル(C1−C2)アルキ
ル;フェニル環の2つの隣接位置がアルコキシ基で置換
されている場合には、これらの基は一緒になって5また
は6員のジオキソラノまたはジオキサノ複素環を形成す
ることができる]、で表されるN,N’−ジアシル−
N’−t−アルキルヒドラジン化合物、またはその農学
的に許容される塩の製造方法であって、 i) 式、H2NNHR1で表される3級(C4−C8)ア
ルキルヒドラジン、または該3級(C4−C8)アルキル
ヒドラジンの対応する酸付加塩と、式
【0039】
【化41】
【0040】を有するケトンを、塩基の存在下で反応さ
せ、式、
【0041】
【化42】
【0042】[式中、R1は先に定義した通りであり、
2は(C1−C3)アルキルであり、R3は(C1−C4
アルキルである]を有する中間物を形成し、 ii) 工程i)における前記中間物を、式、
【0043】
【化43】
【0044】を有する酸塩化物と塩基の存在下で反応さ
せ、式、
【0045】
【化44】
【0046】[式中、R1,R2,R3およびBは先に定
義した通りである]を有する中間物を形成し、 iii) 工程ii)における前記中間物を、マイルド
酸と反応させ、式、
【0047】
【化45】
【0048】[式中、R1およびBは先に定義した通り
である]を有する中間物を形成し、 iv) 前記中間物を、式、
【0049】
【化46】
【0050】を有する第2の酸塩化物と塩基の存在下で
反応させ、式、
【0051】
【化47】
【0052】[式中、R1、AおよびBは先に定義した
通りである]で表されるN,N’−ジアシル−N’−t
−アルキルヒドラジン化合物の製造方法を提供する。本
発明のより好ましい態様においては、構造式
【0053】
【化48】
【0054】[式中、AおよびBは、それぞれ独立にフ
ェニル、またはハロ、(C1−C2)アルキル、(C1
2)アルコキシ、および(C1−C2)アルコキシ(C1
−C2)アルキルからなる群から選択された同一または
異なった1ないし3個の置換基で置換されたフェニルで
あり;フェニル環の2つの隣接位置がアルコキシ基で置
換されている場合には、これらの基は一緒になって5ま
たは6員のジオキソラノまたはジオキサノ複素環を形成
することができる]、で表されるN,N’−ジアシル−
N’−t−ブチルヒドラジン化合物の製造方法であっ
て、 i) t−ブチルヒドラジンまたはt−ブチルヒドラジ
ンの対応する酸付加塩と、式
【0055】
【化49】
【0056】を有するケトンを、塩基の存在下で反応さ
せ、式、
【0057】
【化50】
【0058】[式中、R2は(C1−C2)アルキルであ
り、R3は(C1−C2)アルキルである]を有する中間
物を形成し、 ii) 工程i)における前記中間物を、式、
【0059】
【化51】
【0060】を有する酸塩化物と塩基の存在下で反応さ
せ、式、
【0061】
【化52】
【0062】[式中、R2,R3およびBは先に定義した
通りである]を有する中間物を形成し、 iii) 工程ii)における前記中間物を、マレイン
酸、オキサリック酸、りん酸、酢酸、パラトルエンスル
ホン酸、ぎ酸、クロロ酢酸、オルト−ニトロ安息香酸、
酒石酸およびくえん酸からなる群から選択されるマイル
ド酸と反応させ、式、
【0063】
【化53】
【0064】[式中、Bは先に定義した通りである]を
有する中間物を形成し、 iv) 前記中間物を、式、
【0065】
【化54】
【0066】を有する第2の酸塩化物と塩基の存在下で
反応させ、式、
【0067】
【化55】
【0068】[式中、AおよびBは先に定義した通りで
ある]で表される、N,N’−ジアシル−N’−t−ブ
チルヒドラジン化合物を製造する、N,N’−ジアシル
−N’−t−ブチルヒドラジン化合物の製造方法を提供
する。本発明の最も好ましい態様においては、構造式、
【0069】
【化56】
【0070】[式中、Aは、フェニル、2−フルオロフ
ェニル、4−クロロフェニル、2−メチル−3−メトキ
シフェニル、または4−エチルフェニルであり、Bは、
フェニル、3,5−ジメチルフェニル、3−メチルフェ
ニル、3−クロロフェニル、または3,5−ジクロロフ
ェニルである]で表されるN,N’−ジアシル−N’−
t−ブチルヒドラジン化合物の製造方法であって、 i) t−ブチルヒドラジンまたはt−ブチルヒドラジ
ンの対応する酸付加塩と、アセトンを、塩基の存在下で
反応させ、式、
【0071】
【化57】
【0072】を有する中間物を形成し、 ii) 工程i)における前記中間物を、式、
