JPH09100063A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09100063A
JPH09100063A JP8193278A JP19327896A JPH09100063A JP H09100063 A JPH09100063 A JP H09100063A JP 8193278 A JP8193278 A JP 8193278A JP 19327896 A JP19327896 A JP 19327896A JP H09100063 A JPH09100063 A JP H09100063A
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JP
Japan
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sheet
size
unit
image forming
original
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JP8193278A
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English (en)
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Satoshi Azeyanagi
智 畔柳
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の混載モードで画像形成したシートを、
出力形態を同一サイズにして、同じ積載手段上に排出で
きる画像形成装置実現する。 【解決手段】 大サイズシート及び小サイズシートの原
稿207が原稿載置台206に積載されている混載モー
ド時には、原稿サイズ検知センサにより検知された原稿
サイズのシートに画像形成を行い、大サイズシートが出
力されるときは、出力装置204により折り処理を行っ
て、小サイズシートと折り処理したシートを同じビント
レイB上に排出して収納する。これにより、これによ
り、排出される異なるサイズのシートを、同一サイズの
出力形態で同一のスタック手段上に重ねることができ
て、以後のシート束の処理を一括して行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート折り装置及
び原稿自動送り装置を備えた画像形成装置、詳細には、
例えば、原稿を自動的に画像処理部へ送る原稿自動送り
装置と、画像形成して出力されるシートの折り処理、仕
分け、処理、スタッカ収納を行なうシート処理装置と、
を複写機本体に備える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿自動送り装置及びシート処理
装置を備えた画像形成装置においては、原稿自動送り装
置により自動的に給紙される原稿に基づいて、画像形成
装置本体の画像形成部で画像形成されたシートは、下流
側のシート処理装置のビン(スタック手段)に仕分けさ
れて積載され、このシート束は処理手段による綴じ止め
後、スタッカに収納されている。
【0003】その際、原稿自動送り装置の原稿載置台に
積載される原稿が、異なるサイズの混載モードのときに
は、原稿を給送するごとに原稿サイズをサイズ検知手段
により検知してから、記録用(画像形成用)の同サイズ
のシートを給紙し、画像形成済みの出力シートをシート
処理装置の積載手段に積載していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た画像形成装置においては、混載モード時に、検知され
た原稿サイズに合わせて、同一サイズのシートを給紙し
て画像形成後にシートを出力していたので、大小さまざ
まなサイズのシート(例えば、A4とA3)がシート処
理装置に出力されて、シート束の積載及び綴じ止め等の
処理がしにくい問題があった。
【0005】本発明は、原稿の混載モードで画像形成し
たシートを、出力形態を同一サイズにして、同じスタッ
ク手段上に排出できる画像形成装置を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、複数枚の原稿を積載可能な原
稿載置台と、前記原稿を1枚ずつ分離して給送する給送
手段と、前記原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手
段と、前記給送された原稿の像を読み取って、同一サイ
ズのシートに画像形成する画像処理手段と、画像処理さ
れたシートを折り曲げて所望のサイズにする折り手段
と、画像処理されたシートを前記折り手段で折る否かを
選択する折りモード選択手段と、前記折り手段で折られ
た又は折られなかったシートを積み重ねて収納するスタ
ック手段と、大サイズ及び小サイズの原稿が前記原稿載
置台に積載されている混載モードのときには、前記原稿
サイズ検知手段により検知された原稿サイズに対応した
サイズのシートに画像形成を行ない、大サイズシートの
ときは前記折り手段により折り処理を行なって、小サイ
ズシートと折り処理された大サイズシートとを同じ前記
スタック手段上に排出する制御手段と、を有することを
特徴とする。
【0007】また、原稿サイズ検知手段は、通常モード
では、最初の1枚の原稿のサイズを検知し、混載モード
では全ての原稿のサイズを検知することを特徴とする。
【0008】また、混載モード選択時、画像形成の開始
前に原稿サイズをチェックし、混載モードが不適と判断
されると、通常モードに切り換えられることを特徴とす
る。また、混載モード選択手段と、原稿を空送りして原
稿サイズをチェックする制御手段と、を備え、混載モー
ドが選択されても、原稿サイズがチェックされた結果、
混載モードが不要と判断されると、混載モードが解除さ
れることを特徴とする。
【0009】〔作用〕以上構成に基づき、画像形成モー
ドが原稿混載モードの時には、大サイズと小サイズの原
稿(例えば、A3とA4サイズ)が混在されていても、
原稿サイズを原稿サイズ検知手段により検知してから、
原稿と同一サイズのシートを画像形成部へ給紙し、画像
形成後のシートは、シート処理装置のスタック手段上に
排出されて収納される。
【0010】収納したシート束は、処理手段による処理
及びシート束移送手段による束移送により、スタッカ内
に収納される。
【0011】そして、上記原稿サイズ検知手段による原
稿サイズの検知時に、大サイズが検知されると、出力さ
れる大サイズシートは、折り装置により所定のサイズ
(例えば、小サイズと同一サイズ)に折り処理されて、
小サイズと同じスタック手段上に排出される。
【0012】これにより、排出される異なるサイズのシ
ートを、同一サイズの出力形態で同一のスタック手段上
に重ねることができて、以後のシート束の処理、シート
束移送、及びスタッカ手段への積載を、一括して行なう
ことできる。
【0013】また、混載モード選択時、原稿載置台上の
全ての原稿のサイズを検知してから、原稿の給送を行な
ってもよい。この場合、大サイズ原稿があれば、そのま
ま混載モードが実行され、画像形成したシートを折り処
理をしてからスタック手段に排出するが、全ての原稿が
小サイズであれば、混載モードは解除され、画像形成部
に小サイズのシートを連続給紙して画像形成が行なわれ
る。
【0014】これにより、画像形成効率を低下させるこ
となく画像形成が行なわれる。つまり、混載モードのと
きは、1枚原稿毎に原稿サイズを検知し、サイズが確定
すると、シートの給送が行なわれるので、コピースピー
ドは遅くなる。混載モードが解除されると、原稿サイズ
の検知は1回だけであるので、シートの先送りが可能に
