JPH0899956A - 2−クロロ−5−ピリジルメチルヘキサメチレンテトラアンモニウムクロリドの製造方法 - Google Patents

2−クロロ−5−ピリジルメチルヘキサメチレンテトラアンモニウムクロリドの製造方法

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JPH0899956A
JPH0899956A JP7210028A JP21002895A JPH0899956A JP H0899956 A JPH0899956 A JP H0899956A JP 7210028 A JP7210028 A JP 7210028A JP 21002895 A JP21002895 A JP 21002895A JP H0899956 A JPH0899956 A JP H0899956A
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JP
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chloro
reaction
trichloromethylpyridine
hexamethylenetetramine
pka
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JP7210028A
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English (en)
Inventor
Masayo Nagaoka
雅代 長岡
Tomoko Matsunaga
知子 松永
Hiroyuki Akemasa
裕之 明正
Susumu Hitomi
進 人見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koei Chemical Co Ltd
Original Assignee
Koei Chemical Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な方法で入手できかつ取扱が容易な原料
から短い工程で2−クロロ−5−ピリジルメチルヘキサ
メチレンテトラアンモニウムクロリドを製造する方法を
提供する。 【解決手段】 2−クロロ−5−トリクロロメチルピリ
ジンとヘキサメチレンテトラミンと水素とを、pKaが
8以下の第3級アミン類及び水素化触媒の存在下で反応
させるか、又は2−クロロ−5−トリクロロメチルピリ
ジンとヘキサメチレンテトラミンと水素とを、pKaが
8を越える第3級アミン類、ヨウ化カリウム及び水素化
触媒の存在下で35℃以下にて反応させて、式(1): 【化1】 で示される2−クロロ−5−ピリジルメチルヘキサメチ
レンテトラアンモニウムクロリドを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、式(1):
【化3】 で示される2−クロロ−5−ピリジルメチルヘキサメチ
レンテトラアンモニウムクロリド(以下、2−クロロ−
5−ピリジルメチルヘキサメチレンテトラアンモニウム
クロリド(1)という。)の新規な製造方法に関するも
のである。2−クロロ−5−ピリジルメチルヘキサメチ
レンテトラアンモニウムクロリド(1)は医薬及び農薬
の中間体として有用な化合物である。
【0002】
【従来の技術】従来、2−クロロ−5−ピリジルメチル
ヘキサメチレンテトラアンモニウムクロリド(1)の製
造方法としては、2−クロロ−5−モノクロロメチルピ
リジンとヘキサメチレンテトラミンとを有機溶媒中で反
応させる方法(特開平3−271273号)が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来方法の2−ク
ロロ−5−ピリジルメチルヘキサメチレンテトラアンモ
ニウムクロリド(1)の製造に用いられる原料の2−ク
ロロ−5−モノクロロメチルピリジンは、例えば、まず
3−メチルピリジンを塩素と反応させて2−クロロ−5
−トリクロロメチルピリジンを製造し、次に2−クロロ
−5−トリクロロメチルピリジンを硫酸溶液中で亜鉛粉
末により還元して製造される(特開平5−221987
号)。また2−クロロ−5−モノクロロメチルピリジン
は皮膚刺激性が強いため、取扱に注意を要する化合物で
ある。
【0004】このように、従来法に用いられる原料は、
工業的入手が容易な3−メチルピリジンから出発した場
合、長い工程を経て製造される化合物並びに/或は取扱
に注意を要する化合物である。これらのことより従来方
法は、2−クロロ−5−ピリジルメチルヘキサメチレン
テトラアンモニウムクロリド(1)を製造するための工