【0073】
【化58】
【0074】を有する酸塩化物と塩基の存在下で反応さ
せ、式、
【0075】
【化59】
【0076】[式中、Bは先に定義した通りである]を
有する中間物を形成し、 iii) 工程ii)における前記中間物を、マレイン
酸、オキサリック酸、りん酸、酢酸、およびパラトルエ
ンスルホン酸からなる群から選択されるマイルド酸と反
応させ、式、
【0077】
【化60】
【0078】[式中、Bは先に定義した通りである]を
有する中間物を形成し、 iv) 前記中間物を、式、
【0079】
【化61】
【0080】を有する第2の酸塩化物と塩基の存在下で
反応させ、式、
【0081】
【化62】
【0082】[式中、AおよびBは先に定義した通りで
ある]で表される、N,N’−ジアシル−N’−t−ブ
チルヒドラジン化合物を製造する、N,N’−ジアシル
−N’−t−ブチルヒドラジン化合物の製造方法を提供
する。以下の実施例は本発明の説明のために示されるも
のであって、本発明の範囲をなんら制限するものではな
い。
【0083】実施例1 N’−t−ブチル−N−(4−エチルベンゾイル)−
N’−(3,5−ジメチルベイゾイル)ヒドラジンの調
製 工程iおよびii N−イソプロピリデン−N’−t−ブチルヒドラゾン、
およびN−イソプロピリデン−N’−t−ブチル−N’
−3,5−ジメチルベンゾイルヒドラゾンの形成 公知の方法により、アセトンとt−ブチルヒドラジン塩
酸塩からN−イソプロピリデン−N’−t−ブチルヒド
ラゾンを形成し、引続き3,5−ジメチルベンゾイルク
ロライドと反応させてN−イソプロピリデン−N’−t
−ブチル−N’−3,5−ジメチルベンゾイルヒドラゾ
ンを形成した。 工程iii N’−t−ブチル−N’−3,5−ジメチルベンゾイル
ヒドラジンの形成 底部排出バルブ、オーバーヘッド攪拌機、加熱マント
ル、添加ロート、および凝縮器/ディーンスターク装置
を取り付けた500ミリリットルの3つ口丸底フラスコ
に、N−イソプロピリデン−N’−t−ブチル−N’−
3,5−ジメチルベンゾイルヒドラゾン(純度99%、
152ミリモル)、マレイン酸(17ミリモル)、およ
びトルエンと水それぞれ100ミリリットルを投入し
た。混合物を加熱し、還流させ、蒸留物をディーンスタ
ーク装置に集めた。装置は定期的に空にされ、添加ロー
トから新たな溶剤を加えた。5時間後、合計197ミリ
リットルの水と131ミリリットルのトルエンが混合物
が留出された。生成物混合物の分析をガスクロマトグラ
フで行ったところ、主にN’−t−ブチル−N’−3,
5−ジメチルベンゾイルヒドラジンであることがわかっ
た(94.6%)。他の少量成分は出発物質のN−イソ
プロピリデン−N’−t−ブチル−N’−3,5−ジメ
チルベンゾイルヒドラゾンであった(3.2%)。 工程iv N’−t−ブチル−N−4−エチルベンゾイル−N’−
3,5−ジメチルベンゾイルヒドラジンの調製 N’−t−ブチル−N’−3,5−ジメチルベンゾイル
ヒドラジンと4−エチルベンゾイルクロライドとを、公
知の手段により反応させ、N’−t−ブチル−N−4−
エチルベンゾイル−N’−3,5−ジメチルベンゾイル
ヒドラジンを調製した。N−イソプロピリデン−N’−
t−ブチル−N’−3,5−ジメチルベンゾイルヒドラ
ゾンからの、N’−t−ブチル−N−4−エチルベンゾ
イル−N’−3,5−ジメチルベンゾイルヒドラジンへ
の全体としての収率は88%であった。
【0084】実施例2−5 実施例1と同様の方法により、示された芳香族酸塩化物
を使用して、以下の化合物が調製された。
【0085】 実施例 酸塩化物 A B 2 ベンゾイル ベンゾイル 3 2−フルオロベンゾイル ベンゾイル 4 4−クロロベンゾイル ベンゾイル 5 2−メチル−3− 3,5−ジメチル− メトキシベンゾイル ベンゾイル 実施例 生成物 2 N−t−ブチル−N,N’−ジベンゾイルヒドラジン 3 N−t−ブチル−N−(2−フルオロベンゾイル)− N’−ベンゾイルヒドラジン 4 N−t−ブチル−N−(4−クロロベンゾイル)− N’−ベンゾイルヒドラジン 5 N−t−ブチル−N−(2−メチル−3−メトキシベンゾイル)− N’−(3,5−ジメチルベンゾイル)ヒドラジン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造式 【化1】 [式中、R1は3級(C4−C8)アルキル基、 AおよびBは、それぞれ独立にフェニル、ナフチル、ま
    たは以下の基からなる群から選択される同一または異な