なって、コピースピードは速くなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って本発明の実施
の形態を説明する。
【0016】〈全体構成説明〉図1は、シート出力装置
としての電子写真複写機(画像形成装置)200を示し
たものである。
【0017】電子写真複写機200は、複写機本体20
1と、複写機本体上部に配設された原稿自動送り装置2
02と、複写機本体201のシートSを排出する側に配
置されたシート処理装置203とから構成されている。
また、シート処理装置203は、折り装置(折り手段)
204とステイプル/スタツク装置205とを有する。
【0018】原稿自動送り装置202の原稿載置台20
6に載置された原稿207は、分離給送ローラ(給送手
段)209によって下側から順に分離されて、複写機本
体201のプラテンガラス208上に搬送ベルトを経て
給送され、複写機本体201の光学系(読み取り手段)
210に読み取られ、読みとり終了後、搬送ベルトを逆
転してプラテンガラス207から排出パス(排出手段)
211を経て原稿載置台205上の最上面に排出され
る。排出された上記原稿は、必要に応じて再給送が可能
である。
【0019】シートSは、デッキ212から給紙されて
画像形成部(画像処理手段)213で画像形成され、定
着部214により定着されて、排出ローラ(出力手段)
271により複写機本体201から排出(出力)され
る。この出力されたシートSは、通常は、折り装置20
4を素通りしてステイプル/スタック装置205のシー
ト搬入口215に搬送されるようになっている。
【0020】ここで、本機たる複写機200の作像プロ
セスは、公知に属するものであるからここでの説明は行
なわない。
【0021】〈ステイプル/スタック装置の構成概略説
明〉図1、図2を用いてステイプル/スタツク装置20
5を説明する。ステイプル/スタツク装置205は、図
1、図2に示すように、上下に2分割されたソータとし
てのビンモジュール(スタック手段)B1 、B2 を有
し、各ビンモジュールは、複数のビントレイ(以下ビン
という)B11〜B1n、B21〜B2n(図ではn=6)で構
成されている。各ビンモジュールB1 、B2 は、独立し
てビン間隔、ビン位置を変化させて、各ビンをシート受
け入れ位置やシート束排出位置に移動させることができ
る。
【0022】シート搬入口215では、上方向への第1
搬送パス1と下方向への第2搬送パス2を切り換える図
示せぬソレノイドで駆動されるデフレクタ3によりシー
トSの進行方向が決定される。更に、第1搬送パス1
は、図示せぬソレノイドで駆動されるデフレクタ4によ
り、ノンソートトレイ5への搬出パス6と上モジュール
1 ヘのパス7に分岐する。一方、第2搬送パス2は、
そのまま下モジュールBへのパスとなる。
【0023】したがって、各ローラ対8a〜8pに関し
て、ノンソートトレイヘは8a、8b、8c、上モジュ
ールヘは8a、8b、8d〜8g、下モジュールヘは8
a、8h、8pの各ローラ対によって搬送される。
【0024】また、ステイプル/スタツク装置205
は、上モジュールヘのパスと下モジュールヘのパスに挟
まれた空間にグリップ/ステイプルユニット9を有し、
各ビン上の束を先出しグリッパ(第1の給送手段)10
により図1、図2の右方向に搬送し、ステイプラ(処理
手段)11で選択的にステイブルした後、束先端を搬送
グリッパ(第2の束挟持手段)12で挟持してさらに右
方向へ搬送する。同様に上モジュールヘのパスと下モジ
ュールヘのパスとに挟まれた空間において、グリップ/
ステイプルユニット9の下方にはスタックユニット(ス
タック手段)13が待機し、搬送グリッパ(シート束移
送手段)12で搬送した束を収納する。
【0025】また、ステイプラ(処理手段)11の右端
部とスタックユニット(スタック手段)13の左端部
は、図2に示すように、左右方向でほぼオーパーラップ
している(図2の幅l 15の領域)。
【0026】上モジュールのビンB11〜B16にシー卜束
が満たされた後で、図1、図2の破線で示す位置に、グ
リップ/ステイプルユニット9を移動させて、ビンから
シート束をとり出してしいる間に、下モジュールのビン
21〜B26にシートを搬送し、ビンB11〜B16から束取
り出し終了後、また、下モジュールビンB21〜B26への
搬送終了後、今度は図1、図2の実線の位置で下モジュ
ールからの束取り出しを行なう。この動作を繰り返すこ
とで、スタックユニットが満載になるまで連続してコピ
ーを継続できる。 〈ステイプル/スタック装置の各部詳細構成説明〉な
お、折り装置204に関しては、特開昭61−2323
72号公報、特開昭62−59002号公報等で開示さ
れている折り装置と同様であるので、その説明は簡単に
行う。
【0027】折り装置204は、以下にしたがって動作
することができる。
【0028】第1のスルーパスモードは、シートSの折
り動作を要せずに素通りするモードであり、このモード
では、図1に示すように入口ローラ対520によって搬
入されたシートSは、入口デフレクタの操作によりシー
トパスP1 に導かれ、排紙ローラ対541によってフィ
ニッシャ装置としてのシート処理装置203に送出され
る。
【0029】折りモードは、シートSをいったん2つ折
りとしたのち、その片方を再度反対側に折り返すモード
であり、この場合、入口ローラ対520,521からの
入口デフレクタによりシートパスに導かれたシートS
は、デフレクタの操作により折りパスに導入される(図
22(a) )。シートSの先端が、ソレノイドの操作によ
って突出されるストッパ530に当接すると、シートS
の先端から凡そ1/4の部分にループが形成されること
になり(図22(b) )、そのループが折りローラ52
3,524との間のニップにくわえ込まれることによっ
て、図22(c) に示すように、第1の折り目が形成され
る。
【0030】このように折られたシートSは、デフレク
タの操作により折りパスに導入される。2つ折りされた
シートSの折り目がストッパ531に突き当たると(図
23(d) )、2枚重ねとされたシートSの折り目から更
に1/4後半の部分付近に、前述した動作と同様にして
ループが形成され、このループが折りローラ524,5
25の間のニップにくわえ込まれて、第2の折り目が形
成される(図23(e))。このようにして、表面側に再
び折り返されたZ折りシートは、更にデフレクタの操作
により各折りローラ対526,527の間に導かれ、シ
ートパスを経由して排紙ローラ対541によりシート処
理装置203に排出される(図23(f))。
【0031】次に、本発明に係る複写装置の特徴部分の
制御に係るブロック図を、図26に示す。
【0032】同図において、501は、原稿載置台20
6上に原稿207があるか否かを検知する原稿有無セン
サ、502は、パス中にあって、原稿の通過時間を計っ
て、原稿載置台206から給送される原稿のサイズ(A
3,A4,B5…)を検知する原稿サイズ検知手段、5
03は、複写機本体201で行なわれるコピージョブ
(枠取り、綴じ代)を設定するコピージョブ設定手段、
505は、複写機本体201でのコピーを開始させるコ
ピースタートボタン、506は、ステイプラ11等の処
理手段の動作が終了したことを検知する処理動作終了検
知手段、S3は、ビンモジュールB1 上のシートの有無
を検知する第1の貫通センサ、S3′は、ビンモジュー
ルB2 上のシートの有無を検知する第2の貫通センサ、
S11は、スタックユニット13内のシート束の有無を
検知するスタッカのシート束検知センサ、507は、複
写機本体201から出力される出力シートの枚数を計数