業的に有利な方法とは言い難い。本発明は、簡便な方法
で入手できかつ取扱が容易な原料から短い工程で2−ク
ロロ−5−ピリジルメチルヘキサメチレンテトラアンモ
ニウムクロリド(1)を製造する方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決すべく検討を重ねた結果、3−メチルピリジンの
クロロ化により1工程で簡便に製造することのできる2
−クロロ−5−トリクロロメチルピリジンを原料とし
て、これとヘキサメチレンテトラミンと水素とを、pK
aが8以下の第3級アミン類及び水素化触媒の存在下又
はpKaが8を越える第3級アミン類、ヨウ化カリウム
及び水素化触媒の存在下で反応させると、2−クロロ−
5−ピリジルメチルヘキサメチレンテトラアンモニウム
クロリド(1)が製造できることを見出し本発明を完成
した。
【0006】即ち、本発明は、2−クロロ−5−トリク
ロロメチルピリジンとヘキサメチレンテトラミンと水素
とを、pKaが8以下の第3級アミン類及び水素化触媒
の存在下で、反応させることを特徴とする2−クロロ−
5−ピリジルメチルヘキサメチレンテトラアンモニウム
クロリド(1)の製造方法(以下、方法1という。)に
関するものである。
【0007】さらに本発明は、2−クロロ−5−トリク
ロロメチルピリジンとヘキサメチレンテトラミンと水素
とを、pKaが8を越える第3級アミン類、ヨウ化カリ
ウム及び水素化触媒の存在下で、35℃以下にて反応さ
せることを特徴とする2−クロロ−5−ピリジルメチル
ヘキサメチレンテトラアンモニウムクロリド(1)の製
造方法(以下、方法2という。)に関するものでもあ
る。
【0008】本発明の方法によれば、工業的入手が容易
な3−メチルピリジンから簡便に製造できる2−クロロ
−5−トリクロロメチルピリジンを用いて1工程で2−
クロロ−5−ピリジルメチルヘキサメチレンテトラアン
モニウムクロリド(1)を製造することができるので、
3−メチルピリジンから出発した場合、従来方法に比べ
て短い工程で2−クロロ−5−ピリジルメチルヘキサメ
チレンテトラアンモニウムクロリド(1)を製造するこ
とができる。また、皮膚刺激性の強い2−クロロ−5−
モノクロロメチルピリジンを取り扱う必要がないので、
安全性の面でも優れた方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の詳細を説明する。
本発明の方法1及び2のいずれにおいても、ヘキサメチ
レンテトラミンの使用量は2−クロロ−5−トリクロロ
メチルピリジン1モルに対して0.5〜5モル、好まし
くは1〜3モルである。ヘキサメチレンテトラミンの使
用量が上記範囲よりも少ないと、目的物の収率が低くな
るため好ましくない。また、ヘキサメチレンテトラミン
の使用量が上記範囲よりも多い場合には特に問題はない
が、経済的な観点から上記範囲であるのがよい。
【0010】本発明の方法1及び2のいずれにおいて
も、反応によって脱離した塩素原子が水素と反応し、副
生成物として塩化水素が生じる。副生する塩化水素は、
水素化触媒の失活の原因となるため、塩化水素を中和し
て水素化触媒の失活を防止する目的で第3級アミン類が
用いられる。さらにpKaが8以下、好ましくはpKa
が8未満、さらに好ましくはpKa=5〜7の第3級ア
ミン類の存在下で反応を行うか、又はpKaが8を越え
る、好ましくはpKa=9〜11の第3級アミン類とヨ
ウ化カリウムの存在下で反応を行うことにより、2−ク
ロロ−5−ピリジルメチルヘキサメチレンテトラアンモ
ニウムクロリド(1)を好適な収率で製造することがで
きる。ここで第3級アミン類のpKaは、水中、25℃
における値である。
【0011】第3級アミン類の使用量は2−クロロ−5
−トリクロロメチルピリジン1モルに対し1〜6モル、
好ましくは2〜4モルである。第3級アミン類の使用量
が上記範囲よりも少ないと、副生する塩化水素の中和を
十分に行えず、水素化触媒の失活が起るため好ましくな
い。また上記範囲よりも多い場合は特に問題はないが、
経済的な観点から上記範囲であるのがよい。
【0012】本発明に用いられるpKaが8以下の第3
級アミン類は、副生する塩化水素を中和し、中和による
以外の変質が起らないものであればいずれも使用でき
る。pKaが8以下の第3級アミン類としては、ピリジ
ン、2−メチルピリジン、3−メチルピリジン、4−メ
チルピリジン、2−エチルピリジン、3−エチルピリジ
ン、4−エチルピリジン、2−イソプロピルピリジン、
3−イソプロピルピリジン、4−イソプロピルピリジ
ン、2−フェニルピリジン、3−フェニルピリジン、4
−フェニルピリジン等のピリジン塩基などのpKaが8
未満の第3級アミン類が挙げられるが、これらに限定さ
れるものではない。