    った1ないし3個の置換基で置換されたフェニルまたは
    ナフチルである;ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、
    メルカプト、チオシアネート、(C1−C4)アルキル、
    (C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C2)アルキル、
    ハロ(C1−C2)アルコキシ、(C1−C4)アルキルチ
    オ、(C1−C4)アルキルスルフィニル、(C1−C4
    アルキルスルホニル、カルボキシ、ホルミル、(C1
    4)アルキルカルボニル、(C1−C4)アルコキシカ
    ルボニル、(C1−C4)アルカノイルオキシ、アミノ、
    (C1−C4)アルキルアミノ、それぞれのアルキル基が
    独立に1から4個の炭素原子を有するジ(C1−C4)ア
    ルキルアミノ、(C1−C4)アルキルカルバモイル、そ
    れぞれのアルキル基が独立に1から4個の炭素原子を有
    するジ(C1−C4)アルキルカルバモイル、シアノ(C
    1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1
    4)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C4
    6)アルカジエニル、(C2−C6)アルキニル、(C1
    −C4)アルキルジチオネート、(C1−C4)アルキル
    カルボニルチオ、並びにそれぞれのアルキル基が独立に
    1から4個の炭素原子を有するトリ(C1−C4)アルキ
    ルシリル、フェニル、およびハロ、シアノ、ニトロ、ヒ
    ドロキシ、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコ
    キシ、ハロ(C1−C2)アルキル、ハロ(C1−C2)ア
    ルコキシ、(C1−C4)アルキルチオ、(C1−C4)ア
    ルキルスルフィニル、(C1−C4)アルキルスルホニ
    ル、カルボキシ、ホルミル、(C1−C4)アルキルカル
    ボニル、(C1−C4)アルコキシカルボニル、(C1
    4)アルカノイルオキシ、アミノ、(C1−C4)アル
    キルアミノ、およびそれぞれのアルキル基が独立に1か
    ら4個の炭素原子を有するジ(C1−C4)アルキルアミ
    ノからなる群から選択される同一または異なった1ない
    し2個の置換基で置換されたフェニル、フェノキシ、並
    びにハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、(C1−C4
    アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1−C2
    アルキル、ハロ(C1−C2)アルコキシ、(C1−C4
    アルキルチオ、(C1−C4)アルキルスルフィニル、
    (C1−C4)アルキルスルホニル、カルボキシ、ホルミ
    ル、(C1−C4)アルキルカルボニル、(C1−C4)ア
    ルコキシカルボニル、(C1−C4)アルカノイルオキ
    シ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、およびそれ
    ぞれのアルキル基が独立に1から4個の炭素原子を有す
    るジ(C1−C4)アルキルアミノからなる群から選択さ
    れる同一または異なった1ないし2個の置換基で置換さ
    れたフェノキシ、ベンジル、並びにハロ、シアノ、ニト
    ロ、ヒドロキシ、(C1−C4)アルキル、(C1−C4
    アルコキシ、ハロ(C1−C2)アルキル、ハロ(C1
    2)アルコキシ、(C1−C4)アルキルチオ、(C1
    4)アルキルスルフィニル、(C1−C4)アルキルス
    ルホニル、カルボキシ、ホルミル、(C1−C4)アルキ
    ルカルボニル、(C1−C4)アルコキシカルボニル、
    (C1−C4)アルカノイルオキシ、アミノ、(C1
    4)アルキルアミノ、およびそれぞれのアルキル基が
    独立に1から4個の炭素原子を有するジ(C1−C4)ア
    ルキルアミノからなる群から選択される同一または異な
    った1ないし2個の置換基で置換されたベンジル、フェ
    ノキシカルボニル、並びにハロ、シアノ、ニトロ、ヒド