する出力シート計数手段、508は、異なるシート束及
びシートの積載時に、積載済みのシート束の移動を禁止
する束移送禁止手段、511は、複写機本体201で行
なわれるコピーの部数を設定するコピー部数設定手段、
512は、所定のコピー部数よりも小さい数のコピー動
作を設定する(10部コピーするとき、2部ずつ仕上げ
るようにする…等)コピー動作回数設定手段、513
は、仕分けされるシートを、予め仕分け(ソート)され
たシート束上に重ね置きするか、他の積載手段上に排出
するかのモードを切り換える重ね置きモード切り換え手
段、515は、複写装置に設定される諸条件やメッセ−
ジ等を表示する表示手段、をそれぞれ示している。
【0033】更に、516は、原稿混載モード選択釦
(混載モード選択手段)であり、操作者が原稿を見なが
ら混載であるときに押す。517は、折りモード選択釦
(折りモード選択手段)であり、画像処理されて排出
(出力)されるシートSを、折り装置204で折るか否
かを選択するものであって、操作者により押されたとき
に折りモードが選択される。
【0034】なお、原稿サイズ検知手段502は、通常
モード時には、最初の1枚目の原稿のサイズを検知する
と、それ以後は検知しない。以後の原稿は、1枚目の原
稿と同一サイズとして処理される。
【0035】次に、本発明に係る動作フローを、図2
4、のフローチャートを元に説明する。
【0036】図24に示すf1において、原稿混載モー
ドであるかをチェックする。もし混載モードでない場合
は、f8にて通常処理を行う。原稿混載モードであるか
否かは、原稿混載モードが操作者により選択されている
か否かによる。
【0037】もし、混載モードなら、f2で原稿を1枚
移送する。この時、原稿のサイズも確認する。
【0038】f3において、原稿のサイズがA4のよう
に小さいと判断した場合は、f9にてコピー処理を行
う。f3において原稿がA3のように大きいと判断した
場合はf4にてコピー処理、さらにf5にて折り処理を
して小サイズと同じサイズにして排紙する。
【0039】次に、f6において最終の原稿かを調べ、
最終でない場合は、f2に戻り上記処理を繰り返す。原
稿サイズ検知手段502は、原稿1枚毎に、毎回サイズ
を検知する。
【0040】f6において最終の原稿である場合は、f
7においてステイプラ(処理手段)による処理を行う。
【0041】この時、大サイズシートの排紙サイズが、
折り処理により小サイズシートと同じサイズになってい
るので、シート束に対するステイプラ11の処理動作、
処理後のシート束の搬送グリッパ12によるスタックユ
ニット13への搬送動作等を、異なるサイズのシートで
あっても、一括処理することができる。
【0042】〈他の実施の形態〉本発明の他の実施の形
態に係る動作フローを、図25のフローチャートを元に
説明する。
【0043】fl0において、原稿混載モードであるか
をチェックする。原稿混載モードであるか否かの選択
は、上記と同様である。もし、混載モードでない場合
は、f21において通常処理を行う。もし混載モードで
あるならば、fl1に進む。
【0044】fllにおいて、全ての原稿を搬送してみ
て、全ての原稿サイズをチェックする。
【0045】f11,fl2において、原稿がA3のよ
うに大きいサイズが1枚でもあると判断した場合には、
そのまま混載モードで実行し、f13の原稿移送処理で
原稿1枚毎のサイズを検知し、f14でコピー処理、大
サイズのときはfl5で折り処理をそれぞれ行う。さら
に、fl6で最終原稿であるかを判断し、もし最終でな
い場合には、fl3から繰り返す。一方、小サイズのと
きには、f14の後折り処理をとばしてf16をチェッ
クする。
【0046】最終の原稿である場合には、f7おいてス
テイプラ11による処理を行う。この時、大サイズシー
トが混在して排紙されても、大サイズシートの排紙サイ
ズが、折り処理により小サイズシートと同じサイズにな
っているので、シート束の処理や、処理後のシート束の
スタックユニット13への搬送等を、異なるサイズのシ
ートであっても、一括処理することができる。
【0047】一方、f11、fl2において、原稿のサ
イズが、A4のように小さいサイズのみと判断した場合
には、混載モードは誤りであるので解除され、小サイズ
のシートをfl8で原稿移送処理、f19でコピー処理
を行う。この場合、原稿は1枚だけがサイズ検知され
る。さらにf20で最終原稿であるかを判断し、もし最
終でない場合には、fl8から繰り返す。
【0048】このように、混載モードで画像形成する場
合であっても、検知されたシートサイズが全て小サイズ
である場合には、混載モードとして給紙しなくてもいい
ので、コピースピードを上げることができる。混載モー
ドの解除忘れのような場合に効果的である。
【0049】尚、上記図25の実施の形態では、全ての
原稿を空送りして、原稿の混載の有無を確認している
が、これに限定されない。
【0050】例えば、原稿載置台206上に原稿の大小
を検知できる検知手段を設け、原稿束を載置するだけ
で、大サイズの原稿が混載していないことを確認できる
ようにしてもよい。そのためには、原稿載置台206上
に、A4サイズの原稿の後端では覆わはないけれども、
A3サイズの原稿の後端によって覆うことができる位置
に反射型のセンサを配置する。
【0051】また、上記実施の形態では、混載モードは
操作者が入力していたが、これに限定されない。例え
ば、原稿を空送りして原稿サイズをチェックし、各サイ
ズの原稿、例えば、A3とA4が混じっていれば、自動
的に混載モードが選択されるようにしてもよい(図2
7)。
【0052】また、原稿を空送りして原稿サイズをチェ
ックするとき、例えば、大サイズシートの順番を制御装
置300内の記憶部に入力しておいて、小サイズシート
の給紙中に順番がきた大サイズシートを給紙するように
すれば、画像処理部213に対する給紙動作を通常の給
紙動作と同様に行えて、画像形成を効率よく行うことが
できる。
【0053】次に、各部構成について、更に詳細に説明
する。
【0054】まず、ビンモジュールB1 、B2 の構成に
ついて説明する。
【0055】図3は、ビンモジュールの斜視図である。
以下ビンモジュールB1 について説明するが、B2 につ
いても同様の構成である。
【0056】ビンモジュールB1 は、主にビンB11〜B
1n及び2本の基準棒14a、14b、整合壁15、ビン
を昇降させるリードカム16a〜16c及び、これらの
駆動部から構成されている。基準棒14a、14bは、
ビン上に排出されるシートに対し、ステイプル等の処理
をする際の基準線を決定する部材であり、通常、シート
排出時の端部の位置から若干退避して設定されている。
整合壁15は、ビン上に排出されたシートを1枚もしく
は複数枚ずつ、シート搬送方向と直角方向(図の矢印A
方向)に幅寄せして、対向する端部を基準棒14a、1
4bに突きあてて整合を行なう。
【0057】図4は、ビンモジュールの上視図である。
【0058】リードカム16a、16b、16cは、図
3、図4に示すように、ビンの手前側に1ケ、奥側に2
ケ配置され、外周に螺旋状のリードカムを有している。
このリードカムには、ビンから突き出たコロ部Ba、B
b、Bcがそれぞれ係合し、各リードカムが同期して1
回転する毎に、ビンを所定ピッチ分だけ昇降させる。
【0059】なお、ビンには、図4に示すように、基準
棒に対応した切欠きBd、整合壁に対応した穴Beが形
成されている他、後述するグリッパ用の切欠きBf、ビ
ン立ち駆動機構用の切欠きBgや操作上必要な切欠きB
hが形成されている。
【0060】図5は、ビンモジュールの正面図である。