【0013】またpKaが8を超える第3級アミン類は
副生する塩化水素を中和し、中和による以外の変質が起
らないものであればいずれも使用できる。pKaが8を
超える第3級アミン類としては、トリメチルアミン、ト
リエチルアミン、トリブチルアミン、トリオクチルアミ
ン、ジメチルブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミ
ン、メチルジオクチルアミン等のトリアルキルアミン、
N,N,N´,N´−テトラメチルエチレンジアミン、
N,N,N´,N´−テトラメチルプロピレンジアミン
等の第3級ポリメチレンポリアミン、4−ジメチルアミ
ノピリジン、4−ピペリジノピリジン等の第2級アミン
で置換されたピリジン等が代表的なものであるが、これ
らに限定されるものではない。
【0014】本発明の方法2におけるヨウ化カリウムの
使用量は2−クロロ−5−トリクロロメチルピリジン1
モルに対し0.01〜2モル、好ましくは0.05〜1
モルである。ヨウ化カリウムの使用量が上記範囲よりも
少ないと、目的物の収率が低下するため好ましくない。
また上記範囲よりも多い場合は特に問題はないが、経済
的な観点から上記範囲であるのがよい。
【0015】本発明の方法1及び2においては水素化触
媒を使用することが必要である。水素化触媒を使用しな
いと、2−クロロ−5−トリクロロメチルピリジンとヘ
キサメチレンテトラミンと水素との反応が起らず、本発
明の目的物が生成しない。水素化触媒としてはラネーニ
ッケル、ラネーコバルト等のラネー触媒、あるいは、ル
テニウムカーボン、ロジウムカーボン、プラチナカーボ
ン等の貴金属触媒が挙げられるが、好ましくはラネーニ
ッケルである。ラネーニッケルを使用すると、水素還元
雰囲気下でのピリジン核の2位のクロロ基の脱クロロ化
が生じ難く、実質的に側鎖のトリクロロメチル基のみが
脱クロロ化される。水素化触媒の使用量は2−クロロ−
5−トリクロロメチルピリジンに対し1〜50重量%、
好ましくは5〜20重量%である。
【0016】本発明の方法1及び2は、通常2−クロロ
−5−トリクロロメチルピリジン及びヘキサメチレンテ
トラミンの両者を溶媒に溶解して行われる。使用される
溶媒は、上記原料を溶解し、本発明の方法により変質し
ないものであればよく、例えば水、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素類、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチ
ルアルコール、イソアミルアルコール、ヘキシルアルコ
ール等のアルコール類、ジエチルエーテル、ジイソプロ
ピルエーテル、ジブチルエーテル、ジイソアミルエーテ
ル、アニソール、エチルフェニルエーテル、テトラヒド
ロフラン、1,4−ジオキサン等のエーテル類等が挙げ
られるが、これらに限定されるものではない。本発明の
方法においては、これらを単独で又は2種以上を用いて
もよい。好ましい溶媒としては、水と芳香族炭化水素と
の混合溶媒が挙げられる。
【0017】上記溶媒の使用量は、使用する溶媒に対す
る2−クロロ−5−トリクロロメチルピリジン及びヘキ
サメチレンテトラミンの溶解度に応じて決まり、特に制
限はないが、例えば2−クロロ−5−トリクロロメチル
ピリジン1重量部に対して該2−クロロ−5−トリクロ
ロメチルピリジンを溶解する溶媒0.1〜5重量部、好
ましくは0.5〜3重量部、及びヘキサメチレンテトラ
ミン1重量部に対して該ヘキサメチレンテトラミンを溶
解する溶媒0.1〜5重量部、好ましくは0.5〜3重
量部である。
【0018】本発明の方法においては、反応圧が常圧〜
5×106Pa、好ましくは常圧〜5×105Paとなる
ように水素を導入しながら、方法1では反応温度5〜1
00℃、好ましくは25〜65℃で、方法2では反応温
度35℃以下、好ましくは30℃以下で反応を行い、2
−クロロ−5−トリクロロメチルピリジン1モルに対し
て水素が2〜3モル消費されると反応は完結する。反応
温度が上記範囲よりも低いと、反応に長時間を要し、ま
た上記範囲よりも高いと、ピリジン核の2位のクロロ基
の脱クロロ化が生じ易くなるため好ましくない。
【0019】本発明の方法1を実施するには、反応器に
2−クロロ−5−トリクロロメチルピリジン、ヘキサメ
チレンテトラミン、pKaが8以下の第3級アミン類、
水素化触媒及び溶媒を仕込み、導入管を通じて水素を導
入しながら加熱撹拌して反応を行えばよい。また本発明
の方法2を実施するには、第3級アミン類をpKaが8
を越える第3級アミン類に代え、さらに反応器にヨウ化
カリウムを仕込む以外は上記方法1と同様にして反応を
行えばよい。
【0020】反応により生成した2−クロロ−5−ピリ