    ロキシ、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキ
    シ、ハロ(C1−C2)アルキル、ハロ(C1−C2)アル
    コキシ、(C1−C4)アルキルチオ、(C1−C4)アル
    キルスルフィニル、(C1−C4)アルキルスルホニル、
    カルボキシ、ホルミル、(C1−C4)アルキルカルボニ
    ル、(C1−C4)アルコキシカルボニル、(C1−C4
    アルカノイルオキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルア
    ミノ、およびそれぞれのアルキル基が独立に1から4個
    の炭素原子を有するジ(C1−C4)アルキルアミノから
    なる群から選択される同一または異なった1ないし2個
    の置換基で置換されたフェノキシカルボニル、フェニル
    チオ、並びにハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、(C
    1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C
    1−C2)アルキル、ハロ(C1−C2)アルコキシ、(C
    1−C4)アルキルチオ、(C1−C4)アルキルスルフィ
    ニル、(C1−C4)アルキルスルホニル、カルボキシ、
    ホルミル、(C1−C4)アルキルカルボニル、(C1
    4)アルコキシカルボニル、(C1−C4)アルカノイ
    ルオキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、およ
    びそれぞれのアルキル基が独立に1から4個の炭素原子
    を有するジ(C1−C4)アルキルアミノからなる群から
    選択される同一または異なった1ないし2個の置換基で
    置換されたフェニルチオ、フェニル(C1−C4)アルキ
    ル、並びにハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、(C1
    −C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、ハロ(C1
    −C2)アルキル、ハロ(C1−C2)アルコキシ、(C1
    −C4)アルキルチオ、(C1−C4)アルキルスルフィ
    ニル、(C1−C4)アルキルスルホニル、カルボキシ、
    ホルミル、(C1−C4)アルキルカルボニル、(C1
    4)アルコキシカルボニル、(C1−C4)アルカノイ
    ルオキシ、アミノ、(C1−C4)アルキルアミノ、およ
    びそれぞれのアルキル基が独立に1から4個の炭素原子
    を有するジ(C1−C4)アルキルアミノからなる群から
    選択される同一または異なった1ないし2個の置換基で
    フェニル環が置換されたフェニル(C1−C4)アルキ
    ル;フェニル環の2つの隣接位置がアルコキシ基で置換
    されている場合には、これらの基は一緒になって5また
    は6員のジオキソラノ(メチレンジオキシ)またはジオ
    キサノ(1,2−エチレンジオキシ)複素環を形成する
    ことができる]、 で表されるN,N’−ジアシル−N’−t−アルキルヒ
    ドラジン化合物、またはその農学的に許容される塩の製
    造方法であって、 i) 式、H2NNHR1で表される3級(C4−C8)ア
    ルキルヒドラジン、または該3級(C4−C8)アルキル
    ヒドラジンの対応する酸付加塩と、式 【化2】 を有するケトンまたはアルデヒドを、塩基の存在下で反
    応させ、式、 【化3】 [式中、R1は先に定義した通りであり、 R2は水素原子または(C1−C3)アルキルであり、 R3は(C1−C6)アルキルである]を有する中間物を
    形成し、 ii) 工程i)における前記中間物を、式、 【化4】 を有する酸塩化物と塩基の存在下で反応させ、式、 【化5】 [式中、R1,R2,R3およびBは先に定義した通りで
    ある]を有する中間物を形成し、 iii) 工程ii)における前記中間物を、マイルド
    酸と反応させ、式、 【化6】 [式中、R1およびBは先に定義した通りである]を有
    する中間物を形成し、 iv) 前記中間物を、式、 【化7】 を有する第2の酸塩化物と塩基の存在下で反応させ、
    式、 【化8】 [式中、R1、AおよびBは先に定義した通りである]
    で表されるN,N’−ジアシル−N’−t−アルキルヒ