【0061】図5に示すように、各ビンは、水平に対
し、ある角度傾斜してかつ平行に配置されている。一
方、ビンコロ部Ba、Bb、Bcは、ビンが傾斜した状
態ですべてが同じ高さになるように構成されている。す
なわち、ビンの右方に近いビンコロBbの位置は、ビン
の基準面近傍にあるのに対し、ビンの左方に近いビンコ
ロBcの位置は、ビンの基準面よりかなり下方にあり、
ビンコロBcは、V字型の固定アームでビンにつながれ
ている。
【0062】図1、図2からも分かるように、上下のビ
ンモジュールにおけるシート受け入れ位置と束搬送位置
が、上モジュールと下モジュールで逆の関係になってい
る為、シート取り出し時にグリップ/ステイプルユニッ
ト9やスタックユニット13が共通化出来るメリットが
ある。
【0063】一方、下ビンモジュールの場合には、図
1、図2からもわかる通り、シート受け入れ位置と束排
出位置が上モジュールの時と上下逆になっている。従っ
て、同じように考えれば、図2において、シート受け入
れ位置にあるビンB24と上のビンB23との間隔はl 17
度に大きく、束排出位置にあるビンB22と上下のビンB
21、B23との間隔もl 17程度に大きい必要があるが、B
24とB25との間はl 17程大きくなくてもよい。
【0064】しかし、B24とB25との間もl 17程度に大
きくすることによって、シート受け入れ位置、束排出位
置が逆になるもの、上下のモジュールのビンの間隔構成
が同一になる。つまり、ビン間隔を決定するリードカム
のピッチも同様でよく、上下のリードカムの共通化とい
うメリットが生じる。また、シート受け入れ位置と束排
出位置が上下モジュールで逆になっていることは、シー
ト取り出し時にグリッド/ステイプラユニット9やスタ
ックユニット13が共通化できる別のメリットもある。
【0065】次に、ビンシフトの駆動について説明する
(図4、図5)。
【0066】ビンシフトモータM1は、モータプーリ1
8及びベルト19、リードカムプーリ20a〜20cに
よりリードカム16a〜16cに駆動を同期伝達し、モ
ータを正逆転させて、リードカムを1回転させることに
より、カムピッチ分だけビンを昇降させる。リードカム
16a〜16cは、それぞれの軸が軸受により回転可能
に軸支持されており、その一方側に取りつけられたプー
リ20から駆動が伝達される。ビンシフトモータM1
は、プーリ18と反対側にエンコーダ21を有し、セン
サS1で1回転分を検知する。
【0067】また、各ビンモジュールB1 ,B2 には、
ビンのホームポジション検知センサS2(不図示)があ
り、それぞれのトップビンB11、B21がそれぞれのシー
ト受け入れ位置にあるのを検知する。また、各ビンモジ
ュールB1 ,B2 には、ビン上のシートを検知する貫通
センサS3(図2)があって、ビン上のシートの有無を
検知してモジュールを切り換えるタイミングの決定等を
行なっている。
【0068】次に、ビン上で搬送方向に関する整合面を
形成しているビン立ち部の駆動構成について説明する
(図6)。
【0069】これは、ビン上に積載されたシート束を処
理及びスタックするために、ビンよりビン立ち方向に搬
送する際に、ビン立ちを移動させるものである。
【0070】ビンBは、シート積載部Biと、整合部B
jの部材から構成されており、積載部Bi側にある回転
穴に対して整合部Bj側の回転軸が嵌合して、整合部B
jが回転可能になっている。整合部Bjの回転角度は、
図6に示すように、略90°で、固定された積載面に対
して直角に立った整合面が、積載面と略同一平面になる
まで回動可能になっている。通常は、積載面に対して整
合面が直角なった状態(図6の実線)になるように、ば
ね等で付勢されている。このばねは、ビン上のシート束
の重みでも、整合部Bjが倒れない強さになっている。
また、整合部Bjの奥側には、駆動アーム45が取りつ
けられている。駆動アームの先端には、ピン45aが立
てられている。
【0071】ビン立ち駆動ソレノイドSL1は、基台4
6上に支持されている。基台46上にはリンク47が回
動可能に支持されとおり、リンク上のピン47aにアー
ム48の一端が係合している。アーム48の他端はソレ
ノイドSL1に取りつけられ、ソレノイドが作動するこ
とによりリンク47を実線部から二点鎖線部へ移動させ
る。リンク47の先端部にはピン当接部材47bが取り
つけられているが、通常状態では47bとピン45aと
の間は離れており、ビンBの昇降動作の妨げにはならな
い。ビン上へのシート排出が終了して、ビン内のシート
束を処理、スタックする際には、相当するビンが図6の
位置にシフトして、ソレノイドSLlが動作される。ピ
ン当接部材47bは、ピン45aと当接し、更にリンク
47が回動することで、図6の二点鎖線の位置まで、整
合部Bjを移動させる。ソレノイドSLlがOFFする
と、ばね49の作用によりリンク47が元の実線位置に
戻り、それに対応して整合部Bjも、積載面と直交する
位置まで復帰する。 ビン上に積載されたシート束は、
ビン上では処理されないので、整合部Bjには処理用の
切り欠きは必要としない。従って、整合部Bjがシート
束に当接する面は、切り欠きのない同一面で連続形成さ
れている。
【0072】これにより、整合部Bjは、種々のサイズ
のシート束の整合性を確実にして、処理手段としてのス
テイプラ11の処理動作の信頼性が高められる。
【0073】次に、グリップ/ステイプルユニット9に
ついて説明する(図7、図8)。
【0074】図7は、グリップ/ステイプルユニット9
の上視図、図8は正面図である。
【0075】全体構成は、ユニット前側板50、ユニッ
ト後側板51間に、ガイドスティ52,53、右スティ
54を渡した枠体であり、奥側左右に2ケずつ計4ケの
昇降コロ55がカシメられている。下側のガイドスティ
53の奥側には、シート束搬送時にガイドする部材53
aが取付けられている。
【0076】4つのコロは、本体側に固定された2本の
レール内にガイドされ、レール56に一体に切られたラ
ックと、枠体横方向に貫通した軸57の両端に設けられ
たピニオンギヤ58とがかみ合い、ギヤに昇降モータM
4からの駆動が伝達されて、枠体全体が上下に昇降可能
となっている。
【0077】枠体内には、3つの移動体が配設されてい
る。先出しグリッパ10は、図7の矢印D方向に移動可
能に構成されており、ビン上のシート束Sの手前基準側
の縁S1 に沿った部分であって、かつステイプラ11に
対しできるだけ近接できる位置をグリップして、シート
束を右方に引き出す。
【0078】つまり、先出しグリッパ10の右端からシ
ート束Sの先端までの距離 l4 は、引き出し完了時のス
テイプラ11の左端からシート束S先端までの距離 l5
よりも、わずかに長く設定されている。
【0079】先出しグリッパ10が、ステイプラ11に
なるべく近接した位置を挟持搬送することにより、ステ
イプラ11による処理作用時のシート束内の乱れを防止
し、ステイプラ11の位置を一定の位置に安定させるこ
とができる。
【0080】先出しグリッパ10は、シート束Sがステ
イプラ11に臨む側縁(整合基準縁)S2 以外の側縁
(この場合S1 )に沿った部分しかグリップしないの
で、ステイプラ11は、図の矢印E方向に自由に移動可
能であって、シート幅とオーバラップしない手前や、奥
の退避位置や、シート束の先端部の任意の位置に移動し
てシート束を処理することができる。
【0081】搬送グリッパ12は、図7の矢印F方向に
移動可能であると共に、その前後側板59,60全体を
含めて、図の矢印G方向にも移動可能に構成されてい
る。搬送グリッパ12は、シート束Sがステイプラ11
に臨む側縁S2 、すなわちビン立ちの整合部Bjに突き