ジルメチルヘキサメチレンテトラアンモニウムクロリド
(1)の単離、精製は、常法に従い、反応終了後抽出、
蒸留、再結晶等を行うことにより容易にできる。反応液
からの分離は、例えば以下に示す処理により容易に行う
ことができる。反応終了後、触媒を濾過し、水及び水と
混合しない有機溶剤で抽出すると、水層に2−クロロ−
5−ピリジルメチルヘキサメチレンテトラアンモニウム
クロリド(1)が抽出される。水層を濃縮すると結晶が
析出し、この結晶を再結晶すると2−クロロ−5−ピリ
ジルメチルヘキサメチレンテトラアンモニウムクロリド
(1)が得られる。
【0021】
【実施例】以下に実施例を示しさらに詳細に本発明を説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。 実施例1 容量500mlの電磁撹拌式オ−トクレーブに2−クロ
ロ−5−トリクロロメチルピリジン46.2g(0.2
モル)、ヘキサメチレンテトラミン56.0g(0.4
モル)、4−メチルピリジン(pKa=6.03)5
5.8g(0.6モル)、ラネーニッケル4.6g及び
水84.5gとトルエン46.2gを仕込んだ。ここに
水素を導入しながら反応圧を3×105Paに保ち、撹
拌下45℃で5時間反応を行った。反応終了後反応液を
室温まで冷却し、反応液にメタノールを加えて均一にし
た後、高速液体クロマトグラフィーにて分析したとこ
ろ、2−クロロ−5−ピリジルメチルヘキサメチレンテ
トラアンモニウムクロリド(1)の収率は67.6%で
あった。
【0022】実施例2 容量100mlの電磁撹拌オートクレーブに2−クロロ
−5−トリクロロメチルピリジン11.5g(0.05
モル)、ヘキサメチレンテトラミン14g(0.1モ
ル)、ピリジン(pka=5.23)11.9g(0.
15モル)、ラネーニッケル1.15g及び水21gと
トルエン11.5gを仕込み、反応を7時間行った以外
は実施例1と同様に行った。2−クロロ−5−ピリジル
メチルヘキサメチレンテトラアンモニウムクロリド
(1)の収率は21.4%であった。
【0023】比較例 ピリジンを使用しない以外は実施例2と同様に行った。
2−クロロ−5−ピリジルメチルヘキサメチレンテトラ
アンモニウムクロリド(1)の収率は7.9%であっ
た。また水素化触媒のラネーニッケルからニッケルの溶
出がみられた。
【0024】実施例3 4−メチルピリジン55.8gをトリエチルアミン(p
Ka=10.7)60.7g(0.6モル)に、反応温
度を45℃を25℃に代えそしてヨウ化カリウム16.
6g(0.1モル)を加えた以外は、実施例1と同様に
行った。2−クロロ−5−ピリジルメチルヘキサメチレ
ンテトラアンモニウムクロリド(1)の収率は68.6
%であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 人見 進 大阪府大阪市城東区放出西2丁目12番13号 広栄化学工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2−クロロ−5−トリクロロメチルピリ
    ジンとヘキサメチレンテトラミンと水素とを、pKaが
    8以下の第3級アミン類及び水素化触媒の存在下で、反
    応させることを特徴とする式(1): 【化1】 で示される2−クロロ−5−ピリジルメチルヘキサメチ
    レンテトラアンモニウムクロリドの製造方法。
  2. 【請求項2】 pKaが8以下の第3級アミン類がピリ
    ジン塩基類である請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 反応を溶媒中で行う請求項1又は2記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 水素化触媒がラネーニッケルである請求
    項1、2又は3記載の方法。
  5. 【請求項5】 反応温度が25〜65℃である請求項
    1、2、3又は4記載の方法。
  6. 【請求項6】 2−クロロ−5−トリクロロメチルピリ
    ジンとヘキサメチレンテトラミンと水素とを、pKaが
    8を越える第3級アミン類、ヨウ化カリウム及び水素化
    触媒の存在下で、35℃以下にて反応させることを特徴
    とする式(1): 【化2】 で示される2−クロロ−5−ピリジルメチルヘキサメチ
    レンテトラアンモニウムクロリドの製造方法。
JP7210028A 1994-08-05 1995-07-25 2−クロロ−5−ピリジルメチルヘキサメチレンテトラアンモニウムクロリドの製造方法 Pending JPH0899956A (ja)

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