    ドラジン化合物を形成する、前記の製造方法。
  2. 【請求項2】 R1はt−ブチル、1,1−ジメチルペ
    ンチル、または1,1,3,3−テトラメチルブチルで
    あり、 AおよびBは、それぞれ独立にフェニル、ナフチル、ま
    たは以下の基からなる群から選択される同一または異な
    った1ないし3個の置換基で置換されたフェニルまたは
    ナフチル基である;ハロ、シアノ、ニトロ、チオシアネ
    ート、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキ
    シ、ハロ(C1−C2)アルキル、ハロ(C1−C2)アル
    コキシ、(C1−C4)アルキルチオ、(C1−C4)アル
    キルスルフィニル、(C1−C4)アルキルスルホニル、
    カルボキシ、ホルミル、(C1−C4)アルキルカルボニ
    ル、(C1−C4)アルコキシカルボニル、(C1−C4
    アルカノイルオキシ、それぞれのアルキル基が独立に1
    から4個の炭素原子を有するジ(C1−C4)アルキルア
    ミノ、カルバモイル、(C1−C4)アルキルカルバモイ
    ル、それぞれのアルキル基が独立に1から4個の炭素原
    子を有するジ(C1−C4)アルキルカルバモイル、シア
    ノ(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ(C
    1−C4)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C4
    6)アルカジエニル、(C2−C6)アルキニル、(C1
    −C4)アルキルジチオネート、(C1−C4)アルキル
    カルボニルチオ、それぞれのアルキル基が独立に1から
    4個の炭素原子を有するトリ(C1−C4)アルキルシリ
    ル、フェニル、フェノキシ、ベイゾイル、フェニル(C
    1−C2)アルキル、並びにハロ、シアノ、ニトロ、ヒド
    ロキシ、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキ
    シ、ハロ(C1−C2)アルキル、ハロ(C1−C2)アル
    コキシ、(C1−C4)アルキルチオ、(C1−C4)アル
    キルスルフィニル、(C1−C4)アルキルスルホニル、
    カルボキシ、ホルミル、(C1−C4)アルキルカルボニ
    ル、(C1−C4)アルコキシカルボニル、(C1−C4
    アルカノイルオキシ、およびそれぞれのアルキル基が独
    立に1から4個の炭素原子を有するジ(C1−C4)アル
    キルアミノからなる群から選択される同一または異なっ
    た1ないし2個の置換基でフェニル環が置換されたフェ
    ニル(C1−C2)アルキル;フェニル環の2つの隣接位
    置がアルコキシ基で置換されている場合には、これらの
    基は一緒になって5または6員のジオキソラノまたはジ
    オキサノ複素環を形成することができる]、 で表されるN,N’−ジアシル−N’−t−アルキルヒ
    ドラジン化合物、またはその農学的に許容される塩の製
    造方法であって、 i) 式、H2NNHR1で表される3級(C4−C8)ア
    ルキルヒドラジン、または該3級(C4−C8)アルキル
    ヒドラジンの対応する酸付加塩と、式 【化9】 を有するケトンを、塩基の存在下で反応させ、式、 【化10】 [式中、R1は先に定義した通りであり、 R2は(C1−C3)アルキルであり、 R3は(C1−C4)アルキルである]を有する中間物を
    形成し、 ii) 工程i)における前記中間物を、式、 【化11】 を有する酸塩化物と塩基の存在下で反応させ、式、 【化12】 [式中、R1,R2,R3およびBは先に定義した通りで
    ある]を有する中間物を形成し、 iii) 工程ii)における前記中間物を、マイルド
    酸と反応させ、式、 【化13】 [式中、R1およびBは先に定義した通りである]を有
    する中間物を形成し、 iv) 前記中間物を、式、 【化14】 を有する第2の酸塩化物と塩基の存在下で反応させ、
    式、 【化15】 [式中、R1、AおよびBは先に定義した通りである]
    で表される、N,N’−ジアシル−N’−t−アルキル
    ヒドラジン化合物を形成する、請求項1記載のN,N’