当てられていた側縁であって、かつ矢印F方向で、シー
ト束のサイズに応じて、シート幅の略中央位置をグリッ
プし、矢印G方向に搬送し、ビン上から完全にシート束
を引き出して、後述するスタッカに搬送する。
【0082】これにより、搬送グリッパ12は、シート
束のステイプラ11への搬送方向下流側の側縁部を引く
形でシート束を挟持搬送するので、挟持搬送時における
シート束の座屈や斜行を生じることなく、シート束をス
タックユニット13へ搬送することができる。
【0083】搬送グリッパ12が、種々のサイズのシー
ト束の略中央位置を挟持搬送することにより、シート束
搬送時のシート束姿勢を安定に保つことができ、スタッ
クユニット13へのシート束の収容時に、搬送グリッパ
12を開放しても、シートの乱れを最小限に抑えること
ができる。
【0084】搬送グリッパ12の矢印F方向の移動は、
上述したようにサイズに対応して移動する他に、スタッ
カ上での仕分けの目的でも用いられる。
【0085】すなわちスタッカへの束搬送時、矢印G方
向の搬送量はシート束サイズに依るが、F方向への搬送
量を変化させることで同サイズのシート束の仕分けを行
なったり、異なるジョブ間の仕分けを行なったりするこ
とができる。
【0086】搬送グリッパ12の奥行寸法 l6 は、ステ
イプラ11がシート束Sに対し動作している位置におい
てもシート束Sの先端が挟持できる寸法に設定されてい
る。
【0087】以下、グリップ/ステイプルユニット9内
の各移動体10,11,12について詳細に説明する。
【0088】まず、束を挟持するグリップ部について説
明するが、これは先出しグリッパ10及び搬送グリッパ
12に共通の構成である(図9)。
【0089】側板62,62には、3本の軸63,6
4,65が支持されている。軸65には、上グリッパ6
6と下グリッパ67が配設されており、軸63に固設さ
れた下グリッパカム68と、軸64に固設された上グリ
ッパカム69の矢印方向の回動により、それぞれ矢印
H、矢印I方向の揺動を繰り返す(実線図と破線図)。
【0090】また、ばね部材70は、下グリッパ67の
カム部67aを下グリッパカム68に付勢し、ばね部材
71は、上グリッパ66のカム部66aを上グリッパカ
ム69に付勢し、上グリッパと下グリッパの当接圧が略
一定になるように制御している。上記上/下のグリッパ
のカムは、不図示のモータM5(先出しグリッパ挟
持)、M6(搬送グリッパ挟持)にて駆動される。
【0091】なお、先出しグリッパ10と、搬送グリッ
パ12とは、上述したように基本構成は同様であるが、
挟持圧とグリッパの幅、最大開口量等の条件は、それぞ
れの使用条件に合わせて、最適に設定して構わない。例
えば、本実施の形態の場合、先出しグリッパは、基準側
のみ挟持するため、束ズレ防止のため挟持圧を高めに設
定したり、開口量もビン間に進入すべく押え気味にす
る。一方、搬送グリッパは、シート束センタを挟持可能
なので、圧を低めに設定する等が可能である。
【0092】次に、先出しグリッパ10の駆動構成につ
いて述べる(図10)。
【0093】図10は、先出しグリッパ10の正面図で
ある。先出しグリッパ10は、手前側面には溝つきのコ
ロ72がカシメられており、グリップ/ステイプルユニ
ットのユニット前側板50に設けられた長穴50aに係
合している。長穴50aは、ステイプラに近い図10の
右方は略水平にあけられているが、ビンに近い図10の
左方は、ビンの傾斜に合わせた角度をもった長穴になっ
ている。2つのコロの軸の先端部は、結合板金73でつ
ながれており、板金にはピン部材74が取付いている。
【0094】一方、ユニット前側板50の手前側には、
先出しモータM7が取付けられており、駆動軸先端に
は、揺動アーム76が固着されている。揺動アームの他
端は長穴76aが形成されており、長穴に上記ピン部材
74の先端部が係合する。先出しモータM7の駆動によ
り、揺動アーム76が図10の実線位置、2点鎖線位置
間を往復動する。これにより、先出しグリッパ10は、
ユニット前側板50の長穴に沿って、傾斜位置でシート
束をつかみ、水平位置まで搬送し、水平位置でシート束
を離して、再び傾斜位置に変わる動きを行なう。
【0095】次に、搬送グリッパ12の駆動構成を説明
する(図11、図12)。図11は搬送グリッパ12の
上視図、図12は正断面図である。
【0096】まず、図11の左右方向、シート束搬送方
向の駆動について説明する。
【0097】搬送グリッパ12は、その下方において2
本の軸77,78に支持されている。軸の一方77は、
ボールねじで構成され、もう一方78は、通常の軸で構
成されている。軸77の両端は、前後側板間(前側板は
省略、後側板60)に回転可能に軸受支持され、軸78
の両端は完全に固定されている。各側板には、ガイドコ
ロ79がカシメられており、コロ79は、ユニット側板
51にあけられた長穴51aに沿って左右方向に動け
る。
【0098】搬送グリッパ左右移動モータM8は、ユニ
ット側板51に取付けられており、モータプーリ80、
ベルト81、プーリ82を介して貫通軸83に駆動を伝
達する。貫通軸83上には、駆動用プーリ84が手前・
奥1ケずつ取付けられ、それぞれ対向する従動プーリ8
5との間にベルト86がかけられている。ベルトの一部
分を規制部材87で後側板60上に固着することによ
り、モータM8の駆動が搬送グリッパ12に伝わり、左
右方向の移動が可能となる。
【0099】次に、図11の上下方向、シート束搬送と
直交する方向の駆動について説明する。
【0100】後側板60上に、搬送グリッパ前後進モー
タM9が基台88を介して取付けられている。モータプ
ーリ89、ベルト90、プーリ91を介してモータM9
の駆動がボールねじ軸77に伝達される。搬送グリッパ
12のボールねじ軸77と係合している部分にも、同様
のねじが切られているため、ボールねじ軸が回転するこ
とで搬送グリッパは前後進可能となる。
【0101】搬送グリッパ12の位置は、ホームポジシ
ョン検知及びモータの回転量を検知することで決定され
る。搬送グリッパ12の左右方向は、規制部材87の上
方の突起87aをホームポジションセンサS7で検知
し、モータM8のエンコーダ92を読みとるセンサS8
で移動量を検知して、所定の位置で停止させる。一方、
搬送グリッパ12の前後進は、ホームポジションセンサ
S9で搬送グリッパの一部を検知し、モータM9のエン
コーダ93を読みとるセンサS10で移動量を検知し
て、所定の位置で停止される。
【0102】次に、スタックユニット13の構成につい
て説明する(図15、図17図18)。図15はスタッ
クユニット13の上視図、図17はスタックフレーム部
の正面図、図18は左視図である。
【0103】まず、図15において、スタックユニット
13の外枠となるスタックフレーム105は、4つの部
分、すなわち後側板105a、次に左側板105b、右
側板105c、底板105dから構成されている。この
外枠105の左右の側板105b、105cの奥側外面
には、昇降コロ106がそれぞれ2ヶずつ、計4ケ取り
付けられており、本体に固定されたレール107にガイ
ドされている。なお、このレール107は、図7で示し
たグリップ/ステイプルユニツト9のレール56と同一
部材で共存化してもかまわない。
【0104】図15,図18において、左右側板105
b、105cの奥側の曲げ部には、固定板によりチェー
ン109が固定されており、左右のチエーン109はそ
れぞれ上下のスプロケット110、111間に渡されて
いる。下のスプロケツトは、貫通軸112でつながって
おり、本体側に固定されたスタックフレーム昇降モータ
Mllの駆動をギア113、114で貫通軸112に伝
達して、スタックフレーム105を昇降させる。
【0105】フレーム105の停止位置としては、通常
は、図2に示したグリップ/ステイプルユニット9の2
つの停止位置(上方の破線部と下方の実線部)に対応し
た2つの停止位置の他に、後述するスタッカトレイ引き
出し位置及びスタツカ制限枚数変更時等、複数ケ所に設
定されている。通常、スタックフレーム105のホーム
ポジションは、上モジュールに対応した位置になってい
る。図15に戻り、モータMllのエンコーダ115を
センサSl4で読み取ることで、上記様々なる設定位置
に停止可能となる。
【0106】スタッカフレームの左側板105bには、
スタックトレイ116上のシート束の基準壁となるスタ
ッカ基準壁117が昇降可能に支持されている他、スタ
ックトレイ116上のシート束を上方から押圧する押え
部材118も支持されている。
【0107】スタッカ基準壁117は、通常は下方に位
置しており、後述するスタッカ制限枚数の変更時に上方
に移動して対応する。
【0108】スタックフレーム105の昇降の構成は、
図15に示すように、基準壁側に奥と手前に2ヶずつ計
4ケのコロ119を設け、スタッカフレーム左側板10
5bに固定されたレール120、121にガイドされて
上下動可能になっており、図示せぬ昇降用モータで駆動
される。また、図15、図17に示すように、基準壁1
17にはガイドコロ117aが回転自在に支持されてお
り、シート束の後端が基準壁117の上部傾斜面117
bに残らないようになっている。
【0109】更に、基準壁上端部には、近接防止センサ
Sl6がとりつけられており、スタックユニット13と
上方のグリッパ/ステイプルユニット9との距離を検知
して、一定の距離以下に接近した時は、互いの近接方向
の駆動を停止する制御を行ない干渉を防止している。ま
た、基準壁の側面部には、スタック高さ検知センサSl
7がとりつけられており、Sl7でスタック最上紙を検
知して、スタツクトレイ116の高さ等を制御してい
る。
【0110】次に、スタックトレイ116について説明
する(図15、図16)。
【0111】スタックトレイ116は、上述したスタッ
クフレーム105の内部において、スタック上面を常に
保つように徐々に下降制御を行なっている。
【0112】図15において、128はレールでスタッ
クフレーム105の両側板に固定されている。スタック
トレイ116は、スタックトレイ基台129に対して案
内レール130で手前方向引き出し可能に構成されてい
る。スタックトレイ基台129の両端面には、コの字形
のコロ受板131がとりつき、それぞれコロ132が2
ヶずつカシメられて、レール128でガイドされてい
る。レール128の一端部には、上下方向にラックが形
成され、基台129を横方向に貫通した軸133の両端
にとりつけられたピニオンギア134とかみ合つてい
る。スタックトレイ昇降モータM13は、モータ基台1
35によってスタックトレイ基台129に取りつけら
れ、ギア136、137によって貫通軸133に駆動が
入力される。モータM13の他端には、エンコーダ13
8がとりつけられセンサS15で読み取ることで、スタ
ックトレイの降下量を制御している。
【0113】図20は、カバー構成を示し、142〜1
46は何れもカバーである。
【0114】以上構成に基づいて、各構成部の動作を説
明する。はじめに、装置の基本動作を説明する。
【0115】まず、複写機本体201に配設された原稿
自動送り装置202の原稿載置台l05に原稿をセット
し(図1)、不図示の操作部で所定のモード条件を入力
して、スタートキーを押す。スタートキーの押下信号に
伴い、シート処理装置203の各部がスタンバイ状態に
制御される。以下各モード条件に分けて説明を行う。 〈ノンソートモードの場合〉図2において、デフレクタ
3は実線の向きデフレクタ4は破線の向きに位置される
から、排出パス6に存在するローラ対8a、8b、8c
が回転するようモータMl4(図19)が制御される。
【0116】複写機本体201において、画像形成処理
され排出(出力)されたシートは、折り装置204の上
部パスを通過して、搬入口215からステイプル/スタ
ック装置205に進入する。シートはデフレクタ3で鉛
直上向きで偏向され、デフレクタ4の右側を鉛直上方に
搬送されて、排出ローラ対8cでノンソートトレイ5上
へ排出される。 〈ソートモードの場合〉次に、一般的なソートモード時
の動作を説明する。
【0117】まず、スタンバイ動作として、デフレクタ
3は実線の向きにデフレクタ4も実線の向きに位置させ
る。上下のビンモジュールBl,B2は最上ビンB1
1,B21が排出ローラ対8g、8pに対向する位置に
くるよう、シフト動作する。ビンモジュールの整合壁1
5はシートの幅に合わせたホームポジションに待機す
る。
【0118】ビン立ち部の駆動に関しては、非動作位置
に停止されている。
【0119】グリップ/ステイプルユニット9は上ビン
モジュールのシート束取り出しに対応した位置(図2の
破線位置)に移動して待機する。
【0120】グリップ/ステイプルユニット9内の移動
体については、図7において説明する。
【0121】先出しグリッパ10は、図7に示す位置に
待機して、グリップ/ステイプルユニット9の左側に位
置するビンモジェール内のビン昇降の際にビン上のシー
トの妨げにならないようになっている。
【0122】ステイプラ11は動作させないので、図7
で破線で示す手前の退避位置に移動する。
【0123】搬送グリッパ12は、図7で破線で示す様
に矢印F方向は搬送されてくるシート束の略中央をグリ
ップする位置に、そして矢印G方向は、先出しグリッパ
10で先出しされたシート束の先端をグリップ可能な位
置12aに待機する。
【0124】グリッパは、先出しクリッパ10、搬送グ
リッパ12共に上下グリッパを開放した状態でそれぞれ
の位置に待機している。
【0125】次に、スタックユニット13は、図2で破
線で示す位置に移動し、グリップ/ステイプルユニット
9により搬送されるシート束を受容できるようになって
いる。図17において、スタックユニット13の内部の
スタックトレイ116、並びに基準壁117、押さえ部
材118は、スタックトレイ116の上面がシート束を
受容可能な位置に又その他スタックトレイに対応した位
置に移動する。押さえ部材118の先端は、図17に示
すようにスタックトレイ116側に突出した状態になっ
ている。
【0126】排出されたシートは折り装置の上部パスP
1 を通過して搬入口215から進入し、デフレクタ3で
鉛直上方にデフレクタ4で左方へ搬送される。排出ロー
ラ8gでビンBll上に排出される。
【0127】ビンBllヘシート排出完了後、ビンは1
ビンだけ上方にシフトして、ビンBl2がシート収容位
置に上昇する。各原稿に対して上記動作を繰り返し、上
モジュールのビンへシート収納を行っていく。上モジュ
ールのビンは最下ビン(図2ではB16)シート収容位
置にあり、2枚目のシートに関しては、最下ビンから順
にシートを収容していく。
【0128】上記動作をすべての原稿について繰り返し
行い、ビンヘの収容動作は終了する。シート収納終了状
態において、シート束移送動作を開始する。
【0129】ビン上のシート束Sは図8において先出し
グリッパ10を実線位置から破線位置へ開放したまま移
動させ、その後、シート束を挟持する。図6のビン立ち
部BjがソレノイドSL1により開放されてシート束搬
送が可能となる。
【0130】シート束は手前側は図4の基準棒14a、
14bによって、又、奥側は整合棒15と図7のガイド
部材53aとに両サイドを規制されて、右方向に搬送さ
れる。そして図8に示す実線位置に停止し、ここで先出
しグリッパ10と搬送グリッパ12間の束の受け渡しが