    −ジアシル−N’−t−アルキルヒドラジン化合物の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 構造式 【化16】 [式中、AおよびBは、それぞれ独立にフェニル、また
    はハロ、(C1−C2)アルキル、(C1−C2)アルコキ
    シ、および(C1−C2)アルコキシ(C1−C2)アルキ
    ルからなる群から選択された同一または異なった1ない
    し3個の置換基で置換されたフェニルであり;フェニル
    環の2つの隣接位置がアルコキシ基で置換されている場
    合には、これらの基は一緒になって5または6員のジオ
    キソラノまたはジオキサノ複素環を形成することができ
    る]、 で表されるN,N’−ジアシル−N’−t−ブチルヒド
    ラジン化合物の製造方法であって、 i) t−ブチルヒドラジンまたはt−ブチルヒドラジ
    ンの対応する酸付加塩と、式 【化17】 を有するケトンを、塩基の存在下で反応させ、式、 【化18】 [式中、R2は(C1−C2)アルキルであり、 R3は(C1−C2)アルキルである]を有する中間物を
    形成し、 ii) 工程i)における前記中間物を、式、 【化19】 を有する酸塩化物と塩基の存在下で反応させ、式、 【化20】 [式中、R2,R3およびBは先に定義した通りである]
    を有する中間物を形成し、 iii) 工程ii)における前記中間物を、マレイン
    酸、オキサリック酸、りん酸、酢酸、パラトルエンスル
    ホン酸、ぎ酸、クロロ酢酸、オルト−ニトロ安息香酸、
    酒石酸およびくえん酸からなる群から選択されるマイル
    ド酸と反応させ、式、 【化21】 [式中、Bは先に定義した通りである]を有する中間物
    を形成し、 iv) 前記中間物を、式、 【化22】 を有する第2の酸塩化物と塩基の存在下で反応させ、
    式、 【化23】 [式中、AおよびBは先に定義した通りである]で表さ
    れる、N,N’−ジアシル−N’−t−ブチルヒドラジ
    ン化合物を製造する、請求項2記載のN,N’−ジアシ
    ル−N’−t−アルキルヒドラジン化合物の製造方法。
  4. 【請求項4】 Aは、フェニル、2−フルオロフェニ
    ル、4−クロロフェニル、2−メチル−3−メトキシフ
    ェニル、または4−エチルフェニルであり、 Bは、フェニル、3,5−ジメチルフェニル、3−メチ
    ルフェニル、3−クロロフェニル、または3,5−ジク
    ロロフェニルであり、 i) t−ブチルヒドラジンまたはt−ブチルヒドラジ
    ンの対応する酸付加塩と、アセトンを、塩基の存在下で
    反応させ、式、 【化24】 を有する中間物を形成し、 ii) 工程i)における前記中間物を、式、 【化25】 を有する酸塩化物と塩基の存在下で反応させ、式、 【化26】 [式中、Bは先に定義した通りである]を有する中間物
    を形成し、 iii) 工程ii)における前記中間物を、マレイン
    酸、オキサリック酸、りん酸、酢酸、およびパラトルエ
    ンスルホン酸からなる群から選択されるマイルド酸と反
    応させ、式、 【化27】 [式中、Bは先に定義した通りである]を有する中間物
    を形成し、 iv) 前記中間物を、式、 【化28】 を有する第2の酸塩化物と塩基の存在下で反応させ、
    式、 【化29】 [式中、AおよびBは先に定義した通りである]で表さ
    れる、N,N’−ジアシル−N’−t−ブチルヒドラジ
    ン化合物を製造する、請求項3記載のN,N’−ジアシ
    ル−N’−t−ブチルヒドラジン化合物の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の方法により製造された、 N’−t−ブチル−N,N’−ジベンゾイルヒドラジ
    ン、 N’−t−ブチル−N−(2−フルオロベンゾイル)−
    N’−ベンゾイルヒドラジン、 N’−t−ブチル−N−(2−メチル−3−メトキシベ
    ンゾイル)−N’−(3,5−ジメチルベンゾイル)ヒ
    ドラジン、 N’−t−ブチル−N−(4−エチルベンゾイル)−
    N’−(3,5−ジメチルベンゾイル)ヒドラジン、お
    よびN’−t−ブチル−N−(4−クロロベンゾイル)
    −N’−ベンゾイルヒドラジンからなる群から選択され
    る、N,N’−ジアシル−N’−t−アルキルヒドラジ
    ン化合物。
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