行われる。
【0131】まず、図7の破線位置に開放したまま待機
していた搬送グリッパ12がシート束の略中央部を挟持
する。次に、先出しグリッパ10は挟持を開放して、次
の束の搬送に備える。搬送グリッパ12は図7の矢印G
の右方向に駆動されてシート束を右方向に搬送し、サイ
ズに応じた適正な位置で停止する。
【0132】この状態では、図21に示すように、シー
ト束Sの後端はスタックトレイ116の上面に落下して
おり、左側はスタッカ基準壁117により規制され、ま
た、束上面はソレノイドにより駆動された押さえ部材1
18により押圧されている。この状態からから搬送グリ
ッパ12を開放してシート束の先端部もスタックトレイ
上へ落下させる。
【0133】この時、押さえ部材118は、落下する束
内のズレを防止する働きをする。
【0134】次に、2束目のシート束搬送時について
は、搬送グリッパ12でシート束の略中央部をつかみ、
グリッパ間での束の受け渡しを行うところまでは、1束
目と同―であるので、以降の動作のみについて説明す
る。シート束の受け渡し後、搬送グリッパ12は、図7
の矢印Fの方向に所定量だけ動く。この移動により、ス
タックトレイヘの積載時、1束目のシート束との識別が
可能となる。
【0135】スタックトレイ上に積載されたシート束に
ついては、その最上面が常にセンサで検知され、上方に
あるグリップ/ステイプルユニットと積載最上面との間
隔が常に一定となる様に、スタックトレイを除々に降下
させて制御している。
【0136】また、スタックトレイ上のシート束に関し
ては、スタックユニットが動作中でない場合には、任意
に取り出しが可能な構成になっている。操作者が図示せ
ぬ取り出しボタンを押下することによって、スタックユ
ニットは取り出し位置に移動し、スタック取り出しカバ
ーのみが開開可能となる。
【0137】また、シート束を取り出した後、カバーを
閉じれば継続して処理が可能である。 〈ステイプルソートモードの場合〉シート及びシート束
の搬送に関しては、上述したソートモードの場合と同一
であるので説明と省略する。ここでは、ステイプラの移
動制御について述べる。
【0138】ステイプラ11は、図7及び図13に示す
様に手前側の退避位置11aと奥側の退避位置1lbの
間で任意の位置に停止することができる。 〈手前1ヶ所綴じの場合〉上記ノンステイプルモード時
は、ステイプラが手前の退避位置11aにあったが、手
前lヶ所綴じモードが選択された場合には、図7、図1
3に示す11Cの位置に待機する。
【0139】図7に示すように、ステイプラが11Cの
位置にあっても、搬送グリッパには、12aの位置で互
いに干渉することなく待機できる。先出しグリッパ10
により搬送されたシート束に対し、ステイプラはステイ
プル動作を行った後、手前側の退避位置11aに移動
し、その後搬送グリッパ12によってシート束は右方に
搬送される。
【0140】シート束後端がステイプル11の移動領域
から抜けると、ステイプラ11は再び1ヶ所綴じの位置
1lCに移動して、次のシート束の受け入れを待つ。 〈2ケ所綴じの場合〉この場合も、図7に示す様に、ス
テイプラが1ld、1leのいずれの位置にあっても、
搬送グリッパ12aの位置と干渉しない。2ヶ所綴じの
スタンバイ時、ステイプラ手前側の退避位置1laから
2ケ所手前側の打ち込み位置1ldへ移動して待機す
る。
【0141】シート束が、先出しグリッパ10で搬送さ
れると、先出しグリッパが挟持したままステイプラが1
1dの位置で手前側のlヶ所をステイプルする。次に、
1leの位置に移動して2ヶ所の奥側の位置をステイプ
ルする。ステイプラが1ldの位置から1leの位置に
移動すると、すぐに搬送グリッパ12が12bの待機位
置から12aの位置に進入してくる。
【0142】そして、シート束を挟持し、一方先出しグ
リッパ10はシート束を開放する。
【0143】ステイプラ11は、1leの位置で2ケ所
目のステイプル動作を行った後、奥側の退避位置11b
へ移動する。1束目のシート束の後端がステイプラ移動
領域を抜けると、ステイプラ11は退避位置11bから
奥側のステイプル位置1leへ移動して、2束目のシー
トを受け入れる。 〈奥lヶ所綴じの場合〉この場合は、紙サイズセンタよ
りも奥側のみに綴じる場合であるので、上述した手前一
ヵ所綴じの逆でステイプラは奥側の退避位置11bと綴
じ位置とを往復動作することになる。 〈折りモードの場合〉折りモードの場合も、搬送方向に
比較的長いシートが、図2の204に示す折り装置の内
部で折り動作を加えられた上で、通常のシートと同様に
ビン上に排出され選択的に処理されて、スタックユニッ
ト13に積載される。しかし、折り紙、特にシートの搬
送方向中央部ないし中央より搬送方向やや下流側に折り
返し部のあるいわゆるZ折りや、海外サイズのLGLを
LTRサイズに折るC折り等においては、ビン上への積
載時に既積載の折り紙の折り返し部に排出されてくる折
り紙の先端がぶつかったり、もぐり込んで、既積載紙の
整合を乱したり、排出される折り紙が正しく積載されな
い恐れがある。
【0144】その為、最上位ビンを通常のシート排出位
置よりも下げた状態にし、最上位ビンにのみ収納を行
う。 〈複数ビンモジュール動作〉次に、複写機本体201の
生産性を維持しつつ、処理をも含めたシステム全体の効
率を最大限に向上させる複数モジュール動作(実施側で
は2ビンモジュール)について説明する。
【0145】複写処理を要求される部数が、モジュール
内のビン数(上記実施の形態では6)以下の場合には、
上記通常動作で処理が行われるが、上記部数がビン数以
上の場合には、2つのビンモジュールを交互に動作させ
て処理を行う。
【0146】図2において、まず上ビンモジュールBl
を用いてビン数分つまり6部のソート動作を行う。上モ
ジュールの各ビンより破線の位置のグリッパ/ステイプ
ラユニット9が破線の位置のスタックユニット13へ束
搬送するのと並行して、下ビンモジュールB2へのソー
ト動作が行われる。下ビンモジュールのソート動作終了
後は、実線の位置にすでに移動している。グリッパ/ス
テイプラユニット9及びスタックユニット13によっ
て、下ビンモジュールの各ビンから束取り出しが行われ
る。一方、上ビンモジュールは、束の取り出しが終了し
てビン上は空になっでいるので、下ビンモジュールヘの
ソート動作終了後、上ビンモジュールヘのソート動作を
継続して行うことができる。
【0147】以上の動作において、複写機本体より排出
されるシートは途中で停まることなく、上下のビンモジ
ュールのビンに排出される為、ビンからのシート取り出
しや、ステイプル等の処理の為に、複写機本体の複写動
作を停止させることなく、いわゆるストップレスで、全
ての処理を完了することが可能である。
【0148】ここで、ストップレスの条件として、一方
のビンモジュールヘのソート動作が終了した時点におい
て、他方のビンモジュールは束取り出しが終了して空に
なっている必要がある。
【0149】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
異なるサイズのシートの排出サイズを同一サイズの出力
形態にして同じ積載手段上に適正に積み重ねることがで
きる。そのため、例えば、以後の処理や、スタック手段
への搬送を、サイズの異なるシートが混在した状態であ
っても、一括処理することができる。
【0150】また、混載モードが選択されていても、予
め全ての原稿のサイズを原稿サイズ検知手段により検知
して、混載モードを続行するべきか否かを確認すること
によっては、検知したサイズが小サイズのみの時には、
原稿サイズを確定してから給紙するという動作を不要で
きる。そのため、画像形成速度を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置であって、複写機本
体及びこれに接続された原稿自動送り装置、シート処理
装置の縦断正面図。
【図2】同じくシート処理装置の縦断正面図。
【図3】同じくビンモジュールの斜視図。
【図4】同じくビンモジュールの平面図。
【図5】同じくビンモジュールの正面図。
【図6】同じくビン立ち駆動部の側面図。
【図7】同じくグリップ/ステイプルユニットの平面図
である。
【図8】同じくグリップ/ステイプルユニットの側面
図。
【図9】同じくグリッパ部の側面図。
【図10】同じく先出しグリッパ駆動部の側面図。
【図11】同じく搬送グリッパ駆動部の平面図。
【図12】同じく搬送グリッパ駆動部の側面図。
【図13】同じくステイプルユニット駆動部の図7にお
ける左視図。
【図14】同じくステイプルユニット駆動部の平面図。
【図15】同じくスタックユニットの平面図。
【図16】同じくスタックトレイ部の正面図。
【図17】同じくスタックトレイ部の正面図。
【図18】同じくスタックトレイ駆動部の側面図。
【図19】同じく搬送系の駆動模式図。
【図20】同じくシート処理装置のカバー部の構成図。
【図21】同じくスタック押え部材の効果を示す動作
図。
【図22】同じく折り装置の折り動作を示す側面図。
【図23】同じく図22の折り動作の続きを示す折り装
置の側面図。
【図24】同じく画像形成装置の動作に係るフローチャ
ート。
【図25】本発明の他の実施の形態に係る画像形成装置
の動作のフローチャート。
【図26】本発明の画像形成装置の制御に係るブロック
図。
【図27】 本発明の他の実施の形態に係る画像形成装
置の動作のフローチャート。
【符号の説明】
S シート B1 (B11〜B1n) 第1のビンモジュール(ソー
タ)) B2 (B21〜B2n) 第2のビンモジュール(ソー
タ) B11〜B16,B21〜B26 ビントレイ(スタック手段) 11 ステイプラ(綴じ手段) 13 スタックユニット(スタッカ) 201 複写機本体(画像形成装置本体) 202 原稿自動送り装置 203(204,205) シート処理装置 204 折り装置(折り手段) 205 ステイプル/スタック装置 206 原稿載置台 207 原稿 209 分離給送ローラ209(給送手段) 210 光学系(読み取り手段) 213 画像形成部(画像処理手段) 300 制御装置(制御手段) 502 原稿サイズ検知手段 516 原稿混載モード選択釦(混載モード
選択手段) 517 折りモード選択手段

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の原稿を積載可能な原稿載置台
    と、 前記原稿を1枚ずつ分離して給送する給送手段と、 前記原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段と、 前記給送された原稿の像を読み取って、同一サイズのシ
    ートに画像形成する画像処理手段と、 画像処理されたシートを折り曲げて所望のサイズにする
    折り手段と、 画像処理されたシートを前記折り手段で折る否かを選択
    する折りモード選択手段と、 前記折り手段で折られた又は折られなかったシートを積
    み重ねて収納するスタック手段と、 大サイズ及び小サイズの原稿が前記原稿載置台に積載さ
    れている混載モードのときには、前記原稿サイズ検知手
    段により検知された原稿サイズに対応したサイズのシー
    トに画像形成を行ない、大サイズシートのときは前記折
    り手段により折り処理を行なって、小サイズシートと折
    り処理された大サイズシートとを同じ前記スタック手段
    上に排出する制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿サイズ検知手段は、給送手段か
    ら給送される原稿の搬送パス中に設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記読み取られた原稿は、再び原稿載置
    台上へ戻され、必要ならば再給送可能であることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記折り手段がシートを折らない場合に
    は、画像処理されたシートは折り手段を通らないで、全
    く別のパスを通って排出されることを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 混載モードは、混載モード選択手段の操
    作によって選択されることを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 混載モードは、原稿を空送りして原稿サ
    イズをチェックし、その結果として自動的に選択される
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 原稿サイズ検知手段は、通常モードで
    は、最初の1枚の原稿のサイズを検知し、混載モードで
    は全ての原稿のサイズを検知することを特徴とする請求
    項5に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 混載モード選択時、画像形成の開始前に
    原稿サイズをチェックし、混載モードが不適と判断され
    ると、通常モードに切り換えられることを特徴とする請
    求項7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 画像形成動作を開始前の原稿サイズチェ
    ックは、原稿の空送りによってチェックされることを特
    徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 画像形成動作を開始前の原稿サイズチ
    ェックは、原稿載置台上においてセンサによって検知さ
    れることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 混載モード選択手段と、 原稿を空送りして原稿サイズをチェックする制御手段
    と、 を備え、 混載モードが選択されても、原稿サイズがチェックされ
    た結果、混載モードが不要と判断されると、混載モード
    が解除されることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  12. 【請求項12】 前記スタック手段のシート束を綴じる
    綴じ手段を備えることを特徴とする請求項1ないし11
    の何れか1項記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記スタック手段は、複数のビントレ
    イを有するソータであることを特徴とする請求項1ない
    し11の何れか1項記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記選択手段上のシート束を綴じる綴
    じ手段と、 綴じられたシート束を積載するスタッカと、 を備え、 前記選択手段は、複数のビントレイを有するソータであ
    ることを特徴とする請求項1ないし11の何れか1項記
    載の画像形成装置。
JP8193278A 1995-07-28 1996-07-23 画像形成装置 Pending JPH09100063A (ja)

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